JPS62261700A - 斜流ポンプのインペラダクト - Google Patents

斜流ポンプのインペラダクト

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JPS62261700A
JPS62261700A JP10493786A JP10493786A JPS62261700A JP S62261700 A JPS62261700 A JP S62261700A JP 10493786 A JP10493786 A JP 10493786A JP 10493786 A JP10493786 A JP 10493786A JP S62261700 A JPS62261700 A JP S62261700A
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JP
Japan
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liner
duct
duct body
impeller
aluminum alloy
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JP10493786A
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Ryoichi Nakase
中瀬 良一
Masayoshi Nanami
正善 名波
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水ジェツト推進装置等に用いて好適な斜流ポ
ンプのインペラダクトに関する。
〔従来の技術〕
水ジェツト推進装置等に用いられる斜流ポンプのインペ
ラダクトは、軽量化を図るために、アルミ合金で製作す
ることが考えられている。しかしながら、インペラダク
トの全部をアルミ合金で製作する場合には、充分な強度
を該ダクトに確保するのに困難があり、また、インペラ
と該ダクトの間にかみ込む砂等の異物との摩擦によって
該ダクトに損耗を生じやすい。
そこで、実開昭80−60397号公報に示されるよう
に、インペラを収容するダクト本体の内周壁にライナを
圧入し、ダクト本体をアルミ合金で形成するとともに、
ライナをアルミ合金より強度の強いステンレス鋼、黄銅
等によって形成することが考えられる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来提案されている実開昭80−8
0397号公報に記載されるインペラダクトは、ダクト
本体の内周壁にライナを圧入し、圧入状態においてダク
ト本体とライナの中間部との間に間隙を形成するもので
あるため、以下の■〜■の問題点がある。
■インペラとライナの間に砂等の異物をかみ込んだ時、
ライナの背面に間隙があるため、ライナがへこみ、ポン
プ性能が著しく低下する。
■インペラとライナの間に砂等の異物をかみ込んでイン
ペラが回転する場合には、ライナに該異物との摩擦によ
る発熱を生ずるものの、ライナは両端部のみをダクト本
体に接しているため、ライナの発熱がスムースにダクト
本体側に放散しない、ライナの発熱は、ライナの両端部
が接するダクト本体の圧入支持部に集中して伝わる。こ
れにより、アルミ合金からなるダクト本体の圧入支持部
は局所的に加熱されて軟化ないし溶融し、ライナを保持
することが不可能となって、ライナの脱落を生じるおそ
れがある。
■ライナとダクト本体との圧入による接触部分には1両
者の不均一なあたりに基フ゛°く微小間隙が形成される
。この微小間隙は、上記接触部分への水の浸入を招く、
これにより、アルミ合金からなるダクト本体と、アルミ
合金よりイオン化傾向の小さいステンレス鋼もしくは黄
銅等からなるライナとは、両者の接触面間に水を介在さ
せることになって電食作用を生ずる。この結果、イオン
化傾向の大きいアルミ合金からなるダクト本体の圧入保
持部は、浸食されてライナを保持することが不可能とな
り、ライナの脱落を生ずるおそれがある。
本発明は、ダクト本体に対してライナを確実かつ安定的
に保持可能とすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、インペラを収容するダクト本体の内周壁にラ
イナを設けてなる斜流ポンプのインペラダクトにおいて
、ダクト本体をアルミ合金で形成するとともに、ライナ
をアルミ合金より強度の強い材料で形成し、上記ダクト
本体に上記ライナを鋳込むようにしたものである。
[作用] 本発明によれば、ライナはダクト本体の内周壁に鋳込ま
