JPS62254782A - パチンコ機の入賞検出装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞検出装置

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JPS62254782A
JPS62254782A JP9722386A JP9722386A JPS62254782A JP S62254782 A JPS62254782 A JP S62254782A JP 9722386 A JP9722386 A JP 9722386A JP 9722386 A JP9722386 A JP 9722386A JP S62254782 A JPS62254782 A JP S62254782A
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征一郎 福島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ機に於ける故障及び不正の検出を容
易にした入賞球検出装置に関する。
【従来技術】
近年のパチンコ機は、一段と電子制御化が図られている
。その−例として、特定入賞口に入賞した時に、例えば
、3桁の数字をランダムに変動させるような偶然性に左
右される事象を生起せしめ、その生起された事象の特定
の組合せにより、当たりモードを決定し、その当たりモ
ードに応じて、遊戯盤中央部に形成されたより入賞確率
の高い大入賞口の開放を制御しているものがある。かか
るパチンコ機の大入賞口の開放継続条件は、娯楽性を適
度に保ち遊叡者の射幸心を過度にあおることのないよう
に、厳格に定められている。例えば、最も入賞確率が高
い大当たりモードでは、大入賞口を30秒間または大入
賞口へ10個の入賞があるまで開放し、更に、大入賞口
の一部に設けられた■入賞口に入賞する毎に、上記開放
継続条件が完了された後も、引続き上記開放継続条件が
完了されるまで、大入賞口を継続して開放するという動
作を最大10回繰り返すことが出来るようにしている。 したがって、上記開放継続条件の判定に大入賞口及びV
入賞口に入賞した球を検出する検出装置が必要となる。 かかる装置の検出不良は、直接遊戯者とその提供者の利
益に関与し、両者間のトラブルの原因となる。このため
、故障が少なくかつ正確に入賞球を検出する装置が必要
である。従来は、係る装置に、一般的には、機械的接触
を利用したマイクロスイッチが使用されていた。また、
マイクロスイッチの欠点を改良するため、金属球の検出
に電磁気的特性の変化を利用した非接触の検出装置、例
えば、実開昭60−20276号、実開昭60−190
376号が提案されている。
【発明が解決しようとする問題点1 上記いずれの検出装置にふいても、検出装置から出力さ
れる検出信号は、高レベル、低レベルの2値信号であり
、入賞球がその装置のセンサ部を通過する時間だけ対応
するレベルの信号を出力するというものである。そして
、高レベルから低レベルへの又はその逆の信号のレベル
変動により入賞球を検出している。このため、検出装置
に入力する給電線、検出装置から出力する信号線の断線
、短絡の障害、装置本体の故障等が発生しても、係る状
態の出力信号は、何れか一方の正規のレベルをとるので
、故障判定が出来ないという問題点がある。即ち、入賞
球を検出していない通常時に、高レベルにあり、球がセ
ンサ部を通過する時に低レベルとなる検出信号を出力す
る装置では、断線、短絡、故障時に信号が高レベルを保
持すると、球が入賞しても、低レベル信号を出力するこ
とが出来ず入賞球を検出することが出来ない。又、断線
、短絡、故障時に信号が低レベルを保持すると、装置は
、常に、1つの球の通過状態を継続して検出しているの
と等価になり、信号が球を検出していない通常時の高レ
ベルに復帰しないため、その後の入賞球を検出すること
が出来ない。したがって、上記何れの場合にも、大入賞
口、■入賞口の入賞検出が出来ないため、大入賞口の開
放継続条件の成立を判定することが出来ず、遊戯者にと
って有利に作用して射幸心をあ$る結果となったり、不
利に作用して遊戯者から苦情が発生する原因となってい
た。 又上記の問題は、通常時に低レベルにあり、球がセンサ
部を通過する時に高レベルとなる検出装置についても、
同様に発生する。 更に、遊+m提供者は、大入賞口の開放継続条件を遊戯
者にとって、より有利に作用させるため、例えば、10
個の入賞球を検出する入賞球検出装置を無効にする目的
