JPS6226220A - ケトプロフエン注射液 - Google Patents
ケトプロフエン注射液Info
- Publication number
- JPS6226220A JPS6226220A JP16703385A JP16703385A JPS6226220A JP S6226220 A JPS6226220 A JP S6226220A JP 16703385 A JP16703385 A JP 16703385A JP 16703385 A JP16703385 A JP 16703385A JP S6226220 A JPS6226220 A JP S6226220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ketoprofen
- alkali metal
- metal hydroxide
- injection
- castor oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は長期間保存しても安定なケトゾロ・フェン注射
液に関する。
液に関する。
ケトプロフエンは次式
で表わされる化学名3−ベンゾイルヒドラトロピック酸
なる化合物であ抄、優れた解熱鎮痛消炎作用を有するこ
とから、現在臨床において広く使用されている。
なる化合物であ抄、優れた解熱鎮痛消炎作用を有するこ
とから、現在臨床において広く使用されている。
しかしながら、ケトノロフェンは水に難溶性であり、こ
れを一旦水に溶解しても経時点に濁りが生ずるため注射
液とするのは困難であった。従って、やむなくケトプロ
フエンは従来内服として投与するか、あるいは粉末注射
剤として使用されていた。しかし、粉末注射剤は用時注
射用蒸留水に溶解して注射液を調製しなければなら表い
ので厄介であ抄、用時そのまま使用できる安定な注射液
の開発が望まれていた。
れを一旦水に溶解しても経時点に濁りが生ずるため注射
液とするのは困難であった。従って、やむなくケトプロ
フエンは従来内服として投与するか、あるいは粉末注射
剤として使用されていた。しかし、粉末注射剤は用時注
射用蒸留水に溶解して注射液を調製しなければなら表い
ので厄介であ抄、用時そのまま使用できる安定な注射液
の開発が望まれていた。
そこで、本発明者は、斯かる問題点を解決すべく鋭意研
究を行った。ケ)7”I−フェンはアルカリ剤を用いて
pH11,3以上にすれば水に溶解するが、斯かる高い
pFiでは注射剤として使用できない。しかし、ケトプ
ロフエンをポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の存在にお
いてアルカリ剤で注射液に適したpg 6〜7.5Ks
I1m整すれば水によく溶解し、しかもその水溶液は長
期間安定であることを見出し、本発明を完成した。
究を行った。ケ)7”I−フェンはアルカリ剤を用いて
pH11,3以上にすれば水に溶解するが、斯かる高い
pFiでは注射剤として使用できない。しかし、ケトプ
ロフエンをポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の存在にお
いてアルカリ剤で注射液に適したpg 6〜7.5Ks
I1m整すれば水によく溶解し、しかもその水溶液は長
期間安定であることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ケトプロフエン1重量部及び献す
オキシエチレン硬化ヒマシ油0.8〜3.5重量部を含
有し、アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩を添加してp
H6〜7.5に調整したケトプロフエン注射液を提供す
るものである。
オキシエチレン硬化ヒマシ油0.8〜3.5重量部を含
有し、アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩を添加してp
H6〜7.5に調整したケトプロフエン注射液を提供す
るものである。
本発明のケトプロプエン注射液の炉部に使用スるポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油としてはエチレンオキシド付
加モル数が10〜60のものが好ましく、例えばニラコ
ールHco−60(日光ケミカルズ株式会社製〕等が挙
げられる。この配合量はケトグロスエフ1重量部に対し
て0.8〜3.5重量部が好ましく、これより少ないと
ケトプロフエンの可溶化カ不充分であり、またこれより
多いと浸透圧が高くなるので好ましくない。
キシエチレン硬化ヒマシ油としてはエチレンオキシド付
加モル数が10〜60のものが好ましく、例えばニラコ
ールHco−60(日光ケミカルズ株式会社製〕等が挙
げられる。この配合量はケトグロスエフ1重量部に対し
て0.8〜3.5重量部が好ましく、これより少ないと
ケトプロフエンの可溶化カ不充分であり、またこれより
多いと浸透圧が高くなるので好ましくない。
また、アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩としては、苛
性ソーダ、苛性カリ、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等
が挙げられる。これらは溶液のpifが6〜7.5にな
るように添加すればよく、このためには通常全組成に対
し水酸化物の場合は0.3〜0.6重量%、炭酸塩の場
合には2〜3重量%になるように配合すればよい。
性ソーダ、苛性カリ、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等
が挙げられる。これらは溶液のpifが6〜7.5にな
るように添加すればよく、このためには通常全組成に対
し水酸化物の場合は0.3〜0.6重量%、炭酸塩の場
合には2〜3重量%になるように配合すればよい。
本発明の注射液には上記必須成分の他に、必要に応じて
プロピレングリコール、グリセロール、?リエチレング
リコール等の溶解補助剤、するいはペンシルアルコール
等の無痛化剤を添加配合することができる。溶解補助剤
はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油1重量部に対して0
.5〜3重量部が、無痛化剤は全組成の約1tffi%
が好ましい。
プロピレングリコール、グリセロール、?リエチレング
リコール等の溶解補助剤、するいはペンシルアルコール
等の無痛化剤を添加配合することができる。溶解補助剤
はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油1重量部に対して0
.5〜3重量部が、無痛化剤は全組成の約1tffi%
が好ましい。
本発明注射液の製造法は特に制限されないカ、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油にケトプロフエンを溶解し、こ
れに溶解補助剤及び無痛化剤を加え、更にアルカリ剤を
加えてpHを調整し、水を加えて注射用水溶液とし、最
後にこれを高温高圧下に滅菌するのが好ましい。
シエチレン硬化ヒマシ油にケトプロフエンを溶解し、こ
れに溶解補助剤及び無痛化剤を加え、更にアルカリ剤を
加えてpHを調整し、水を加えて注射用水溶液とし、最
後にこれを高温高圧下に滅菌するのが好ましい。
叙上の如くして得られる本発明の注射液は、高温、高圧
下に滅菌し、長期間保存しても微細異物等を析出するこ
とがたく安定であり、用時そのまま注射剤として使用で
きる。
