JP2581188Y2 - ポンプ用インペラ - Google Patents

ポンプ用インペラ

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JP2581188Y2
JP2581188Y2 JP1992079520U JP7952092U JP2581188Y2 JP 2581188 Y2 JP2581188 Y2 JP 2581188Y2 JP 1992079520 U JP1992079520 U JP 1992079520U JP 7952092 U JP7952092 U JP 7952092U JP 2581188 Y2 JP2581188 Y2 JP 2581188Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の羽根を有する円
盤や回転軸が挿通されるボス部を、合成樹脂材料にて一
体成形したポンプ用インペラに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば深井戸用水中ポンプにおいては、
細長いポンプケーシングの内部に複数のインペラが収容
されており、これらインペラは、モータにより回転駆動
される回転軸上に取り付けられている。
【0003】各インペラは、二枚の円盤の間に複数の羽
根を備えており、一方の円盤の中心部から水を吸い上げ
て外周面から吐き出すようになっている。そして、この
円盤の中心部には、回転軸が通されるボス部が形成され
ており、このボス部は回転軸に対しキーを介して結合さ
れている。このため、ボス部は、回転軸が挿通される挿
通孔と、この挿通孔に開口されるキー溝とを備えてお
り、このキー溝にキーを嵌合することで、インペラが回
転軸の外周に固定されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のイン
ペラは、鋳鉄やステンレス鋼のような金属材料にて構成
されているが、特に防錆、軽量化およびコストダウンが
要求される場合には、インペラ全体をポリアミド樹脂の
ような合成樹脂材料で成形することがあり得る。インペ
ラを合成樹脂製とした場合、この合成樹脂材料は、金属
材料に比較して剛性や機械的強度が劣るので、キーによ
る動力伝達では、ボス部に亀裂が生じる等して、回転軸
の回転トルクがインペラにうまく伝わらなくなるといっ
た問題が生じてくる。
【0005】すなわち、キーが嵌合されるキー溝は、挿
通孔の内面に連なる一対の側面と、これら側面間を結ぶ
底面とで構成されるので、回転軸が回転した時、キーは
キー溝の一方の側面に押圧される。このため、回転軸の
回転トルクは、キー溝の側面からボス部を通じてインペ
ラに伝えられることになり、この際、キー溝の側面と底
面とがなす角部に引張応力が発生する。すると、インペ
ラのボス部は、キー溝の部分の肉厚が他の部分に比べて
局部的に薄くなっており、特にキー溝の角部に相当する
部分の機械的強度が不足する傾向にあるので、上記引張
応力が繰り返し加わった場合には、強度的に弱い合成樹
脂材料が変形することがあり得る。
【0006】そして、本考案者が行った応力解析による
と、この引張応力はボス部のなかでも円盤から突出され
たボス部の付け根部分に集中して発生することが明らか
となり、このボス部の付け根部分において、キー溝の角
部を起点としてボス部に亀裂が発生し、キーからボス部
へのトルク伝達が妨げられてしまう。
【0007】なお、合成樹脂製のボス部の破損を防止す
る手立てとしては、ボス部にキー溝を有する金属部品を
インサートしたり、あるいはキー溝を省略して挿通孔の
内面の互いに対向する二箇所に平面部を形成し、回転軸
とボス部との嵌合部分に回り止め用の、いわゆる二面幅
部を形成することが考えられる。
【0008】しかしながら、金属部品をインサートする
方法では、金属部品の加工に手間を要するとともに、組
み立て工数が増大し、コストが非常に高くなる問題があ
る。また、二面幅部を形成する方法では、回転軸の外周
面にも加工を施す必要があるので、例えば深井戸用水中
ポンプのように、回転軸の軸長が長いものでは、加工が
