JPH0237927A - ブランク搬送装置 - Google Patents

ブランク搬送装置

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JPH0237927A
JPH0237927A JP18937788A JP18937788A JPH0237927A JP H0237927 A JPH0237927 A JP H0237927A JP 18937788 A JP18937788 A JP 18937788A JP 18937788 A JP18937788 A JP 18937788A JP H0237927 A JPH0237927 A JP H0237927A
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suction tool
stroke
movable body
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JP18937788A
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Fumiaki Umezawa
文明 梅澤
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ブランク搬送装置に関する。特に、デイスタ
ックフィーダによって1枚ずつ取出されたブランクをト
ランスファのフィードバーへ受渡すブランク搬送装置に
関する。
[従来の技術] デイスタックフィーダのブランク取出位置とトランスフ
ァプレスのフィードバーにブランクを受渡ず位置との間
には、通常、中間搬送手段としてのブランク搬送装置が
設けられる。
従来、ブランク搬送装置としては、ブランク取出位置と
フィードバーにブランクを受渡す位置との[?[を等分
し、これらを1ピツチの搬送ストロークとしてブランク
を搬送するものが知られている。
例えば、第7図に示す如く、デイスタックセンタPO上
でリフトシリンダ4によって上昇されなブランク3を吸
着具7で上方へ取り出す一方、デスタックセンタPOと
フィードバーへブランク3を受渡す位置Cとの距離を4
等分し、この等分した間隔Sでグリップジョー23や複
数の吸着具64を移動体13に装備させ、この移動体1
3をデイスタックセンタPOを原点位置としかつ前記間
隔Sを1ピツチのストロークとして往復動させるものが
知られている。
このものは、フィードバーにブランク3を受渡す位置C
をプレス機械側の都合で搬送方向へ変更しなければなら
ない場合、第8図に示す如く、デイスタックセンタPO
と位置Cとの距離を4等分した間隔S1に移動体13の
ストロークを設定するとともに、グリップジョー23や
吸着具64の間隔を81に位置調整することにより対応
することができた。
ところで、ブランク3に対するリフトシリンダ4の相対
位置および吸着具7の相対位置は、ブランク3の安定支
持および安定吸着の関係から決まる。一方、ブランク3
に対するグリップジョー23の挟持点位置も、ブランク
3の形状から決まる。
通常、ブランク3に対するリフトシリンダ4の相対位置
、吸着具7の相対位置およびグリップジョー23の挟持
点位置の関係は、第9図に示す如く、デイスタックセン
タPO上で一致していることが理想的である。
しかし、ブランク3が異形形状の場合、ブランク3に対
するリフトシリンダ4の相対位置および吸着具7の相対
位置とグリップジョー23の挟持点位置とがデイスタッ
クセンタPO上で一致しない場合が多い。
このような場合、従来では、グリップジョー23がデイ
スタックセンタPO上でブランク3を両側から挟持する
ことを前提としていることから、まず、グリップジョー
23かデイスタックセンタPO上でブランク3を挟持で
きるようにブランク3の相対位置を設定するとともに、
そのブランク3の安定支持および安定吸着の観点から、
リフトシリンダ4の相対位置および吸着具7の相対位置
をデイスタックセンタPOからずらすようにしていた。
例えば、第10図に示す異形形状のブランク3の場合、
グリップジョー23がデイスタックセンタPO上でブラ
ンク3を挟持できるようにブランク3の相対位置を設定
するとともに、そのブランク3を安定支持および安定吸
着させるべく、リフトシリンダ4の相対位置および吸着
具7の相対位置をデイスタックセンタPOからずらすよ
うにしていた。
[発明か解決しようとする課題] 従来のように、リフトシリンダ4の相対位置および吸着
