JPS62250000A - 糖ペプチド抗生物質の回収方法 - Google Patents

糖ペプチド抗生物質の回収方法

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JPS62250000A
JPS62250000A JP62089656A JP8965687A JPS62250000A JP S62250000 A JPS62250000 A JP S62250000A JP 62089656 A JP62089656 A JP 62089656A JP 8965687 A JP8965687 A JP 8965687A JP S62250000 A JPS62250000 A JP S62250000A
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resin
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    • C07K9/006Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence being part of a ring structure
    • C07K9/008Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence being part of a ring structure directly attached to a hetero atom of the saccharide radical, e.g. actaplanin, avoparcin, ristomycin, vancomycin

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、発酵ブロス(fermentation b
roths)又はプロセス流(proee!1sSjr
elllfi8)から得られる水性溶液からの糖ペプチ
ド抗生物質(glycopeptidic antib
iotics)の回収に関する。
本発明の方法を適用することができる糖ペプチド抗生物
質の例としては下記のものが挙げられる:バンコマイシ
ン(vancomyc in)、アクタプラニン(ac
taplanin)、リストセチン(ristocet
in)、アボパルシン(avoparc in)、アク
ヂノイジン(actin。
1din)、LL−AM−374、A 477.0A7
653、A  3551.2  B、A  51566
8、AAD  216、A  41030、A4793
4、A  40926(ヨーロッパ特許出願第8511
2406124.06.5号)、それらの個々の因子、
誘導体及び擬アグリコン類(pscudo−nglyc
oneS)及びアグリコン類、ティコプラニン(tci
coplanin)及びデイコプラニン類似化合%l 
(t、eicoplanin−1ike compou
nds)。
固体マトリックス上への吸収により水性培地から抗生物
質を含む生物学的に活性な物質を分離することは、米国
特許第35314.63号に記載されている。この場合
には、非イオン発生性(non−ionogenic)
の、巨大網目の、水に不溶性のポリビニルベンゼン樹脂
が使用されている。
酸性基を含有する陽イオン交換樹脂士への吸着による、
ろ過した発酵ブロスからのリス■・セチンの回収は、英
国特許第81.3559号に記載されている。マクロポ
ーラスな非官能性スチレン−ジビニルベンゼンコポリマ
ー樹脂上への吸着による、バンコマイシン及びアクタプ
ラニン抗生物質の回収及び精製は米国特許第44407
53号に記載されている。
ポリアミドカラム」二のカラムクロマトグラフィーによ
り、A−4696複合体(complex)の精製した
調製物から抗生物質A−4696(アクタプラニン)の
単一因子(single factors)を分離する
ことは米国特許第4322/106号に記載されている
発酵ブロスから単離された粗A −4696塩酸塩から
の結晶性A−4696の調製は米国特許第110642
33号に記載されている。この場合に、発酵ブロスから
の粗A−4696複合体の単離には、幾つかの厄介な操
作、例えば、炭素カラム上への吸収、溶出、硫酸イオン