多大な手間と労力を要することになり、かつコストも高
くなるといった問題が残る。
【0009】本考案は、このような事情にもとづいてな
されたもので、キー溝を有するボス部を円盤と共に合成
樹脂材料で一体成形したにも拘らず、キー溝を含めたボ
ス部の変形や亀裂の発生を防止でき、回転軸からのトル
ク伝達を確実に行えるとともに、構造簡単で加工も容易
に行え、安価なポンプ用インペラの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のインペラは、複数の羽根を有する円盤と、
この円盤の中心部に突設され、回転軸が通される挿通孔
を有するボス部とを、合成樹脂材料にて一体に成形する
とともに、上記ボス部に、上記挿通孔の内面に開口する
キー溝を形成し、このキー溝にキーを嵌合することによ
り、上記ボス部を回転軸上に取り付ける構成を前提とし
ている。
【0011】そして、上記円盤から突出するボス部の付
け根部分に、このボス部よりも剛性の高い金属材料にて
一端側外周部にフランジ部を有する筒形状に構成された
補強材を、上記ボス部の外周面および上記円盤の端面
覆うように一体に埋め込んだことを特徴としている。
【0012】
【作用】このような構成によれば、引張応力が集中し易
いボス部の付け根部分が高剛性の補強材によって外側か
ら押え込まれるので、キー溝の角部に引張応力が集中し
て加わったとしても、このキー溝を含めたボス部の変形
を抑えることができる。しかも、補強材の存在によっ
て、キー溝の角部に生じる引張力を圧縮力として受け止
めることができ、上記ボス部の変形を抑えることができ
ることと合わせて、キー溝の角部からの亀裂の発生を未
然に防止することができる。
【0013】また、補強材は、ボス部を覆うような単純
な形状であるので、例えば板金材をプレス成形すること
で製造が可能であり、加工に手間を要しない。このた
め、インペラへの埋め込みを容易に行うことができ、製
造コストを低減できる。
【0014】
【実施例】以下本考案の第1実施例を、深井戸用水中ポ
ンプに適用した図1ないし図6にもとづいて説明する。
【0015】図6は深井戸用水中ポンプ1を示してお
り、このポンプ1は、下端部に吸込フレーム2を備えて
いる。吸込フレーム2は吸込口3を有し、この吸込口3
はストレーナ4によって覆われている。
【0016】吸込フレーム2上には、細長い管状のポン
プケーシング5が連結されている。ポンプケーシング5
は、吸込ケーシング6、第1ないし第5の中間ケーシン
グ7a〜7eおよび吐出ケーシング8とに分割されてい
る。吸込ケーシング6は、吸込フレーム2に連なってお
り、この吸込ケーシング6と吐出ケーシング8との間に
中間ケーシング7a〜7eが同軸状に積み重ねられてい
る。そして、これら吸込ケーシング6、中間ケーシング
7a〜7eおよび吐出ケーシング8は、バンド9を介し
て軸方向に締め付けられており、この締め付けにより、
中間ケーシング7a〜7eが吸込ケーシング6と吐出ケ
ーシング8との間で挾み込まれている。なお、ポンプケ
ーシング5の上端部に位置された吐出ケーシング8に
は、連結管10を介して弁ケーシング11が連結されて
いる。
【0017】ポンプケーシング5の内部には、回転軸1
4が同軸状に挿通されている。回転軸14は、複数の軸
受13を介してポンプケーシング5に回転自在に支持さ
れている。回転軸14の下端部は、継手15を介してモ
ータ16に連結されている。モータ16は、吸込フレー
ム2の下端部に支持されており、このモータ16によっ
て回転軸14が矢印A方向に回転駆動される。そして、
この回転軸14の外周面には、その全長に亘ってキー1
7が固定されている。
【0018】回転軸14上には、4個のインペラ18
a,18b,18c,18dが直列に並べて取り付けら
れている。インペラ18a,18b,18c,18d
は、中間ケーシング7a〜7eの内側に位置されてい
る。各インペラ18a,18b,18c,18dは、例
えばポリアミド樹脂のような合成樹脂材料にて一体に型
成形されている。そして、これらインペラ18a,18
b,18c,18dの構造および寸法は、全く同一とな
