JPS6224474A

JPS6224474A - ディジタルオ−ディオディスクプレ−ヤ

Info

Publication number: JPS6224474A
Application number: JP16471785A
Authority: JP
Inventors: Hidehiro Ishii; 英宏石井; Hiroyuki Takahashi; 高橋　博行
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1985-07-24
Filing date: 1985-07-24
Publication date: 1987-02-02
Also published as: JPH0370308B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】１制ＬＬ本発明は、ディジタルオーディオディスクプレーヤに関
する。

五Ｉ」口（音声信号が所定ディジタル変調処理されかつパルス列化
されて記録されたいわゆるコンパクトディスク（ＣＤ）
と称されるディジタルオーディオディスクは、従来のア
ナログオーディオディスクに比して、広いダイナミック
レンジや高ＳＮ比等が得られ、原音忠実再生が可能であ
るなど優れた特徴を有している。

一方、近年、絵の出るレコードとしてビデオディスクが
開発され、一般家庭にも広く普及するに至っている。こ
のビデオディスクの場合、音声信号がＦＭ変調されアナ
ログ信号で記録されているから、ダイナミックレンジや
ＳＮ比等の向上にも限界があり、上述したディジタルオ
ーディオディスクに比較して音質の点でやや劣ることに
なる。

そこで、ビデオディスクでもディジタルオーディオディ
スクなみの高音質を得る１＝めに、音声信号をアナログ
的に記録する他に、音声信号を所定ディジタル変調処理
しかつパルス列化し、このディジタル音声信号をＦＭ変
調された映像信号に重畳し、この重畳された信号に基づ
いて記録を行なった第２のビデオディスクが開発されて
いる。

この第２のビデオディスクを再生するに際しては、従来
のビデオディスクと同様の再生処理系が必要であると共
に、ディジタルオーディオ信号を再生するのに必要なデ
ィジタル信号処理系も必要となるので、従来は、ビデオ
ディスクプレーヤにディジタル信号処理系をアダプタと
して付加することによって実現していた。

このアダプタは、ディジタルオーディオディスクを再生
するのに必要な大部分の回路を備えており、高価なもの
であるが、高価な割りに第２のビデオディスクの再生に
しか使用できなく、同等な回路を備えているにも拘らず
ディジタルオーディオディスクの再生には使用出来なか
った。

発明の概要本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、音声信号
がディジタル化されて記録された第２のビデオディスク
のディジタルオーディオ信号をも再生可能なディジタル
オーディオディスクプレーヤを提供することを目的とす
る。

本発明によるディジタルオーディオディスクプレーヤは
、ディスクの記録情報を読み取るピックアップと、一定
周期の第１の基準クロック信号を発生する第１のクロッ
ク発生手段と、ピックアップからの再生ディジタル信号
を復調しかつ第１の基準クロック信号に基づいてエラー
訂正を行なう復調・訂正回路と、第１の基準クロック信
号と再生ディジタル信号に含まれるクロック信号との位
相差に応じてディスクの回転制御を行なう回転制御手段
とを備え、復調・訂正回路の出力をアナログ化して導出
するディジタルオーディオディスクプレーヤであって、
外部機器から出力されるディジタル信号を入力とする入
力端子と、再生ディジタル信号及び入力端子からの入力
ディジタル信号のいずれか一方を選択的に復調・訂正回
路に供給する第１の選択スイッチと、入力ディジタル信
号に含まれるクロック信号に同期した第２の基準クロッ
ク信号を発生する第２のクロック発生手段と、第１及び
第２の基準クロック信号の一方を選択的に復調・訂正回
路に供給する第２の選択スイッチと、上記回転制御手段
によるディスクの回転制御を選択的に禁止する禁止手段
とを備えた構成となっている。

ＩＪＩ引以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。

図において、１はディジタルオーディオディスクプレー
ヤであり、外部機器から出力されるディジタル信号を再
生する礪能をも備えている。当該ディジタルオーディオ
ディスクプレーヤ１にＪ３いて、スピンドルモータ２に
よって回転駆動されるディジタルオーディオディスク３
の記録情報は、ピックアップ４によって読み取られる。

ピックアップ４によって読み取られたＰＣＭオーディオ
情報は、例えばＥ　Ｆ　Ｍ　（Ｅ　ｉｇｈｔ　　ｔｏ　
　Ｆ　ｏｕｒｔｅｅｎＭ　ｏｄｕｌａｔｉｏｎ　）信号
であり、ＲＦアンプ５を介して選択スイッチ６の一方の
固定接点ａの入力となる。

