JPS62249040A - X線検査装置および検査方法 - Google Patents

X線検査装置および検査方法

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JPS62249040A
JPS62249040A JP62040475A JP4047587A JPS62249040A JP S62249040 A JPS62249040 A JP S62249040A JP 62040475 A JP62040475 A JP 62040475A JP 4047587 A JP4047587 A JP 4047587A JP S62249040 A JPS62249040 A JP S62249040A
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ray
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ray radiation
blade
detector
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ダグラス・スコツト・ステイール
ラリイ・クリントン・ハウイントン
ジエームズ・ウイリアム・シユウラー
ジヨセフ・ジヨン・ソスタリツチ
チヤールズ・ローバート・ウジシコフスキイ
セオドア・ウオルター・シツペル
ジヨセフ・マニユエル・ポーテズ
ラルフ・ジエラルド・アイザツク
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    • G06T2207/30164Workpiece; Machine component

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全体として、製作した部品のX線検査に関す
るものでおり、更に詳しくいえば航空機エンジンのガス
タービンブレードを計画するための自動化したデジタル
X線検査装置に関するものでめる。
〔従来の技術〕
高性能で、燃料効率が高い航空機タービンエンジ/の裏
作により、タービンブレードを冷却するために複雑な内
部通路およびブレードの表面への開口部を含むタービン
ブレードが開発されるようになってきた。ブレードの性
能と寿命はそれらの内部構造が仕様通りに製作されたか
否かに依存する。ブレードが損傷するとタービンが破壊
され、それの機能を果せないこと、および人体に危害が
及ぶという理由により、 ゛ ブレードの損傷には高い代償を払わされる。このような
理由から、公共のためにはタービンブレードを100チ
検査することが重要でおり、高度に自動化したデジタル
X線検査装置が長い間望まれてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
X線によるタービンブレードの検査の問題には、X線を
用いない非破壊検査方法を含めて、他の多くの用途にも
見られる特殊な要求および一般的な要求がある。工場に
おける製作環境において多数の小型部品を迅速に取扱え
る能力を必要とする。
X線映像を迅速に得て正規化すること、小さい構造に分
けること、X線映像を自動的に解釈して判定すること、
および便利な工場インターフェイスを得ることを行える
能力が非常に望ましいことでるる。生産型非破壊評価装
置における問題は、試験者により1組の固定基準が非破
壊評価判定に適用されるような状況におる。多くの部品
を調べなければならない場合には、検査者を必要とする
非破壊評価装置では、その検査者が疲れて、時に誤りを
犯すことでおる。タービンブレードの非破壊評価におけ
る別の問題は、特定のブレードに生ずることがある傷を
数多く見つけることでおる。タービンブレードにおいて
見られる代表的な傷のいくりかは汗在物、金属中の小さ
い穴が金属中に捕えられているガスにより形成されたよ
うな気孔、低温の金属と高温の金属の領域が一諸に流れ
るが、不完全な溶融が起きる場合の湯境と、凝固中に金
属中に形成された破面が収縮を妨害する場合の熱間割れ
である。他のいくつかの典型的な欠陥は壁の不連続と、
スキッドマーク(skid mark)と、スカーフィ
ングと、アンダーコーティングと、オーバードリルと、
ドエルと、形成材料(formmitθr4ml)と、
′@9もみ再開始(drilling r@5tart
)  と、レーザスパッタ(las@r 5patte
r)と、穴の間の不正確な間隔と、欠陥のある浴融溶接
(+)ad fusionweldll)  と、ろう
づけされた間隙および空所(brazed gap a
nd voids)  と、ろうづけされた流れ(br
azed flow)と、ろうづけされた充てん材(b
razed flll)と、ブレード空所内への穴の不
適当な深さすなわち深さの不足、元の穴の真の位置にお
ける空気による再入あけと、穴の数と、位置のずれた穴
と、直径が狂った穴と、電解質の流れからの洗い流しに
より大きくされた穴入口とである。このことから明らか
なように、タービンブレードを自動的に検査することが
最も重要である。
したがって、本発明の目的は単段タービンブレード中の
欠陥を手動または自動的に検査し、品質検査者を基にし
てそのタービンブレードの合否を判定することである。
本発明の別の目的は、単段タービンブレード中の欠陥の
場所を識別することである。
本発明の別の目的は、デジタル螢光透視検査およびコン
ピユータ化した断層検査を行うために、タービンブレー
ドを検査場所に自動的に置くことである。
本発明の別の目的は、タービンブレードの合否判定を行
うことである。
本発明の別の目的は、コンピユータ化した断層検査のデ
ータを1秒間当り60図という最高の速度で得ることで
ある。
本発明の別の目的は、コンピユータ化した断層検査映像
とデジタル螢光透視検査映像を検査者へ実時間で表示す
ることである。
本発明の別の目的は、次に検査すべきブレードのデータ
獲得時間中に、タービンブレードX線データの分析を開
始することである。
本発明の別の目的は、以後の統計的分析のために使用で
きる検査情報を伝え、品質管理および修理のために帰還
できるようにすることである。
本発明の更に別の目的は、後で参考にするためにデジタ
ル螢光透視検査映像およびコンピユータ化した断層検査
映像を保管することである。
〔問題点を解決するための手段〕
X&I検査装置はX線装置とX線映像発生装置で構成さ
れる。X線装置は部品を取扱う装置と、X線を発生する
装置と、X線を検出する装置と、X線装置内の部品の流
れを制御する装置とを含む。
X線映像発生装置はX線データを得るため、映像発生の
ため、保管のため、表示のため、処理を行うため、およ
びX線装置を制御するためのコンピュータハードウェア
およびソフトウェアを含む。
このx、y)検査装置はジェットエンジンの単段タービ
ンブレード中の内部欠陥を検出できる生産型自動検査モ
ジュールである。
X線検査装置はガスタービンブレードに対してX線コン
ピユータ化断層(CT)検査およびX#iIデジタル螢
光透視(OF)検査を手動で、または自動的に行うこと
ができる。この装置は、求められているCT検査および
OF検査を行い、それらの検査のために1秒間当り少く
とも60の図の速度でそれらの検査のためのデータを得
、かつブレード中の廃棄できる欠陥の場所を識別するた
めに単段タービンブレードを自動的に位置させる。この
装置は次に検査するブレードのデータを獲得している間
に、合否判定を行うためにブレードのX@データの分析
を開始する。したがって、この装置は実時間で欠陥を自
動的に検出できる。この装置は後で統計的分析を行い、
かつ品質管理および修理を行うために、その検査情報を
保管する。
とのX1a検査装置は手動あるいは自動的に動作する。
手動の場合には検査者がブレード映像を作成すること、
そのブレード映像を表示すること、必要がめればそれを
繰返えすことができる。自動検査の場合には欠陥の検出
と、欠陥の分析およびブレードの処理を自動的に行う。
ブレード検査は次のようにして行われる。17ff−の
同様なブレードに対して検査者は、コンピュータ装置か
ら検査者を選択するために必要な情報をコンピュータに
入力する。それから、入力ボックスから最初のブレード
を取出し、そのブレードの一連番号をコンピュータ装置
に入力する。それから検査者は積載部に設けられている
コンベヤつかみ機構の中にブレードを手動で押入する。
そして、全て良しとなったら検査者はコンベヤに設けら
れている開始ボタンを押す。この操作を、入力ボックス
が空になるまで全部のブレードに対して行う。
コンベヤは積載部と検査部および増外し部の間でブレー
ドを移動させる。
次に、ブレードとつかみ機構は部品検査部へ自動的に送
られる。ブレードつかみ機構は検査すべき各種のブレー
ドをつかむことができるように可変保持構造を有し、ブ
レードの材料と比較してX線吸収率の低い材料で作られ
る。部品マニピュレータが部品検査部に置かれたブレー
ドとつかみ機構を制御する。部品マニピュレータは、ブ
レードのダブテール軸線に沿う垂直移動軸と、ブレード
のダブテール軸線を中心として回転する回転軸との2本
の遵妨軸を有する。それらの運動にょシブレードのダブ
テール軸線はX線ビームの軸線に対して垂直に向けられ
、ブレード全体を検査するのに十分な範囲を有する。ブ
レードがコンベヤの検丘部に逼すると、そのブレードは
マニピュレータによりコンベヤから自動的におろされ、
所定の検査案に従ってOFモードまたはCTモードで走
査される。手動の場合には、CT映像を必要とするか否
かを判定するために、検査者はDF映像を調べる。
ブレードの取扱いは、各代表的な部品に対する検査案の
一部である走査案だより指定される。走査案は、DF検
査とCT検査をそれぞれ行うために、ブレードのダブテ
ール軸線に沿う垂直方向の移動と、ブレードのダブテー
ル軸線を中心とする回転とより成る。コンピュータ装置
はこの情報を復号し、適切な制御信号および適切な同期
イS号を与える。
走査が終るとブレードはコンベヤへ戻される。
ブレードが;ンベヤにより進ませられるにつれて、ブレ
ードはおろし7部へ動かされる。次の部品をコンベヤに
のせる前に、検査者は部品をおろし部から除去し、その
おろした部品を処理灯の指示に従って配置する。ブレー
ドの処理は合格、条件付合格および廃棄でめる。入力ボ
ックス内の全ての部品を検査しまたら、あるブレードを
再検査する必要がおることもある。そうすると、検査者
はその再検査ブレードに対して上記の検査操作を繰返え
す。
廃棄判定されたブレードは更に判定する必要がある。
合格、条件付合格、廃棄または再検査と判定されたブレ
ードはおろし部において手動で除去される。検査された
全てのブレードに対して欠陥分析の記録がとられる。そ
の記録には部品識別番号と、除去できる各欠陥およびそ
の欠陥の場所を識別する欠陥の分析とが含まれる。
この装置のソフトウェアは、X線検査装置にほぼ実時間
で指令するプログラムと、映像処理および検査案発生の
ための環境を与えるプログラムとで構成される。このほ
ぼ実時間の装置はタスクを開始させ、それらのタスクを
監視し、誤り状態を調べ、装置を初期設定し、検査者に
対してインターフェイスを行う実行ソフトウェアで構成
される。
実行装置の監視の下に独立したプロセスとして生ずる4
つの主な副プロセスがある。それらの副プロセスはデー
タ獲得と、高解像力のモニタ装置における映像表示と、
自動映像処理と、自動保管処理とである。1枚のブレー
ドについてのデータを獲得しながらの手動操作において
は、別のブレードについて以前に得たデータが判定のた
めに検査者に表示される。自動操作においては、欠陥分
析が自動的に行われ、その間に次のブレードについての
データが得られる。このようにして、ブレードをコンベ
ヤにのせる際の位置合わせ、機械的な位置ぎめ、X線映
像発生装置において行われている並列処理による検査の
ようなむだ時間が良く使用される。
以下にこの明細書の以後の内容の概要を示す目次を記す
(1)全般的な説明 (2)X線源 (a)  X線検出器 A、直線アレイ検出器 B、検出器を整列させる方法 (4)プログラム可能な制御器 (5)部品マニピュレータ (6)工業用制御器 (7)  コンベヤ (8)つかみ機構 (5))  コンピュータ装置ハードウェア00)デー
タ獲得装置 Ql)コンピュータ装置ソフトウェア A・ 一般的な説明 B3部品情報ブロック C9検査案 り、実行ソフトウェア E、欠陥分析副プロセス F、映像保管側プロセス (12) DF走査の操作および方法 (13) CT定走査操作および方法 (14)操 作 A、コントラスト B・ テキスト c、線 り0円 E・ テ中スト消去 F、グラフ消去 G0手動測定 H0自動測定 L ズーム J0位置決定 に、上スクロールおよヒ下スクロール (15) 2−2T映像品質検査 (16)バーコード読取器 (17)結 論 (1)全般的な説明 第1図はX線検査装置2の基本的な部品を示す。
このX線検査装置2はX線装置4とX線映像装置6を含
む。X線装置4はX@源12と、X線検出器14と、部
品マニピュレータ16と、プログラム可能な制御器20
と、工業用制御器21と、太軸可動台30と、コンベヤ
ベルト装置22とを含む。X線映像装置6はデータ獲得
器24と、映像発生器26と、コンピュータ装置28と
、オペレータコンソール19と、オペレータ表示器18
と、キーボード601と、表示プロセッサ23と、高解
像度表示器32と、バーコード読取器34とを含む。
航空機用タービンエンジンのブレードのような部品8が
コンベヤベルト装置22によりX線装置4の内部へ運ば
れる。以下、本発明をブレードに関してとくに説明する
が、本発明の装置および方法は、他の数多くの製作部品
を検査するために使用できることを説明の初めに理解す
べきである。
それらの部品にはタービンエンジンの種々の部品、たと
えば、圧縮機、タービンブレード、ベーン、ノズル、熱
電対等が含まれるが、それらのみに限定されるものでは
ない。第2図は典型的なエンジンブレードを示す。第1
図において、検査者がブレード8をつかみ機構38の中
に取付ける。そのつかみ機構3Bは、ローラー42によ
りコンベヤ装置22の上に支持されているパレット40
によってコンベヤ装置22に保持される。
検査者はブレードの部品番号と、求められている検査の
種類とをX線検査装置に入力する。同時に、検査者はス
タートボタン41と43 ヲ押f。
コンベヤ22はブレード8を矢印で示されている向きに
、18個所の場所すなわち位置を通って検査部44まで
動く。検査部44は鉛遮蔽されたチャンバ(第2図)内
に設けられる。数値制御される部品マニピュレータ16
が、ブレード8をつかんでいるつかみ機構38をコンベ
ヤ22から外して、Xi#j源12とX線検出器14の
間を導かれるX線ビーム36の経路中に置く。
X線映像装置6は検査部に従ってデジタル螢光透視映像
またはコンピユータ化した断層映像を生ずる。デジタル
螢光透視映像(以後、DF映像と呼ぶ)の場合には、ブ
レード8は一定の角度位置に保持され、部品マニピュレ
ータ16によりX線ビーム中を通って垂直方向に動かさ
れる。コンピユータ化した断層映像(以後、CT映像と
呼ぶ)の場合に社、ブレード8は一定の垂直位置に保持
され、部品マニピユレータ16により360度まで回転
させられる。60分の1秒ごとに、送られているX線の
強さがデータ獲得器24により、X線検出器14の63
6個の水平検出器素子から集められる。集められたデー
タはデータ獲得器から映像発生器26へ送られ、そこで
、X線管の出力の変化、チャネルの利得の変化および感
度の変化に対して正規化される。それからビームを強く
するたh6<データが集められる。ブレード8を垂直に
走査するOF映像の場合には、データはコンピュータ装
置28に格納される。部品を回転させるCT映像の場合
には、CT映像を得るためのコンボリューションおよび
バック投影による別の処理が映像発生器26において行
われる。それから、表示および格納のためにCT映像は
コンピュータ装置28へ送られる。全てのOF映像とC
T映像がコンピュータ族[28により集められた後で、
部品マニピュレータ16はブレード8をコンベヤ22へ
戻す。それからコンベヤ22は進み、ブレード8はX線
チャンバから出て、3個所のおろし部46.48.50
 (第13図)のうちの初めのおろし部に達する。コン
ピュータ装置28は、ブレード中の除去できる欠陥の場
所を識別するために、DFまたはCT映像を分析する。
手動モードにおいては、検量者は欠陥の場所を決定し、
欠陥を測定する。それから、検査者は部品の処理を決定
し、または、CT映像のようなそれ以上の分析を求めら
れる場合には、ブレードの合否またはもう1度検査を必
要とするかを自動欠陥分析法により判定する。欠陥につ
いての報告が作成され、おろし部に設けられている指示
灯が点灯されて、ブレードの処置について検査者に指示
する。
X線映像袋f6は部品の流れと、コンピュータのタスク
の統合と、検査者の確認および「lインタと、X線のウ
オーミングアツプおよびロギングと、ブレードの映像発
生と、データ獲得と、欠陥検出と、部品の流れの分析と
、部品の映像の記録と、品質管理業の実行と、部品の報
告発生とを制御する。自動モードにおいては、X線映像
装置6は自動映像分析を実時間で行う。ブレードが検査
されている間にそのブレードの映像データが実時間で得
られる。
第3A図と第3B図はコンベヤ22と、鉛で遮へいされ
たチャンバとの略図である。このX線検査装置は物理的
部品コンベヤ22により指示されてブレードを順次処理
する。X線映像装置の処理能力はブレードの走査時間と
、ブレードの処理時間により制約される。ブレードの走
査時間はブレードに対するX線の物理的作用と、データ
獲得装置24と、ブレードの寸法と、走査形式(DF−
7NCTか)との関数でおる。ブレードの処理時間はブ
レード映像の寸法と、映像に加えられる処理と、ブレー
ドの映像の数との関数でちる。実時間動作を行うために
、X線映像装置はブレードまたは次のブレードの走査時
間中にブレードを処理する。
X線検査装置は手動モードまたは自動モードで動作する
。手動モードにおいては、XWj検査装置は、検査者が
ブレードの映像を作成すること、映像を表示すること、
ブレードを処置すること、および必要がめればそれらの
操作を繰返えすことを行えるようにする。自動モードに
おいては、欠陥の検出と、欠陥の分析と、ブレードの処
置とが自動的に行われる。
(2)X線源 第4図はX線源装置ff4の電気機械的な装置を示す。
X線源はX線制御器52と、X線電源54と、75KV
昇圧)77スssと、2台の210 KV高電圧発生器
58.60と、X線管12と、冷却油冷却器(図示せず
)とを含む。商用電源がX、Wt電源4を介して75K
V昇圧トランスに接続される。
各高電圧発生器sa、soへ75KV昇圧トランス5B
から電力が供給される。各高電圧発生器はそれの発生電
圧をX線管へ与えて420KVの電圧を発生する。高電
圧発生器58からX線管に与えられた210KVと、高
電圧発生器60からX線管に与えられた210KVとに
より420KVの加速電圧が周知のやり方で発生される
X線制御器52がビーム電流と、フィラメント電流およ
びフィラメント電圧を調整する。X線制御器52は、異
状温度上昇、過電力またはX線装置のドア開放が検出さ
れた時にX線源12の動作を停止させるための安全イン
ターロック回路を有する。基本的には、X線制御器52
はフィラメントの電圧および電流を制御し、冷却油の温
度と流量を監視し、温度または流量が所定の値をこえた
時に装置の動作を停止し、かつX線装置の入口ドアの開
放を監視する。油冷却器はX線管内のタングステンター
ゲットから熱を除去する。油冷却器は油と空気の熱交換
器である。
X線管のキロボルトレベルは手動で設定され、またはプ
ログラム可能な制御器20からの指令に応答してD/A
変換回路によりX線電源54内のX線制御器52によっ
て設定される。プログラム可能な制御器の機能について
の詳しい説明については下記(4)項を参照されたい。
X線管が必要とする電圧に比例するX線制御器からの電
圧が、X線電源54中のサーボ装置を駆動する。そのサ
ーボ装置は電源54内のローラーを適切なタップ点まで
駆動する。X線管に一定の電圧を与えるために1電源5
4内のローラーを動かすモータ駆動装置が停止させられ
る。データが得られている間はモータ駆動サーボ装置は
動作を停止させられる。サーボ装置は非常に長い時定数
を有し、不足減衰させられる。変化する入力電源電圧状
態に応じて、X線管への入力に大きな過剰修正電圧の振
れおよび不足修正電圧の振れが起る。入力電圧の変動を
最小にするために、高調波フィルタを出力端子に有する
電圧安定トランス62が用いられる。その電圧安定トラ
ンス62はX線管への入力電圧変化を最小にする。これ
によりX線管に加えられる電圧が一定に保たれる。
X線検出装置は工場の環境に対して開発されているから
、単位時間当シの処理量は極めて重大な関心事である。
製作速度に遅れをとらないようにするために、30秒ご
とに1つのOF映像が得られる。走査線が1800本の
映像の場合には、その速さでOF映像を得るためには、
映像の各線を60分の1秒で得る必要がある。希望によ
っては、X線検査装置により電源周波数にデータ獲得を
同期させることができ、装置におけるノイズの影響を最
少にできる。この装置に用いられる4 20 KV ピ
ークのXl1i!管の場合には、妥当な信号対ノイズ信
号比が60分の1秒で達成される。もつと良い結果を得
るために、2個以上のデータ獲得からのデータを平均化
できる。
(3)X線検出器 A・ 直線アレイ検出器 次に、X線走査の走査装置も示されている第4図を参照
する。X線源12が、Y軸に沿ってX線源制限器65を
通ってX線検出器14まで導かれるX線ビームを発生す
る。X線検出器14はビームコリメータ66を含む。こ
のビームコリメータは、散乱されたX1i!が直線アレ
イ検出器64に入射することを阻止する。ビームコリメ
ータ66は、X線源からの背景放射をできるだけ無くす
ために、検出器の前方に設けられる。直線アレイ検出器
66は、水平軸Xに沿って整列されている636個の検
査素子で構成される。X線検出器14は電離室X線検出
器で構成される。その電離室X線検出器は気体透電体を
包含する平行板と、電源および電荷測定器を含む。入射
したX線が誘電体ガスを電離し、それにより発生された
イオンが、平行板の間に形成されている電界の作用の下
に集電子板に対して掃引させられる。測定された電流は
入射X線束に比例し、広い電圧範囲にわたって印加電圧
とは比較的独立している。電離室とX線検出器アレイに
ついての詳細は、1986年2月25 日出願され、ゼ
ネラル・エレクトリック・カンパニー(General
 Electric Company) ヘ譲渡された
[イオナイゼーション・デテクタ(Ionizatio
n D@t@ctor)Jという名称の米国特許出願第
832,980号を参照されたい。
検出器コリメータと検出素子をX@ビームの軸に正確に
整列させるために、X線検出器14は非常に正確に組立
てられる。検出器コリメータと検出素子を組立てる方法
が、1986年2月25日に出願され、ゼネラル・エレ
クトリックへ譲渡された「メソッド・オプ・アライニン
グ・ア・コリメータ・ツー・ア・リニヤ・アレイ・エッ
クスレイ・デテクタ(M@thod of Align
ing a ColCo11l@rto Lin@a 
Array X−ray D@t@ctor)J  と
いう名称の米国特許出願第832.981号に開示され
ている。
X線検出器は600個のデータチャネルを有する。
それら600個のデータチャネルに加えて、X線検出器
14は36個の基準チャネルも有する。主アレイの各個
に、それから約5.5’1m(220ミル)離れて16
個の基準チャネルが設けられる。基準チャネルは2つの
主な機能を有する。第1の機能は、xlIs源から発生
されるX線の強度の変動を考慮に入れることである。ま
だ、基準チャネルは部の輪郭の外側でおり、したがって
X線源までの直接空気経路を有する。それは、ブレード
を通ることなしに基準チャネルに入射するX線源でおる
。それらのチャネルにおける信号レベルのどのような変
化もX線源の強さの変化に関連する。各データ獲得期間
中に、データチャネルは基準チャネルにおける平均値に
正規化される。基準チャネルについてもつと良く理解す
るために、基準チャネルについて詳しく示している第2
1図を参照されたい。
基準チャネルの第2の機能は、サイクルごとのデータ獲
得時間の僅かな違いを考慮に入れることでおる。基準ク
ロック68として60Hzの電源周波数を用いると、工
場においては電源周期が10マイクロ秒も変化すること
があるが、はとんどの場合にはそのデータ獲得時間の違
いの影響はほとんどの部品に対してはかなり小さい。6
0Hzのクロック68が用いられる時は、DFデータ獲
得のための供血歩進の大きさの変化が生ずる。そうする
と映像中のピクセル寸法が変化させられ、そのためにデ
ータの解釈が困難となる。影響がかなり小さいが、歩進
の大l!窟を全て同じにすることが望ましいことがある
(たとえば、垂直分解能+1ill定において)。歩進
増分の正確な大きさは重要ではない。しかし、その増分
が常に同じでおるということが重要である。したがって
、電源周波数以外の周波数基準を用いることが有用であ
る。とくに、部品を位置、させるために部品マニピュレ
ータを制御するプログラム可能な制御器20はほぼ一定
の速度で動く。ブレードが約0.13m (5’ニル)
動かされるたびに、符号器パルスが部品マニビエレその
符号器パルス70はプログラム可能な制御器20へ与え
られる。この制御器は符号器クロック信号T2を発生し
、その信号をスイッチT4へ与える。スイッチ74は工
業用制御装置21により制御される。スイッチT4によ
り符号器クロック信号72または60Hzのクロック信
号68を映像発生器26へ与えることができる。その映
像発生器26はクロック信号をデータ獲得器へ与える。
データ獲得器へ符号器クロック信号T2が与えられる場
