JPS62252702A - 発泡性防虫エアゾ−ル剤 - Google Patents

発泡性防虫エアゾ−ル剤

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JPS62252702A
JPS62252702A JP9644086A JP9644086A JPS62252702A JP S62252702 A JPS62252702 A JP S62252702A JP 9644086 A JP9644086 A JP 9644086A JP 9644086 A JP9644086 A JP 9644086A JP S62252702 A JPS62252702 A JP S62252702A
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JP
Japan
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water
weight
mothproof
insect repellent
aqueous suspension
Prior art date
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Pending
Application number
JP9644086A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyasu Minagawa
文康 皆川
Hiroyuki Takeda
武田 洋行
Takuji Kohama
小浜 卓司
Kazuyuki Maeda
一行 前田
Koji Mizui
耕二 水井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuko Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Yuko Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yuko Chemical Industries Co Ltd filed Critical Yuko Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は発泡性防虫エアゾール剤に関するものである。
[従来の技術] 防虫エアゾール剤を製造及び使用する点で次の欠点があ
った。■防虫有効成分には加水分解を起こすなど、水に
不安定な物が多く、水性懸濁液中で長期間安定化させる
ことが困難であった。■防虫効果は有効成分自体の持つ
防虫性能に頼る所が大きく、効力は有効成分量、有効成
分量に左右されていた。又、防虫有効成分の多くはその
成分の増強剤の添加も必要であったなどの理由から量的
に有害性の高い防虫エアゾール剤がほとんどであった。
■折角、害虫の潜む場所に塗布をしても、効果持続時間
は一般の場所へ塗布した時と同様、特別な効力は持たな
かった。■塗布時薬剤が飛散しやすく作業者が誤って吸
入する危険性があった。
[発明が解決しようとする問題] そこで本発明者は上記した欠点■、■、■及び■のない
防虫エアゾール剤を開発しようとして種々研究を重ね、
長期間水性懸濁液中で防虫有効成分が安定であり飛散性
がなく、効力持続性等のある発泡性防虫エアゾール剤を
発明するに至った。
E問題点を解決するための手段] 即ち、本発明は防虫有効成分1〜40重量%、HLBが
11以下の非イオン界面活性剤1〜40重量%、水溶性
高分子0.1〜30重景%、ジオクチルスルホコハク酸
ナトリウム0.05〜10重量%及び少なくとも5重世
%以上の水を加え総量100重量%とした水性懸濁液を
噴射剤と共に、噴射装置を具備した密閉容器に封入して
成ることを特徴とする発泡性防虫エアゾール剤である。
[実施例] 本発明に用いられる防虫有効成分としては、例又はブト
ピロノキシル、ブトキシポリプロピレングリコール、ジ
ブチルアジベイド、ジブチルサクシネート、ジエチルト
ルアミド、ジメチルフタレイト、MGKリペレント11
、MGKリペレント326、MGKリペレント874、
MKIloo、MGK264、サイネビリン500.ピ
ペロニルブトキサイド、MK8212、S−421、r
BTA、アセトフェノン、クレゾール等があげられろ。
これらは一種又は二種以上の混合物として使用すること
も可能である。
本発明に於て用いる非イオン界面活性剤のHLBを11
以下と限定する理由は防虫有効成分を水溶性高分子と共
に水中に分散する場合、HLBがより高い非イオン界面
活性剤など他の界面活性剤を使用する場合に於ては水中
油型で化学的に不安定であった防虫有効成分も、極めて
安定化されろこと、鼻や眼粘膜に対する刺激性が少ない
こと、親油性散布面での展着性が良好であること及び残
効性の優れることに起因する。以て、本発明で使用され
るHLBII以下の非イオン界面活性剤は例えIf、1
?リオキシエチレンノニルフエニルエーテル等のアルキ
ルアリルエーテル型、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル等のアルキルエーテル型、ポリオキシエチレンオレ
エート等のアルキルエステル型、チリオキシエチレンラ
ウリルアミン等のアルキルアミン型、ソルビタンモノオ
レエートやポリオキシエチレンソルビタンオレエート等
の多価アルコール型、アルキルアリルエーテルホルマリ
ン縮合物等がある。これらは一種又は二種以上の混合物
として使用することも可能である。
本発明に用いられる水溶性高分子は、例えばアラビアガ
ム、カラギナン、キサンタンガム、CMC1トラガント
ガム、ポリビニルアルコール、ラポナイト等がある。
本発明に於て使用される噴射剤は、例えばプロパン、ブ
タン、ジクロルジフルオルメタン、トリクロルモノフル
オルメタン、ジクロルテトラフルオルエタン等の液化ガ
ス、又は炭酸ガス、亜酸化窒素、窒素等の圧縮ガスなど
を単独又は混合して使用できる。
噴射剤は発泡をもたらす為に重要であり、泡の安定性、
膨張性等を考慮し、その量が決定されるが、通常は全成
分量に対し5〜40容量%の使用が適当であり、容器封
入後の製品圧力は25℃で2〜6.5kg/cjが好ま
しい。
又、処方に於て有効成分の物性上、PHを調整すること
により更に安定化されるものにはPHW4整剤等の安定
剤を添加することができ、微生物に汚染される恐れのあ
る製剤には防腐剤を添加することができ、寒冷地に於て
凍結する恐れのある製剤には、凝固点降下剤を添加する
ことができる。
(チャバネゴキブリに対する防虫効果試験)本発明の防
虫効果を調べる為、次の如〈実施例及び従来処方の一例
である比較例を作り後記の方法により防虫効果を比較し
た。
実施例1               (重量%)ジ