７は外部機器としてのビデオディスクプレーヤであり、
音声信号がディジタル化されて記録された第２のビデオ
ディスクの再生時には、出力端子８からＰＣＭオーディ
オ情報が出力される。このＰＣＭオーディオ情報はディ
ジタルオーディオディスクの場合と同様にＥＦＭ信号で
あり、ディジタルオーディオディスクプレーヤ１の入力
端子９に供給され、ＲＦアンプ１０を介して選択スイッ
チ６の他方の固定接点すの入力となる。

ディジタルオーディオ“ディスクプレーヤ１には、当該
プレーヤを本来のディジタルオーディオディスクプレー
ヤとして動作させるか、外部機器のアダプタとして動作
させるかの切換えを行なうための切換えスイッチ１１が
設けられており、この切換えスイッチ１１によって外部
機器のアダプタとしての機能が選択された場合には当該
スイッチ１１から切換信号が発生される。

選択スイッチ６は通常固定接点ａ側にあってディジタル
オーディオディスク３からのＥＦＭ信号を選択し、切換
スイッチ１１からの切換信号に応答して固定接点す側に
切り変わることによって、ビデオディスクプレーヤ７か
らのＥＦＭ信号を選択する。この選択スイッチ６で選択
されたＥＦＭ信号は、イコライザ回路１２及びＡＴＣ回
路１３を介して復調・訂正回路１４に供給される。

イコライザ回路１２は通常オン状態にあってディジタル
オーディオディスク３からのＥＦＭ信号に対してその周
波数特性を補正する作用をなし、切換スイッチ１１から
切換信号が供給されたときにはオフ状態となってビデオ
ディスクプレーヤ７からのＥＦＭ信号に対しては周波数
特性の補正を行なわない。へ丁Ｃ回路１３では、正弦波
に近くなったＥＦＭ信号波形をあるしきい値を基準とし
て矩形波のディジタル信号に変換する際に、当該しきい
値をコントａ−ルすることによってエンコード時に近い
ディジタル信号に変換する動作が行なわれる。

１５は一定周期の基準クロック信号を発生する例えばク
リスタル発振器、１６はビデオディスクプレーヤ７から
供給されるＥＦＭ信号の復調時に復調・訂正回路１４か
ら供給される当該ＥＦＭ信号に含まれる再生クロック信
号に同期した基準クロック信号を発生する例えば電圧制
御クリスタル発振器である。これら発振器１５．１６か
らの基準クロック信号は選択スイッチ１７の固定接点ａ
。

ｂの各入力となり、択一的に復調・訂正回路１４に供給
される。選択スイッチ１７は通常固定接点ａ側にあり、
切換スイッチ１１からの切換信号に応答して固定接点す
側に切り変わる。

復調・訂正回路１４では、入力されるＥＦＭ信号が当該
ＥＦＭ信号に含まれる再生クロック信号によってＰＣＭ
ディジタル信号に復調されると共に、復調されるＥＦＭ
信号の種類に応じて選択スイッチ１７から供給される基
準クロック信号に基づいてエラー訂正が行なわれる。復
調・訂正回路１４は周知であるので、その具体的構成及
び動作に関しての説明はここでは省略する。復調・訂正
回路１４からは、ディジタルオーディオディスク３から
のＥＦＭ信号の復調時に、当該ＥＦＭ信号に含まれる再
生クロック信号とクリスタル発振器１５からの基準クロ
ック信号との位相差に応じた位相差信号が出力され、こ
の位相差信号は選択スイッチ１８の一方の固定接点ａの
入力となる。選択スイッチ１８はその他方の固定接点す
が接地されており、ディジタルオーディオディスク３か
らのＥＦＭ信号の復調時には、固定接点ａ側にあって復
調・訂正回路１４からの位相差信号をスピンドルモータ
２に供給することによってディジタルオーディオディス
ク３の回転制御を行ない、ビデオディスクプレーヤ７か
ら供給されるＥＦＭ信号の復調時には固定接点す側にあ
って当該回転制御を禁止する。

復調・訂正回路１４で復調されたディジタルオーディオ
信号は、Ｄ／Ａ　（ディジタル／アナログ）変換器１つ
でアナログ変換され、ＬＰＦ（ローパスフィルタ）２０
で帯域外が除去されて選択スイッチ２１に供給される。

