JPS62275574A - 高品質片面溶接法 - Google Patents
高品質片面溶接法Info
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- JPS62275574A JPS62275574A JP11822386A JP11822386A JPS62275574A JP S62275574 A JPS62275574 A JP S62275574A JP 11822386 A JP11822386 A JP 11822386A JP 11822386 A JP11822386 A JP 11822386A JP S62275574 A JPS62275574 A JP S62275574A
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- welding
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- welded
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Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
この発明は片面溶接法の改良に関し、母材の裏面側に1
1間を形成することでガスの排出をうながして高品質の
溶接ができるようにしたものである。
1間を形成することでガスの排出をうながして高品質の
溶接ができるようにしたものである。
各種構造物の構造部材の接合に溶接法が使用されること
が多く、原油等の貯蔵に使用される油タンクや液化石油
ガス(LPG)等の低温液の貯蔵に使用される低湿タン
クにおいても溶接が多用されている。
が多く、原油等の貯蔵に使用される油タンクや液化石油
ガス(LPG)等の低温液の貯蔵に使用される低湿タン
クにおいても溶接が多用されている。
例えば第3図に示すような地上式タンク1にあっては、
地面に敷設したコンクリート等の基礎上に底板2を敷い
て溶接接合したのち、底板2の外周部に側板3を積み上
げながら溶接して上部が開口した円筒状のタンク本体4
を構築し、このタンク本体4の上部をドーム状等の屋根
4で覆って構築されている。
地面に敷設したコンクリート等の基礎上に底板2を敷い
て溶接接合したのち、底板2の外周部に側板3を積み上
げながら溶接して上部が開口した円筒状のタンク本体4
を構築し、このタンク本体4の上部をドーム状等の屋根
4で覆って構築されている。
このような地上式タンク1では、底板2同志の接合や屋
根5を構成する屋根骨5a上での屋根板5b同志の接合
等重ね溶接や裏当付突合せ溶接が用いられている。
根5を構成する屋根骨5a上での屋根板5b同志の接合
等重ね溶接や裏当付突合せ溶接が用いられている。
従来、溶接施工においては、裏当付付合せ溶接の場合、
■型開光を形成した母材、例えば底板2を突ぎ合せると
ともに、V型間光の下側に裏当金6を密着させて溶接す
るようにしたり、重ね溶接の場合、母材同志、例えば底
板2を茫着するようにして溶接することが行なわれてい
た。
■型開光を形成した母材、例えば底板2を突ぎ合せると
ともに、V型間光の下側に裏当金6を密着させて溶接す
るようにしたり、重ね溶接の場合、母材同志、例えば底
板2を茫着するようにして溶接することが行なわれてい
た。
ところが、上記の溶接法による溶接部をV線を用いて検
査すると、融は適止端部分等にブローホールや融は込み
不良等の欠陥が生じやすいことがわかった。
査すると、融は適止端部分等にブローホールや融は込み
不良等の欠陥が生じやすいことがわかった。
このようなブローホールや融は込み不良等は、溶接部の
強度上は特に問題となるものではないが、圧力容器等の
場合には、長期間の使用により拡大づるおそれもあり、
対策できるものであれば対策を施こすことが望ましい。
強度上は特に問題となるものではないが、圧力容器等の
場合には、長期間の使用により拡大づるおそれもあり、
対策できるものであれば対策を施こすことが望ましい。
この発明はかかる従来技術に鑑みてなされたもので、溶
接強度上の問題はないが非破壊検査によってのみ検出さ
れる微細な欠陥も発生することがない高品質片面溶接法
を提供しようとするものである。
接強度上の問題はないが非破壊検査によってのみ検出さ
れる微細な欠陥も発生することがない高品質片面溶接法
を提供しようとするものである。
上記問題点を解決するため溶接法について研究・実験を
進めたところ、溶接部に発生するブローホールや融は込
み不良等が、溶接にともなって発生ずるガスが円滑に排
出されず滞留するためであることがわかった。
進めたところ、溶接部に発生するブローホールや融は込
み不良等が、溶接にともなって発生ずるガスが円滑に排
出されず滞留するためであることがわかった。
そこで、この発明は、母材同志を片側から溶接するに際
し、母材の溶接側の反対側に溶接により発生するガスを
逃がす流路を形成して溶接するようにしたこと特徴とす
るものである。
し、母材の溶接側の反対側に溶接により発生するガスを
逃がす流路を形成して溶接するようにしたこと特徴とす
るものである。
母材の溶接側の反対側、すなわち母材の裏側に、溶接よ
り発生するガスを溶接方向やこれと古文する方向に逃が
すことができるよう流路を形成するようにしており、具
体的には、裏当金と母材との間に隙間を形成したり、X
型開先にするようにして溶接することで溶接欠陥の発生
を防止する。