合には、データ獲得時間の僅かな変化が起ることもある
。そうすると、基準信号の振幅がもちろん変化させられ
る。それらの変化は、X線検出器内のデータチャネルの
基準チャネルによる正規化によってひき起されるもので
ある。したがって、基準チャネルは、X線源からの信号
のどのような変化と、60Hzクロツク68または符号
器クロック72の変化によりひき起されるどのような変
化も補償する。
約0.25m(10ミル)台の空間的な分解能を達成す
るためには、標本化定理は約0.13m(5ミル)の中
心を基にした測定を要する。ブレードの幅を横切る全て
のデータは直線アレイ検出器により同時に得られるから
、そのような値の分解能を達成するためには、個々の検
出素子の中心間隔を約0.13m(5ミル)にする必要
がある。DF映像発生の垂直解像力を上記値に匹敵する
値にするためには、データを約0.13mm(5ミル)
おきにとって、約0.25m(10ミル)の分解能とす
ることを再び必要とする。入射ビームt−tooo分の
1だけ減衰させるのに十分な厚さを有し、電離室の前方
で約0.29m(11,5ミル)の間隔をおいて配置さ
れた2個のタングステンブロックを含むビームコリメー
タ6Gにより空間的な分解能が達成される。前記間隔は
映像発生装置の形状寸法に関係する。X線が集電子板に
直接入射することを避けるために、検出器を構成するコ
ンデンサの極板は隔てられる。
その隔てられる間隔は、希望の検出器応答時間を達成す
るために必要な検出器電圧を決定する。空間分解能に対
する要求が個々の検出素子の間隔と、垂直運動増分の寸
法を決定する。
ブレードの最大寸法が検出器14の全体の寸法と、個々
の検出素子の必要な数と、完全なりF映像を完成するた
めの垂直方向走査の歩進数とを設定する。典型的なター
ビンブレードは幅約76.2m(3インチ)、高さ約2
29 rm (9インチ)の包絡線内に納まる。検出素
子が約0.13圏(5ミル)の間隔で隔てられている幅
が約76.2+o+(3インチ)のX線検出器では、約
600個の検出素子を必要とする。以上説明した検出器
アレイと、X線源およびX線検出器との形状構成の詳細
についてはDF映像とCT映像に対する形状寸法が詳し
く示されている第19図乃至第25図を参照されたい。
検出器14は台30によυ太軸方向のうちの任意の1つ
の向きに動かすことができる。台3oはx、y、zの方
向に周知のやシ方で動き、または任意の1つの軸を中心
として周知のやシ方で回転する。
B、検出器を整列させる方法 X線装置を使用する前は、直線アレイ検出器64はX線
源12に整列させられる。直線アレイ検出器64は、水
平軸Xに整列させられた640個の検出素子を含む。実
際の用途では600個の検出素子がデータチャネル、3
6個の検出素子が基準チャネル、4個の検出素子が留保
される。各チャネルからの信号がオッシロスコープの水
平軸へ与えられて、X線源から各チャネルの検出素子が
受けたX線の強さを表示する。オッシロスコープの垂直
軸は強さを表す。各検出素子がX線源からのX線の同じ
強さを測定するものとすると、オッシロスコープのスク
リーン上に一定のレベルの波形が現われる。ビーム制限
器60は約1.3〜1.sm(約50〜60ミル)だけ
互いに隔てられた2個のタングステンブロックを有する
。直線アレイ検出器64を位置させるために、六軸台3
0が2軸、X軸およびY軸に沿って動き、かつ各軸を中
心として回転する。第5図はX線検出器14を整列させ
る方法を示す流れ図である。
まず、X線源とX線検出器の間に妨げられないX線経路
が得られる(ブロック100 )。整列操作を開始する
ために、X線ビーム制限器65を開いて、検出器アレイ
64における減衰を阻止する(ブロック1o2)。それ
から、各検出器チャネルから可能な最大信号を得るため
に、六軸台30が直線アレイ検出器64を位置させて、
できるだけ水平な検出器アレイが得られるようにする(
ブロック104)。各検出器チャネルから最大の信号が
得られると、X線ビーム制限器の開きを半分にする(ブ
ロック108)。X線ビームの強さが低下しない時は、
X線ビーム制限器65による信号に対する妨害が検出器
素子により検出されるまで、X線ビーム制限器65の開
きを狭くする(ブロック108)。それから、X線ビー
ム制限器65がら妨害を受けないようにするために、X
線ビーム制限器65は垂直に動かされ、X軸を中心とし
て移動させられる(ブロック110,112  )。最
大信号を得るためにX線ビーム制限器65を差動的に上
下させると、X線ビーム制限器65がX線源ビームを中
心として対称的に位置させられる。X線ビーム検出器6
5の目的は、ブレードに入射する余分なX線の量を減少
させることである。ブレードに入射する余分なX線の量
を減少させると、ブレードから散乱させられてX線検出
器14に入射するX線の量が減少する。それから、X線
ビーム制限器65は、この位置に固定させられる(ブロ
ック114)。ビームコリメータ66はX線検出器14
に固定されているから、ビームコリメータとX線検出器
は一体として動く。ビームコリメータ66のX方向の深
さ6Tは約19.1m(約750ミル)である。開き6
9は約0.31■(約12ミル)である。
それらの寸法は、散乱させられてX線検出器14に入射
するX線の量を減少させる。ビームコリメータの深さ6
7と高さ69は、散乱されたX線が減衰させられないで
X線検出器に入射できる角度を小さくする。ビームコリ
メータ66を高くし、開き69を狭くすることにより、
X線検出器14に入射する散乱させられたX線の量を減
少させると、従来可能であったものより高い品質の映像
を発生できる。深さ67を深くし、開き69を狭くする
ことにより、Y軸と平行なX線のみをX線検出器14に
入射させることができる。最大の信号を発生させるため
に、検出器14とコリメータ66は六軸台30により動
かされる(ブロック116)。
そうすると検出器アレイ64とX線源12は整列させら
れるから、最大の信号が発生されることになる。
X線検出器を整列させるために最も決定的な役割の1つ
は、部品マニピュレータの軸の2軸を中心とする回転軸
を通るX線の集魚の間に引かれた直線に、検出器アレイ
の中心を一直線にすることである。この機能は、X線ビ
ーム中に延長フランジを有するつかみ機構を回転させる
ことにより行われる。第6図は延長フランジ75を有す
るつかみ機構3Bを示す。第4図を再び参照して、つか
み機938の回転中心軸は部品マニピュレータの軸の回
転中心軸と同じである。自動調心空所90の中に押しこ
められているプランジャ86により、つかみ機構38は
部品マニピュレータの軸T6の中心に固定される。つか
み機構3Bおよび部品マニピュレータの軸T6の協働的
な機能および部品についての詳細は、第9A図乃至第9
C図を参照されたい。
データ検出器がオンシロスコープのスクリーンの全面に
わたって拡がるように、オンシロスコープの波形が調整
される。つかみ機構38は部品マニピュレータの軸76
の上に保持され、延長フランジを検出器アレイの一方の
縁部の上に置くだめに回転させられ、X線源12とX線
検出器14の間fm&フランジT5のみがX線ビーム1
3に交差するように、X線ビーム13の中まで上昇させ
られる。延長7ランジ7GとX線ビーム13の交差によ
り作用を受けた検出器チャネル素子の信号が、他の大部
分の検出素子の信号とくらべて低い値でオンシロスコー
プのスクリーンに現われる。
延長フランジT50縁部から、第1の縁部の検出素子が
オンシロスコープの表示から正確に決定される。それか
らつかみ機構38は180度回転させられ、第2の測定
縁部検出素子の決定が行われる。
第1の縁部検出素子と第2の縁部検出素子をオンシロス
コープのスクリーンの缶縁から同じ相対位置に置くため
に、直線アレイ検出器64は右または左へ動かされる。
第1と第2の縁部検出素子が同じ相対位置を占めたか否
かは、第1の縁部検出素子の位置に注意しながらつかみ
機構を180度回し、第2の縁部検出素子の位置に注意
しながらつかみ機構を180度回すことによって点検さ
れる。
これを繰返えし行なうことにより直線アレイ検出器64
が調整されて、検出器アレイの中心が部品マニピュレー
タの2軸を中心とする回転軸線にほぼ一致させられる。
それから、つかみ機構の中に精密な黄銅製の円筒が置か
れる。その円筒は、X線源の焦点から部品マニピュレー
タの回転軸中心までの距離(Yl)と、直線アレイ検出
器64と部品寸二ビュレータの回転軸中心との距離(Y
2)とを測定するための表面を与える。それらのパラメ
ータY1とY2によりX線装置の倍率が決定される。そ
の倍率はCYl十Y2)/Ylに等しい。検出器を整列
させることにより、散乱させられたX線がX線の映像を
劣化させることが阻止され、よシ高解像力の映像が得ら
れ、信号対ノイズ比が高くなる。
(4)  プログラム可能な制御器 第4図は本発明におけるプログラム可能な制御器20の
基本的なブロック図である。このプログラム可能な制御
器20はマイクロコンピュータを含むコンピユータ化し
た数値制御器であって、当業者に周知のやυ方で標準的
な数値制御符号を実行する。プログラム可能な制御器2
0はマイクロコンピュータ(図示せず)と、制御パネル
(図示せず)と、R8232人カポ−)78と、制御入
力ボート8′Oと、符号器パルス出力ポードア2と、M
機能出力ボート82とを有する。プログラム可能な制御
器20は、モータ駆動機構95と軸符号器95を含むサ
ーボ制御器を介して、部品マニピュレータ16の位置お
よびモータ駆動機構を制御する。位置ぎめは直線的およ
び回転的にして行われる。プログラム可能な制御器20
は外部入力(78,80)を受けて、X線装置の諸機能
を制御する出力を生ずる。プログラム可能な制御器20
は独立したプロセッサであるから、タスクを実行するた
めにプログラムできる。R8232人カボ−−ドア8は
プログラム可能な制御器20のプログラム(iたは数値
符号)をコンピュータ装置28から受ける。それらのプ
ログラムはプログラム可能な制御器20の符号で書かれ
、たとえば部品マニピュレータ16またはX線制御器5
2を制御する。制御入力ボート80は、コンピュータ装
置28によυ発生されたプログラム可能な制御器指令を
工業用制御器24から受ける。そのプログラム可能な制
御器指令は、プログラム可能な制御器20がR8232
人カボート上のプログラムを読取ること、メモリ内のプ
ログラムを実行すること、およびこの分野において良く
知られている他の種々の指令を実行することを可能にす
るような、プログラム可能な制御器2Gの前面パネルの
制御をエミュレートする。プログラム可能な制御器20
としてはエアロチック社(Aerotec 、 Inc
 、)により裂f’lttタモデル・スマート書アイシ
ーエヌシー(yioozLSMART ICNC)を用
いる。し九がって、本発明を実施するために作られるプ
ログラムはそのプロセッサに適当な言語である。要約す
れば、プログラム可能な制御器200指令は下記の通シ
である。
F指令一部品マニピュレータの速度。これは2軸および
シータ軸の速さを制御する。
C指令−全ての軸がホーム。たとえば、G62とG63
が2軸とシータ軸ヘホームを別々に送るOGTは全ての
軸へホームラ送ル。
N指令−プログラム可能な制御器20の符号内のループ
。N符号はブロック番号またはブプルーチン番号のため
の逐次基準として用いられる。あるNコードは飛越し、
反復および特殊なデータ記憶領域をアクセスすることを
許す。
2指令−2軸をある位置へ送る。
D指令−シータ軸をある位置へ送る。
M指令−諸機能を制御するための入力を与える。
C指令−プログラム可能なコンビ二−メ符号の連続実行
MOC指令プログラム可能な制御器20のための待ち。
MOC指令プログラム可能な制御器20とコンピュータ
28の間のハンドシェイクとしく用いられる。たとえば
、コンピュータは、部品マニピュレータの軸T6をある
位置まで動かして、待つことをプログラム可能な制御器
20に告げる。プログラム可能な制御器20がMOC指
令実行したら待ち、工業用制御器21により検出された
線84を上昇させる。線84の検出された状態はコンピ
ュータ装置2Bへ送られる。工業用制御器21とコンピ
ュータ装置28をもつと良ぐ理解するために第8図を参
照する。コンピュータ装置がプログラム可能な制御器2
Gの待ち状態を線84上で検出すると、プログラム可能
な制御器が制御を続けるための継続指令をコンピュータ
装置2日が発生する。ブレードが検査される時にそのハ
ンドシェイク・オペレーションが用いられる。ブレード
を検査する前にX線映像装置により空気基準データが集
められる。ブレードが部品マニピュレータ16によりと
シあげられ、X線ビーム13の真下の位置へ動かされた
ことをコンピュータすなわち制御器は知らねばならない
。制御器はMO線84を介してそれを検出する。部品が
その位置まで動いている間にコンピュータは空気基準を
とり、MOを検出している時にブレードがどこにあるの
かを検出し、それからプログラム可能な制御器20が動
作を続けることを命令する。
部品マニピュレータ16とX線源12の制御はM指令に
より行われる。M指令はそれらの出力線を介してリレー
を制御する。それらのリレーは種々のモータ駆動装置お
よびンレノイドに電力な供給する。M機能により制御さ
れるプログラム可能な制御器20には12本の出力線8
2がある。そのうちの4本の出力線がX線源の高電圧設
定を制御する。他の4本の出力線が220 KVから4
20KVまでのX線電圧の16のレベルを与える。1本
の出力線がX線源の電源の断続を行う。1本の出力線が
可変X線電源54によるモータ駆動装置の動作を不能状
態にする。
可変X線電源のためのサーボ駆動モータが動作不能状態
にされて、サーボ装置によりひき起されるX線束の変動
を最少限に抑える。1本の出力線は′電流ポテンショメ
ータを短絡して、X線源へ最大の電流を与える。王宮な
動作中はX線源は最高電圧および最大電流で動作する。
1本の出力線によりX線安全インターロック回路が可能
にされる。
1本の出力線がX線ビーム制御器65を開閉する。
1本の出力線がつかみ機構のプランジャ86を作動させ
る。1本の出力線がコンベヤの位置合わせを可能にする
プログラム可能な制御器20は、X線直線アレイ検出器
64からのデータ収集を行わせるための符号器クロック
パルスT2も発生する。プログラム可能な制御器20は
符号器パルス70を部品マニピュレータ16から受ける
。符号器パルスは、Z軸が約0.OOloam(c,0
394ミル)動くたびに発生される。CT定走査おいて
は、符号器パルスが与えられるたびにシータ軸は0.0
0000463度動く。プログラム可能な制御器20は
、符号器クロンク信号を発生するために、それらの符号
器パルスをカウントするのに必要なハードウェアおよび
ロジックを含む。ここで説明している実施例においては
、符号器クロック周波数はZ軸の約0.13−11(約
5ミル)の動き、またはシータ方向の0124度の動き
に対して1タイミングパルスである。
簡単にいえば、X線コンピュータ装置のソフトウェアに
おける走査サブプロセスが、データ獲得器と映倫発生サ
ブシステムに対して走査運動パルスおよびタイミングパ
ルスを発生するプログラム可能な制御器2Gを監視する
。したがって、プログラム可能な制御器20とデータ獲
得器は同期させられる。プログラム可能な制御器20は
2軸とシータ軸を元に戻し、待つことを指令させられる
走査サブプロセスは元へ戻すオペレーションの終了を検
出する。プログラム可能な制御器20は元へ戻ることが
終ったのに応答した時に、プログラム可能な制御器20
が走査を開始する位置にあることを走査サブシステムは
知る。この点で、プログラム可能な制御器20のプログ
ラムを実行することを走査サブプロセスがプログラム可
能な11111器20に知らせる。それと同時に、走査
プロセスはクロックモードを60Hzの電源基準から、
プログラム可能な制御器2aにより発生される符号器タ
イミングクロックへ変更する。クロックパルスを受けた
時にデータ収集を直ちに開始することを走査サブプロセ
スはデータ獲得器に指令する。クロックパルスの数は、
データ獲得器が集めると予測される図の数に一致する。
データ獲得装置が予測する数よシ少い数のクロックパル
スが発生されたとすると、データ獲得装置は時間切れと
なって走査を停止する。この場合には、コンピュータ装
置は全てのハードウェアをリセットし、いま検査してい
るブレードに対する全ての操作を終わる。
走査が終了すると、データ獲得器は、データ獲得が終っ
たら、直ちに制御を走査サブプロセスへ戻す。走査サブ
プロセスは、走査が終ったか否かを判定するために、プ
ログラム可能な制御器2Gをボールする。走査が終ると
、走査が終ったら、そのことを走査サブプロセスに知ら
せる適切な指令に応答する。それから、走査サブプロセ
スはホーミング信号をプログラム可能な制御器20に対
して出す。プログラム可能な制御器20は部品マニピュ
レータ16に対してホーム位置へ戻ることを指令し、ブ
レード金解放してコンベヤを動けるようにする。最後に
、プロセスが終ったことをプログラム可能な制御器は走
査サブシステムとコンピュータ装置のソフトウェアへ知
らせる。
(5)部品マニピュレータ 第7図はDF映像とCT映像の発生に用いられる部品マ
ニピュレータ16の線図を示す3、品マニピュレータは
部品マニピュレータの軸76と、アーム9’2 、94
と、ポールプランジャ86と。
駆動モータおよび軸符号器95.97とを含む。
部品マニピュレータ16は、上記部品を本発明に従って
動かし、がつ制御するために必要なハードウェアおよび
ロジックを含む。モータ95,97は、X線の平面に垂
直である向きを持ち、垂直に設けられたサーボ制御軸と
1回転軸が垂直であって、X線の平面に対して垂直であ
るサーボ制御軸とを駆動する。各モータの駆動軸には位
置ぎめ用の符号器が取付けられる。その符号器は軸が動
かされた時に符号化パルスを線TO上に発生する。
回転軸に取付けられているプランジャ86が、回転軸と
直線軸の組合わせにつかみ機構3Bを結合する0、つか
み機構の軸76はプランジャ86を含む。このプランジ
ャは空気により上下させられる。
つかみ機構3Bが軸76の上方の正しい位置にすべるよ
うに、軸T6の1番上にはスロットが設けられる。軸7
6の1番上には2つの平らな研磨された板のアーム94
.92が設けられ、それらのアームの中につかみ機構が
すべりこむ。それらのアームの肩部は内側にくぼまされ
て、つかみ機構の摩耗板を外方フランジに係合させる。
1番上に位置ぎめボールを有し、空気により駆動される
プランジャが、つかみ機構3Bの摩耗板96を研摩板ア
ーム94.92に押しつけることにより、つかみ機構3
8を軸76に係合させる。ポールプランジャは円錐形の
穴の中に押しこめられ、つかみ機構3Bを軸T6上の中
心に位置させる。ブレード8をつかんでいるつかみ機構
38は部品マニピュレータ16によ!+、DF走査の場
合には2軸に沿って上下させられ、CT定走査場合には
2軸を中心として回転させられる。そのような動きはプ
ログラム可能な制御器20により指令運動線88を介し
て部品マニピュレータ16へ与えられる制御信号により
制御される。
部品ffエビュレータ16は3種類の重要な運動を制御
する。第1の運動は2軸方向の運動であシ、第2の運動
はZ軸を中心とする回転運動である。
第3の運動は、ポールプランジャ86をつかみ機構38
の1番下の調心円錐穴90の中に押しこむ運動である。
コンベヤベルト上のつかみ機構38はパレット40によ
り所定位置にゆるく保持される。つかみ機構38とパレ
ット40が検査部44に達すると、つかみ機構38は部
品マニピュレータ16のアーム92と94の下および間
をすべる。
部品マニピュレータ16は、プログラム可能な制御器2
0からの指令の下に、空気ポールプランジャ86をつか
み機構3Bの調心円錐穴90の中に押しこめる。この動
作によりつかみ機構38の回転中心が2軸に一致させら
れる。つかみ機構のベース板96がプランジャ86によ
り部品マニピュレータのアーム94.92に押しつけら
れる。ベース板96とアーム94.92の間の力により
、ブレード8が2軸に沿って、または2軸を中心として
動かされている間に、つかみ機構は所定位置にきつく保
持される。ブレードは心立てする必要はなく、つかみ機
構だけを心立てすればよい。CT映像を発生させるため
には、回転中心であるz軸を中心とする直径が約64 
wg (約2・1/2インチ)の円内にブレードがある
限シ、正確なCT映像が再構成される。
部品マニピュレータ1Bの符号器がタイミングパルスT
Oをプログラム可能な制御器20へ与える。それらのタ
イミングパルスは2軸に沿う動き、または2軸を中心と
する回転に対応する。プログラム可能な制御器2Gは、
データ獲得器を駆動する符号器クロック信号に符号器パ
ルスを変換する。
データ獲得器は、検出器アレイからのデータを、部品マ
ニピュレータのモータの動きに応じた速さで変換し、そ
のデータを映像発生器へ送る。このようにして、2軸方
向の動きまたは2軸を中心とする回転の増分そのもので
データがとられ、外部クロックによりひき起されるどの
ような同期問題も解消する。要するに、2軸方向に沿う
、または2軸を中心とするマニピュレータの軸T6の動
きおよび回転によりタイミング信号が発生される。
(6)  工業用制御器 is図はコンピュータ装置28と工業用制御器21およ
びプログラム可能な制御器200間のデータ転送の詳し
い流れ図を示す。コンピュータ装置28はパス132を
介して工業用制御器21と交信する。工業用制御器21
はインターフェイスモジュール130と、バス受信モジ
ュール120ト、パス駆動モジュール122と、プログ
ラム可能な制御器モジュール124.!:、出力モジュ
ール126ト、検出モジュール128とを含む。インタ
ーフェイスモジュール13Gはコンピュータ装置2Bと
工業用制御器の間で情報を周知のやυ方で転送するため
に、パス受信器と、バスドライバと、アドレス選択器と
、復号ロジックと、割込みベクトルロジックとを含む。
インターフェイスモジュール130としてハ、エム−デ
ィー・ビーφシステムズ(MDBSys tems )
社製のMDB−1710型汎用インターフエイス装置を
使用できる。インターフェイス130はコンピュータ装
置28からの指令とデータをバス受信モジュール120
のだめの内部バス構造121へ変換する。インターフェ
イス130はデータをノ(ス121からバス駆動モジュ
ール122を介して受ける。バス受信モジュール120
は16ピツトデータ(8データ/8指令)を、プログラ
ム可能な制御器モジュール124と、出力モジュール1
26および検出モジュール128のための内部バスプロ
トコルに変換する。
プログラム可能な制御器モジュール124は指令をプロ
グラム可能な制御器20へ送る。その指令にはN指令、
G指令、2およびD指令、F指令およびM指令を含む。
それらの指令はプログラム可能な制御器における種々の
機能を制御する。継続指令を送るために別の線が用いら
れる。プログラム可能な制御器20は別の独立したマイ
クロコンピュータであるから、プログラム可能な制御器
20のためのプログラムが、端末装置として接続されて
いるR8232mと、コンピュータ装置28の端末出力
ボードとを介してコンピュータ装置から送られる。プロ
グラム可能な制御器とコンピュータ装置の間のインター
フェイスについてもつと理解するためには第10図を参
照されたい。
出力モジュール126は各おろし部における処置可表示
器を制御する。それらの処置灯は、ブレードがおろし部
に達した時のブレードの処置に対応する6出カモジユー
ルは、データ獲得器へ与えるタイミングパルスを発生す
るための60Hzクロツクまたは符号器クロックの選択
の制御も行う。また、出力モジュール126はコンベヤ
の動きも制御する。
検出モジュール128はX線装置の種々のセンサから情
報を受ける。それらのセンサによりコンピュータ装置2
8はX線装置の状態を検出できる。
下記の状態が検出モジュールにより検出される。
プログラム可能な制御器のオン/オフ(Progra−
rrrnable Cgntroller onlof
f  )−商用電源がプログラム可能な制御器において
投入されたか否かを調べる。
プログラム可能な制御器のメモリ保護(Prog−ra
rrrnable Controller Memor
7 Protect ) −プログラム可能な制御器に
電源を投入すると、その制御器のメモリに書込みを行え
るようになる。
メモリが保護モードにあると、コンピュータ装置はR3
232データをプログラム可能な制御器ヘロードするこ
とはできない。スイッチは前面パネルに取付けられる。
プログラム可能な制御器の誤り状態(Progra−m
nable Controller Error Co
ndition)−プログラム可能な制御器は、それが
成功したR8232伝送をコンピュータ装置28から受
けたか否かについての状態を送る。
プログラム可能な制御器2@限界設定(Prog−ra
mnable Controller ZAxis L
im1t 5et) −これはZ軸の1番端への移動を
示す。2軸に沿う移動には上限と下限があυ、2軸に沿
ってそれ以上動くとすると、2軸段の静止部の端部への
激しい衝突が起る。部品マニビエレータ内の光センサが
プログラム可能な制御器により検出され、1つのプログ
ラム可能な制御器の2軸限界として出力される。上限と
下限がプログラム可能な制御器により弁別されることは
ない。この誤差が検出された時に2軸は元の位置へ戻さ
れる。
元の位置にないプログラム可能な制御器のシータ軸(P
rograr!Tnabl@Controiler T
heta AxisNot Home )−シータ軸が
元の位置にあるかどうかを監視する。ブレードを走査す
るために積載する前にシータ軸は元の位置へ戻される。
走査が終るト、部品マニビュ1/−夕の軸はコンベヤベ
ルトのパレットの上にある。ブレードをおろして、パレ
ットの上にのせる前に2軸とシータ軸は元の位置へ駆動
される。つかみ機構が一方からのみパレットの中に正し