ブチルサクシネート         1O1OPOE
ノニルフエニルエーテルF[LBlo、0 5.0ジオ
クチルスルホコ八り酸ナトリウム  0.5ポリビニル
アルコール          85水       
                76.0上記水性懸
濁液90容量%に対しプロパン50重量%、ブタン50
重量%からなる混合噴射剤10容量%をエアゾール容器
に充填した。
実施例2               (重量%)ジ
エチルトルアミド          12.0ソルピ
タンモノオレエー) HLB5.0    6.0ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム   1.5キサンタ
ンガム             0.5水     
                 80.0上記水性
懸濁液80容量%に対しジクロルジフルオルメタン60
重量%、ジクロルテトラフルオルエタン40重量%から
なる混合噴射剤20容量%をエアゾール容器に充填した
実施例3               (重量%)ビ
スブチレン              10.0ソル
ビタンモノラウレート■LB8.6    7.0ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム  2.5ポリビニル
アルコール          8.5水      
                72.0上記水性懸
fA’tl!65容量%に対しジクロルジフルオルメタ
ン20重量%、ブタン80重量%からなる混合噴射剤3
5容量%をエアゾール容器に充填した。
比較例1               (Ii景%)
ジブチルサクシネート10.0 無臭灯油               90.0上記
混合液60容量%に対しプロパン50重量%、ブタン5
0重量%からなる混合噴射剤40容量%をエアゾール容
器に充填した。
比較例2               (重量%)ジ
エチルトルアミド          12.0無臭灯
油               88.0上記混合液
60容量%に対しジクロルレフ用オルメタン60重fi
%、ジクロルテトラフルオルエタン40重量%からなる
混合噴射剤40容量%をエアゾール容器に充填した。
比較例3               (重量%)ビ
スブチレン              10.0無臭
灯油               90.0上記混合
液60容量%に対しジクロルジフルオルメタン60重量
%、ブタン40重量%からなる混合噴射剤40容量%を
エアゾール容器に充填した。
(比較試験方法及び結果) 一辺が10cmの正方形と樅0 、5 an、横10個
の長方形の薄いベニヤ板各二枚を用意し、それらを用い
、高さが0.5cm、巾約10cmの開口断面を持つ長
さ10c+nのシェルタ−を作る。これと同一のシェル
タ−を7個用意し、実施例又は比較例のエアゾール剤そ
れぞれについて、内容成分の内噴射剤を除いた物の量が
約1gとなる量をそれぞれのシェルタ−内面に塗布した
物を準備した。そこで、各シェルタ−をチャバネゴキブ
リ200匹を飼育している飼育ケース内で24時間順化
させた後、シェルタ−内に侵入しているチャバネゴキブ
リの山数を計測し、下記基準により防虫効果を判定した
。尚、対照(ブランク)として無処理のベニヤ板で作成
したシェルタ−を用いて対比試験も実施した結果次表の
如きであった。
上記判定基準は次の如きとした。
−二  侵入山数   0匹 + :   り   1〜5匹 ← =    lI   6〜10匹 +)+  :    /l     11匹以上次に一
辺が20cmの正方形と縦0 、3cm、横2エルター
を作る。これと同一のシェルタ−を7個用意し、それぞ
れのシェルタ−内部の中央に約1gのビスケット末を設
aシtこ。各検体をそれぞれ用意したシェルタ−の開口
部に1秒間に10cmの速さでそれぞれの検体を帯状に
噴射したものを、チャバネゴキブリ200匹を飼育して
いる飼育ケース内に設置し、シェルタ−内に侵入してい
るチャバネゴキブリの山数を計測し、前表の基準と同様
にして防虫効果を判定する。対照(ブランク)として無
塗布のものもテストした。結果は次の如きであった。
(Ei時安定性) 次に本発明の経時安定性の比較−例として、前記実施例
2に対する次の比較例4を用意し比較テストした。
比較例4               (重量%)ジ
エチルトルアミド           12.0アル
キルベンゼンスルホン酸カルシウム 6.5POEノニ
ルフエニルエーテルHLB15.0  ft、5POE
ノニルフエニルエーテルF[LBlg、4 7.5ジエ
チレングリコールモノブチル エーテル    5.0 水                        
57.5上記水性懸濁液80容量%に対しジクロルジフ
ルオルメタン60重量%、ジクロルテトラフルオルエタ
ンキ≠;≠ホ40重量%からなる混合噴射剤20容量%
廃エアゾール容器に充填しな尚、テスト容器は前記実施
例2及び本比較例4共、アルミ及びブリキコート化の二
種を用い、45℃恒温槽にて経時テストを行ったところ
次表の如きであった。
上記判定基準は次の如きとした。
−:  異状なし +  :  極くわずか錆腐食あり ← :  数ケ所錆腐食あり ÷ :   全体に錆腐食あり 本発明を実施する時、内容物は噴射と同時に発泡し被塗
面に泡状で塗布される為、内容物の飛散が無く霧状で噴
射される場合のように作業者が誤って薬剤を吸入したり
目に入ったりするなどの危険性が無い。
又、この発泡は害虫が潜んでいると思われる穴など間隙
がある場所に塗布する時は特に有効であり泡を間隙部に
充満し、物理的にも害虫を遮断することができる。又、
末剤は乾燥後も従来の防虫エアゾール剤に比してかなり
厚みのある塗膜となる為に長期にわたり防虫効果を持続
させることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 防虫有効成分1〜40重量%、HLBが11以下の非イ
    オン界面活性剤1〜40重量%、水溶性高分子0.1〜
    30重量%、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム0.
    05〜10重量%及び少なくとも5重量%以上の水を加
    え総量100重量%とした水性懸濁液を噴射剤と共に、
    噴射装置を具備した密閉容器に封入して成る発泡性防虫
    エアゾール剤
JP9644086A 1986-04-24 1986-04-24 発泡性防虫エアゾ−ル剤 Pending JPS62252702A (ja)

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