JPH0453822Y2 - - Google Patents

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JPH0453822Y2
JPH0453822Y2 JP1986034583U JP3458386U JPH0453822Y2 JP H0453822 Y2 JPH0453822 Y2 JP H0453822Y2 JP 1986034583 U JP1986034583 U JP 1986034583U JP 3458386 U JP3458386 U JP 3458386U JP H0453822 Y2 JPH0453822 Y2 JP H0453822Y2
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frame
coil
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glass
window hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、遊技者が表面から磁石によつて不
正に遊技するのを防止するようにしたパチンコ機
に関する。
〈従来の技術〉 パチンコ遊技中に遊技者がガラス面に磁石を接
近させて打球の進路を強制的に変更させ、打球を
入賞口に導く不正行為をする場合がある。そし
て、最近は、大型の入賞装置の開発により、一発
台と呼ばれる一発の打球の入賞が勝敗ないし利益
を大きく左右するパチンコ機が出現している。従
つて、磁石を使用した遊技者の不正な賞球の獲得
を確実に防止しなければならない。そこで、この
種の不正防止装置として、例えば実開昭59−
184881号公報に示されるように、遊技盤に埋込ん
だリードスイツチにより磁石の接近を感知するよ
うにしたものや、特開昭60−40078号公報に示さ
れるように、パチンコ機の裏側にホール素子など
の半導体感磁性素子を設け、該半導体感磁性素子
により磁石の使用を感知して、打球発射装置の駆
動を停止させるようにしたものなどがある。ま
た、実公昭50−44228号公報では、前面ガラス板
に、当該ガラス板を横切る磁力線の変化に応じて
電流を誘起させるコイルを設けてなる不正行為防
止装置が提案されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した磁石の感知手段として
リードスイツチを用いたものは、リードスイツチ
の感知感度が低いために遊技盤の表面に取付けざ
るを得ず、遊技盤の遊技領域を減少させたり、入
賞装置などの形状や取付位置に制限を加えてい
る。一方、リードスイツチは感知感度が低いので
充分な不正防止ないし不正発見が成されていない
のが現状である。また、ホール素子をはじめとす
る半導体感磁性素子を使用したものはリードスイ
ツチに比較して感知感度は向上するが、やはり、
入賞口の位置に対応して設ける必要があり、入賞
装置の形状や設置位置に制約を与えている。そし
て、上記した従来の不正防止装置は磁力の感知手
段を、いずれの場合も遊技盤に設けているので、
入賞装置などの配置を変更したり、遊技盤のデザ
インを変更する場合には、その都度磁力の感知手
段の設定位置を変えなければならず、繁雑で、経
済的にも不都合である。
一方、ガラス板にコイルを形成するのは手間が
掛かるし、コイルが見えると体裁が悪いばかりで
はなく、遊技者が警戒する。また、ガラス板は開
閉可能に構成しなければならないので、配線に余
裕が必要である。そこで、この配線が遊技や作業
の邪魔になつたり、断線や接触不良の虞れも多
い。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、側枠の
一側に、窓孔を有する額縁状の前面枠を開閉可能
に設け、該前面枠の前面側に上記窓孔の周囲に位
置するように取付枠を止着し、該取付枠にガラス
枠及びフロントプレートを上下に配設すると共
に、当該ガラス枠及びフロントプレートの一側を
上記取付枠に回動可能に取付け、上記取付枠の四
辺の内縁には前面が開放する溝状の受部を設け、
上記受部には、磁気により感応する額縁状のコイ
ルを配設すると共に、ガラス枠及びフロントプレ
ートの後縁部分を装着したものである。
〈作用〉 前面枠に開設した窓孔に止着した取付枠の受部
に磁気により感応するコイルを配設してあるの
で、ガラスに磁石を接近させると、上記コイルに
誘導電流が発生し、該誘導電流に起因する信号に
よつて不正防止装置を作動させることができる。
