JPH03112795A - 船舶推進機用プロペラのダンパラバー組立体 - Google Patents

船舶推進機用プロペラのダンパラバー組立体

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JPH03112795A
JPH03112795A JP1248198A JP24819889A JPH03112795A JP H03112795 A JPH03112795 A JP H03112795A JP 1248198 A JP1248198 A JP 1248198A JP 24819889 A JP24819889 A JP 24819889A JP H03112795 A JPH03112795 A JP H03112795A
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JP
Japan
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rubber
press
propeller
fitting
damper
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JP1248198A
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Hiroshi Harada
博 原田
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機等の船舶推進機用プロペラのダンパラ
バー組立体に関する。
[従来の技術] 船外機等にあワては、航走時のプロペラに対する流木衝
突に起因する過大トルクからプロペラ破損を防止するた
め、プロペラ軸とプロペラのボス部との間にダンパラバ
ー組立体を設けている。
ダンパラバー組立体は、ブツシュの外周部にラバーを焼
き付けたものであり、これをプロペラのボス部内径に圧
入し、プロペラと一体化して用いている。
このダンパラバー組立体は、通常時にはラバーとボス部
内径との間の静摩擦力てプロペラ軸トルク(エンジン出
力)をプロペラに伝達し、他方、プロペラに流木等が接
触して過大トルクが作用した時にはそのトルクを逃がし
、かつその後は再び通常のトルク伝達を行なう。尚、上
述の過大トルク作用時には、ラバーとボス部内径とか互
いに滑ることで、この過大トルクを伝達しないようにす
るものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、ダンパラバー組立体による通常時の最大伝達
トルクは、圧入後におけるラバーとボス部内径との間の
接触圧と接触面積により定まる。
この最大伝達トルクを大きくするには、これら接触圧と
接触面積を大きくすれば良い。
そして、接触圧を上げるには、圧入率を上げれば良いが
、これを大きくすると圧入荷重が大きくなって、ブツシ
ュからラバーの剥離やラバーの切れ等の加工上の不都合
を生ずる。
この時、圧入率は、圧入前のラバー厚みをho、圧入後
のラバー厚みなhとする時、(ha−h)/hoxlo
O(%)で表わされる。
又、接触面積を大きくとるには、サイズ上の制約(プロ
ペラ軸長上の制約)かある。
尚、圧入荷重を小さくしてスムースに圧入可能とするた
め、ラバーの圧入先端側外周部をテーバ状にすることも
考えられる。然しながら、このものにあっては、圧入後
、ラバーのテーバ状先端外周部がボス部内径との接触部
とならず、接触面積を確保できないため、結果として最
大伝達トルクを向上できない。
本発明は、プロペラのボス部内径に対する圧入率の高い
ダンパラバー組立体を、該ボス部内径に対してスムース
に圧入でき、かつコンパクトにして圧入後のラバーとボ
ス部内径との間の接触面積を確保し、結果として加工上
とサイズ上の不都合を伴うことなく使用時の最大伝達ト
ルクを大きくできることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ブツシュの外周部にラバーを焼き付けて構成
され、プロペラのボス部内径に圧入して用いられる、船
舶推進機用プロペラのダンパラバー組立体において、上
記圧入前の自由状態下で、上記ラバーの圧入先端面に凹
部を備えるように構成したものである。
[作用] 本発明によれば、下記■、■の作用がある。
■圧入時、ラバーの圧入先端側外周部はその内側に存在
