JPS62245964A - 免疫化学的アツセイによるC3a測定用の試薬及び測定方法 - Google Patents

免疫化学的アツセイによるC3a測定用の試薬及び測定方法

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JPS62245964A
JPS62245964A JP62086736A JP8673687A JPS62245964A JP S62245964 A JPS62245964 A JP S62245964A JP 62086736 A JP62086736 A JP 62086736A JP 8673687 A JP8673687 A JP 8673687A JP S62245964 A JPS62245964 A JP S62245964A
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ウルフ・ラグナー・ニルソン
スベン・イバール・ボ・ニルソン
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/564Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for pre-existing immune complex or autoimmune disease, i.e. systemic lupus erythematosus, rheumatoid arthritis, multiple sclerosis, rheumatoid factors or complement components C1-C9

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は哺乳類の補体系(C)の活性化に際し放出され
る物質C3aの測定に関し、特にヒトC3及びヒトC3
a k:riする。
補体系は、例えば侵入する微生物を最終的に破壊しうる
ように明確に定義された反応列(−補体活性化)で反応
する約20の成分からなる。補体系は細菌やウィルスに
より生ずる感染に対する+Di乳類の防御の基本的要素
と考えられている。最初に発見された成分は「補体因子
」とQ半ばれ、C1゜C、・・・C9と命名された。
例えば免疫複合体、凝集免疫グロブリン、プロティンA
、細菌の多糖類等多くの物質により活性化が起りえ、活
性化はある種の自己免疫疾患や炎症の過程に特に関係し
うる。活性化が起ったことを示すマーカーとして、活性
化に際し放出されるフラグメントを使用することは既に
示唆されていた。こうして、C3a 、C4a及びC5
aを測定するための多くの免疫化学的方法が開発された
(3,4.16)。
C3a 、C4a及びC5aには共に1つの共通の名称
「アナフィラトキシン」が与えられている。
それらの循環する形態は末端のアルギニル残基が消失す
ることによって急速に不活化され、その後は各々C3a
i、 C4ai及びC3aiと呼ばれる。それらの免疫
化学的アッセイでは、(i )アッセイすべきアナフィ
ラトキシン、(ii)対応する脱Arg形、及び(ii
i)前記アナフィシトキシン上にあるのと同じ決定基で
あって使用する抗体製剤が対抗している決定基を有する
他のアナフィラトキシンフラグメントと特異的に反応す
る抗体製剤が使用される。従って、測定されるものはあ
る型の決定基を有する成分の総体である。
本明細書におけるrC3aの免疫化学的アッセイJとい
う用語は、C3a 、C3ai及び本発明の杭−C3a
抗体製剤が対抗する抗原決定基を含有するC3aのフラ
グメントをアッセイすることを意味している。
補体因子又はそのフラグメントを定量的又は定性的にア
ッセイするための免疫化学的方法では常にアッセイする
分子種に対して対抗する抗体製剤を使用する。この製剤
をアッセイする因子を含有するサンプルと反応させると
、形成された免疫複合体が因子の存在を示す指標、又は
その量の尺度となる。アッセイする種が7ラグメント(
例えばC3a )であるときには、対応する元の補体因
子(C3)は妨害となるまでにそのフラグメントと交差
反応しないことが肝要である。これまで」−分なC3a
特異性を有する抗体製剤を製造することはできなかった
。このために、従来技術の方法は第1段階どして常に分
離を含んでいた。商業的に入手できるC3aのテストは
全て、このフラグメントが変性に対し非常に安定である
という事実を利用している。そのために強力な酸性vi
、賀中ではC3が沈澱し、したがってC3aを免疫化学
的に定最する前に03の沈澱をC3aから分離すること
ができる。
C3はα鎖及びβ鎖と呼ばれる2つのポリペプチド鎖か
らなる。これらはジスルフィド結合で互いに結合してい
る。補体が活性化されると、C3はフラグメントC3a
  (分子量9000ダルトン、C3の約5%)とC3
bとに開裂する。C3aフラグメントは以後の活性化反
応列には関与しないと信じられている。C5をC5bに