の除去、濃縮、水への溶解、更に活性炭士、への吸収、
更に塩酸/アセトン溶液による溶出、溶出液の濃縮、メ
タノールの添加による粗A−4696塩酸塩の沈でんが
伴う。
次いで、単離された粗A−4696塩酸塩を水に溶解し
、溶液をポリアミド樹脂カラムに通し、次いでポリアミ
ド樹脂カラムを水流で洗浄する。
次いで抗生物質活性を蒸発により流出液から回収し、更
に水/メタノール中に溶解し、HCIで酸性にし、アセ
I・ンの添加により沈でんさせて精製したA−4696
の塩酸塩を得、次いでこれを水/エタノールから再結晶
させる。
固定相としてポリアミド樹脂を使用する高速液体クロマ
トグラフィーにより、単離された複合体の試料から抗生
物質A−35512の単一因子を分離することは、米国
特許第4122168号に記載されている。この場合に
、発酵ブロスからの複合体の先の分能は、マクロポーラ
スな非イオン性ポリスチレン樹脂(アンバーライトXA
D−4)上への吸収により行なわれた。
D−アラニル−D−アラニンオリゴペプチドを含有する
固定化されたリガンド上のアフィニティークロマトグラ
フィーによる糖ペプチド抗生物質の回収及び精製の例は
、ヨーロッパ特許出願公開第122969号及び第13
2117号にそれぞれ記載されている。
本発明に従えば、成る種のポリアミドクロマトグラフィ
ー樹脂上に吸収させ、次いで水性混合物で溶出すること
により、種類及び起源が異なる相当な量の幾つかの所望
されない生成物を同伴した糖ペプチド抗生物質を含有す
る水性溶液から、糖ペプチド抗生物質を好適に単離する
ことができることが見出された。
7一 本発明の目的は、実際には、発酵ブロス又はプロセス流
から得られる水性溶液から糖ペプチド抗生物質を回収す
る方法において、該水性溶液を、前記抗生物質活性を吸
収することができるポリアミドクロマトグラフィー樹脂
と接触させ、該樹脂を該水性溶液から分離し、該樹脂を
水性混合物溶出剤で洗浄し、該溶出剤から糖ペプチド抗
生物質を回収することを特徴とする方法である。
所望されない生成物を同伴した糖ペプチド抗生物質を含
有する典型的な水性溶液は、菌糸体(mycelia)
からろ過された発酵ブロス又は部分的に精製されたプロ
セス流である。
上記の所望されない同伴生成物の例は、例えば、製造プ
ロセスの着色した不純物、副生物、使い尽くされていな
い反応成分、並びに発酵培地の塩及び水溶性成分である
前記し、た場合のいずれも、ポリアミドマトリックス上
での吸収によって、発酵ブロス又はプロセス流から得ら
れる水性溶液から糖ペプチド抗生物質を単離することを
述べていない。前記した文献は、糖ペプチド抗生物質複
合物7)(他の手段により発酵ブロスから単離されて後
、糖ペプチド抗生物質複合物をその単一成分に分肉「す
るために、ポリアミドマトリックス上でのクロマトグラ
フィーを使用することができることのみを教示している
前記文献に記載された固体マトリックス上の吸収による
、発酵ブロスからの糖ペプチド抗生物質の単離の特定の
例は、すべて、イオン交換樹脂又はマクロポーラスな非
イオン性ポリスチレン樹脂の使用に関するものである。
本発明の特定の観点に従えば、ティコプラニン及びティ
コプラニン類似化合物の製造方法の回収及び精製工程に
、ポリアミド樹脂の好適な用途が見出だされる。ティコ
プラニンは、アクヂノプラ色ミ  −イコマイセ クス
 り、ニスビニ。
A T CC31121(Ac、innesteico
mycet籾リー厖α謬釦−1^TCC3す121)に
より生産された糖ペプチド抗生物質複合物であり、そし
てダラム陽性菌に対して活性である。その生物学的用途
に使用されるティコプラニンは、本質的に、少址の因子
A3(T−A3)を伴う因子A2(T−A2”)から成
る。普通のクロマトグラフィー系(例えば、薄層クロマ
トグラフィー及びペーパークロマトグラフィー)におい
ては、均一生成物として挙動する因子A2は、逆相高性
能クロマI・グラフィーにより検査すると、TA2−l
、TA2−2、’T”A2−3、T A 2− /l、
及びTΔ2−5と命名された非常に類似した極性を持っ
た5種の主成分を示す。
例えば、ニー、ボルギ等、、(^、Borghi ct
 al)、ジ、V−ナル オブ アンチバイオチックス
、第37巻、第6号、615−620頁、1984年6
月号、(Journal of Ant、1bioti