する凹部の側に倒れ込む如くに撓んで縮径し、圧入導入
部を形成する。このため、ラバーとボス部内径との間の
接触圧を上げるために圧入率の高いダンパラバー組立体
を採用する場合にも、ラバーの圧入先端側外周部形状を
テーバ状としたと同様に、圧入荷重を低減できる。従っ
て、該ダンパラバー組立体をボス部内径に対してスムー
スに圧入でき、ブツシュからのラバーの剥離やラバーの
切れ等の加工上の不都合を伴うことがない。
■圧入後、ラバーの圧入先端側外周部は、自らの弾性に
よりてボス部内径との接触部を構成する。従って、コン
パクトにして圧入後のラバーとボス部内径との間の接触
面積を確保でき、接触面積確保のためにサイズ上の不都
合を伴うこともない。
即ち、本発明のラバー組立体を構成するラバーの圧入先
端側外周部は、圧入時には圧入導入部として、圧入後は
接触部として機能する。これにより、プロペラのボス部
内径に対する圧入率の高いダンパラバー組立体を、該ボ
ス部内径に対してスムースに圧入でき、かつコンパクト
にして圧入後のラバーとボス部内径との間の接触面積を
確保し、結果として加工上とサイズ上の不都合を伴うこ
となく使用時の最大伝達トルクを大きくできる。
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例に係るダンパラバー組立体を
示す断面図、第2図は第1図の端面図、第3図はダンパ
ラバー組立体の使用状態を示す断面図、第4図は船外機
を示す側面図である。
船外機1oは、第4図に示す如く、取付ブラケット11
により船体12に取付けられ、推進ケーシング13の上
部にエンジン14を搭載している。エンジン14の出力
は、推進ケーシング13に内蔵されているドライブ軸1
5、前後進切換歯車列16、プロペラ軸17を介して、
プロペラ18に伝えられる。
プロペラ18は、第3図に示す如く、ボス部19と翼部
20とを一体成形され、ボス部19はエンジン14の排
気と冷却水を推進ケーシング13の内部から外方に排出
するための通路21を備えている。
プロペラ18のボス部19の内径にはダンパラバー組立
体22が圧入される。ダンパラバー組立体22は、ブツ
シュ23の外周部にラバー24を焼き付けて構成され、
ブツシュ23の内周部にはプロペラ軸17のスプライン
部17Aに噛合うスプライン部23Aか設けられている
プロペラ18は、上記ダンパラバー組立体22を圧入さ
れた状態で、該組立体22のブツシュ23をプロペラ軸
17に装着される。そして、プロペラ18は、ボス部1
9の先端面をプロペラ軸17に装着されているスラスト
プレート25に当接させ、かつプロペラ軸17の後端部
に螺着されるナツト26により座金27を介してバック
アップされる押圧プレート28にて、ブツシュ23の後
端面を保持される状態で、プロペラ軸17に固定される
この時、ダンパラバー組立体22は、通常時にはラバー
24とボス部19内径との間の静摩擦力でプロペラ軸ト
ルク(エンジン出力)をプロペラ18に伝達し、他方、
プロペラ18に流木等が接触して過大トルクが作用した
時にはそのトルクを逃がし、かつその後は再び通常のト
ルク伝達を行なう。尚、上述の過大トルク作用時には、
ラバー24とボス部19内径とが互いに滑ることで、こ
の過大トルクを伝達しないようにする。
然るに、ダンパラバー組立体22は、第1図、第2図に
示す如く、ボス部19の内径への圧入前の自由状態下で
1.ラバー24の圧入先端面に四部29を備えている。
この凹部29は、ブツシュ23のまわりの全周でなくて
も良いが、全周が好ましい。この時、ラバー24の第1
図における■部位と■部位は凸R状の丸味を帯び、■部
位は凹R状の丸味を帯び、■部位は直線状である。
尚、ダンパラバー組立体22は、上記圧入前の自由状態
下で、ブツシュ23の圧入先端側乃至中間部の外周部に
大直径状のラバー24を備え、ブツシュ23の圧入後端
側の外周部には薄肉状のラバー24を備えるに過ぎない
この時、ブツシュ23の圧入後端側の外周部にはラバー
24を備えなくても良い。
又、ラバー24の圧入後端面は凹部があってもなくても
良く、或いはテーバ状をなすものであっても良い。
そして、ダンパラバー組立体22は、ボス部19の内径
への圧入によりブツシュ23の外周部で流動し、圧入終
了時には第1図に2点鎖線で示す如くの形態となる。
尚、ブツシュ23の圧入先端側の外周部は、ラバー24