く取付けられるから、シータ軸が最初に元の位置へ戻さ
れる。つかみ機構の位置合わせビンがパレットの切込み
の中に入る。Z軸の元の位置はパレットの表面の下であ
る。したがって、シータ軸が元の位置へ最初に戻された
時のみ、つかみ機構はパレットに正しくはめこまれる。
コンベヤを動かす前にシータ軸が元の位置へ戻されない
とすると、次のブレードとつかみ機構は部品マニピュレ
ータのアームの中にすべって入ることはなく、つかみ機
構または部品マニピュレータの軸のいずれかが破壊され
ることになる。したがって、走査が指示される前に、ま
たは位置合わせを開始できるようになる前に、シータ軸
が元の位置へ戻されて、つかみ機構が部品マニピュレー
タの軸の1番上の中にすべりこむことができるようにす
る。したがって、走査が終ると、2軸またはつかみ機構
がパレットに取付けられない前にシータ軸が元の位置へ
戻される。
プログラム可能な制御器のスライダの電源遮断(Pro
grammable Controller 5lid
e Pow@roff)−プログラム可能な制御器に電
源を投入するとスライダへの電源を遮断できるが、全て
の電子装置へは電力は供給されたままである。スライダ
は2軸に沿う動きと、シータ軸を中心とする回転を行う
。軸のための七−夕駆動電流を発生する電力増幅器へ電
力供給をスイッチが断つ。
ホーム位置にないプログラム可能な制御器の2軸(Pr
ogrammable Controller ZAx
is NotHome ) −Z軸がホーム位置にある
かどうかを監視する。これにより、コンベヤを位置合わ
せするため、および、次のつかみ機構と次のパレットが
当ることなしにすべるため(シータ軸が正しく゛ホーム
位置にあれば)に、Z軸が正しい位置にあることが確実
にされる。位置合わせが始まった時に、部品マニピュレ
ータの軸がコンベヤの上にあれば、その軸またはコンベ
ヤが損傷を受けることがある。
コンソール電源遮断(Console Power o
ff )−全【のリレ、リレードライバおよびその他の
回路のための主電源スイッチ。それは電力が電気機械的
表装置へ与えられるか否かを示す。
干渉灯点灯(Interference Light 
0n)−検出器の前方上の導電性泡が、検出器に当るよ
うな半径をこえるブレードの回転から保護できるように
する回路へ接続される。ブレードの外層の直径は約76
.2箇(3インチ)ある。ブレードが約76.2−(3
インチ)をこえたとすると、ブレードが検出器に当るこ
とがある。導電性の泡が検出器の前部を覆い、ブレード
がその泡に当ると部品マニピュレータは停止させられる
X線電源断(X −ray Power off ) 
−X線制御器前面で電源の開閉を行うキースイッチを監
視する。
選択された焦点(Focal 5pot 5elect
ed) −大きい焦点または小さい焦点のどちらが選択
されるかを検出する。X線制御器上のスイッチは、大き
い焦点、焦点なし、小さい焦点、の3つの位置を有する
。大きい焦点から小さい焦点へスイッチを直接切換える
ことはできず、X線を断つ無焦点位置を必ず通ってスイ
ッチの切換えを行う。
手動によるX線制御器(X −ra7 Control
leri n  Manual ) −X線制御器がプ
ログラム動作と手動動作のいずれにあるかを監視する。
プログラム動作はX線制御器が自動制御の下にある時で
あって、高電圧を設定し、X線を発生させ、サーボ駆動
装置を不能状態にする。手動動作では、オペレータはコ
ンピュータとの相互作用の必要なしにX線装置を操作で
きる。X線映像装置を動作させる前はそれをプログラム
せねばならない。
手動クロック制御がオフ(Manual c、ock 
Co−ntrol is off)−手動クロックパル
スが発生される状態を検出する。装置をリセットするた
めにのみ用いる。
位置にないパレット(Pa1let Not in P
o5i−tion)−パレットが正しい位置にあるか否
かを検出する。機能的には、それは、パレットの背後の
1つの遊び車のボルトの頭を検出する近接スイッチであ
る。ボルトの頭部の鉄鋼により近接スイッチの状態が変
えられる。その近接スイッチは、位置合わせ中にパレッ
トが動かされたかどうかを検出する。
部品の高さセンサ(Part IIight 5enI
lor)−X線室の内部に部品を入れることができない
ほど部品が高いかどうかを検出する。逆反射性のセンサ
が切換えられたとすると、コンベヤ駆動モータへの電力
が断たれて、コンベヤは途中で停止させられる。
MO−プログラム可能な制御器の待ち状態。プログラム
可能な制御器がブレードの移動を終え、継続の指令を待
っていることを検出する。
検査場所における部品(Part at In5pec
tionSite)一部品が検査場所にあるかどうかを
判定するための検査場所における赤外線逆反射性センサ
部品がない時はX線装置は動作させない。
おろし場所における部品(Part at Unloa
dSite)−コンベヤの出力側には3個所のおろし場
所がある。それら3個所のうちの最後の場所に部品があ
るかどうかを赤外線逆反射性センサが検出する。その最
後の場所に部品があれば、コンベヤの位置合わせが禁止
される。
非オペレータ・インデックス指令(Not ope−r
ator Index Corrrnand)−コンベ
ヤの押しボタンが押されたかどうかを検出する。オペレ
ータがスタートボタンを押すとフリップフロップがセン
トされる。コンベヤスイッチが自動モードにあると、コ
ンピュータはプリップフロップを検出し、コンベヤの動
が開始される。
キーシェイク(Ke3’5hake )−プログラム可
能な制御器における誤り機能からのハンドシエイキング
信号を検出する。断定される( asaerted )
と、ブログラノ・可能な制御器がコンピュータ装置28
からの外部指令信号を不能状態にしたことを、そのハン
ドシエイキング信号は示す。
符号器クロック(Encoder c、ock ) −
60Hzクロツクと符号器クロックの間でクロック信号
を制御するスイッチが、符号器クロックへ切換えられた
かどうかを検出する。
大きいスポット(Large 5pot ) −X線管
が暖機のために大きいスポットの形にあるかどうかを検
出する。
小さいスポット(Small 5pot )−映倫発生
のためにX線管が小さいスポットの形にあるかどうかを
検出する。
σ) コンベヤ 再び第3A図と第3B図を参照する。コンベヤ22はX
線装置の内部でブレードを動かす。コンベヤはチェーン
と、駆動モータと、この分野において知られているやり
方でブレードの位置合わせを行う論理ハードウェアとを
含む。手段モードまたは自動モードにおけるコンベヤの
動作はキースイッチ45により切換えられる。コンピュ
ータの制御中はコンベヤは自動モードで動作する。オペ
レータがスタートボタン41と43を押ストコンベヤの
位置合わせが開始される。スタートボタン41と43t
−押すと、工業用制御器21の検出モジュールにより読
取られるフリップフロップがセットされるために、スタ
ートボタン41.43は工業用制御器21によって検出
される。フリップフロップがセントされるト、オペレー
タがスタートボタンを押して、コンベヤの位置合わせを
望んでいることを、コンピュータ装置28の制御ソフト
ウェアが理解する。そのソフトウェアは、コンペ・ヤの
動きを開始させる信号を、工業用制御器21を介して出
力モジュールへ送る。そうするとコンベヤは1つの場所
だけ進む。1群のブレードの処理の終りにきているとオ
ペレータが判断したら、オペレータはバーコード読取器
で終り(END)指令を読取る。制御ソフトウェアが、
コンベヤにのせるブレードがもうないと指令を解釈する
。最後のブレードを進ませるためにオペレータがボタン
を押すと、最初にのせられたブレードが検査部にくるま
で、装置はコンベヤを自動的に進ませる。
各検査が終った後で、各ブレードは最初のおろし部へ段
階的に動き続ける。各おろし部には5個の指示灯がある
。それらの指示灯は部品の処置を(オペレータにより、
または自動欠陥分析ソフトウェアにより)指示する。そ
の処分は合格、仮合格および不合格に分類される。
指示灯により指示される部品の処置は下記の通りである
合格(ACCEPT )−ブレードは図面に関する品質
管理検査手順の全ての基準を満している。
PY合格(PYACCEPT ’)−仮合格の部類。新
しい検査基準を反映するようには図面はまだ変更されて
いない。したがって、検査手順自体を変更できない。図
面変更命令が実施されている間に、ブし−ドはこの仮合
格の下に一時的なやシ方で検査を進めることができる。
不合格(DISPO)−検査のある面を実行可能か否か
についての判断でオペレータが満足しないと感じた時に
この処分が行われ、オペレータはこの映像をだれか他の
人に調べてもらいたいと思う。
不合格(DISPO)は、上級の人がその映像を調べ、
最後の処分を行うことを意味する。
(8)つかみ機構 第9A図乃至第9C図は本発明のつかみ機構組立体を示
す。第9A図はつかみ機構38の正面図を示す。つかみ
機構38は静止あご142を有するつかみ機構体140
と、すべることができるあご144と、ベース146と
、摩耗板9日と、調節ねじ148と、円錐形の心立て軸
90と、端板150と、カム152とを含む。カム15
2を内側へ押すとすべるあご144が静止あご142か
ら離れる向きに動かされる。そうしたらあごの間の隙間
にブレードを挿入して、調節ねじ148に当てる。カム
152を押すのをやめると、ばね154の力によりすベ
シアご144は静止らと142へ向って動かされて、ブ
レードをあごの間に保持する。あごは、検査する部品の
X線減衰率と比較して大きいX線減衰率を有する材料で
作るべきである。そうすると、このX線装置はあごの間
の部品のデジタル螢光透視性映倫とコンピユータ化した
断層映像を作成でき、それにより部品全体を検査できる
ことになる。つかみ機構組立体およびその動作の詳細に
ついては、本願と同時に出願され、ゼネラル・エレクト
リック社に譲渡された[メソッド・アンド・デバイス・
フォー・グリラビング・パーツ・イン・アナ・エックス
レイ・インスペクション・システム(Met−hod 
and Device for Gripping P
artIlin anX−ray In5pectio
n System) jという名称の米国特許出願第8
32,982号明細書を参゛照されたい。
第9B図は、部品マニピュレータ16の軸76に上から
挿入されたつかみ機構の側面図である。
空気制御器が作動させられて、ポールプランジャ86を
円錐形の心立て表面90の中に押しこむ。
ポールプランジャ86にょシ円錐形表面9oに加見られ
る力により、つかみ機@38はそれの回転中心に整列さ
せられる。つかみ機構38の回転中心は2軸に一致する
。ポールプランジャ86により円錐形表面90に加えら
れる力により、部品マニピュレータの軸T6が動かされ
て、つかみ機構3Bの摩耗板96と部品マニピュレータ
のアーム94.92との間の摩擦力により、つかみ機構
38が移動させられる。軸76の垂直方向(2軸)動き
、または垂直軸(シータ軸)を中心とする回転により、
つかみ機構38がそれに対応した動きをさせられる。ポ
ールプランジャ86は、つかみ機構を回転軸を中心とし
て心立てしながら、つかみ機構38を部品マニピュレー
タの軸に固定する。
整列ピン156がつかみ機構3Bをコンベヤのパレット
上に位置させる。
第9C図は積載部4Tにおいてパレッ)40の中に挿入
されたつかみ機構38を示す。パレット40はカードホ
ルダ160と、ピン162と、ノツチ172と、接近開
口部166と、ローラー42とを含む。バレツl−ハコ
ンベヤチェーン37に取付ケラれる。チェーン3Tはパ
レット401kX線装置4を通って送る。チェーン37
が動くドパレット40がそれに対応して動く。チェーン
3Tはコンピュータ28により制御される駆動モータに
取付けられる。つかみ機構3Bは接近開口部166の中
にゆるくはめこまれる。整列ビン156がパレット40
のノツチ164の中に入って、つかみ機構がパレット4
0の中で回転することを阻止する。
オペレータがあごを開くことを助けるために、アーム1
72を有するつかみ機構工具17Gがカム152を押す
ことを容易にする。動作時には、つかみ機構スロット1
74の中にピン162が挿入される。
オペレータがハンドル176をつかみ機41138へ向
って押す。ピン162を中心としてハンドルが回るとア
ーム172がカム152に押しつけられ、それによりカ
ム152が内側へ押されてあごを開く。それから、ブレ
ードがあごの間に挿入され、端板150に当たる。オペ
レータはつかみ機構の工具アーム176に加えられた力
を除去し、カム152を放す。
カム152が放されると、あごがばね154により互い
に相手方に向って押され、ブレードを所定位置に強く保
持する。それからつかみ機構工具170が外される。ブ
レードが固定されているつかみ機構38がパレット40
の上をX線装置の中を通って動く。つかみ機構3Bが検
査部44に達すると、部品マニピュレータ16がつかみ
機構38に係合してつかみ機構3Bを中心に置き、つか
み機構を固定してつかみ機構組立体をX線ビームの中ま
で上昇させる。部品マニピュレータの軸76がパレット
の接近開口部166の中を動く。部品マニピュレータの
軸76はつかみ機構3Bとブレードを垂直方向に自由に
動き、垂直軸を中心として回転してDF映像とCT映像
を形成する。
(9)  コンピュータ装置ハードウェア第10図はX
線映像装置のブロック図を示す。
本発明で用いるコンピュータ装置28は、デジタルーイ
クイップメント・コーポレーション(Di−gital
 Equipment Corporatfon )に
より製作されたVAX  11/780である。したが
って、本発明の実施のためにそのコンピュータ装置に組
合わせて用いられるハードウェアは、そのコンピュータ
装置に適当な物塩的および電子的な論理状態にある。
肖業者には明らかなように、VAX  11/780お
よびそれの周辺装置の代りに、それと同等の性能を持つ
他のプログラム可能な汎用コンピュータを使用できる。
コンピュータ装置2Bは本発明の装置の動作を制御する
。コンピュータ装置28は、検査したブレードからの映
倫データを記録するために十分なディスクスペースを有
する。この実施例においては、ディスク200と202
は516メガバイトのディスクドライブ構成される。そ
れらのディスクドライブとしては、ディジタル・イクイ
ップメント・コーポレーションにより製作されたモデル
RPO7を用いることができる。コンピュータ装置28
はディスクから映像データを記録するためのテープドラ
イブ206も含む。また、テープドライブ206はシス
テムテープとアプリケーション轡プログラムを周知のや
り方で入力するためにも用いられる。
コンピュータ装置28は映像データを高解偉力表示器3
2に表示するために、映倫データを第1のバス208を
介して高解像力グラフィックス装置23へ送る。ハード
コピー器212が高解偉力の映像をコピーする。コンピ
ュータ装置28は他のコンピュータ装置のためのネット
ワーク210へもデータをローカルエリアバス208を
介して送る。端末インターフェイス216がユーザ一端
末装置218゜220トコンピユータ装置2Bの間で交
信するために必要なハードウェアとロジックを含む。ロ
ーカルエリアバス20B ハオペレータのコンノール2
19とコンピュータ装置28の間のデータ転送も行う。
第2のバス222がコンピュータ装置28と工業用制御
器21および映像発生器26の間のデータ転送を行う。
工業用制御器21は指令をプログラム可能な制御器20
へ送り、コンベヤおよび処分灯を制御し、各種のX線セ
ンサ224を検出する。
コンピュータ装置28内のプログラム可能な制御器21
のために発生されたプログラムとデータは、R8232
直列入力線226と、端末インターフェイス216のD
MF32ボートの1つとを介してプログラム可能な制御
器21へ転送される。工業用制御器21はクロックスイ
ッチ22Bも制御する。クロックスイッチ228は符号
器クロック信号72または60Hzクロンクをデータ獲
得器へ送る。プログラム可能な制御器はX線制御器52
と部品マニピュレータ1Gに対する情報を制御する。X
線制御器52は、X線装置内のブレードにX線を照射す
るX線源12へ供給する電圧と電流を制御する。
NJlaマニピュレータ16はX線ビーム内のブレード
を取扱い、符号器パルスをプログラム可能な制御器20
へ与える。プログラム可能な制御器20は符号器パルス
を符号器クロック信号T2へ変換する。
データ獲得器は直線アレイ検出器64からデータを集め
、それらのデータを映像発生器26へ送る。ここで説明
している実施例においては、映像発生器26は3個のア
レイプロセッサを含む。第1のアレイプロセッサはデー
タ獲得プロセッサ230である。DFモードにおいては
、データ獲得プロセッサ230はデータ獲得器からデー
タを読取り、映像データを計算してそれをパス222を
介してコンピュータ装置28へ送る。CTモードにおい
ては、コンピュータ装置2Bのデータアクセス性能を用
いて、データはデータ獲得プロセッサ230から第2の
アレイプロセッサであるCTアレイプロセッサ232へ
転送される。そOCTアレイプロセッサ232は映像再
構成プロセッサ234との間のデータのやりとりを制御
し、そのデータに対するコンボリューション・オペレー
ションヲ行つ。
映像再構成プロセッサ234はCT走査からの後方投写
映像を計算し、CT映像を計算して、それらのCT映像
をCTアレイプロセッサ232へ送シかえず。CTアレ
イプロセッサ232はデータをバス222を介してコン
ピュータ装置28へ転送する。
DFまたはCT映像データはディスク200と202に
記録され、またはテープ206に記録される。
基本的には、DF走査モードにおいては、DF映像の計
算においてはデータ獲得プロセッサ230のみが用いら
れる。CTモードはより広範な数学的取扱いと演算を必
要とするから、CTアレイプロセッサ232はデータを
映像再構成プロセッサ234へ転送するために用いられ
る。上で簡単に述べた部品の構成と機能をもつとよく理
解するためには、それぞれの部品が詳しく示されている
第8図乃至第12図を参照されたい。
高解像力グラフィックス装置23はグラフィックスプロ
セッサ204と、640  <512 x 12のピク
セル映像表示器32と、グラフィックスとテキストのた
めの040 X 512 X 4のオーバーレイメモリ
と、カーンル制御キーとプログラム可能な機能キーヲ有
するトラックボールユニット236とを含む。
高解像力グラフィックス装置1232は8ビツトの灰色
調解像力で白黒映像を表示し、または24ビツトの色分
解能でカラー映像を表示できる。グラフィックス装ft
23はマーイクロコンビ二一タと、パス受信器と、バス
ドライバと、クロックと、ビデオ回路と、コンピュータ
装置28と映像表示器32およびトラックボールユニッ
ト236の間でデータを周知のやシ方で送るためのハー
ドウェアロジックとを含む。
グラフィックス装置1123はコントラスト処理・、映
像測定、映像ズームのような各種の機能を実行する。グ
ラフィックス装置23は16倍まで即座に拡大し、スク
リーン上の特徴を測定するためにトラックボールユニッ
ト上のカーンルキーと機能キーを用い、テキストの注釈
を加え、グラフィックスの注釈を加え、線をひき、円を
描く。ブレード中に欠陥が検出され九ら、その欠陥を円
で囲み、測定および分析する。ハードコピー器212が
高解像力表示器32から映像データを得て映像のハード
コピーを作成する。本発明で用いるのに適当なグラフィ
ックス表示装置はし中シデータ・コーポレーション(L
exidata Corporation )製のモデ
ル3400でおる。
(10)データ獲得器 第11A図乃至第11D図はデータ獲得器を詳しく示す
。このデータ獲得器は電荷−電圧ユニット251と、浮
動小数点増幅器260と、アナログ/デジタルユニット
255とを含む。第11A図は直線アレイ検出器の個々
の各データチャネルのための標本化回路を示す。直線ア
レイ検出器に入射したX線に応じて発生された電流がコ
ンデンサ250を充電する。マルチプレクサ254へF
ETスイッチ252が接続される。マルチプレクサ25
4は演算増幅器256へ接続される。この演算増幅器は
帰還コンデンサ258を有する。各検出器チャネルは第
11A図に示されている回路に類似の回路を有する。第
11B図には電荷−電圧ユニット251が示されている
。各電荷−電圧ユニットは32個のデータチャネルを変
換する。電荷−電圧ユニットの32個のデータチャネル
を20倍すると640個のデータチャネルに等しい。電
荷−電圧ユニットの20の出力が浮動微小数点増幅器カ
ードユニット260へ与えられる。この浮動小数点ユニ
ット260は電荷−電圧ユニットから入力を受ける。
浮動小数点増幅器の入力端子に与えられた電圧は増幅器
264 、266 、268の1つにより増幅される。
比較論理回路270が入力電圧を比較して、増幅器26
4 、266 、268のどれを出力端子へ接続するか
を決定する。基本的には、浮動小数点増幅器は利得段階
が1,8または64であるような自動利得装置である。
入力信号の範囲に応じて、浮動小数点増幅器は入力信号
を異なる利得で増幅する。
入力電圧が長低範囲内にあると、浮動小数点増幅器は入
力信号を最高の利得で増幅する。また、中間範囲の入力
信号に対しては中間の利得を適用し、高い範囲の入力信
号に対しては低い利得を適用する。浮動小数点増幅器の
出力はアナログ−デジタル(A、/D )変換器へ与え
られる。浮動小数点増幅器からの出力電圧をA/D変換
器が変換する前に、前記60Hzクロツクまたは符号器
クロックからタイミング信号と制御信号が与えられる。
浮動小数点増幅器を用いる理由は、14ビットデジタル
信号のみへ変換することによυA/D変換器の変換速度
を高くすることである浮動小数点増幅器では16ビツト
の精度は求められず、直線アレイ検出器カードからの信
号を測定するためには14ビツトの精度で十分である。
(11)コンピュータ装置のソフトウェア本発明で用い
るコンピュータは前記デジタル・イクイップメント・コ
ーポレーション製のVAX11/780  コンピュー
タである。したがって、本発明を実施するために書かれ
るプログラムはそのコンピュータに適当な言語で書かれ
るl、本発明で用いるアレイプロセッサはアナロジツク
・コーポレーション(Analogic Corpor
ation )製の2台のモデルAP−4007レイプ
ロセツサと、モデルIP−300モジュラー映像プロセ
ッサとである。したがって、アナロジツクψコーポレー
ション製のアレイプロセッサを用いて本発明を実施する
ために書かれるプログラムは、それらのアレイプロセッ
サのために運車な言語で書かれる。
当業者であれば容易にわかるように、VAX11/78
0およびアナロジツク−アレイプロセッサの代りに同等
の性能を有する他の汎用コンピュータおよびアレイプロ
セッサを用いることができる。
したがって、それらの他のコンピュータには他のプログ
ラミング言語を使用できる。
ここで述べるプログラムの記述は、VAX 11/78
0についてはフォートラン■で書かれ、アナロジツク・
アレイプロセッサに対してはベーシック・アセンブラ言
語で書かれる。フォート2ンyは汎用コンピュータにお
いて広く用いられている高位レベルの言語である。アナ
ロジツク・ベーシックアセンブラKi!1!はアナロジ
ツク製のアレイプロセッサのために用いられている。デ
ジタル・イクイップメントーコーポレーションのノ〜−
)’り!7t−購入すると同社から各種のプログラムが
供給され、アナロジツク社のハードウェアを購入すると
同社から各種のプログラムが供給される。それらのプロ
グラムは容易に入手できるからここでは説明を省略する
よく知られているように、コンピュータによるプログラ
ムのシーケンスを監視するために、各種のシステムプロ
グラムが種々のルーチンを与える。
また、システムプログラムはルーチン入力タスクとルー
チン出力タスク、優先権の割当て等を取扱う。診断とい
うのはその名が示すようにハードウェアテストプログラ
ムである。それらのプログラムの機能はテスト目的のた
めに種々の71−ドウエア装置を試験することである。
それらのテストにより、ハードウェアの異常個所の発見
と修理に有用な情報が得られる。ここで用いるユーティ
リティプログラムにはディスク間のコピー、テープ・デ
ィスク間コピーのようなタスクのためのルーチンが含ま
れる。実時間プログラミングの分野における当業者であ
ればわかるように、上記のタスクのためのプログラムは
明らかな用語で容易に書くことができる。したがって、
それらのプログラムについてのそれ以上の説明は省略す
る。
残っている主なソフトウェア・システムはX線検査装置
、データ獲得サブプロセス、自動映像処理、自動欠陥検
出、および自動保存のための実行ソフトウェアである。
x111実行ソフトウェア、データ獲得サブプロセス、
自動映像サブプロセス、自動保存のためのオブジェクト
コードが付録のオブジェクトコードで述べられている。
オブジェクトコードを使用するためには、コードを同一
のシステムに組込み、実行する必要があるだけである。
A、一般的な説明 X1lJ映像装置のだめのソフトウェアには、映像処理
のだめの環境と、欠陥分のだめの環境と、検査部実行の
ための環境を与える実時間実行装置に指令するプログラ
ムが含まれる。タスクをスタートさせ、タスクを監視し
、誤り状態を検査し、システムを初期設定し、サブシス
テムを制御し、オペレータに対するインターフェイスを
行う実行ソフトウェアにより実時間装置は制御される。
ここで、実行サブシステム280の監視の下に独立のプ
ロセスとして生じさせられた4種類の主なプロセスが示
されている第12図を参照する。それらのプロセスはデ
ータ獲得サブプロセス282と、自動映像処理サブプロ
セス284と、自動欠陥分析サブプロセス286と、映
像自動保存サブプロセス288とである。それらのサブ
