JPS62259629A

JPS62259629A - ブランク搬送装置

Info

Publication number: JPS62259629A
Application number: JP61101789A
Authority: JP
Inventors: Fumiaki Umezawa; 文明梅澤
Original assignee: Aida Engineering Ltd
Current assignee: Aida Engineering Ltd
Priority date: 1986-04-30
Filing date: 1986-04-30
Publication date: 1987-11-12
Also published as: US4732376A; JPH055570B2; CA1280132C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ブランク供給装置によって１枚づつ取出され
たブランクを、トランスファのフィードバーへ受渡すブ
ランク搬送装置に係り、特に異形ブランクや穴明きブラ
ンクの搬送に適する。

〔背景技術とその問題点〕

ブランク供給装置のブランク取出位置とトランスファプ
レスのフィードバーにブランクを受渡す位置との間には
、通常、ブランク搬送装置が設けられる。

従来のブランク搬送’Ｚｚ　Ｋとしては、ブランク取出
位置とフィードバーにブランクを受渡す位置との距離を
等分し、これらを１ピツチの搬送ストロークとして搬送
するものが知られている。これは、搬送ストローク間隔
ごとにブランクをつかむためのグリップジョーや吸着具
を移動体に順次配備させる。そして、移動体を搬送スト
ローク分だけ往復動させることにより、ブランク取出位
置のブランクを１搬送ストロ一ク分ずつ搬送し、最後に
フィードバーへ受渡す構成としている。

最近では、各種のブランクに対応させるために、ブラン
クをつかむためのグリップジョーや吸着具等をブランク
の搬送方向へ一律に位置調整可能とした構造のものも用
いられるようになった。

しかし、このものは、全ての吸着具等がブランクの搬送
方向へ一律に調整できるだけであるから、異形ブランク
や穴明きブランクには対応できない。

例えば、第４図に示す異形ブランクの場合、一方側の吸
着具１００Ａをブランク上に対応させると、他方側の吸
着具１００Ｂはブランクから外れてしまうので、結局こ
のような異形ブランク等には対応できない。

〔発明の目的〕

ここに、本発明の目的は、異形ブランクや穴明きブラン
ク等にも適用できるブランク搬送装置を従供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段および作用〕そのため、
本発明では、各列の吸着具をブランクの搬送方向へ位置
調整可能とするとともに、その直交方向にも位置調整可
能とし、必要に応じてこれらの位置調整を各列独立的に
行える構成としたものである。

すなわち、ブランクの搬送方向に対して平行な方向へ移
動体を所定搬送ストロークで往復動自在に設け、この移
動体にその移動方向に沿って複数本のねじ軸を互いに平
行に配置し、この各ねじ軸に吸着具を有する複数の吸着
具保持部材を搬送ストローク間隔ごとに螺合するととも
に、これらの吸着具保持部材を各ねし軸と平行に配置さ
れたガイド軸によってねじ軸の軸線方向へ移動可能かつ
回動不能に支持し、さらに相対するガイド軸とねじ軸と
をブランクの搬送面と平行でかつそれらの軸線に対して
直交方向へ他に対して独立的に移動させる幅調整手段、
および各ガイド軸の両端側の移動を同期させるエコライ
ズ手段をそれぞれ設けたものである。

従って、各ねじ軸を回動すると、それに螺合された吸着
具保持部材がねじ軸の軸線方向へ移動するので、各列の
吸着具保持部材をブランクの搬送方向へ独立的に移動さ
せることができる。また、幅調整手段によって相対する
ガイド軸とねじ軸とをそれらの軸線に対して直交方向、
つまりブランクの幅方向−・移動させることができ、か
つ各ガイド軸はエコライズ手段によって両端側が同期し
て移りＪするので、各列の吸着具保持部材をブランクの
幅方向へ独立的に移動させることができる。よって、各
列の吸着具保持部材を、ブランクの搬送方向へ、かつそ
れと直交する幅方向へそれぞれ独立的に調整できるので
、異形ブランクや穴明きブランク等にも対応できる。

