JPS62258355A - 含窒素ヘテロアントラサイクリン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

含窒素ヘテロアントラサイクリン誘導体及びその製造方法

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JPS62258355A
JPS62258355A JP10174286A JP10174286A JPS62258355A JP S62258355 A JPS62258355 A JP S62258355A JP 10174286 A JP10174286 A JP 10174286A JP 10174286 A JP10174286 A JP 10174286A JP S62258355 A JPS62258355 A JP S62258355A
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JP
Japan
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formula
compound
group
general formula
nitrogen
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JP10174286A
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English (en)
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Yasumitsu Tamura
田村 恭光
Manabu Sasho
学 佐生
Shuji Akai
周司 赤井
Masayuki Kirihara
正之 桐原
Yasuyuki Kita
泰行 北
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は制癌剤として有用な含窒素ヘテロアントラサイ
クリンの誘導体及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術] ダウノマイシン(daunomyc in)やアドリア
マイシン(adriamyc+n)等のアントラサイク
リン系物質は強力な制癌剤として知られているが、反面
では特異な毒性が存在するため、その副作用を@減すべ
(各種の関連化合物の合成研究が従来から盛んに行なわ
れてきた(有機合成化学第40巻第1号参照)。この様
な関連化合物の1つとしてアントラサイクリンのD3]
かへテロ環に置換されたヘテロアントラサイクリンの合
成研究も行なわれていて[A、S、Kende et 
al、、 Eur、 Pat、 Appl、 、17,
169(+980)参照コ、本発明者等もD環[化合物
(1)の右から順にAl、B3]、・・・という]がヘ
テロ環に置換された含窒素アセチルヒドロキシル体の合
成に成功し、これについて先に発表を行なった(第17
回複素環化学討論会要旨集参照)。
[発明の目的] 本発明の目的は含窒素ヘテロアントラサイクリン系の新
しい且つ有効な誘導体及びその製造方法を提供しようと
するものである。
[発明の構成] 本発明に係る含窒素ヘテロアントラサイクリン誘導体と
は、下記一般式(1): %式% (式中R1はアシル基又はトリ(低級)アルキルシリル
エチニル基であり、R1がアシル基のときはR2は水酸
基を、R1がトリ(低級)アルキルシリルエチニル基の
ときはR2は水素を、またR3は低級アルキル基を意味
する。)また、上述の含窒素ヘテロアントラサイタリン
を製造する方法の発明とは、次に示す2つの反応手順を
包含するものである。
第1方法: (1り (1v) (Vl) (式中、Aは低級アルキレン基、R3は低級アルキル基
を意味する。) 第2方法: (■) (IX) (式中R3は低級アルキル基、R4はトリ(低級)アル
キルシリル基を意味する。) この発明に係る原料物質、中間体及び目的物質は、各A
yJにおける不斉炭素原子に基づくシス体、トランス体
及びこれらの混合体を含むものである。
次に上記一般式の定義について説明する。
尚、本明細書で使用する”低級”なる用語は、炭素数1
〜6を意味するものとする。
R′で示されるアシル基は脂肪族アシル、芳香族アシル
もしくは複素環式アシルを包含する。
脂肪族アシルとしては、ホルミル、アセチル、プロピオ
ニル、ブチリル、イソブチリル、イソバレリル、オキサ
リル、サクシニル、ピバロイル等の低級アルカノイル基
、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカルボニ
ル等の低級シクロアルカンカルボニル基、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、第3
級ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、第
3級ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボ
ニル等の低級アルコキシカルボニル基、1−シクロプロ
ピルエトキシカルボニル等の低級シクロアルキル(低級
)アルコキシカルボニル基、メトキシアセチル、エトキ
シアセチル、メトキシプロピオニル等の低級アルコキシ