また、コイルを前面が開放する受部に配設するの
で、配設作業や保守点検作業が容易であると共
に、コイルの存在を遊技者に察知されることなく
広い範囲を監視でき、しかもコイルの配線処理が
容易で遊技や組立作業の邪魔になることがない。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例について説明する
と、本考案は、パチンコ機1において遊技盤2を
臨ませた前面枠の窓孔3の周辺に磁気に感応する
コイル4を配設したものである。
パチンコ機1は、側枠5の一方側の上下に配置
した蝶番6,6によつて額縁状の前面枠7が開閉
可能に設けてあり、前面枠7には窓孔3が開設し
てある。この前面枠7は合板などからなる枠状で
あつて、窓孔3の表面周縁には凹陥部8を設け
る。
取付枠9は、上記窓孔3の周辺に位置する額縁
状で、ステンレス鋼板などの金属板を屈曲成形し
てもよいし、合成樹脂で一体成形してもよい。こ
の取付枠9の四辺の内縁には、上記前面枠7の凹
陥部8に嵌着可能であつて前面が解放する溝状の
受部10を設け、該受部10の側壁10′を外方
向に屈曲させて、内側に空部11を有する突条部
12を形成する。該突条部12の先端には、更に
外方向に延出する取着辺13を設け、該取着辺1
3に釘14などを打込んで、取付枠9を前面枠7
に取着する。
取付枠9には、窓孔3の上側部分のほぼ3/4を
占めるガラス枠15を、上記取付枠9の一側の受
部10内に設けた取付軸16によつて回動可能に
取付けると共に、窓孔3の残りの下側部分には、
前面に上皿17を有するフロントプレート18を
同じく回動可能に取付ける。フロントプレート1
8は上縁に前面開放の嵌合溝19を有し、他の三
縁には後向きの係止部20を有している。そし
て、ガラス枠15の周縁に設けた係止辺21は取
付枠9の受部10またはフロントプレート18の
嵌合溝19に係入させる。
ガラス枠15は、内周面に2本のガラス嵌着溝
22,22を有し、各ガラス嵌着溝22,22に
ガラス23,23を夫々に嵌着してある。
一方、前記窓孔3には内側から遊技盤2を臨ま
せ、リヤプレート24を介して取付枠9に取付け
る。該遊技盤2には発射レール25及びガイドレ
ール26で囲まれる遊技部27を形成し、該遊技
部27には別遊技表示装置28をはじめとして、
大入賞口29を有する変動入賞装置30、風車3
1、チユーリツプ32などを適宜配置し、最下部
にはアウト口33を設ける。また、遊技盤2の背
面には入賞球制御機構や賞球排出機構34を形成
する。尚、障害釘の図示は省略してある。更に、
前面枠7の下方部分には、発射装置のハンドル3
5などを設ける。
本考案は、上記のような構成において、磁気に
より感応するコイル4を、窓孔3の周辺に位置す
るように止着した取付枠9の受部10に配設した
ものである。上記コイル4は第4図に示すよう
に、額縁型のモールド状に形成し、受部10内に
配設することができる。即ち、第2図〜第3図に
符号Bで示すように、コイル4を取付枠9に設け
た前面開放の受部10内に配設するのである。こ
のようにコイル4を受部10に配設すると、配設
作業や点検作業が容易であるばかりではなく、コ
イル4の存在を遊技者に察知されずに広い範囲を
監視できる。
また、コイル4を配設する受部10を有する取
付枠9は、前面枠7に止着され、パチンコ機1の
制御装置等は前面枠7の背面側に固定状となるの
で、上記コイル4と制御装置等との間の配線処理
が容易となるし、配線が遊技や組立作業の邪魔に
なることがない。
更に、コイル4が受部10内に位置し、この受
部10には、ガラス枠15の後縁部分である係止
辺21及びフロントプレートの後縁部分である係
止部20を装着するので、コイル4が両後縁部分
の緩衝材として機能可能である。
そして、上記のように構成したパチンコ機1に
磁石Mgを接近させると、コイル4に誘導電流が
発生するので、該誘導電流により、例えば第5図
のブロツク図に示すような不正遊技防止装置を作
動させて、遊技場の管理室に設ける標示灯や音声
警報装置などを作動させる。また、上記誘導電流
に起因する信号に基づいて、パチンコ機の球発射
装置を停止させたり、球の供給を遮断して遊技を
中止することも可能である。
尚、第5図の不正遊技防止装置を簡単に説明す
ると、コイル4に接近する磁石Mgにより、コイ
ル4に誘導電流が発生するので、この誘導電流を
電流増幅回路により一定レベルにまで増幅し、電
圧変換回路で電圧を検出する。一方、基準電圧回
路では不正遊技を目的としない磁気、例えば遊技
者が身に付けている永久磁石の血行促進具などの