〔実施例〕

第１図は本実施例の正面を示している。同図において、
トランスファプレス１の左側面近傍には、ブランク供給
装置２が設置されている。ブランク供給装置２は、複数
本のガイドバー３内に積載されたブランク４を下方より
図示しないリフトシリンダにより順次押上げ、最上層の
ブランク４をマグネットフロータ５で１枚ずつ分離した
後、その上方に位置するシリンダ６の吸着具７に吸着し
て上方へ取出す。シリンダ６は、前記ブレスｌの側面に
突設されたフレーム８に垂直に支持されてぃる。

フレーム８の下部には、移動体１３の案内として２本の
ガイド？４１１がブランク４の搬送方向に設けられ、こ
の両ガイド？！４１１には移動体１３に回動自在に設け
られたローラ１２が係合され、このローラ１２を介して
移動体１３は往復動自在になっている。移動体１３の上
面には連結部材１４が固定され、この連結部材１４は一
対のスプロケット１５．１６を介して移動体１３の移動
方向と平行に設けられたチェーン１７に連結されている
。

後方側のスプロケット１５と同軸上に設けられた他のス
プロケット１８には、正逆回転可能なモータ１９からの
回転がチェーン２０を介して伝達されている。従って、
モータ１９の正逆回転により、移動体Ｉ３はアドバンス
・リターン動作を行う。

アドバンス・リターン動作の搬送ストロークは、モータ
１９の回動角度により可変できるが、ここでは前記シリ
ンダ６のブランク供給位ｉＢからフィードバーへブラン
ク４を受渡す位置Ｃまでの距離を４等分した長さＳに設
定されている。

また、移動体１３の後端面には、第２図にも示す如く、
ガイドレール２３が移動体１３４の移動方向に対して直
交方向に向かって取付けられている。

ガイドレール２３には、左右一対のグリツブシクー２６
Ａ、２６Ｂがそれぞれ独立的に移動自在かつ固定可能に
設けられている。グリップジョー２６Ａ、２６Ｂとブラ
ンク供給位置Ｂとの距離は、移動体１３がアドバンス位
置（第１図図示の状態）にあるとき、前記搬送ストロー
クＳに対応している。各グリップジョー２６Ａ、２６Ｂ
は、シリンダ２８の作動により開閉される上下一対の爪
２７を備える。従って、一対のグリップジョー２６Ａ、
２６Ｂの間隔をブランク４の幅に応じて調整しておけば
、一対のグリツブシＥ！−２６Ａ、２６Ｂによりブラン
ク４の両側を挟持することができる。

図の状態におけるグリップジョー２６Ａ、２６Ｂの下方
位置には昇降テーブル２９がピストン３０の作動により
昇降自在に設けられ、この昇降テーブル２９の上面には
マグネット９が埋設されている。これにより、一対のグ
リップジョー２６Ａ。

２６Ｂがシリンダ６の吸着具７からブランク４を受取り
、アドバンス位置まで移動体１３に伴って移動すると、
昇降テーブル２９がピストン３０の作動により上昇する
。ここで、一対のグリップジョー２６Ａ、２６Ｂがブラ
ンク４を開放すると、そのブランク４は昇降テーブル２
９上のマグネット９に吸着された状態となる。この後、
昇降テーブル２９は下降し元の位置へ復帰する一方、グ
リツブシａ−２６Ａ、２６Ｂは移動体１３に伴ってリタ
ーンされる。

また、移動体１３の下面側には、リンク３１゜３２を介
して昇降体３３が水平に吊り下げられている。リンク３
１は、上端が前記移動体１３に回動自在に支持されてい
るとともに、下端が前記昇降体３３に水平に形成された
長溝３４内に摺動自在に係合されている。リンク３２は
、中間部が前記移動体１３に回動自在に支持されている
とともに、下端が前記昇降体１３に水平に形成された長
溝３５内に摺動自在に係合されている。リンク３２の上
端は、移動体１３の上面に回動自在に支持されたシリン
ダ３６のピストンロッドに連結されている。両リンク３
１．３２間は水平な連杆３７で連結され、この連杆３７
の中間位置には垂直な軸３８が突設されている。軸３８
の上部は、移動体１３に設けられた孔３９に球面軸受４
０を介して挿入されている。従って、シリンダ３６が進
退作動すると、両リンク３１．３２が連動して揺動する
ため、昇降体３３は昇降、つまりリフト・ダウンされる
。その際、昇降体３３には移動体１３の移動方向への力
が作用するが、昇降体３３は軸３８により移動体１３の
移動方向への移動が規制されているため、上下方向への
み昇降することになる。