cs、Vol、 37、No、6、pp、 615−6
20、June 1984)参照。ティコプラニン及び
その主成分は一級アミノ及びカルボキシル基の存在によ
り特徴イ]けられる。
本明細書において使用した゛ティコプラニン′”という
用語は、前記の如き生成物を意味することを意図する。
“ティコプラニン類似化合物”という用語は、単一因子
T−A2及びT  A3の各々、T−A2の5種の主成
分の各々、及び任意の割合のそれらの混合物、例えば、
英国特許出願第8512795号に従って発酵培地に適
当な前駆体を添加することにより得られる混合物、を意
味することを意図する。用語゛デイコプラニン類似化合
物パには抗生物質L−17046(ヨーロッパ特許出願
第119574号)、L、−17054(ヨーロッパ特
許出願第119575号)及びL  17392 (ヨ
ーロッパ特許出願第1. /16053−号)として先
行文献において同定されたティコプラニンアグリコン及
び擬アクリコン類並びにナイロン。
ラニン及びそのアグリコン及び擬アグリコンのエステル
及びアミドの如き、半合成誘導体(例えは、国際出願、
PCT/EP85100262、英国特許出願第852
2574号、ヨー口・ソノ<特許出願第8511381
0.7号及び第86112226.5号(又は特願昭6
1−21 /l 185 )参照)も包含される。
先行文献[エム、アール、バートン等、、ジャーナル 
オブ ア〉′チバイオチツクス、第31巻、第3号、1
70−177頁、1978年3月号、(M、R,Bar
done et al、、Journal  of A
ntibiotics。
Vol、 3l、No、3、pp、 170−177、
Narcl+  1978]に記載の、アクチノプラネ
ス テーイージヱイー±1ノームームー7.エスピー−
、ATCC3] 121 (Ael、1noplane
s teicom ceticus nov、9−、 
ATCC3]121)(’)ろ過された発酵ブロスから
のティコプラニンの単離には、酸性p Hでのブタノー
ルによる抽出、それに続く洗浄及び濃縮操作が伴う。こ
の方法及びそれに替わる強酸性イオン交換樹脂の使用は
、糖部分の幾分の劣化を引き起こす。反対に、強塩基性
イオン交換樹脂の使用は、エビ化を促進し、これは生物
学的活性の損失に導く。イオン性樹脂の不十分な特異性
は、水性溶液中に含まれる着色した不純物及び副生物の
すべてからの糖ペプチド抗生物質の分離を有利にしない
非イオン性マクロポーラス樹脂(及びイオン交換樹脂)
は、相当な址の抗生物質を殆ど不可避的に結合するとい
う欠点を持っており、従って、その溶出には、生成物の
化学的安定性に適合しない条件を必要とする。D−アラ
ニル−D−アラニンオリゴペプチドを含有する固定化さ
れたりカント上のアフィニティークロマトグラフィーの
使用は、有効ではあるが、工業的規模の操作には重大な
経済的欠点が伴う。
水性溶液からの糖ペプチド抗生物質の分離方法、特に、
ティコプラニン、ティコプラニン類似化合物及び抗生物
質A、−40926の分離方法において有用であること
が見出だされたポリアミド樹脂は、一般に、ポリカプロ
ラクタム、ナイロン(6/6.6/9.6/10、及び
6/12)及び架橋したポリビニルピロリドンと呼ばれ
るポリアミドカラムクロマトグラフィー樹脂から選ばれ
る。
上記クロマ1〜グラフイーポリアミド樹脂は、一般に、
1乃至5(mf/g>の細孔容積(*)(pore V
O1u+*e)、1乃至10100(/g)の表面積(
*)、0.15乃至0.50(g/mff)の見掛けの
密度、100乃至3000 (オングストローム単位)
の平均細孔径(average pore diame
ter)及び、粒子の少なくとも40%が300μより
小さい寸法を持つ粒径分布により特徴付けられる。
本発明の態様に好適な市販のポリアミドカラムクロマt
・グラフィー樹脂の特定の例は下記のとおりである: ポリアミド樹脂、マヘレイーナーゲル社(Macher
ey−Nagel&co、)(西ドイツ)のポリアミド
−CC6、ポリアミド−SC6、ポリアミド−CC6,
6、ポリアミド−CC6AC、ポリアミド−SC6AC
、アルドリッヒヘミー社(^IdrichChemie
 Gmbh&Co、KG) (西ドイツ)のポリビニル
ピロリドン樹脂 PVP=CL、エム、ブエルム社(M
、Woelm) (西ドイツ)のポリアミド樹脂 PA