り発生するガスを溶接方向やこれと古文する方向に逃が
すことができるよう流路を形成するようにしており、具
体的には、裏当金と母材との間に隙間を形成したり、X
型開先にするようにして溶接することで溶接欠陥の発生
を防止する。
以下この発明の実施例を図面を参照しながら具体的に説
明する。
明する。
第1図はこの発明の高品質片面溶接法にかかる斜視図で
ある。
ある。
この高品質片面溶接法では、母材10,11の溶接側の
反対側、すなわち裏側に、裏当金12を配置して片面の
突合せ溶接を行なう場合、母材10.11の装面と裏当
金12の表面との間に隙間δを形成し、この隙間を溶接
により発生するガスの流路として溶接する。
反対側、すなわち裏側に、裏当金12を配置して片面の
突合せ溶接を行なう場合、母材10.11の装面と裏当
金12の表面との間に隙間δを形成し、この隙間を溶接
により発生するガスの流路として溶接する。
こうして母材10,11をV型開光を形成して突き合せ
、裏当金12をわずかに離して配置したのち、溶接する
と、溶接により発生するガスは上方に拡散されると同時
に、母材10.11と裏当金12との隙間δを介して左
右方向に拡散され、溶接部に滞留することがなく、ブロ
ーホールが生じたり、融【プ込み不良を招くことがない
。
、裏当金12をわずかに離して配置したのち、溶接する
と、溶接により発生するガスは上方に拡散されると同時
に、母材10.11と裏当金12との隙間δを介して左
右方向に拡散され、溶接部に滞留することがなく、ブロ
ーホールが生じたり、融【プ込み不良を招くことがない
。
次に、母材10,11と裏当金12との間に隙間δを形
成する具体的な手段について第2図により説明する。
成する具体的な手段について第2図により説明する。
まず、第2図(a)に示す場合は、母材10゜11と裏
当金12との間に介在物13を介装する方法であり、金
属片を並べたり、これを命中に溶接固定Jるもの、ある
いは、実当金12上に溶接ビードを一定間隔に並べてこ
れを介在物13とする。
当金12との間に介在物13を介装する方法であり、金
属片を並べたり、これを命中に溶接固定Jるもの、ある
いは、実当金12上に溶接ビードを一定間隔に並べてこ
れを介在物13とする。
このような介在物13によって母+J10,11と裏当
金12との間に隙間δを形成すれば、溶接により発生す
るガスが裏当金12上に沿って拡散される。
金12との間に隙間δを形成すれば、溶接により発生す
るガスが裏当金12上に沿って拡散される。
また、第2図(b)に示す場合は、母材10゜11の裏
側に配置される裏当金12に溶接方向に沿う満12aを
形成し、この溝12aによって母材10.11と裏当金
との間に隙間δを形成するようにし、溶接により発生す
るガスを溶接方向前後に逃がそうとするものである。
側に配置される裏当金12に溶接方向に沿う満12aを
形成し、この溝12aによって母材10.11と裏当金
との間に隙間δを形成するようにし、溶接により発生す
るガスを溶接方向前後に逃がそうとするものである。
さらに、第2図(C)に示す場合は、裏当金12は平坦
のままとし、母材1o、iiに形成する開先を裏側に近
い部分もわずかに削り落したX型とし、このX型の下側
部分を溶接ガスの流路としており、溶接方向後方にのみ
溶接により発生するガスを逃がすものである。
のままとし、母材1o、iiに形成する開先を裏側に近
い部分もわずかに削り落したX型とし、このX型の下側
部分を溶接ガスの流路としており、溶接方向後方にのみ
溶接により発生するガスを逃がすものである。
また、第2図(d)に示す場合は、上記の突き合せ溶接
の場合と只なり、重ね溶接に適用しようとするものであ
り、この場合は裏当金を使用せず、母材10.11を重
ね、その間に隙間δを形成することで溶接による発生ガ
スを逃がすものであり、具体的には、介在物14、例え
ばくさびを使用し、溶接の進行に伴って外しながら溶接
する。
の場合と只なり、重ね溶接に適用しようとするものであ
り、この場合は裏当金を使用せず、母材10.11を重
ね、その間に隙間δを形成することで溶接による発生ガ
スを逃がすものであり、具体的には、介在物14、例え
ばくさびを使用し、溶接の進行に伴って外しながら溶接
する。
なお、介在物14としてくさびに限らず、隙間δを形成
できるものであれば良い。
できるものであれば良い。
以上のように、突き合せ溶接を片面から行なう場合や重
ね溶接の場合を含めて片面からアーク溶接等を行なう場
合に、母材の裏側に隙間δを形成ザることで、溶接によ
るガスを簡単に逃がすことができるのである。
ね溶接の場合を含めて片面からアーク溶接等を行なう場
合に、母材の裏側に隙間δを形成ザることで、溶接によ
るガスを簡単に逃がすことができるのである。
なお、この高品質溶接法は、上述のタンク各部の溶接の
みならず、広く構造物の構造部材の溶接に適用して有効
であり、特にXI!検査等を必要とする圧力容器等の溶
接法として好適である。
みならず、広く構造物の構造部材の溶接に適用して有効
であり、特にXI!検査等を必要とする圧力容器等の溶
接法として好適である。
また、夷当金を用いる場合に限らず、構造部材を裏当金
のように機能させる場合や単に支持部材とし、その上で
突き合せ溶接する場合に適用しても有効である。
のように機能させる場合や単に支持部材とし、その上で
突き合せ溶接する場合に適用しても有効である。
以上実施例とともに具体的に説明したようにこの発明に
よれば、母材同志を片側から突き合せ溶接したり、重ね
