JPS62253610A - 二液型電気絶縁用ポリウレタンポツテイング剤 - Google Patents

二液型電気絶縁用ポリウレタンポツテイング剤

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JPS62253610A
JPS62253610A JP61098508A JP9850886A JPS62253610A JP S62253610 A JPS62253610 A JP S62253610A JP 61098508 A JP61098508 A JP 61098508A JP 9850886 A JP9850886 A JP 9850886A JP S62253610 A JPS62253610 A JP S62253610A
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JP61098508A
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English (en)
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Shigemi Tanaka
田中 重己
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二液型電気絶縁用ポリウレタンポツテイング
剤に関し、更に詳しくは難燃性、難燃剤の均一な分散性
、電気絶縁性々どに優れる難燃性二液型電気絶縁用ポリ
ウレタンポツテイング剤に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来から、コイル、コンデンサー、トランス、ブレーカ
−など各種の電気、電子部品や、通信及び電力のケーブ
ルジヨイントに樹脂を注入する事(ポツテイング、エン
キャプシュレーション)が行なわれている。樹脂を注入
する目的は、電気、電子部品の電気的P縁、防水、固定
、各抄保膿であり、この為、注型樹脂には機械的強度、
電気的特性、接着性、耐湿性などが要求されている。例
えば、ひまし油と分子t200〜t000のポリイソシ
アネートから成るポリウレタンK(1)塩素化パラフィ
ンを含むハロゲン系難燃剤、(2)無機系難燃剤、(3
)繊維状充てん剤を添加してなるケーブルジヨイントの
シール材料(特公昭60−17414号公報)が知られ
ている。又、ひまし油とポリブタジェンポリオールの混
合系ポリオール、ポリイソシアネート化合物、ダイマー
系低揮発性インシアネート赤リン及び水酸化アンモニウ
ムからなるポリウレタンポツテイング剤(特開昭58−
937j7号公報)が知られている。更に、液状ポリブ
タジェンホモポリマー、液状希釈剤、水和アルミナ、赤
リン粉末及びハロゲン化合物からなる液状ゴム組成物(
特開昭54−138044号公報)が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこうした公知の二液型難燃性ポリウレタン
ポツテイング剤は、長期間保存すると添加された無機系
難燃剤が底部に沈澱し、その沈澱物が固く、ハードケー
キとなシ使用前に相当の角攪拌等を施さねば均一な難燃
性が得られないという問題がある。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは、従来技術のかかる問題点を解決す
べく鋭意研究の結果、本発明を完成するに至った。
卯ち、本発明は主剤〔■〕と硬化剤〔II〕とからなる
二液型電気?線用ポツテイング剤において、ポリヒドロ
キシ化合W及び有機ポリイノシアネート(Blもしくは
、有機ポリイソシアネー)(B)単独からなる主剤[D
iC三酸化アンチモンとハロゲン化合物とからなる難燃
剤(C1,有機モンモリロナイト(D−1)、界面活性
剤(D−2)、有機溶剤(D−3)からなりかつ(D−
1) : (D−2) : (D−,5)=5〜20:
α5〜15:65=94.5 (重量比)の組成からな
る沈降防止剤()及びポリヒドロキシ化合物9かもなる
硬化剤(II)を用いたことを特徴とする二液型電気絶
縁用ポリウレタンポツテイング剤を提供するものである
(構 成) ポリヒドロキシ化合物×N及び(預としては、1分子中
に2〜6個の水酸基を有するもので、例えばンルビトー
ル及び/又はソルビタンと高級脂肪酸とのポリエステル
ポリオール、リシノール酸をベースとする精製ひまし油
及び/又はひまし油誘導体ポリオール、ポリブタジェン