 400゜例えば、上記樹脂の2種類のものは下記特性
を持っている: 細孔容積(*)表面積(*)見掛け 平均線樹脂  (
m1/g)    (Tn2/g)  の密度 孔径(
*)粒径分布6hり一一頂γ−−−−−− ポリアミ ドーSC63,416,50,25200060%<3
50゜PA400   2.8    21.5  0
.28  1000 1005<300p(リイタリー
国、ミラノ市のシー、エルバ社(C,Erba Sp^
Milano、 Italy)の水銀ポロシメーター2
00型(mercuryporosimeter mo
del 5erie Zoo)で測定した15一 本発明の態様の一般的方法に従えば、菌糸体ケーク(B
celial cake)からろ過された糖ペプチド抗
生物質の発酵プロからス又は、該発酵ブロスから誘導さ
れたプロセス流から又は、糖ペプチド抗生物質(特に、
ティコプラニン、ティコプラニン類似化合物又は抗生物
質A−40926)に対する化学的修飾反応から得られ
る水性溶液を、ポリアミド樹脂カラムに、約20m1/
cm2/時間乃至約400 m(17c m2/時間の
範囲にあることができる、カラムを通る流体の流速で加
える。高い流速が必要である場合には、底部からの吸引
による真空下に又は圧力下に又は大きい粒径を有するポ
リアミド樹脂を使用して、水性溶液をカラムに加える。
後者の場合には、樹脂の吸着容量の僅かな減少がみられ
る。
別法として、ポリアミド樹脂を、抗生物質活性を含む水
性溶液に加え、1/2時間乃至6時間の所定の期間十分
に混合することができ、次いで使い尽くされた溶液を除
去する。
抗生物質活性を含む水性溶液を得るための発酵=16− ブロス又はプロセス流は、標準パイロット又は工業的規
模の方法に従って製造され、そして、糖ペプチド抗生物
質複合物の単一主成分の割合を選択的に増加させるため
に発酵プロセス中に適当な前駆体を様々に添加した場合
も包含される。例えば、英国特許出願第8512795
号参照。
ポリアミド樹脂と接触させられるブロス又は水性溶液の
p)(値は4乃至10、好ましくは5乃至8の範囲であ
ることができる。接触させられるべき溶液は、カラムを
詰まらせる固体物質の沈でんを防止するために種々の量
の水に混和性の溶媒を含有することができる。
本発明に従う回収操作に付される水性溶液中の抗生物質
活性の濃度は、広い範囲内で変えることができる。パイ
ロット及び工業的規模の操作に最近適用される実際の条
件下では、それは 一般に、50乃至20,0OOp、
p、m、<w/v)の範囲である。
出発ブロスの効力(potency)が余り低くない場
合には、ポリアミド樹脂を1回だけ通過させれば満足な
程度の純度に達する。
水性溶液中に含まれた抗生物質活性の重量単位当たり使
用されるポリアミド樹脂の址は、一般に、使用される樹
脂の吸収効率に依存している。各樹脂の吸収効率は、成
る濃度て0.ζペプチド抗生物質を含有する水性溶液の
サンダルの幾つかの小分けされた部分を、引き続いて、
成る容積のポリアミド樹脂を充てんし/こカラ1\に添
加して通ずことによる予備アッセイにより決定すること
ができる。
糖ペプチド抗生物質含有率を決定するなめに、カラムの
溶出液の一部をHPLCにより検査することができる。
試験サンプルの成る部分の溶出液が抗生物質活性を含む
ことがHPL、Cにより示される場合には、これは、ポ
リアミド樹脂が飽和されたことを示すものと考えられ、
そして吸着された抗生物質の量は、抗生物質括fしを示
さなかった溶出液の全容置から計算される。
好ましくは、本発明に従ってパイロット又は工業的規模
の回収に使用されるポリアミドの容量は、前記した如く
して決定される飽和容量より大きい。
最近の操作においては、ポリアミドクロマ1〜クラフイ
ー樹脂と、水性溶液から回収されるべき糖ペプチド抗生
物質活性との割合は、普通は、溶液中に含まれる抗生物
質活性1. k gにつき樹脂約50乃至約250l、
好ましくは約60乃至約2001の範囲である。
ポリアミド樹脂溶出は、一般に、水性溶媒混合物、好ま
しくは、水と水に混和性の有機溶媒、例えば、低級アル
カノール、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン及びアセトニトリルの内の1種又
はそれより多くの種類のものとの溶媒混合物を溶出剤と