変換すると共にC5aを放出させるにはC3bが必要な
ので持続的に活性化するにはC3bが必要である。生理
的条件下でC3bがさらに分解される間にフラグメン1
へC3b1.C3d、g及びC3c等が形成される。C
3a及びC3d、aはα鎖の一部分からなる。
C3cとC3bはα及びβ鎖の両名の一部分を含む。天
然の03分子内でのフラグメントの位置は次の図式で示
されるニ ド                        
」3b 鎖間及び鎖内にさらにいくつかのS−Sブリッジがある
。C3b−>C3b1+C3f ;C3b1−>C3C
+C3d、lJ。
C3bは例えば免疫複合体や細胞壁のような多くの物質
と共有結合しうる。フラグメンテーションが発生したと
き又はフラグメントが基質と結合したときに、いくつか
の抗原決定基が消失し、形成されたフラグメント内に新
しい抗原決定基が現われ、いわゆる新生抗原(rleo
antig4ns)が生成する。
既に発表された多数の論文中で、本発明者らは、赤血球
との結合により現われた決定基は変性C3中でも見られ
ることを示した( 9. IL 12.13)。これら
の発見に基き、本発明者らはC3の抗原決定基を、(a
)天然の03及び変性したC3の両方に存在する安定な
決定基C3(S) 、 (b)変性により生成する決定
基c3(D)、及び(C)変性によりC3(D)に変る
天然の決定IC3(N>に分類した。C3(D)決定基
を発生しやすい変性媒体の例には、SDS(ドデシル硫
酸ナトリウム−ラウリル硫酸ナトリウム)、塩酸グアニ
ジン、酸性及びアルカリ性溶液(DH>10. pH<
2.8 )およびデオキシコール酸塩がある。現在まで
に発表された結果は、C3(D)決定基が変性されたC
3のC3b領域内にのみ存在することを示している。
本発明は、C3の変性により、C3のC3a領域に新規
で独特なC3(D)型の決定基が出現するという発見に
基いている。これらの決定基はC3からのC3aの形成
により発生したとぎに、C3aの循環形の内でも検出さ
れるはずである。従って、本発明の基橢は新しく発見さ
れた新生抗原である。
本発明の目的の1つは新生抗原に対する抗−C3a抗体
製剤を提供することである。本発明の第二の目的はC3
aの免疫化学的アッセイの改良された〈従来の方法より
、より速く、より正確で、より特異的な)方法を提供す
ることである。第三の目的は、天然の03の存在下でC
3aとその対応の抗体製剤との間の免疫化学的反応を実
施しうるC3aアツセイを提供することである。
本発明の抗体製剤はC3aと変性C3とに共通であるが
天然の03では近づきにくい少なくとも1つの決定基に
対するものである。従って、本発明製剤に対するC3a
とC3の交差反応性によって、C3含有サンプル中の臨
床的に有意義なレベルの03aを実証するのにこの製剤
を利用しうろことになる。本発明の製剤はC3aとの反
応において天然の03により実質的に阻害されない。こ
のため本発明の製剤は、例えば臨床的にa連する測定域
が11!当り40〜10GOn(lと考えられる血漿サ
ンプル中で、天然C3が正に存在する中での免疫化学的
なC3aの測定に使用できる。
本発明の他の特徴は水明[l書の一部である特許請求の
範囲に示しである。
本発明の抗体製剤は上記のような特異性を有しており、
モノクローナル抗体の形又は抗血清(ポリクローナル)
の形でもよい。
本発明の製剤中に含有される抗体はフラグメント及び/
又は誘導体にすることができるが、重要を有しているこ
とである。製剤は、予期する任意の特定な用途に必要と
されるような化学物質を種々に添加した溶液の形であっ
てよい。ここで問題なのは、この溶液はC3aと03が
交差反応するであろう妨害する量の抗−C3a抗体を含
有すべきではないということである。製剤の抗−03a
抗体活性成分は分析的に検出しつる基を具備していても
、あるいはテスト媒質に不溶性の相、すなわち、いわゆ
る「固」相と結合していてもよい。
本発明の抗体製剤を製造するためには、本発明に従って
規定した特異性を有する抗体を潜在的に産生しうる細胞
にこのような抗体を分泌させ、次にこれを単離(及び適
宜さらに精製)して上記の特異性の要件を満さない抗−
C3a抗体を除去する。この過程には体液性免疫応答を
生起することが含まれており、この場合\抗体は天然C
3の03a領域内で近づきにくいCaa内抗原決定基、
特にいわゆるC3 (D)抗原に対する特異性によって
選択する。製造には2つの主要な経路−ポリクローナル
法とモノクローナル法がある。
を椎動物(例えばマウス又はラットのような補乳類)で
は、適当な免疫原による免疫感作の結果としてin v
ivoで分泌が起りうる。このようにして得た免疫応答
により、免疫原の他の決定基に対する抗体との混合物と
して所望の抗体く1種以上)を含有するポリクローナル
抗体製剤が得られる。
これらの弛の決定基に対する抗体を除去するためには、
例えば固相に結合した形態の天然の又は変性したC3又
はCGa上で実施する、いわゆるイムノソルベント精!
