JPS62244895A - クレ−ンにおけるジブの倒れ込み防止装置 - Google Patents

クレ−ンにおけるジブの倒れ込み防止装置

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JPS62244895A
JPS62244895A JP8611586A JP8611586A JPS62244895A JP S62244895 A JPS62244895 A JP S62244895A JP 8611586 A JP8611586 A JP 8611586A JP 8611586 A JP8611586 A JP 8611586A JP S62244895 A JPS62244895 A JP S62244895A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はクレーンにおけるジブの倒れ込み防止装置に
関するものである。
′ 〔従来技術〕 車両形クレーン等のクレーンとして、ブーム長さを補う
ためのジブを備えているものがある。このジブは、不使
用時にはブームに沿わせて格納されており、使用時にジ
ブの基端をブーム先端のブームヘッドに枢支して前方に
回動させることによりブーム前方に張出されるもので、
このジブを使用するクレーン作業は、ジブ先端のシーブ
に掛けた補巻ロープに荷吊りフックを取付けて行なわれ
る。
ところで、上記クレーンにおけるブーム前方に張出した
ジブの支持方式としては、このジブをブーム先端のブー
ムヘッドとジブの先端部とを連結するテンションロッド
によって支持するものと、ジブをペンダントロープによ
って支持するものとがあるが、ジブをテンションロッド
によって支持する方式では、ブーム前方に張出したジブ
が所定の角度で固定されるためにジブの角度を変えるこ
とができないから、ジブの角度を変えられるようにする
場合は、ジブをペンダントロープによって支持する方式
が採用されている。
第6図および第7図はブーム前方に張出したジブをペン
ダントロープによって支持する方式の車両形クレーンを
示したもので、図中1は車体、2はこの車体1上に設け
られた旋回台、10はこの旋回台2に基端を枢支された
伸縮可能なブームであり、このブームlOは図示しない
起伏シリンダによって起伏されるようになっている。ま
た、20はジブである。このジブ20は、不使用時には
ブーム10の下面(最下段ブームの下面)に沿わせて格
納されており、使用時にジブ20の基端をブーム先端の
ブームヘッド11に枢支して前方に同動させることによ
って図示のようにブーム10の前方に張出されるもので
、このジブ20の張出しは補巻ロープを利用して行なわ
れている。
すなわち、このジブ20の張出しは、ブーム10を縮小
して倒伏させた状態でそのブームへラド11に設けられ
ているジブ支持ピンにジブ20の基端を係合させ、旋回
台2に搭載されている補巻ウィンチ3の補巻ロープ4を
、ブームヘッド11に設けられているシーブ(図示せず
)およびジブ20先端のシーブ21に掛は回してジブ2
0の先端部に連結し、この状態でブーム10を起しなが
ら、補巻ウィンチ3により補巻ロープ4を巻上げるか、
あるいは補巻ロープ4を拘束しておいてブーム10を伸
長させることによって行なわれるもので、補巻ロープ4
を巻上げ菖かあるいはブーム10を伸長させると、ジブ
2Gが補巻ロープ4で引かれてその基端のブームヘッド
枢支部(ジブ支持ピン係合部)を支点として回動し、図
示のようにブーム10の前方に張出される。
また、このようにしてブーム前方に張出されたジブ20
は、ペンダントロープによって支持される。このジブ2
0の支持について説明すると、第6図および第7図にお
いて、3oはジブ2oの基端部に基端を枢支されたマス
トであり、このマスト30は、不使用時はジブ2oの上
面に倒伏格納されており、ブーム前方に張出したジブ2
0を支持する際に引き起して使用される。このマスト3
0は、旋回台2に搭載されているジブ起伏用ウィンチ6
のジブ起伏用ペンダントロープ7を、マスト30先端の
シーブ31に巻き掛けてブーム10の基端部に連結する
ことにより、ジブ起伏用ウィンチ6によってジブ起伏用
ペンダントロープ7を介して引き起されるもので、ブー
ム前方に張出されたジブ20は、その先端部と前記マス
ト30の先端部とをジブ支持用ペンダントロープ8で連