して使用することによって、重力により又は吸引もしく
は圧力下に、室温で行なわれる。
最も好ましい溶出剤混合物は、溶出液のp H値を3乃
至11の範囲に維持するように該混合物に可溶性の酸又
は塩基の速当坂を添加した、水と低級アルカノール(例
えばメタノール)又はアセ1ヘンとを約1:9乃至約9
:1(v/v)の範囲の割合で含有する水性溶液である
pH値を所望のレベルに維持するために、緩衝溶液を使
用するとともできる。
この目的に有用な添加物は、例えば、鉱酸、ギ酸、酢酸
、希水性アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナト
リウム、アンモニア、ビス(2−ヒドロキシエチルアミ
ン)、リン酸水素ナトリウム及び同様なものである。
本発明の好ましい態様に従えば、溶出剤混合物の最初の
部分は、最後の部分より低いpH値を持つことができ、
そしてpH値は溶出中に徐々に増加させ、かくして溶出
液の最初の画分により酸性の不純物の除去を可能とする
。この場合に、最初の溶出剤部分は、例えば、塩基とし
て水性炭酸水素ナトリウムを含有することができるが、
中間部分は炭酸ナトリウムを含有することができ、そし
て最後の部分は水酸化す)−リウムを含有することがで
きる。あるいは又、より酸性の不純物を除去した後、前
記した酸の1つを使用することによつて酸性pH値で抗
生物質の溶出を行うことができる。水に混和性の溶媒の
勾配又は増加していく濃度の緩衝作用塩の勾配を使用す
ることによって同様な効果を得ることもできる。
溶出液を幾つかの画分にして集め、これらをpH7に中
和し、HPLCにより分析する。糖ペプチド抗生物質活
性を含む両分を一緒にしそして真空下に濃縮する。普通
の方法によって前記濃縮された水性溶液から糖ペプチド
抗生物質を回収する。
例えば、糖ペプチド抗生物質の溶解性が低い水に混和性
の有機溶媒、例えば、アセトンの添加により、前記濃縮
された水性溶液からそれを沈でんさせることができる。
水に混和性の溶媒の添加を必要としない別の回収方法は
、低温、例えば5°Cで数時間放置した後、濃縮された
溶液から、沈でんした抗生物質をその等電点付近のp 
Hでろ過することに基づいている。
成る場合には、特に、溶出液が、濃縮により回収された
生成物を実際の製薬に直接使用することを不適当ならし
める所望されない景の無機塩を含有する場合には、溶出
液を更に濃縮することと脱塩工程とを結合することが好
ましい。この操作は、限外ろ適法を適用することにより
〔例えば、5゜0−1000ダルトンのカットオフを有
する、ライ゛ ルムデク社(FIl、MTEe Co。
)の膜を使用することにより)又は、非イオン発生性巨
大網目架橋樹脂(例えば、アンバーライT−XAD−7
又は米国特許第3531463号、米国特許第3663
467号及び英国特許第1581671号に記載の如き
他の樹脂)を通して溶出液を流すことにより、同時に行
うことができ、それにより糖ペプチド抗生物質は水性混
合物から吸着され、次いでアセトン/水混合物で溶出さ
れる。
−F記の方法により回収された糖ペプチド抗生物雪は、
従来公知の異なる回収方法を使用することによって又は
、例えば、マクロポーラスな樹脂の如き異なる種類の樹
脂を使用することによって得られる純度と比較して、非
常に満足な程度の純度を持っている。本発明の方法に従
う、ろ過された発酵ブロス又はプロセス流からの回収の
収率も又、前記した先行技術の方法により得られる収率
と比較して非常に好ましい。
例えば、本発明の方法をティコプラニンに適用する場合
には、カラムからの抗生物質生成物は、実際の製薬に使
用するための標準設定に非常に近い純度を既に示すこと
ができる。実際的に言えば、製薬学的に注射可能な投与
形態で使用するなめには、このような生成物は、例えば
、水又は水/混和性有機溶媒中のその溶液を活性炭で処
理するなどの如き、発熱物質を除去する処理に付するだ
けでよい。
糖ペプチド抗生物質の回収に一度使用されたポリアミド
樹脂は、多数の引き続く吸収−脱着サイクルに使用する
ことができる。ポリアミド樹脂を再使用する前に、少な
くとも5床容量の脱塩水で水洗を行うのが普通である。
3回又は4回の完全サイクルの後、PH12で一定にな
るまで樹脂を希カセイアルカリ(pH12)で洗浄し、
次いで中性になるまで脱塩水で樹脂を再び洗浄するのが
