JPH0661193B2 - 外部寄生虫防除方法 - Google Patents
外部寄生虫防除方法Info
- Publication number
- JPH0661193B2 JPH0661193B2 JP62326291A JP32629187A JPH0661193B2 JP H0661193 B2 JPH0661193 B2 JP H0661193B2 JP 62326291 A JP62326291 A JP 62326291A JP 32629187 A JP32629187 A JP 32629187A JP H0661193 B2 JPH0661193 B2 JP H0661193B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pest control
- water
- control agent
- control method
- small animal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は犬、猫等の愛玩小動物の外部寄生虫の防除方法
に関するものである。
に関するものである。
従来小動物の害虫を防除する方法としては(A)小動物
に害虫防除粉剤を直接散粉する方法。(B)小動物を害
虫防除液剤を直接噴霧する方法。(C)小動物を害虫防
除剤含有液体シャンプーで洗浄する方法が知られてい
る。
に害虫防除粉剤を直接散粉する方法。(B)小動物を害
虫防除液剤を直接噴霧する方法。(C)小動物を害虫防
除剤含有液体シャンプーで洗浄する方法が知られてい
る。
しかしながら前記(A)の方法は防除剤が散布時に飛
散、また小動物が動くたびにまき散らすため屋内では適
さなかった。(B)の方法においては周辺への飛散と均
一に処理できない。(C)の方法は水を使うため使用場
所に制限がある等の問題点があった。
散、また小動物が動くたびにまき散らすため屋内では適
さなかった。(B)の方法においては周辺への飛散と均
一に処理できない。(C)の方法は水を使うため使用場
所に制限がある等の問題点があった。
本発明者らは小動物の外部寄生虫を簡易に誰でも処理で
きる方法について鋭意研究を重ねた結果、害虫防除薬剤
を泡状にして小動物体表に塗り付けること、更に防除剤
を液化ガスにより泡状にしたものを用いることにより前
記の問題点を解決できることを見いだし本発明を完成し
た。
きる方法について鋭意研究を重ねた結果、害虫防除薬剤
を泡状にして小動物体表に塗り付けること、更に防除剤
を液化ガスにより泡状にしたものを用いることにより前
記の問題点を解決できることを見いだし本発明を完成し
た。
すなわち本発明の目的は小動物の体表面に泡状エアゾー
ル害虫防除剤を施用することを特徴とする外部寄生虫防
除方法を提供するものである。
ル害虫防除剤を施用することを特徴とする外部寄生虫防
除方法を提供するものである。
以下本発明を詳細に説明する。本発明に用いる泡状エア
ゾール害虫防除剤は害虫防除成分、分散起泡成分と水及
び液化ガスからなる泡状エアゾール剤で、害虫防除成分
は特に限定するものではなく市販の例えばピレスロイド
系殺虫剤では天然ピレトリン、ペルメトリン、フラメト
リン、フェノトリン、フタルスリン、アレスリン、レス
メトリン、デカメスリン、サイバーメスリン、フェンバ
レレート等、有機燐系殺虫剤ではフェニトロチオン、ダ
イアジノン、ナレド、ディプテレックス、フェンクロホ
ス、フェンチォン、プロペタンホス等、カーバメート系
ではカルバリル、プロポクスル等、その他ロテノン、I
BTA、アバメクチン、忌避剤のDEET等が上げられ
これらを単独または混合して用いてもよく好ましくは水
に対し0.01〜3.0%含有させる。更に殺虫剤忌避
剤に用いられる効力増強剤や香料、ハーブ等を加えるこ
とも妨げるものでない。更に分散起泡成分についても限
定するものでなく、害虫防除成分を水に分散し液化ガス
を加えたとき安定な泡を形成するものであればよく、例
えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、ラウリルア
ルコール硫酸エステルトリエタノールアミン塩、ラウリ
ルアルコール硫酸エステルソーダー塩、ラウリルアルコ
ール硫酸エステルジタノールアミン塩、ラウリン酸ジタ
ノールアマイド、アルキルベンゼンスルフォン酸ソーダ
ー塩、アルキルベンゼントリエタノールアミン塩、アル
キルジアミノエチルグリシン等があげられ必要に応じて
アルコール類、グリコール等類を加え単独または混合で
用い好ましくは水に対し0.05〜1.0%含有させ
る。
ゾール害虫防除剤は害虫防除成分、分散起泡成分と水及
び液化ガスからなる泡状エアゾール剤で、害虫防除成分
は特に限定するものではなく市販の例えばピレスロイド
系殺虫剤では天然ピレトリン、ペルメトリン、フラメト
リン、フェノトリン、フタルスリン、アレスリン、レス
メトリン、デカメスリン、サイバーメスリン、フェンバ
レレート等、有機燐系殺虫剤ではフェニトロチオン、ダ
イアジノン、ナレド、ディプテレックス、フェンクロホ
ス、フェンチォン、プロペタンホス等、カーバメート系