結することにより、このジブ支持用ペンダントロープ8
を介してマスト3oに支持される。なお、前記ジブ起伏
用ウィンチ6は、主巻ウィンチと共用されることもあり
、その場合は主巻ロープがジブ起伏用ペンダントロープ
7として使用される。
そして、ジブ20を使用するクレーン作業は、ジブ20
の張出しに使用した前記補巻ロープ4をジブ先端のシー
ブに掛け、この補巻ロープ4に荷吊りフック5を取付け
て行なわれ、またジブ2゜の起伏角度は、ジブ起伏用ウ
ィンチ6にょるジブ起伏用ペンダントロープ7の巻上げ
繰出しによって変えられる。
すなわち、このクレーンは、ブーム前方に張出したジブ
20を、このジブ2oの基端部に基端を枢支されてジブ
起伏用ウィンチ6にょリジブ起伏用ヘンダントロープ7
を介して引き起されるマスト30に、このマスト30の
先端部とジブ2oの先端部とを連結するジブ支持用ペン
ダントロープ8を介して支持させたもので、このような
ジブ支持方式によれば、ジブ起伏用ウィンチ6によりジ
ブ起伏用ペンダントロープ7を巻上げると、マス)30
およびジブ支持用ペンダントロープ8を介してジブ20
が引き起し方向に回動し、ジブ起伏用ウィンチ6からジ
ブ起伏用ペンダントロープ7を繰出すと、ジブ20がそ
の自重により倒伏方向に回動(マスト30もジブ支持用
ペンダントロープ8により引かれて日勤)するから、ジ
ブ20の角度を図に実線で示した急角度や鎖線で示した
緩角度に食えてクレーン作業を行なうことができる。
ところで、ジブ20をブーム前方に張出してクレーン作
業を行なう場合、ブーム10を最大起し角度まで起立回
動させて行くと、ブーム起伏シリンダが伸び切った瞬間
にこの起伏シリンダの伸長が停止するために、この起伏
シリンダによるブーム10の起立回動が急停止されるが
、このようにブーム10の起立回動が急停止されると、
ブーム10の先端側が慣性によって起立回動方向に撓も
うとするために、ブーム10の前方に張出されているジ
ブ20にも、ブーム10の起立回動方向にさらに回動し
ようとする“あおり2が発生する。
そして、ブーム前方に張出したジブ20をジブ支持用ペ
ンダントロープ8で支持している上記クレーンでは、ジ
ブ支持用ペンダントロープ8にはブーム10の起立方向
への回動を阻止する作用がないために、上記のようにブ
ーム10の起立回動が急停止されると、ジブ20がジブ
支持用ペンダントロープ8を弛ませながら起立方向に回
動することになり、特にジブ20の角度を急角度にして
クレーン作業を行なっているときにこの現象が発生する
と、ジブ20が第7図に実線で示した状態からさらに矢
印入方向に回動してブーム10と一直線となる位置を越
え、ジブ20がブーム10の反対側(ブーム10の上面
側)に倒れ込む事故を発生することがある。
このため、ブーム前方に張出したジブ20をジブ支持用
ペンダントロープ8で支持している上記クレーンでは、
ジブ20がブーム10と一直線となる状態に近くなった
ときに、それ以上のジブ20の回動を阻止するジブ倒れ
込み防止装置を設けて、ジブ20がブーム10の反対側
に倒れ込むのを防止している。
第8図は従来のジブ倒れ込み防止装置を示したもので、
このジブ倒れ込み防止装置は、緩衝ばねを内蔵したテレ
スコピック形ストッパ40の一端をジブ20の基端側に
枢着し、このストッパ40の他端をブーム10先端のブ
ームへラド11に着脱可能に枢着した構造となっている
。上記テレスコピック形ストッパ40は、先端が開放す
る筒体41内にプランジャ42を軸方向に移動可能に挿
入するとともに、筒体41内にコイルばねからなる緩衝
ばね43を設けたもので、ジブ20の角度が緩角度のと
きは緩衝ばね43は利いていないが、ジブ20の角度を
急角度にして行くと、これにともなうストッパ40の縮
小により緩衝ばね43がプランジャ42で圧縮されてこ
の緩衝ばね43が利き始めるから、ジブ20の角度がブ
ーム10と一直線になる状態に近くなると、ストッパ4
Gがそれ以上のジブ20の回動を阻止するように作用す
る。
したがって、このジブ倒れ込み防止装置を設けておけば
、ジブ20の角度を急角度にしてクレーン作業を行なり
でいるときにブーム10の起立回動の急停止によりジブ
20に上記“あおり”が発生しても、このジブ20の“
あおり”は上記ストッパ40により緩衝されながら阻止
されるから、ジブ20がブーム1Gと一直線となる位置