好ましい。
=23− 下記実施例により本発明が更に良く理解されるであろう
。下記実施例は限定する目的ではない。
火1鮭 UV(254mμ)検出器と逆相C18プレバツクドカ
ラム〔エルバシル(Erbasi l) 5.250×
4mm]を備えたヒユーレットパラカード装置1084
型(■ea+1ett Paekard appara
tus No、 1084)を使用することによってす
べてのHP L C制御を行った。
移動相は、(A)0.02M水性NaH2PO。
/ CH3CN 95 : 5 (v / v )、(
B)0.02M水性NaH2PO4/CH*CN25 
: 75 (v/v)である。
勾配溶出は40分で88%乃至855%であった。流速
1.5m1/分。
割1涯Y 菌糸体ケークから分離したティコプラニン発酵ブロス1
701を、ポリアミド樹脂(カラムクロマトグラフィー
用ポリアミド−CC6、粒径5〇−160μ、見掛けの
密度0.20g/ml、マヘ=24− レイ ナーゲル社、西ドイツ)10.5Nを詰めた1 
5 X 100 c mガラスカラムに、pH8で10
時間道し、そして底部からの吸引によって真空に保った
。平均流速は100 ml/ c rrt2hであった
使用済みのブロス(170tりは、出発ティコプラニン
活性の5%以下とブロスの極性が大きい成分のすべて(
所望されない固体及び着色した有機物質)の80%以上
とを含有していた。脱塩水501で洗浄した後、炭酸ナ
トリウム0.3g/lから1.0g/lまでの勾配を含
むメタノール/水9/1 (v/v)の混合物501に
より樹脂の溶出を行った。
溶出液を各101の5つの画分にして集めた。
各両分を水性鉱酸でpH7に中和し、そしてHPLC分
析により分析した。溶出液の2つのみの画分(201)
を−緒にし、得られる溶液(溶出された活性の90%以
上を含有する)を減圧下に45−50℃で濃縮して、3
.31の水性残留懸濁液とした。
アセトン13.2Nを上記濃縮ティコプラニン懸濁液に
撹拌下に加えた。
沈でんを室温で3時間放置し、透明なIf液アセトンを
デカンテーションした。
固体をろ過により分離し、ケークを室温でアセI・ンに
よりスラッジにした。
生成物を再びろ過し、室温で真空下に一夜乾燥した。
HPLCで85.7%純度のティコプラニンが、発酵ブ
ロス中に含まれた初めの微生物学的活性に対して81.
9%の回収収率で得られた(水及び溶媒含有率:11.
5重景%、無機残留物:2,8重量%)。
16.51の母液は出発ティコプラニンの約2%を含有
していた。
樹脂の吸収効率は下記の方法により予め決定した。
■ティコプラニン3.]、g/Nを含有する濃縮した溶
液360roffを、湿潤ポリアミド−CC6樹脂15
g(60rnN)を詰めたカラムに50m1ずつ加えた
。溶出液を50m1毎に、HP L Cにより分析して
ティコプラニン含有率を決定した。溶液250m1をカ
ラムに通し、そして溶離した溶媒中にはティコプラニン
は観察されなかった。その後の部分は約0 、7 g/
 m (lの活性を含んでいた。
これは、樹脂15gがティコプラニン0.9gにより飽
和されたことを示すものと考えられる。この値はティコ
プラニン1kg当たり671のポリアミド−CC6に相
当する。
火施L4ユ 発酵培地に、英国特許第8512795号に従うティコ
プラニン因子A2の単一成分の適当な前駆体を加えるこ
とによって得られたろ過した発酵ブロスに対して下記の
実験を行った。
実施例1に使用したのと同じ種類のポリアミド−CC6
樹脂を吸着剤マトリックスとして使用した。
菌糸体ケークから分離した発酵ブロス601を活性1k
g当たり樹脂81を含有するカラムに通した。脱塩水で
洗浄した後、活性を溶出し、実施例1に記載の方法に従
って沈でんさせた。86%HPLC純度のティコプラニ
ンが、77%の収率で回収された(水及び溶媒含有率9
.1%、無機残留物4,7%)。
′IJLtLB!L3L 英国特許出願第8512795号に従って発酵培地にI
、−バリンを加えることによって得られたろ過した発酵
ブロス3001を、251のポリアミド−SC6(粒径
及び他の特性は前記した)を含有するl、 9 X 1
00 c mのガラスカラムにp H6で通した。消耗
したブロスはティコプラニンを含有していなかった。脱
塩水50!でカラムを洗浄した後、酢酸ナトリウム0.
