JPS62257461A - ガラスクロスの処理方法 - Google Patents

ガラスクロスの処理方法

Info

Publication number
JPS62257461A
JPS62257461A JP61101489A JP10148986A JPS62257461A JP S62257461 A JPS62257461 A JP S62257461A JP 61101489 A JP61101489 A JP 61101489A JP 10148986 A JP10148986 A JP 10148986A JP S62257461 A JPS62257461 A JP S62257461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass cloth
glass
vibrator
cloth
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61101489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0784703B2 (ja
Inventor
片山 吉比古
徳沢 太郎
川上 尚利
英二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP61101489A priority Critical patent/JPH0784703B2/ja
Publication of JPS62257461A publication Critical patent/JPS62257461A/ja
Publication of JPH0784703B2 publication Critical patent/JPH0784703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0366Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂を含浸せしめた後、成形して得られる積
層板等の複合材料に使用されるガラスクロスの処理方法
に関するものである。
(従来の技術) ガラスクロスを利用した複合材料、特に樹脂を含浸せし
めた後、成形して得られる積層板は1次のようにして製
造されている。まず、ガラスクロスに、目的とする積層
板の性能を向上させるため。
有機シラン化合物を用いて表面処理を行い1次いで有機
シラン化合物で表面処理を行ったいわゆる処理ガラスク
ロスに、目的に応じて選択した樹脂を1種々の方法で含
浸させた後熱処理して、半硬化状態のプリプレグを製造
し、このプリプレグを所定の形成に裁断し、更にこれを
数枚重ねて熱プレスを施している。
なお、つけ加えるならば、プリント配線基板に用いられ
る銅張積層板0例えばガラス/エポキシ銅張積層板ある
いはガラス/ポリイミド銅張積層板のような場合では、
熱プレスの際1片面ないし両面に銅箔を重ねて熱プレス
施すことがおこなわれている。
従来、ガラスクロスを用いる用途のうち、−最の構造用
部材に用いられるガラスクロス入り複合材には1機械的
性質1例えば曲げ強度巧、耐jls”J性などの性能の
向上が望まれてきた。また、プリント配wA基板用の積
層板には、耐熱性や1寸法安定性などの性能の向上が強
く望まれてきただ。そして、これらの機械的性質や、熱
的性質2寸法安定性等の性質に対してガラスクロスと樹
脂との化学的な親和性や物理的な含浸性の良否が大きく
影ピすることも知られていた。
例えば、樹脂とガラス表面の親和性が不充分な場合や、
ガラスクロスを+8成するガラスのヤーンの間やフィラ
メントの間に樹脂が充分に含浸していない場合には5機
械的性質が低下したり、高温下でのガラスと樹脂層の界
面剥離(ブリスター)やヤーンの経糸と緯糸の交絡点で
の樹脂層の剥離(ミーズリング)を起すことが知られて
いた。
一方、ガラスクロスに樹脂を均一に含浸させたり、ガラ
スクロスと樹脂との親和性を向上させるためには、ガラ
スクロスをシランカップリング剤等で処理する方法が有
効であることも知られており、シランカンブリング剤の
種類や調合条件の改良などが試みられてきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如くガラスクロスのガラス表面に
対する化学的な処理方法に改良を加えても、未だ満足す
べき結果が得られておらず、更に改善が望まれていた。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消せん
とするものである。
すなわち本発明の第1の目的は、樹脂の含浸性にすぐれ
たガラスクロスを製造するための、ガラスクロスの処理
方法を提供せんとするものである。
本発明の第2の目的は、ガラスクロスに樹脂を含浸させ
た後成形して得られる複合材料の耐熱性。
寸法安定性2機械的性質を著しく向上させるための、ガ
ラスクロスの処理方法を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、このような問題点を解決するために鋭意
検討を重ねた結果、ガラスクロスに特定の振動数の振動