を越えてブーム10の反対側に倒れ込むことはない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記ストッパ40は、その筒体41の基部を
ジブ20の基端側に設けたブラケット44にビン45に
より枢着してジブ20に回動可能に羽付けられており、
ジブ20の使用時にプランジャ42の先端をブームヘッ
ド11にビン46により枢着連結することによってジブ
20の倒れ込みを防ぐ状態にセットされるが、ブームへ
ラド11に対するストッパ40の連結作業は、安全上、
できるだけ低い位置で行なうのが望ましいために、ブー
ムヘッド11へのストッパ40の連結作業は、ブーム前
方に張出したジブ20をブーム10とほぼ一直線となる
状態にし、この状態でブーム10を第9図に示すように
最下降限まで倒伏させて行なわれている。
しかしながら、従来のジブ倒れ込み防止装置は、一端に
おいてジブ20の基端側に枢着されているストッパ40
の他端をブームヘッド11に枢着連結して構成されるも
のであるために、ブーム前方に張出したジブ20をブー
ム10とほぼ一直線となる状態にしておいてストッパ4
0の他端(プランジャ42の先端)をブームへラド11
に連結するには、ストッパ40を第9図に破線矢印で示
すように緩衝ばね43のばね力に抗して縮小させながら
プランジャ42先端のビン挿入孔47をブームヘッド1
1のビン挿入孔48に合わせて、このビン挿入孔47.
48にビン46を挿入しなければならず、前記緩衝ばね
43はジブ20の重量を支える強いばね力をもっている
ためにストッパ40の縮小にかなり大きな力を必要とす
るから、上記従来のジブ倒れ込み防止装置はそのセット
が非常に面倒で、また作業者に大変な力仕事を強い” 
 ることになるという問題をもっていた。
〔問題点を解決する手段〕
この発明は、容易にしかも作業者に力仕事を強いること
なくセットできるようなジブの倒れ込み防1!−装置を
提供したものである。つまり、この発明は、ブーム先端
のブームヘッドまたはこのブームヘッドに前説可能に取
付けられるジブ支持部材に基端を枢支されてブームの前
方に張出されるジブとを備え、かつブーム前方に張出し
たジブを、このジブの基端部に基端を枢支されてウィン
チによりロープを介して引き起されるマストに、このマ
ストの先端部とジブの先端部とを連結するジブ支持用ペ
ンダントロープを介して支持させるクレーンにおいて、
前記ジブの基端側にジブ長さ方向に間隔を存して設けた
前後のアーム取付は部の一方に第1のアームの基端を枢
若し、この第1のアームの先端に、前記マストに一端を
回動可能に支持させた第2のアームの他端を枢着すると
ともに、前記第1のアームまたはこの第1のアームと第
2のアームとの枢着部に、先端においてジブの他方のア
ーム取付は部に着脱可能に枢着連結される連結アームの
基端を枢支し、かつ上記マストに支持させた前記第2の
アームに、ジブの角度がブームと一直線になる状態に近
くなったときにブーム先端のブームヘッドまたはジブ支
持部材に設けたストッパ°受に当接してジブのそれ以上
の回動を阻止する緩衝バネ付きストッパを取付けたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、この発明のジブ倒れ込み防止装置は、前記連
結アームの先端をジブのアーム取付は部にに?を連結す
ることによって、ジブの倒れ込みを防ぐ状態にセットさ
れるもので、連結アームの先端をジブのアーム取付は部
に枢着連結すると、この連結アームにより上記第1のア
ームがジブに対して回動できない状態に固定されてこの
第1のアームがジブと一体に回動するようになるととも
に、この第1のアームの先端に枢着されている第2のア
ームもジブの回動にともなって移動するようになるから
、ジブの角度がブームと一直線になる状態に近くなった
ときに、前記第2のアームに取付けられているストッパ
が前記ストッパ受に当接して、ジブのそれ以上の回動が
阻止される。そして、この発明のジブ倒れ込み防止装置
では、上記ストッパを取付けた第2のアームを、ウィン
チによりロープを介して引き起されるマストに支持させ
ているから、ウィンチによりマストを引き起してストッ
パをストッパ受に押付けることでストッパをその緩衝ば
ねに抗して縮小させることができ、したがって、連結ア
ームの先端をジブのアーム取付は部に枢着連結する際に
ストッパを手で縮小させる必要はないから、連結アーム