プロセスは並列に実行されて、実時間の環境を整える。
1つの映像についてのデータを得る間に、別のブレード
について以前に得たデータが、オペレータの判定の参考
のために表示される。それと同時に、以前に得たデータ
に対して自動映像処理と欠陥の自動分析が行われる。ブ
レードの機械的な位置ぎめと、オペレータの判定実行と
、または欠陥分析とにおいてオーバーヘッド時間を用い
ることにより、本発明の装置はブレードを実時間で処理
できる。
実行ソフトウェアはブレードの流れ/コンピュータタス
クの統合と、オペレータの妥当性確認およびロギングと
、X線ヴオームアップおよびロギングと、データ獲得お
よび部品取扱いと、DFおよびCTの走査検査能力と、
品質管理業実行と、部品映像保存と、部品の流れ分析と
、部品報告発生とを実行する。
ブレードの流れ/コンピュータタスク統合の下において
は、実行ソフトウェアが物理的コンベヤ装置のモデルを
取扱う。第13図は25個所の処理部を有する物理的コ
ンベヤの線図である。積載部41j、タービンブレード
をコンベヤパレット40の上にのせる部分である。待ち
状態はタービンブレードが操作を待っているコンベヤ2
2上のスロットに対応する。コンベヤ上の検査部は、検
査のためにブレードが取扱われ、X線ビームの前に置か
れる場所である。コンベヤ上の分析および報告状態は、
検査されたブレードに対してデータが分析する場所であ
る。ブレードが最初のおろし部46に入る時に処分指示
灯を点灯せねばならないから、そのおろし部46に入ろ
うとしているブレードについての実行装置からのブレー
ド報告を得なければならない。2個所のあふれおろし部
48.50がある。ブレードを除去するためにはオペレ
ータはコンベヤと相互作用しなければならないから、ブ
レードがおろし部50にある時はコンベア22は動かな
い。
次に、物理的コンベヤ36のコンピュータモデルが示さ
れている第14図を参照する。そのコンピュータモデル
はコンベヤ上ノ積載スロッ)47で始まる。オペレータ
が部品の一連番号をタイプすると、コンピュータモデル
は積載部における部品番号に対する一連番号を入れる。
コンピュータのコンベヤモデル上のIDスロットは、部
品が走査されるのを待っている場所である。コンピュー
タ・コンベヤモデル上には待ち状態に対応する16のス
ロットがオル。コンピュータ轡コンベヤモデル上の検査
スロット44は、ブレードの検査と走査が行われる場所
である。スロット81〜S4は、第8図に示されている
物理的コンベヤの分析状態と報告状態に対応する。それ
らのスロットにおいては、実行ソフトウェアは欠陥のデ
ータと、各ブレードの処分を決定するためのデータを処
理する。
ブレードがスロツ)84に達すると、実行装置は全ての
処分を終了して、そのブレードについて報告せねばなら
ない。処分を受けることなしに、ま九は欠陥の報告が行
われることなしにブレードがスロツ)84に達すると、
実行装置は、そのブレードの処分が終るまで、新しいプ
V−ドが積載部に入ることを許さない。スロットU1は
第1の積載部46に対応し、そのスロットにおいては、
実行装置はブレード処分のためにブレード処分灯を点灯
せねばならない。スロットU2は第1のあふれ位置に対
応し、スロッ)U3は最後のおふれ部48に対応する。
ブレードがスロットU3に達し、オペレータがブレード
を除去していなかったとすると、実行装置はブレードが
スロットの中に入っているコンベヤを動かさない。
B、  部品情報ブロック 各タービンブレードには実行装置内の部品情報ブロック
が組合わされる。部品情報ブロックには装置内の全ての
ブレードについての情報が含まれる。部品が装置に入る
と情報が部品情報ブロックに付加され、部品がおろし部
に達するまでより多くの情報が各コンベヤ状態に付加さ
れる。各情報ブロックにコンベヤ上のスロットが組合わ
される。
したがって、各ブレードの存在する場所と、各ブレード
についての情報を実行装置は常に知っている。付録B乃
至Eは、コンピュータモデルにおける各ブレードに関連
する部品情報ブロックに対する書式を示す。
部品情報ブロックは部品について発生された映倫の情報
を貯える場所である。部品情報ブロックは全てのサブプ
ロセスによりアクセスできるメモリ内のバッファでちる
。ある部品がこの装置に初めてのせられると、実行ソフ
トウェアが、オペレータからと検査室から全ての情報を
入れるために、部品情報ブロックをアクセスする。映倫
が発生され、分析されると、欠陥分析報告から発生され
た種々のパラメータで部品情報ブロックは更新される。
部品がおろし部に位置合わせされる前に、部品の処分の
ために部品情報ブロックがアクセスされる。部品情報ブ
ロックは2つの部分を含む。第1の部分は部品を一般的
に記述し、第2の部分はその部品に対して発生された個
々の映gRを記述する。
付録B乃至Eを参照して部品情報ブロックパラメータに
ついて説明する。
部品一連番号(Part 5erial Nurnbe
r)−オペレータにより入れられる部品一連番号。
部品の日付(Part Date )一部品が装置に積
載された日付。
オペレータ識別コード(cperator Ident
ifi−catlon Code)−オペレータがコン
ピュータで記録する時に入れられるオペレータID0製
作作業番号(Manufacturing Dpera
tionNumber )−製作作業紙上に形成される
もので、この部品に対して実行すべき製作作業番号であ
る。
保存テープラベル番号(Archive Tape L
abelNumber )−映像を保存するのであれば
、その映像を記録する保存テープを指定する。それはテ
ープ識別番号である。
処分テープラベル番号(Dispo Tape Lab
elNumber )一部品が処分(dispo)を受
けた時の処分のための識別子。これは後で映像を保存す
る磁気テープを識別する。
バンクアップトリガフラッグ(Backup  Tri
gg−or Flag)−処分テープに映像が保存され
ているかどうかを識別する。
基準ゲージの名称(Name of Referenc
e Ga=uge )−装置で実行された最近の2−2
T映像のためのファイル識別子。
品質管理拡張案I 、D、(QualityContr
olExtension Plan I、D、)−yF
ベレータにより入れられる検査室識別番号。
検査室ダウンカードフラッグ(Inap・ctionP
lan Dovnload Flmg )一部品の実行
のたびか、バッチ中の第1の部品の実行のたびに、取扱
い指令を数値制御器へダウ10−ドするか否かを装置に
知らせる。
部品の積載時刻(Load Tim@for th@P
art)一部品が装置に積載される実際の時刻。
部品走査の開始時刻(Tim@to 5tart Pa
rtScan )一部品の走査開始時刻。
、パ; 、・\ 7.l 部品走査の終了時刻(T1m5 to End Par
t 5can)一部品走査の終了時刻0 部品分析の開始時刻(Tlms of 5tart P
art Ant −zyslg)−映像が表示される時
は手動モード、または映像が自動欠陥分析ソフトウェア
サブプロセスへ送られる時は自動処理モード、における
部品分析の開始時刻。
部品分析の終了時刻(Time of End of 
Part Ana−Lys i g )−オペレータが
処分を入れ、その部品に対する表示プロセスが終了され
、またはその部品に対する自動処理が終了される。それ
ら2つの数は部品の欠陥分析をコンピュータが行うため
の時間の長さを示す。
QC案1.D、再検査(R@1nsp@ct QCPム
n1.D、)−再検査案の丸めの名称または識別子。再
検査を行うためのオプションは断層写真オプションと呼
ばれる。
部品処分(Part Disposition)−検査
後の部品処分0 再検査フラッグ(Reinspsct Fムg)−もし
部分が再検査されたならば。
生業における映像の数(Number of Imag
esln ths Main Ptan)−検丘案によ
り発生するこことを求められている映像の数。
再検査案における映像の数(Number of Im
a−g*s In Relnmp@et Ptan)−
元の検査案内で識別された再検査案により求められる映
像の数。
メインから実際の映像数(Actua/L Numb@
rImag@s from Main)−生検査案によ
り発生された映像の実際の数。
再検査映像の実際の数(AatuatNumber o
fR@1nsp*ct Imges)−再検査により発
生された映像の実際の数。
自動欠陥報告(Automatia Flaw Rmp
ort)  −自動欠陥サブプロセスによυ発生される
報告の名称O 手動欠陥報告(ManuaLFtav Report)
−自動欠陥分析サブプロセスとは逆に、映像を調べてい
るオペレータから得た情報から発生される欠陥報告。
予備部品欠陥(Spare Part FムW)−主検
査案が自動検査案か、手動検査案であるかを7ラツグす
るために初めの4ビツトが用いられる。次の4ビツト、
ビット5〜8、が、再検査案が自動検査案か手動検査案
かを定め、ビット9〜12が、自動欠陥報告が発生され
たかどうかを知らせるフラッグである。その理由は、そ
れが同期して行われるからである。次の2つのパラメー
タはバッファのメモリサイズである。
次のパラメータは処理される各映像に対して発生される
映像名(Image Name)−この映像のファイル
名。
案名(ptan Nam@)−この映像を生じた主検査
案または再検査案。
映像処分(Imag@Diaposition)−この
映像に対して決定された処分。
映像保存状態(imgg@Arahlv@5tatus
)−この映像を保存のためにそれが選択されるか否かを
決定する。
映像種類ファイル拡@(Immge Type Fit
e Ex−t@n5ion)−検査案におけるm類パラ
メータにより選択されたファイル拡張。
映像走査の開始時刻(Tlme of 5tart I
mageg c a n)−七の映像の走査を開始した
時刻。
映像走査の終了時刻(Time of End Ima
ge 5ca−n)−映像の取扱い走査が終った時刻。
自動分析開始(Start Auto Anatysl
g)−自動欠陥分析が開始された時刻。
自動分析終了(End Auto Anatysig)
−自動分析終了時刻。
手動分析開始(Start ManuatAnatys
i@)  −手動分析が開始された時刻。
手動分析終了(End ManuaA Anajysi
s)−手動分析が終った時刻。
C検査案 工場用自動化装置の需要が、部分をどのようにして取扱
うか、どのようにしてデータを得るか、欠陥の存在また
は非存在をどのようにして調べるかをX線映像装置に命
令する方法論を必要とする。
これは、部品の取扱いを制御するだめの部分と、データ
を獲得するための部分と、自動映像処理および判定を行
う部分と、映像をオペレータに表示する部分と、映像に
ついてのオペレータの判定を受ける部分と、報告を作成
する部分とに便宜上区分される検査室により行われる。
標準化されている書式中の少数の数値を変更することに
よフ、または映像処理オペレータの大きいシーケンスを
呼出すマクロ命令を呼出すことにより、設定またはパラ
メータを変更できるように、検査室がパラメータ化され
る。より高度の言語要素を備えているために、標準的な
語処理エディタを用いることにより検査プランが容品に
変更される。
実行ソフトウェアが部品を調べる時は、関連する検査室
が用いられる。この案はシステムの心臓部であって、タ
ービンブレードの取扱い、データ収集、表示書式化およ
び欠陥分析に用いられるパラメータを定める。この検査
室はセグメントと、パラメータと、グループと、出力室
と、入力業とを含む。セグメントというのはブレードの
1つの映像のための検査記述である。パラメータは、ブ
レードを検査する時に用いられるセグメント内の値を定
める。セグメント内の1群のパラメータが特定の機能に
関連づけられる。出力室というのは、部品走査のための
新たに定められた検査記述が案の発生中に保持されるフ
ァイルである。入力業というのは、出力室の発生のだめ
のテンプレートとして用いられる検査記述を有する現在
の案である。
検査室は全てを完備している部分に分けられる。
各部分は、ブレードの1つの映像の発生および検査のた
めに必要な全ての情報を含む。それらの部分はセグメン
トと呼ばれるから、各セグメントは単−映像検査案であ
る。
ある検査室においては、群があるセグメント内の関連す
るパラメータの初めを定める。ある群が共通群と、マニ
ピュレータ群と、データ収集群と、表示群とを含む。共
通群というのはおる案の全てのセグメントに関連するパ
ラメータでおる。マニピュレータ群は、検査スロットに
ある間にデータ収集中にタービンブレードの動きを制御
するパラメータである。データ収集群はデータ獲得のた
めに求められる関連するパラメータを含む。表示群はグ
ラフィックス表示上の映像データのための制御フォーマ
ット指令を含む。検査室というのは、パラメータ仕様行
の共通群と、マニピュレータ群と、データ収集群と、表
示群とで構成される。検査室の各行はせいぜい3つのフ
ィールドを含む。
フィールド1は、何かを行うために実行ソフトウェアに
より用いられる値の名称であるキーワードに対するもの
である。フィールド2はキーワードに関連する値である
。フィールド3は案を含む関連する事実を記述するコメ
ンl−に対するものである。付録FにはF404タービ
ンブレードに対する検査室が示されている。付録Fの各
検査案記述子行を群しく説明する。
SEGMENT X END PLAN : SEGM
ENTおよびEND−PLANセグメントトークン(t
ok・n)は特定の映像セットに関連する情報を区分す
る。END  PLANは検査室の物理な終シを意味す
る。各映像セグメントはMAN I PULATOR部
と、DATA CoLLECTION部と、DISPL
AY部とを含む。
c、MM0N : CoMMoN部トークンは検査室の
共通な部分を配置する。この部分は、あるブレードに対
する検査プランの全てのセグメントに共通である項目を
含む。したがって、この部分は、セグメントの数とは無
関係に、検査室中に1回だけ生ずる。
2−2T−2−2Tパラメータは、2−2Tゲージを検
査する時に用いられる検査室の名称である。
DRAWING −DRAWINGパラメータは検査さ
れるブレードの図面数である。
REV −REVパラメータは検査されているブレード
のための図面の改訂数である。
0PERATION−OPERATIONパラメータは
検査されているブレードの製作作業数である。
DOWNLOAD −DOWNLOADパラメータは、
ブレードが検査されるたび、または最初に検査されるブ
レードに対してのみ、検査室MAN I PULATO
Rパラメータがプログラム可能な制御器へダウンロード
されるかどうかを決定する。
REINSPECT −REINSPECTパラメータ
は断層写真オプションのために用いられる検査案の名称
である。この検査案は、検査されているブレードに対す
る検査案とは通常別であシ、異る。
MANIPULATOR: MANzptyt、A’r
oa 部トークンは検査案ファイルのマニピユレータ部
を配置するために用いられる。この部分はブレードの物
理的な取扱いについての情報を含む。
MODE−MODE  トークンは、次の映像がデジタ
ル螢光透視(DF)モードか、計算される断層写真(C
T)モードであるかを装置に知らせる。
Z  5TART−Z  5TART パラメータは、
映像を作成するために部品マニピュレータの軸の最初の
スタート高さを指定する。この値は、走査のために希望
の高さに達するのに要する1000行2軸符号器上のカ
ウント数に対応する。1カウントは長さ2ミクロンに相
当する。上限は405000カウントであシ、下限は3
0000カウ/トである。2−8 TARTはブレード
をX線ビームよシ下に置く。上の例では、ZSTART
は、パレットz軸のホーム位置から220000カウン
トにおいて走査を開始すべきことを指定する。
D  5TART−D  5TART パラメータは映
像作成のためにマニピュレータの最初のスタート回転を
指定する。この値は、走査のための希望の回転に達する
ために要する1000行シータ符号器上のカウント数に
対応する0360度回転には21600ステツプある。
回転は正(逆時計回D)tたは負(時計回シ)とするこ
とができる。たとえば、D−8TARTが時計回シに9
0度の走査を開始させるために、D  5TARTは−
54000カウントに等しい◎CT  HEIGHT−
CT  HEIGHTパラメータはCTスライスが行わ
れる高さを指定する。典型的には、この値は表示器から
の配置関数を用いて決定される。上限は405000カ
ウント、下限は30000カウントである。
CT高さは、それに対してCTスライス映像が作られる
ような垂直軸カウント(1力ウント当υ1ミクロン)の
数である。CTにおける2高さは、空気基準データがと
られている間に、ビームの経路中にブレードを入れるこ
となしにブレードを動かすことができる点である。
CT  WIDTH−CT  WIDTHは、映像を再
構成するために各投写(図)において得られるピクセル
の数である。映像再構成プロセッサにおいては、512
個のデータ点を基にして再構成が行われる。
512個の検出素子があると、検出器におけるデータ点
の1対1のマツピングが存在する。600個の検出素子
があると、それらの検出素子は512個まで補間させら
れる。また、320個の検出素子があれば、それらの検
出素子は512個まで補間させられる。
TRAVEL −TRAVELパラメータは、DF定走
査対しては垂直運動の、CT走査に対しては回転運動の
、それぞれ歩進数を指定する。DFモードに対しては、
移動距離は次式で計算される。
TRAVli:I、 −((VIEWS/IMA(J)
 −% INCREMEN’12)+24OCTモード
に対しては移動距離は次式で与えられる。
TRAVEL+ 216000 (360度)(VIE
%V8/IMAGE) −512テ、INCREMEN
T −60の場合のDF定走査例ではTRAVELは6
1680となる。
INCREMENT −INCREMENTパラメータ
は60分の1秒間に移動するステップ数を指定する。D
Fモードにおいてはそれは60カウントである。CTモ
ードにおいては、それは、1500図に対しては144
カウントであり、750図に対しては72カウントであ
る。
CULLS −CULLSパラメータは、部品マニピュ
レータの軸を一定速度まで加速するために必要な時間に
より、放棄する検出器読取シの数を指定する。
第11−H図は、映像データを貯えるまでに30個の検
出器読取シが無視されることを指定する。
KV−KVパラメータはX線のキロボルト設定を指定す
る。このパラメータは1から161での2桁の値であっ
て、lは220KVに等しく、16は420KVに等し
い。
MA−MAパラメータは、Kv制御器におけるミリアン
ペア(MA)ポテンショメータが(1)へ手動で設定さ
れるか、最大(c)へ自動的に設定されるかを決定する
INTEGRATIONS −INTEGRATION
Sパラメータは、映像の1本のラスク線を発生するため
に一緒に平均される検出器読取りの数を指定する。許容
できる積分は、DFに対しては1,2,4.5.10で
あシ、CTに対しては4,8.10である。
DATA c、LIJCTION−DATA CoLL
ECTION部トークンは検査案ファイルのデータ収集
部の場所を示す。この部分はデータ獲得パラメータにつ
いての情報を含む。
MODF、−MODE )−クンは、以後の映像がデジ
タル螢光透視(DF)モードか、コンピユータ化された
断層写真(CT)モードであるかを装置に知らせる。付
録FにおいてはMODEはCT映像を指定する。
VIIJ  PERIMAGE −VIES  PER
IMAGEパラメータは、映像を発生するために求めら
れる検出器読取シの数を指定する。DFモードにおいて
約25.4ミ!j(1インチ)を走査するためには約2
12の図を要する。CTモードにおいては、正確に36
0度回転させるために、図の数は216000の整約数
(whote diマt nor)でなければならない
DESCRIPTION−DESCRIPTION値は
走査にツいての関連する記述情報のいくつかを記録する
。付録Fにおいて、DESCRIPTIONは走査につ
いての情報を与える。
INTEGRATIONS −INTEGRATrON
8パラメータは、映像データの1本のラスク線を形成す
るために全て一緒に平均される検出器読取りの数を指定
する。
許容できる積分は、DFに対しては1,2.4,5゜1
0であり、CTに対しては4,8.10である。
CHANNELS −CHANNELSパラメータは各
検出器読取シ(図)から標本化するための検出器チャネ
ルの数を指定する。検出器の640チヤネルのうち60
0がデータ映像チャネルである。CTモードにおいては
、チャネルの数は320または512のような2のべき
数である。注:チャネル+FIR8Tは601をこえて
はならない。さもないと、それは検出器の映像データチ
ャネルをこえて記録する。付録F4Cおいて、CHAN
NELSは、データの各図のために512のチャネルが
記録されることを指定する。
FIR8T−FXR8Tパラメータは、それから映像デ
ータの記録を開始する検出器チャネルを指定する。
第1の映像データ検出器は番号lである。CTモードに
おいては、データの回転中心を決定するのに第1のパラ
メータは重要である。第1のパラメータは、映像データ
が中心検出器チャネル上で回転するようにして測定せね
ばならない。注: CHA−NNELS +FIR8T
は601をこえてはならない。さもないと、検出器の映
像データチャネルをこえて記録することになる。付録F
において、FIR8Tは、検出器データチャネルナ47
から始って記録されることを指定する。
CLOCK −CLOCKパラメータは、符号器パルス
からの信号、または60Hz発振器からの信号のいずれ
が、データ獲得器のトリガに用いられるかを指定する。
符号器パルスは1ooo行符号器から得られ、上記のI
NCREMENT指定による軸運動を表す。
正常な手続きはクロック信号のために符号器クロックを
使用することである。第11−H図においテ、CLOC
Kハフ’−夕獲得器が部品マニピュレータ内の符号器か
らの信号によp)リガされることを指定する。
CULL8− CULL8パラメータは、部品マニピュ
レータの軸を一定速度まで加速し、またはその一定加速
度から減速するために要する時間のために放棄された検
出器読取シの数を指定する。
CT WIDTH−CT WIDTHパラメータは、映
像再生のために各投写において得られるピクセルの数で
ある。
CT 5CALE−CT 5CALEパラメータはCT
動作のためにのみ指定される換算係数である。
TYPE −TYPEパラメータは、X線コンピュータ
装置により発生された映像ファイルの拡張を指定する。
このファイルの名称は部品識別コードである。上記の例
においては、TYPEは、映像ファイルが拡張、CT1
.で保持されることを指定する。
ARCHIVE−ARCHIVE ハ、7 メ−タハ、
映像ヲARC)IIVE 登録簿に保持するかどうがを
指定する。
ARCHIVEが「NO」にセットされるとすると、映
像は通常は保存されない。しかし、欠陥分析によりDI
SPO処分と決定されたら、映像はDISPO登録簿に
置くことができる。このパラメータが1’−YES J
にセットされると、映像はARCHIVE登録簿に置か
れる。しかし、分析によりDI8PO処分が決定された
ならば、映像はDISPO登録簿に置くことができる。
ARCHIVEが「NO」と指定された場合のみ、X線
コンピュータ装置はオペレータがARCHIVE仕様を
オーバーライドすることを許す。上記の場合には、オペ
レータは希望により装置が映像を保存することを装置に
指示できる。
D I 5PLAY −D I 5PLAY部トークン
は検査案ファイルのDIBPLAY部の位置を示すため
に用いられる。この部分は、高解像力表示器のスクリー
ンに表示された映像の構造に関する情報を含む。
CIJAR−CIJARパラメータは、映像を表示する
前に表示器がクリヤされるかどうかを指定する。
FIR8T VIff−FIR8T VIffパラメー
タは、それから表示する映像データウィンドウの1番上
を指定する。付録Fにおいて、FIR8T VIIiW
は、映像データウィンドウの1番上を図1にすべきこと
を指定する。
LAST VIliW−LAST VI]iWパラメー
タは、それから表示する映像データウィンドウの1番下
を指定する。付録Fにおいて、LAST VIEWは、
映像データウィンドウの1番下が図512であることを
指定する。
FIR8T CHANNAL−FIR8T C庄υひl
Llパラメータ、それから表示する映像データウィンド
ウの左を指定する。付録Fにおいて、FIR8T CH
ANNELは、映像データウィンドウの左をチャネル1
にすべきことを指定する。
LAST CHANNEL−LAST CHANNEL
パラメータは、それから表示すべき映像データウィンド
ウの右を指定する。付録FICおいて、L、AST C
HANNELは、映像データウィンドウの右がチャネル
576であることを指定する。
次の4つのパラメータは表示ウィンドウの大きさを定め
るものであって、最初の図、最後の図、最初のチャネル
および最後のチャネルよシ決して大きくなく、それらよ
シ小さくできる。
FIR8T ROW−FIR8T ROWパラメータは
、映像をおくべき表示ウィンドウの1番上を指定する。
付録Fにおいて、FIR8T ROWは、表示ウィンド
ウの1番上をピクセル行Oであるように指定する。
LAST ROW−LAST ROWパラメータは、映
像を置くべき表示ウィンドウの1番下を指定する。付録
Fにおいて、LAST ROWは、表示ウィンドウの1
番下をピクセル行511であるように指定する。
FIR8T COLUMN−FIR8T COLUMN
