JP3570806B2 - ガラス繊維織物及びその製造方法 - Google Patents

ガラス繊維織物及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にガラス−樹脂銅張り積層板用に使用されるガラス繊維織物、及びガラス繊維織物の製造法に関するものである。
特に、本発明は、プリプレグの樹脂未含浸部を発生させないガラス繊維織物、及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、熱硬化性樹脂及び(又は)熱可塑性樹脂の補強用ガラス繊維織物は、樹脂との接着性、濡れ性を改良するため、シランカップリング剤による表面処理を施してある。
しかし、近年、ガラス繊維織物使い樹脂プリント回路基板において、高生産性、性能と品質向上などの面から、製造条件は高速化、低圧成形の採用など厳しくなる一方で、品質、性能は従来以上に高度な要求がなされるようになってきている。
【0003】
従って、製造方法における様々な改良が加えられているものの、原料、すなわちガラス繊維織物や、マトリックス樹脂に要求される課題も非常に多い。例えばプリント回路基板製造工程においては、生産性向上のためプリプレグの製造スピードを限度一杯まであげていることによる樹脂未含浸部分の発生、またプレス成型時、寸法精度改良のための低圧成形法の採用による樹脂未含浸部残留の問題などの改良要求である。
【0004】
さらに近年、地球環境保護、作業環境の改善の面から、従来の有機溶剤で溶解希釈した樹脂から、低溶剤または無溶剤樹脂へのプリプレグ製造用樹脂の改良が試みられているが、樹脂の粘度が高いことによるプリプレグの樹脂未含浸部分の発生という同様の問題がある。
これらの問題に対するガラス繊維織物での改良としては、ガラス繊維織物に処理する表面処理剤の改良や、ガラス繊維織物の開繊加工などが試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題を解決することを目的とするものである。すなわち、プリプレグの樹脂未含浸部を発生させないガラス繊維織物、及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ガラス繊維織物を構成する糸束内部に含浸される樹脂がガラス転移温度100℃以上を有し、かつCステージ化された樹脂、特に水溶性、及び/または水分散性の熱硬化性樹脂を用い、しかも該樹脂表面をカップリング剤で表面処理することにより、該ガラス繊維織物をプリント回路基板に適用した場合に、プリプレグ製造時に樹脂未含浸部が発生しないことを見い出し本発明を完成するに至った。。
【0007】
すなわち、本発明は:
▲1▼ ガラス転移温度が100℃以上である樹脂がガラス繊維織物を構成する糸束内部に含浸され、しかも該樹脂がCステージ化されており、かつ該樹脂表面がカップリング機能を有する処理剤で表面処理されているガラス繊維織物を提供するものである。また、
▲2▼ ガラス繊維織物を構成する糸束内部にガラス転移温度が100℃以上である水溶性、及び/または水分散性の熱硬化性樹脂を含浸し、該樹脂をCステージ化し、かつ該樹脂表面をカップリング機能を有する処理剤で表面処理することをガラス繊維織物の製造方法を提供するものである。また、
▲3▼ 熱硬化性樹脂を糸束内に含浸させる前に、ガラス繊維織物の表面を活性化処理する点にも特徴を有する。また、
▲4▼ ガラス繊維織物の表面の活性化処理がコロナ放電表面処理である点にも特徴を有する。また、
【0008】
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明におけるガラス転移温度が100℃以上の樹脂とは、熱硬化性樹脂、または熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物を意味し、例えば、エポキシ基を有する化合物をアミン基を有する化合物、イソシアネート基を有する化合物、フェノール基を有する化合物、イミダゾール基を有する化合物、ジシアンジアミド、ヒドラジド基を有する化合物、酸無水物、カルボキシル基を有する化合物等で硬化させるエポキシ樹脂;エポキシアクリレートや不飽和ポリエステルを、熱重合及び/またはベンゾイルパーオキサイド等の過酸化物で硬化させる樹脂;水酸基及び/またはアミノ基を有する化合物をイソシアネート基を有する化合物により硬化させるウレタン樹脂;メラミン樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリフェニレン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂等が挙げられる。
【0009】
また、樹脂の脆さを補ったり、ガラス繊維織物の取り扱い性を良くするために、ガラス転移温度が100℃以下の樹脂または熱可塑性樹脂を混合しても良い。更に、本発明のガラス転移温度が100℃以上の熱硬化性樹脂としては、樹脂成分の分子骨格内に親水性基を有する水溶性樹脂や;親水基を持たない樹脂に乳化剤を加え強制的に乳化した水分散樹脂のいずれも使用できる。