の先端をジブのアーム取付は部に枢着連結してジブ倒れ
込み防止装置をジブの倒れ込みを防ぐ状態にセットする
作業を、容品にしかも作業者に力仕事を強いることなく
行なうことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、10はブーム、11はブ
ーム先端のブームヘッドであり、このブ−ムヘッド11
の両側面にはジブ支持軸12が突設されている。なお、
13はブームヘッド11内に設けられたシーブである。
また、20はジブであり、このジブ20の基端には、前
記ブームヘッド11の両側に着脱可能に取付けられるジ
ブ支持部材22が設けられている。このジブ支持部材2
2は、その下端部に設けたフォーク部23をブームヘッ
ド11のジブ支持軸12に嵌合して抜は止めピン24に
より抜は止めするとともに、上端部をブームヘッド11
の上端部に固定ピン25によって固定してブームヘッド
11の両側面に固定されるもので、ジブ20は、その基
端部両側のフォーク部26を前記ジブ支持部材22の両
側に設けた支軸27に嵌合してピン28により抜は止め
することにより、このジブ支持部材22に回動可能に支
持されている。このジブ20は、不使用時にはジブ支持
部材22とともにブーム10の下面に格納されており、
使用時にジブ支持部材22とともに回動されて図示のよ
うにブーム10の前方に張出されるもので、ジブ20の
格納は、ジブ支持部材22の上端部を固定している固定
ピン25を抜き取って、ジブ20をジブ支持部材22と
ともにブームヘッド11のジブ支持軸12を支点として
回動させることにより行なわれ(ジブ支持部材22のフ
ォーク部23はジブ20をブーム10の下面に抱き込み
支持させた後にジブ支持軸12から外される)、またジ
ブ20の張出しは、上記格納時と逆の操作によって行な
われる。なお、このジブ20の張出しおよび格納11は
補巻ロープを利用して行なわれる。
また、30はジブ20の基端部に基端を枢支されてジブ
起伏用ウィンチ(専用ウィンチまたは主巻ウィンチ)に
よりジブ起伏用ペンダントロープ(主巻ウィンチをジブ
起伏用ウィンチとして使用する場合は主巻ロープ)を介
して引き起されるマストであり、このマスト30の基端
は、ジブ20の基端部に設けたブラケット32に支軸3
3によって枢着されている。
次に、ジブ20の倒れ込み防止装置について説明すると
、第1図および第2図において、50゜51はジブ20
の基端側上面にジブ長さ方向に間隔を存して設けられた
前後一対のアーム取付は部であり、この前後のアーム取
付は部so、siのうち、一方(ジブ基端から遠い側)
のアーム取付は部50には第1のアーム52の基端がピ
ン53によって枢着されており、また他方(ジブ基端寄
り)のアーム取付は部51は後述する連結アームの取付
は部とされている。また、54は一端を前記マスト30
の基端側に55により枢着してこのマスト30に回動可
能に支持された第2のアームであり、この第2のアーム
54の他端は、前記第1のアーム52の先端に連結軸5
6によって枢着連結されている。この第1のアーム52
と第2のアーム54は、その枢着部から第1図に鎖線で
示すように折りたたまれてマスト30とともにジブ20
の上面に格納されており、マスト30を引き起すことに
よって第1図に実線で示すように引き起されるようにな
っている。
一方、57は前記第1のアーム52と第2のアーム54
との枢着連結軸56に基端を枢着された連結アームであ
り、この連結アーム57の先端は、ジブ20に設けた前
記連結アーム取付は部51に連結ピン58により着脱可
能に枢着連結されるようになっている。この連結アーム
57は、前記第1および第2のアーム54とともに第1
図に鎖線で示すようにジブ2Gの上面に格納されており
、マスト30の引き起しにより第1およびm2のアーム
54を引き起して連結アーム57の先端を前記連結アー
ム取付は部51に連結することにより、前記第1のアー
ム52をジブ20に対して回動できない状態に固定する
ようになっている。
また、60は前記マスト30に一端を支持、させた第2
のアーム54にその長さ方向に沿わせて取付けられた緩
衝ばね付きス′トツパであり、このストッパ60は次の
ような構造となっている。
すなわち、第3図および第4図は前記ス/トツパの最大
伸長状態と最小縮小状態を示したもので、図中61は先
端が開放するストッパ外筒61であり、この外筒61の
