JPS6224528Y2 - - Google Patents

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JPS6224528Y2
JPS6224528Y2 JP13170179U JP13170179U JPS6224528Y2 JP S6224528 Y2 JPS6224528 Y2 JP S6224528Y2 JP 13170179 U JP13170179 U JP 13170179U JP 13170179 U JP13170179 U JP 13170179U JP S6224528 Y2 JPS6224528 Y2 JP S6224528Y2
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JP
Japan
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frame
screen
inner frame
outer frame
clamping surface
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JP13170179U
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JPS5649880U (ja
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  • Screen Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、捺染用のスクリーン枠の改良に関
するものであり、特に、枠ならびに枠に対するス
クリーンの位置決め等に寸法的にきわめて高い精
度が要求される捺染用のスクリーン枠に対して、
これをきわめて簡単な操作によつて組立ならびに
分解することができ、収納保管の便宜を図ること
を目的とするものである。
同様な目的に基づいて製作されるスクリーン枠
には、これまでにも、実公昭44−7900号公報や同
44−18075号公報に記載されているものの他、い
くつかの試作例ないしは実用例が存在することは
周知である。しかしながら、それらは部品点数が
多く、コスト高になつたり、分解・組立に手間を
要するばかりか寸法精度に狂いを生じ易い等、
種々の欠点を有している。
一般に、捺染用のスクリーン枠は、スクリーン
を一様な緊張状態で枠部材に対して張設するもの
であり、従つて寸法の変化を極度に嫌うことか
ら、より丈夫で経年変化(寸法上の)を生じ難
く、取扱いが容易な軽金属やプラスチツク材を用
い、これによつて一体型の枠体とするのが普通で
あるけれども、そうした場合は、多数の捺染用ス
クリーン枠を収納するのに大きなスペースを設け
なければならないという別個の問題点を招来す
る。この考案における組立分解可能な捺染用スク
リーン枠は、そのような問題点を解消するために
提案されたものであるが、その際に、既存の枠体
を単純に分解可能(組立可能)な構造としただけ
では、先に述べたような寸法精度や、分解・組立
の手間に関して新たに発生する不利益を免がれる
ことができない。
この考案は、上記した処に着目し、とりわけ捺
染用スクリーン枠の取扱い操作の簡単化とスクリ
ーン自体の張設状態の改善を図ることが可能なよ
うに、内枠と、前記内枠の下側に接合する外枠と
により、その接合面間にスクリーンの周縁部を挾
持して成る捺染用スクリーン枠において、前記内
枠は、長さ方向に沿つた一側面に外方に向けて突
出するフランジ部分を有し、前記フランジ部分の
一方の面に連続して形成される少なくとも一つの
彎曲した段差状のスクリーン挾持面を備えた型材
から、両端を長さ方向側縁に対して45゜の角度で
切断して得られる四つの側枠構成部分によつて枠
状に形成して成り、前記外枠は、長さ方向に沿つ
た一側面に外方に向けて突出し、前記内枠のフラ
ンジ部分の一方の面に整合する整合面をもつフラ
ンジ部分を有し、前記フランジ部分の整合面に連
続して形成され、前記内枠のスクリーン挾持面に
整合するスクリーン挾持面を備えた型材から、両
端を長さ方向側縁に対して45゜の角度で切断して
得られる四つの側枠構成部分によつて枠状に形成
して成り、前記内枠と外枠の各突き合せ部におけ
るフランジ部分の背反面に直角形状の押え板を配
設し、前記内枠、外枠および押え板を貫通して複
数のボルトにより固定連結し、前記内枠のスクリ
ーン挾持面と、前記外枠のスクリーン挾持面の少
なくとも一方に、挾持されるスクリーンのすべり
止めを設けて成る組立分解可能な捺染用スクリー
ン枠である。
以下、その具体例を図面について説明するに、
図中、1は内枠、2は外枠、3はスクリーン、4
は切り目ないしは分割線、5は押え板、6はボル
ト孔、7は固定用ボルト、10は内枠1の下側接
合面、20は外枠2の上側接合面をそれぞれ表わ
している。
この考案に係る捺染用スクリーン枠は、図示す
るごとき分割型の枠体から成るもので、一部分し
か示していないが、各外縁に1対の接合可能なフ
ランジ部分1′,2′を備えているところの四辺形
の内枠1及び外枠2をそれらの外角線上で分割し
た形態をなしている。従つて、そのような内枠及
び外枠を製作するには、予め四辺形とした枠体を
各隅角部において対角線に沿つて切り離すように
するか、又は当初から両端を所定の角度(通常、
45゜)で切り離して得た各4本の側枠部分1a,
2a,1b,2b,1c,2c,1d,2dを互
いに突き合わせるといういずれかの望ましい手法
を採用することができるけれども、その際には、
各偶角部における突合わせ面が正確に合致するよ
うに、隣り合つた双方の側枠部分1a,1b,2
a,2b………の切り離し角度を一定に定めてお
くことを要する。
このようにして製作した内枠と外枠2に対して
は、両者の固定手段としての押え板5をそれらの
内枠及び外枠の各隅角部において、切り離した双
方のフランジ部分1′,2′に跨がるごとく当接す
るとともに、そうした内枠1及び外枠2の各フラ
ンジ部分1′,2′と上記の押え板5とに上下方向
に貫通する複数のボルト孔6を設けてあつて、こ
れらのボルト孔に通した固定用ボルト7の締付
け、もしくは締外しの操作をすると、内枠1及び
外枠2を全体的にしかも互いに整合するように固
定し、もしくは分解するという所望の分解・組立
操作を行なうことができるようになつている。こ
の場合に使用すべき押え板5としては、アルミニ
ウム合金等の軽金属域は硬質プラスチツク材で形
成したL形断面のものをフランジ部分1′,2′の