系ポリオール等の疎水性ポリオールである。又、必要に
より仙のポリオールを混合でき、そうした他のポリオー
ルとしては、例えばポリプロピレングリコール、ポリテ
トラメチレンエーテルグリコールなどのポリエーテルポ
リオール、ラクトン系ポリエステルポリオール、アジピ
ン酸系飽和ポリエステルポリオール等親水性ポリオール
が挙げられる。更に必要により短鎖ポリオールを混合し
ても良い。
こうした親水性ポリオールや短鎖ポリオールは、疎水性
ポリオール:親水性ポリオール:短鎖ポリオール−70
〜1oo :o〜20:0〜10(当量%)で用いられ
るのがよい。更に1前記疎水性ポリオールとしては、ノ
ルビトール/ンルビタン系ポリオールとひまし油系ポリ
オールとを当量比でcL1〜(16対(14〜[,9、
特に12〜15対05〜[lL8の割合で組合せたもの
が特に好ましい。ンルビトール及び/又はソルビタンと
高級脂肪酸のポリエステルポリオールとは、ンルビトー
ル及び/又はソルビタン1モルに対して、1モル以上、
1〜摩水酸基数に相当するモル数の高級脂肪酸と給金反
応させたポリエステルポリオールである。この水酸基当
量は、好ましくけ76〜800.特に好ましくは125
〜350であり、水酸基価は好ましくは70〜768、
特に好ましくは160〜450であり、酸価が好1しく
け5以下、詩に好ましくは1以下のものである。高級脂
U5酸としてiJ:%例えは第1/イン酸、リシノール
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ベヘニ
ン酸、イソステアリン酸、ダイマー酸、リノール酸など
が挙げられる。好ましくは、ソルビトール・モノオレイ
ン酸エステル、ソルビトール−モノオレイン酸やモノリ
シノール混合エステル、ンルピタンモノオレイン酸エス
テル吟が挙げられる。a製ひまし油及び/又はひまし油
銹導体は、好ましくは水NR基当量が好ましくは107
〜1,400.特に好ましくは125〜t122であシ
、水酸基価が好ましくは45〜524、特に好ましくa
50〜450であシ、酸価が好ましくは5以下、特に好
ましく1以下のものである。
M與ひまし油は、天然産の精製油、及び合成されたグリ
セリントリリシノール酸エステルのいずれでも使用可能
であシ、具体例としてユリックH−50、ユリック特A
(伊藤ガ油社製)#が挙けられる。又、前記ひまし油肪
導体は、ひまし油又はり7ノール酸と各種ポリオールと
の縮合反応で製造されたポリエステルポリオールである
。′)ま9各種ポリオールとしては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール%1,3−ブチレングリコー
ル、1.4−ブチレンクリコール、1,6−へキサ・メ
チレングリー−ル、などのグリコール類;トリメチロー
ル・プロパン、1,2゜6−ヘキサンジオール、グリセ
リンなどのトリオール類;ポリプロピレントリオール(
MW266〜.i、000)、ポリプロピレングリコー
ル(MW400〜3,000)、ポリエチレングリ;−
ルが挙げられる。好ましくは、エチレングリコール、ト
リメチロールプロパン、ポリプロピレントリオール(M
W400)、グリセリンが使用される。
但し、グリセリンの場合はモノリシノール酸エステルあ
るいはシリシノール酸エステルは、それぞれ単品では誘
導体と指称し、ひまし油と区別される。
本発明において使用するポリブタジェン系ポリオールは
、分子中にイソシアネート基と反応しうる官能基を平均
2.0〜2.5個有する、(好ましくは上記官能基は少
くとも分子両末端に位置している)室温で流動性の分子
it、000〜50.000の比較的分子量の小さいポ
リマーである。
このポリマーの分子骨格はブタジェンなどのジエン系モ
ノマーの単独重合体、もしくは前記モノマーとスチレン
、アクリロニトリルなどの共重合しうるビニルモノマー
との共重合体からなっており、その分子両末端および場
合により分子鎖中にインシアネート基と反応しうる官能
基、例えば−OH,−CH,OH,−COOH,−NI
(、、−8Hなどの官能基を有するものである。これら
のポリブタジェン系ポリマーとして好適な市販品として
は、例えば米国アルコケミカル社製商品名ポリ−ビーデ
ィーR−45M%R−45HT。
C8−15、CN−15、などが挙げられる。又、短鎖
ポリオールとしては、例えばトリエタノールアミン、ト
リイソプロパツールアミン、N−メチルジェタノールア
ミン、N−N−1’r−!f−テトラヒトo−rシル、
プロピルエチレンジアミン等のアミノアルコール、2−