中心には、先端にアタッチメント63を有するロッド6
2が軸方向に移動可能に挿通されている。なお、64は
ロッド62の後端に設けられた抜は止めナツトである。
65は前記ロッド62にその軸方向に移動可能に嵌合さ
れるとともに外筒61の内周面に摺動可能に保持された
ばね受は板、66は基端を外筒61基端の端板61aに
固定して外筒61内の基端側に設けられたばね受は板受
止め筒であり、このばね受は板受止め筒66は上記ロッ
ド62の案内筒を兼ねている。また、67は外筒61の
端板61aと前記ばね受は板65との間に設けられた第
1の緩衝ばね、68は前記ばね受は板65とロッド62
先端のアタッチメント63との間に設けられた第2の緩
衝ばねであり、第1の緩衝ばね67は、ばね常数の小さ
いものとされており、第2の緩衝ばね68は、前記ジブ
20を支持できるようなばね常数の大きなものとされて
いる。
このストッパ60は、ロッド62先端のアタッチメント
63にかかる押し力によって縮小するもので、ロッド6
2先端に押し力がかかると、ばね1  常数の大きな第
2の緩衝ばね6Bとばね受は板65とを介してばね常数
の小さい第1の緩衝ばね67が圧縮され、ロッド62か
その押し力に対して比較的小さい抵抗力を受けながら外
筒61内に押し込まれて行く。また、さらに大きな押し
力がロッド62にかかると、ばね受は板65がばね受は
仮受+1−め筒66に受は止められるまでは第1の緩衝
ばね67が圧縮されるが、ばね受は板65がばね受は仮
受1)Zめ筒66で受は止められるとばね常数の大きな
第2の緩衝ばね68が圧縮されるようになり、このとき
はロッド62がその押し力に対して大きな抵抗力を受け
ながら外筒61内に押し込まれて行く。
一方、第1図および第2図において、7Gはジブ支持部
材22の両側板に両端を固定してこのジブ支持部材22
に設けられたストッパ受であり、前記ストッパ6Gは、
そのロッド62先端のアタッチメント63を前記ストッ
パ受70に対向させて前記第2のアーム54に取付けら
れており、ジブ20の角度がブーム10と一直線になる
状態に近くなったときに前記ストッパ受70に当接して
縮小され、第4図に示した状態まで縮小されたところで
、ジブ20のそれ以上の回動を阻止するようになってい
る。なお、上記第1および第2のアーム50.54と連
結アーム57およびストッパ60は、第2図に示すよう
に左右2組設けられており、また前シ己ストッパ60.
60は、左右の第2アーム54.54を連結している前
後2本の連結部材59.59に取付けられている。
上記ジブ倒れ込み防止装置は、ジブ20をブーム前方に
張出した後にジブ20の倒れ込みを防ぐ状態にセットさ
れるもので、このジブ倒れ込み防止装置のセットは次の
ようにして行なわれる。
まず、ジブ倒れ込み防止装置のセットを低い位置で行な
うために、ブーム前方に張出したジブ20をブーム10
とほぼ一直線となる状態にし、この状態でブーム10を
第5図に示すように最下降限まで倒伏させる。この後は
、ジブ20上に倒伏されているマスト30め先端のシー
ブ31に、ジブ起伏用ウィンチのジブ起伏用ペンダント
ロー17を巻き掛けてこのジブ起伏用ペンダントロープ
7をブーム10の基端部に連結するとともに、マスト3
0の先端部とジブ20の先端部とをジブ支持用ペンダン
トロープ8によって連結し、この状態でジブ起伏用ウィ
ンチによりジブ起伏用ペンダントロープ7を巻上げてマ
スト30を第5図に示すように引き起して行く。このよ
うにマスト30を引き起して行くと、マスト30ととも
にジブ201−に倒伏されていた第1および第2のアー
ム52.54が第2のアーム54をマスト30で引かれ
て引き起され、第2のアーム54に取付けられているス
トッパ60のアタッチメント63がストッパ受70に当
接する。この後は、さらに起伏用ウィンチによりジブ起
伏用ペンダントロープ7を巻−Lげてマスト30を第5
図に鎖線で示す状態まで引き起し、この状態で連結アー
ム57の先端をジブ20の連結アーム取付は部51に旧
管連結すればよく、このようにマスト30を引き起すと
、第1および第2のアーム52.54がストッパ受70
に当接したストッパ60をマスト30の引き起し力によ
って縮小させながらさらに引き起されるから、ストッパ
60を手で縮小させることなく第1および第2のアーム
52.54の枢着部に基端を枢支されている連結アーム
