JPH07208383A - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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JPH07208383A
JPH07208383A JP7050627A JP5062795A JPH07208383A JP H07208383 A JPH07208383 A JP H07208383A JP 7050627 A JP7050627 A JP 7050627A JP 5062795 A JP5062795 A JP 5062795A JP H07208383 A JPH07208383 A JP H07208383A
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真 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で耐久性がよく、且つ分解、組立が容易
で、保守性と生産性の良好な水中ポンプを提供する。 【構成】 ポンプケーシングを中間ケーシング11と下
部ケーシング12とに分割し、下部ケーシング12をゴ
ム弾性体で構成するとともに上側オープン形状とし、下
部ケーシング12に一体構造で複数個の脚15を設け、
該脚15に、底板17まで延設された下端部15bと、
ストレーナ16の位置まで延設された外周側リブ15c
と、半径方向内方に延設されるとともに下部ケーシング
12の底部に接続された底部側リブ15dとを形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として工事用に使用
する水中ポンプに関し、モータ軸端にボルテックス羽根
車、即ち羽根車をポンプケーシングの後壁まで後退させ
て前面に広い間隙を形成し、ポンプ運転時、該間隙部の
空間に発生する渦流と共に砂等の異物を搬出するように
した羽根車を取付けた水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】主として工事用に使用される水中ポンプ
は、図7に示すように、吸込側にシュラウド(側板)を
有せず主板だけを有するセミオープン羽根車1が、モー
タ軸2の端部に設けられ、中間ケーシング(ブラケッ
ト)と下部ケーシングを一体構造にしたポンプケーシン
グ3内に収容され、吸込側には、羽根車1の前端面と微
少な隙間S1 (1〜2mm)を保って吸込カバー4が取付
けられている。そして該吸込カバー4の下方には、円筒
形のストレーナ5を介して底板6が、ボルト7によって
取付けられている。図中、8はメカニカルシール、9は
潤滑油である。
【0003】運転時、羽根車1の回転により、ストレー
ナ5を通って吸込まれた流体は、羽根車1により昇圧さ
れ、流路10を経て外部へ吐出されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の水中ポ
ンプでは、次のような問題点があった。 (i)羽根車1の微少な隙間S1 の調整が必要で、保守
に時間がかかり、また(ii)ポンプケーシング3内の流
路10を製作するためには、図8(b)に示すように、
鋳造上中子10aが必要となると共に、同図(a)に示
すように、加工部分(図中、記号▽の部分)も多く、造
形上及び加工上、多大な労力が必要となっていた。また
(iii)ポンプケーシング3を耐摩耗性のあるゴム弾性
体などで製作することは、形状的に不可能であった。
【0005】また(iv)分解時、図9に示すように、吸
込カバー4を外しても、羽根車1がポンプケーシング3
の内部に奥深く内装されているので、羽根車交換の際、
羽根抜きが困難であり、特殊治具が必要であった。
【0006】また(v)ポンプケーシング3が摩耗し、
ケーシング交換の際には、正常なメカニカルシール8ま
で分解しなければならず、また(vi)内部の潤滑油9も
廃棄せねばならなかった。
【0007】本発明は、上記した各問題点を解決し、軽
量で耐久性がよく、且つ分解、組立が容易で、保守性と
生産性の良好な水中ポンプを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、モータ軸端にボルテックス羽根車を取
付けた水中ポンプにおいて、ポンプケーシングを中間ケ
ーシングと下部ケーシングとに分割し、下部ケーシング
をゴム弾性体で構成するとともに上側オープン形状と
し、該下部ケーシングに一体構造で複数個の脚を設け、
該脚に、底板まで延設された下端部と、ストレーナの位
置まで延設された外周側リブと、半径方向内方に延設さ
れるとともに下部ケーシングの底部に接続された底部側
リブとを形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、脚に形成された外周側リブが
ストレーナに当接してゴム弾性体からなる下部ケーシン