昇降体３３は、前後に一対の枠４１．４２を備える。各
枠４１．４２内には、第２図および第３図に示す如く、
ラック部材４３．４４およびガイドバー４５．４６が上
下にかつ移動体１３の移動方向に対して直交する方向に
向かってそれぞれ支持されている。上下に相対するラン
ク部材４３とガイドバー４５およびラック部材４４とガ
イドバー４６には、それぞれ左右一対の可動ブロック４
７Ａ、４７Ｂ、４８Ａ、４８Ｂが移動自在に設けられて
いる。

前後に相対する可動ブロック４７Ａ、４８Ａ問および可
動ブロック４７Ｂ、４８Ｂ間には、ねし軸４９Ａ、４９
Ｂが移動体１３の移動方向と平行にかつ回動自在に貫通
支持されている。各ねじ軸４９Ａ、４８Ｂの後端にばか
さ歯車５０Ａ、５０Ｂが固定され、この各かさ歯車５０
Ａ、５０Ｂには、ねじ軸４９Ａ、４９Ｂと直交する各別
のスプライン軸５１Ａ、５１Ｂにそれぞれ摺動自在に係
合されたかさ歯車５２Ａ、５２Ｂが噛合されている。各
かさ歯車５２Ａ、５２Ｂは、各可動ブロック４７Ａ、４
７Ｂに設けられた当接板５３Ａ、５３Ｂにより各可動ブ
ロック４７Ａ、４７Ｂと同時にスプライン軸５１Ａ、５
１Ｂに沿って移動される。また、各スプライン軸５１Ａ
、５１Ｂは、前記枠４１内に前記ラック部材４３および
ガイドバー４３の軸線に対して平行にかつ独立して回動
自在に支持され、その外端が枠４１外へ突出されている
。従って、各スプライン軸５１Ａ、５１Ｂの突出端にハ
ンドル等を装着し、それを回動すると、スプライン軸５
１Ａ、５１Ｂの回転ばかさ歯車５２Ａ、５２Ｂ、５ＯＡ
、５０Ｂを介してねじ軸４９Ａ、４９Ｂにそれぞれ伝達
されるから、各ねじ軸４９Ａ、４９Ｂをそれぞれ独立的
に回動させることができる。

各ねじ軸４９Ａ、４９Ｂには、それぞれ３個の吸着具保
持部材６１Ａ〜６３Ａ、６１１３〜６３Ｂが前記グリツ
ブシ＝Ｊ−２６Ａ、２６Ｉ３から搬送ストローク間隔ご
とに螺合されている。各列の吸着具保持部材６１Ａ〜６
３Ａ、６１Ｂ〜６３Ｂの下面両側には、左右一対の吸着
具６４が交換可能に取付けられている。また、各列の吸
着具保持部材６１Ａ〜６３Ａ、６１Ｂ〜６３Ｂの上部に
はスプライン孔を有する保合部材６０が回動自在に保持
され、この各列の係合部材６０にはこれらの吸着具保持
部材６１Ａ〜６３Ａ、６１Ｂ〜６３Ｂをねじ軸４９Ａ、
４９Ｂの軸線方向へ移動可能かつ回動不能に支持するガ
イド軸としてのスプライン軸６５Ａ、６５Ｂが貫通され
ている。各スプライン軸６５Ａ、６５Ｂは、前後に相対
する可動ブロック４７Ａ、４８Ａ問および４７Ｂ、４８
Ｂ間にねじ軸４．９Ａ、４９．８の軸線と平行にかつ回
動自在に支持されている。従って、各ねじ軸４９Ａ、４
９Ｂが回動されると、各列の吸着具保持部材６１八〜６
３Ａ、６１．Ｂ〜６３Ｂはスプライン軸６５Ａ、６４Ｂ
により回動規制されているため、ねじ軸４９Ａ、４９Ｂ
の軸線方向に沿って移動される。