Il法(TS精製法)が必要となろう。使用するイムノ
ソルベントに応じて、当該抗体は溶出液中又は吸着剤上
で得られる。本明細書中で予期する抗体の場合、Is精
製での収率は低く、労力を要する手順を含んでいる。
本発明の良好な抗体製剤を得るための最良の方法はいわ
ゆるモノクローナル法(例えばref−6参照)であり
、その方法によると免疫感作後に、抗体を産生する血漿
amをミエローマl1ltlと融合させて、急速かつ無
限に(中断することなく)増殖できる細胞とする。本発
明の抗−C3a抗体を産生ずるハイブリッド細胞をクロ
ーニングし、かつ培養することにより、Caa上で原則
として所望の型の決定基とのみ反応するモノクローナル
抗−C3a抗体製剤が得られる。本発明の抗体製剤を産
生ずるために選択した細胞クローンはin vitr。
の細胞培養で又は腹水腫瘍として培養しうる。精製及び
単離は、塩析又は例えばイオン交換、アフィニテイー、
ゲル等のクロマトグラフィーのような種々のクロマトグ
ラフィー法により、一般の任意の抗体の精製及び単離と
同じ方法で実施しうる。
免疫感作に使用する免疫原は所要の決定基、好ましくは
変性C3のC3a領域にのみ存在するC3 (D)決定
基を有していなければならない。
変性は10’Mを越えるSO3濃度の水溶液中(pH約
7、vl>で行なうと好ましいが、同じタイプの限定的
なC3a−決定基を創生ずる他の薬品でも実施しうる。
ここで重要なことは、C3a中に存在するが天然の03
中では近づきにくい(反応に利用しにくい)少なくとも
1つの抗原決定基を露出させるようなやり方で変性を実
施することであり、特定の変性剤ではない。これらの抗
原決定基の存在が明らかになった場合、特にこれをモノ
クローナル法と合せて使用すれば原則的にC3aを免疫
原として使用することも可能になる。
上記の「変性」という語はもちろん決定基の免疫応答を
産み出ず能力を破壊するような非可逆的変化を含むもの
ではない(加水分解はこのような効果を示すかもしれな
い)。
本発明の免疫化学的方法によれば、C3aを免疫化学的
にアッセイするために本発明の抗体製剤を使用する。こ
の目的のために利用でき、本発明を適用しつる一般的で
それ自身公知の免疫化学的テスト法は沢山ある。これら
の方法はC3aの場合、C3a含有サンプルと抗−03
a抗体活性成分とを反応させて免疫複合体を形成するこ
とからだ定量を容易にするために、上記の免疫複合体の
成分と生体特異的に親和反応しうる他の免疫反応体又は
他の反応体を加えることができる。通常使用する手段は
マーカー基、いわゆる[分析的に検出しうる」基をもつ
反応体を添加することである。
複合体中に取り込まれた又は取り込まれずに残っている
標識反応体の量がサンプル中のC3aの存在の尺度とな
るように反応体の割合を選択する。
1つの分類系によれば、方法は均−法又は不均一法のい
ずれかに分類されうる。均−法では複合体に取り込まれ
た標識反応体を取り込まれていない反応体から物理的に
分離することなく標識反応体をアツイする。不均一法を
使用するときには、応体を互いに物理的に分離する。分
離を容易にするためには反応体の1つがテスト媒質に不
溶であると有用である。
第二の分類系によれば、方法は競合法又は非競合法のい
ずれかに分類されうる。競合法では、共通のエピトープ
(決定基)を有する2つの免疫反応体を、免疫学上の相
手の上にある不十分な数の対応結合部位に対して競合さ
せる。C3aの測定に応用するには、サンプルの03a
を本発明の抗−03a抗体に対して標識C3a又はその
同相結合形態と競合させる。このようにして抗体と反応
する量がサンプル中のC3a含最の尺度である。
非競合法では、競合が起り得ないように反応体を選択す
る。
第三の分類系によれば、方法は沈澱法又は非沈澱法のい
ずれかに分類しうる。本発明方法に沈澱法を適用するに
は、抗−C3a抗体製剤は、サンプルのC3aとの反応
により沈澱が生ずるように、又は得られた免疫複合体が
殆仲ボリエヂレングリコール、抗−抗血清又は囚相結合
抗−抗体等のような沈澱剤を過剰に添加することにより
沈澱するように選択する。標識反応体を使用する場合に