パラメータは、映像を置くべき表示ウィンドウの左側を
指定する。
付録Fにおいて、FIR8T COLUMNは、表示ウ
ィンドウの左側をピクセル列Oと指定する。
LA8T COLUMN −LAST COLUMNパ
ラメータは、映像を置くべき表示ウィンドウの右側を指
定する。
付録Fにおいて、LAST COLUMNは、表示ウィ
ンドウの右側をピクセル列575と指定する。
vlとvlは、高解像力グラフィックスモニタ上に表示
すべき灰色レベルの範囲を定める。zlと22はグラフ
ィック装置の探索表の範囲を定める。
R1とR2は表示すべき映像データの、範囲を定める。
Vl−Vlパラメータは、傾斜(ramp)の初めにお
ける探索表の強さを指定する。付録Fにおいて、vlは
初めの傾斜の強さを0と指定する。このOは最低である
V2−V2パラメータは、傾斜の終シにおける探索表の
強さを指定する。付録Fにおいて、vlは終シの傾斜の
強さを255と指定する。この強さ255は最高である
R1−11パラメータは傾斜のスタートに対するずれを
指定する。この数は、表示スクリーンの右側のバーによ
り示されているように、灰色調の初めのスタート位置を
決定する。付録Fにおいて、R1は300のずれで傾斜
を開始することを指定する。
R2−R2パラメータは傾斜の終りに対するずれを指定
する。この数は、表示スクリーンの右側のバーにより示
されているように、灰色調の初めの終り位置を決定する
。付録Fにおいて、R2は450のずれで傾斜を終るこ
とを゛指定する。
Zl−Zlパラメータは探索表のスタートに対するずれ
を指定する。付録Fにおいて、zlは探索表の傾斜をず
れOで5;1始することを指定する。
Z2−Z2パラメータは探業表のP、9に対するずれを
指定する。付録Fにおいて、zlは探索表が4095の
ずれで終ることを指定する。
それらのパラメータは、ブレードをX線装置で処理する
ために実行ソフトウェアによυ使用される。
D 実行ソフトウェア 第15図は実行ソフトウェアの基本的な流れ図を示す。
ブロック300においては、実行ソフトウェアは、デー
タ獲得、表示、欠陥分析および保存。
の目的のために用いられる種々のプロセスをスポークす
る(spawn)。スポークという用語は、実行袋(R
が種々のプロセスを設定し、プロセスを起動させるため
に適切な条件が満されると、そのプロセスは開始され、
コンピュータ装置における他のプロセスと並列にプロセ
スを進ませることを実際に意味する。データ獲得と、表
示と、欠陥分析と、保存とのサブプロセスがスポークさ
れた後で、妥当な1.D、に対して実行ソフトウェアは
オペレータに助言する(ブロック302)。このルーチ
ンはオペレータ1.D、を妥当なオペレータリストに対
して妥当性を判断し、オペレータの1.D、が妥当なオ
ペレータリストにあれば、オペレータのログインを続け
る(ブロック304)。オペレータの1.D。
が妥当オペレータリストになければ、オペレータはログ
インを許されない。
ログインの後で、実行ソフトウェアは装置の全ての行列
およびハードウェアを初期設定する(ブロック306)
。実行ソフトウェアはプログラム可能な制御器を初期設
定する。Z軸とシータ軸を元の位f(ホーム位置)へ戻
すことを部品マニピュレータは指令される。これにより
、つかみ機構を有するコンベヤベルトパレットが検査部
に位置できる。部品マニピュレータがホーム位置にない
と、パレットおよびつかみ機構の経路にマニピュレータ
があれば、衝突するおそれがある。ブロック308にお
いて、実行ソフトウェアは装置を動作させるために必要
な装置とソフトウェアを割当てる。
それから、25枚のブレードをコンベヤにのせることが
できるようにするために、コンベヤベルトのコンピュー
タモデルが初期設定される(ブロック310)。それか
ら、ブレードの映像発生と欠陥分析のために、装置に用
いられている映像ファイルとディスクファイルおよび行
列ファイルをクリヤする(ブロック312)。
次のブロック314はX線初期化ルーチンである。
このルーチンはX線を発生させ、X線が停止されていた
時間の長さに応じてX線装置の暖機運転を行う。その暖
機運転の時間はコンピュータ装置内の探索表により決定
される。X線が初期設定されると、X線装置に必要な実
際の暖機時間を決定するために使用できる時間差を計算
するために、X線をターンオンした日付と時刻が記録さ
れる。
初期設定の後で、実行ソフトウェアはオペレータから指
令を受け(ブロック316 ) 、その指令を実行した
後で、別の指令を受けるために戻る。ブロック318に
出る指令を受けたら、全ての7フイルを閉じ、適切なバ
ッファをクリヤし、X線を停止させ、部品マニピュレー
タの軸をホーム位置へ戻す停止手続きを実行ソフトウェ
アは実行し、かつ装置に残っているブレード映像を処理
する(ブロック320)。
実行指令は実行ソフトウェア中の種々の指令を実行させ
る(ブロック322)。それらの指令には初期化指令と
、保存指令と、較正指令と、ヘルプ指令と、出る指令と
、新しい指令と、ラベル指令と、検査指令と、案指令と
が含まれる。初期化指令は装置を初期化する。保存指令
は装置に保存装置をクリヤさせる。較正指令は、較正デ
ータを手動でオフセットし、その結果を特殊な較正ファ
イルに格納させる。ヘルプ指令は利用できる全ての指令
のリストをオペレータへ与える。出る指令はX線を止め
、装置をログオフする。新しい指令は新しいオペレータ
が装置をログオンできるようにする。ラベル指令は、プ
リンタを調整するために、プリンタの1枚のゴムラベル
にオペレータがラベルをプリントできるようにするl、
検査指令は、X線装置に入れたブレードを検査させる。
案指令は、後続する全ての部品のためにオペレータが新
しい検査部へ変えることができるようにする。
検査指令の詳しい流れ図が第16図に示されている。検
査指令は実行ソフトウェアの主な指令である。この指令
によりDF走査とCT走査を行うことができる。最初に
、オペレータは検査部I 、D。
を入力する(ブロック340)。この検査部はブレード
を取扱い、XmvL源を設定するための全てのパラメー
タと、表示のための指令と、データ収集指令を含む(ブ
ロック341)。それから、実行ソフトウェアはオペレ
ータが部品の一連番号を入力することを求める(ブロッ
ク342)。これが終ると実行ノアトウエアは部品情報
ブロックを検索し、ブレードをX線装置で処理するため
に必要なパラメータで部品情報ブロックを更新する(ブ
ロック343)。また、オペレータは、部品一連番号の
レベルにおける装置指命である指令PLANも入れる。
PLANを入れることにより、オペレータはコンベヤ上
で部品の種類を混ぜることができる。PLAN指令が入
れられると、オペレータは[部品の一連番号を入れる」
ことを助言され、コンピュータ装置28はこの動作を解
釈して、装置に入れられた後続する全ての部品のための
新しい検査部をオペレータが使用することを望んでいる
ことを意味する。END指令が呼出されるまでは、オペ
レータはこの動作を、部品積載動作中の任意の時刻に実
行できる。したがって、PLANを用いることにより、
オペレータは多くの種類の部品をコンベヤの上に同時に
置くことができ、しかも各部品に正確な検査部を依然と
して有する。
それから、実行ソフトウェアはX線の電源を希望の電圧
レベルに設定し、X線装置の可変電源を制御するサーボ
モータへの供給電力t−断つ(ブロック344)。これ
により、ブレードの検査中にX線装置に一定の入力電力
が供給されることになる。
それから、コンベヤが1つのおろし部だけ動くことを指
令された時に第1のおろし部へ動かされるブレードに対
して欠陥報告分析が行われているかどうかを判定する(
ブロック346)。欠陥分析報告を求められたら、実行
ソフトウェアはその報告の発生を開始する(ブロック3
48)。自動モードにおいては欠陥の報告はこの点でプ
リントされるが、手動モードにおいてはブレードの検査
直後に欠陥報告がプリントされる(ブロック349)。
それから、実行ソフトウェアは、第1のおろし部へ動か
されるブレードが処分を求めているかどうかの判定を行
う(ブロック350)。ブレードが処分を求めておれば
、そのおろし部において適切な処分灯が点灯する(ブロ
ック352)。それから、ブロック354において、実
行ソフトウェアは以前に格納された2−2Tテストデー
タを検索する。2−2Tテストデータは、既知の欠陥を
有する試験片から得た較正データを表す。2−2T試験
片は、特定の形で、特定の大きさの所定の穴をあけた既
知の物質ブロックで構成される。各ブレードの映像とと
もに2−2T較正データに対する基準を格納することに
より、装置の感度および解像力についての映像発生能力
を記録できる。要するに、2−2で較正データは、保存
目的のためにブレードのデータとともに格納される基準
デー、夕である。2−27較正法を一層良く理解するた
めには、2−2T試験が詳しく示されている第28図を
参照されたい。
それから、実行ソフトウェアはコンベヤを次のおろし部
まで1位置だけ動かす(ブロック356)。
次に、実行ソフトウェアはブロック358において、検
査部内のブレードの部品情報ブロックを検索する。部品
マニピュレータの動作を記述するパラメータが部品検査
部から検索される(ブロック36の。
それから、部品検査部における指令に従ってマニピュレ
ータが動かされ、X線源とX線検出器の間の位置へブレ
ードが動かされる(ブロック362)。
実行ソフトウェアは検査部からデータ収集パラメータを
読出す(ブロック364)。それから、実行ソフトウェ
アはデータ収集パラメータに応答してデータ収集を開始
する(ブロック366)。検査部に応じてDF定走査た
はCT走査が行われる。実行ソフトウェアはこの点でデ
ータ獲得を開始する。
データ獲得は並列サブプロセスであって、その並列サブ
プロセスにより実行ソフトウェアは、最後の映像からの
欠陥報告の処理を続けること、または最後のデータをオ
ペレータに表示すること、あるいは映像を保存すること
を行うことができる。
同じブレードに対して、1つの映像が発生されている間
に、以前の映像を表示すること、自動的に処理すること
の少くとも一方の動作を行うことができる。多数のブレ
ードに対しては、新しいブレードの映像が発生されてい
る間に、自動欠陥処理が以前のブレードの映像を処理で
きる。しかし、手動モードではこの動作は行われない。
このようにしてブレードを実時間で検査できる。60H
$クロツクまたは符号器クロックにより制御されている
データ獲得器は検出器のサンプリングを制御し、部品マ
ニピュレータがブレードを適切な軸に溢って動かす。検
査平面によりDF走査が求められると、ブレードは2方
向に動かされる。検査平面によ、9CT走査が求められ
ると、ブレードは2軸を中心として360度回転させら
れる。検出器のサンプリングと、走査のその後の処理と
は映像発生器により制御される。それはこの走査を処理
し、コンピュータ装置に格納するデジタル映像を形成す
る。映像が完成された後で、コンピュータはそれを知ら
され、検査案の表示部を開始する(ブロック3TO)。
実行ソフトウェアは検査案からの表示指令を検索し、そ
れらの指令に従って映像を表示する(ブロック372)
。しかし最後のブレードの映像が完成された時に、実行
ソフトウェアは新しいブレードの検査を開始する。ある
ブレードに対しては2つ以上の映像を求められることが
あることに注目されたい。全ての映像が完成されるまで
実行ン7トウエアはブレードの処理を続ける。映像を表
示した後で、求められたら実行ン7トウエアは自動欠陥
分析を実行する(ブロック374 、376)。次に、
ブロック340において、実行ソフトウェアは、新たに
検査するブレードの一連番号の入力によりブレードの処
理を開始する。
E 欠陥分析サブプロセス 欠陥分析サブプロセスは、X線検査装置で種々の航空機
エンジン部品の欠陥分析を行わせるサブプロセスである
。欠陥分析装置は多数の映像処理オペレータが使用でき
、多数の欠陥分析技術を用いることができる。この欠陥
分析サブプロセスはデータを迅速に調べるための融通性
を与える、すなわち詳しい欠陥分析技術を与える。たと
えば、ブレードが許容誤差の仕様に適合するかどうかに
ついての判定を行うことができるようにする点までデー
タを減少させるために、どの指令を必要とするかの判定
にのみ興味を持つユーザーも居るであろう。欠陥分析技
術は、実行サブプロセスにより、欠陥分析装置の実行さ
せる指令を含む部品検査案を通じて呼出される。
第17図は自動欠陥分析サブプロセスの流れ図である。
ブロック400において、コンピュータ装置により集め
られた映像データは、対象とする領を含むが、できるだ
け多くの余分な映像データは排除する基準位置に記録さ
れる。以後の全ての処理はこの位置を参照して行われる
。それから、検査すべき各欠陥ごとに変化するダイナミ
ックレンジに対してデータが正規化される。背景データ
が非常に一様であること、またはデータ中である傾向が
顕著であることが、時にわかることがある。
それらの環境においては、傾向は元のデータから除去さ
れる。データを正規化するというのは、p波技術および
控除技術により、望ましくない背景をできるだけたくさ
ん除去することである。
それから、対象とする特定の領域内の欠陥を検出するた
めに、映像は検査案に従って区分される(ブロック40
4 ) oブロック406において、対象特徴が映像か
ら抽出される。この抽出は当業者に周知のいくつかの技
術により行われる。それらの技術のうちのいくつかは、
構造の輪郭を描くためにしきい値をとること、檀々の公
知のp波技術を用いてデータを戸波すること、欠陥分析
のために必要とされない構造を無くすために構造を控除
することである。対象とするl特徴がデータから抽出さ
れた後で、分類のためにその特徴が基準と比較される(
ブロック408)。その分類の目的は、その特定の部品
に対する品質管理基準にその特徴が合致するかどうかを
判定することである。ブロック410においては、これ
までの経験から決定される誤差範囲内で特徴がそれらの
基準に合致するか否か判定される。誤差範囲内でそれら
の特徴が基準に合致すればその特徴は合格とされる(ブ
ロック412)。特徴がそれらの基準に合致しなければ
、その特徴は除去される(ブロック414)。それから
、ブロック416において、データの対象とする領域内
の新しい特徴を分析すべきか否かの判定が行われる。新
しい特徴の判定を行うべきだとすると、プロセスはブロ
ック406において再開され、対象とする領域内の特徴
を抽出する。対象とする領域内に分析すべき新しい特徴
がないとすると、欠陥分析サブプロセスにより欠陥報告
が発生される。その欠陥報告はプリンタによりブリント
され、部品がX線装置から取外される時にその欠陥報告
はその部品に取付けられる。
欠陥分析技術を実行するために、映像バッファと、映像
に関連するデータ構造を取扱うためにいくつかのルーチ
ンが用いられる。以下に、欠陥検出のためにこの欠陥分
析技術において利用できるルーチンのリストを示す。
ABS−バッファまたはスカラーの絶対値を計算する。
ADD−バッファとバッファ、スカラートハッファ、ま
たはスカラーとスカラーの加算を実行する。
ARCCO8−ラジアンで表した角度に対してバッファ
またはスカラーの逆余弦を計算する。
ARCCO8D一度で表した角度に対してバッファまた
はスカラーの逆余弦を計算する。
ARC8IN−ラジアンで表した角度に対してバッファ
またはスカラーの逆正弦を計算する。
ARC8IND一度で表した角度に対してバッファまた
はスカラーの逆正弦を計算する。
ARCTAN−ラジアンで表した角度に対してバッファ
またはスカ2−の逆正接を計算する0ARCTAND一
度で表した角度に対してバッファまたはスカラーの逆正
接を計算する。
BOOL  FILTER−1対10の論理比較を用い
て既存のリストから新しいリストを作成する。
BSCAM−データセットからbseanを抽出する。
BUF  TOFIELD−データバッファの内容を指
定されたリストの指定されたフィールドに書込む。
CARTPOL−直角座標から極座標への変換を行う。
CIJR−欠陥分析サブプロセスデータ構造の内容をク
リヤする。
c、LADD−人力バッファの対象とする象限を横切る
全ての要素を加え合わせ、結果をその象限の第1の要素
内に置くことにより、人力バッファの1つまたはそれ以
上の象限を1まで減少させる能力をユーザーに与える。
c、LAND−人力バッファの対象とする象限を横切る
全ての要素をビットごとに論理積をとシ、そ°れの結果
をその象限の第1の要素に置くことにょシ、入力バッフ
ァの1つまたはそれ以上の象限を1まで減少させる能力
をユーザーに与える。
COLMAX−人力バッファの対象とする象限を横切る
全ての要素の最大値を計算し、それの結果をその象限の
第1の要素に置くことにょ夛、久方バッファの1つまた
はそれ以上の象限を1tで減少させる能力をユーザーに
与えるO COLMIN−人力バッファの対象とする象限を横切る
全ての要素の最小値を計算し、それの結果をその象限の
第1の要素に纜くことにより、人力バッファの1つまた
はそれ以上の象限を1まで減少させる能力をユーザーに
与える。
COMULTIPLY−人力バッファの対象とする象限
を横切る全ての要素を乗じ、それの結果をその象限の第
1の要素に置くことにより、入力バッファの1つまたは
それ以上の象限を1まで減少させる能力をユーザーに与
える。
c、LOR−人力バッファの対象とする象限を横切る全
ての要素をビットごとに論理和をとシ、それの結果をそ
の象限の第1の要素に+i<ことにょシ、人力バッファ
の1つまたはそれ以上の象限を1まで減少させる能力を
ユーザーに与える。
COMPIJX −2つのREAL≠4バッファからタ
イプCOMPLEX≠8バッファまで出力バッファを作
る。
COMPRESS一部分内の全ての自由なブロックを部
分ファイルの終りにおける1つの隣接する領域まで動か
すことにより、その部分における廃物の収集を行う。
c、NJ−データセットの共役複素数を計算する。
c、NTIh田E−この指令は5USPEND指令の作
用を逆にし、ストップされていたスクリプトファイルの
実行を継続できるようにする。
c、NVERT−人力バッファの内容を指定されたデー
タタイプに変換し、結果を出カバソファに置く。
c、NVOLVE−人力データバッファを核心のデータ
バッファで巻きこみ(eonvozv・))結果を指定
されたデータバッファに置く。
c、PY−データバッファまたはリストの内容の全部ま
たは一部を新しいデータバッファまたはリストにコピー
する。
CO3−バッファまたはスカラーの余弦をラジアンで表
した角度で計算する。
c、8D−バッファまたはスカラーの余弦を度で表した
角度で計算する。
CREATE  FDi:LD−既存のリスト内に新し
いフィールドを作る。
C8CAM−データセットからescanを抽出する。
DEBUG 25  n −DEBUG25  nはD
EBUG25−1からDEBUG25 25までの名称
をつけられたモデルを呼出すために用いられる。それら
のモジュールはアプリケーションソフトウェアに対する
一時的なインターフェイスルーチンとして機能する。
DEFINE−一欠陥分析データ構造を定める。
DELETE−欠陥分析データ構造を削除する。
DISPLAY−グラフィックス装置の表示ウィンドウ
内にデータバッファを表示する。
DIVIDE−バッファとバッファ、スカラーとバッフ
ァ、またはスカラーとスカラーの除Xを行う。
DOWHIIJ −DOWHILg ENDDO構造は
欠陥分析指令のブロックの条件付繰返兄し実行を行える
ようにする。
DUMI’−求められたデータ構造の書式化されたダン
プを表示する。
FFT−人力データに対して二次元FFT t−実行す
る。
FFTS−人力データに対して高性能にされた二次元F
FTを実行する。
FIELD  TOBUFFER−指定されたリスト内
の各記録から指定されたフィールドの内容を(順次)堰
出し、それをデータバッファに置く。
GET  BUFFERDIM−データバッファのディ
メンジョンを得て、それらのディメンジョンに記号を割
当てる。
GET  BUFFER0FFSET−データバッファ
の各ディメンジョンに関連するオフセットを得て、それ
らのオフセットに記号を割当てる。
GET  BUFFER5CALE−データバッファの
各ディメンジョンに関連するスケールを得て、それらの
スケールに記号を割当てる。
GET  LIST  ID−指定された名で記号を作
り、指定されたリストの内部リスト識別子をその記号に
割当てる。
(JT  MEDIAN−データバッファ内の中間値を
計算する。
GET  HEGION−二次元バイナリイ内の領域を
識別する。
HELP−任意の指令についての情報を得る能力をユー
ザへ与える。
HIST−バッファのヒストグラムを計算する。
HISπQ−人力データバッファからヒストグラム等化
された結果を発生する。
IP’−IF THEN ENDIF構造は指令のブロ
ックの条件付実行を許す。この指令はスクリプトファイ
ルにおいて意味を有するだけである。
IFFT−人力データに対して逆二次元FFTを実行す
る。
IFFTS−人力データに対して逆二次元FFTを実行
する。
IMAG −COMPLEX苦8バッファの仮想成分か
らタイプREAL ” 4に対する出カバソファを作る
INIT−使用するためにグラフィックス装置を初期設
定する。
INIT  PER5TAT−性能モニタのために用い
られる統計表を初期設定する。利用できる統計表には経
過時間、CPU時間バッファされた■10、直接I10
およびページ障害が含まれる。
lN5ERT −1つのデータバッファの内容を別のデ
ータバッファの中に挿入する。
INTEGRATE−データバッファを指定されたディ
メンジョンにわたって積分し、結果を出カバソファに入
れる。
JUGGLE−一方のデータバッファを別のデータパツ
7アヘコピーしている間に1つまたはそれ以上のディメ
ンジョンをシャツグルすなわち置換する。
LN−バッファまたはスカラーの自然対数を計算する。
LOG−バッファまたはスカラーの一般対数を計算する
MEDIAN  FILTER−中間フィルタが入力デ
ータバッファをろ波し、結果を出力データバッファ内に
置く。
MINMAX−データバッファ中の最小値と最大値を計
算する。
MULTIPLY−バッファとバッファ、スカラーとバ
ッファ、ま九はスカラーとスカ2−の乗算を行う。
NL  FILTER−いくつかの非直線フィルタのう
ちの1つをデータバッファに適用する能力をユーザーへ
与える。それらのフィルタは出力値として、フィルター
ウィンドウ内の値の最小値、最大値、平均値または中間
値を選択する。
NORMLIZI−バッファの非零(1)ディメンジョ
ンを左へ桁送りすることにより、データバッファのディ
メンジョンを正規化する。
OPTIMIZE−データ構造をもつと効率的な構成に
変える。
OPT  THRESH−ヒストグラムの最適しきい値
を計算する。
PAD−データバッファの外側の周囲の指定されたサイ
ズのボーダーを加え合わせることにより、データバッフ
ァのサイズを大きくする。元のバッファの縁部内のデー
タ値が外へ拡張されてボーダーを満す。
PEEK−データバッファ内の指定された場所でのぞき
、その場所における値をユーザーの端末装置に表示する
Pωα−指定された値をデータバッファの指定された場
所につっこむ。
POLCART−極座標から直角座標へ変換する。
QUIT−ユーザーが定めたデータ構造または記号を保
持することなしに出る。
RAMP−別の入力装置を用いるのではなくて、指令を
入れることによりカラー探索表を変更する能力をユーザ
ーへ与える。
READ−指定されたファイルを宛先バッファに読込む
Rotat・−二次元データセットを指定された値だけ
回転する。
8CALE−人力データバッファを指定された範囲まで
変動させ、結果を出力バッファに格納する。
IT−あるシステムワイドパラメータをセットする。
51iT  BUFFER0FFSET−指定されたデ
ータバッファの各ディメンジョンに関連する現在のオフ
セット値を変更する能力をユーザーへ与える。
SET  BUFFICR5CALE−指定されたデー
タバッファの各ディメンジョンに関連する現在のスケー
ル値を変更できる能力をユーザーへ与える。
5HOW一種々のシステムデータ構造の状態を表示する
5HOW  PER5TART−性能監視のために用い
られる統計値を表示する。利用できる統計値には、経過
時間、CPU時間バッファされた工101直接I10、
およびページ異常が含まれる。
5IN−バッファまたはスカラーの正弦をラジアンで表
した角度で計算する。
5IND−バッファまたはスカラーの正弦を度で表した
角度で計算する。
5ORT−データ構造を分類する。
5QRT−バッファまたはスカラーの平方根を計算する
8TATS−データバッファの最小値、最大値、平均、
および標準偏差を計算する。
5UBTRACT−バッファとバッファ、スカラーとバ
ッファ、スカラーとスカラーの減算を行う。
5USPliWD−この指令はスクリプトファイルの処
理を中断させ、制御ユーザ一端末装置へ戻させる0 ffADD−必ずしも同じサイズではない2つのバッフ
ァを加え合わせる能力をユーザーへ与える。
5WAND−必ずしも同じサイズではない2つのバッフ
ァをビットごとに論理積操作できる能力をユーザーへ与
える。
5WDIVIDE−必ずしも同じサイズでない2つのバ
ッファを除算する能力をユーザーへ与える。
5WOR−必ずしも同じサイズでない2つのバッファを
論理操作する能力をユーザーへ与える。
5WSUBTRACT−必ずしも同じサイズでない2つ
のバッファを排他的論理和操作する能力をユ・−ザーへ
与える。
TAN−バッファまたはスカラーの正接をラジアンで表
した角度で計算する。
TAND−バッファまたはスカラーの正接を度で表した
角度で計算する。
THINNER−骨格だけになるまで、2進映像から境
界点と隅の点を(max  1terations ’
Jで)逐次除去する。
THRESHOLD−データバッファのしきい値をとる