各スプライン軸６５Ａ、６５Ｂの後端には連結部材７１
Ａ、７１Ｂがそのスプライン軸６５Ａ。

６５Ｂに対して回動可能に取付けられ、この連結部材７
１Ａ、７１．８には、スプライン軸６５人。

６５Ｂと直交する別個のねじ軸７２Ａ、７２Ｂがそれぞ
れ螺合されている。各ねじ軸７２Ａ、７２Ｂは、前記枠
４１内にスプライン軸５１Ａ、５１Ｂの軸線と平行にか
つ独立して回動自在に支持され、その外端が枠４１外へ
突出されている。従って、各ねし軸７２Ａ、７２Ｂの突
出端にハンドル等を装着し、それを回動すると、ねじ軸
７２Ａ。

７２Ｂに螺合する連結部材７１Ａ、７１Ｂがねじ軸７２
Ａ、７２Ｂの軸線方向、つまりブランク４の幅方向へ移
動するので、各列の吸着具保持部材６１Ａ〜６３Ａ、６
１Ｂ〜６３Ｂの幅方向位置を独立的に調整できる。ここ
では、連結部材７１Ａ。

７１Ｂとねじ軸７２Ａ、７２Ｂとにより幅調整手段が構
成されている。

また、各スプライン軸６５Ａ、６５Ｂの両端側には、前
記ラック部材４３．４４と噛合するピニオン７３Ａ、７
３Ｂ、７４Ａ、７４Ｂが固定されている。このため、ね
じ軸？２Ａ、７２Ｂの回動により、そのねじ軸７２Ａ、
７２Ｂの軸線方向へ連結部材７１Ａ、７１Ｂが移動しよ
うとすると、ピニオン７３Ａ、７３Ｂ、７４Ａ、７４Ｂ
がラック部材４３．４４に対して噛合しながら回転する
ので、各スプライン軸６５八、６５Ｂの両端側の１多動
量を互いに等しくすることができる。ここでは、ランク
部材４３．４４とピニオン７３Ａ、７３Ｂ、７４Ａ、７
４Ｂとによりエコライズ手段が構成されている。

次に、本実施例の作用を説明する。

第１図の状態において、シリンダ６の下降により吸着具
７にブランク４を吸着させた後、シリンダ６を上昇させ
る。同時に、モータ１９の駆動により移動体１３を搬送
ストローク分リターンさせ、一対のグリツブシｇ　２６
Ａ、２６Ｂによりブランク４の両側を挟持させる。

この後、モータ１９の反転駆動により移動体１３を搬送
ストローク分アドバンスさせると、一対のグリップジョ
ー２６Ａ、２６Ｂに挟持されたブランク４は昇降テーブ
ル２９上まで移動される。

ここで、テーブル２９を上昇させた後、グリップジョー
２６Ａ、２６Ｂを開放すると、それに挟持されたブラン
ク４はマグネット９に吸着される。

この後、昇降テーブル２９を下降させる一方、移動体１
３を再びリターンさせる。このようにして、一対のグリ
ップジョー２６Ａ、２６Ｂは、移動体１３のアドバンス
・リターン動作に関連して、シリンダ６の吸着具７から
受取ったブランク４を昇降テーブル２９に受渡す動作を
繰返す。

一方、昇降テーブル２９上のブランク４は、移動体１３
のアドバンス・リターン動作および昇降体３３のリフト
・ダウン動作に関連して各列の吸着具保持部材６　ｆＡ
　〜６３　Ａ、　　６１　Ｂ　〜６３　Ｂニより順次搬
送ストローク分ずつ搬送され、トランスファファのフィ
ードバーに受渡される。

すなわち、昇降体３３がリフト状態において、移動体１
３をリターンさせると、第１の吸着具保持部材６１Ａ、
６１Ｂがテーブル２９上に位置する。ここで、シリンダ
３６の作動により昇降体３３をダウンさせると、第１の
吸着具保持部材６１Ａ、６１Ｂにテーブル２９上のブラ
ンク４が吸着される。この後、シリンダ３６の作動によ
り昇降体３３をリフトさせる。