グの内圧による半径方向外方への膨張変形が防止され、
脚の下端部が底板に当接して下部ケーシングの軸方向外
方への膨張変形が防止される。そして、運転中、吸込口
付近が負圧になっても半径方向内方に延びる底部側リブ
が下部ケーシングの吸込口部及びその周辺をポンプ室外
部側へ引っ張る作用をなすため、吸込口部及びその周辺
がポンプ室内部へ吸込まれる変形が防止される。このよ
うに、下部ケーシングの内圧による変形が防止されるの
で、下部ケーシングと中間ケーシングとのシール部から
の漏れが防止される。
【0010】また、中間ケーシングをモータに取付ける
ボルトの頭を、下部ケーシング側に設けた凹部に隙間狭
く嵌合させているので、下部ケーシングの膨張変形が防
止される。
【0011】また、ポンプ運転時、流体はストレーナを
通過した後、互いに間隔を隔てて突設された複数個の脚
の間及び下部ケーシング外面と底板の上面とで形成され
た吸込流路を経て羽根車吸込口へ導かれるが、該羽根車
は、主板を中間ケーシングに近接させるように後退さ
せ、前面に広い間隙を形成したボルテックス型に形成さ
れているので、運転時、該羽根車の前面の広い間隙部に
発生する渦流と共に砂等の異物が搬出されるので、羽根
車の摩耗は軽減される。
【0012】さらに、脚の位置に設けられ下部ケーシン
グを中間ケーシングと底板とで挟持するためのボルト
は、下部ケーシングの内圧による膨張変形を防止する。
またボルトを締付けることにより下部ケーシングを中間
ケーシングと底板とで挟持する際、スリーブ、ストレー
ナ等の部材により下部ケーシングの締代を調節すること
ができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1(a)は、本発明の一実施例を示す水中ポンプ
の縦断面図であって、図中、図7に記載した符号と同一
の符号は同一ないし同類部分を示すものとする。
【0014】図1(a)において、ポンプケーシングは
中間ケーシング(ブラケット)11と下部ケーシング1
2とに分割され、中間ケーシング11は、モータ13
に、ボルト14によって、ボルト頭14aを下部ケーシ
ング12上面に形成された凹部12aに隙間を狭くして
埋め込むようにして取付けられており、下部ケーシング
12は、従来の吸込カバー4(図7)と一体になってい
て、ゴム弾性体で構成されている。
【0015】また、該下部ケーシング12の下側(下
面)には、該下部ケーシングと一体構成の複数個の脚1
5が設けられている。脚15には、図1(a)および図
3に示すように底板17まで延設された下端部15b
と、放射方向に該下部ケーシング12の外周端12bに
達しストレーナ16の位置まで延設された外周側リブ1
5cと、半径方向内方に延設されるとともに下部ケーシ
ング12の底部に接続された底部側リブ15dとが形成
されている。
【0016】上記脚15及び下部ケーシング12の外周
12cに隙間狭く内接してストレーナ16が、下部ケー
シング12の側面全体を囲むようにして取付けられてお
り、該ストレーナ16と下部ケーシング12を下側より
支える底板17の下方より、ボルト18が、脚15と下
部ケーシング12の穴18aを貫通して延び、中間ケー
シング11にねじ込まれ、これにより下部ケーシング1
2、ストレーナ16、底板17を一括して取付けるよう
になっている。
【0017】上記中間ケーシング11と下部ケーシング
12とによって形成されたポンプケーシング室内には、
ボルテックス羽根車20が、その主板を中間ケーシング
11の内面近くまで後退させ、該羽根車20の前面(図
で下面)に広い間隙S2 を形成して取付けられており、
ポンプ運転時、上記間隙S2 部の空間に発生する渦流と
共に砂等の異物を搬出するようにして羽根車20の摩耗
を少なくしたいわゆるボルテックスポンプを形成してい
る。
【0018】なお、図中19は、ボルト18の貫通穴1
8aに挿入されたスリーブで、該ボルト18の締付けに
よるゴム弾性体からなる下部ケーシング12と脚15の
締代を調節するようになっている。またストレーナ16
も下部ケーシング12と脚15の締代の調節に寄与して
いる。21は、エアロック防止用の羽根車止めナットで
ある。
【0019】次に、作用について説明する。 (i)一般に、下部ケーシング12をゴム弾性体で形成
したものをポンプ運転すると、ケーシング内縦断面の圧
力分布は、図5(a)に示すように、吸込部31は負
圧、ポンプ内外周32は正圧となる。これにより、ゴム
弾性体ケーシング12は、図5(b)のように、吸込口
12d部がポンプ室内へ吸込まれ、ポンプ外壁12eは
外側へ押され、吸込口12dが羽根車20に当たった
り、外壁12eの変形により、ポンプ内の揚液が外部
へ、矢印33のように、漏れる現象が生じる。そこで、
変形防止のために、特殊配合材を添加してゴム硬度を高
くしたり、ケーシングの肉厚を極端に厚くしたりするこ
とが考えられるが、一般に知られているように、硬度が
上がると耐摩耗性が低下し、また肉厚を増すと重くな