を加えることによりきわめて樹脂の含浸性が向上するこ
とを見出して本発明に到達した。
すなわち1本発明は、l0KHzないし70KH,の振
動数で振動する振動子をガラスクロスに接触させること
を特徴とする樹脂含浸用ガラスクロスの処理方法を要旨
とするものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられるガラスクロスを構成するガラス繊維
のガラス成分としては、いかなるものでもよいが9例え
ばEガラス、Cガラス、Sガラス等が好ましく、特にプ
リント配線基板用に使用するガラスクロスに適したガラ
スとしては、無アルカリガラスのEガラスが好ましい。
また1本発明に用いられるガラスクロスを構成するガラ
ス繊維の繊維径としては、ガラスクロスを製織し得る限
りいかなる繊維径のものでも使用できるが、数ミクロン
ないし数十ミクロンの範囲のものが好ましい。
本発明で用いられるガラスクロスは、かかるガラス繊維
を複数本合わせて得られるガラスヤーンを整経工程、糊
付工程にかけた後、製織して得られるものである。
本発明で用いられるガラスクロスの織組織としては9例
えば手織5w1織、朱子織、三輪襟などの他いかなるも
のであってもよい。
本発明で用いられるガラスクロスの経糸と緯糸の単位長
さ当りの本数、厚さ、単位面積半りの重さとしては1日
本工業規格のR−3414やアメリカ軍用規格(MIL
規格)に該当するものが好ましいが、これに限定される
ものではなく、いかなるものでも使用できる。
なお、これらの規格に該当するガラスクロスの厚さとし
ては、約20ないし約300,17111であり。
重さとしては、約20gないし約350 g / rr
rである。
また1本発明で用いられるガラスクロスとしては、これ
らの規格に該当しない範囲のガラスクロスはもとより、
ガラス繊維とガラス繊維以外の繊維からなる織物2例え
ばガラス繊維/炭素繊維の混繊、ガラス繊維/有a繊維
の混繊、ガラス繊維/セラミックス繊維の混繊から成る
クロス等であってもよい。
本発明でいうガラスクロスとしては、製織に必要な集束
剤が付着している段階のガラスクロス(以下、生機と称
す)、集束剤を’lWt式処理あるいは乾式処理で除去
した段階のガラスクロス(以下クリーニング済みクロス
と称す)、生機あるいはクリーニング済みクロスに有機
シラン化合物で表面処理をしたガラスクロス(以下シラ
ン処理クロスと称す)などのいずれのガラスクロスであ
ってもよい。
ここにいう集束剤とはガラス繊維を製造する過程である
紡糸工程で付与される集束剤(一般に1次バインダーと
称している)や、ガラスクロス製造工程の1つである糊
付工程で経糸用ガラス繊維に付与される集束剤(一般に
2次バインダーと称している。)等であるが、集束剤の
成分としてはでんぷん、界面活性剤、潤滑剤1合成油剤
、ポバール、アクリル系ポリマー等が挙げられる。
集束剤を除去する方法としては、加熱燃焼による除去(
乾式法)や精錬で洗浄除去(湿式法)する方法があるが
3通常、乾式法が採用されている。
乾式法の条件としては、約600℃の炉にガラスクロス
を連続的に通過させたり、350〜400℃の炉の中に
ガラスクロスを回分式で数十時間処理する等の条件が挙
げられる。
有機シラン化合物としては、一般式11nSiX +4
−111で表わされるものである。この式においてXは
任意の一価の加水分解し得ろ基1例えばハロゲン原子、
アルコキシ基、アシロキシ基等でありnは1〜3である
。nが1あるいは2において、Xは互いに同一のもので
も異なっていてもよい。Rは少なくとも炭素原子を一つ
有する基であり、炭素原子に結合する水素原子は、アル
キル基、フェニル基の他、アミノ基、エポキシ基、メル
カプト基。
ビニル基、アクリル基等の反応性を有する官能基で置換
されていてもよい。
有機シラン化合物は二種以上を混合して使用してもよい
前記−形式で表わされる代表的な有機シラン化合物とし
ては1例えば、γ−グリシドオキシプロピルトリメトキ
ンシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン
、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(
アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−T
−アミノプロピルトリメトキシシラン、T−(フェニル
アミノ)プロピルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、メチルトリメトキシシラン等が挙げられ
る。
これらの有機シラン化合物は1通常、水溶液又はアルコ
ール類、ケトン類、グリコールエーテル類等の有機溶剤
に溶解して0.O1〜5重量%程度の濃度に調製して使
用される。このような有機シラン化合物の有機溶剤溶液
を表面処理剤としてガラスクロスに通用する方法として
は、浸漬法、噴霧法、ガス化法など任意の公知の方法が
採用できる。
−aに多用される浸漬法は、室温に近い温度でガラスク
ロスを有機シラン化合物の有機溶剤溶液へ数秒間浸漬し
た後にマングルで絞り、続いて80〜180℃で数分間