05M (pH8)の水性溶液501で樹脂を洗浄した
。出発ブロス中に存在している固体不純物の90%以上
が除去されている。次いで、酢酸でpH4に調節し7た
アセトン/水40 : 60混合物501により抗生物
質を溶出した。出発抗生物質の85%を含有する有用な
両分を一緒にプールした(3ON)。p H6。
5−7における減圧千の?Jl!i縮によって、溶液の
容積は約121に減少した。水性塩化水素酸を加え=2
8− ることにより、pHを再び3.5−4に下げ、+5℃で
3時間放置した後洗でんした白色固体を集めた。ケーク
をアセトンで洗浄し、再びろ過した。
乾燥の後、74%の回収収率でティコプラニンが得られ
、そして83%のHPLC純度を示したく水及び溶媒含
有率14.1%、無機残留物2.1%)。
支W鮭先 F、、P、A、公開第14.6053号に記載の実施例
の1つに従って得られた粗デグルコテイコプラニン(d
eglucoteicoplanin)450 gをp
H8の水71に溶解し、この溶液を、ポリアミド−PA
400(エム、ブエルム社)261を含有するガラスカ
ラム(17X100cm>に通した。粒径及び他の特性
については前述の説明参照。脱塩水5ONで洗浄した後
、0.035%(w/v)Na2CO3を含有するメタ
ノール/水9:1混合物50pでカラムを溶出した。
有用な画分(100N)をプールすると、仕込まれたデ
グルコテイコプラニンの85%を含有していた。次いで
、残留容積が91になるまで、溶液をpH6,5で減圧
下に濃縮した。冷却の後、懸濁液をろ過し、そしてケー
クをアセトンで洗浄した。乾燥の後、83%HP L 
C純度のデグルコデイコプラニン(21]、 u、水及
び溶媒含有率12.2%)が79%収率(出発1−r 
I) 1.、 C活性に対して)で得られた。
実一方[ E、I)、A、公開第119574号に記載の如くした
得られた粗抗生物質L−17046(HPL、Cアッセ
イ68%)96gをpH8,2の水/メタノール95:
5混合物(v/v)Il中に溶解し、この溶液を、51
のポリアミド−SC6を含有するガラスカラム(10X
 100 c m )に通した。脱塩水51で洗浄した
後、水/メタノール] : 1 (V/V)の混合物5
1でカラムを洗浄した。0.03%(w/v)Na2C
O3を含有するメタノール/水9:1(v/v)混合物
で溶出を行った。53.9gノL −1,7046(出
発HPLC活性の83%)を含有する有用な両分を一緒
にプールした。実施例4記載の方法と同じ方法に従って
、89%HP 1.、 C純度で55.5gのL−17
046が得られた(水含有率11%)。
え1許灸 8.5乃至10.5のp Hでのろ過により菌糸体塊(
mycelial mass)から分離した、E、P、
A、第85112406.5号に記載の如くして得られ
た抗生物質A40926複合体を含有する発酵ブロスを
、硫酸によりpH3に酸性化した。
沈でんした粗製物質をろ過により集め、次いで、pH7
の水に溶解し、マヘレイーナーゲル社のポリアミド−S
C6ACを含有する(抗生物質活性1kg当たり樹脂1
2On>ガラスカラムに供給した。脱塩水で洗浄した後
、pH8の0.2Mリン酸塩緩衝液で洗浄して、追加の
着色物質を除去した。別法として、少量の洗剤(例えば
、ラウリル硫酸ナトリウム)を同じ目的で水に加えるこ
とができる。次いで、カラム内容物を、出発抗生物質活
性の約75%を含有する1%水性アンモニアで溶出した
。10%(w/v)水性MCIの添加によって、水性溶
液のpHを3.5にし、次いで5℃で数時間冷却した。
沈でんした生成物をろ過により分離し、氷冷水で十分に
洗浄し、次いで、乾燥して、HPLCで実質的に純粋な
A40926抗生物質複合体が得られた。
発酵ろ過ブロスを直接カラムに供給する別の実験におい
ては、p)(を7に調節した後、70%純度の()(P
LC)A40926が得られた。ポリアミド−3C6A
C上に2回目の通過をさせるか又はアフィニティー樹脂
1ユの吸着/脱着サイクルにより、HPLCで純粋な物
質が得られた。
実施例7 ヨーロツパ特許出願第86112226.5号(又は特
願昭61−214185)の実施例1に記載の如くして
得られた粗製N6″’−C3−(ジメチルアミノ)プロ
ピル)]ティコプラニンA、アミドアセテ−113,5
gを、pH6,5の水600m1に溶解し、この溶液を
、250gのポリアミドSC6(0,1,−0,3mm
)を大有するガラスカラムに通した。pH6,5で水5
00m6で洗浄した後、同じpHでメタノール/水3ニ
ア=32− (V/V)混合物により溶出を行った。
有用な両分(約1.500mfi)をプールすると、仕
込まれた抗生物質の約75%を含有していた。
真空下にメタ、ノールを留去した後、残留水溶液のpH
を8.5にし、沈でんした固体を冷却のf&Aめ、11
.V、乾燥した。85%HPLC純度のN63−C3−
(ジメチルアミノ)プロピル)]ティコプラニン5.8