例えば、水溶性及び/または水分散性エポキシ基を有する化合物を水溶性及び/または水分散性のアミン化合物、ブロックイソシアネート化合物、フェノール化合物、イミダゾール化合物、ジシアンジアミド、ヒドラジド基を有する化合物、カルボキシル基を有する化合物等で硬化させるエポキシ樹脂;水溶性及び/または水分散性エポキシアクリレートや不飽和ポリエステルを、熱重合及び/またはベンゾイルパーオキサイド等の過酸化物で硬化させる樹脂;水溶性及び/または水分散性の水酸基及び/またはアミノ基を有する化合物を水溶性及び/または水分散性ブロックイソシアネートにより硬化させるウレタン樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。
【0010】
本発明において、水溶性及び/または水分散性の熱硬化性樹脂の使用は、ガラス繊維織物を構成する糸束内への該樹脂の含浸に必要な粘度の樹脂液が水希釈により得られ、乾燥、加熱工程における排気物も水蒸気のみであることから、従来の有機溶剤で溶解または分散させた熱硬化性樹脂とは異なり、安全で、環境への悪影響がなく、かつ作業環境の向上につながるものである。
ここでいうガラス転移温度とは、樹脂を5.0〜15.0重量%含浸、付着させたガラス繊維織物を、RDAII〔レオメトリックス(株)製〕で粘弾性挙動を測定したtanδのピークの示す温度を意味する。
【0011】
ガラス転移温度が100℃未満の樹脂では、ガラス繊維織物使い樹脂プリント回路基板の基本的性能である吸湿耐熱性、電食性の低下が生じるため、樹脂のガラス転移温度は100℃以上であることが必要であり、好ましくは120℃以上、より好ましくは130〜250℃であることが望ましい。
また、ここでいう樹脂のCステージ化状態とは、樹脂を10.0〜15.0重量%含浸、付着させたガラス繊維織物を5cm角に切断し、25℃のアセトン100mLに1時間浸漬後、100℃で乾燥させたときの、ガラス繊維織物の重量減少率が1.0%以下の状態まで樹脂が硬化した状態を意味する。
【0012】
ガラス繊維に含浸させた樹脂がCステージ化していない場合、ガラス繊維織物使い樹脂プリント回路基板用プリプレグ製造工程時に糸束内の樹脂がプリプレグ用の樹脂に混入したり、糸束内の樹脂が経時変化を起こして、安定したプリプレグの製造ができない等の問題を生じる恐れがある。
樹脂をガラス繊維糸束内部に含浸させる方法としては、浸漬法、噴霧法、ガス化法等の任意の公知の方法で樹脂溶液を塗布する方法を採用できる。
【0013】
また、ガラス繊維に含浸させた後の樹脂処理液を乾燥、硬化する方法としては、熱風、電磁波、等公知の方法が可能であり、特に適用方法が限定されるものでは無い。
また、樹脂溶液を塗布する前にコロナ放電処理、プラズマ放電処理等の前処理をガラス繊維織物に行うと、ガラス表面が活性化され、ガラス繊維織物を構成する糸束内部への樹脂溶液の浸透が改善され、該樹脂の含浸性が改善される。
例えば、コロナ放電処理の場合、印可電力が0.1kW〜40.0kW、好ましくは0.3kW〜20.0kW、周波数が1kHz〜120kHz、好ましくは5kHz〜50kHz、処理時間は少なくとも、0.05秒〜5秒、好ましくは0.1秒〜3秒である。
【0014】
さらに、乾燥前及び/または乾燥中に樹脂付着ガラス繊維織物をプレスロールにより加圧したり、減圧装置内で脱泡するような強制含浸を行うこともできる。この際、用いられる樹脂処理液は、樹脂を有機溶媒に溶解させた液、樹脂を水に溶解させた液、樹脂に乳化剤を加え強制的に有機溶媒及び/または水に乳化分散させた液、無希釈樹脂の液状樹脂、常温で固形の樹脂を熱で溶解させた液等が使用できる。
【0015】
また、樹脂が水溶性、及び/または水分散性の熱硬化性樹脂である場合、樹脂処理液は熱硬化性樹脂の成分量で水溶液及び/または水分散液として2.0〜80.0%(重量%以下同じ)好ましくは5.0〜60.0%の濃度に調整して使用される。
該樹脂のガラス繊維織物への付着量としては、ガラス繊維織物の糸使い、織り密度によっても異なるが、0.5〜40.0重量%、好ましくは1.0〜35.0重量%である。
樹脂のガラス繊維への付着量が0.5重量%未満であると、糸束内の樹脂の含浸量が少なすぎてプリプレグの未含浸部分の発生につながり、40.0重量%より多いと糸束の外まで完全に樹脂に覆われてしまうため、積層板のマトリックスとなる樹脂(以下マトリックス樹脂)を塗工することができなくなる。
【0016】
樹脂を糸束内部に含浸させた後、糸束内に含浸させた樹脂(以下樹脂)とマトリックス樹脂との接着性改良のため、樹脂とマトリックス樹脂と両方に反応性を有する化合物、いわゆるカップリング機能を有する処理剤で表面処理する必要がある。
カップリング機能を有する処理剤の使用量は、ガラス繊維織物のへの付着量として2.00重量%以下、好ましくは0.5〜0.02重量%が望ましい。
表面処理に使用できる化合物としては、含浸樹脂とマトリックス樹脂の双方に反応性を有するものであれば特に限定されず、例えば、樹脂及びマトリックス樹脂がそれぞれエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、メラミン樹脂のいずれかの組み合わせである場合に、
【0017】
γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、