選択スイッチ２１はディジタルオーディオディスク３か
らのＥＦＭ信号の再生時には固定接点ａ側にあってしＰ
Ｆ２０を経たオーディオ信号を出力端子２２に供給し、
切換スイッチ１１から切換信号が供給されることにより
固定端子す側に切り変わってＬＰＦ２０を経たオーディ
オ信号を選択スイッチ２３を介して出力端子２４に供給
する。選択スイッチ２３は固定接点ａ側にあるときには
外部機器から供給されるディジタル信号を復調して得ら
れるオーディオ信号を出力端子２４に供給し、固定接点
す側にあるときはビデオディスクプレーヤ７の出力端子
２５から出力されかつ入力端子２６を介して供給される
オーディオ信号を出力端子２４に供給する。選択スイッ
チ２３は外部からの切換信号に応答して切換え動作を行
なう。

なお、ピックアップ４は通常はオン状態にあり、ビデオ
ディスクプレーヤ７からのＥＦＭ信号の再生時には切換
スイッチ１１からの切換信号に応答してオフ状態となる
。

次に、本発明の作用について説明する。

ディジタルオーディオディスク３の再生時には、ピック
アップ４及びイコライザ回路１２が共にオン状態、選択
スイッチ６．１７，１８．２１がいずれも固定接点ａ側
にあり、このときの動作は通常のディジタルオーディオ
ディスクプレーヤと同等であり周知であるので、その説
明に関してはここでは省略する。このとき得られる復調
出力は出力端子２２から導出される。

ビデオディスクプレーヤ７からのＥＦＭ信号を再生する
場合には、切換スイッチ１１を切り換え、これにより発
生される切換信号に応答してピックアップ４及びイコラ
イザ回路１２が共にオフ状態、選択スイッチ６．１７，
１８．２１がいずれも固定接点す側に切り変わる。この
状態において、ビデオディスクプレーヤ７によって再生
されたＥＦＭ信号は、ＲＦアンプ１０で増幅され、選択
スイッチ６を介してイコライザ回路１２に供給される。

イコライザ回路１２はオフ状態となることによってフラ
ットな特性となっており、ＥＦＭ信号をその周波数特性
の補正を行なうことなくＡＴＣ回路１３を介して復調・
訂正回路１４に送出する。復調・訂正回路１４では、電
圧制御クリスタル発振器１６から発生される基準クロッ
ク信号をＥＦＭ信号に含まれる再生クロック信号と同期
させつつディジタルオーディオデータの復調及びエラー
訂正が行なわれる。そして、その復調出力は出力端子２
４から導出されることになる。

１１悲丸１以上説明したように、本発明によるディジタルオーディ
オディスクプレーヤによれば、従来のディジタルオーデ
ィオディスクプレーヤに数個のスイッチ及び可変発振器
を付加するだけで当該プレーヤを外部灘器のアダプタと
しでも使用可能となる。これにより、従来ディジタルオ
ーディオディスクと音声信号がディジタル化されて記録
された第２のビデオディスクとを再生する場合には、デ
ィジタルオーディオディスクプレーヤとビデオディスク
プレーヤに付加される高価なアダプタを必要としたが、
以上の２つの機能を有することによって安価にて両ディ
スクの再生を実現できることになる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。主要部分の符号の説明１・・・・・・ディジタルオーディオディスクプレーヤ
２・・・スピンドルモータ３・・・・・・ディジタルオーディオディスク４・・・
・・・ピックアップ６．１７，１８，２１．２３・・・・°・・選択スイッ
チ７・・・・・・ビデオディスクプレーヤ１４・・・・
・・復調訂正回路

Claims

【特許請求の範囲】

ディスクの記録情報を読み取るピックアップと、一定周
期の第１の基準クロック信号を発生する第１のクロック
発生手段と、前記ピックアップからの再生ディジタル信
号を復調しかつ前記第１の基準クロック信号に基づいて
エラー訂正を行なう復調・訂正回路と、前記第１の基準
クロック信号と前記再生ディジタル信号に含まれるクロ
ック信号との位相差に応じて前記ディスクの回転制御を
行なう回転制御手段とを備え、前記復調・訂正回路の出
力をアナログ化して導出するディジタルオーディオディ
スクプレーヤであって、外部機器から出力されるディジ
タル信号を入力とする入力端子と、前記再生ディジタル
信号及び前記入力端子からの入力ディジタル信号のいず
れか一方を選択的に前記復調・訂正回路に供給する第１
の選択スイッチと、前記入力ディジタル信号に含まれる
クロック信号に同期した第２の基準クロック信号を発生
する第２のクロック発生手段と、前記第１及び第２の基
準クロック信号の一方を選択的に前記復調・訂正回路に
供給する第２の選択スイッチと、前記回転制御手段によ
るディスクの回転制御を選択的に禁止する禁止手段とを
備えたことを特徴とするディジタルオーディオディスク
プレーヤ。