っているため、ここでは四段目のインペラ18dを代表
して説明する。
【0019】図1および図2に示すように、インペラ1
8dは、第1の円盤20と第2の円盤21とを備えてい
る。円盤20,21は、回転軸14の軸方向に離間して
配置されており、これら円盤20,21の間に、円弧状
に彎曲された複数枚の羽根22が挾み込まれている。羽
根22は、図2に示すように、円盤20,21の周方向
に間隔を存して配置されており、円盤20,21の中心
部から外周部に向って延びている。第1の円盤20は、
インペラ18aの軸方向に開口する吸込口23を備えて
いる。この吸込口23は、羽根22の一端部に連なって
おり、これら羽根22の他端部間には、インペラ18a
の外周面に開口する複数の吐出口24が形成されてい
る。
【0020】円盤20,21の回転中心部には、ボス部
25が設けられている。ボス部25の一端部は、上記吸
込口23の内側にまで延びているとともに、他端部は、
第2の円盤21から軸方向に所定長さ突出されている。
このボス部25は、上記回転軸14が挿通される挿通孔
26と、この挿通孔26に開口するキー溝27とを備え
ている。
【0021】キー溝27は、図1の(b)や図2に示す
ように、挿通孔26の内面に連なる一対の互いに対向し
合う側面28a,28bと、これら側面28a,28b
の間を連結する底面29とを有し、これら側面28a,
28bと底面29とは直角に交わっている。このため、
ボス部25の肉厚tは、キー溝27の部分でこのキー溝
27の深さに応じた分だけ減小されている。そして、こ
のキー溝27に上記キー17が嵌合されており、この嵌
合により、インペラ18dと回転軸14とが一体に回転
するように結合されている。
【0022】図6に示すように、各インペラ18a〜1
8dの吸込口23の外周面は、ライナリング31を介し
て中間ケーシング7a〜7eの内面に回転自在に支持さ
れている。また、一段目と三段目のインペラ18a,1
8cのボス部25の外周面は、リング状のブッシュ32
を介して中間ケーシング7aおよび7dの内側の支持部
33a,33dに回転自在に支持されている。
【0023】ところで、第2の円盤21から突出するボ
ス部25の付け根部分25aには、補強材35が一体に
埋め込まれている。補強材35は、中空筒状の主部36
と、この主部36の一端に連なるリング状のフランジ部
37とを備えている。この補強材35は、インペラ18
aを構成する合成樹脂材料よりも高剛性な金属材料、例
えばステンレス板をプレスすることにより一体成形され
ている。そして、補強材35の主部36は、ボス部25
の付け根部分25aの外周面に埋め込まれているととも
に、フランジ部37は、ボス部25に連なる第2の円盤
21の端面に埋め込まれている。このことから、補強材
35は、特に引張応力が集中する傾向にあるボス部25
の付け根部分25aを周方向に連続して包囲している。
【0024】なお、この補強材35は、インペラ18d
の型成形時に成形型40に一体にインサートされるよう
になっている。すなわち、図3に示すように、成形型4
0は、ボス部25を成形するための凹部41を備えてお
り、この凹部41の開口端部に補強材35の主部36が
挿入保持されている。そして、本実施例の補強材35
は、フランジ部37を備えているため、補強材35を成
形型40にセットする際に、このフランジ部37を掴ん
で作業することができ、作業性が良好となる。それとと
もに、フランジ部37の端面を成形型40に突き当てた
状態でインペラ18dの成形を行えるために、ボス部2
5に対する補強材35の軸方向の位置決めを確実かつ容
易に行うことができるものである。
【0025】また、本実施例の場合、複数のインペラ1
8a〜18dのうち、そのボス部25がブッシュ32を
介して中間ケーシング7a,7eに支持されている一段
目と三段目のインペラ18a,18cでは、図4や図5
に示すように、補強材35の主部36がボス部25の上
端にまで延長されている。この主部36の延長部36a
は、ブッシュ32に接するボス部25の外周面を覆って
おり、この延長部36aがブッシュ32に回転自在に接