具7の相対位置をデイスタックセンタPOからずらすに
は、作業が煩雑でかつ時間がかかることから、能率的で
はなかった。
ここに、本発明の目的は、このような従来の問題を解決
し、簡易かつ迅速な操作で異形形状のブランクにも適用
できるブランク搬送装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そのため、本発明では、リフトシリンダおよび吸着具の
位置を不変とし、例えばデイスタッタセンタ上で不変と
し、これらに対してブランクか安定支持および安定吸着
されるようにブランクの位置を設定する。すると、ブラ
ンクが異形形状の場合、ブランクに対するグリップジョ
ーの挟持点位置かデイスタックセンタからずれる場合が
あるので、ブランクに対するグリップジョーの挟持点位
置を変えられるように構成したものである。
具体的には、ブランクの搬送方向へ往復動自在に設けら
れた移動体と2.二の移動体に設けられた一対のグリッ
プジョーと、前記移動体に昇降自在に設けられた昇降体
と、この昇降体に前記一対のグリップジョーからブラン
クの搬送方向へ向かって所定間隔おきにかつブランクの
搬送方向へ位置調整可能に設けられた吸着具を有する複
数の吸着具保持部材と、前記移動体をブランクの搬送方
向へ往復動させるサーボ機構と、を備え、前記サーボ機
構は、前記移動体を往復動させる正逆回転可能なモータ
、このモータの正逆回転角範囲を設定するストローク設
定手段、原点位置からストローり設定手段で設定された
回転角範囲内でモータを正逆回転させる制御手段および
前記原点位置を変更するための原点位置設定手段を含む
、ことを特徴とする。
[作 用] まず、原点位置設定手段によってブランクに対するグリ
ップジョーの挟持点位置をモータの原点位置として設定
する。また、その原点位置からブランクをフィードバー
へ受渡す位置までの距離を等分し、この間隔をストロー
ク設定手段で設定するとともに、その間隔にグリップジ
ョーおよび吸着具保持部材の搬送方向の間隔を設定する
すると、移動体は原点位置設定手段で設定された原点位
置からストローク設定手段で設定されたストロークで往
復動するので、ブランクはグリップジョーおよび吸着具
によって1ストロ一ク分ずつ搬送される。
従って、異形形状のブランクに対しては、原点位置およ
び移動体のストロークを設定すればよいので、簡易かつ
迅速な操作で異形形状のブランクにら適用することがで
きる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の正面を示している。同図において、
トランスファプレス1の一側面近傍には、ブランク供給
装置2が設置されている。ブランク供給装置2は、積重
ねられたブランク3を下方よりリフトシリンダ4により
順次上方へ押上げ、最上層のブランク3をマグネット式
の分離装置5で1枚ずつに分離した後、その上方に位置
するシリンダ6の吸着具7に吸着して上方へ取出す、こ
こで、リフトシリンダ4およびシリンダ6は、デイスタ
ックセンタPO上に配置されている。また、シリンダ6
は、前記プレス1の一側面側に設けられたフレーム8に
垂直に支持されている。
フレーム8の下部には2本のガイド溝11がブランク3
の搬送方向(第1図中左右方向)に沿って設けられ、こ
の両ガイド湧11にはローラ12を介して移動体13か
往復動自在、つまりブランク3の搬送方向へ往復動自在
に設けられている。
移動体13の上面には連結部材14が間室されている。
連結部材14は、一対のスプロケット15.16を介し
て移動体13の往復動方向と平行に設けられたチェーン
17に連結されている。後方1則のスプロケット15と
同軸上に設けられた他のスプロケット18には、正逆回
転可能なモータ19からの回転かチェーン20を介して
伝達されている。従って、モータ19が正逆回転すると
、移動体13は、アドバンス・リターン動作される。
ここで、チェーン17の張設方向に沿って前記連結部材
14の位置からモータ19の原点位置を検出する2つの
原点位置検出器141.142が設けられている。第1
の原点位置検出器141は、移動体13がリターン動作
して後述する一対のグリップジョー23A、23Bがデ
イスタックセンタPOまで移動した位置をモータ19の
第1の原点位WB1として検出する。第2の原点位置検
出器142は、移動体13がリターン動作して後述する
一対のグリップジョー23A、’23Bがデイスタック