アルカノイル基、およびメシル、エタンスルホニル、プ
ロパンスルホニル、ブタンスルホニル等の低級アルカン
スルホニル基等が挙げられる。
芳香族アシルとしては例えば、フェニルアセチル、フェ
ニルプロピオニル等のアル(低級)アルカノイル基、ベ
ンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル
等のアル(低級)アルコキシカルボニル基、ベンゼンス
ルホニル、トシル等のアレーンスルホニル基、ベンゾイ
ル、トルオイル、ナフトイル、フタロイル、イソダンカ
ルボニル等のアロイル基等が挙げられる。
複素環式アシルとしては例えば、チェニルアセチル、フ
リルアセチル、ピロリルアセチル、チアジアゾリルアセ
チル、テトラゾリルアセチル、ビペラジニルアセチル等
の複素環置換(低級)アルカノイル基、8−キノリルオ
キシカルボニル等の複素環オキシカルボニル基、テノイ
ル、フロイル、ニコチノイル、イソニコチノイル、ピロ
ールカルボニル、ピロリジンカルボニル、テトラヒドロ
ビランカルボニル等の複素環カルボニル基、2−ピリジ
ルメトキシカルボニル等の複素環置換(低級)アルコキ
シカルボニル基等が挙げられる。
上記のアシル基は任意の位置に1ないし3個の適当な置
換基を有していてもよく、そのような置換基としては例
えばクロル、ブロム、ヨード、フルオル等のハロゲン原
子、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、低級アルコキ
シ基、低級アルキル基、低級アルケニル基、クロロアセ
チル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチル等のモノ
もしくはジもしくはトリへ口(低級)アルカノイルのよ
うなアシル基、フェニル、トリル等のアリール基等が挙
げられる。
低級アルキル基とは直鎖もしくは分岐鎮状の飽和脂肪族
炭化水素残基であり、その具体例としては例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、第3級ブチル、ペンチル、ネオペンチル、第3級
ペンチル、ヘキシル等が挙げられ、さらに好ましくは炭
素数1〜4個のアルキル基が挙げられる。
次に同じ<R’で示されるトリ(低級)アルキルシリル
エチニル基における低級アルキル及びR3で示される低
級アルキルの例としてはメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペン
チル、ネオペンチル、ヘキシル等が例示される。更にA
で示される低級アルキル基としては、エチレン、プロピ
レン、イソプロピレン、ブチレン、イソブチレン等が例
示される。
次に、本発明の含窒素ヘテロアントサイクリン誘導体で
ある9、11−ジオール誘導体(V)及びトリ(低級)
アルキルシリルエチニル誘導体(IX)の製造方法につ
いて説明する。
(イ)化合物(n )−化合物(lの反応化合物(11
)に脱水剤の存在下アルキレングリコール(Ill )
を反応させる。ここで使用される脱水剤としては、例え
ばp−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、カンフ
ァースルホン酸等の有機スルホン酸、ポリ燐酸、濃硫酸
、濃塩酸や弗化硼素1ジエチルエーテル、四塩化チタン
、塩化亜鉛等のルイス酸等が例示される。反応は無水の
条件下、ベンゼン、エーテル、ジオキサン等この反応の
進行に悪影響を及ぼさない溶媒中で行なうのが一般的で
ある。反応温度は限定されないが、通常は加温ないし加
熱下に行なわれる。
上記の反応により化合物(II )はケタール化合物(
IV )となり、このケタール化反応でアセチル基が保
護される。この化合物(IV )に有機溶媒存在下で、
ハロゲン化剤を、好ましくはラジカル形成試薬と共に反
応させた後ひき続き水を作用させることにより化合物(
V)が生成する。ここで使用されるハロゲン化剤として
は、臭素、N−ブロモコハク酸イミド等が例示され、ラ
ジカル形成試薬としては、アゾビスイソブチロニオトリ
ルが例示される。また有機溶媒としてはクロロホルム。
四塩化炭素、塩化メチレン、1.2−ジクロロエタン、
エーテル、テトラヒドロフラン等この反応の進行に悪影
響を与えない溶媒が例示される。反応温度は特に限定さ
れないが通常加温ないし加熱下で行なわれる。
次に化合物(V)に氷温下で水と共に脱ケタール化剤を
反応させると化合物(Vl)が得られる。
ここで使用される脱ケタール化剤としてはP−トルエン
スルホン酸、′Pトリフルオロ酢酸、修酸等口 ゲル等が例示される。
(ロ)化合物(■)−化合物(IX)の反応有機溶媒存
在下で、化合物(■)に化合物(■)を反応させること
によって化合物(IX)を製造する。この反応を行なう
には例えばトリクロルセリウムの存在下で化合物(■)
に例えばn −ブチルリチウム等のアルカリ金属化合物
又はアルカリ金属等を反応させて有機セリウム試薬とし
、この有機セリウム試薬と化合物(■)を反応させるこ
とによって化合物(■)を製造する。
即ち、例えば n−ブチルリチウム R’−CミCH−一−−−−−→R’−CミC−L L
 : R’ −C=C−Ce C13の反応により有機
セリウム試薬が生じる。
この有機セリウム試薬は低塩基性であるから化合物(■
)との反応においては、化合物(■)におけるカルボニ
ル基のエノール化を抑制し、カルボニル基への1.2−