エチル−1,6−ヘキサンジオール、N、N−ビス(2
−ヒドロキシプロピル)アニリン、N、Pl−ジ(2−
ヒドロキシエチル)アニリン、N、N−ジ(2−ヒドロ
キシエチル)パラトルイジン、1.2.6−へ中サント
リオール、グリセリンなどのごとき短鎖ジオール及び短
鎖トリオール等が挙げられる。
本発明に使用されるポリイソシアネート化合物B)とし
てi4.4’−ジフェニルメタン゛ジインシアネート、
2.4/2.6(異性体混合比80/20))リレンジ
イソシアネート、2 、4/2 、6 (同混合比65
/35))リレンジインシアネート、2.4−)リレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
水添化−4,4′−ジフェニル−メタンジインシアネー
ト、メタキシレンジインシアネート、リジンジインシア
ネート、インホロンジインシアネート、ジメリールジイ
ソシアネート、バラフェニレンポリイソシアネート、ト
リフェニルメタントリインシアネート、液状化−4,4
′−ジフェニル−メタン−ジイソシアネート(化成アッ
プジョン社製、インネート143  L<NCO当倚1
43>)が挙げられ、4.4′−ジ・フエ、ニル・メタ
ン・ジイソシアネート、バラフェニレンポリイソシアネ
ート、液状化−4,4′−ジフェニルメタンジインシア
ネート等が好ましく使用される。
本発明に使用される難燃剤(C1は、三酸化アンチモン
とハロゲン化合物とからなる難燃剤組成物であり、例え
ばテトラフロムビスフェノールA、デカプロムービsフ
ェニールエーテル、ヘキサブロムベンゼン、ヘキサブロ
ムジフェニルオキサイド等の芳香族ハロゲン化合物、テ
トラブロムエタン、トリス(2,3−ジブロモプロピル
)ホスフェート、含臭素ポリオール(Brominex
−126(5w1ft & Co製品))、)!jス(
β−クロロエチル)ホスフェート、トリス(ジクロロプ
ロビル)ホスフェート、含リン塩素化ポリオール(Fy
rol −15(5lou4fer Chem Co製
品)〕等の脂肪族ハロゲン化合物々どの無機系が好まし
く挙げられるが、リン系の液状の難燃剤も併用しても良
い。
難燃剤(Clは、主剤CI〕と硬化剤〔■〕(但し、(
D)成分は含まない)の合計量に対し、重量比で三酸化
アンチンを3ガいし25部、ハロゲン化合物は乙ないし
30部配合され、通常は硬化剤〔■〕に混合添加される
。好ましぐは前者を5ないし15部、後者を10ないし
20部配合される。
本発明の沈降防止剤(Dlは、有機モンモリロナイト(
D−1)、界面活性剤(D−2>及び有機溶剤(D−3
)からなり、この5成分の重量比が(D−1) : (
D−2) :(D−3)m5〜20 :(15〜15 
:65〜94.5、好ましくは5〜15:1〜10ニア
5〜94の組成のものである。その添加量は硬化剤〔I
I〕に対して重量基準で0.5〜8部、特にtO〜5部
が好ましい。
有機モンモリロナイト(D−1)は、含水アルミニウム
ケイ酸塩(A110g ・4 Sing ・nHlo 
)であシ、この粉末表面をアミン処理又は脂肪哉処理し
たものが好ましく、例えば米国NLインダストリー社+
7)BENTONK−27。
−34,−38の5銘柄、及び白石工業社のオルイン等
が市販品として挙げられる。
界面活性剤(D−2)は、非イオン性もしくは陽イオン
性、両性イオン等のイオン性の界面活性剤で、好ましく
は電気的中性のものであり、例えば脂肪族ポリアマイド
ポリアミンと脂肪族モノカルボン酸の塩、脂肪族ポリア
マイドポリアミンとポリカルボン酸の塩、等が挙けられ
る。市販品としてBYKマリンクロット社のANTIT
ERRA−U、。
ANTITERRA−203等が挙けられる。
有機溶剤(D−3)は、低極性有機溶剤が好ましく、例
エバキシレン、ミネラルスピリット、ヘキサン、メチル
エチルケトン、酢酸エチル等が挙げられる。この沈降防
止剤10は、前記(D−1) 〜(D−3)を前記の割
合で混練することによシ、ベースト状物として得ること
ができる。
本発明のポリヒドロキシ化合物(5)は、前記した(A
l成分と同一のものであυ、用いる場合(A)成分と同
種ポリオールでも界種ポリオールとなっても良いが、好
ましくは同種ポリオールである。
硬化剤〔II〕は、ポリヒドロキシ化合4kAa、難燃
剤fcl及び沈降防止剤(Diを混練することにより得
られる。更に硬化剤(IIIには、前記した短鎖ポリオ
・−ルや可塑剤、高沸点溶剤を所望により添加すること
ができる。短鎖ポリオールを配合することの効果として