は、選択した抗−抗血清又は固相結合抗−抗体は標識反
応体に対するものではないものであろうことは言うまで
もない。
第四の分類系によれば、方法は使用するマーカー基に従
って分類され、従って、方法は放射性−1酵素、蛍光、
化学ルミネセンス、酵素−基質、免疫化学的方法等であ
る。
免疫化学的方法の中では、免疫電気泳動1粒子凝集、免
疫拡散及び標識抗体による顕微鏡も挙げることができる
抗原内の非反復決定基に対するモノクローナル抗体はあ
る種のタイプの沈澱法には使用できない。
本発明方法はC3aを含有する種々の体液及び組織中で
のC3aアツセイに通用しうる。これまでに、C3aは
血液、血漿、血清、尿、滑液、脳を髄液等の中に存在す
ることが知られている。
免疫化学反応を実施するのに使用する条件は、この型の
アッセイ法で普通使用するようなものである。例えば、
温度は0〜40℃、特に15〜40℃の範囲内で選択し
うる。好適な1u11は4.5〜9、好ましくは約5〜
8.6の範囲である。I)H値が高すぎる( > 1(
4)又は低すぎる(〈3)と03が変性する(従って0
3 (D)決定基が形成される)ので、これらの1)+
1は避けるべきである。全く一般的なことであるが、C
3aのアッセイを03の存在下に実施するときには補体
系の活性化又は変性を避けるように測定やステップを実
施すべきことは勿論である。補体を活性化すると追加の
03aが形成されるが、これにはプロテアーゼ並びに二
価のカルシウム及び/又はマグネシウムイオンの存在が
必要である。従って、プロテア−げ阻害剤を添加するこ
と及び/又は上記のイオンと複合体を形成するEDTA
のような薬剤を添加することが好適である。洗剤及びバ
ッファ系を添加するときにはC3を変性させないような
種類のものでなければならない。
以下に、本明細四の一部をなすが、本発明の範囲を何ら
限定することを意図するものではないいくつかの実施例
により本発明を説明しよう。
材料及び方法 C3の調製: 既に記載されている(1(4)ようにして天然C3(C
3(SN))をM製した。100Idの2X 1O−3
HSDS中、37℃で30分間、100uiの03 (
C3(SD))を変性させた。Ni1sson他(11
)におけると同様にして、変性−還元C3並びに単離し
たC3α鎖及びC3β鎖(C3(D))を調製した。エ
ラスターゼで生ぜしめたC3a 、C3C及びC3dは
5cripps Cl1nic and Re5ear
ch Founda−tion、  La Jolla
、  USAの口r Br1an Tack (15)
から親切にも寄贈されたものである。C3bは1%(w
/V)のトリプシン(TPCに処理、worth;ng
ton。
USA )の存在下で室温、2分間で11製した(1(
4)。
37℃でH因子5埒と■因子1埒と共にC3bを60分
間インキュベートすることによりC3biを得た。
既に記述のようにして、ラクトペルオキシダーゼ法を使
って比活性が30000 cpIIl/4蛋白質となる
まで天然C3を  Iで放射標識した(9)。
K生立11 抗体を生じさせ、5DS−変性C3に対する特異性につ
いて選択した。フロイントの完全アジュバント(F C
A 、 Behrinawerkc AG、西独)中ノ
ヒト5DS−変性C32114FとLipopolys
accharideH(LPS、 Dirco、 ca
t no 3120−25 ) 20Bとを皮下注射す
ることにより、8〜12遍令の雌のBa l b/cマ
ウス2匹を免疫感作した。8週間後、融合の4日前に、
リン酸塩緩衝食塩水(pH7,4)中の5DS−変性C
3100埒を腹腔内投与(i、p、)した。次のように
若干の改変を行った標準手順(2,5)に従ってハイブ
リドーマを製造した。4つの異なるSp 210セルラ
インを使用した。5%の牛胎児血清(rcs、 0ib
co、 cat no 011−629(4)及び2J
4F/mi!のゲンタマイシン(cat no G−7
507,Sigma Chem Co。
11SA)を含有した標準のDu!bccco改変Ea
gle培地(OMEN、 Pa1sley、 5cot
land、 cat no 041i966)中で増殖