している。
【0026】このような構成の水中ポンプ1において、
モータ16を介して回転軸14が回転駆動されると、イ
ンペラ18a〜18dが回転し、吸込口3からポンプケ
ーシング5内に地下水が吸入される。この吸入された地
下水は、インペラ18a〜18dで四段階に加圧された
後、吐出ケーシング8に吐き出され、この吐出ケーシン
グ8から連結管10や弁ケーシング11を介して図示し
ない揚水管に導かれる。
【0027】ところで、地下水を加圧する合成樹脂製の
インペラ18a〜18dは、そのボス部25がキー17
を介して回転軸14に固定されているので、回転軸14
の回転トルクは、キー17からキー溝27の一方の側面
28aを介してボス部25に伝えられる。このため、キ
ー溝27の側面28aと底面29とがなす角部に引張応
力が発生する。特にこの引張応力は、円盤21から突出
されたボス部25の付け根部分25aに集中して発生す
るので、このボス部25の付け根部分25aにおいてキ
ー溝27の角部から亀裂が発生する傾向にある。
【0028】しかるに、上記構成においては、引張応力
が集中し易いボス部25の付け根部分25aの外周面か
ら第2の円盤21の端面に至る部分に、合成樹脂材料よ
りも高剛性の補強材35が一体にインサートされている
ので、この補強材35によってボス部25の付け根部分
25aを外側から押え込むことができ、キー溝27を含
めたボス部25の変形を防止することができる。
【0029】また、ボス部25を補強材35で覆って、
このボス部25の変形を抑えたことにより、インペラ1
8a〜18dの回転時にキー溝27の角部に加わる引張
力を圧縮力として受け止めることができる。このことか
ら、キー溝27の角部からボス部25に亀裂が生じるの
を防止することができ、ボス部25の破損やこれにもと
づく伝達トルクの低下を解消することができる。
【0030】しかも、本実施例の補強材35は、円盤2
1の端面に埋め込まれるリング状のフランジ部37を一
体に備えているので、このフランジ部37が補強材35
の主部36の変形を抑える補強機能を発揮する。したが
って、補強材35自体の剛性を充分に確保することがで
き、ボス部25の変形を確実に防止することができる。
【0031】その上、補強材35は、ボス部25を覆う
ような単純な筒形状であるから、ステンレス製の板金材
をプレスすることで製造が可能であり、加工に手間を要
しないとともに、量産する上でも好都合となる。このた
め、インペラ18a〜18dに容易に組み込むことがで
き、その分、製造コストを低減して安価に提供すること
ができる。
【0032】また、一段目と三段目のインペラ18a,
18cは、その合成樹脂製のボス部25がブッシュ32
を介して中間ケーシング7a,7dに支持されている
が、本実施例では、ボス部25の付け根部分25aを覆
う補強材35の主部36を軸方向に延長し、この延長部
36aでボス部25全体を覆っているので、ポンプケー
シング5内に吸い込まれる地下水中に砂等の異物が含ま
れているような場合でも、この異物の噛み込みによるボ
ス部25の摩耗を防止することができる。したがって、
特にこの構成の場合は、補強材35そのものを耐摩耗性
に優れた材料で構成することが望ましいものとなる。な
お、本考案に係るインペラは、上記第1実施例に特定さ
れるものではなく、図7に本考案の第2実施例を示す。
【0033】この第2実施例において上記第1実施例と
相違する点は、補強材35のフランジ部37の径方向に
対向する二箇所に、互いに平行をなすように直線状に切
り欠かれた切り欠き51a,51bを設け、これら切り
欠き51a,51bをボス部25に対する補強材35の
回り止めとした点にあり、それ以外の構成は上記第1実
施例と同様である。
【0034】また、図8に示す本考案の第3実施例のよ
うに、補強材35のフランジ部37の径方向に対向する
二箇所に、円弧状に切り欠かれた凹部61a,61bを
形成し、これら凹部61a,61bをボス部25に対す
る補強材35の回り止めとしても良い。さらに、図9に
は、本考案の第4実施例が開示されている。この第4実