は、硬化物の硬度全型し機械的強度や耐冷熱サイクル性
を向上させることができる。しかし、その配合量を過度
に多くすると硬くなシすぎ耐冷熱サイクル性を損なう傾
向があるので、その配合量は、硬化剤ポリオール成分全
当舞白穴シ5ないし40当量%、好ましくは5々いし2
0当量%とするのが適切である。
可塑剤の具体例としてはリン酸エステル系、有機カルボ
ン酸エステル系、プロセス油系などの可塑剤が例示され
、これらを適宜選択して配合するととくより低粘度化し
、かつ安定性、注型性の向上を図ることができる。とく
に硬化物に高度の難燃性が要求される場合には難燃性を
備えた可塑剤、例えばリン酸エステル系の可塑剤を用い
ることが望普しく、なかでもポリオール成分との相溶性
の点でトリクレジルホスフェートがもつとも重用される
。可塑剤の配合量は適宜選択されるが、通常は硬化剤成
分中100jl素部当り30重量部以下であや、なかで
も5〜20重鵞・部が好適である。
高沸点溶剤は、主剤〔■〕と硬化剤CIOとの合計量に
対して0〜10重倚%用いられ、石油から得られる高沸
点留分の内、芳香族系炭化水素を含有するものである。
その留出温度は150℃以上、好ましくは170℃〜4
50℃の範囲のものである。その典型的外芳香族系留分
の例は、石炭酸油、ナフタリン油、吸収油、アント2セ
ン油等がある。
これらの留分に脂肪族炭化水素の如き、他の成分を好ま
しくは号を越えない稈度で添加し使用しても良い。又、
その他、スチレンとm−キシレン及び又はp−キシレン
から成る縮合物の1−フェニル−1−キシリルエタン、
(日本石油社、8石コンデンサーオイルS)等も併用添
加してもよい。
本発明に使用される反応触媒としては、例えばトリエチ
レンジアミン、ジメチルエタノールアミ7、N−メチル
モルホリン等のアミン系触媒、ナフテン酸コバルト、ジ
プチル錫ジラウレート、オクチル酸鉛、塩化第2鉄等金
属系触媒が挙げられ、単独あるいは、混合して使用でき
る。これらの触媒は、低反応性ポリイソシアネートであ
るトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、水m化4 、4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネート、インホロンジイ
ソシアネート等からなるウレタンプレポリマーの合成反
応及びそれらのプレポリマーと硬化剤との二液性硬化反
応の促進に用いられる。
その添加量は、NCO成分及びOH成分総量100重量
部に対しく1001〜1重景部用いれは良い。
かくして本発明のポツテイング剤は、ポリヒドロキシ化
合9AAJと有機ポリイソシアネート化合ThB1との
水酸基当量比(NCOlo)(1が1゜8以上になる様
に反応させてプレポリマーとし、主剤(I)とする。こ
の主剤0)の硬化は、主剤CI)と硬化剤[”ff]と
の当量比(NCOloH)がα8〜t4゜好ましくは0
9〜t2、特に好ましくは約toで反応を行なうのが艮
い。
本発明のポツテイング剤は%25℃で可使時間10〜1
20分、硬化時間3へ7時間、熟成日数6〜8日程度の
ものであるのが良い。
(発明の効果) 本発明のポツティング剤は、主剤CI)及び硬化剤[T
I)のいずれも低粘度の液体であり、常法に従って容易
に混合することによシ硬化反応し、例えばろう電しゃ断
機、自動車を部品(イグニッション系のトランス等)、
コンデンt−、リレー、各種トランスなどの電子部品及
び通信・電カケープルのジヨイント部の注型用に使用す
る事ができる。又、本発明のポツテイング剤は、長期保
存安定性に浸れるので難燃剤配合の硬化剤(ITIを使
用前強力攪拌する事なしに、難燃剤のソフトケーキを軽
く攪拌器等でかき混ぜる程度で、主剤〔工〕と混合する
ことにょシ優れた難燃性が得られる。
即ち、硬化したポリウレタンポツテイング剤の難燃性は
、容器表面部の硬化剤〔II〕を使用したものも、容器
底部の硬化剤(II)を使用したものも、全く差及びム
ラがなく、94UL規格(v=0、■=1)に合格する
ものである。
又、本発明のポツテイング剤は、電気絶縁性、耐冷熱サ
イクル性、耐熱性、注型性など他の物性にも優れたもの
である。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
尚、実施例の「部」及びし%」は全てN量基準である。
合成例1(ポリヒドロキシ化合物の製造)攪拌器、温度
計、窒素ガスblow口、排気口、加熱及び冷却装置付
き反応装置にソルビトール191部、オレイン酸113