り、材料費がかさむ結果となる。
【0020】これに対し、上記本実施例のものでは、ゴ
ム弾性体ケーシング12の下側に放射状の複数個の脚1
5を設け、該脚15に、下部ケーシング12の外周端1
2bまで延長して一体に突設した外周側リブ15cと、
半径方向内方に延設されるとともに下部ケーシング12
の底部に接続された底部側リブ15dとを形成し、且つ
下部ケーシング12を底板17と中間ケーシング11と
で上下に挟み込んで固定しているので、図5(c)に示
すように、吸込口12d及びその周辺部が矢印fのよう
にポンプ内部へ吸込まれるのを防止する矢印f′の力が
働く。すなわち、底部側リブ15dが下部ケーシング1
2の吸込口部及びその周辺をポンプ室外部へ引っ張る作
用をなすため、吸込口部及びその周辺がポンプ室内部へ
吸込まれる変形が防止される。
【0021】(ii)一方、下部ケーシング12の外周1
2cに隙間狭くストレーナ16が内接して、下部ケーシ
ング12側面全体を囲んでいるので、該ストレーナ16
が、ケーシング内圧膨張力Fを受け止め、反作用F′に
より該ケーシング12の変形を防止している。これらの
変形防止作用により、下部ケーシング12と中間ケーシ
ング11のシール部34からの漏れを防止している。
【0022】(iii)更に、下部ケーシング12の締付
ボルト18が、下部ケーシングの貫通穴18aを通って
中間ケーシング11にねじ込まれているので、該ボルト
18がポンプ内圧膨張を内部で防止している。また、中
間ケーシング11とモータ13との取付ボルト14が下
部ケーシング12側へ突出し、下部ケーシング凹部12
aにボルト頭14aが、図1(b)に拡大して示すよう
に、隙間S3 を狭くして挿入(嵌合)されているので、
ケーシング12の膨張変形を防止している。
【0023】(iv)他方、下部ケーシング12の下側に
一体に形成された複数個の脚15の間15a及び下部ケ
ーシング外面12fと底板17の上面17aとで吸込流
路を形成しているので、ポンプ運転時、下部ケーシング
12外周に配設されたストレーナ16全体が有効吸込面
積になる。且つ該ストレーナ16は、前記したようにケ
ーシング膨張補強材として下部ケーシング全体を囲んで
いるので、ストレーナ外径寸法(有効面積)が大きくと
れ、ごみ等による目詰まりがあっても有効面積に余裕が
あるので、ポンプの性能低下がない。
【0024】(v)次に、当該水中ポンプの分解組立時
には、図6に示すように、ケーシング締付ボルト18を
外すのみで、底板17、下部ケーシング12、ストレー
ナ16が分解でき、上記部品を外すと、羽根車20の全
体が点検できる。また、該羽根車20の交換の際には、
羽根車主板の裏側に、図示のように市販のプーリー抜き
工具Yを差し込み、矢印方向に下方へ引き下げることに
より、簡単に該羽根車20を抜くことができる。
【0025】(vi)また、下部ケーシング12の摩耗交
換を、メカニカルシール8を分解することなく、また潤
滑油9を廃却することなく行うことができる。また、組
立に際しては、中間ケーシング11の取付ボルト頭14
aが下部ケーシング12の凹部12aへインロー(嵌
合)となってかみ合い、締付ボルト18の中間ケーシン
グ11への位置合わせを簡単に行うことができるので、
組立時間が短縮される。
【0026】この実施例によれば、次のような効果が奏
される。 (i)下部ケーシング12は上側が開放されたオープン
形状になっているので、機械加工が不要で、生産性が向
上する。且つケーシングに付着したスケール落しが、図
4(b)に示すように、スケール落し用工具Xにより上
側より流路全体に対して行うことができ、また下部ケー
シング12が単体としてモータ13より外れるので、取
扱いも簡単となる。
【0027】(ii)底板17、ボルト14,18、スト
レーナ16等の標準部品を利用してゴム弾性体の下部ケ
ーシング12の内圧膨張変形を防止することができて耐
圧構造とすることができ、これによりゴム弾性材料硬度
を比較的軟かくすることができるので、耐摩耗性を向上
させることができる。また、軽量化も計られる。
【0028】(iii)ポンプケーシングを中間ケーシン
グ11と下部ケーシング12の分割構造としたことによ
り、羽根車20の点検と交換作業が容易で、ケーシング
の取扱いが簡単になり、またケーシング交換時、メカニ
カルシール8への影響がなく、保守が容易である。
【0029】上記した実施例において、下部ケーシング
12の下側に突設される脚15を、放射状に設けた構造
について説明したが、該脚は、外端部が下部ケーシング
の外周端12bまで延長され、且つ互いに間隔を隔てて
配置され、流体をポンプ吸込口へ導くものであればよ
く、必ずしも放射方向でなくてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が奏される。 (i)ポンプケーシングを中間ケーシングと下部ケーシ
ングとに分割したことにより、羽根車の点検・交換が容