各側面部分とこれに連なる各側枠部分の段部
1″,2″とに密着させて設置するのがよい。
上述したような構成より成るこの考案の捺染用
スクリーン枠は、図面に明らかなように、内枠1
と外枠2を実質的に上下に重ね合わせた構造のも
のである。これに関連して、この実施例において
は、内枠1のスクリーン挾持面10上に少なくて
も1つの(第1の)湾曲部11を設けてあるとと
もに、この湾曲部に適合するように設けた外枠2
のスクリーン挾持面20上の少なくても1つの
(第2の)湾曲部21を備えている。このような
構成によると、内枠1と外枠2との組立時に、ス
クリーン3の側縁部を相対する第1の湾曲部11
と第2の湾曲部21を含む両者のスクリーン挾持
面10とスクリーン挾持面20で挾持することに
よつて張設することができて、その間の摩擦力が
大であることにより、スクリーン3の緊張状態を
高めることが可能となる(第2図参照)。前記内
枠の段差接合面10と前記外枠の段差接合面20
の少なくとも一方には、挾持されるスクリーン3
のすべり止め用の凹凸が形成される。
上記の内枠1と外枠2にはさらに、それらの側
枠部分1a・2a,1b・2b,1c・2c,1
d・2dの各内部に長さ方向に延びる複数個の、
この例では内枠1の側枠部分1a,1b,1c,
1dについて5個、外枠2の側枠部分2a,2
b,2c,2dについて2個の貫通孔8を設けて
ある。これらの貫通孔は、それ自体では各側枠部
分の機械的強度(曲げや歪み)を高めることに役
立つが、必要に応じ、切り目4のところで分割し
た双方の側枠部分1a・1b,1b・1c,1
c・1d,1d・1aないしは2a・2b,2
b・2c,2c・2d,2d・2aの連結手段と
しての直角接手30を用いるときには、この直角
接手の両端部30a,30bを挿入しておくため
の挿入孔もしくは取付孔となる。勿論、そのよう
な貫通孔8は、その全部又は適当数を直角接手3
0のために取付孔とすることができるもので、そ
うする場合は、必要とする数の両端部(腕部)を
有する1以上の直角接手30を適用する(第3図
参照)。尚、上述した直角接手30としては、両
端に複数の腕部を有するものの他、図示するよう
な単純なL形部材を接続部30cを介して一体に
接続したものを用いることが可能であり、さらに
これをこの実施例におけるごとく、外枠2に対し
てのみ適用してもよく、又内枠1と外枠2の両者
に適用するかは任意である。
この考案は以上のような特徴を有するものであ
るので、比較的安価に製作することができるばか
りでなく、分解・組立の操作が簡単に行なえるの
に加えて、分解した状態における各構成部分の小
型・軽量化を実現し、その収納に要するスペース
を最小にすることができる新規な組立型の捺染用
スクリーン枠を提供することができ、しかもスク
リーン張り作業に際して、有機質の接着剤を使用
しないので、後に使用済みの捺染用スクリーン枠
を廃棄する場合に、廃物汚染等の公害の原因とな
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の捺染用スクリーン枠の一部
分を示す平面図、第2図は第1図における−
線断面図、第3図は前記捺染用スクリーン枠の他
の部分を示す部分切断平面図である。 1……内枠、2……外枠、3……スクリーン、
4……切り目、5……押え板、6……ボルト孔、
7……固定用ボルト、10……スクリーン挾持
面、20……スクリーン挾持面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内枠1と、前記内枠1の下側に接合する外枠2
    とにより、その接合面間にスクリーン3の周縁部
    を挾持して成る捺染用スクリーン枠において、 前記内枠1は、長さ方向に沿つた一側面に外方
    に向けて突出するフランジ部分1′を有し、前記
    フランジ部分1′の一方の面に連続して形成され
    る少なくとも一つの彎曲した段差状のスクリーン
    挾持面10を備えた型材から、両端を長さ方向側
    縁に対して45゜の角度で切断して得られる四つの
    側枠構成部分1a,1b,1c,1dによつて枠
    状に形成して成り、 前記外枠2は、長さ方向に沿つた一側面に外方
    に向けて突出し、前記内枠1のフランジ部分1′
    の一方の面に整合する整合面をもつフランジ部分
    2′を有し、前記フランジ部分2′の整合面に連続
    して形成され、前記内枠1のスクリーン挾持面1
    0に整合するスクリーン挾持面20を備えた型材
    から、両端を長さ方向側縁に対して45゜の角度で
    切断して得られる四つの側枠構成部分2a,2
    b,2c,2dによつて枠状に形成して成り、 前記内枠1と外枠2の各突き合せ部におけるフ
    ランジ部分1′,2′の背反面に直角形状の押え板
    5,5を配設し、前記内枠1、外枠2および押え
    板5,5を貫通して複数のボルト7により固定連
    結し、前記内枠1のスクリーン挾持面10と、前
    記外枠2のスクリーン挾持面20の少なくとも一
    方に、挾持されるスクリーン3のすべり止めを設
    けたことを特徴とする組立分解可能な捺染用スク
    リーン枠。
JP13170179U 1979-09-22 1979-09-22 Expired JPS6224528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13170179U JPS6224528Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22

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JP13170179U JPS6224528Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS5649880U JPS5649880U (ja) 1981-05-02
JPS6224528Y2 true JPS6224528Y2 (ja) 1987-06-23

Family

ID=29363355

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JP13170179U Expired JPS6224528Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22

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