センタPOの手前まで移動した位置をモータ19の第2
の原点位置B2として検出する。
また、移動体13の後端面には、第2図にも示す如く、
上下面側に前記移動体13の往復動方向に対して直交す
る幅方向に沿ってガイド溝21を有するガイドレール2
2が取付けられている。ガイドレール22には、前記上
下のガイド溝21と摺動自在に係合する左右一対のグリ
ップジョー23A、23Bが移動体13の往復動方向に
対して直交する幅方向へ往復動自在に設けられている。
各グリップジョー23A、23Bは、シリンダ24A、
24Bの作動により開閉される上下一対の爪25A、2
5Bを備える。従って、一対のグリップジョー23A、
23Bの間隔をブランク3の幅に応じて調整しておけば
、一対のグリップジョー23A  23Bによりブラン
ク3の両側を挟持することができる。
また、ガイドレール22には、各グリップジョー23A
、23Bと螺合しかつ外端に係合体82A、82Bを有
するねじ軸81A、81Bがガイド清21と平行に支持
されている。一方、前記移動体13がデイスタックセン
タPOまで移動された状態において、各ねじ軸81A、
81Bの係合体82A、82Bと対応する機体側に、そ
の各係合体82A、82Bと係合し各ねじ軸81A、8
1Bを強制的に回動させる幅調整装置91A、91Bが
設けられている。各幅調整装置91A、91Bは、前記
移動体13がデイスタックセンタPOまで移動されれな
状態においてねじ軸81A81Bの係合体82A、82
Bと対応する機体側にねじ軸81A、81Bの軸線方向
へ進退自在に設けられた駆動体100と、この駆動体1
00が係合体82A、82Bに押圧された状態において
駆動体100を回動させるモータ121とを含んで構成
されている。
一方、第1図の状態において、前記グリップジョー23
A、23Bの下方位置には昇降テーブル27がシリンダ
28の作動により昇降自在に設けられ、この昇降テーブ
ル27の上面にはマグネット29が設けられている。こ
れにより、一対のグリップジョー23A、23Bがシリ
ンダ6の吸着具7からブランク3を受取り、アドバンス
位置まで移動体13に伴って移動すると、昇降テーブル
27がシリンダ28の作動により上昇する。ここで、一
対のグリップジョー23A、23Bがブランク3を解放
すると、そのブランク3は昇降テーブル27上のマグネ
ット2つに吸着された状態となる。この後、昇降テーブ
ル27は元の位置へ復帰する一方、グリップジョー23
A、23Bは移動体13に伴ってリターンされる。
また、移動体13の下面側には、リンク31゜32を介
して昇降体33が水平に吊下げられている。リンク31
は、上端か移動体13に回動自在に支持されているとと
もに、下端が前記昇降体33に水平に形成された長溝3
4内に摺動自在に係合されている。リンク32は、中間
部か前記移動体13に回動自在に支持されているととも
に、下端が前記昇降体33に水平に形成された長?!4
35内に摺動自在に係合されている。リンク32の上端
は、前記連結部材14に回動自在に支持されたシリンダ
36のピストンロッドに連結されている。
両リンク31.32間は水平な連杆37で連結されてい
るとともに、両リンク31.32間において、昇降体3
3の上面には軸38が突設されている。軸38の上部は
、移動体13に設けられた孔39に球面軸受40を介し
て挿入されている。従って、シリンダ36が作動すると
、両リンク3132が連動して揺動するなめ、昇降体3
3は昇降、つまりリフト・ダウンされる。この際、昇降
体33には移動体13の移動方向への力が作用するが、
昇降体33の軸38により移動体13の移動方向への移
動が規制されているため、上下方向のみ昇降する。
昇降体33は、前後に一対の枠41.42を備える。各
枠41,42内には、第2図および第3図に示す如く、
ラック部材43.44およびガイドバー45.46が上
下にかつ移動体13の往復動方向に対して直交する幅方
向へ向かってそれぞれ支持されている。上下に相対する
ラック部材43とガイドバー45およびラック部材44
とガイドバー46には、それぞれ左右一対の可動ブロッ
ク47A、47B、48A、48Bが移動自在に設けら
れている。
前後に相対する可動ブロック47A、48A問および可
動ブロック47B、48B間には、ねじ軸49A、49
Bか移動体13の往復動方向と平行にかつ回動自在に貫
通支持されている。各ねじ軸49A’、49Bには、ね
じピッチが異なる3つのねじ部49A1〜49A3.4