れ、ライナの背面とダクト本体との間に間隙を形成しな
い、したがって、インペラとライナの間に砂等の異物を
かみ込んでも、ライナはへこむことなくダクト本体に安
定的に保持される。
また、本発明によれば、ライナは、その背面の全領域を
ダクト本体の内周壁に接しているため、かみ込み異物と
の摩擦によるライナの発熱は、スムースにダクト本体側
に放散し、ダクト本体を局所的に加熱して軟化ないし溶
融することがない。
したがって、ライナはダクト本体に確実かつ安定的に保
持される。
また、本発明によれば、ライナは、その背面の全領域を
ダクト本体の内周壁に密着状態で接しているため、両者
の接触部分の間に水の浸入を生じることがない、したが
って、ライナと水の間に電食作用を生ずることがなく、
両者の内でイオン化傾向の大きい材料からなる側が浸食
されることなく、ライナはダクト本体に確実かつ安定的
に保持される。
すなわち、本発明によれば、ダクト本体に対してライナ
を確実かつ安定的に保持することが可能となる。
[実施例] 第1図は本発明が退出された水ジェット推進装着を一部
破断して示す側面図、第2図は第1図の要部を取り出し
て示す断面図、第3図は第1図のインペラダクトを取り
出して示す断面図である。
木ジェー2ト推進船10は、船体11の内部にエンジン
12を配置し、船体11の外部の後方下部に水ジェツト
推進装置を構成する斜流ポンプ13炙配置し、エンジン
12と斜流ポンプ13のインペラ14とを伝動軸15に
よって連結している。
16は船体11に設けられる座席、17はハンドル装置
である。
斜流ポンプ13は、船体11の船底後部に設けられる凹
部11Aに装着されており、伝動軸15に結合されて推
力を発生する前記インペラ14゜インペラ14の側に外
水を導入する吸込ケーシング18、吸込ケーシング18
に後続してインペラ14を収容するインペラダクト19
、インペラダクト19に後続して固定翼20を備える固
定翼ダクト21、固定翼ダクト21に後続する噴射ダク
ト22.噴射ダクト22に後続する操舵ノズル23から
なっている。
吸込ケーシング18.各ダクト19.21.22の4者
は、相互にいんろう部を介して結合される状態下で、不
図示の通しボルトで一体化され、インペラダクト19、
噴射ダクト22に設けられる固定用脚部24をシムを介
して船体11にボルト締めすることにより、船体11の
前記凹部11Aに装着される。
なお、伝動軸15の前端部は、船体11に設けられてい
る軸受ユニー7ト25によって支持される。また、伝動
軸15の後端部は、固定翼ダクト21のボス部26に設
けられている軸受ユニット27によって支持され、伝動
軸15の後端寄りに設けられているねじ部28にはイン
ペラ14のボス部29が螺着される。また、伝動軸15
の中間部は、吸い込みケーシング18に設けられている
軸受、ユニット30によって支持される。
操舵ノズル23は、前記ハンドル装置17と連結され、
前記ハンドル装置117の転舵操作に連動して、噴射ダ
クト22の後端部に対して回動可能とされる。
また、吸込ケーシング18は、水吸込口31と、水吸込
流路32を備えている。
また、斜流ポンプ13の下部には、吸込ケーシング18
を覆うスクリーン板33、各ダクト19.21.22お
よび操舵ノズル23を覆う船底板34が固定されている
。スクリーン板33は、水吸込口31の部分に格子状の
スクリーン33Aを備え、石等の異物の侵入を防止可能
としている。
しかして、この実施例において、インペラダクト19は
、インペラ14を収容するダクト本体35の内周壁にラ
イナ36を設けている。ここで、ダクト本体35はアル
ミ合金で形成され、ライナ36はアルミ合金より強度の
強い材料、たとえばステンレス鋼、黄銅等で形成されて
いる。さらに、ライナ36は、ダクト本体35の内周壁
に鋳込み状態で一体化されている。インペラダクト19
は、ダクト本体35にライナ36を鋳込んだ後、吸込ケ
ーシング18.固定翼ダクト21とのいんろう結合部、
ならびに、インペラ14に対向するライナ36.の内面
を切削加工される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、ライナ36はダクト本体35の内
周壁に鋳込まれ、ライナ36の背面とダクト本体35と
の間に間隙を形成しない、したがって、インペラ14と
ライナ36の間に砂等の異物をかみ込んでも、ライナ3
6はへこむことなくダクト本体35に安定的に保持され
る。
また、上記実施例によれば、ライナ36は、その背面の
全領域をダクト本体35の内周壁に接しているため、か