ではカルバリル、プロポクスル等、その他ロテノン、I
BTA、アバメクチン、忌避剤のDEET等が上げられ
これらを単独または混合して用いてもよく好ましくは水
に対し0.01〜3.0%含有させる。更に殺虫剤忌避
剤に用いられる効力増強剤や香料、ハーブ等を加えるこ
とも妨げるものでない。更に分散起泡成分についても限
定するものでなく、害虫防除成分を水に分散し液化ガス
を加えたとき安定な泡を形成するものであればよく、例
えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、ラウリルア
ルコール硫酸エステルトリエタノールアミン塩、ラウリ
ルアルコール硫酸エステルソーダー塩、ラウリルアルコ
ール硫酸エステルジタノールアミン塩、ラウリン酸ジタ
ノールアマイド、アルキルベンゼンスルフォン酸ソーダ
ー塩、アルキルベンゼントリエタノールアミン塩、アル
キルジアミノエチルグリシン等があげられ必要に応じて
アルコール類、グリコール等類を加え単独または混合で
用い好ましくは水に対し0.05〜1.0%含有させ
る。
発泡に用いる液化ガスはジメチルエーテル、液化石油ガ
ス、フロン等があげられ、これらを単独また混合して用
い好ましくは水に対し5.0〜12.0%用いる。
ス、フロン等があげられ、これらを単独また混合して用
い好ましくは水に対し5.0〜12.0%用いる。
害虫防除成分と分散起泡成分と水を均一に混合し液化ガ
スと共に容器に充填し泡状エアゾール害虫防除剤とす
る。
スと共に容器に充填し泡状エアゾール害虫防除剤とす
る。
施用方法はこの泡状エアゾール害虫防除剤を愛玩用の小
動物の体に直接または手やタオル、スポンジ等につけて
塗布するだけで極めて簡単にできる。
動物の体に直接または手やタオル、スポンジ等につけて
塗布するだけで極めて簡単にできる。
本発明の方法により、以下の様な効果が得られる(1)
小動物に害虫防除粉剤を散粉する方法に比較し散布時に
飛散がまったく無く周りを汚染することが無い。また付
着したものは落ちにくいので小動物が動き回っても周り
を汚染することが少ない。(2)小動物に害虫防除液剤
を直接噴霧する方法に比較して小動物に噴霧する際薬液
を吸入することが無い。(3)小動物に害虫防除剤含有
液体シャンプーで洗浄する方法と比較してシャンプーは
洗い流すため高濃度の防除剤を必要とするのに対して本
発明の方法では害虫に効果のあるだけの低濃度でよく経
済的無駄が無い。更に塗布したものは速やかに泡は消え
表面についた余分な防除剤を拭き取るだけでよく水に流
す必要が無いため風呂場や水場で処理する必要がなく動
き回る小動物に屋内でも処理ができる。
小動物に害虫防除粉剤を散粉する方法に比較し散布時に
飛散がまったく無く周りを汚染することが無い。また付
着したものは落ちにくいので小動物が動き回っても周り
を汚染することが少ない。(2)小動物に害虫防除液剤
を直接噴霧する方法に比較して小動物に噴霧する際薬液
を吸入することが無い。(3)小動物に害虫防除剤含有
液体シャンプーで洗浄する方法と比較してシャンプーは
洗い流すため高濃度の防除剤を必要とするのに対して本
発明の方法では害虫に効果のあるだけの低濃度でよく経
済的無駄が無い。更に塗布したものは速やかに泡は消え
表面についた余分な防除剤を拭き取るだけでよく水に流
す必要が無いため風呂場や水場で処理する必要がなく動
き回る小動物に屋内でも処理ができる。
猫5頭用意し各々に処理し、飛散性、吸入の可能性、小
動物の扱いやすさ、処理時間、防除効果を比較した。
動物の扱いやすさ、処理時間、防除効果を比較した。
その結果本発明の実施例である処理−1、及び処理−2
においては飛散性及び、吸収の可能性もなく、また扱い
易く、処理時間も短かく、防除効果も良好であった。
においては飛散性及び、吸収の可能性もなく、また扱い
易く、処理時間も短かく、防除効果も良好であった。
処理−1 ペルメトリン0.1g、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル(HLB12)0.3g、エチレング
リコール0.05g、水100gを混合しDME3g液
化石油ガス4gを加えて充填した液状エアゾール害虫防
除剤を用いて体全体を処理した。
アルキルエーテル(HLB12)0.3g、エチレング
リコール0.05g、水100gを混合しDME3g液
化石油ガス4gを加えて充填した液状エアゾール害虫防
除剤を用いて体全体を処理した。
処理−2 フェンクロホス0.05g、ポリオキシエチ
レンノニルフェノールエーテル0.1g、ラウリルアル
コール硫酸エステル0.1g、水100gを混合しDM
E7g、液化石油ガス1gを加えて充填した液状エアゾ
ール害虫防除剤を用いて同様に処理した。
レンノニルフェノールエーテル0.1g、ラウリルアル
コール硫酸エステル0.1g、水100gを混合しDM
E7g、液化石油ガス1gを加えて充填した液状エアゾ
ール害虫防除剤を用いて同様に処理した。
処理−3 市販蚤とり粉を体全体に散布した。
処理−4 市販蚤とりシャンプーを用いてシャンプーし
た。
た。