9B1〜49B3が形成されている。ここでは、ねじ部
49A1゜49B1のねじピッチに対して、ねじ部49
A249B2のねじピッチが2倍、ねじ部49A349
B3のねじピッチが3倍になっている。
各ねじ軸49A、49Bの後端にはかさ歯車50A、5
0Bが固定されている。この各かさ歯車50A、50B
には、ねじ軸49A、49Bと直交する各別のスプライ
ン軸51A、51Bにそれぞれ摺動自在に係合されたか
さ歯車52A、52Bが噛合されている。各かさ歯車5
2A、52Bは、各可動ブロック47A、47Bに設け
られた当接板53A、53Bにより各可動ブロック47
A、47Bと同時にスプライン軸51A、51Bに沿っ
て移動される。また、各スプライン軸51A、51Bは
、前記枠41内に前記ラック部材43およびカイトバー
45の軸線に対して平行にかつ独立して回動自在に支持
され、その外端が枠41外へ突出されている。従って、
各スプライン軸51A、51Bの突出端にハンドルなど
を装着し、それを回動すると、スプライン軸51A、1
51Bの回転はかさ歯車52A、52B、50A、50
Bを介してねじ軸49A、49Bにそれぞれ伝達される
から、各ねじ軸49A、49Bをそれぞれ独立的に回動
させることかできる。
ねじ軸49A、49Bの各ねじ部49A1〜49A3.
49B1〜49B3には、それぞれ吸着具保持部材61
A〜63A、61B〜63Bが前記グリップジョー23
A、23Bから一定間隔ごとに螺合されている。各列の
吸着具保持部材61A〜63A、61B〜63Bの下面
両側には、左右一対の吸着具64が交換可能に取付けら
れている。また、各列の吸着具保持部材61A〜63A
61B〜63Bの上部にはスプライン孔を有する係合部
材60が回動自在に保持されている。この各列の係合部
材60には、これらの吸着具保持部材61A〜63A、
61B〜63Bをねじ軸49A、49Bの軸線方向へ移
動可能かっ回動不能に支持するスプライン軸65A、6
5Bが貫通されている。
各スプライン軸65A、65Bは、前後に相対する可動
ブロック47A、48A問および47B48B間にねじ
軸49A、49Bの軸線と平行にかつ回動自在に支持さ
れている。従って、各ねじ軸49A、49Bが回動され
ると、各列の吸着具保持部材61A〜63A、61B〜
63Bはスプライン軸65A、65Bにより回動規制さ
れているため、ねじ軸49A、49Bの軸線方向に沿っ
て移動される。この際、吸着具保持部材61A。
61Bの移動量に対して、吸着具保持部材62A62B
の移動量は2倍、吸着具保持部材63A。
63Bの移動量は3倍である。従って、一対のグリップ
ジョー23A、23Bから吸着具保持部材61A、61
Bまでの間隔および各列の吸着具保持部材61A〜63
A、61B〜63B間の間隔は互いに等しい。
各スプライン軸65A、65Bの後端には連結部材71
A、71Bがそのスプライン軸65A65Bに対して回
動自在に取付けられ、この連結部材71A、71Bには
、スプライン軸65A65Bと直交する別個のねじ軸7
2A、72Bがそれぞれ螺合されている。各ねじ軸72
A、72Bは、前記枠41内にスプライン軸51A、5
1Bの軸線と平行にかつ独立して回動自在に支持され、
その外端が枠41外へ突出されている。従って、各ねじ
軸72A、72Bの突出端にハンドルなどを装着し、そ
れを回動すると、ねじ軸72A。
72Bに螺合する連結部材71A、71Bがねじ軸72
A、72Bの軸線方向、つまりブランク3の幅方向へ移
動するので、各列の吸着具保持部材61A〜63A、6
1B〜63Bの幅方向位置を独立的に調整できる。
また、各スプライン軸65A、65Bの両端側には、前
記ラック部材43.44と螺合するピニオン73A、7
3B、74A、、74Bか固定されている。このため、
ねじ軸72A、72Bの回動により、連結部材71A、
71Bがねじ軸72A72Bの軸線方向へ移動しようと
すると、ピニオン73A、73B、74A、74Bかラ
ック部材43.44に対して螺合しなから回転するので
、各スプライン軸65A、65Bの両端側の移動量を互
いに等しくすることかできる。
次に、第4図は前記移動体13をブランク3の搬送方向
へ往復動させるサーボ機構131を示しテイル、同?−
ホaW4131 Li、前記モータ19と、このモータ
19の正逆回転角範囲つまり移動体13の往復動ストロ
ークを設定するストローク設定手段132と、モータ1
9の原点位置を選択するための原点位置設定手段133