乾燥キユアリングするものである。浸漬法では9 この
ように処理することにより。
通常有機シラン化合物を0.01〜2.0重量%程度付
与されたガラスクロスを得ている。
本発明が適用されるガラスクロスとしては、水あるいは
有機溶剤を含有していてもよいし、実質的に含有してい
ない状態のものでもよい。
本発明においては、特定の振動数で振動する振動子をガ
ラスクロスに接触させるものであるが。
振動子の振動数の範囲としては、10〜70KHz特に
好ましくは15〜50KHz、更に好ましくは20〜4
0KHzである。
振動子を振動させる方法としては、超音波発振器で発生
した超音波をコンバーターを介して振動子に伝える方法
等が挙げられる。この場合の超音波発振器の出力として
は30〜7000ワツト特に50〜5000ワツト、更
に150〜3000ワツトが好ましい。
このような装置としては2例えば積電舎電子工業G′@
の5ONOPET(高出力超音波ウェルグー)や、ブラ
ンソン社の8000シリ一ズ超音波溶着機などが挙げら
れる。
振動子の形状としては、ガラスクロスの表面に局部的な
傷をつけないものが好ましく1例えばガラスクロスと接
触する部位に丸味をもたせた楔形のものや1円筒形のも
の等が望ましい。
振動子の材質としては、金属が好ましく1例えば、金5
銀、チタン等が好ましい。
振動子とガラスクロスの接触における接触圧としては、
線圧として、0.02〜70 g / Cm、特に0.
05〜30g/Cm、が好ましい。
本発明のガラスクロスの処理方法としては、連続1回分
のいずれの方法でも行うことができる。
振動子とガラスクロスの接触は振動子の位置を固定して
おきガラスクロスを連続的に走行させてもよいし、ガラ
スクロスを固定しておき振動子をガラスクロスに沿って
移動させてもよい。
いずれの場合においても振動子とガラスクロスの相対的
速度としては0.5〜1oOffi/分、特に2〜70
m/分、更に特に5〜50m/分が好ましい。
ガラスクロスを振動子と接触させる雰囲気としては、大
気中であってもよいし減圧下でもよい。
また9水あるいは有機溶剤溶液あるいはそれらの混合溶
液中で行うこともできる。
ガラスクロスを振動子と接触させる時期とじては、特に
限定するものではなく1例えば収束剤の除去工程中ある
いは集束剤を除去した直後、あるいは有機シラン化合物
処理中や有機シラン化合物処理直後でマングルによる絞
り処理前あるいは処理後等のいずれの時期であってもよ
い。
さらにまたガラスクロス製造の各工程において振動子と
ガラスクロスの接触を複数回行ってもよい。
ガラスクロスに振動子を接触させる温度としては、特に
限定されるものではない。また、空気中にてガラスクロ
スに振動子を接触させる場合における湿度としては、特
に限定されるものではない。
本発明のガラスクロスの処理方法は、ガラスクロスに振
動子を接触させるものであるが、かかる接触工程の後に
、必要に応じてガラスクロスの集束剤を除去してもよい
し、有機シラン化合物で処理してもよい。
例えば、集束剤の付着したガラスクロスを用いた場合に
は、振動子と接触後集束剤を除去し、更に有機シラン化
合物で処理してもよい。また、予め集束剤の除去された
ガラスクロスに振動子を接触させた場合には、それに引
き続き有機シラン化合物で処理してもよい。
本発明の方法において有機シラン化合物で表面処理をし
たガラスクロスに振動子を接触した場合に最も高い効果
が得られる傾向にあるが生機や。
クリーニング済クロスに振動子を接触させる場合にも従
来の方法に比べて優れた効果が得られるので、必要に応
じて種々の製造段階のガラスクロスに振動子を接触させ
ればよい。
(実施例) 本発明を実施例によって説明するが1本発明における各
性能評価は次の方法によって行った。
(1)  寸法安定性、  JIS C−6486によ
って評価した。
(2)含 浸 性;光透過度によって評価した。
トリアセテートフィルムを張ったガラス板の透過光を測
定する。次いでトリアセテートフィルムを張ったガラス
機にガラスクロスを置き、このガラスクロスにエポキシ
樹脂を載せてから3分後の透過光の催さを測定する。
(3)耐熱性能;積層板を常圧下に煮沸後、260℃の
半田浴槽に30秒間浸漬し、取出した後の積層板の界面
剥離(ブリスター)、ガラスクロスのヤーンの交絡点の
剥離(ミーズリング)を調べる。
剥離の発生する煮沸時間を耐熱保持時間とする。
試料片は50mmX 50m+mとする。
実施例1.比較例1 ガラスクロスの集束剤を加熱処理して除去した巾250
m5のガラスクロス(平織で経糸本数42本/インチ、
緯糸本数34本/インチ、重さ210g/m)をエポキ
シシランの0.2重量%水溶液に浸漬後、ガラスクロス
100重量部に対して水溶液30重量部になるようにマ
ングルで絞り、続いて熱風乾燥機で150℃にて3分間
乾燥キユアリングし、シラン処理ガラスクロスを得た。
このガラスクロスを常温常圧下に10m/分の速さで走
行させながら5g/cmの線圧で巾40011mのチタ
ン類の楔形の振動子を接触させた。
振動子の振動数は20KHzであり、超音波発振器の出
力は1500Wであった。