付加体[化合物(■)]を与えるものと考えているが、
反応機構の如何は本発明を制限するものではない。
尚、上記の反応において使用されるアルカリ金属化合物
又はアルカリ金属等としては、n−ブチルリチウムをは
じめとする有機リチウム化合物。
金属ナトリウム、水素化ナトリウムアミド及びグリニヤ
ール試薬等が非限定的に例示される。また上記反応にお
いて使用される有機溶媒としてはテトラヒドロフラン、
エーテル、゛ヘキサン、1゜2−ジメトキシメタンなど
この反応の進行に悪影響を与えない溶媒が例示される。
これらの場合の反応温度は通常−100℃〜−50℃で
行なうのが望ましい。
[実施例] 以下本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 化合物(II)(R’はメチル基)→化合物(Vl) 
 (R’はメチル基)の合成衣の(()、C口)、(八
)の三段階で行なった。
(イ)化合物(II)(R’はメチル基)−化合物(I
V)(R3はメチル基、Aはエチレ基)9−アセチル−
5−メチル−7,9,12−トリヒドロキシ−8,9,
10,11−テトラヒドロナフソ−[2,3−b]−カ
ルバゾール−6゜13−ジオン(25mg、 0.06
1ミリmol) 、エチレングリコール(0,041m
l、 0.70ミリmol)及びパラトルエンスルフォ
ン酸(2mg)のベンゼン溶液(7ml)をディーンス
タークをつけて還流した。
3時間後場化メチレン及び炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液を加え、振とうし有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液
で洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去
した後、シリカゲルの充填されたカラムで精製(塩化メ
チレン:ジエチルエーテル=5 : 1) L、橙赤色
結晶の一釦=−9−[1−(1,1−エチレンジオキシ
)エチル]−5−メチル−7,9,12−トリヒドロキ
シ−8,9,10,11−テトラヒドロナフソ−[2,
3−b]−カルバゾール−6,13−ジオン(22,8
mg、収率82.3%)を得た。
融点:255〜257℃ I R(K C1) cm−’  3450.1800
U V (CHC13) nm  280.267.2
48NMR(CDC13)δ 1.43 (3H,s)
 、1.9〜2.2(m)、2.7〜3.1(at)、
4.05(3H,s or 4H,s)、4.19(3
H,s or4H,s)、7.2〜7.5(3H,m)
、8.1〜8.5 (1)1.m) 、13.27(I
H,S) 、13.78(IH,S) (ロ)化合物(rV)(R3はメチル基、Aはエチレン
基)−化合物(V)(R3はメチルン 基、Aはエチレ基) ^ エチレングリコール(50mg、 0.111 ミリm
ol)のクロロホルム溶液(60ml)に四塩化炭素(
8ml) 、水(10+nl)及びアゾビスイソブチロ
ニトリル(60mg)を加えた後、臭素(100mg)
の四塩化炭素溶液(5ml)を徐々に加え、攪拌しなが
ら加熱還流した。16時間後チオ硫酸ナトリウム飽和溶
液とクロロホルムを加え抽出を行ない、更に塩化ナトリ
ウム飽和水溶液で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥した後溶
媒を留去しシリカゲルを充填したカラムで精製(クロロ
ホルム:ジエチルエーテル=5:1.クロロホルム:メ
チルアルコール冨10 : 1)L/9− [1−(1
,1−エチレンジオキシ)エチル]−5艷メチ+ン−7
,9゜11.12−テトラヒドロキシ−8,9,10゜
11−テトラヒドロナフソ−[2,3−bコーカルバゾ
ールー6.13−ジオンの赤色結晶(lIi、3B、収
率31.5%)を得た。
融点=121〜125℃ I R(K C1) cm−’  3450.1700
〜1730.111tOOU V (CHC1s ) 
nm  267(279,252)NMR(CDCl2
)61.48 (3H,s) 、4.09(3or 4
H,s)、4.19(3or 4H,s)。
5.1〜5.3(IH,m)、7.2〜7.5(3)1
.m)、8.2〜8.4(LH,m)、13.48(I
H,s) 、13.93 (IH,s)(/V)化合物
(V)(R’はメチル基、Aはエチレ基)−化合物(V
T)  (R’はメチル基)0℃の下で9− [1−(
1,1−エチレンジオキシ)エチルゴー5−メチル−7
,9,it。
12−テトラヒドロキシ−13,9,10,11−テト
ラヒドロナフソ−[2,3−bl−カルバゾール−6,
13−ジオン(20mg、43ミリmol)にトリフル
オロ酢酸の80%水溶液を加え攪拌し1時間復水及びク
ロロホルムを加えて抽出し、次いで硫酸ナトリウムで乾
燥し溶媒を留去した後シリカゲルの充填されたカラムで
精製しくクロロホルム:ジエチルエーテル=5:1)赤
色結晶のシス−9−アセチル−5−メチル−7,9゜1
1.12−テトラヒドロキシ−8,9,10゜11−テ
トラヒドロナフソ−[2,3−bl−カルバゾール−6
,13−ジオン(15,0mg、収率82.8%)を得
た。
融点:110〜116℃ I R(K C1) cm−’  3460.1710
.1600U V (CHC13) nm  267(
