JP2790683B2 - レーザ・パンチ複合加工機 - Google Patents

レーザ・パンチ複合加工機

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JP2790683B2
JP2790683B2 JP1302075A JP30207589A JP2790683B2 JP 2790683 B2 JP2790683 B2 JP 2790683B2 JP 1302075 A JP1302075 A JP 1302075A JP 30207589 A JP30207589 A JP 30207589A JP 2790683 B2 JP2790683 B2 JP 2790683B2
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laser beam
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processing head
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俊郎 小泉
英俊 美山
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、タレットパンチプレスにレーザ加工機能
を付加してなるレーザ・パンチ複合加工機に関する。
(従来の技術) 従来、タレットパンチプレスにおけるフレームあるい
は上部タレットにレーザ加工ヘッドを装着して、パンチ
ング加工とレーザ加工とを行ない得るレーザ・パンチ複
合加工機が開発されている。
レーザ・パンチ複合加工機においては、パンチング加
工時における激しい振動の影響を避けるために、レーザ
発振器はタレットパンチプレスにおける上下のタレット
から離隔した位置に設けられており、かつレーザ発振器
からのレーザビームは、複数のベンドミラーを介してレ
ーザ加工ヘッドに導かれているのが一般的である。
(発明が解決しようとする課題) 従来、レーザ発振器からレーザ加工ヘッドに至るレー
ザビームの光路は、複数のベンドミラーによって構成さ
れているものであるから、組立初期における光路調整
(整列)の作業が厄介であると共に、ベンドミラーを支
持するミラーマウントが振動および熱の影響を受け易
く、レーザビームの光路の整列にくるいを生じ易いとい
う問題がある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、タレッ
トパンチプレスにおける上部タレットに装着したレーザ
加工ヘッドに接続されかつ上部タレットに設けられたレ
ーザビーム受入部と、上部タレットから離隔して設けら
れたレーザ発振器から発振されたレーザビームを前記レ
ーザビーム受入部へ集光して入射するための集光レンズ
を備えたレーザビーム照射部とを備えてなり、前記レー
ザ加工ヘッドにおいて集光レンズ及びノズルを備えた昇
降体を、前記上部タレットからの振動の伝達を抑制する
ための緩衝装置を介して上部タレットに支持して設ける
と共に上下調節可能に設けてなるものである。
(実施例) 第2図を参照するに、総括的に符号1で示すレーザ・
パンチ複合加工機は、タレットパンチプレス3とレーザ
加工機4とを組合わせてなるものである。
タレットパンチプレス3は、本実施例においてはベー
ス5の両側にサイドフレーム7,9をそれぞれ立設し、こ
のサイドフレーム7,9でもって上部フレーム11を支持し
た態様の門型のフレームに構成してある。
タレットパンチプレス3の構成は周知であるが、概略
的構成について説明すると、タレットパンチプレス3
は、多数のパンチ13およびダイ15を着脱自在に支承した
上下のタレット17,19を上下に対向して水平に回動自在
に備えている。また、タレットパンチプレス3は、上下
のタレット17,19の回転により加工領域に割出し位置決
めされたパンチ13を打圧するストライカ21を備えたラム
23が上下動自在に設けられており、このラム23はコネク
ティングロッドを介して偏心軸25の偏心部の回転により
上下動される構成である。
さらにタレットパンチプレス3は、テーブル27上に載
置された板状のワークピースWをX軸,Y軸方向へ移動し
て、加工領域のパンチ、ダイに対してワークピースWの