しているオリジナルのSOS10. 八g t4(14
)が前駆細胞であった。血清を含まない培地で増殖させ
るために選択した2つの異なるサブクローンと低い血清
濃度の培地Hy−0,1で増殖するサブクローンも使用
した。選択及びクローニングには10%FC3を含有す
る標準DMEM又はI−IY−0,1培地を使用した。
直接結合ELIS^で5O8−変性C3と結合するクロ
ーンを選別した。14個のクローンを無作為に選択し、
更にテストした。
TCフラスコ内での供給バッチ型(fed−batch
type )培養により、確立したハイブリドーマライ
ンを200戒容まで膨張さ1.!た。以前の記述(1)
のようにし、カヂオン交換クロマトグラフィーを使用し
てモノクローナル抗体を精製した。
マイクロタイタープレートウェルに吸着さぜた一定里の
C3又はC3フラグメントに、段階的に希釈した抗−C
3抗体を結合さゼた。その役、ホースラディツシュのペ
ルオキシダーゼ< 1−I RP )と抱合した抗ウサ
ギ又は抗マウスイムノグロブリン(DAKOImmun
oglobulins A/S、 Denmark )
で、結合した抗体を定量した。作用溶液として、0.1
%TWEEN 20 (v/v)及び0.1%(w/v
)牛血清アルブミン(BSA>を含有するリンM塩緩衝
食塩水(PBS)を使用した。
7、  PBS中のC3,C3α及びβ鎖、5OS−変
性C3,C3c及びC3dの各々を200パ(C320
rvol/l!に相当)、4℃1晩で、マイクロタイタ
ープレート(Immunoplate II F 。
Dune、 Denmark)の異なるウェルのプラス
チック表面に吸着さした。
2、 ステップ1のウェルと共に、段階的に希釈した抗
体製剤100成を室1(RT)で60分間インキュベー
トした。
3、 1−I RPと抱合したブタ抗−イムノグロプリ
ン100成を、ステップ2からの表面結合波−03抗体
とRTで60分間結合させた。
4、@色試薬(1,2−フエニレンジアミンニ塩酸塩(
Fluka AG、スイス) 20III)  1oo
n及び75mの0.1Mクエン酸塩/リン酸塩バッファ
(+)II 5.(4)中の30% 820.、10M
を添加することにより酵素反応を開始した。約10分後
1HH2SO4100成により反応を停止した。492
 nmの分光々昨!+T−缶に中閘 1.た ステップ1〜3の次に、0.1%のT)IEEN 20
を含有する生理食塩水で3回ウェルを充分にすすいだ。
11ヱエヱヱニ このアッセイは直接結合アッセイの変法であった。一定
量の抗体に対する結合について、段階的に希釈したサン
プル100成を吸着抗原と競合させた。直接結合アッセ
イに記載したようにRTで60分間予め吸着させた天然
C3と結合させたときにOD  −1となるように抗体
の用量を選択した。
これらの初期ステップの後に、直接結合アッセイのステ
ップ3〜4を行って阻害アッセイを完了させた。
7、 マイクロタイタープレートの各ウェル内に吸着さ
せるために200piのC3a 40po/ mlをブ
レインキュベートし、その侵ウェルを空にしてすすいだ
?、 リーンプ/L/(EDTA−血a 1/20又i
;を標準曲線用)C3aの段階的希釈> 5o111+
モノクローナル抗−03a  100屑を(ブレインキ
ュベートし)、ステップ1のウェルに加えた。
標準曲線はC3a 50po/ rdのストック溶液の
段階希釈である。標準曲線から血漿濃度が(Jられる。
天然C3,5DS−変性C3,プロテアーゼで生じたC
3フラグメント(C3a 、C3c及びC3d )並び
にC3α及びβ鎖への結合について、選択したモノクロ
ーナル抗体を直接結合ELIS^でテストした。
C3(SN)   C3(8口)   C3c    
C3d    C3a    C3α  C3βC3a
に特異的な抗体は抗−C3a抗体であり、これについて
更に研究した。
結果を添付の図に示す。
第1図は、可溶性の精製天然C3()、5O8−変性C
3()、EDTA−血漿中の天然C3()及びC3a 
 ((4) による阻害ELIS^ニオケる、プラスチ
ックに吸着したC3aに対するモノクローナル抗−03