VMS−サブプロセスを作成することにより処理するた
めに、DCL指令線をvAXソフトウェアVMSへ出す
ためにこの指令を用いることができる。
WRII−指定されたバッファをファイルに書く。
XMIRROR−X軸を中心として二次元データセット
を反映させる。
YMIRROR−Y軸を中心として二次元データセット
を反映させる。
F 映像保存サブプロセス 映像保存サブプロセスは、実行サブプロセスにより発生
された映像を保持するものであって、実行サブプロセス
により呼出される。実行サブプロセスは保存のために2
種類の映像を発生する。それらの映像は保存映像または
廃棄映像として分離される。保存映像というのは、オペ
レータまたは検案により、テープ上に永久に保持するこ
とを指定された映像である。保存テープは映像データと
、ブレードについてのデータを含む。後で参考(するた
めに保存テープは永久に保存される。廃棄映像は、ブレ
ードからの映像のうち、廃棄処分を受けた全ての映像で
必る。あるブレードからの映像が検査案において保存す
るものと指定され、そのブレードが検査中にオペレータ
から廃棄処分を受けたとすると、そのブレードの全ての
映像は廃棄部類の下に保存され、保存部類の下に保存さ
れる映像ハない。コンピュータのオペレータは、要求さ
れているテープをコンピュータに装填し、コンソールに
おける映像保存ザブプロセスにより発生されたメツセー
ジに応答することにより、映像保存装置と相互作用する
。実行サブプロセスが実行中に、いくつかの映像が保存
されることを指定され、または廃棄が所定の限界に達し
たとすると、映像保存Kitはコンピュータ内のテープ
にそれらの映像を自動的に保持する。
次に第18囚を参照する。発生された映像は実行により
発生された保存映像または廃棄映像である(ブロック4
52)。データ映像は先入れ先出しダイレフトリに格納
される(ブロック454)。映像が廃棄映像であると分
類されると、その映像は廃棄ダイレクトす内に置かれる
(ブロック458)。
映像が保存映像として分類されると、その映像は保存ダ
イレフトリ内に置かれる(ブロック456)。
廃棄ダイレフトリまたは保存ダイ1/クトリが一杯であ
ると、テープをコンピュータ装置lのテープ駆動装置に
テープを装填することを実行ソフトウェアは求める(ブ
ロック462,460)。保存テープの場合にはそれら
のテープは参考のために永久に保存されるが、廃棄テー
プの場合にはブレードの処分が決定されるまでの適切な
長さの期間だけ保存される。
fill  DF走査の動作および方法本発明において
DF走査映像を作るやり方が第19図に示されている。
DF映像発生の場合には、タービンブレード8が直線ア
レイ検出器64の所を直線的に動き、データが1度に1
#!ずつ集められて映像を形成する。部品マニピュレー
タ16がブレード8を、X線管12から発生されたX線
7アンビーム13を通って動かす。部品マニピュレータ
16の位置の関数として、タイミングパルスがプログラ
ム可能な制御器2oにょ多発生される。
プログラム可能な制御器20へ与えられた符号器パルス
が符号器クロック信号を発生する。その符号器クロック
信号はデータを映像発生器26へ送らせる。符号器クロ
ック信号はプログラム可能な制御器内のハードウェア論
理ユニツ)Kよ多発生される。そのハードウェア論理ユ
ニットは2つの割算器を有し、それらの割算器には、タ
イミングパルスの発生前にカウントすべき数の符号器パ
ルスが与えられる。前記論理ユニットは、それから符号
器パルスをモニタする軸を選択するレジスタも含む。そ
の結果、ハードウェア論理ユニットは、特定の軸が動く
増分の正確な数を基にしてタイミングパルスを出力する
。この増分運動は、DF定走査場合にはZ軸方向であり
、Cで走査の場合にはシータ方向である。
DF検査の場合の最データ獲得速度は1秒間当、960
図である。1つの図は、約76.2朋(3インチ)の線
に沿って一様に隔てられた600個までのデータ点よ構
成る1つのX線検出器の読みである。以後の図はアレイ
に垂直な方向に部品を、図の間で約0.13in(5ミ
ル)ずつ動かすことにより得られる。1秒間に60図と
いう最高データ獲得速度においては、走査時間は101
11当シ約1.3秒(1インチab約3.3秒)である
。映像のS/N比を高くするためKjH出時開時間くす
る必要があるとすると、それに従ってデータ獲得速度は
低くなる。たとえば、F404単段タービンブレードの
ような最小寸法の部品の場合には、データ収集速度は1
秒間当シ20図となる。図はブレードのダブテール軸に
沿って約0.131冨(5ミル)ごとにとられる。約4
4.5n+(1,75インチ)の翼の映像の場合には、
データを得るためには17.5秒かかる。
DF定走査ために用いられるハードウェアは部品マニピ
ュレータ16と、データ獲得器(DAD)と、映像発生
器26とである。映像発生器2Bは第1のアレイプロセ
ッサ(APA)と、第27レイプロセツサ(APR)と
、映像再構成プロセッサとを含む。
第20図はデータを集め、データをDASからAPAへ
転送し、APAが処理を行い、APAからコンピュータ
へデータを転送するためのタイミング図を示す。データ
収集は第1のアレイプロセッサ内の1つの主ループによ
り制御される。第20図を参照して、このループはデー
タ獲得器からのデータの次の図に割込むことにより要求
する。これが第20図の線APA / DABに示され
ている。次のクロックパルスではDASはデータの1つ
の図を集める。これが第20図に映像す2 DASとし
て示されている。
DASは〜1変換器を含む。このに1変換器は640個
のDA8入力に対して逐次マルチプレックスされる。各
DA8入力は検出器アレイ素子に対応する。
各変換が行われるたびに、DAS−APAインターフェ
イス盤内の先入れ先出しくFIFO)バンファヘデータ
が送られる。そのバッファが一杯であることをインター
フェイス内のカウンタが指示するまで、データはFIF
Oバッファに集められる。インターフェイスは割込みを
APAへ送り、APAはそれの入力バッファへデータを
読込む。このデータ転送の完了までには約0.5ミリ秒
かかる。データ転送が終ると、APAは別の図をDAS
から要求する(クロックと同期して)。
ある図のデータ転送が終ると、APAはその図について
の前処理計算を開始する。その前処理計算は各チャネル
に対する電子的オフセット値(X線がない時の1024
図を平均して得られる)を差し引くことにより構成され
る。それから、そのデータは基準検出器からのデータを
用いて調整される。
検出器は、データチャネルから離れて配置された18の
基準チャネルをそれぞれ有する2つの基準チャネルバン
クを含む。適正な寸法のブレードにX線が入射すると、
基準チャネルは空気による減衰だけを調べることにより
、X線管のX線束レベルを測定する。次に、X線源12
と検出器アレイ64の上面図が示されている第21図を
参照する。
円470で囲まれている領域はタービンブレードにより
占められる領域である。第1の基準検出器バンク472
が部品の輪郭の第1の側におけるX線のレベルを標本化
して基準レベルを決定する。X線源のX線束レベルを測
定するために、部品の輪郭の反対側に別の基準検出器バ
ンク474が配置される。いくつかの予め定められてい
る基準チャネルが平均化され、結果が現在のデータチャ
ネル値に分けられる。形状寸法ファイルへの入力が、平
均のためにどの基準検出器が含まれているかを決定する
。この選択は、悪い基準チャネル、または検出器のコリ
メータにより部分的に遮へいされているチャネルを選択
することを避けるために上記選択は必要である。
データは、基準データに対して調整された後で、「空気
」データに関して正規化される。空気データは、各映像
を作る前に、X線が発生されていて、ブレードが検査部
にない状態で(空気減衰のみ)、1024の図を平均す
ることにより得られる。その空気データはチャネルごと
に実際のデータに分けられる。こうするととKより個々
の検出器の利得の違いが補償される。
X線速シ出しデータを経路長データへ変換するために、
データの対数がとられる。この対数データは、ビーム硬
化作用(b@arn hard@a!ng effe 
−ct)を主な理由として、物質の経路長には正比例し
ない。X線管はポリクロマチックである、すなわち、そ
のスペクトルは最大値に近いエネルギーを有する光子は
もちろん、低エネルギー光子も多く含んでいる〇一般に
、物質は高エネルギー光子よりも低エネルギー光子(t
たは「軟かい」光子)の方を効率良く吸収するから、少
量の物質はより多くのスペクトルを比例して(厚さに関
して)減衰させる。この非直線性はCT再構成において
装置に直接影響を及ぼす。その理由は、対数が種々の長
さの経路からのデータに加わるからでちる。
また、定量映像処理のためにはデータは経路長に比例せ
ねばならない。
均質な部品のビーム硬化加工を補正するための表が各映
像ごとにAPAにダウンロード(dovntoa−ds
d)される。各物質および各X線制御器キロボルト設定
のために異なる表を使用すべきである。
それらの表はデータベースに格納され、検査部における
情報を基にして管理者が適切な表を選択する。この表は
、第22図に示されている特殊なくさび形試験片を用い
て自動的に発生される。感光針のようなくさびを用いる
ことにより、偏角が試験片の厚さで、出力が送出データ
の対数であるような関数が調べられる。この関数は下記
のような性質を持つ。
L  F(c)=0 20) F(’!5は単調に増加す る3゜ dF(’rl/dTは単調に減少である現在は
F(′I5として次の形式の関数(J(T−T) 十C
2■1−EXP(−gz−%(r−T) )/B2が用
いられる。性質1〜3を溝すためにc、,C2゜B2は
正でなければならない。試験片に沿って標本化された平
均の厚さTからF (T)の計算値と、それの誤差が得
られる。パラメータCI、C2,B2゜Tは次のように
して決定される。B2とTが与えられると、標準方程式
を周知のやυ方で解くことによりCは求められる。それ
からTが同様にして最小にされる。くさび形試験片は0
までテーパーを成しているから、パラメータTはくさび
形試験片上の位置を正しく合わせるために用いられる。
いま、y(’r)は表を発生するために用いられる。デ
ータの対数の関数としての吸収が望まれるから、F(T
)の逆に対する探索表が;ニート/の方法を用いて発生
される。チェビシェフの意味における補間誤差を最小に
するように表の値が選択される。
したがって、表探索法を用いてAPA内のソフトウェア
によりビーム効果作用が補償される。
APAは図の処理を終ったら、処理したデータを格納す
る。それからAPAは図をコンピュータ装置へ送る。コ
ンピュータ装置はその図をディスクに格納する。ブレー
ドが2方向に完全に走査されるまでこのプロセスは続行
される。その結果得られ、ディスクに格納される図はブ
レードのDF映像を表す。
(131CT走査の操作と方法 CT検査の最高データ獲得速度は1秒間当シロ0図であ
る。図とbうのは、約76.2m(3インチ)の線に沿
って一様に隔てられている600個までのデータ点よ9
成る、単一のX線検出器アレイ読取シである。よシ厚い
部品における8/N比を高くするために露出時間を長く
する必要があるものとすると、全体のデータ獲得時間が
長くなる。−例として、F404タービンブレード翼の
ような部品についてOCTデータ収集速度拡1秒間当夛
20図とすることができる。この部品の良いCT映像を
得るためには1500の図を必要とするから、合計のデ
ータ獲得時間は75秒となるO CT映像発生においては、ブレードは2軸に沿って与え
られた高さに保持され、X線ビーム中で2軸を中心とし
て回転させられる。ここで、X線ファンビーム13内に
位置させられ、直線アレイ検出器64を通って角度シー
タを成すz軸を中心として回転させられるタービンブレ
ード8が示されている第23図を参照する。数百から数
千という多数の角度位置に対してデータの線が記録され
、そのデータからCT映像が計算される。CT映像は、
Dr映像発生の場合におけるようなX線ビームの平面に
垂直であるのとは異り、X線ビームの平面内に含まれる
。したがって、ある映像についてCTデータを収集する
時間は何十秒から数分の範囲に及ぶことがある。
ブレードの1回の輪切りに対してCT映像を妥当な時間
で得ることができる。体積が大きい部品で、CT分析を
必要とする欠陥の場合には、これは困難を生ずる。それ
の解決法は、まずOFモードで欠陥のある部品を選択し
、それからCT定走査用いてその欠陥場所におけるきす
の有無を判定することである。
CT 走査モードにおいては、コンピュータ装置がデー
タをAPAから受ける点までは、データの流れはDF走
査モードにおけるデータの流れと同じである。また、コ
ンピュータ装置がデータをディスクに格納する代シに、
特殊な映像再構プロセッサを制御する第2のアレイプロ
セッサ(APR)へデータが送られて、そこで更に処理
される。
このことから、DF走査とCT定走査九めKは2つのア
レイプロセッサと、大容量のメモリを有する特殊な映像
再構成プロセッサとを必要とする。
DF’走査モードとCT走査モードの機能は、十分な並
列処理ユニットと、メモリと、I10装置とを設けられ
た単一のアレイプロセッサで行うことができる。したが
って、以下の説明は後で説明する特定の態様から変える
ことができ、しかもDF走査およびCT定走査希望の結
果を得られる。
CTモードでは、APAからディスクへプロセスデータ
を書込むためにコンピュータ装置が割込まれる代シに、
APAデータバッファの前の制御語が更新される。第2
のアレイプロセッサ(APR)が制御語をボールし、そ
の制御語が更新されたとすると、APRはデータバッフ
ァをコンピュータのメモリから読出して、それをAPR
のメモリに格納する。
本質的には、APAからのデータはコンピュータのメモ
リにおいて二重にバッファされる。APAとAPRはコ
ンピュータ装置の直接メモリアクセスハードウェアを利
用しておシ、シたがってコンピュータの算術論理装置に
よる相互作用を必要としない。APAとAPRの間のデ
ータの転送はフンピユータ装置には見えない。APB内
のデータが映像再構成プロセッサへ送られて、07図の
計算を行う。
/′ /′ 、/ /′ /′ 、/ 映像再構成ブロセツザにおいては、P波された後方投写
CT再構成法(filt@red bsick pro
j*etlonCT raeonstruetlon 
method)が用いられる。データはシュツブエロー
ガン開核(Sehepp −LoganK4rnel)
 (または他の適切な開被)により巻きこまれる(eo
nvolvsa)。映像空間内の各ビクセA・は、直線
補間を用いて、適切な巻きこまれた(convolv@
d)データにマツプされ、それから、映倫再構成プロセ
ッサ中のピクセルに関連するバルクメモリ点に加えられ
る。この過程は後方投写(back projeatt
ot&)と呼ばれる。最後の図のための後方投写が行わ
れた後で、再nIgされた映像が映倫再構成プロセッサ
からAPBを斤してコンピュータ装置へ続出され、そこ
に格納される。
この再構成に用いられるデータは検出器データの1対1
のマツピングからのものとすることもできれば、平均マ
ツピングからのものとすることもでキル。1対1のマツ
ピングにより解像力の高い映像′5c構成できるが、平
均マンビンゲージノイズが多く、かつ映像発生の過程が
複雑になる。検出器とピクセルの間のマツピング機能は
所定のIJゲータ表を用いて実行される。各図に対I〜
で映像再構成ブロヤッサは、各ピクセルをX、Y座標に
関連づけるピクセル空間内で機能する。それらの座標は
、映像再構成プロセッサへ送られる輪郭定数を用いるた
めに、x、yシーケンサユニットにより決定される。そ
れらの定数は尺度と、各図によって変化する回転座標系
とを決定する。その座標系の中心は回転の物理的中心に
一致する。それから、そのX、Y情報が映像再構成プロ
セッサ内の重みづけ係数器とロケータ器へ送られる。ロ
ケータ器は検出器の番号と、各ピクセルに関連するO〜
511の実数とを計算する。検出器番号は倍率かけるX
/(R−Y)十中央検出器に等しい。ここに、Rはアノ
ード焦点から回1中心までの距離、Pj51標系X、Y
の原点は回転中心にあり、検出器に対して固定される。
逆数表が焦点からのピクセルの逆数(”/(R−r))
を計算する。Xと前記逆数の積を計算し、それを逆正接
光に対するポインタとして使用する。場所を計算するた
めに、逆正接表中の値を中央検出器の番号に加える。デ
ータバッファと差データバッファをアクセスするために
場所番号が用いられる。並列プロセスにおいては、1/
(R−Y) HN3  侍ち係数が計算される。それか
ら、映像再構成プロセッサが2つの結果を一緒に掛は合
わせ、その積を適切なバルクメモリ場所に加える。この
場所は映像ピクセル値に対応する。
速度を高くするために、それらの動作の全てはバイブラ
イン構成で結び合わされる。たとえば、1つのピクセル
値にそれの重みづけ係数が乗ぜられ、その間に次のピク
セル値が配置され、その後のピクセルがX、Yシーケン
スされる。
映像再構成プロセッサが全CT後方投写を終ったら、映
像再構成グロ七ツサはそのことをAPRへ知らせる。A
PRは映像再構成プロセッサのバルクメモリを図ごとに
続出し、それをコンピュータメモリのバッファに格納す
る。APRによって8つの図が読出された後で、APB
はコンピュータ装置へそのことを知らせる。そうすると
コンピュータ装置はバッファをディスク記憶装置に書込
む。ディスクに完全なCT映像が膚されるまでこのJI
b作は続けられる。APRがデータをコンピュータ装置
へ送っている間に(コンピュータ装置は再構成の範囲外
にめるピクセルを調べ、そのようなピクセルが見つかっ
たらそれを零にする。
この再構成過程は、システムに依存する物理的パラメー
タの数に依存する。測定せねばならない3つのパラメー
タが中央検出器の番号、倍率、焦点距離でおる。CT定
走査幾何学的表現を第24図に示す。この図において、
FはX線管の位置、焦点Oが回転中心、Rが焦点と回転
中心間の距離、XとYが検出器に固定された0点を原点
とする座標、XとY゛が物体に固定された0点を原点と
する座標、DとσがN個の検出素子を含む直線アレイ検
出器64の端の点、Cが中央検出器の位置でおって、F
点と0点を結ぶ直線の延長が直線DD’と交点する点、
Lは焦点と中央検出器の間の距離である。検出器密度S
は検出器1個当りの距離Dσ/Nである。物理的パラメ
ータはX線・胃の陽極の物理的位置に関連するから、そ
れらの物理的・くうメータをX線検査装置で直接に測定
することが望ましい。
映像の品質の決定における最も決定的なパラメータは中
央検出器の番号である。この中央検出器の番号はXII
Jの焦点から回転中心を通る直線がどの検出素子に交差
するかを表す実数である。回転中心とタービンブレード
の中心は一直線上にある必要はない。実数である中央検
出器番号の小数部は、中心点の各側でデータを直線的に
補間するのに用いられる重みを表す。
中央検出器の位置を調べ、倍率および焦点位置のような
装置の物理的パラメータを測定するだめの許容できるや
シ方は、簡単なビンゲージのジッダラム(第1nogr
am)  測定を行うことでおる。第25A図乃至第2
5D図から理解できるように、ジノグラムは、部品が3
60度回転させられる時にデータを得る(すなわち、デ
ータをDF走査のやシ方で得、部品をCT走査のやシ方
で取扱う)ことにより作成される。ビンゲージは、既知
の距離だけ隔てられた細くて、吸収性の高い2本のビン
478゜480で構成される。ビンゲージのビンを結ぶ
直線の中点が、焦点と装置の回転中心の間のX線上にほ
ぼ位置するように、ピンゲージはつかまれる。
中間点に置かれているゲージは直線FCに沿って回転中
心からある距離だけ半径方向にずらされる。
部品が回転させられると、検出器に沿う各ビンの位置は
、データを放物線的に適合させることにょシ、ある検出
器の10分の1以内まで決定できる。
中央検出器の番号は、ビンが360度にわたって回転さ
せられる時のそれらのビンの平均検出器位置にすぎない
。この装置の倍率と、焦点からの距離は次のようにして
決定される。OILを、検出器の一方の側でビンが最も
接近した時のビンの位置と、検出器の他の側でビンが最
も接近した時のビンの位置との間の距離とする。Sl 
を、ビンがX線源から最も離れている時と、X線源Kj
&も離れている時のビンの位置との間の距離とする。S
2を、ビンが検出器から最も離れている時と、ビンが検
出器に最も接近している時のビンの位置との間の距離と
する。X線装置の7アンビームの性質のために、距離S
2は距離S1 より短い。それらの測定値は問題のパラ
メータを決定する。(上記の全ての距離は、検出器Dσ
に石って投影された距離であることに注意されたい。) Wをビンの間の物理的距離とする。Yは回転中心からの
中間点のずれの距離を表す。MAGは装置の倍率、Rは
X線の焦点と回転中間の間の距離である。それらの値を
用いると、Y、RおよびMAGは次式で表される。
″   2 Y−DEL/(2BMAGl+(DEL/2MAG叢R
)  )R−Y舛(S1+82)/(81−32)MA
G−(81+82)(1−YHN2/RMX2)/2W
それらの式は繰返して容易に解くことができる。
それらのパラメータの全ては、ピクセルを検出器の値に
写すため、および重みづけ係数を計算するためにCTア
ルゴリズムにより用いられる。
(14)6作 このX線検査装置は2種類の動作モードを有する。第1
の動作モードは手動モードでおる。手動モードにおいて
は、OF映像またはCT映像を発生するためにオペレー
タは部品を手動で走査できる。第2の動作モードは自動
モードである。自動モードではコンピュータ装置が欠陥
を自動的に検出する。部品を走査した後で得られた映像
が保存され、欠陥の分析が行われ、部品報告書が自動的
に発生される。
第26図、第27A図および第27B図はX線検査装置
の動作を示す流れ因である。このX線検査装置を動作さ
せるKは、オペレータはコンピュータコンソールの前に
座り、装置を保全するためのパスワードとユーザー名を
装置にログインする(ブロック500)。それから装置
の初期設定が行われる(ブロック501)。次にオペレ
ータはキーボードを用いて、またはオペレータのバッジ
に通常つけられているオペレータ1.09番号からのバ
ーコードを読取らせることにより、オペレータ1.D。
を入力する(ブロック502)。そうすると装置はオペ
レータの1.D、に応答して、日時とともに記録する。
装置は実行ソフトウェアの項で述べたようにして初期設
定手続@を行う。その初期設定手続きには装置をリセッ
トすること、部品マニピュレータをホーム位置に置くこ
と、必要な時間だけXIIj管の暖機動作を行うことが
含まれる。X線管の暖機時間はX線管が動作を停止して
いた時間に関係する(ブロック504)。
X線管の暖機はそれの発生するX線ビームの幅を広くし
た状態で行う。もしX線ビームの幅を広くしないと、オ
ペレータのための表示スクリーンに、X線制御器をX線
ビームの幅を広くするように14整することを指示する
メツセージが表示される。X線ビームの幅はX線管制御
器のスイッチにより選択される。その選択が行われると
暖機手続きが開始される。
暖機手続きが終ったら、X線ビームの幅を細くするよう
にとの指示がオペレータに対してなされる。全ての検査
は細いX線ビームで行われ、X線ビームの幅が細くされ
るまでは装置は検査のための動作を開始しない。
暖機手続きが終ったら、オペレータは指令を入力するこ
とを許される。オペレータは下記の8種類の指令を入力
できる。
CTセンター(CT Center)−適切な検査案を
実行し、適切なパラメータを発生し、構成ファイルを更
新する。
検査(Inspset) −1群のブレードに対して一
連の検査を実行する。
ヘルプ(H第1p)  −リストを利用できる指令。
ラベル(Labe 1 )一部品処分ラベルプリンタの
整列のためのラベルをプリントする。
保存(Areh tv@)−分析およびグラフィックス
コンピュータに格納されているデータを保存データベー
スに保存する。
初期設定(Initialize)  −XIM装置を
初期設定する。
較正(Calibrate)−オフセット(非X線信号
)データを得ることにより較正データを発生ずる。
二ニー(N@w)−新しいオペレータが登録することを
許す。
ビーム(Bsam)  −ビーム硬化(beam ha
rd@ning)を行うために検査案を実行する。
ビームニー(Beam a)  −ビーム硬化検査案の
第1の部分を実行する。
ビームビー(Beam b)  −ビーム硬化検査案の
第2の部分を実行する。
出る(Exit)  −装置を出る。
正常な動作であると仮定すると、オペレータは検査指令
を入力する(ブロック506)。この指令は、オペレー
タがブレードの検査を開始する用意ができたことを装置
に知らせる。それに応じて装置は[検査案1.D、を入
力する」という指示を行う(ブロック508)。検査案
1.D、というのは、X線検査装置で部品を検査するた
めのパラメータを含むファイルを指す。検査案をもつと
良く理解するためには、検査案の詳細が示されている付
録Ft参照されたい。検査案1.D、は、オペレータの
ために前もって印刷され、部品の形式および検査作業に
よって索引を附したバインダーに綴じこむことができる
。検査案1.D、が入力されると、装置はカウンタを零
にセットする(ブロック509)。
それから装置は「部品一連番号」に応答する(ブロック
510)。オペレータは、ブレードに付随している文書
に設iられているバーコードから、ブレードの一連番号
を含んでいる数字を読取る。
この時には、2−2T映像品質較正を行うことが必要な
ことがある。パラメータの頻度と種類は品質管理技術者
により予め決定されるのが普通で、オペレーションシー
トに指定される。2−2T較正を求められると、2−2
T映像品質点検において更に述べるようにして操作が続
けられる。
装置はそれに応答して[一部品装填/ボタンを押す」と