57の先端をジブ20の連結アーム取付は部51に合わ
せて、この連結アーム取付は部51に枢着連結すること
ができる。なお、この実施例では、第1図に示すように
連結アーム57の基端に長孔5Taを設けて、連結アー
ム57の基端を第1および第2のアーム52.54の枢
着部に移動可能に枢支させており、したがって、マスト
30の引き起し角度を厳密に制御しなくても、連結アー
ム57をその長さ方向に移動させることによって連結ア
ーム57の先端を連結アーム取付は部51に合わせるこ
とができる。
この後は、補巻ロープ4をマスト先端のシーブ31およ
びジブ先端のシーブ21に掛けてから、ブーム10を起
すとともに、ジブ起伏用ペンダントロープ7を緩めて、
マスト30にジブ支持用ペンダントロープ8を介して支
持されたジブ20の角度を所望の角度にしてクレーン作
業を行なえばよい。
しかして、このジブ倒れ込み防市装置によれば、連結ア
ーム57の先端をジブ20の連結アーム取付は部51に
枢着連結すると、この連結アーム57により第1のアー
ム52がジブ20に対して回動できない状態に固定され
てこの第1のアーム52がジブ2Gと一体に回動するよ
うになるとともに、この第1のアーム52の先端に枢着
されている第2のアーム54もジブ20の回動にともな
って移動するようになるから、ジブ20の角度がブーム
10と一直線になる状態に近くなったときに、第2のア
ーム54に取付けられているストッパ60がストッパ受
70に当接して、ジブ20のそれ以上の回動が阻止され
る。そして、このジブ倒れ込み防止装置では、上記スト
ッパ60を取付けた第2のアーム54を、ジブ起伏用ウ
ィンチによりジブ起伏用ペンダントロープ7を介して引
き起されるマスト30に支持させているから、ジブ起伏
用ウィンチによりマスト30を引き起してストッパ60
をストッパ受70に押付けることてストッパ60をその
緩衝ばね67.6Bに抗して縮小させることができ、し
たがって、連結アーム57の先端をジブ20の連結アー
ム取付は部51に枢着連結する際にストッパ60を手で
縮小させる必要はないから、連結アーム57の先端をジ
ブ20の連結アーム取付は部51に枢着連結してジブ倒
れ込み防止装置をジブの倒れ込みを防ぐ状態にセットす
る作業を、容易にしかも作業者に力仕事を強いることな
く行なうことができる。
なお、上記実施例では、ジブ20の基端にブームヘッド
11に4脱可能に取付けられるジブ支持部材22を設け
て、このジブ支持部材22にジブ20の基端を枢支して
いるが、ジブ20は、前記ジブ支持部材22を有さない
、ジブの基端を直接ブーム10のブームへラド11に設
けたジブ支持軸12に枢支されてブームの前方に張出さ
れるものであってもよく、その場合は、ストッパ受70
をブームへラド11に設けておけばよいし、また前記ス
トッパ60も、上記実施例のものに限らず、たとえば第
8図および第9図に示した従来のジブ倒れ込み防止装置
に使用されているストッパ40と同様な構造のストッパ
等、種々のストッパの使用が可能である。また、上記実
施例では、ジブ20の連結アーム取付は部51に着脱可
罷に枢着連結されて第1のアーム52を固定する連結ア
ーム57を、第1のアーム52と第2のアーム54との
枢着部に枢支しているが、この連結アーム57は、両ア
ーム52.54の枢着部からずらして第1のアーム52
に枢支してもよい。
また、上記実施例では、ジブ20を不使用時にブーム1
0に沿わせて格納する方式の車両形クレーンについて説
明したが、この発明は、ジブを車体に格納支持させたり
、またはトラック等で別送し、ジブの使用時に、倒伏さ
せたブームの前方にジブを運搬して台上に支持させ、こ
の状態でジブの基端をブームヘッドに枢支して、ジブを
ブーム前方に張出した状態に装管する方式の車両形クレ
ーン等にも適用できることはもちろんである。
〔発明の効果〕
この発明は、ジブの基端側にジブ長さ方向に間隅を存し
て設けた前後のアーム取付は部の一方に第1のアームの
基端を枢着し、この第1のアームの先端に、ウィンチに
よりロープを介して引き起されるマストに一端を回動可
能に支持させた第2のアームの他端を枢着するとともに
、前記第1のアームまたはこの第1のアームと第2のア
ームとの枢着部に、先端においてジブの他方のアーム取
付は部に石脱可能に枢着連結される連結アームの基端を
枢支し、かつ上記マストに支持させた前記′:jS2の