と、この原点位置設定手段133で選択された原点位置
からストローク設定手段132で設定された回転角範囲
内でドライバ134を介してモータ19を正逆回転させ
る制御手段135とから構成されている。
原点位置設定手段133は、前記2つの原点位置検出器
141,142と、この原点位置検出器141.142
のいずれか一方を選択しその検出器からの原点位置検出
信号を制御手段135へ与える選択器143とから構成
されている。従って、原点位置検出器141が選択され
れば、移動体13はデイスタックセンタPOと一致した
第1の原点位置B1を基準にストローク設定手段132
で設定されたストロークで往復動される。また、原点位
置検出器142が選択されれば、移動体13はデイスタ
ックセンタPOより手前の第2の原点位置B2を基準に
ストローク設定手段132で設定されたストロークで往
復動される。
次に、本実施例の作用を説明する。
通常のブランク3の場合、つまり一対のグリップジョー
23A、23BがデイスタックセンタPOと一致した第
1の原点位置B1でブランク3を挟持できる場合には、
まず、一対のグリップジョー23A  23Bから吸着
具保持部材61A、61Bまでの間隔および各列の吸着
具保持部材61A〜63A、61B〜63B間の搬送方
向の間隔を、第1の原点位置B1から受渡し位置Cまで
の距離を4等分した間隔に設定する。
これには、スプライン軸51A、51Bを回動させる。
すると、そのスプライン軸51A、51Bの回転はかさ
歯車52A、50A、52B、50Bを介してねじ軸4
9A、49Bに伝達されるので、その各ねじ軸49A、
49Bのねじ部49A1〜49A3.49B1〜49B
3に螺合された吸着具保持部材61A〜63A、61B
〜63Bがねじ軸49A、49Bの軸線方向へ移動され
る。
このとき、各ねじ部49A1〜49A3.49B1〜4
9B3のねじピッチは順に倍ピツチになっているので、
グリップジョー23A、23Bから吸着具保持部材61
A、61Bまでの間隔および各列の吸着具保持部材61
A〜63A、61B〜63B間の搬送方向の間隔は互い
に等しい状態で拡大または縮小される。このようにして
、グリップジョー23A  23Bから吸着具保持部材
61A、61Bまでの間隔および各列の吸着具保持部材
61A〜63A、61B〜63B間の搬送方向の間隔を
、第1の原点位置B1から受渡し位置Cまでの距離を4
等分した間隔Sに設定する。
ここで、第1の原点位置B1から受渡し位置Cまでの距
離を4等分した間隔Sをストローク設定手段132で設
定するとともに、選択器143で第1の原点位置検出器
141を選択する。すると、制御手段135は、第1の
原点位置検出器141からの原点位置検出信号を基準と
して間隔Sに相当する回転角範囲内でモータ19を正逆
回転させる。すると、移動体13は、第1の原点位置B
1を基準として間隔Sのストロークで往復動される。
そこで、ブランク3の搬送手順について説明する。
第1図の状態において、シリンダ6の下降により吸着具
7にブランク3を吸着させた後、シリンダ6を上昇させ
る。ここで、移動体13がリターンされ、一対のグリッ
プジョー23A、23Bによりブランク3の両側が挟持
される。
この後、移動体13がアドバンスされると、対のグリッ
プジョー23A、23Bに挟持されたブランク3は昇降
テーブル27上まで移動される。
ここで、昇降テーブル27を上昇させた後、グリップジ
ョー23A、23Bを開放すると、それに支持されたブ
ランク3はマグネット29に吸着される。この後、昇降
テーブル27を下降させる一方、移動体13のアドバン
ス・リターン動作に関連して、シリンダ6の吸着具7か
ら受取ったブランク3を昇降テーブル27に受渡す動作
を繰返す。
一方、昇降テーブル27上のブランク3は、移動体13
のアドバンス・リターン動作および昇降体33のリフト
・ダウン動作に関連して、各列の吸着具保持部材61A
〜63A、61B〜63Bにより順次搬送ストローク分
ずつ搬送され、トランスファのフィードバーに受渡され
る。
すなわち、昇降体33がリフト状態において、移動体1
3がリターンされると、第1の吸着具保持部材61A、
61Bが昇降テーブル27上に位置する。ここで、シリ
ンダ36の作動により昇降体33をダウンさせると、第
1の吸着具保持部材61A、61Bに昇降テーブル27
上のブランク3が吸着される。この後、シリンダ36の
作動により昇降体33をリフトさせる。