下に滅菌し、長期間保存しても微細異物等を析出するこ
とがたく安定であり、用時そのまま注射剤として使用で
きる。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例
第1表に示す組成の注射液を調製し、その安定性を試験
した。
した。
試験は、注射液を、■2000ルクス下で30日間光照
射したとき、■40℃で6ケ丼放置したとき、■冷所に
6ケ月放置したとき、■室温に6ケ月放置したときの外
観変化を調べることによって行った。
射したとき、■40℃で6ケ丼放置したとき、■冷所に
6ケ月放置したとき、■室温に6ケ月放置したときの外
観変化を調べることによって行った。
その結果、比較品1及び2は■の試験で、24時間後に
白濁を生じたが発明品1〜15は何れにも白濁を認めな
かった。また発明品1〜15は(2)〜■の試験におい
ても白濁を認めず安定であり、注射液の基準に適合する
ものであった。
白濁を生じたが発明品1〜15は何れにも白濁を認めな
かった。また発明品1〜15は(2)〜■の試験におい
ても白濁を認めず安定であり、注射液の基準に適合する
ものであった。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ケトプロフエン1重量部及びポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油0.8〜3.5重量部を含有し、アルカリ金
属の水酸化物又は炭酸塩を添加してpH6〜7.5に調
整したことを特徴とするケトプロフエン注射液。 2、更に溶解補助剤又は/及びベンジルアルコールを含
有するものである特許請求の範囲第1項記載のケトプロ
フエン注射液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16703385A JPS6226220A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ケトプロフエン注射液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16703385A JPS6226220A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ケトプロフエン注射液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226220A true JPS6226220A (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=15842140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16703385A Pending JPS6226220A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ケトプロフエン注射液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226220A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994025068A1 (en) * | 1993-04-28 | 1994-11-10 | Bernard Charles Sherman | Improved pharmaceutical acceptable compositions containing an alcohol and a hydrophobic drug |
WO1998001138A1 (fr) * | 1996-07-04 | 1998-01-15 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Injections de succinate sodique de methylprednisolone |
JP2002265362A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-09-18 | Takeda Chem Ind Ltd | 医薬組成物 |
US6951885B2 (en) | 2000-08-10 | 2005-10-04 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Pharmaceutical composition |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332109A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-27 | Takeda Chem Ind Ltd | Injection |
JPS59172419A (ja) * | 1983-03-19 | 1984-09-29 | Minoru Suzuki | 注射後「とう」痛の緩和法およびその緩和剤 |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16703385A patent/JPS6226220A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332109A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-27 | Takeda Chem Ind Ltd | Injection |
JPS59172419A (ja) * | 1983-03-19 | 1984-09-29 | Minoru Suzuki | 注射後「とう」痛の緩和法およびその緩和剤 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994025068A1 (en) * | 1993-04-28 | 1994-11-10 | Bernard Charles Sherman | Improved pharmaceutical acceptable compositions containing an alcohol and a hydrophobic drug |
WO1998001138A1 (fr) * | 1996-07-04 | 1998-01-15 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Injections de succinate sodique de methylprednisolone |
JP2002265362A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-09-18 | Takeda Chem Ind Ltd | 医薬組成物 |
US6951885B2 (en) | 2000-08-10 | 2005-10-04 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Pharmaceutical composition |
US7247653B2 (en) | 2000-08-10 | 2007-07-24 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Pharmaceutical composition |
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