279,252)NMR(CHC13)δ 2.1〜2
.3(2)1.m)。
2.43 (31(、s) 、2.95 (1)1.m
) 、3.07<IH,m)、4.24(3M、s)、
5.2〜5.4(1)1.m) (V y2−8Hz)
 、7.43 (3)1.s)、8.1〜8.4 (I
Lm) 、13.12 (IH,s) 。
13.98 (l)l、s) 実施例2 化合物(■)(R3はメチル基)−化合物(IX)(R
’はトリメチルシラン) 140℃で2時間乾燥したトリクロルセリウム(166
0m、g、 8.75ミリmol)に窒素置換下で予め
乾燥したテトラヒドロフラン(16ml)を加え室温で
2時間攪拌した。別にトリメチルシリルアセチレン(0
,95m1. [f、88ミリmol)の乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液(10+ol)に窒素置換の下、−40
℃でn−ブチルリチウム(2,80+1.4.48ミリ
mol)のヘキサン溶液を滴下し同温度で30分攪拌し
た。これを上記トリクロルセリウムのテトラヒドロフラ
ン懸濁液に一78℃で滴下して1時間攪拌した後−78
℃で7,12−ジヒドロキシ−5−メチル−8,9,1
0,11−テトラヒドロフラン・(2,3−bコーカル
バゾール−6,9゜13−トリオン(50mg、 0.
14ミリl01)の乾燥テトラヒドロフラン溶液(60
ml)を滴下したところ青紫色になった。これを同温度
で2時間攪拌後、水を加え10%塩酸で酸性とし、次い
で塩化メチレンで2回抽出更に硫酸ナトリウムで乾燥後
溶媒を留去しシリカゲルの充填されたカラム(塩化メチ
レン:ジエチルエーテル=5+1)により精製し、5−
メチル−7,10,12−トリヒドロキシ−9−[1−
(2−トリメチルシリル)エチニルコー8.9,10.
11−テトラヒド口ナフソ−[2,3−bl−カルバゾ
ール−6,13−ジオン(R3はメチル基 R4はトリ
メチルシラン)の赤色結晶を得た。
融点:111〜114℃ I R(K Cl ) cm−’  3450.15!
15U V (CHC1s ) nm  Z80,26
7.248NMR(CDC13)60.18(9)1.
s) 、2.0〜2.2(2)1.m)、2.8〜3.
0(4H,m)。
4.03 (3)1.s) 、7.30 (3B、s)
 、8.1〜8.3 (IH,m) 、13.13 (
IH,s) 、13.66(IH,s) [発明の効果コ 本発明における含窒素ヘテロアントラサイタリン話導体
は副作用の少ない制癌剤としてすぐれた薬効が期待され
、またトリ(低級)アルキルシラン8秀導体含窒素ヘテ
ロアントラサイクリンを製造するときの中間体として有
効である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1はアシル基又はトリ(低級)アルキルシリ
    ルエチニル基であり、R^1がアシル基のときはR^2
    は水酸基を、R^1がトリ(低級)アルキルシリルエチ
    ニル基のときはR^2は水素を、またR^3は低級アル
    キル基をそれぞれ意味する)で示されることを特徴とす
    る含窒素ヘテロアントラサイクリン誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^3は低級アルキル基を意味する)で示される
    アセチル置換縮合環化合物に 一般式 HO−A−OH(III) (式中Aは低級アルキレン基を意味する) で示されるアルキレングリコール類を反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中R^3及びAは前と同じ意味) で示されるケタール化合物とし、次いでこれにラジカル
    形成試薬と共にハロゲン化剤を反応させた後、ヒドロキ
    シ置換反応を行なうことにより一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中R^3及びAは前と同じ意味) で示されるジヒドロキシシクロヘキサンケタール化合物
    とした後、更にこれに脱ケタール化剤を反応させること
    により 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中R^3は前と同じ意味) で示される含窒素ヘテロアントラサイクリンの9,11
    −ジオール誘導体を製造することを特徴とする含窒素ヘ
    テロアントラサイクリン誘導体の製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中R^3は低級アルキル基を意味する)で示される
    トリカルボニル縮合環化合物に 一般式 HC≡C−R^4(VIII) (式中R^4はトリ(低級)アルキルシリル基を意味す
    る) で表わされるトリ(低級)アルキルシリルアセチレンを
    反応させて 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (式中R^3及びR^4は前と同じ意味) で示される含窒素ヘテロアントラサイクリンのトリ(低
    級)アルキルシリルエチニル誘導体を製造することを特
    徴とする含窒素ヘテロアントラサイクリン誘導体の製造
    方法。
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