JPS62255036A - 複合機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は振動の伴う作業と、レーザ加工が可能な複合
機械に関する。

従来の技術 従来板状のワークを連続的に打抜くタレットパンチのよ
うな機械に、レーザ加工機を設けて、打抜き作業とレー
ザ加工が同一のワーク移動手段を使用して行なえるよう
にした複合機械がすでに公知である。

発明が解決しようとする問題点 しかし従来の複合機械はタレットパンチのように作業時
振動を発生する機械のフレームにレーザ加工機の光学系
を取付けて、レーザ発振器で発生されたレーザをノズル
へ導び（ように構成していたため、パンチング作業など
で発生する振動により光学系の光軸調整がしばしば狂う
不具合があった。

このため従来ではレーザ加工を行う場合、その都度光学
系の光軸調整を行って、ノズルより安定したレーザが発
生するよう整備しており、この作業に多くの時間と労力
を要して生産性が悪いなどの不具合があった。

この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもので
ある。

問題点を解決するための手段及び作用 作業時振動を発生する機械のフレームに、レーザ発振器
及びこのレーザ発振器より発生されたレーザなノズル本
体へ導びく光学系よりなるレーザ加工部を取付けたもの
において、上記レーザ加工部をフレームより分離して、
作業時振動を発生する機械の近傍に独立して設置したこ
とにより、作業時発生した振動によりレーザ加工部の光
軸などが狂ったり、光学系取付は部にガタが生じるのを
防止して、常に安定したレーザ加工を可能にした複合機
械。

実施例 この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。図にお
いて１は複合機械の本体で、タレットパンチのような作
業機振動を発生する機械と、レーザ加工が可能なレーザ
加工部とにより構成されている。

上記本体１はエアサスペンション２により例えば４個所
が支持されたベッド１ａを有しておす、各エアサスペン
ション２内には位置決め機構３が収容されている。上記
位置決め機構３は床４側に固定された断面はぼ凹形の雌
部材３ａと、ベッド１ａ側に取付けられた断面凸形の雄
部材３ｂよりなり、エアサスペンション２内に供給され
ている空気圧を抜出すると、ベッド１ａの自重でベッド
１ａが下降した際、雄部材３ｂ側のテーパ状突起３　ｂ
’が、雌部材３ａ側のテーパ孔３　ａ’内に嵌入して、
床４に対してベッド１ａの位置決めがなされるようにな
っている。また上記ベッド１ａの後側にはフレーム１ｂ
が突設されている。このフレーム１ｂの上端側はベッド
ｌａの上方にほぼＣ字形に張出していると共に、先端部
に多数のパンチ５ａを有するタレット５が下向きに取付
けられていて、このタレット５と、ベッド１ａ上に設置
されたダイ６０間でワーク７をパンチングできるように
なっている。

上記ワーク７はベッド１ａ上に設けられてＸ軸及びＹ軸
方向へ移動自在なＸＹテーブル８上にクランパ９を介し
て支持されている。上記クランパ９はＸＹテーブル８の
前端側に幅方向に離間して複数個所設置され、加工すべ
きワーク７の端部な把持してＸＹテーブル８の移動に伴
いＸ軸及びＹ軸方向に移動することにより、ワーク７の
加工位置を上記タレット５の加工部５ｂへ正確に位置決
めするようになっている。

一方上記本体１のフレーム１ｂ側方にレーザ側方にレー
ザ加工部１０が設けられている。上記レーザ加工部１０
は下端部が上記ベッド１ａと独立して床４上に固定され
たほぼ逆り字形のフレームＩＯａを有しており、このフ
レームＩＯａの屈曲部側方にレーザ発振器１１が取付け
られている。このレーザ発振器１１で発生されたレーザ
１２は上記フレームＩＯａの水平部１０ｂ側面（フレー
ムｌｏａ内部でもよい）Ｋ取付けられた複数のミラー１
３ａ　、　１３ｂよりなる光学系１３によりフレームｌ
ｏｇの先端部へ導びかれるよう釦なっている。