N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン及びその塩酸塩、
【0018】
N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン及びその塩酸塩、
N−β−(N−ベンジルアミノエチルアミノプロピル)トリメトキシシラン及びその塩酸塩、
N−β−(N−ベンジルアミノエチルアミノプロピル)メチルジメトキシシラン及びその塩酸塩、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルジメトキシシラン等のシラン化合物:
【0019】
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノプロピルアミン、N−アミノエチルピペラジン等のアミン化合物:
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ポリエチレングリコールのジグリシジル化物:
ソルビトールのポリグリシジル化物、等のグリシジル化合物の単体または混合物が使用できる。
【0020】
含浸樹脂がエポキシアクリレートや不飽和ポリエステルを、熱重合及び/またはベンゾイルパーオキサイド等の過酸化物で硬化させる樹脂で、かつマトリックス樹脂がエポキシアクリレートや不飽和ポリエステルを、熱重合及び/またはベンゾイルパーオキサイド等の過酸化物で硬化させる樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、メラミン樹脂のいずれかの組み合わせである場合に、
γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、
N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン及びその塩酸塩、
【0021】
N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン及びその塩酸塩、
N−β−(N−ベンジルアミノエチルアミノプロピル)トリメトキシシラン及びその塩酸塩、
N−β−(N−ベンジルアミノエチルアミノプロピル)メチルジメトキシシラン及びその塩酸塩、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルジメトキシシラン等のシラン化合物:
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノプロピルアミン、N−アミノエチルピペラジン等のアミン化合物:
【0022】
アクリル酸ジメチルアミノエチルエステル、ジグリシジルビスフェノールAジアクリレート、ジペンタエリストールモノヒドロキシアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、等のアクリル酸塩類モノマー:
メタクリル酸ジメチルアミノエチルエステル、ジグリシジルビスフェノールAジメタクリレート、ジペンタエリストールモノヒドロキシメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート等のメタクリル酸塩類モノマー:
等の化合物の単体または混合物が挙げられる。
【0023】
含浸樹脂とマトリックス樹脂双方に反応性を有する化合物を処理する方法としては、浸漬法、噴霧法、ガス化法でなど任意の公知の方法で表面処理剤、またはその溶液を塗布する方法が採用できる。
その後の溶液を乾燥する方法としては、熱風、電磁波、等公知の方法で十分適用可能であり、特に適用方法が限定されるものでは無い。
また、糸束内部に含浸させる樹脂とガラスとの接着性を向上させるため、樹脂を糸束内部に含浸させる前にガラス繊維織物に予めシラン化合物処理を施したり、樹脂を糸束内部に含浸させる際の樹脂液に同時併用処理としてシラン化合物を混合処理しても良い。
【0024】
このとき使用できるシラン化合物としては、例えば、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、
N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン及びその塩酸塩、
【0025】
N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン及びその塩酸塩、
N−β−(N−ベンジルアミノエチルアミノプロピル)トリメトキシシラン及びその塩酸塩、
N−β−(N−ベンジルアミノエチルアミノプロピル)メチルジメトキシシラン及びその塩酸塩、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルジメトキシシラン等のシラン化合物が使用できる。
【0026】
さらに、本発明のガラス繊維織物に、柱状流或いは高周波振動法による水流で開繊加工することも可能である。
さらに、本発明に適用するガラス繊維織物は、Eガラス、Aガラス、Dガラス、Sガラス等のいずれのガラス繊維織物でも良い。
また、ガラス繊維織物としては、織り密度は10〜200本/25mm、好ましくは15〜100本/25mmであり、質量は5〜400g/m、好ましくは10〜300g/mである。