この状態において、移動体13のアドバンス動作によっ
て、第1の吸着具保持部材61A、61Bに吸着された
ブランク3は搬送ストローク分搬送され、次のステージ
まで搬送される。ブランク3が次のステージまで搬送さ
れると、再びシリンダ36の作動により昇降体33をダ
ウンさせ、第1の吸着具保持部材61A、61Bに吸着
されたブランク3を次のステージ上に受渡す。この後、
昇降体33をシリンダ36の作動によりリフトさせ、初
めの状態に戻す。
第1のステージ上に受渡されたブランク3は、同様にし
て第2、第3の吸着具保持部材62A。
62B  63A、63Bにより第2、第3のステージ
へ順次搬送され、fifIkにフィードバーに受渡され
る。
一方、一対のグリップジョー23A、23Bが第1の原
点位置B1でブランク3を挟持できない場合、例えば第
5図のように、ブランク3の形状によって一対のグリッ
プジョー23.A、23Bが第2の原点位置B2でブラ
ンク3を挟持するしかない場合には、まず、一対のグリ
ップジョー23A、23Bから吸着具保持部材61A、
61Bまでの間隔および各列の吸着具保持部材61A〜
63A、61B〜63B間の搬送方向の間隔を、前述し
た操作に基づき、第2の原点位置B2から受渡し位置C
までの距離を4等分した間隔S2に設定する(第6図参
照)。
ここで、第2の原点位置B2から受渡し位置Cまでの距
離を4等分した間隔S2をストローク設定手段132で
設定するとともに、選択器143で第2の原点位置検出
器142を選択する。すると、制御手段135は、第2
の原点位置検出器142からの原点位置検出信号を基準
として間隔S2に相当する回転角範囲内でモータ19を
正逆回転させる。すると、移動体13は、第2の原点位
置Bを基準として間1111%s2のストロークで往復
動される。従って、異形形状のブランク3でも、前述し
た作用に従って順次搬送することができる。
なお、一対のグリップジョー23A、23Bの間隔を調
整するには、係合体82A、82Bが各@調整装置91
A、91Bの駆動体100に対応する位置まで移動体1
3を移動させ、ここで駆動体100を各係合体82A、
82Bへ向かって進出させた後、モータ121を回転さ
せればよい。
一方、吸着具保持部材61A〜63A(llと吸着具保
持部材61B〜63B側との間隔を調整するには、両ね
じ軸72A、72Bをそれぞれ回動させると、スプライ
ン軸65A、65Bがその軸線に対して直交する方向へ
平行移動するので、これにより吸着具保持部材61A〜
63A、61B〜63Bの間隔をブランク3の幅に対応
させればよい。このとき、各スプライン軸65A、65
Bの両@側の移動はビニオン73A、74Aおよび73
B、74Bとラック部材43.44とにより同期されて
いるため、移動量にずれを生じることがない。
このようにして、一対のグリップジョー23A23Bの
間隔および各列の吸着具保持部材61A〜63A、61
B〜63Bの1間隔をブランク3の幅寸法に応じてそれ
ぞれ調整することができる。
従って、本実施例によれば、モータ19の原点位置を選
択できるようにしたので、原点位置の選゛択により一対
のグリップジョー23A、23Bかブランク3を挟持す
る位置を変更することができる。よって、一対のグリッ
プジョー23A、23BがデイスタックセンタPOでブ
ランク3を挟持できないような異形形状のブランク3で
#Jm送できる。
しかも、原点位置を変更する場合でも、選択器143に
よっていずれかの原点位置検出器141゜142を選択
すればよいので、きわめて簡単かつ迅速に行うことがで
きる。
また、吸着具保持部材61A〜63A側と吸着具保持部
材61B〜63Bfflの幅方向位置およびブランク3
の搬送方向位置をそれぞれ独立的に調整できるようにし
たので、異形ブランクや穴明きブランクの搬送にも適用
できる。
また、幅方向位置の調整に当たっては、スプライン軸6
5A、65Bと直交的に配置されたねじ軸72A、72
Bを回動させればよいので、きわめて簡単である。しか
も、スプライン軸65A65Bの両端側にピニオン73
A、73B、74A、74Bをそれぞれ設け、これにラ
ック部材43.44を噛合させるようにしたので、両@
側の稈動量に差が生じることなく常に平行移動させるこ
とができる。
また、搬送方向位置の調整に当たっては、ねじ軸49A
、49Bと直交的に配置されたスプライン軸51A、5
1Bを回動させればよいので、きわめて簡単である。
なお、上記実繕例では、2つの原点位置検出器141.