a抗体の阻害の結果を示すグラフである。
C3aと比べ同等に結合を阻害するための5O8−変性
C3,精製天然C3,及び(’DTA−血漿中の天然C
3の1(重ff1)は各々27. 243及び〉100
00倍大きい。
第2図は、C1q −結合免疫複合体をもつ患者及び冠
動脈不全(人工心肺を使用しながらバイパス手術を受け
た)の患者と正常人とからのEDTA−血漿中の03a
濃度を示す図である。
第3図は本発明に従って測定したC3a 1度と市販の
テスト(1IpJohn)により測定したC3a 1度
との相mm係(r−0,9)を示すグラフである。
第4図はC3a 11度が1〜10回の凍結−解凍サイ
クルによっていかに作用されるかを示す図である。結合
に対する顕著な影響は認められなかった。
第5図は上記のELIS^で使用した抗−C3a抗体を
阻害RIAに使用した結果を示す図である。
7、 501Jiの抗−C3a+10.uの  l−C
3a+50成のサンプルを37℃で30分間インキュベ
ートする。
2、 5epharose (Pharmacia R
1^−8eOharO3e)に結合した抗マウスIQ2
ydを加え、室温で30分間インキュベートする。
3、 粒子を遠心し、F清を捨てた後に  l  cp
sを測定する。
ステップ1〜3の後にウェルを良くすすいだ。
この図面中では、   T −C3aの5epharo
seへの結合はC3a()及びEDTA−血漿中の天然
C3で阻害されるが、用量は少なくとも100の因子で
異なる。
l」二【1 7、Carlsson、 H他(1985) J Io
+munol Heth 79:2 、Goding、
 JSl (198(4) J lm1unol He
th 39:285−3 、Gorski、  JP他
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:614 、1luali、 T、E、他(198G)
 r Laboratory andResearch
 Methods in Biology and M
edicinalNakaltlra、 R,H,他部
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mentof a new set or  mono
clonal antibodiesaoainst 
Ne1sseria oonorrhoeae) (原
稿準備中) 6 、  Kijhler他 (1975) 256:
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J  Mol  Biol  80:575−999 
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J rmmunol 22:10、  Ni1SSOn
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114:815−2211 、 Ni1sson、IJ
R(l!!  (t98(4)  Hot  Immu
nol  17:  131912、  Ni1sso
n、OR他 (1982)  J  l5−unol 
 129:  2594−13、 Ni1sson、U
R他 (1982) Hot  I++5unol 1
9:  139114、Schulman、H他 (1
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、 Tack、BF他(1981) Heth Enz
ymol 80:64−1011G、  lIlagn
er、JL  他 (19134)  八nal  B
iochem  136:  7
【図面の簡単な説明】
第1図は、可溶性の精製天然C3()、5r)S−変性
C3()、[DT八−血漿中)天然c3()及びC3a
  ((4)による阻害ELIS八にJ3ける、プラス
チックに吸着したC3aに対するモノクローナル抗−0
3a抗体の阻害の結果を示すグラフである。 a′T2図はC1q−結合免疫複合体をもつ患者及び冠
動脈不全(人工心肺を使用しながらバイパス手術を受け