織りかたは平織り、朱子織り、綾織り、ななこ織り等が使用できる。また、双方または一方がテクスチャード加工を施されたガラス繊維で製織されたガラス繊維織物であっても良い。
【0027】
【実施例】
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラックエポキシ樹脂(商品名:アクアトート5003、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したA液に、1,3ビス(ヒドラジドカルボエチル)−5−イソプロピルヒダントイン(商品名:アミキュアVDH、味の素(株)製)を蒸留水に45重量%溶解させたB液を、A液:B液の重量比が100:39になるよう混合した。
(2)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
【0028】
(3)ガラスクロス前処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させた。
(4)樹脂液含浸
(3)のガラス繊維織物を、(1)の樹脂液に浸漬し、スクイズロールで絞り、これを170℃のオーブン内で2分間乾燥、硬化させた。
【0029】
(5)表面処理
(4)の樹脂を含浸させたガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で2分間乾燥させ、本発明のガラス繊維織物を得た。
【0030】
(実施例2)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラックエポキシ樹脂(商品名:アクアトート5003、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したA液に、1,3ビス(ヒドラジドカルボエチル)−5−イソプロピルヒダントイン(商品名:アミキュアVDH、味の素(株)製)を蒸留水に45重量%溶解させたB液を、A液:B液の重量比が100:39になるよう混合した。
(2)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
【0031】
(3)ガラスクロス前処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させた。
(4)コロナ放電前処理
(3)のガラス繊維織物に、コロナ表面処理装置(ワイヤー電極2本タイプ、春日電機(株)製)を用いて、印可電力1.5kW、周波数40kHz、処理時間1.0秒の条件でコロナ放電処理を施した。
【0032】
(5)樹脂液含浸
(4)のガラス繊維織物を(4)の工程の5分後、(1)の樹脂液に浸漬し、スクイズロールで絞り、これを170℃のオーブン内で2分間乾燥、硬化させた。
(6)表面処理
(5)の樹脂を含浸させたガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で2分間乾燥させ、本発明のガラス繊維織物を得た。
【0033】
(実施例3)
(1)樹脂液作成
水分散型ビスフェノールA型エポキシアクリレート樹脂(商品名:リポキシEM−203、昭和高分子(株)製)を、固形分で45%になるよう蒸留水で希釈したA液に、ベンゾイルパーオキサイド(商品名:ナイパーBMT K−40、日本油脂(株)製)をA液に対して、7.0重量%添加した。
(2)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
【0034】
(3)ガラスクロス前処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させた。
(4)コロナ放電前処理
(3)のガラス繊維織物に、コロナ表面処理装置(ワイヤー電極2本タイプ、春日電機(株)製)を用いて、印可電力1.0kW、周波数40kHz、処理時間1.0秒の条件でコロナ放電処理を施した。
その他は実施例2と同じである。
【0035】
(実施例4)
(1)樹脂液作成
水分散型ビスフェノールA型エポキシアクリレート樹脂(商品名:リポキシEM−204、昭和高分子(株)製)を、固形分で45%になるよう蒸留水で希釈したA液に、ベンゾイルパーオキサイド(商品名:ナイパーBMT K−40、日本油脂(株)製)をA液に対して、7.0重量%添加した。
その他は実施例3と同じである。
【0036】
(実施例5)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラックエポキシ樹脂(商品名:アクアトート5003、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したA液に、水分散性ブロック芳香族イソシアネート(商品名:エラストロンBN−69、第一工業製薬(株)製)B液を、A液:B液の重量比が1:1になるよう混合した。
その他は実施例3と同じである。
【0037】