アームに、ジブの角度がブームと一直線になる状態に近
くなったときにブーム先端のブームヘッドまたはジブ支
持部材に設けたストッパ受に当接してジブのそれ以」二
の回動を阻止する緩衝バネ付きストッパを取付けたこと
を特徴とするものであり、この発明によれば、連結アー
ムの先端をジブのアーム取付は部に枢着連結する際にス
トッパを手で縮小させる必要はないから、連結アームの
先端をジブのアーム取付は部に枢着連結してジブ倒れ込
み防止装置をジブの倒れ込みを防ぐ状態にセットする作
業を、容易にしかも作業者に力任″IGを強いることな
く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示したもので、
第1図および第2図はジブ倒れ込み防止装置の側面図お
よび平面図、第3図および第4図はストッパの最大伸長
状態および最小縮小状態の縦断側面図、第5図はジブ倒
れ込み防止装置のセット方法を示す説明図である。第6
図および第7図はブーム前方に張出したジブをペンダン
トロープによって支持する方式の車両形クレーンの側面
図およびそのジブ部分の拡大図、第8図および第9図は
従来のジブ倒れ込み防止装置を示す使用状態およびセッ
ト時の状態の側面図である。 10・・・ブーム、11・・・ブームヘッド、20・・
・ジブ、22・・・ジブ支持部材、30・・・マスト、
50・・・アーム取付は部、51・・・連結アーム取付
は部、52・・・第1のアーム、54・・・第2のアー
ム、57・・・連結アーム、60・・・ストッパ、70
・・・ストッパ受。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第 61!!

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 起伏可能なブームと、このブーム先端のブームヘッドま
    たはこのブームヘッドに着脱可能に取付けられるジブ支
    持部材に基端を枢支されてブームの前方に張出されるジ
    ブとを備え、かつブーム前方に張出したジブを、このジ
    ブの基端部に基端を枢支されてウインチによりロープを
    介して引き起されるマストに、このマストの先端部とジ
    ブの先端部とを連結するジブ支持用ペンダントロープを
    介して支持させるクレーンにおいて、前記ジブの基端側
    にジブ長さ方向に間隔を存して設けた前後のアーム取付
    け部の一方に第1のアームの基端を枢着し、この第1の
    アームの先端に、前記マストに一端を回動可能に支持さ
    せた第2のアームの他端を枢着するとともに、前記第1
    のアームまたはこの第1のアームと第2のアームとの枢
    着部に、先端において前記ジブの他方のアーム取付け部
    に着脱可能に枢着連結される連結アームの基端を枢支し
    、かつ上記マストに支持させた前記第2のアームに、ジ
    ブの角度がブームと一直線になる状態に近くなったとき
    に前記ブームヘッドまたはジブ支持部材に設けたストッ
    パ受に当接してジブのそれ以上の回動を阻止する緩衝バ
    ネ付きストッパを取付けたことを特徴とするクレーンに
    おけるジブの倒れ込み防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044724A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Tadano Ltd フライジブ付きラフィングジブ装置
JP2018177454A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 コベルコ建機株式会社 クレーン

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JP2008044724A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Tadano Ltd フライジブ付きラフィングジブ装置
JP2018177454A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 コベルコ建機株式会社 クレーン

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