ガラスクロスの樹脂含浸性を評価するため振動子接触前
後のガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸させた。
エポキシ樹脂のフェスとしては、NEMA規格のFR−
4組成のエポキシ樹脂の50重量%溶液を用いた。表1
に示すように本発明の方法によって得られるガラスクロ
スは高い含浸性能を示している。
次に、プリント配線基板用の両面銅張積層板を作成し、
その性能を比較した。
含浸性の測定に用いたのと同一のエポキシ樹脂フェスを
用いて樹脂分45重量部、ガラスクロス55重量部から
なるプリプレグを作成し、これを8枚重ね合わせその両
側に35μmの銅箔を重ねたうえ170℃で1時間加圧
成形して積層板を作成した。
表−1に寸法安定性、耐熱性(煮沸保持時間)の結果を
示す。
比較例として振動子を接触させていないガラスクロスを
用いて実施例と同一の条件で樹脂を含浸した後、実施例
と同一成形条件で積層板を作成して性質を測定した。
表−1から明らかなように本発明方法によるガラスクロ
スを用いた積層板では従来のガラスクロスを用いた積層
板に比べて耐熱性能、寸法安定性が著しく向上した。
表   1 実施例2.比較例2 実施例1で用いたのと同一のクリーニング済みガラスク
ロスをアミノシランの0.1重fft%水ン容ン夜に浸
漬し、ガラスクロス100重量部に対して水溶液30重
量部になるようにマングルで絞り、続いてこのガラスク
ロスを常温、常圧下に15m /分で走行させながら1
2g/c11の線圧で巾400IIIImの銀製の喫形
の振動子を接触させた。
振動子の振動数は20KH,であり、超音波発振器の出
力は1500 Wであった。
得られたガラスクロスを熱風乾燥機で150℃にて2分
間乾燥キユアリングし、処理ガラスクロスを得た。
実施例Iと同様にして、ガラスクロスに対するエポキシ
樹脂のフェスの含浸性を調べた。また。
実施例1と同様の方法によって両面銅張積層板を作成し
、耐熱性や寸法安定性を調べた。
比較例として、振動子を接触させていないガラスクロス
を用いて実施例と同一の条件で樹脂を含浸した後、実施
例と同一の条件で積層板を作成し。
性質を測定した0表2にその結果を示す。
本発明方法によるガラスクロスからなる積層板は従来の
方法によるガラスクロスからなる積層板に比較して、明
らかに耐熱性能1寸法安定性共に向上した。
表   2 実施例3.比較例3 集束剤を加熱処理で除去した巾4001のガラスクロス
(平織で経糸本数44本/インチ。緯糸本数33本/イ
ンチ、重さ209g/m)を常温下、大気中で2511
1/分で走行させながら12g/ cmO線圧で中50
0mn+のチタン製の模形振動子を接触させた。
振v1子の振動数は20 K 11 zであり、超音波
発振器の出力は1000 Wであった。
得られたガラスクロスをアミノシランの0.15重量%
水溶液に浸漬し、ガラスクロス100重量部に対して水
溶液30重量部になるように、マングルで絞り、 7j
’H風乾燥機で140℃で2分間乾燥キユアリングして
、処理ガラスクロスを得た。
上記のように処理したガラスクロスにエポキシ樹脂を含
浸させ、150℃で5分間乾燥してプリプレグを作成し
た。これを8枚重ねて、170℃で1時間加圧成形し、
ガラスクロスの含有量55重囚%からなる積層板を得た
得られた積層板をJIS−に6911に従って曲げ強度
を測定した。更に115℃のスチーム中に3時間放置後
1曲げ強度を測定した。
比較例として、振動子を接触させていないガラスクロス
全周いて、実施例と同一の方法でエポキシ樹脂を含浸し
1次いで積層板を作成し、その性質を測定した。試験結
果は表3に示す通りであった。
表   3 実施例4.比較例4 集束剤が2重量%付着した中250+++mのガラスフ
「Jス(平織で経糸本数42木/インチ、緯糸本数34
よ7インチ、重さ209g/n?)を常温。
大気圧下に10m/分で走行させながら、線圧8g /
 cmで中400mmのチタン袈の樹形振動子を接触さ
せた。
次いで、熱処理炉を用いて400℃で、24時間加熱処
理をおこないガラスクロスの集束剤を除去した後、実施
例3と同じ条件でガラスクロスの表面をシラン処理し、
処理ガラスクロスを得た。
これを用いて実施例1と同じ条件で両面銅張積層板を得
た。
比較例として、振動子を接触させていないガラスクロス
を用いて実施例4と同じ方法で熱処理。
シラン処理をおこない次いで両面銅張積層板を得た。積
層板の性能を表4に示す。
表   4 (発明の効果) 本発明の方法によれば、従来の処理法では到達しえなか
ったレベルにまで、ガラスクロスへの樹脂の含浸性が改
良される。このため本発明の方法で得られるガラスクロ
スを用いて樹脂を含浸後成形して得られる複合材料の性
能(a成約性質、熱的性質1寸法安定性)が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は振動子をガラスクロスに接触させる工程の一例
図である。 l−一一一・−超音波発振器、2−−−−コンバーター
。 3−−振°動子、4−・・−・−ガラスクロス、  5