(実施例6)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラック型エポキシアクリレート樹脂(商品名:リポキシEM−603H、昭和高分子(株)製)を、固形分で45%になるよう蒸留水で希釈したA液に、水分散性ブロック芳香族イソシアネート(商品名:エラストロンBN−69、第一工業製薬(株)製)B液を、A液:B液の重量比が4:1になるよう混合し、ベンゾイルパーオキサイド(商品名:ナイパーBMT K−40、日本油脂(株)製)をA液に対して、7.0重量%添加した。
その他は実施例3と同じである。
【0038】
(実施例7)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラック型エポキシアクリレート樹脂(商品名:リポキシEM−603H、昭和高分子(株)製)を、固形分で45%になるよう蒸留水で希釈したA液に、水分散型ノボラックエポキシ樹脂(商品名:アクアトート5003、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したB液と、水分散性ブロック芳香族イソシアネート(商品名:エラストロンBN−69、第一工業製薬(株)製)C液を、A液:B液:C液の重量比が2:1:1になるよう混合し、ベンゾイルパーオキサイド(商品名:ナイパーBMT K−40、日本油脂(株)製)をA液に対して、7.0重量%添加した。
その他は実施例3と同じである。
【0039】
(実施例8)
(1)樹脂液作成
低臭素化エポキシ樹脂のメチルエチルケトン希釈品(商品名:エピコート5046B80)のA液と、ノボラック型エポキシ樹脂のメチルエチルケトン希釈品(商品名エピコート180S75B70)B液と、ジシアンジアミドを3.00重量%、2−メチル−4−エチルイミダゾールを0.03重量%溶かし込んだジメチルホルムアミドとメチルセロゾルブの重量比1:1のC液を、A液:B液:C液=7.0:1.5:6.0の重量比で混合した。
その他は実施例3と同じである。
【0040】
(比較例1)
(1)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
(2)ガラスクロス処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させ、シランカップリング剤処理ガラス繊維織物を得た。
【0041】
(比較例2)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラックエポキシ樹脂(商品名:アクアトート5003、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したA液に、1,3ビス(ヒドラジドカルボエチル)−5−イソプロピルヒダントイン(商品名:アミキュアVDH、味の素(株)製)を蒸留水に45重量%溶解させたB液を、A液:B液の重量比が100:39になるよう混合した。
(2)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
【0042】
(3)ガラスクロス前処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させた。
(4)樹脂液含浸
(3)のガラス繊維織物を、(1)の樹脂液に浸漬し、スクイズロールで絞り、これを170℃のオーブン内で2分間乾燥、硬化させ、表面処理を施さない糸束内に樹脂を含浸させたガラス繊維織物を得た。
【0043】
(比較例3)
(1)樹脂液作成
水分散型エポキシ樹脂(商品名:アクアトート3501、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したA液に、1,3ビス(ヒドラジドカルボエチル)−5−イソプロピルヒダントイン(商品名:アミキュアVDH、味の素(株)製)を蒸留水に45重量%溶解させたB液を、A液:B液の重量比が100:39になるよう混合した。
(2)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
【0044】
(3)ガラスクロス前処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させた。
(4)樹脂液含浸
(3)のガラス繊維織物を、(1)の樹脂液に浸漬し、スクイズロールで絞り、これを170℃のオーブン内で2分間乾燥させた。
(5)表面処理
(4)の樹脂を含浸させたガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを170℃のオーブン内で2分間乾燥させ、ガラス転移温度が100℃未満樹脂を糸束内に含浸させ表面処理を施したガラス繊維織物を得た。
【0045】
(比較例4)
(1)樹脂液作成
水分散型ノボラックエポキシ樹脂(商品名:アクアトート5003、東都化成(株)製)を、固形分で45重量%になるよう蒸留水で希釈したA液に、1,3ビス(ヒドラジドカルボエチル)−5−イソプロピルヒダントイン(商品名:アミキュアVDH、味の素(株)製)を蒸留水に45重量%溶解させたB液を、A液:B液の重量比が100:39になるよう混合した。
(2)ガラスクロス
ヒートクリーニングにより脱油した7628(旭シュエーベル(株)製)を使用した。
【0046】
(3)ガラスクロス前処理
ガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で乾燥させた。