この状ａにおいて、移動体１３のアドバンス動作によっ
て、第１の吸着具保持部材６１Ａ、６１Ｂに吸着された
ブランク４は搬送ストローク分搬送され、次のステージ
まで搬送される。ブランク４が次のステージまで搬送さ
れると、再びシリンダ３６の作動により昇降体３３をダ
ウンさせ、第１の吸着具保持部材６１Ａ、６１Ｂに吸着
されたブランク４を次のステージ上に受渡す。この後、
昇降体３３をシリンダ３６の作動によりリフトさせ、初
めの状態に戻す。

第１のステージ上に受渡されたブランク４は、同様にし
て第２）第３の吸着具保持部材６２Ａ。

６２Ｂ、６３Ａ、６３Ｂにより第２）第３のステージへ
順次搬送され、最後もこフィードバーに受渡される。

いま、第４図に示すブランクに適用する場合を考えると
、まず、吸着具保持部材６１Ａ〜６３Ａ側と吸着具保持
部材６１Ｂ〜６３Ｂ側との間隔をブランク４の幅に応じ
て調整した後、吸着具保持部材６１Ａ〜６３Ａ側を吸着
具保持部材６１Ｂ〜６３Ｂ側に対して前方へ移動させる
。

具体的には、吸着具保持部材６１Ａ〜６３Ａ側と吸着具
保持部材６１Ｂ〜６３Ｂ側との間隔を調整するには、両
ねじ軸７２Ａ、７２Ｂをそれぞれ独立的に回動させると
、スプライン軸６５Ａ、６５Ｂがその軸線に対して直交
する方向へ平行移動するので、これにより吸着具保持部
材６１Ａ〜６３Ａ、６１Ｂ〜６３Ｂの間隔をブランク４
の幅に対応させればよい、このとき、各スプライン軸６
５Ａ、６５Ｂの両端側の移動はピニオン７３Ａ。

７４Ａおよび７３Ｂ、７４Ｂとランク部材４３゜４４と
により同期されているため、移動量にずれを生しること
がない。

一方、吸着具保持部材６１Ａ〜６３Ａ側を吸着保持部材
６１Ｂ〜６３Ｂ側に対してブランク４の搬送方向へ移動
させるには、スプライン軸５１Ａを回動させる。すると
、そのスプライン軸５１Ａの回転はかさ歯車５２Ａ、５
０八を介してねじ軸４９Ａに伝達されるので、それに螺
合された吸着具保持部材６１Ａ〜６３Ａが一定の間隔を
保ちながらねじ軸４９Ａの軸線方向へ移動される。従っ
て、スプライン軸５１Ａによって吸着具保持部材６１Ａ
〜６３Ａ８移動させ、ブランク４に対応させればよい。

従って、本実施例によれば、吸着具保持部材６１Ａ〜６
３Ａ側と吸着保持部材６１Ｂ〜６３Ｂ側との幅方向位π
およびブランク４の搬送方向位置をそれぞれ独立的に調
整できるようにしたので、異形ブランクや穴明きブ、ラ
ンクの搬送にも適用できる。

また、幅方向位置の調整に当たっては、スプライン軸６
５Ａ、６５Ｂと直交的に配置されたねじ軸７２Ａ、７２
Ｂを回動させればよいので、極めて簡単である。しかも
、スプライン軸６５Ａ、６５Ｂの両端側にピニオン７３
Ａ、７３Ｂ、７４Ａ。

７４Ｂを設け、これにラック部材４３．４４を噛合させ
たので、両端側の移動量に差が生じることなく常に平行
移動させることができる。

また、搬送方向位置の調整に当たっては、ねじ軸４９Ａ
、４９Ｂと直交的に配置されたスプライン軸５１Δ、５
１Ｂを回動させればよいので、極めてＭ車である。

なお、実施に当たって、各列の吸着具保持部材６１Ａ〜
６３Ａ、６１Ｂ〜６３Ｂをねじ軸４９Ａ。

４９Ｂの軸線方向へ移動可能かつ回動不能に支持するガ
イド軸としては、上記実施例で述べたスプライン軸６５
Ａ、６５Ｂに限らず、単なる丸棒状あるいは角棒状でも
よい。