処理−5 市販殺虫スプレーを用いて体全体に処理し
た。
た。
〔発明の効果〕 本発明の方法によると、従来の欠点である防除剤が飛散
する、使用場所が制限される、扱いが不便である等が除
かれるので外部寄生虫防除方法として好適である。
する、使用場所が制限される、扱いが不便である等が除
かれるので外部寄生虫防除方法として好適である。
Claims (1)
- 【請求項1】小動物の体表面に害虫防除成分と分散起泡
成分と水を均一に混合し液化ガスと共に容器に充填した
泡状エアゾール害虫防除剤を施用することを特徴とする
外部寄生虫防除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62326291A JPH0661193B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 外部寄生虫防除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62326291A JPH0661193B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 外部寄生虫防除方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168216A JPH01168216A (ja) | 1989-07-03 |
JPH0661193B2 true JPH0661193B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=18186129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62326291A Expired - Lifetime JPH0661193B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 外部寄生虫防除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661193B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5464795B2 (ja) * | 2007-06-27 | 2014-04-09 | 大日本除蟲菊株式会社 | アタマジラミ駆除用シャンプー |
JP2013230992A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Osaka Seiyaku:Kk | 水系動物用害虫阻害剤 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4420921Y1 (ja) * | 1964-03-17 | 1969-09-05 | ||
JPS5110143U (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-24 | ||
EP0125471A2 (en) * | 1983-04-07 | 1984-11-21 | The Wellcome Foundation Limited | Pesticidal composition |
JPS62252702A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-04 | Yuukou Yakuhin Kogyo Kk | 発泡性防虫エアゾ−ル剤 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233661Y2 (ja) * | 1984-10-12 | 1990-09-10 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62326291A patent/JPH0661193B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4420921Y1 (ja) * | 1964-03-17 | 1969-09-05 | ||
JPS5110143U (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-24 | ||
EP0125471A2 (en) * | 1983-04-07 | 1984-11-21 | The Wellcome Foundation Limited | Pesticidal composition |
JPS62252702A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-04 | Yuukou Yakuhin Kogyo Kk | 発泡性防虫エアゾ−ル剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01168216A (ja) | 1989-07-03 |
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