142とこれらを選択する選択器143とによって原点
位置設定手段133を構成したが、3つ以上の原点位置
検出器を設ければ、より多くの原点位置を選択できる。
あるいは、例えば1つの原点位置検出器をチェーン17
の張設方向に沿って位置調節可能に設けるようにしても
、同様な効果を奏するすることができる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、簡易かつ迅速な操作で異
形形状のブランクに適用可能なブランク搬送装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実繕例を示すもので、第1
図は全体を示す断面図、第2図は移動体部分を示す底面
図、第3図は吸着具保持部材の移動機構を示す斜視図、
第4図はサーボ機構を示すブロック図、第5図はブラン
クに対するリフトシリンダ、吸着具およびグリップジョ
ーの関係を示す図、第6図は第2の原点位置B2からの
ブランク3の搬送を示す図である。 第7図〜第10図は従来のブランク搬送装置を示すもの
で、第7図はブランクの搬送を示す図、第8図は受渡し
位置を変更した場合のブランクの搬送を示す図、第9図
はブランクに対するリフトシリンダ、吸着具およびグリ
ップジョーの関係を示す図、第10図はデイスタックセ
ンタに対してリフトシリンダおよび吸着具をずらした場
合の図である。 3・・・ブランク、 13・・・移動体゛、 19・・・モータ、 23A、23B・・・グリップジョー 33・・・昇降体、 61A〜63A・・・吸着具保持部材、61B〜63B
・・・吸着具保持部材、64・・・吸着具、 131・・・サーボ機構、 132・・・ストローク設定手段、 133・・・原点位置設定手段、 135・・・制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブランクの搬送方向へ往復動自在に設けられた移
    動体と、 この移動体に設けられた一対のグリップジョーと、 前記移動体に昇降自在に設けられた昇降体と、この昇降
    体に前記一対のグリップジョーからブランクの搬送方向
    へ向かって所定間隔おきにかつブランクの搬送方向へ位
    置調整可能に設けられた吸着具を有する複数の吸着具保
    持部材と、 前記移動体をブランクの搬送方向へ往復動させるサーボ
    機構と、を備え、 前記サーボ機構は、前記移動体を往復動させる正逆回転
    可能なモータ、このモータの正逆回転角範囲を設定する
    ストローク設定手段、原点位置からストローク設定手段
    で設定された回転角範囲内でモータを正逆回転させる制
    御手段および前記原点位置を変更するための原点位置設
    定手段を含む、ことを特徴とするブランク搬送装置。
JP18937788A 1988-07-28 1988-07-28 ブランク搬送装置 Pending JPH0237927A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7700691B2 (en) 2003-12-12 2010-04-20 Ube Industries, Ltd. Vinyl-cis-polybutadiene rubber and butadiene rubber composition using the same
US7868103B2 (en) 2006-05-22 2011-01-11 Ube Industries, Ltd. Method for producing polybutadiene

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US7863385B2 (en) 2003-12-12 2011-01-04 Ube Industries, Ltd. Vinyl-cis-polybutadiene rubber and butadiene rubber composition using the same
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