−−−−一ロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)10KH_zないし70KH_zの振動数で振動
    する振動子をガラスクロスに接触させることを特徴とす
    る樹脂含浸用ガラスクロスの処理方法。
JP61101489A 1986-04-30 1986-04-30 ガラスクロスの処理方法 Expired - Lifetime JPH0784703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61101489A JPH0784703B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 ガラスクロスの処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61101489A JPH0784703B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 ガラスクロスの処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62257461A true JPS62257461A (ja) 1987-11-10
JPH0784703B2 JPH0784703B2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=14302107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61101489A Expired - Lifetime JPH0784703B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 ガラスクロスの処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0784703B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111994A (ja) * 1974-07-16 1976-01-30 Fuji Fibre Glass Co Ltd
JPS5953783A (ja) * 1982-09-21 1984-03-28 日軽化工株式会社 複合強化材用繊維材のコ−ティング方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111994A (ja) * 1974-07-16 1976-01-30 Fuji Fibre Glass Co Ltd
JPS5953783A (ja) * 1982-09-21 1984-03-28 日軽化工株式会社 複合強化材用繊維材のコ−ティング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0784703B2 (ja) 1995-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5783039A (en) Wholly aromatic polyamide fiber sheet
US2834693A (en) Vinyl silane composition and process for treating fibrous glass material therewith
US5100722A (en) Glass fiber-reinforced resin composite materials
JPS63165441A (ja) ガラスクロスの処理方法
JPS62257461A (ja) ガラスクロスの処理方法
JPH0192233A (ja) 樹脂含浸シート
JPS62111493A (ja) ガラスクロスの処理方法
JPH02251664A (ja) ガラスクロスの処理方法
JPS6321970A (ja) ガラスクロスの処理方法
JPH06248572A (ja) 繊維強化複合材料用ガラス織物
JPS6321969A (ja) ガラスクロスの処理方法
JPS62108009A (ja) プリプレグの製造法
JPH06272163A (ja) ガラス繊維織物の加工方法及びその検査装置
JPH07226571A (ja) プリント配線板用ガラス繊維織布及びその製造法
JPH05209065A (ja) 印刷配線板用ガラスクロスプリプレグ
JP3570806B2 (ja) ガラス繊維織物及びその製造方法
JPH0632352B2 (ja) ガラスクロスの処理方法
JPS6018339A (ja) 寸法安定性の良好な熱硬化性樹脂積層板
JPH038832A (ja) 積層板用無機繊維織物の製造方法
JPH02200861A (ja) 繊維基材の処理方法
JPH10266064A (ja) ガラスクロスの表面処理法
JPH07107216B2 (ja) 積層板用ガラス不織布の製造法および積層板の製造法
JP7011396B2 (ja) ガラスクロス、プリプレグ、及びプリント配線板
JPH04122734A (ja) 繊維強化樹脂複合材料
JPH03220239A (ja) 繊維強化樹脂複合材料