施例は、主に補強材35の形状が上記第1実施例と相違
しており、それ以外の構成は第1実施例と同様である。
【0035】図9に示すように、補強材35の主部36
は、フランジ部37よりもインペラ18a〜18dの吸
込口23側に延びる筒状の突部71を備えている。この
突部71は、ボス部25と第1の円盤20との連続部分
の内部に一体に埋め込まれており、この連続部分を内側
から補強している。また、本考案に係るインペラは、深
井戸用水中ポンプに用いるものに特定されるものではな
く、その他の種々の遠心ポンプに適用可能なことは勿論
である。
【0036】
【考案の効果】以上詳述した本考案によれば、引張応力
が集中し易いボス部の付け根部分をなすボス部の外周面
および円盤の端面に、合成樹脂材料よりも高剛性の筒形
状の補強材を一体にインサートしたので、このボス部の
付け根部分を外側から押え込むことができ、キー溝を含
めたボス部の変形を防止できとともに、インペラの回
転時にキー溝の角部に加わる引張力を圧縮力として受け
止めることができる。したがって、キー溝の角部からボ
ス部に亀裂が生じるのを防止することができ、このボス
部の破損を解消して、回転軸からのトルク伝達を確実に
行うことができる。特に補強材はフランジ部により変形
に耐える剛性が十分に確保されるから、ボス部の破損を
確実に防止できる。
【0037】しかも、補強材は、ボス部を覆うような単
純な筒形状であるから、板金材をプレスすることで製造
が可能であり、加工に手間を要しないとともに、量産す
る上でも好都合となる。このことから、補強材をインペ
ラに容易に組み込むことができ、その分、製造コストを
低減して安価に提供できるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案の第1実施例におけるインペ
ラの断面図。(b)は、図1の(a)のB線方向から見
たインペラの平面図。
【図2】図1の(a)のCーC線に沿う断面図。
【図3】インペラを成形する型と、その型に補強材を取
り付けた状態を示す断面図。
【図4】中間ケーシングにブッシュを介して支持される
インペラの断面図。
【図5】三段目のインペラ回りを拡大して示す深井戸用
水中ポンプの断面図。
【図6】深井戸用水中ポンプの断面図。
【図7】(a)は、本考案の第2実施例におけるインペ
ラの断面図。(b)は、図7の(a)のD線方向から見
たボス部と補強材の平面図。
【図8】(a)は、本考案の第3実施例におけるインペ
ラの断面図。(b)は、図8の(a)のE線方向から見
たボス部と補強材の平面図。
【図9】本考案の第4実施例におけるインペラの断面
図。
【符号の説明】
14…回転軸、 17…キー、 18a
〜18d…インペラ、21…円盤(第2の円盤)、
22…羽根、25…ボス部、 2
6…挿通孔、 27…キー溝、35…補強材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−157487(JP,A) 実開 昭62−47798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/22

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の羽根を有する円盤と、 この円盤の中心部から突出され、回転軸が挿通される挿
    通孔を有するボス部と、を備えており、 これら円盤とボス部とを合成樹脂材料にて一体に成形す
    るとともに、 上記ボス部に、上記挿通孔の内面に開口するキー溝を形
    成し、 このキー溝にキーを嵌合することにより、上記ボス部と
    回転軸とを一体に結合してなるポンプ用インペラにおい
    て、 上記円盤から突出するボス部の付け根部分に、このボス
    部よりも剛性の高い金属材料にて一端側外周部にフラン
    ジ部を有する筒形状に構成された補強材を、上記ボス部
    の外周面および上記円盤の端面を覆うように一体に埋め
    込んだことを特徴とするポンプ用インペラ。
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