で、作意的に信号線を切断したり、短絡したりすること
が間々ある。 この様に、従来の入賞検出装置では、作意又は無作意に
よる装置の故障を検出する事が出来ない。 本発明は、係る欠点を改良する為に、なされたものであ
り、その目的とするところは、入賞検出装置の故障及び
不正の検出を容易に行なえるようにすることである。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、パチンコ球が通過する通過孔を一部に有しブ
こ枠体と、 前記通過孔の側壁に配設されパチンコ球の通過にしたが
って電気的物理量が変化するセンサ部と、前記センサ部
の電気的物理量の変化をそれに対応した電気信号に変換
し、前記パチンコ球が前記通過孔を通過するに応じて、
2値状態をとる球検出回路と、発振回路と、前記球検出
回路がパチンコ球の通過を検出していない状態にある信
号を出力している時は、前記発振回路の出力波形を出力
し、前記球検出回路がパチンコ球の通過を検出した状態
状態にある信号を出力している時は、その状態に対応し
た2値信号を出力するスイッチング回路と、を前記枠体
の基部に配設し、前記スイッチング回路の出力をパチン
コ球の検出信号として出力することを特徴とするもので
ある。
【作用】
パチンコ球が枠体の一部に形成された通過孔を通過する
と、通過孔の側壁に配設されたセンサ部の電気的物理量
が変化する。球検出回路は、このセンサ部の変化を電気
的2値状態に変換する。スイッチング回路は、発振回路
と球検出回路の出力信号を入力しており、球検出回路の
出力信号が球を検出していない通常状態にあるときは、
発振回路の信号(例えば矩形波)を通過させ、球検出回
路の出力信号が、球を検出した状態にある時は、その状
態に対応した2値信号を出力する。この様に、本検出装
置の出力信号は、球を検出していない通常状態では、周
期的に変動する振動波形(例えば矩形波)信号となり、
球が検出された時は、何れか一方のレベルを保持する直
流信号となる。 したがって、装置の故障、装置に入力する電源線、装置
から出力する信号線の断線、短絡等の障害が発生すると
、通常時に於ける矩形波等の振動波形が検出されなくな
り、故障の判定が出来る。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。第
2図、第3図において、大入賞口1は、変動入賞装置1
0に形成されており、その変動入賞装置10は、取り付
は基板13により、パチンコ機の遊載盤(図示略)の中
央部に配設される。 取り付は基板13の正面上部には、開閉パネル11が回
動自在に取り付けられており、開閉パネル11は、図示
しないソレノイドの作動状態により、閉状態に保持され
、ソレノイドを非作動状態とすることにより、その自重
により開放される。取り付は基板13の裏面には、入賞
領域を構成する包囲枠14が一体に形成され、この包囲
枠14の後端開口部には蓋体15が接合されて入賞領域
の後部を閉塞している。包囲体14の内部には、通常の
入賞口12a、12bとV入賞口12cを形成する蓋体
15に固設された仕切り板14a、14bが配設されて
いる。また、取り付は基板13の背面には、入賞口12
a、12bSV入賞口12Cに入賞した球を開口部16
に案内する半円弧上のレール17が配設されている。こ
の開口部1日に、通過孔18が位置するように入賞検出
装M20が蓋体15の下部に配設されている。又、■入
賞口12cを通過した球を検出するように、■入賞口1
2cと通過口18aが一致するように、他の入賞検出装
置20aが配設されている。 入賞検出装置20の外観は、h44図に示すように、通
過孔18が一部に形成された、枠体21を有しており、
その基部22には、電子回路が内蔵されている。通過孔
18の側壁23には、センサ部を構成するコイル30が
埋設されている。枠体21からは、電子回路に給電する
給電線50と入賞信号を出力する信号線51が外部に引
き出されている。本人賞検出装置は、給電線50から給
電され、信号線51から入賞検出信号が出力されるよう
になっている。 電子回路部は、第1図に示すように構成されており、発
振回路31にコイル30から成るインダクタンスが接続
されている。球検出回路として発振回路31と検波回路
32と波形整形回路33が設けられている。パチンコ球
Bがコイル30を通過しない時は、発振回路31は所定
の周波数で発振しているが、パチンコ球Bがコイル30
のうちを通過すると、パチンコ球に誘導される渦電流に
よる損失が大きくなり、発振回路31は、発振を停止す