いう指示をする(ブロック512)。その指示に従って
オペレータは積載部においてブレードをつかみ機構にと
シつけ、スタートボタンを押す(ブロック514)。そ
うするとカウンタがカウント値を増して、部品がつかみ
機構にとりつけられたことを示す(ブロック516)。
参考写真1はつかみ機構をパレットの上に取りつける方
法を示す。
つかみ機構は積載部のパレットに取りつけられる。
つかみ機構に取りつけられている自−ルピンがパ1/ツ
トのスロットの正中に挿入せねばならない。
そのビンによりつかみ機構はパレットの上の誤った位置
に取りつけられることが貼止され、しかもパレットから
つかみ機構を容易に持ちあけることができる。ブレード
をつかみ機構にとシつけるためにつかみ機構工具が用い
られる。ブレードを取りつけるために、コンベヤパレッ
トに設けられているピボットをつかみ機構工具の穴の中
に挿入する。それからつかみ機構工具をつかみ機構へ向
って回わす。そうすると、つかみ機構工具の縁部がつか
み機構のカムに当った時に、つかみ機構のめごが開かれ
る。つかみ機構工具に力を加え、カムを内側へ押すこと
により、つかみ機構のめどがこじめけられてブレードす
なわち部品があごの間にすベシこむ。欠につかみ機構に
加えていた力をゆるめるとあごが閉じ、部品をあごの間
に固く保持する。このようにしてつかみ機構はブレード
をきつく保持し、検査中に部品が動くことを貼止する。
ブレードを検査装置に取りつけたら、オペレータはスタ
ートボタンを押してコンベヤの位置合わせを行う。
次に再び第26図を参照して、オペレータが部品の一連
番号を入れ(ブロック510)、ブレードを積載部にお
いてつかみ機構に取りつけ(ブロック512)、2個の
押しボタンを押すとコンベヤは1つの位置に合わされる
(ブロック514)。オペレータが一方の手だけでボタ
ンを押すことができないようにするために、スタートボ
タンは十分に離れて設けられる。ボタンを押すのに両方
の手を必要とするから、オペレータの手がコンベヤに触
れているかどうかを気にすることなしに、装置の位置合
わせを安全に行うことができる。
1#のタービンブレードの典型的な検査中は、部品の一
連番号を入力するパターンと、タービンブレードをつか
み機構に取9つける作業、およびスタートボタンを押す
作業は、ただ2つの条件の下でのみ割込まれる。ここで
説明している実施例においては、積載部から検査部まで
の間に18個のコンベヤパレットが設けられる。18枚
より少いブレードを検査するものとすると、ブレードの
取シクは作業は[終了(END)  J指令により終ら
さなければならない(ブロック509)。「終了」指令
は、それ以上のブレードはコンベヤにのせられないこと
を装置に知らせるだけである。オペレータはもはや一連
番号を教えられず、コンベヤは第1の利用できる部品を
検査部のパレット位置に合わせ、部品の処理を開始する
(第27A図およびi 27B図)。カウンタがOであ
ると装置はコンベヤを検査部と同じ高さにし、1群のブ
レードについての報告を発生する(ブロック520,5
22,524 )。
現在コンベヤにのせられている全てのタービンブレード
が検査されると、新しい検査指令を入力することをオペ
レータは指示される(ブロック506鬼タービンブレー
ドが検査部に達した時に、ブレード取シつけ動作の2回
目の中断が起る。この場合には、17枚目のブレードが
取りつけられ、スタートボタンが押された後で、最初に
取シつけられたブレード(いまはその17枚目のブレー
ドが増シつけられたパレットよりパレット16個分光の
位置にある)が検査部に向き合っている。この時に、オ
ペレータが188回目ブレードの一連番号を入力するよ
うに指示される前に、検査部におけるブレードのX@検
査は終了する。
ブレードが第1のおろし部に入る前に、そのブレードに
ついての処分は決定されていなければならない(ブロッ
ク540)。装置が自動モードにある時は、部品報告書
がプリントされる(ブロックードが検査部にない時は(
ブロック544)、装置はブロック506を経てブロッ
ク510へ戻り、別の部品一連番号を入力するように指
示する。
第27A図と第27B図は検査部における処理の詳しい
流れ図である。ブレードが検査部に入ると、X線ビーム
が照射され、検査系に従って処理される(ブロック54
6)。その検査系はオペレータにより以前に識別されて
いたものである。それから、タービンブレードは直ちに
走査されて(ブロック548)、検査系において指定さ
れているX線映像を発生する。最初に発生すべき映像は
通常はOF映像であるが、DF映像に限られるものでは
ない。
そのDF映像中で疑わしい部分が見つかったら、最終判
断を行う前にオペレータはCT走査を行う決定を下すこ
とができる。6る場合には最初からCT映像を希望する
こともできる。
いずれの場合にも、最初の映像のための走査が終ると(
ブロック550)、得られた映像は生産モードと非生産
モードの2つのモードのうちのいずれか1つのモードで
取扱われる(ブロック552)。
生産モードにおいては、映像は高解像力表示器により直
ちに表示される(ブロック554)。それから、映倫の
手動処理と自動処理のいずれを希望するかを決定するた
めに検査案が質問される(ブロック556)。手動処理
というのは、表示されているX線映像を見てオペレータ
がその映像を解釈することを意味する。検査案において
、別の映像が指定されておれば(ブロック558)、次
に発生すべき映像のための走査動作が開始される(ブロ
ック560)。表示されている映像に対する処分の指示
をオペレータが入力した後で(ブロック562\その映
倫を保存するか否かをたづねられる(ブロック564)
。もし保存するのであればフラッグがセットされる(ブ
ロック565)。保存というのは、磁気テープまたは光
ディスクのような同じ長期間記憶媒体に映像データを最
終的に記録することを意味する。映像を保存することが
検査案に指定されていると、保存質問に対するオペレー
タの回答は無視される。
自動映像処理というのは、欠陥分析が自動的に映像に対
して行われ(ブロック570)、欠陥報告データファイ
ルが発生される(ブロック572)を意味する。非生産
モードにおいては、自動欠陥分析のために欠陥分析器で
その映像を直ちに利用できるようにされる(ブロック5
70)。このモードにおいては、装置は欠陥報告が発生
されるのを待つことはなく(ブロック572)、検査案
において、指定されているならば(ブロック576)、
次の映像を発生する走査動作を直ちに開始する(ブロッ
ク574)。このモードと生産モードとの主な違いは、
このモードでは映像がオペレータに対して必ずしも発生
されないことである。実行ソフトウェアにおいて利用で
きる表示指令により、映像または映像の一部を映像処理
サイクルにおいて逐次増加する段階で表示できるが、希
望によっては全く表示しないこともできる。このモード
はデバッグのためおよび展示のために用いられる。これ
が、このモードの名称を非生産モードとした理由でめる
先に述べたように、手動生産モードにおいては、各映像
の処分の決定を助けるためにオペレータは処分において
いくつかの映像取扱い指令を有する。
それらの指令は下記のようなものであって、キーボード
により、またはバーコード読取りにより入力できる。
コントラスト、テキスト、線、円、テキスト消去、グラ
フ消去、測定、ズーム、位置決定、上方スクロールおよ
び下方スクロール。
A、コントラスト(Contrast)コントラストモ
ードは、高解像力表示器で表示されている映像コントラ
ストと輝度の少くとも一方を変えるモードである。トラ
ックボールユニット上の一連のスイッチがコントラスト
と輝度の少くとも一方を強くする。第1のスイッチは輝
度とコントラストの選択用である。第2のスイッチは、
輝度モードにある時に、映像の明るい部分と暗い部分の
明るさを制御するために用いられる。コントラストモー
ドにるる時は、高解像力表示器で表示されている映像の
灰色調の数を制御するために第2のスイッチが用いられ
る。コントラストまたは輝度の変化速度は、トラックボ
ールユニット上の速度ボタンを押すことにより発生され
る。速度ボタンが1つの向きに押されると、変化速度が
烏くなる。速度ボタンが他の向きに押されると、変化速
度は低くなる。コントラストモードにおいては、高解像
力表示器でネガ映像を表示するために、トラックボール
ユニット上のネガボタンが用いられる。
コントラストモードから出るにはふたとおりのやり方が
ある。第1のやシ方は、コントラストまたは任意の他の
バーコードの上にバーコード読取器ワンド(Wa n 
d )をひくことである。第2のやシ方はトラックボー
ルユニット上の出るスイッチを押すことである。そうす
ると、高解像力表示器は別の#昨モードのための用意が
できる。
B、テキスト(T@xt) このモードは映像上にテキストを書く。このモードの実
行においては、メツセージがオペレータコンソール上に
現われる。そのメツセージは、映像上のテキストを出現
させたい部分に印をつけることをオペレータに指令する
。テキストを位置させる方法は、高解像力表示器上の矢
印の位置を制御するトラックボールユニットを使用する
ことでるる。矢印の指す点がテキストの始まる位置であ
る。テキストはオペレータ中−ボードを用いてタイプさ
れ、タイプされるにつれてオペレータスクリーン上に現
われる。希望のテキストが入力されたら復帰ボタンを押
すと、そのテキストは高解像力表示スクリーン上の希望
の位置に現われる。テクトロニクス・コーポレーション
(TektronlcmCorporaclon)  
により製作されたグラフィックス表示プリンタのような
グラフィックス表示プリンタを用いて、高解像力表示器
に表示された映像とテキストをコピーできる。しかし、
保存される映像データには注釈は含まれない。
C6線(Li n・) 線モードは映像上に線をひくモードでめる。このモード
を実行すると、線の始点を印すことをオペレータに指示
するメツセージがオペレータコンソールのスクリーンに
現われる。その始点を印すことはトラックボールユニッ
トを用いて、スクリーン上の線の希望の始点に矢印を置
くことKよシ行われる。矢印が線の希望の場所を指した
時に、トラックボールユニットに設けられている第1の
ボタンを押す。それから、トラックボールユニット上の
ボールを動かすと、始点から矢印が指す点まで線がひか
れる。その線は希望の位置まで調整され、第1のボタン
を再び押すと、始点から終点まで永久的な線がひかれる
。別の線をひきたい場合には、オペレータは上記の操作
を繰返えす。
0、円(Circle) 円モードは映像の上に円を描くモードである。
円モードに入ると、高解像力表示器のスクリーン上の描
くべき円の中心に矢印を置くことをオペレータに指示す
るメツセージが、オペレータのスクリーン上に現われる
。トラックボールユニット内のボールを動かすことによ
り、円の中心にしたい場所に矢印が置かれる。それから
トラックボールユニットの第1のボタンを押す。トラッ
クボールユニット内のボールを動かすと、矢印で示され
ている中心から円が拡がる。希望の大きさの円になった
時に第1のボタンを再び押すと、円はスクリーン上に残
る。
E・ テキスト消去 テキスト消去指令は高解像力表示器上の全てのテキスト
を消去するための指令である。
F、グラフ消去 グラフ消去指令は全てのグラフィックス映像(線と円)
を消去するだめの指令でおる。
G0手動測定(jv!anual Measurv)測
定コードがタービンブレード上の距離を測定する。指令
が呼出されると、オペレータのスクリーン上にメツセー
ジが現われる。そのメツセージは、検査すべきブレード
上の距離の最初の点に印をつけることをオペレータに指
示する。これは、高解像力表示器上の矢印を、トラック
ボールユニットのボールを操作して動かすことにより行
われる。映像の希望の点に矢印が置かれると、トラック
ボールユニットの第1のボタンを押す。そうすると、第
2の点をたづねるメツセージがオペレータスクリーン上
に現われる。トラックボールユニットにより矢印が第2
の希望点まで矢印が再び動かされると、slのボタンを
再び押すことにより、2つの点の間の測定される距離が
オペレータコンソール上に所定の単位で表示される。こ
の指令は表示指令のうちのおそらく最も重要な指令であ
る。
この指令はタービンブレードの欠陥分析のために数多く
のブレードIP#性を測定するために用いられる。
L  自動測定(Auto Measur+s)オペレ
ータは測定すべき特徴の一方の側に矢印を置き、青色ボ
タンを押す。それからオペレータは特徴(グラフ線が同
時にひかれる)の他方の側の点の上に矢印を置き、青色
ボタンを押す。ソフトウェアがその特徴の寸法を決定す
る。
L ズーム(Zoom) ズーム指令は高解像力表示器上の映像の一部を拡大する
。この指令が呼出されると、拡大すべき領域の中心点を
オペレータが印すことを指示するメツセージが、オペレ
ータスクリーン上に現われる。その印しである矢印がト
ラックボールユニットを用いて高解像力表示器のスクリ
ーン上で勅かされ、第1のボタンが押される。そうする
と、元の映像上に印された点がスクリーンの中心に来て
、2倍に拡大された映像が表示される。更に2倍の拡大
をしたい時は上記の操作を繰返えす。そうすると4倍に
拡大された映像が表示される。この操作は4回繰返えす
ことができるから、最高拡大率は合計で16倍になる。
J1位置決定(Locate) 位置決定モードによりタービンブレード上のろる点の位
置が決定される。この指令が呼出されると、位置を決定
すべき点を指すことをオペレータに指示するメツセージ
がオペレータのスクリーン上に現われる。これは、トラ
ックボールユニットのボールにより高解像力表示器のス
クリーン上の矢印を動かすことにより行われる。矢印の
先端が対象とする点を指した時に、トラックボールユニ
ットの第1のボタンを押すと、その点の座標がオペレー
タのスクリーン上に表示される。それらの座標は行位置
と、ピクセル番号と、2軸杵号器カウント内の2の高さ
とでるる。指された点がC7輪切りを希望する点でらる
とすると、2の高さカウント数が記録されて、CT走査
のために後で入力されるのに用いられる。
K、上方スクロールおよび下方スクロール(Serol
l Up and 5croll Down)スクロー
ル指令は、いずれの指令が呼出されたかに応じて映像を
上方または下方へスクロールさせる。このスクロールは
、画像すなわち映像が大きすぎて高解像力表示器の垂直
方向に納まシきれない場合に用いられる。そのような場
合には映像の一部のみが1度に表示される。上方スクロ
ール指令が呼出されると、映像は現在のスクリーンの4
分の1づつ移動させられる。下方スクロール指令が呼出
されると、高解像力表示器に表示される映像は現在の映
像は4分の1づつ移動させられる。
前述したように、自動映像処理モード(ブロック242
)においては、オペレータの倉在なしに各映像は処理さ
れる。自動深場すなわち自動欠陥検出の処理の代表的な
例として、T34ブレードの新月の形をした欠陥の自動
検査について説明することにする。検査されるT34ブ
レードは約5QJ3+mX25.411K(2インチ×
1インチ)の薄い単段高圧タービンブレードでおる。こ
のT34ブレードの目立つ特徴はそれの長手方向に直径
約1.5g(約60ミル)の空所が設けられていること
である。その空所はブレードに鋳込まれ、外部に開かれ
ている。開口部を封じるために空所の1番上に栓がろう
付けられる。栓のろう付けの後で、栓と空所の間の間隙
が完全にふさがれていることを確認するだめに検査が行
われる。表面張力のために、ろう付けのろう銀が橙の下
部を通って流され、ろう銀の流れが適切であると新月の
形が形成される。
検査作業は空所の1番上の形を調べることの一種である
。T34ブレードは、ブレードの広い側にX線ビームを
できるだけ垂直に近い角度で照射してCFモードで映像
を発生する。その角度により空所が映像中で非常に目立
つことになる。そうすると、上から下までの距離が約1
.9 W (約75ミル)である空所を正確に測定でき
るように、本発明の欠陥分析装置は空所の輪郭を抽出す
る。測定した距離を用いて新月の形のろう付けがうまく
行われているか否かを分類する。
この欠陥分析装置がそのデータで動作する前は、典型的
なブレード映像との以前の相互作用的な操作中にプロセ
スウィンドウが選択される。そのプロセスウィンドウは
、対象とする領域を含むが、インターフェイス構造はで
きるだけ多く除外するように選択される。この欠陥分析
装置によりその後で行われる全ての処理はそのウィンド
ウ内で行われる。ウィンドウの周囲に境界が定められ、
余計なデータがウィンドウ領域内に伝わらないようにす
るために、その境界部分には処理の前に中立データで埋
める。
TF34新月形欠陥のためのウィンドウが映像データを
一様な背景で囲む。しかし、そのデータは水平方向の傾
向を示し、その背景を正規化するための処理が行われる
。その傾向関数を直線的に単調増加または単調減少する
ようにする妥当な近似が行われる。もし必要がられば、
直線近似の代シに低次の多項近似を用いることもできる
。鋳造された空所は直径が約1.5〜1.7■(57〜
65ミル)の円筒として説明できる。背景データを平ら
に現われるように正規化したとすると、空所はしきい値
化により抽出される。その空所は明るい背景上に暗く現
われるから、空所の外側から空所の中に進むにつれて値
の傾斜が起る。空所の縁部はその空所に関連する最高強
度値の位置に配置される。空所を抽出するために求めら
れるしきい値はこの最高強度値でおる。空所に属する最
高強度値は、新月の形が形成されている空所の1番上で
あると仮定されている。許容しきい値は、空所の側方入
口のような他の場所を選択することもできる。
背景が全く一様であるように見えたとしても、ブレード
は後縁部に向かうにつれて薄くなシ、水平方向のデータ
には一定の不均一な傾向が存在する。この傾向を除去し
なければ、シキい値手法により空所を正確に抽出するこ
とはできない。垂直方向の僅かな傾向も除去される。傾
向を評価し、元のデータからその傾向を差し引くことに
より傾向除去は行われる。水平方向の傾向は、水平方向
データの初めから終シまでの差の総量から評価される。
その傾向除去はウィンドウの縁部における強度を基にし
た直線修正である。内部構造がウィンドウの縁部にかか
らないようにウィンドウを設けることが重要である。こ
のウィンドウの置き方は、ブレードの映像を常に記録す
るためにコンピュータを用い、かつ適切なウィンドウ位
置を探すためにオフライン相互作用手法により行われる
Aを元のデータアレイ、工を行の指標、Jを行の指標と
すると、傾向の式はA(I 、J)−A(N、J)に等
しい。傾向は別々の各データ行くついて計算および除去
され、あるいは全ての行について平均傾向を計算し、除
去することができる。全ての行に対して同一のダイナミ
ックレンジを強制するために、傾向は各データ行に対し
て求められる。線形仮定を用いると、列ごとの増分範囲
を全傾向の部分として簡単に求めることができる。それ
から、各データ行から傾向を差し引くことにょシ水平方
向のデータを正規化する。垂直方向の傾向を除去するた
めに類似の手続を次に行う。各行の第1列が同じである
ように行の値を調整するだけで垂直方向の傾向は除去さ
れる。そのようにできる理由は、各行のデータのダイナ
ミックレンジが強制的に一定になるようにされ、データ
べはノイズが6まシ含まれていないからである。
T34ブレードに対する欠陥分析装置の主な目的は、T
a2の新月状の傷すなわち欠陥に対する空所の輪郭を捕
えることである。この手法の第1の過程は、栓の有無を
確かめることでるる。プロセスウィンドウの頂部からデ
ータ行を抽出し、その行のデータのダイナミックレンジ
を計算する。次にプロセスウィンドウの底近くで別のデ
ータ行を抽出し、その行のデータのダイナミックレンジ
も計算する。もし橙がなくなっておれば、空所は下から
上までつつ抜けであるから、2つの行のデータのダイナ
ミックレンジの比はほぼ1である。また、橙かめれば、
1番上におけるデータは非常に小さなダイナミックレン
ジとなる。なんとなればその橙は中実の金属からのもの
である丸めダイナミックレンジの比は1とは大きく異な
る。栓の有無を判定するために、その比を所定の許容値
と比較する。橙の検出式は下記の通りである。
TOP=MAX(A(I、J))−MIN(A(I、J
))、J=TOP+5 K対して、 BOT=MAX(A(I、J))−MIN(A(I、J
))、J=BOTに対して、 Ratio = BOT 比の値が所定の許容値より小さいと、栓は存在しないか
ら手続きは終る。
栓が存在すると、手続きの次の過程はデータの垂直方向
における最大の遷MPを検出することKより、空所の頂
上を探すことである。空所のデータは背景データよシ強
度が低いから、選択された行のデータを、その行の下の
行のデータから差17引くと最大遷移は負である。これ
で空所がちょうど始まる位置が抽出される。このことは
、遷移値に選択された行の点を組合わせることにより確
実にされる。一様な背景から空所内へ進むと、空所の縁
部が見つけられる。空所はほぼ一様な領域により囲まれ
ており、かつ空所の頂部は球面状で套るから、最大の負
値への遷移が起る位置は空所の頂部であることが保証さ
れる。頑丈にするためには小さいデータ差よりも大きい
データ差でこの手続を行り方が望ましいから、1つのピ
クセルではなくていくつかのピクセルに対してデータの
差の平均をとる、すなわち拡大する。第1の差をいくつ
かのピクセルにわたって積分することは、端の点におけ
るデータの差を用いることに等しい。したがって、いく
つかの遷移値が積分され、最大の負4移が始まる最初の
位置が空所の頂部として選択される。4移値の積分は次
式で与えられる。
CAM TOP=MIN(A(I 、J)−A(l、J
−N))、全−Cの行にわたって。
ここに、Nは積分定数、またはn番目の差でろる。
Nの1つの値は3でおる。これは、内部空所領域内の背
景からの大きい遷移が3ピクセルすなわち約0.38麿
(約15ミル)にわたって延びることを意味する。
適切な遷移値が見つかったら、空所の頂部を含む行が見
つけられる。それから、正規化された背景を持つ同じデ
ータ行が、空所に属する最高強度値に対応する最低値に
対して走査される。この値は、空所の境界を抽出するた
めに後で用いられる。
選択した数の隣接点からの中間値がしきい値1r、決定
する。選択された数の点が空所の頂部性の幅を通常決定
する。最後の構成のためのしきい値選択のためにただ1
つの点が用いられる。
空所の境界の輪郭を捕えるために、正規化されたデータ
が対象とする全領域にわたって走査される。選択された
しきい値に等しいか、それより低い強度値を有する任意
のピクセルが、それらの値が生ずる列位置によりマーク
される。最後の出力は、各行がウィンドウを設けられて
いる領域内の行に対応するような数の7レイの出力より
成る。
空所の境界は、空所へ入り、空所から出る列位置により
、行ごとに定められる。この列境界のアレイは結果の分
類のために用いられる。
空所の頂部における新月の形の幅は、栓のろう付は作業
の後で、そのブレードの合否t−決定する。
その幅が約0.64m+(’l 5ミル)より広いとブ
レードは廃棄され、約0.64+111(25ミル)よ
り広いか、それに等しければブレードは合格でめる。
付録Aは、T34ブレードの新月状欠陥の検査における
前記欠陥分析を行うためのソースルーチンである。その
ソースプログラムは、自動探傷すなわち自動欠陥検出の
ために用いられる欠陥分析装置の一部である。同様のや
り方で、他のブレードの欠陥が見つけられ、そのブレー
ドの処分が決定される。
める映倫が手動または自動で処理されると、別の映像を
発生すべきかどうかを決定せねばならない(ブロック5
80)。もし決定せねばならなければ、現在の映像につ
いて処理が行われている間に、次の映像についての映像
発生が行われる。したがって、ソフトウェアは次の映像
の発生が終るのを待たねばならず(ブロック550)、
全ての映像が発生され、処理されるまで前記サイクルを
繰返えす。映像の発生と処理が並列に行われる性質のた
めに、このX線検査装置の速度および処理量が大幅に向
上する。
検査案に従ってタービンブレードが完全ニ検査されてか
ら、オペレータには「継続(Continue)玉[繰
返えしくAgain) J、r第1−検査(Tcrno
graphy)Jの選択子が指示される。「継続」を選
択すると、現在アドレスされているタービンブレードに
対する検査が正常に終ることになる。保存させるために
フラッグされた全ての映像が別のディスクダイクトリに
コピーされ、保存データベースに入れられる(ブロック
586)。手動モードにおいて、ちようど検査されたタ
ービンブレードについての部品報告を現在利用できるも
のとすると(ブロック592)、その部品報告はオペレ
ータコンソールにおいて糊付きラベルにプリントされる
(ブロック594)。この報告はオペレータにより入力
されたデータ(手動モード)、または自動欠陥処理報告
ファイルから得たデータ(自動モード)で構成される。
部品が第1のおろし部にくるまでは、その自動モード報
告はプリントされない(ブロック540)。この遅れに
よυ、部品が検査部を出た後でも、自動処理を継続する
ための時間が与えられる。それから、検査された各ブレ
ードに対して部品カウンタのカウント値が減少させられ
る(ブロック596)。「繰返えし」選択子により、タ
ービンブレードがコンベヤにのせられた時に初めに識別
された検査案を用いてオペレータは検査を繰返えすこと
ができる(ブロック582)。何らかの理由により、以
前に発生された映像の1つがある異常のために正しい映
像にされなかったとすると、検査を再び行うことをオペ
レータは決定できる。
そうすると、前記したやり方で映倫発生が続行される。
「断層検査」選択子を選択すると(ブロック584.2
32 ) 、元の検査案において先に定められた検査案
に従って部品を検査できる(ブロック590)。実際に
は、部品をコンベヤにのせる前にオペレータにより定め