上記フレームＩＯａの水平部Ｊｏｂは、ベッド１ａの後
部より突設されたフレーム１ｂに沿ってタレット５近傍
へ突設され、先端部にタレット５の加工部５ｂ側方に位
置してノズル本体１４が下向きに取付けられている。上
記ノズル本体１４内には上記ミラー１３ａにより屈折さ
れたレーザ１２を集光レンズ１３ｃが設けられていて、
この集光レンズ１３ｃＫよりノズル１４ａより出たレー
ザ１２がワーク７上に集光されるよう忙なっている。

次に上記複合機械の作用を説明すると、ワーク７をパン
チングする場合は、エアサスペンション２に空気圧を供
給してベッド１ａをフロート状態に保持し、この状態で
ＸＹテーブル８上忙設けたクランパ９によりワーク７の
端部な把持して、ＸＹテーブル８によりワーク７をＸ軸
及びＹ軸方向へ移動しながら、ワーク７の加工位置をタ
レット５の加工部５ｂへ位置決めし、パンチ５ａとダイ
６の間でワーク７をパンチングするもので、パンチング
の際に発生する振動や衝撃は、ベッド１ａを支持するエ
アサスペンション２によりほとんど吸収されて床４側へ
伝達されないため、この振動が床４上に設置されたレー
ザ加工部ｌｏｇ悪影響を及ぼすことがない。

次にパンチングを完了したワーク７をレーザ加工する場
合は、エアサスペンション２内のエアを抜出して、位置
決め機構３を着座させ、床４上にベッド１ａを固定する
ことにより、床４上に設置されたレーザ加工部１０に対
してベッド１ａが位置決めされる。

次にこの状態でレーザ発振器１１よりレーザ１２を発生
させて、これを光学系１３によりノズル本体１４へ導び
き、ノズル本体１４先端のノズル１４ａよりワーク７へ
同げて照射しながら、クランパ９に把持されたワーク７
をＸＹテーブル８によりＸ軸、Ｙ軸方向へ移動させて、
ワーク７の加工に供するものである。

これＫよってパンチングに連続してワーク７のレーザ加
工が可能になる。

なお上記実施例では、パンチング加工したワーク７をレ
ーザ加工したが、逆にレーザ加工したワーク７をパンチ
ング加工してもよい。また作業時振動を発生する機械は
、上記実施例のタレットパンチに限らず、プレスやその
他の加工機械であっても勿論よい。

発明の効果 この発明は以上詳述したように、作業時振動を発生する
機械と独立させてレーザ加工部を設置することにより、
パンチングなどの加工とレーザ加工が１台の機械で行な
えるよ５Ｋｔ、たもので、レーザ加工部が作業時振動を
発生する機械と独立しているため、作業時発生した振動
などによりレーザ加工部の光軸がずれたり、光学系の取
付は部にガタが生じる虞れがない。これによってパンチ
ング作業などの後レーザ加工を行う場合でも、光軸など
を再調整する必要がないため、調整に多くの時間を取ら
れて生産性が低下するなどの不具合が解消できると共Ｋ
、振動により光軸がずれることがないため、常に安定し
たレーザによる加工が行なえ、信頼性も向上する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は平面図、第
２図は側面図である。 １ｂはフレーム、１０はレーザ加工部、１１はレーザ発
振器、１２はレーザ、１４はノズル本体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 作業時振動を発生する機械のフレーム１ｂに、レーザ発
   振器及びレーザ発振器１１より発生されたレーザ１２を
   ノズル本体１４へ導びく光学系１３よりなるレーザ加工
   部１０を取付けたものにおいて、上記レーザ加工部１０
   をフレーム１ｂより分離して作業時振動を発生する機械
   の近傍に独立して設置したことを特徴とする複合機械。