移動位置決めを行なうワーク位置決め装置29を備えてい
る。ワーク位置決め装置29は、Y軸方向のガイドレール
31に案内されてY軸方向へ移動自在のキャリッジベース
33と、このキャリッジベース33に設けたX軸方向のガイ
ドレール35に案内されてX軸方向へ移動自在のキャリッ
ジ37と、キャリッジ37に装着され、ワークピースWの端
縁部を把持自在の複数のワーククランプ39とを備えてな
るものである。
上記のごとき構成により、タレットパンチプレス3に
おいては、上下のタレット17,19を回転せしめて、所望
のパンチ13,、ダイ15を加工領域(ストライカ21の下方
領域)に割出し位置決めする。また、ワーク位置決め装
置29によりワークピースWの加工すべき部位を、加工領
域に割出されたパンチ13、ダイ15による加工位置に位置
決めする。その後にラムを下降せしめて、ストライカ21
によりパンチ13を打圧することによって、ワークピース
Wにパンチング加工が行なわれる。
上記構成のごときタレットパンチプレス3は周知であ
るが、本実施例においては、レーザ加工を行なうため
に、後述するように、タレットパンチプレス3における
上部タレット17にはレーザ加工ヘッド41(第1図参照)
が装着してある。
すなわち、前記レーザ加工機4は、レーザビームを発
振するレーザ発振器43と、前記レーザ加工ヘッド41と、
レーザ発振器43とレーザ加工ヘッド41とを接続する光学
系45よりなるものである。
前記レーザ加工ヘッド41の構成としては、例えば次の
ごとき構成とすることが望ましい。すなわち、上部タレ
ット17におけるパンチ装着孔17Hに着脱交換自在な円筒
形状の外筒47内に内筒49を上下動自在に内装し、外筒47
の下端内周面に形成したテーパ部47Tに内筒49の下端外
周面に形成したテーパ部49Tを係合することにより、外
筒47と内筒49との軸心が一致する構成とする。そして、
外筒47内に内筒49を支承するために、内筒49の上部およ
び下部に形成された段部と外筒47の段部との間にそれぞ
れエアーチューブのごとき緩衝装置51U,51Lを介在し、
外筒47から内筒49へ振動が伝達され難い構成とする。
さらに、上下のエアーチューブ51U,51L内の圧力を減
圧弁等を介して個別に調節自在に構成し、外筒47のテー
パ部47Tに内筒49のテーパ部49Tを係合するときには、下
部のエアーチューブ51Lからエアーを排出し、上部のエ
アーチューブ51Uでもって内筒49を外筒47に押圧固定保
持し、外筒47のテーパ部47Tから内筒49のテーパ部49Tを
離脱するときには、下部のエアーチューブ51L内の圧力
よりも上部のエアーチューブ51U内の圧力を低圧とし
て、外筒47から内筒49を浮上した状態に支持する構成と
する。
そして、ノズル53および集光レンズ55等を保持した昇
降体57を、内筒49内に設けたガイドバー59に沿って上下
に位置調節自在に設ける。また、上記集光レンズ55に近
接してファイバーホルダ61を設け、このファイバーホル
ダ61により先端部を集光レンズ55の方向へ指向した光フ
ァイバー63の先端部付近を支持し、光ファイバー63の基
部は、上部タレット17に設けたレーザビーム受入部65に
支持して設ける。
上記レーザビーム受入部65は、レーザ加工ヘッド41が
前記ストライカ21の下方位置に割出し位置決めされたと
きに、タレットパンチプレス3のフレーム側に設けられ
たレーザビーム照射部67と対向する位置に設けられてい
る。
レーザビーム照射部67には、フレームに設けたガイド
部材69に案内されてレーザビーム受入部65に対して接近
離反する方向へ移動自在のスライドブロック71が設けら
れていると共に、スライドブロック71を往復動、かつ位
置決めするために、例えばエアーシリンダのごとき往復
作動装置73が設けられている。
さらに上記スライドブロック71には、レーザ発振器43
によって発振されたレーザビームを受入れるべく基部側
をレーザ発振器43側に接続した光ファイバー75の先端部
がホルダ77に保持されている。この光ファイバー75の先
端部は、スライドブロック71に取付けた集光レンズ79に
近接して配置されている。そして、往復作動装置73の作
用によってレーザビーム受入部65に近接されたときに
は、集光レンズ79の焦点位置がレーザビーム受入部65の
光ファイバー63の端面に一致するように構成されてい