gが、70%の全収率で得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発酵ブロス又はプロセス流から得られる水性溶液か
    ら糖ペプチド抗生物質を回収する方法において、該水性
    溶液を、前記抗生物質活性を吸収することができるポリ
    アミドカラムクロマトグラフィー樹脂と接触させ、該樹
    脂を該水性溶液から分離し、該樹脂を水性混合物溶出剤
    で洗浄し、該溶出剤から糖ペプチド抗生物質を回収する
    ことを特徴とする方法。 2、前記カラムクロマトグラフィーポリアミド樹脂が、
    ポリカプロラクタム、ナイロン6/6、ナイロン6/9
    、ナイロン6/10、ナイロン6/12及び架橋したポ
    リビニルピロリドンから選ばれたものである特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3、前記カラムクロマトグラフィーポリアミド樹脂が、
    1ml/g乃至5ml/gの範囲の細孔容積(水銀ポロ
    シメーターにより決定して)と、1m^2/g乃至10
    0m^2/gの範囲の表面積(水銀ポロシメーターによ
    り決定して)と、0.15g/ml乃至0.50g/m
    lの範囲の見掛けの密度と、100乃至3000オング
    ストローム単位の範囲の平均細孔径(水銀ポロシメータ
    ーにより決定して)と、粒子の少なくとも40%が30
    0μより小さい寸法を有する粒径分布とにより特徴付け
    られる、特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、前記樹脂が、ポリアミド−CC6、ポリアミド−S
    C6、ポリアミド−CC6.6、ポリアミド−CC6A
    C、ポリアミド−SC6AC、ポリビニルピロリドンP
    VP=CL、ポリアミドPA400から選ばれたもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、ろ過した発酵流又はプロセス流のpHが4乃至10
    、好ましくは5乃至8の範囲にある特許請求の範囲第1
    項乃至第4項のいずれかに記載の方法。 6、ポリアミドクロマトグラフィー樹脂と糖ペプチド抗
    生物質活性との割合が、溶液中に含有されている抗生物
    質活性1kg当たり樹脂約50乃至約250l、好まし
    くは約60乃至約200lの範囲にある特許請求の範囲
    第1項乃至第5項のいずれかに記載の方法。 7、溶出剤として、緩衝化水溶液又は、水性溶媒混合物
    、好ましくは、水と、低級アルカノール、アセトン、メ
    チルエチルケトン、テトラハイドロフラン、ジオキサン
    及びアセトニトリルから選ばれた1種又はそれより多く
    の混和性有機溶媒との溶媒混合物を使用することによっ
    て、前記ポリアミドカラムクロマトグラフィー樹脂から
    の溶出を行う特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれ
    かに記載の方法。 8、前記溶出剤混合物が、水と低級アルカノール又はア
    セトンを約1:9(v/v)乃至約9:1(v/v)の
    範囲の割合で含有する水性混合物であり、溶出液のpH
    を3乃至11の範囲に維持する、特許請求の範囲第7項
    記載の方法。 9、前記糖ペプチド抗生物質が、バンコマイシン、アク
    タプラニン、リストセチン、アボパルシン、アクチノイ
    ジン、LL−AM−374、A477、OA7653、
    A35512B、 A515668、AAD216、A410 30、A47934、A40926(ヨーロッパ特許出
    願第85112406.5号)、それらの個々の因子、
    誘導体及び擬アグリコン類及びアグリコン類、テイコプ
    ラニン及びテイコプラニン類似化合物から選ばれたもの
    である特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記
    載の方法。 10、糖ペプチド抗生物質がテイコプラニン、A−40
    926及びテイコプラニン類似化合物から選ばれたもの
    である特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、前記テイコプラニン類似化合物が、下記の化合物
    :デグルコテイコプラニン、抗生物質L−17046、
    テイコプラニン因子T−A_2、因子T−A_2の5種
    の主成分の1種、ヨーロッパ特許出願第8611222
    6.5号(又は特願昭61−214185)に記載のテ
    イコプラニンアミド及び任意の割合のそれらの混合物:
    の1つである特許請求の範囲第10項記載の方法。
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