溶接するに際して、母材の溶接側の反対側に、溶接によ
り発生するガスを逃がす流路を形成して溶接するように
したので、従来溶接品質の確保のため母材裏面を裏当金
等と密性状態にして溶接する場合に比べ、ブローホール
や融は込み不良専の発生がなく、X線検査によっても欠
陥が検出されない高品質の溶接ができる。
よれば、母材同志を片側から突き合せ溶接したり、重ね
溶接するに際して、母材の溶接側の反対側に、溶接によ
り発生するガスを逃がす流路を形成して溶接するように
したので、従来溶接品質の確保のため母材裏面を裏当金
等と密性状態にして溶接する場合に比べ、ブローホール
や融は込み不良専の発生がなく、X線検査によっても欠
陥が検出されない高品質の溶接ができる。
したがって、圧力容器等の高品質な溶接を必要とする場
合に好適である。
合に好適である。
第1図はこの発明の高品質片面溶接法の一実施例にかか
る斜視図、第2図(a)〜(d)はそれぞれこの発明の
具体的施工例の斜視図、第3図は地上式タンクの溶接部
および従来法の説明図である。 10.11・・・母材、12・・・裏当金、13・・・
介在物、14・・・介在物、δ・・・隙間。 東
る斜視図、第2図(a)〜(d)はそれぞれこの発明の
具体的施工例の斜視図、第3図は地上式タンクの溶接部
および従来法の説明図である。 10.11・・・母材、12・・・裏当金、13・・・
介在物、14・・・介在物、δ・・・隙間。 東
Claims (1)
- 母材同志を片側から溶接するに際し、母材の溶接側の反
対側に溶接により発生するガスを逃がす流路を形成して
溶接するようにしたことを特徴とする高品質片面溶接法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822386A JPS62275574A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 高品質片面溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822386A JPS62275574A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 高品質片面溶接法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62275574A true JPS62275574A (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=14731268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11822386A Pending JPS62275574A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 高品質片面溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62275574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049940A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | スズキ株式会社 | トーションビーム式サスペンション |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5286939A (en) * | 1976-01-16 | 1977-07-20 | Kobe Steel Ltd | Overhead position gas shielded one side welding process |
JPS56119667A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-19 | Nippon Steel Corp | Method for prevention of formation of weld defects |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP11822386A patent/JPS62275574A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5286939A (en) * | 1976-01-16 | 1977-07-20 | Kobe Steel Ltd | Overhead position gas shielded one side welding process |
JPS56119667A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-19 | Nippon Steel Corp | Method for prevention of formation of weld defects |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049940A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | スズキ株式会社 | トーションビーム式サスペンション |
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