た)の患者と正常人とからのEDT^−血漿中のC3q
濃度を示す図である。 第3図は本発明に従って測定したC3a 11度と市販
のテスト(UpJohn)により測定したC3a 濃度
との相関関係(r −0,9)を示すグラフである。 第4図はC3a 71度が1〜10回の凍結−解凍サイ
クルによっていかに作用されるかを示す図である。 第5図は上記のELISAで使用した抗−C3q抗体を
阻害RrAに使用した結果を示す図である。 代珊入+m土中 村 至 F工G1 1oo pmoL F工G2 ng/ml 93±9140±18  74:4 IG  4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天然のC3の存在下に例えば血漿サンプル中のC
    3aのアッセイに使用できるように、C3aとの反応に
    おいてC3により実質的に阻害されないことを特徴とす
    る抗−C3a抗体製剤。
  2. (2)天然のC3のC3a領域内の近づきにくい少なく
    とも1つのC3a内抗原決定基に対して特異的に対抗す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の抗−
    C3a抗体製剤。
  3. (3)pH約7及び室温のSDS10^−^3Mを含有
    する水溶液中でC3が変性されているとき、当該抗−C
    3a抗体製剤が対抗するC3内の1つ以上の抗原決定基
    が露出することを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載の抗−C3a抗体製剤。
  4. (4)少なくとも1つの前記抗原決定基を有している免
    疫原であって、(i)変性C3、特にSDS変性C3、
    (ii)C3a領域を含有するC3の変性フラグメント
    、及び(iii)C3aから選択された免疫原で免疫感
    作することにより製造されたものであって、こうして得
    られる免疫応答は、天然のC3のC3a領域内の近づき
    にくいC3a内決定基に対して特異的に対抗するこれら
    の抗体を選択することによって限定されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに
    記載の抗−C3a抗体製剤。
  5. (5)使用する抗−C3a抗体製剤がそのC3aとの反
    応においてC3により実質的に阻害されないことを特徴
    とする免疫化学的アッセイによるC3aの測定方法。
  6. (6)使用する抗−C3a抗体製剤が、天然のC3のC
    3a領域内では近づきにくいがC3の変性によって露出
    されるようなC3aの決定基の少なくとも1つに対して
    特異的に対抗することを特徴とする免疫化学的アッセイ
    によるC3aの測定方法。
  7. (7)使用する製剤が対抗するC3a領域の1つ以上の
    決定基が、pH約7、室温のSDS10^−^3Mによ
    る変性によって露出することを特徴とする特許請求の範
    囲第6項に記載の方法。
  8. (8)使用する抗−C3a抗体製剤が、(a)前記の決
    定基を少なくとも1つ有している免疫原であって、(i
    )変性C3、特にSDS変性C3、(ii)C3a領域
    を含有するC3の変性フラグメント、及び(iii)C
    3aから選択された免疫原で免疫感作し、次いで(b)
    こうして得られた免疫応答をもち、天然のC3のC3a
    領域では近づきにくいC3aの決定基に対して特異的に
    対抗するような抗体を選択することにより製造されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項又は第7項に
    記載の方法。
JP62086736A 1986-04-11 1987-04-08 免疫化学的アツセイによるC3a測定用の試薬及び測定方法 Pending JPS62245964A (ja)

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