み込み異物との摩擦によるライナ36の発熱は、スムー
スにダクト本体35に放散し、ダクト本体35を局所的
に加熱して軟化ないし溶融することがない、したがって
、ライナ36はダクト本体35に確実かつ安定的に保持
される。
また、上記実施例によれば、ライナ36は、その背面の
全領域をダクト本体35の内周壁に密着状態で接してい
るため、両者の接触部分の間に水の侵入を生ずることが
ない、したがって、ライナ36とダクト本体35の間に
電食作用を生ずることがなく、両者のうちでイオン化傾
向の大きい材料からなる側が浸食されることなく、ライ
ナ36はダクト本体35に確実かつ安定的に保持される
すなわち、上記実施例によれば、ダクト本体35に対し
てライナ36を確実かつ安定的に保持することが可能と
なる。
さらに、上記実施例においては、インペラダクト19は
、ダクト本体35にライナ36を鋳込んだ後、吸込みケ
ーシング18、固定質ダクト21とのいんろう結合部、
ならびにインペラ14に対向するライナ36の内面を切
削加工するようにした。したがって、斜流ポンプ13の
組み立て状態下におけるインペラ14とインペラダクト
19のライナ36・・との間隙精度を容易に高精度化し
、安定したポンプ性能を確保することが可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、インペラを収容するダクト本
体の内周壁にライナを設けてなる斜流ポンプのインペラ
ダクトにおいて、ダクト本体をアルミ合金で形成すると
ともに、ライナをアルミ合金より強度の強い材料で形成
し、上記ダクト本体に上記ライナを鋳込むようにしたも
のである。
したがって、本発明によれば、ライナはダクト本体の内
周壁に鋳込まれライナの背面とダクト本体との間に間隙
を形成しない、したがって、インペラとライナの間に砂
等の異物をかみ込んでも、ライナはへこむことなくダク
ト本体に安定的ニ保持される。
また、本発明によれば、ライナはその背面ノ前憤域をダ
クト本体の内周壁に接しているため、かみ込み異物との
摩擦によるライナの発熱は、スムースにダクト本体側に
放散し、ダクト本体を局所的に加熱して軟化ないし溶融
することがない。
したがって、ライナはダクト本体に確実かつ安定的に保
持される。
また1本発明によれば、ライナは、その背面の前領域を
ダクト本体の内周壁に密着状態で接しているため、両者
の接触部分の間に水の浸入を生じることがない、したが
って、ライナと水の間に電食作用を生ずることがなく、
両者の内でイオン化傾向の大きい材料からなる側が浸食
されることなく、ライナはダクト本体に確実かつ安定的
に保持される。
すなわち、本発明によれば、ダクト本体に対してライナ
をダクト本体に対して確実かつ安定的に保持することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適量された水ジェツト推進装置を一部
破断して示す側面図、第2図は第1図の要部を取り出し
て示す断面図、第3図は第1図のインペラダクトを取り
出して示す断面図である。 13・・・斜流ポンプ、14・・・インペラ、19・・
・インペラダクト、35・・・ダクト本体、36・・・
ライナ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インペラを収容するダクト本体の内周壁にライナ
    を設けてなる斜流ポンプのインペラダクトにおいて、ダ
    クト本体をアルミ合金で形成するとともに、ライナをア
    ルミ合金より強度の強い材料で形成し、上記ダクト本体
    に上記ライナを鋳込むことを特徴とする斜流ポンプのイ
    ンペラダクト。
JP10493786A 1986-05-09 1986-05-09 斜流ポンプのインペラダクト Expired - Fee Related JPH0615880B2 (ja)

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JPH0615880B2 JPH0615880B2 (ja) 1994-03-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02115997U (ja) * 1989-03-03 1990-09-17

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JPH02115997U (ja) * 1989-03-03 1990-09-17

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