微弱磁気には反応しないように調整設定した基準
電圧を生起させ、上記変換回路の電圧と基準電圧
とを比較回路で比較し、基準電圧以上ならばラツ
チ回路を作動させる。そして、ラツチ回路の出力
を電流増幅してパイロツトランプなどの表示灯を
発光させたり、電子音回路で電子音を発振させて
音声増幅回路で増幅してスピーカを駆動して警報
を発する。
〈考案の効果〉 本考案は、コイルを前面枠に開設した窓孔に止
着した取付枠の前面が開放する受部に配設してい
るので、磁石を遊技盤ばかりではなく、上皿に接
近させてもコイルに誘導電流が発生し、該誘導電
流に起因する信号により、パチンコ機の全面にお
ける不正遊技を、感度よく確実に監視することが
できる。また、本考案によれば、配設作業や点検
作業が容易であるばかりではなく、コイルの存在
を遊技者に察知されずに広い範囲を監視できる。
しかも、コイルを配設する受部を有する取付枠は
前面枠に固定状で、パチンコ機の制御装置等も前
面枠の背面側に固定状となるので、上記コイルと
制御装置等との間の配線処理が容易になるし、配
線が遊技や組立作業の邪魔になることがなく、配
線をガラス枠の開閉に対応させることも不要であ
る。そして、コイルが遊技盤の構成、形状などに
影響することがないので、遊技盤の実効面積が減
少したり、入賞装置などの形状や取付けに制限を
加えることがない。更に、遊技盤の入賞装置や表
示装置の変更が可能なので、異なるデザインのパ
チンコ機を構成することも容易である。しかも、
異なるデザインのパチンコ機にあつても同一のコ
イルないし各枠体を使用することが可能なので、
生産性、経済性が極めて高い。
更に、本考案におけるコイルは、遊技者から見
えないので、通常のパチンコ遊技の邪魔になつて
遊技の興趣が殺がれたり、不正遊技者に警戒心を
与えることがない。
そして、コイルを前面が開放する取付枠の受部
に配設し、この受部にはガラス枠の係止辺やフロ
ントプレートの係止部など枠体の後縁部分を装着
させているので、コイルを枠体の緩衝材として機
能させることができる。また、取付枠により針金
等の挿入を阻止することができ、他の不正行為に
も対処することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は縦断面図、第3図は横断面図、第4
図はコイルの斜視図、第5図は不正遊技防止装置
のブロツク図である。 1……パチンコ機、2……遊技盤、3……窓
孔、4……コイル、5……側枠、7……前面枠、
9……取付枠、10……受部、15……ガラス
枠、18……フロントプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側枠の一側に、窓孔を有する額縁状の前面枠を
    開閉可能に設け、該前面枠の前面側に上記窓孔の
    周囲に位置するように取付枠を止着し、該取付枠
    にガラス枠及びフロントプレートを上下に配設す
    ると共に、当該ガラス枠及びフロントプレートの
    一側を上記取付枠に回動可能に取付け、上記取付
    枠の四辺の内縁には前面が開放する溝状の受部を
    設け、上記受部には、磁気により感応する額縁状
    のコイルを配設すると共に、ガラス枠及びフロン
    トプレートの後縁部分を装着させてなるパチンコ
    機。
JP1986034583U 1986-03-12 1986-03-12 Expired JPH0453822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986034583U JPH0453822Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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JP1986034583U JPH0453822Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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JPS62149390U JPS62149390U (ja) 1987-09-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044228U (ja) * 1973-08-23 1975-05-06

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