の焼付部に比して段差をなす小径部23Bとなっている
。これは、圧入時にブツシュ23の圧入先端面かプロペ
ラ18におけるボス部19の前端部19aに接触しない
ようにするためである。即ち、圧入は、ブツシュ23の
圧入先端面がボス部19の前端部を行き過ぎるぐらいの
ところまで多めに突っ込み、ラバー24の戻り力でブツ
シュ23の圧入先端面をボス部19の内側に引き戻す如
くである。
然るに、上記実施例によれば、ダンパラバー組立体22
のラバー24が凹部29を備えることから、下記■、■
の作用がある。
■圧入時、ラバー24の圧入先端側外周部はその内側に
存在する凹部29の側に倒れ込む如くに撓んで縮径し、
正大導入部を形成する。このため、ラバー24とボス部
19内径との間の接触圧を上げるために圧入率の高いダ
ンパラバー組立体22を採用する場合にも、ラバー24
の圧入先端側外周部形状なテーパ状としたと同様に、圧
入荷重を低減できる。従ワて、該ダンパラバー組立体2
2をボス部19内径に対してスムースに圧入てき、ブツ
シュ23からのラバー24の剥離やラバー24の切れ等
の加工上の不都合を伴うことがない。
■圧入後、ラバー24の圧入先端側外周部は、自らの弾
性によってボス部1つ内径との接触部を構成する。従っ
て、コンパクトにして圧入後のラバー24とボス部19
内径との間の接触面積を確保でき、接触面積確保のため
にサイズ上の不都合を伴うこともない。
即ち、ダンパラバー組立体22を構成するラバー24の
圧入先端側外周部は、圧入時には正大導入部として、圧
入後は接触部として機能する。
これにより、プロペラ18のボス部19内径に対する圧
入率の高いダンパラバー組立体22を、該ボス部19内
径に対してスムースに圧入てき、かつコンパクトにして
圧入後のラバー24とボス部19内径との間の接触面積
を確保し、結果として加工上とサイズ上の不都合を伴う
ことなく使用時の最大伝達トルクを大きくできる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、プロペラのボス部内径に
対する圧入率の高いダンパラバー組立体を、該ボス部内
径に対してスムースに圧入でき、かつコンパクトにして
圧入後のラバーとボス部内径との間の接触面積を確保し
、結果として加工上とサイズ上の不都合を伴うことなく
使用時の最大伝達トルクを大きくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るダンパラバー組立体を
示す断面図、第2図は第1図の端面図、第3図はダンパ
ラバー組立体の使用状態を示す断面図、第4図は船外機
を示す側面図である。 10・・・船外機、 18・・・プロペラ、 19・・・ボス部、 22・・・ダンパラバー組立体、 23・・・ブツシュ・ 24・・・ラバー 29・・・四部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブッシュの外周部にラバーを焼き付けて構成され
    、プロペラのボス部内径に圧入して用いられる、船舶推
    進機用プロペラのダンパラバー組立体において、上記圧
    入前の自由状態下で、上記ラバーの圧入先端面に凹部を
    備えるように構成したことを特徴とする船舶推進機用プ
    ロペラのダンパラバー組立体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809720B2 (en) 1993-04-28 2004-10-26 Microsoft Corporation Information cursors
TWI608962B (zh) * 2016-01-27 2017-12-21 Solas Science & Engineering Co Ltd Double-piece shaft sleeve for marine propeller and marine propeller using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6154516U (ja) * 1984-09-14 1986-04-12
JPS63103792A (ja) * 1986-10-20 1988-05-09 Kawasaki Heavy Ind Ltd 舟艇の推進装置

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