易となり、ケーシングの取扱いが簡単になり、また、ケ
ーシング交換時、メカニカルシールへの影響がなく、保
守が容易となる。 (ii)分割された下部ケーシングを上側オープン形状と
したことにより、機械加工不要のゴム弾性体成形ケーシ
ングが製作可能となり、これにより生産性を向上させる
ことができる。
【0031】(iii)脚に形成された外周側リブがスト
レーナに当接してゴム弾性体からなる下部ケーシングの
内圧による半径方向外方への膨張変形が防止され、脚の
下端部が底板に当接して下部ケーシングの軸方向外方へ
の膨張変形が防止される。そして、運転中、吸込口付近
が負圧になっても半径方向内方に延びる底部側リブが下
部ケーシングの吸込口部及びその周辺をポンプ室外部側
へ引っ張る作用をなすため、吸込口部及びその周辺がポ
ンプ室内部へ吸込まれる変形が防止される。従って、下
部ケーシングをゴム弾性体で構成しても充分な耐圧構造
とすることができるので、該ゴム弾性体の硬度を比較的
軟らかくすることができ、従って、下部ケーシングをゴ
ム弾性体で構成することにより、ケーシングの耐摩耗性
が向上し、且つ軽量化が可能となる。
【0032】(iv)中間ケーシングをモータ下端に取付
けるボルト頭を,下部ケーシングの凹部へ嵌合させるよ
うにすることにより、下部ケーシングの膨張変形を防止
するばかりでなく、組立て時において下部ケーシング用
締付ボルトの中間ケーシングへの位置合わせを簡単に行
うことができる。
【0033】(v)脚の位置に設けられ下部ケーシング
を中間ケーシングと底板とで挟持するためのボルトは、
下部ケーシングの内圧による膨張変形を防止する。また
ボルトを締付けることにより下部ケーシングを中間ケー
シングと底板とで挟持する際、スリーブ、ストレーナ等
の部材により下部ケーシングの締代を調節することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例を示す水中ポン
プの縦断面図であり、図1(b)は図1(a)の要部の
拡大断面図である。
【図2】下部ケーシングの上面図である。
【図3】下部ケーシングの底面図である。
【図4】図4(a)及び図4(b)は弾性体製下部ケー
シングの説明図である。
【図5】図5(a),図5(b)及び図5(c)は作用
説明図である。
【図6】本発明の水中ポンプの分解時の説明図である。
【図7】従来例の水中ポンプの縦断面図である。
【図8】図8(a)及び図8(b)は従来例のポンプケ
ーシングの製作時の説明図である。
【図9】従来例の水中ポンプの分解時の説明図である。
【符号の説明】
2 モータ軸 11 中間ケーシング 12 下部ケーシング 12a 凹部 12b 下部ケーシング外周端 12c 下部ケーシング外周 13 モータ 14 ボルト 14a ボルト頭 15 脚 15b 下端部 15c 外周側リブ 15d 底部側リブ 16 ストレーナ 17 底板 18 ボルト 20 ボルテックス羽根車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ軸端にボルテックス羽根車を取付
    けた水中ポンプにおいて、ポンプケーシングを中間ケー
    シングと下部ケーシングとに分割し、下部ケーシングを
    ゴム弾性体で構成するとともに上側オープン形状とし、
    該下部ケーシングに一体構造で複数個の脚を設け、該脚
    に、底板まで延設された下端部と、ストレーナの位置ま
    で延設された外周側リブと、半径方向内方に延設される
    とともに下部ケーシングの底部に接続された底部側リブ
    とを形成したことを特徴とする水中ポンプ。
  2. 【請求項2】 中間ケーシングをモータ下端に取付ける
    ボルトの頭を、下部ケーシング側へ突出させ、該下部ケ
    ーシングに、前記ボルト頭が隙間狭く入り込むように凹
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載の水中ポン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記脚の位置に下部ケーシングを中間ケ
    ーシングと底板とで挟持するためのボルトが設けられ、
    該ボルトは下部ケーシングの内圧による膨張を防止する
    ことを特徴とする請求項1記載の水中ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ボルトを締付けることにより下部ケ
    ーシングを中間ケーシングと底板とで挟持する際、下部
    ケーシングの締代を調節する部材が設けられていること
    を特徴とする請求項3記載の水中ポンプ。
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Cited By (2)

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