0部を仕込み、触媒の存在下、窒素気流中180〜20
0℃で、エステル化の縮合反応を行ない、目標の水酸基
価(0)!価と略記する)、酸価を確認後、1[]0’
Cへ冷却する。それを硅そう土等のr過助剤を用い2ゴ
紙でiJ溝し取り出す。上記で製造されたソルビトール
・テトラ・オレイン酸z、xテ#(A−1)は、OII
価85.5.、酸価1゜o11部11005%、外観淡
黄色液状であった。
合成例2(ポリヒドロキシ化合物の製造)合成例1と同
様の反応装置を使用してソルビトール191部、オレイ
ン酸84Z5部、リシノール酸298部を仕込み、以下
合成f!I+ 1と同様にして製造されたソルビト−ル
・オレイン酸・リシノール酸の混合エステル(A−2)
は、OH価17aO1酸価1’17、水分1l1005
%、外観淡黄色液体であった。
合成列6(ポリヒドロキシ化合物の製造)合成fH11
と同様の反応装Nを使用してソルビタ/172部、オレ
イン酸282.5部を仕込み、以下合成例1と同様にし
て製造されたソルビタン・モノ・オレイン酸エステル(
A−3)は、OH価39[]%酸価to、水分[100
5%、外観淡黄色液体であった。
合成例4(主剤〔I〕の製造) 合成例1と同様の反応装置を使用して、ひまし油(OH
価161、酸価α5)173.7部、ポリヒドロキシ化
合物(A−1)324.3部を仕込み窒素気流中100
℃に昇温し、5 wwi Hg頁空中下水・脱ガス後、
常温に冷却し常圧に返した後窒素気流中、 4 、4’
−ジフェニルメタンジインシアネート616部、インネ
ート143−L(液状化MDI。
化成アップジョン社製)176.2部を仕込み60〜8
0’Cに昇温後、3〜8時間反応させた後、目標のNC
O当量を計測確昭し、冷却、取り出す。上記で製造され
たウレタンプレポリマー(主剤層1)はNCO当量25
0、粘度cps/25℃ ’!、700c陳であった。
合成例5(主剤CI)の製造) 合成例1と同様の反応装置を使用して、ひまし油(OH
価161、酸価α5)20部4部、ポリヒドロキシ化合
物(A−2)125.6部を仕込み、窒素気流中ioo
’eに昇温し、5 +ra Hg真:中下、脱水・脱ガ
ス後、常温に冷却し常圧に返した後、窒素気流中4,4
′−ジフェニル・メfi7−ジイノシアネート48t1
部、イソネート143−L15′7.6部を仕込み、以
降は合成例4と同様にしてウレタンプレポリマー(主剤
層2)を製造した。NCO当*250 。
粘度cps/’>5℃t 800 cpsであった。
合成例6(主剤CI)の製造) ひまし油(OH価161%AN15)173部、ポリヒ
ドロキシ化合物(A−3)71.75部、4,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネート407.5部、イソネ
ート146−L116.6部を仕込み、他は合成例4と
同様にしてウレタンプレポリマー(主剤43)を製造し
た。主剤7g63はNCO当t250、粘度cps/2
5℃1.900 cpsであった。
合成例7(沈降防止剤の製造) ANTITERRA−U(界面活性剤、マリンクロット
社製品)5部、BENTONE−27(有機モンモリロ
ナイト、NLインダストリー社製)15部、トルエン8
0部を激しく攪拌してペースト状物(沈防−サンプルー
腐1)を調製した。
合成例日(沈降防止剤の製造) ANTITKRRA 203 5部、BENTONE−
3815部、トルエン80部を激しく攪拌してペースト
状物(沈防−サンプルー腐2)を調製した。
合成例9(硬化剤(10の製造) 合成り11と同様の装備をした混合槽を使用して、ひま
し油(OH価161、酸価α5)92.4部、グリセリ
ン−ジ−リシノール酸エステル(OH価257、酸価t
 O)24.7部、三酸化アンチモン217部、デカブ
ロムビフェニルエーテル4五3部、沈降サンプル/16
12.74部を仕込み30分間攪拌混合後、3本ロール
で混線(30μ以下に調製)後、取や出し硬化剤/I6
1とした。
合成例10(硬化剤[”II)の製造)合成例1と同様
の混合槽を使用して、ひまし油(OK価161、酸価[
15)105.6部、N、M−ビX(2−ヒ)”ロキシ
プロビル)アニリン(OH当量105.02)8部、三
酸化アンチモン1α7部、デカプロムービーフェニルエ
ーテル2t4部、沈降サンプル/f622.19部を仕
込み30分間攪拌後、3本ロールで混#(30μ以下に
趣整)後、取シ出し硬化剤/162とした。
合成例11(硬化剤(II)の製造) 沈降サンプル腐1の仕込み量を91部に変更した以外は