る。かかる信号S1は検波回路32に出力され、その包
路線が検波され、その検波信号S2は波形整形回路33
に入力して、矩形波に整形される。したがって、波形整
形回路33の出力S3は、パチンコ球を検出していない
通常状態においては、高レベルにあり、パチンコ球を検
出すると低レベルとなる。また、この低レベルの持続時
間は、パチンコ球Bが通過孔18を通過する時間により
決定され、自由落下により通過するとして、はぼ一定の
範囲に存在すると考えられる。この信号S3は、スイッ
チング回路の二側であるAND回路34の1つの入力端
子に入力している。他の入力端子には、パチンコ球の検
出最大周波数にくらべて、大きな周波数の波形を出力す
る矩形波発振回路35の出力S4が入力している。した
がって、AND回路34の出力S5は、信号S3が高レ
ベルの時には、矩形波発振回路35の出力S4が出力さ
れ、信号S3が低レベルにある時は、信号S5は低レベ
ルとなる。したがって、本検出装置の出力信号S5は、
第5図に示すように、バチンコ球が検出されていない通
常状態においては、矩形波の振動波形となり、パチンコ
球が検出されている時は、低レベル信号となる。 この信号をパチンコ機の制御装置であるマイクロコンピ
ュータの入力ポートに直接入力した時は、信号の立ち上
がりと立ち下がりを検出してそのパルス幅を検出するこ
とにより、入力信号が高周波による振動状態にあるか、
その振動が停止した状態にあるかを検出するプログラム
を作成することにより、通常状態と入賞状態とを判別す
ることが出来る。また、パチンコ球が通過孔18を通過
する時間は、はぼ一定の範囲にあるので、一定時間以上
に低レベルが継続することはない。したがって、検出装
置が正常な時は、検出装置の出力信号の高レベルは矩形
波発振回路の出力の周期以上に継続することはなく、低
レベルは、球の通過速度から決定される上記時間以上に
継続することはない。入賞検出装置、信号線等に前述し
た障害が発生した場合には、出力信号は係る条件を満た
さなくなるので、そのことから、装置等の障害の発生を
検出することができる。 本実施例の球検出装置の出力信号を第6図に示す故障判
定回路に入力することにより、2値信号として故障信号
S6を出力することも出来る。この故障判定回路は、リ
トリガブル単安定マルチバイブレータ(以下単にrMM
回路」と略す)で、構成されており、トリガされると高
レベルの一定パルス幅の信号を出力するようになってい
る。出力パルス幅は、抵抗Rで調整できる。この設定時
間は、パチンコ球が通過孔18を通過する時間より可な
り長く設定されている。MM回路の入力端子には、入賞
検出装置の出力信号S5が入力されている。球が検出さ
れていない通常時においては、入力信号S5は振動波形
となり、また、球が検出されているときも、球が通過孔
18を通過する時のみ低レベルとなる。即ち、入賞検出
装置が正常に動作している時は、通常状態、入賞検出状
態とに拘わらず、その出力信号S5はMM回路の上記設
定時間より十分に短い周期で振動している。MM回路は
、その信号の立ち下がりでトリガされるように構成され
ている。したがって、MM回路の出力信号S6は、上記
設定時間内で継続して再トリガされるので、MM回路の
出力信号S6は、高レベルを維持し入賞検出装置が正常
状態にあることを示すことになる。 一方、装置が故障状態にあると、信号S5は、何れか一
方のレベルを保持し、振動波形とはならない。したがっ
て、MM回路は、故障発生後、トリガされなくなり、設
定時間が経過した後、MM回路の出力信号S6は、低レ
ベルとなり、入賞検出装置が故障状態にあることを示す
ことになる。 このようにして、MM回路S6の出力信号により、入賞
検出装置の故障を判定することが出来る。 尚、入賞球の検出は、球検出回路の信号S5を包路線検
波した後、波形整形して球の検出に対応した2値信号を
得ることにより行うことが出来る。 又、MM回路のパルス幅設定時間を矩形波発振回路の出
力の周期より長く、パチンコ球が通過孔18を通過する
時間より短く設定して、入賞球を検出した時にのみ、低
レベルとなる信号を得るようにしても良い。この場合に
は、このMM回路の出力信号の低レベルの継続時間を判
定することにより入賞か故障かの判定が出来る。 上記の実施例では、入賞検出装置のリード線を給電線と
信号線と接地−との3本で構成しているが、第7図のよ
うに、本人賞検出装置を直列2端子累子として構成し、
それが接続される制御装置側の信号処理回路40を図の