(4)樹脂液含浸
(3)のガラス繊維織物を、(1)の樹脂液に浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で1分間乾燥させた。
(5)表面処理
(4)の樹脂を含浸させたガラス繊維織物を、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩(商品名:SZ6032、東レダウコーニングシリコーン(株)製)を、0.5重量%溶解したシランカップリング剤溶液に、浸漬し、スクイズロールで絞り、これを120℃のオーブン内で1分間乾燥させ、樹脂がCステージ化されていないガラス繊維織物を得た。
【0047】
下記の方法で実施例1から比較例4のガラス繊維織物の樹脂のガラス転移温度を測定し、かつガラス繊維織物を使用したエポキシ樹脂プリプレグ、積層板を作成し、プリプレグの樹脂未含浸部分の発生率、ハンダ耐熱性について評価した。(1)ガラス転移温度測定
ガラス繊維織物を、RDAII(レオメトリックス(株)製)で、昇温速度3℃/分で粘弾性挙動を測定し、tanδのピークの現れる温度をガラス転移温度とした。
(2)Cステージ状態の評価
ガラス繊維織物を、5cm角に切断し、25℃のアセトン100mLに1時間浸漬後、清浄なアセトンで洗浄し、100℃で乾燥させたときの、ガラス繊維織物の重量減少率を評価した。
【0048】
(3)プリプレグの作成
下記組成のワニスにガラス繊維織物を浸漬し、0.45mmのスリットで、余分なワニスを掻き落とした後に、125℃のオーブン内で15分間乾燥、樹脂をBステージ化させた。
(ワニス組成)
エピコート5046B80 69.8重量%
(低臭素化エポキシ樹脂 油化シェルエポキシ(株)製)
エピコート180S75B70 14.1重量%
(高臭素難燃エポキシ樹脂 油化シェルエポキシ(株)製)
ジシアンジアミド 1.6重量%
2E4MZ 0.1重量%
メチルセロゾルブ 7.2重量%
ジメチルホルムアミド 7.2重量%
──────────────────────────────────
計 100 重量%
【0049】
(4)プリプレグの樹脂未含浸部分の評価
(3)のプリプレグの、ガラス繊維織物のタテ糸方向の断面、及びヨコ糸方向の断面を、電子顕微鏡を用いて各方向で糸束100個を観察し、樹脂未含浸部分の発生している糸束の数を数え、その樹脂未含浸部分発生糸束の発生率を評価した。
(5)プリプレグの外観評価
(3)のプリプレグの外観を目視観察し、樹脂ムラ等を評価した。
(6)積層板の作成
(3)のプリプレグを4枚重ね、その両表層に厚さ18μmの銅箔を重ねて、175℃、35kgf/cmの条件で60分間加圧加熱成形し、厚さ0.8mmの両面銅張り積層板を得た。積層板のRDA法によるガラス転移点は150℃であった。
【0050】
(7)積層板の吸湿耐熱性試験
(6)で得た両面銅張り積層板の銅箔をエッチングにより除去し、水洗、風乾し、50mm×50mmに切断し、蒸留水で一定時間煮沸後、260℃の溶融ハンダに20秒間浸漬し、発生する欠点を観察した。
実施例1〜8、比較例1〜4について試験結果を表1に示した。
【0051】
【表1】
Figure 0003570806
【0052】
表1から明らかなように、実施例1〜8で得られたガラス織物を使用したエポキシ樹脂プリプレグは、シランカップリング剤を処理しただけの比較例1のガラス繊維織物を使用したエポキシ樹脂プリプレグに比較して、樹脂未含浸部分が少なく、優れた樹脂未含浸部分抑制力を有していることが分かる。
また、比較例2の表面処理を施されていないガラス繊維織物、比較例3のガラス転移温度が100℃未満の樹脂を含浸させたガラス繊維織物に比較して吸湿耐熱性が高く、比較例4の樹脂がCステージ化されていないガラス繊維織物よりもプリプレグの外観が良好であり、プリプレグとしての諸特性にも優れていることが分かる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガラス繊維織物、及びその製造方法を使用すれば、樹脂未含浸部分のないプリプレグが得られる。特に、プリプレグの製造速度アップが可能となり、かつ低圧成形が可能となり、寸法精度に優れた積層板が得られる効果がある。

Claims (4)

  1. ガラス転移温度が100℃以上である樹脂がガラス繊維織物を構成する糸束内部に含浸され、しかも該樹脂がCステージ化されており、かつ該樹脂表面がカップリング機能を有する処理剤で表面処理されていることを特徴とするガラス繊維織物。
  2. ガラス繊維織物を構成する糸束内部にガラス転移温度が100℃以上である水溶性、及び/または水分散性の熱硬化性樹脂を含浸し、該樹脂をCステージ化し、かつ該樹脂表面をカップリング機能を有する処理剤で表面処理することを特徴とするガラス繊維織物の製造方法。
  3. 熱硬化性樹脂を糸束内に含浸させる前に、ガラス繊維織物の表面を活性化処理することを特徴とする、請求項2記載のガラス繊維織物の製造方法。
  4. ガラス繊維織物の表面の活性化処理がコロナ放電表面処理であることを特徴とする、請求項3記載のガラス繊維織物の製造方法。
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