る。
上記構成により、上部タレット17に装着したレーザ加
工ヘッド41を加工領域に割出し位置決めしてレーザ加工
を行なうには、レーザ発振器43側に接続した光ファイバ
ー75とレーザ加工ヘッド41側に接続した光ファイバー63
とを適宜に接近した状態に保持し、レーザ発振器43によ
って発振されたレーザビームの伝達を行なうことによ
り、レーザ加工を行なうことができるものである。
なお、レーザ加工ヘッド41からアシストガスを噴出す
る構成としては、種々の構成を採用し得るものであるか
ら、その構成の詳細については説明を省略する。
また、本発明は、前述の実施例のみに限るものではな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様でも
実施し得るものである。例えば、レーザビーム受入部65
における光ファイバー63の端面を上方向に向け、上方に
配置したレーザビーム照射部67からレーザビームを下方
向に照射する構成とすることも可能である。さらに、場
合によっては、レーザビーム照射部67におけるスライド
ブロック71を不動の固定状態とすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、タレットパンチプレスにおける上部タ
レット(17)に装着したレーザ加工ヘッド(41)に接続
されかつ上部タレット(17)に設けられたレーザビーム
受入部(65)と、上部タレット(17)から離隔して設け
られたレーザ発振器から発振されたレーザビームを前記
レーザビーム受入部(65)へ集光して入射するための集
光レンズ(79)を備えたレーザビーム照射部(67)とを
備えてなり、前記レーザ加工ヘッド(41)において集光
レンズ(55)及びノズル(53)を備えた昇降体(57)
を、前記上部タレット(17)からの振動の伝達を抑制す
るための緩衝装置を介して上部タレット(17)に支持し
て設けると共に上下調節可能に設けてなるものである。
上記構成により明らかなように、本発明においては、
上部タレット17に設けられたレーザビーム受入部65へレ
ーザビームを入射するレーザビーム照射部67は集光して
入射するための集光レンズ79を備えているので、レーザ
ビーム受入部65とレーザビーム照射部67との光軸が多少
ずれた場合であっても、レーザビーム照射部67からレー
ザビーム受入部65へ確実に入射することができるもので
ある。
さらに、本発明においては、レーザ加工ヘッド41にお
いて集光レンズ55及びノズル53を備えた昇降対57は、緩
衝装置を介して上部タレット17に支持されており、かつ
上下調節可能に設けてあるから、パンチング加工時の振
動が集光レンズ55等へ伝達されることが防止されるもの
である。また上下位置を調節することにより、集光レン
ズ55の焦点位置を常にほぼ一定位置に保持できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は主要部分
を示す断面説明図である。第2図は全体的構成を示す正
面図である。 41……レーザ加工ヘッド 65……レーザビーム受入部 67……レーザビーム照射部 63,75……光ファイバー 79……集光レンズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タレットパンチプレスにおける上部タレッ
    ト(17)に装着したレーザ加工ヘッド(41)に接続され
    かつ上部タレット(17)に設けられたレーザビーム受入
    部(65)と、上部タレット(17)から離隔して設けられ
    たレーザ発振器から発振されたレーザビームを前記レー
    ザビーム受入部(65)へ集光して入射するための集光レ
    ンズ(79)を備えたレーザビーム照射部(67)とを備え
    てなり、前記レーザ加工ヘッド(41)において集光レン
    ズ(55)及びノズル(53)を備えた昇降体(57)を、前
    記上部タレット(17)からの振動の伝達を抑制するため
    の緩衝装置を介して上部タレット(17)に支持して設け
    ると共に上下調節可能に設けてなることを特徴とするレ
    ーザ・パンチ複合加工機。
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