合成例9と同権にして硬化剤/163を得た。
合成例12(硬化剤〔II〕の製造 )沈防すンプル朧2の仕込み量を7.28部に変更した
以外は合成例10と同様にして硬化剤/164を得た。
比較合成911j(硬化剤の製造) 沈降サンプル/161を用いない以外合成例9と同様に
し、硬化剤/i65とした。
比較合成例2(硬化剤の製造) 沈降サンプル/I62を用いない以外合成例10と同様
にし、硬化剤/166とした。
試験例(硬化剤の静置試験) 合成例9〜12、比較合成例1〜2で調製された硬化剤
7161〜/I66を100ccガラス8サンプルに1
009r採取し、静置試験を行ない、三酸化アンチモン
やデカブロム・ビ・7エエルエーテルの無機系難燃剤の
沈降速度を硬化剤の液面と難燃剤の分散面の差(tyt
 )を計測することによジ虜が速い為、硬化剤の液面と
難燃剤分散面との差が大きくなり、沈澱物はハード・ケ
ーキになることがわかった。
本発明の硬化剤は、沈降速度がおそいため、液面と難燃
剤分散面との差は小さく、沈澱物はン7ト・ケーキとな
ることから、長期保存安定性に優れたものと言える。
実施例1〜B、比較例1〜3 合成例4〜乙の主剤CI)、合成%19〜12の硬化剤
〔II〕を第2表、第3表に示す様な配合により注型し
、得られたポリウレタンポツテイング剤の性能を同表に
評価した。
ポリウレタンポツティング剤の性状、性能については、
硬度、抗張力、破断伸度、引裂強度、(加硫ゴム物理試
験法JISK6301で計測)体積固有抵抗、誘電率(
熱硬化性プラスチック一般試験法JIS K 6911
で計測)、冷熱性(−40℃・C低温槽1時間、100
℃熱風循環式乾燥機1時間の冷熱サイクルテスト、50
回以上行った後、異常なければO)、難燃性(94UL
規格によって燃焼性テスしたものr相開に示した。
第2.3表の結果よりわかる様、本発明のポツテイング
剤は難・黙むらのない難燃性に優れるのみならず抗張力
、伸び等にも優れたものであった。
手続補正書(自発) 昭和61年?月1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  主剤〔 I 〕と硬化剤〔II〕とからなる二液型電気絶
    縁用ポツテイング剤において、ポリヒドロキシ化合物(
    A)及び有機ポリイソシアネート(B)もしくは有機ポ
    リイソシアネート(B)単独からなる主剤〔 I 〕に三
    酸化アンチモンとハロゲン化合物とからなる難燃剤(C
    )有機モンモリロナイト(D−1)、界面活性剤(D−
    2)、有機溶剤(D−3)からなりかつ(D−1):(
    D−2):(D−3)=5〜20:0.5〜15:65
    〜94.5(重量比)の組成からなる沈降防止剤(D)
    及びポリヒドロキシ化合物(E)からなる硬化剤〔II〕
    を用いたことを特徴とする二液型電気絶縁用ポリウレタ
    ンポツテイング剤。
JP61098508A 1986-04-28 1986-04-28 二液型電気絶縁用ポリウレタンポツテイング剤 Pending JPS62253610A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762140A (ja) * 1993-08-30 1995-03-07 Sanyo Chem Ind Ltd 難燃性エラストマー
JP2012007044A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Sanyo Chem Ind Ltd 中空糸膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物
WO2014041668A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 燐化学工業株式会社 ポリウレタン用難燃剤組成物ならびにこれを用いて製造される難燃性ポリウレタン及び難燃性ポリウレタンフォーム

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WO2014041668A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 燐化学工業株式会社 ポリウレタン用難燃剤組成物ならびにこれを用いて製造される難燃性ポリウレタン及び難燃性ポリウレタンフォーム

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