また、相対するスプライン軸６５Ａ、６５Ｂおよびねじ
軸４９Ａ、４９Ｂをその軸線に対して直交方向へ移動さ
せる幅調整手段としては、上記実施例のねじ軸７２Ａ、
７２Ｂに限らず、他の構成でもよい６例えば、ねじ軸７
２Ａ、７２Ｂに代えてスプライン軸を設け、このスプラ
イン軸にがさ歯車を可動ブロック４７Ａ、４７Ｂと同期
して移動自在に設け、このかさ歯車に噛合するかさ歯車
をスプライン軸６５Ａ、６５Ｂの後端に固定するように
してもよい。このような構成では、スプライン軸の回転
が互いに噛合するかさ歯車を介してスプライン軸６５Ａ
、６５Ｂに伝達されるので、その両端のピニオン７３Ａ
、７３Ｂ、７４Ａ、７４Ｂがラック部材４３．４４に対
して回転しながら専多動することになる。

また、エコライズ手段としては、上記実施例で述べたピ
ニオン７３Ａ、７３Ｂ、７４Ａ、７４Ｂとラック部材４
３．４４とに限らず、スプロケットとチェーンとでもよ
い。

また、上記実施例では、２木のねじ軸４９Ａ。

４９Ｂおよび２本のスプライン軸６５Ａ、６５Ｂを設け
た例を述べたが、さらに大型のブランクに対して各ねじ
軸およびスプライン軸を３本以上設けるようにしてもよ
い。

〔発明の効果〕

以上の通り、本発明によれば、異形ブランクや穴明きブ
ランクにも適用可能なブランク搬送装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は全体の正面図、第２図は移動体部分の底面図、第
３図は吸着具保持部材の移動機構を示す斜視図である。第４図は異形ブランクを示す平面図である。１３・・・移動体、４３．４４・・・ランク部材、４９
Ａ、４９Ｂ・・・ねじ軸、６１Ａ〜６３Ａ、６１Ｂ〜６
３Ｂ・・・吸着具保持部材、６４・・・吸着具、６５Ａ
。６５Ｂ・・・スプライン軸、７１Ａ、７１Ｂ・・・連結
部材、７２Ａ、７２Ｂ・・・ねじ軸、７３Ａ、７３Ｂ。７４Ａ、７４Ｂ・・・ピニオン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ブランクの搬送方向に対して平行な方向へ所定搬
送ストロークで往復動自在に設けられた移動体と、この移動体にその移動体の移動方向に沿って互いに平行
に配置された複数本のねじ軸と、この各ねじ軸に前記搬送ストローク間隔ごとに螺合され
かつ吸着具を有する複数の吸着具保持部材と、前記各ねじ軸とそれぞれ平行に配置され前記複数の吸着
具保持部材をねじ軸の軸線方向へ移動可能かつ回動不能
に支持する複数本のガイド軸と、この相対するガイド軸
とねじ軸とを、ブランクの搬送面と平行でかつそれらの
軸線に対して直交方向へ他のガイド軸とねじ軸とに対し
て独立的に移動させる幅調整手段と、前記各ガイド軸の両端側の移動を同期させるエコライズ
手段と、を備えたことを特徴とするブランク搬送装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、前記ガイド軸を
スプライン軸としたことを特徴とするブランク搬送装置
。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項において、前
記幅調整手段は、前記各ガイド軸の一端に回動自在に設
けられた連結部材と、この各連結部材に螺合されかつガ
イド軸の軸線に対して直交方向へ配置された複数本のね
じ軸とから構成されていることを特徴とするブランク搬
送装置。
（４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに
おいて、前記エコライズ手段は、前記各ガイド軸の両端
部に設けられたピニオンと、この両端側のピニオンにそ
れぞれ噛合されかつガイド軸の軸線に対して直交方向に
配置された一対のラック部材とから構成されていること
を特徴とするブランク搬送装置。