られた元の検査案はDF映像の発生を通常指定する。特
定のタービンブレードに対する特定のOF映像内で対象
とする領域が識別されると、オペレータは対象とする領
域を通るコンピユータ化された断層(CT)映像を希望
できる。元のDF検査案内でCT検検査を指定すること
により、オペレータはブレードをCT検検査で再検査す
ることを選択できることになる。タービンブレードにお
いて見出されることがあるランダムな異常を分析するに
は、その再検査を選択できるということは非常に重要で
ある。選択子が[断層検査(Tomography)J
と呼ばれたとしても、再検査案はCT映像のみを発生す
ることを求められるのではなく、希望のOF映像と希望
OCT映倫の任意の組合わせを指定でさることに注目さ
れたい。
オペレータが選択子「繰返えし」まえは「断層検査」を
希望する任意の順序で、希望の回数だけ選択すると、検
査を終らせ、ブレードを検査部から除去できるようにす
るためには、「継続」を選択せねばならない。そうする
と、実行ソフトウェアはそれが最後の部品であるか否か
についての判定を行う。もし最後の部品でなければ、装
置は指標をつけ、部品はおろし部に達する。そうすると
オペレータはおろし部から部品をおろさなければならな
い。おろし部は3つの部より成り、ブレードすなわち部
品はいずれか1個所のおろし部でおろされる。第3のお
ろし部に達する時までブレードがおろされなかったとす
ると、そのブレードがおろされるまでコンベヤは指示し
ない。
検査案は多くの映像を求めることがある。その場合は、
実行ソフトウェアは、入力された再検査案における全て
の映像に対する映像発生用のデータを求める。それから
ブレードの映像がその検査案に対して発生され、スクリ
ーン上に表示される。
それらの映像の評価と処分に続いて、継続、繰返えし、
断層検査の選択について装置は再びたづねる。それから
、実行ソフトウェアはこれが最後の部品であるかどうか
を判定する。もしそうでなければ、次の部品を検査する
ために装置はコンベヤベルトに指示する。また、それが
最後の部品であれば、その部品はおろし部に達する。そ
うすると、オペレータはその部品をおろし部でコンベヤ
からおろさなければならない。おろし領域は3つのおろ
し部よシ成り、部品はどのおろし部においてもおろすこ
とができる。ig3のおろし部に達するまで部品がおろ
されなかったとすると、部品がおろされるまでコンベヤ
ベルトには指示が与えられない。
ブレードがおろし領域に入ると、そのブレードに対して
行われ九処分を指示する指示灯を実行ソフトウェアがそ
のおろし部において点灯させる。
たとえば、ブレードが合格であれば青色指示灯が点灯さ
れる。ブレードが検査部を離れる時に、プリンタにおい
てラベルにプリントされる。そのうベルはブレードにつ
いての処分と、見つけられた欠陥の種類および位置を示
す。
ブレードはつかみ機構工具を用いてつかみ機構から外さ
れる。外されたブレードは製作送りカードが添付されて
いる封筒の中に入れられる。糊付ラベルに検査の概敦が
プリントされ、裏紙がはがされてから製作送りカードに
貼布される。
上記手続きに続いて、欠陥検査のために別の1群のター
ビンブレードをX@検査装置に入れることができる。そ
れらのブレードは自動欠陥分析装置、またはオペレータ
による手動欠陥分析できる。
このX線検査装置は、オペレータとの相互作用中に、お
よび自動欠陥分析中に、映像処理装置とコンピュータ装
置の並列処理を利用している。この結果として実時間X
線検査装置が得られる。
断層検査も使用できることによっても、航空機のタービ
ンブレードのX線検査を高速にできる。
このX線検査装置は手動の場合には主としてOF映像モ
ードで製作できる。その場合には、オペレータはDF映
像を調べて、CT映像を用いる再検査を必要とするか否
かを決定する。このようにしてブレードの欠陥を迅速に
検査でキ、対象とする領域が検査されると、更に分析す
るためにCTモードでブレードを再検査できる。
(15)2−2T映像品質検査 次に、ASTM規格E142−17の分解能限度に合致
する金Ji[100と102のサンドインチ考造により
成る2−2T試験片が示されている第28図を参照する
。この2−2T試験片は3III!i1の垂直方向整列
穴104.106.1O8を有する。穴104の公称直
径は約1.02m(40ミル)でおり、穴106の公称
直径は約0.28sol(11ミル)、穴108の公称
直径は約0.511111(20ミル)でらる。この2
−2T試験片は検査装置内に置かれ、その試験片のOF
映像を得る。その試験片のOF映倫を他のあらゆるブレ
ードからの映像とともに保存する。このようにして、ブ
レードの映像を較正するために試験片からの映像とブレ
ードの映像を比較できる。後で参考にするために、2−
2T試験のデータは保存ファイルに保存される。
(16)  バーコード読取器 次に第29図を参照して、前記全ての指令と全てのオペ
レーションはオペレータキーボードまたはバーコード読
取器34により入力される。オペレータコンソール19
は、処理すべきブレードについての操作、指令または情
報を記述しているバーコードを読取るバーコード読取器
34と、キーボード601と、オペレータ表示器18と
、トラックボールユニット236と、高解儂力表示器3
2とを含む。オペレータが指令を入力したいと希望した
ら、キーボードを用いる代りに1バーコードリスト60
2からの適切な指令によりオペレータはバーコード読取
器で指令t−読取り、その指令をコンピュータに入力す
る。こうすると、X線映像装置に読込むための所定の指
令を持っておくことに↓って、オペレータの作業時間を
短くできる。第30図はTF34タービンブレードに附
Jiffるバーコードシートを示す。このバーコードシ
ートはオベレタにより検出できるバーコード化された欠
陥を含む。たとえば、穴のろけすぎの状況をオペレータ
が検出したとすると、オペレータはそのあけすぎの穴を
読取る。第30図に示すように、指令をコンピュータ装
置に入力させるため、および検査場所において部品に欠
陥を記入するために、バーコードシートが用いられる。
バーコードを用いるとオペレータの時間が節約され、X
線検査装置によるブレードの処理をより迅速に行うこと
ができる。
(17)結論 以上、航空機エンジンの部品をX線検査装置で測定およ
び試験するための生産型X線検査装置について説明した
。この装置はデジタル螢光透視法により傷すなわち欠陥
を検出する。参考写真2はF404タービンブレードの
デジタル螢光透視法による映像を示す。このデジタル螢
光透視法映像において更に検査すべき領域に気づいたら
、コンピュータ断層映像を発生する。部品のコンピュー
タ断ノー映像はX、w5!ビーム映像の平面内に宅生さ
れる。
参考写真3はF2O3一体チップキャップのコンピュー
タ断ノー映像を示す。このコンピュータ断層映像はブレ
ードに穴をあけすぎたことによりひき起されたスカーフ
ィング状態を明らかに示している。
手動モードにおいては、訓練を受けたオペレータが映像
を解釈して品質の判定を下す。自動モードにおいては、
自動欠陥分析ソフトウェアが欠陥を検出し、そのブレー
ドの処分についてオペレータに知らせる。
ブレードの映像処理には、特定の欠陥が存在することが
ある映像中の領域を見つけること、対象とするそのよう
な領域からパラメータを自動的に抽出すること、および
欠陥の存在の有無を自動的に判定するためにそれらのパ
ラメータを使用することが含まれる。処理時間を短くす
るために、処理は映像全体に対してではなくて、対象と
する領域に対して行われる。
本発明のX線検査装置は、大量生産される部品の検査に
見合う速さでデジタル螢光透視法およびコンピュータ断
層映像検査を行う新規な能力を提供するものである。自
動映像処理と欠陥識別について説明した。この装置は、
工場の環境内で部品を処理するためにオペレータがX線
検査装置とインターフェイスする環境を提供するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線検査装置の基本的な部品を示す概略斜視図
、第2図はエンジンタービングレードの斜視図、第3A
図および第3B図はそれぞれコンベヤ装置と鉛で遮へい
されたチャンバを示す略図、第4図はX線装置の電気機
械的々装置を示すブロック線図、第5図は検出器をX線
源に整列させる方法を示す流れ図、第6図は直線アレイ
検出器の中央検出器を決定するために用いる延長7ラン
ジを有するつかみ機構の側面図、第7図は部品マニピュ
レータの線図、第8図はコンピュータ装置と工業用制御
器およびプログラム可能な制御器の間のデータ転送を示
す詳しい流れ図、第9A〜9C図は本発明のつかみ機構
組立体を示し、第10図はX線映像装置のブロック図、
第11A図乃至第110図はデータ獲得器の詳細を示し
、第12図はノブドウエアの4つの主なサブプロセスを
示し、第13図はコンベヤ装置の物理的線図、第14図
はコンベヤのコンピュータモデルを示す線図、第15図
は本発明の実行ソフトウェアの基本的な流れ図、第16
図は検査指令の詳しい流れ図、第17図は自動欠陥分析
の流れ図、第18図は保存サブプロセスの流れ図、第1
9図はデジタル螢光透視運動を示す概略斜視図、第20
図はデジタル螢光透視法のタイミング、第21図は部品
色−路線と、直線アレイ検出器の基準検出器の位置を示
す線図、第22図はビーム硬化データを得るためのくさ
び形試験片の正面図、第23図はコンピユータ化断層検
査装置の走査運動を示す概略斜視図、第24図はコンピ
ユータ化断層検査装置の走査の幾何学的関係を示す線図
、第25A〜250図は直線アレイ検出器の中央検出器
の位置を計算する方法を示し、第26図はX線検査装置
の動作を示す流れ図、第2’7A図および@27B図は
X線検査装置において部品を処理する方法の流れ図、第
28図は部品映像を較正するある試験片の斜視図、第2
9図はオペレータコンソールの正面斜視図、第30図は
ブレードの一例に対するバーコード化した動作シートを
示す。 2・・・・・・X線検査装置、4・・・・・・X線装置
、6・・・・・・X線映像装置、12・・・・・・X線
源、14・・・・・・X線検出器、16・・・・・・部
品マニピュレータ、1B・・・・・・表示器、20・・
・・・・プログラム可能な制御器、2l、・・・・・工
業用制御器、22・・・・・・コンベヤベルト装置、2
3・・・・・・表示プロセッサ、24・・・・・・デー
タ獲得器、26・・・・・・映像発生器、28・・・・
・・コンピュータ装置、30・・・・・・太軸可動台、
32・・・・・・高解像力表示器、34・・・・・・バ
ーコード読取器、3B・・・・・・つかみ機構、44・
・・・・・検査部、52・・・・・・X線制御器、64
・・・・・・直線アレイ検出器、65・・・・・・X線
制限器、66・・・・・・ビームコリメータ。 特許出願人  ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
復代理人 山 川 政 樹(ほか2名)l)τ込5 Fxt=、:、EIE Jシ5゜13 ”    Fxc、、:14 1”xc;、15’ Fxc、、8?:        Fxis、E 1ろ
浮誹           X′丼シ矛雌琥     
    7【−1壕源i:′−H5,ど5/、’   
    )上5゜E5J)Fxs OEl;

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)製作した部品を積載部から検査部へ輸送する手段
    と、 この検査部内の所定の領域を通じて高輝度X線放射ビー
    ムを発生するために位置させられたX線源と、 受けたX線放射をそれを表す電気信号に変換するX線検
    出器と、 X線放射ビームをそのX線検出器へ向って導く手段と、 X線源とX線検出器の間でX線放射路内に部品を位置さ
    せるための前記検査部内の手段と、部品の所定の領域が
    X線放射ビームにより走査されるように、部品を前記X
    線放射ビーム内で直線的に動かす手段と、 部品を通る放射ビームと一致する平面に沿って部品の映
    像を形成するように、ビームに垂直な軸線を中心として
    部品をX線放射ビーム内で選択的に回転させる手段と、 前記電気信号をそれを表すデジタルデータに変換する手
    段と、 前記デジタルデータをピクセル映像データへ変換する手
    段と、 前記直線走査から得たピクセル映像データから部品の平
    らな映像を発生し、部品を回転することにより得た前記
    データから得たピクセル映像データから第2の平らな映
    像を発生する手段と、を備える製作した部品を非破壊測
    定および試験するためのコンピュータを使用した装置。 (2)製作した部品を非破壊測定および試験するための
    コンピュータを使用したX線検査装置において状態信号
    を示す複数の異なる個々の状態を受けて処理する制御装
    置インターフェイスにおいて、データ通信リンクに結合
    され、前記X線検査装置内の複数の制御可能な装置のう
    ちの選択された1つの装置へ指令信号を送る出力モジュ
    ールと、データ通信リンクに結合され、前記X線検査装
    置内の複数の制御可能な装置のうちの選択された1つの
    装置から状態指示信号を受ける入力モジュールと、 コンピュータから装置動作信号を受け、X線装置の指令
    された動作を行わせるためにマシン制御器へ送る信号を
    調整する制御モジュールと、前記制御装置インターフェ
    イスと前記通信リンクの間でデータを結合するバス通信
    装置と、を備える制御装置インターフェイス。 (3)a、X線放射の導かれるビームを用意する過程と
    、 b、部品をX線放射ビーム内に位置させる過程と、 c、部品の所定の領域がX線ビーム放射にさらされるよ
    うに部品を前記X線放射ビーム内で動かす過程と、 d、所定の部品を通る放射の強さを測定する過程と、 e、測定された強度レベルをデジタルデータに変換する
    過程と、 f、前記デジタルデータをコンピュータ処理装置へ送る
    過程と、 g、デジタルデータにおいてピクセル映像データに変換
    する過程と、 h、部品の平らな映像をピクセル映像データから発生す
    る過程と、 を備える部品をコンピュータにより測定および試験する
    方法。 (4)特許請求の範囲第3項記載の方法であって、動か
    す過程(c)は部品を直線経路に沿って動かす過程を備
    える方法。 (5)特許請求の範囲第3項記載の方法であって、動か
    す過程(c)は、部品を通り、X線放射ビームに一致す
    る平面に沿って部品の映像を形成するように、導かれた
    X線放射ビームの平面に対して垂直な軸線を中心として
    部品を動かす過程を備える方法。 (6)特許請求の範囲第4項記載の方法であって、上記
    動かす過程(c)は、 i、詳しく分析する価値のある領域を識別するために部
    品の平らな映像を評価する過程と、j、識別された領域
    がX線放射ビームにさらされるように部品をX線放射路
    中に位置させる過程と、 k、部品の識別された領域を通る平面に沿って部品の映
    像を発生するために、デジタルデータを受けながらX線
    放射ビーム内で部品を回転させる過程と、 を更に備える方法。 (7)特許請求の範囲第6項記載の方法であって、上記
    評価する過程(i)は、 l、部品の希望の特徴を定めるデータをメモリに格納す
    る過程と、 m、部品の測定された寸法を表すデータを、希望の部品
    の対応する領域の寸法を表すデータと相関させる過程と
    、 n、測定された部品の合否を判定するために測定データ
    を希望のデータと比較する過程と、を更に備える方法。 (8)a、X線放射の導かれるビームを用意する過程と
    、 b、X線放射を受けるために直線アレイ検出器を設ける
    過程と、 c、検出器の所定の素子により受けられる放射のいくら
    かが部品により遮断されないように部品をX線放射ビー
    ム内に位置させる過程と、 d、部品を通る放射に応答して検出器により発生された
    データを、検出器の所定の素子により受けられ、部品を
    通らない放射により決定されるX線放射ビームの強度レ
    ベルの関数として調整することにより、そのデータを正
    規化する過程と、を備える部品をコンピュータにより測
    定および試験する方法。 (9)特許請求の範囲第8項記載の方法であって、e、
    X線減衰特性の所定の目盛られた密度を有する感光度測
    定器を位置させる過程と、 f、X線放射ビームの硬さを表すデータの表を作成する
    ために、前記感光度測定器上の複数の位置の各位置から
    検出器により受けられた放射強度を表す検出器からのデ
    ータを集める過程と、g、前記ビームの硬さデータをコ
    ンピュータのメモリに格納する過程と、 h、部品を通ったX線放射からのデータを格納されてい
    るビームの硬さデータに従って調整する過程と、 を更に含む方法。 (10)部品を積載部から検査部へ輸送する手段と、高
    輝度X線放射ビームを発生するX線源と、受けたX線放
    射をそれを表す電気信号に変換する直線アレイX線検出
    器と、 X線源とX線検出器の間でX線放射路内に部品を位置さ
    せるための手段と、 部品と前記X線放射ビームの間で相対的な運動を行わせ
    る手段と、 部品を測定でき、かつ二次元表現から欠陥を見つけるこ
    とができるように、前記電気信号を二次元表現に適当な
    データに変換する手段と、 を備える製作した部品を非破壊測定および試験するため
    のコンピュータを基にした装置。 (11)導かれるX線放射ビームを発生するX線源と、
    受けたX線放射を電気信号に変換する直線アレイX線検
    出器とを有し、製作した部品を非破壊測定および試験す
    るコンピュータを使用した装置において、 a、前記部品の下の部分のみがつかみ機構の向き合って
    いるあごにより保持されるように部品をつかみ機構の中
    に入れる過程と、 b、部品を保持しているつかみ機構を輸送機構上で部品
    受け部内へ輸送する過程と、 c、マニピュレータによりつかみ機構を取り、そのマニ
    ピュレータによりつかみ機構をマニピュレータの投影さ
    れた中心軸に沿って自動的に心立ておよび整列させる過
    程と、 d、X線源からのX線放射の経路内で部品を所定の向き
    に位置させるためにマニピュレータを操作する過程と、 を備える製作した部品を非破壊測定および試験する方法
    。 (12)導かれるX線放射ビームを発生するX線源と、
    受けたX線放射をそれを表す電気信号に変換する直線ア
    レイX線検出器とを有し、製作した部品を非破壊測定お
    よび試験するコンピュータを使用した装置を含むX線検
    査装置において、 X線源からのX線放射ビーム内の複数の所定位置の各位
    置に部品を位置させるための信号を与える手段と、 各前記所定位置において前記部品にX線放射を照射する
    ために前記位置させる手段と統合してX線源にX線放射
    を発生させるための信号を与える手段と、 各前記複数の所定位置に応答して前記X線放射ビームの
    標本化を行うための信号を発生する手段と、 を備えるプログラム可能な制御装置。 (13)特許請求の範囲第12項記載の装置であって、
    コンピュータからのデータに応答して前記装置に所定の
    順序の動作を行わせる手段を含む装置。 (14)導かれるX線放射ビームを発生するX線源と、
    受けたX線放射をそれを表す電気信号に変換する直線ア
    レイX線検出器とを有し、製作した部品を非破壊測定お
    よび試験するコンピュータを使用した装置を含むX線検
    査装置において、 a、X線源に隣接する複数の所定位置の各位置に部品を
    位置させるための制御信号を与える過程と、 b、各前記所定位置において前記部品にX線放射を照射
    するために前記位置させる手段と統合してX線放射を発
    生させるためにX線源を励振する過程と、 e、各前記複数の所定位置に応答して、検出器により検
    出された前記X線放射ビームの標本化を行うための信号
    を発生する過程と、 を備える検査方法。 (15)特許請求の範囲第14項記載の方法であって、
    d、コンピュータからのデータに応答して検査動作の順
    序を変える過程、 を更に備え、その動作の順序は次の過程、 (1)部品をX線放射ビーム内を所定のパターンで動か
    す過程、 (2)部品を選択された直線位置に維持しながら、X線
    放射ビーム内で回転させる過程、 の少くとも1つを含む方法。 (16)特許請求の範囲第15項記載の方法であって、
    上記過程(a)は、 f、部品にX線放射ビームを照射する位置に動かすため
    に部品マニピュレータを動作させる制御信号を与える副
    過程と、 g、検査部における部品の位置を示すデータを受ける副
    過程と、 を更に備える方法。 (17)導かれるX線放射ビームを発生するX線源と、
    受けたX線放射をそれを表す電気信号に変換する直線ア
    レイX線検出器と、部品を保持するつかみ機構と、マニ
    ピュレータへ信号を送り、かつ信号を受けるプログラム
    可能な制御器とを有し、製作した部品を非破壊測定およ
    び試験するコンピュータを使用した装置を含むX線検査
    装置において使用するマニピュレータにおいて、 a、部品をX線放射ビーム内に位置させる心棒と、 b、この心棒につかみ機構を保持する手段と、c、この
    保持手段に対して固定された所定位置につかみ機構を位
    置させる手段と、 を備えるX線検査装置に使用するマニピュレータ。 (18)特許請求の範囲第17項記載のマニピュレータ
    であって、前記位置させる手段は前記つかみ機構を前記
    固定された所定位置に自動的かつ機械的に位置させる手
    段を備えるマニピュレータ。 (19)特許請求の範囲第18項記載のマニピュレータ
    であって、前記位置させる手段は、つかみ機構の所定の
    希望の場所を通る軸に沿って向けられた中心軸を有する
    垂直方向に作動させられるポールプランジャと、つかみ
    機構内の円錐形くぼみとを備え、前記ポールプランジャ
    の寸法は、そのポールプランジャの垂直運動に応答して
    つかみ機構を軸線方向に向けるように前記くぼみと協働
    的にはめ合わされるようなものであるマニピュレータ。 (20)特許請求の範囲第18項記載のマニピュレータ
    であって、前記心棒は中心に形成された軸線を中心とし
    て相対的に垂直運動するようにされた垂直方向に向けら
    れた円筒を備え、その円筒は、前記心棒に連結され、前
    記心棒を前記中心軸を中心として相対的に回転させる駆
    動手段を含み、前記保持手段は前記心棒の上端部に固着
    されるマニピュレータ。 (21)特許請求の範囲第18項記載のマニピュレータ
    であって、前記保持手段は少くとも第1のL形アームと
    第2のL形アームを備え、各アームは、つかみ機構の外
    側へ延びるベース部材に係合するために前記ポールプラ
    ンジャへ向って延びる内側へ拘けられた部分を有するマ
    ニピュレータ。 (22)特許請求の範囲第18項記載のマニピュレータ
    であって、前記心棒の相対的な垂直方向変位を検出して
    、その相対的な垂直方向変位を表す第1の出力信号を発
    生する第1の位置センサと、前記心棒の相対的な回転運
    動を検出して、その相対的な回転運動変位を表す第2の
    出力信号を発生する第2の位置センサと、前記第1の出
    力信号と前記第2の出力信号をプログラム可能な制御器
    へ送って、前記心棒の所定位置においてX線検出器によ
    り発生された電気信号の標本化を開始させるタイミング
    信号を与える手段とを含むマニピュレータ。 (23)a、X線放射ビームを用意する過程と、b、部
    品をX線放射ビーム内に位置させる過程と、 c、部品の所定の領域がX線ビーム放射にさらされるよ
    うに部品を前記X線放射ビーム内で動かす過程と、 d、所定の部品を通る放射の強さを測定する過程と、 e、測定された強度を部品の映像に変換する過程と、 f、詳しい分析に望ましい領域を部品の映像から識別す
    る過程と、 g、部品の分析する価値がある領域がX線源と検出器の
    間に配置されるように部品を位置させる過程と、 h、部品の分析する価値がある領域を通る平面に沿って
    部品の映像を形成するように、X線放射ビームの平面に
    垂直な軸線を中心として部品を回転させる過程と、 i、その領域を通る放射を測定する過程と、j、測定し
    た強度レベルを可視データに変換する過程と、 k、前記デジタルデータをコンピュータ処理装置へ送る
    過程と、 l、デジタルデータをコンピュータにおいてピクセル映
    像データに変換する過程と、 m、ピクセル映像データから分析する価値のある領域の
    平らな映像を発生する過程と、 を備える製作した部品をコンピュータにより測定および
    試験する方法。 (24)導かれるX線放射ビームを与えるX線源と、受
    けたX線放射を電荷の差に変換する直線アレイX線検出
    器とを有し、製作された部品の非破壊測定および試験の
    ためのコンピュータを使用した装置において、 a、検出器により検出された電荷の差を電圧信号に変換
    する過程と、 b、その電圧信号を浮動点増幅器へ与えて、所定の電圧
    範囲内の出力信号を与える過程と、c、前記増幅された
    電圧信号を対応するデジタルデータ信号に変換する過程
    と、 を備える信号を獲得およびデータを変換する方法。
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