ように構成しても良い。即ち、信号処理回路40は、リ
ード!51が接続される抵抗R1と抵抗R2との直列回
路とその分割点の信号を入力するトランジスタTrとそ
のコレクタ端子電圧を入力するインバータIVとから戊
る。そして、リード線50は、24V電源に接続され、
リード線51は、抵抗R1とR2の直列接続を介して接
地されている。電流はリード線50を介して球検出回路
に給電されリード線51、抵抗R1、R2を介して帰還
される。そして、2端子a、b間の抵抗が、変化するこ
とにより、上記実施例と同様な信号が出力される。即ち
、抵抗R1とR2の接続点の信号S6は、信号S5に比
例し、信号S6の信号レベルに応じて、トランジスタT
rがオンオフする。トランジスタTrのコレクタ信号は
、インバータIVで反転されるので、その出力信号S7
は、信号S5と対応したものとなる。 上記実施例では、センサ部にコイルを用いたが、通過孔
18に垂直な磁気回路を構成し、パチンコ球が通過孔1
8を通過する時に、パチンコ球をスイッチ素子として閉
磁気回路が形成されるようし、この閉磁気回路の受端に
ホール素子を配設することにより、球の通過を磁気的に
検出するようにしても良い。
【発明の効果】
本発明は、パチンコ球の通過により変化するセンサ部の
電気的物理量に対応して、2値状態をとる球検出回路と
、発振回路と、球検出回路がパチンコ球の通過を検出し
ていない状態を示す信号を出力している時は、発振回路
の出力波形を出力し、パチンコ球の通過を検出した状態
を示す信号を出力している時は、その信号に対応した2
値信号を出力するスイッチング回路と、を有し、スイッ
チング回路の出力をパチンコ球の検出信号として出力す
ることを特徴とするものである。 したがって、本検出装置の出力信号は、球を検出してい
ない通常状態では、周期的に高周波で変動する発振波信
号となり、球が検出された時は、何れか一方のレベルを
保持する直流信号となる。 このため、装置の故障、装置に入力する電源線、装置か
ら出力する信号線の断線、短絡等の障害が発生すると、
通常時に於ける振動波形が検出されなくなり、故障の判
定が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の具体的な一実施例に係る入賞検出装
置の電気的構成を示したブロックダイヤグラム、第2図
は、同装置が配設される大入賞口を有した変動入賞装置
の構成を示した正面斜視図、第3図は、その内部を背面
から見た斜視図、第4図は、実施例の入賞検出装置の外
観を示した斜視図、第5図は、その出力信号を示した波
形図、第6図は、故障判定回路の一構成を示した電気回
路図、第7図は、他の実施例に係る入賞検出装置の電気
的構成を示したブロックダイヤグラムである。 1・・・・大入賞口 10・・・・変動入賞装置 11
・・・・開閉プレート 12a、b・・・・入賞口 1
2c・・・・■入賞口 13・・・・取り付は基板 1
4・・・・包囲枠 16・・・・開口部 17・“°レ
ール 18・−・・通過孔 15・・・・蓋体 20・
・・”入賞検出装置 21・・・・枠体 22・・・・
基部 特許出聞大  株式会社三洋物産 代理 人  弁理士 藤谷 修 第2図 1ら ン1 第5ト1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パチンコ球が通過する通過孔を一部に有した枠体
    と、 前記通過孔の側壁に配設されパチンコ球の通過にしたが
    って電気的物理量が変化するセンサ部と、前記センサ部
    の電気的物理量の変化をそれに対応した電気信号に変換
    し、前記パチンコ球が前記通過孔を通過するに応じて、
    2値状態をとる球検出回路と、発振回路と、前記球検出
    回路がパチンコ球の通過を検出していない状態にある信
    号を出力している時は、前記発振回路の出力波形を出力
    し、前記球検出回路がパチンコ球の通過を検出した状態
    状態にある信号を出力している時は、その状態に対応し
    た2値信号を出力するスイッチング回路と、を前記枠体
    の基部に配設し、前記スイッチング回路の出力をパチン
    コ球の検出信号として出力するパチンコ機の入賞検出装
    置。
JP61097223A 1986-04-26 1986-04-26 パチンコ機の入賞検出装置 Expired - Lifetime JPH0796051B2 (ja)

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