JP2004120787A - インターフェース回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送側のデジタル情報を受信側にノイズなく光伝送する。
【解決手段】伝送側のデジタル情報を受信側に光伝送するインターフェース回路であって、所定周期の第1の同期信号を形成する発振器27と、伝送側のデジタル情報から第2の同期信号を抽出する第2の同期信号抽出手段21と、通常は所定周期の第1の同期信号を出力する一方、第1の同期信号のタイミングが第2の同期信号と異なる場合に第2の同期信号を出力するように選択するタイミング制御手段28と、タイミング制御手段28で選択された同期信号に基いて制御され、且つ、伝送側のデジタル情報を受信側に光伝送する光伝送・送受信素子23,24と、光伝送・送受信素子23,24と同じタイミングの同期信号により制御され、且つ、光伝送・送受信素子23,25を介して光伝送された受信側のデジタル情報を波形成形して出力する波形成形手段26とを備えたことを特徴とするインターフェース回路5(9)を提供する。
【選択図】図6

Description

 本発明は、伝送側のデジタル情報をインターフェース回路を介して受信側にノイズなく光伝送する際、伝送側のデジタル情報を、通常は発振器に基づいて形成した所定周期の第1の同期信号により制御される一方、第1の同期信号のタイミングが伝送側のデジタル情報から抽出した第2の同期信号と異なる場合に第2の同期信号により制御される光伝送・送受信素子(フォトカプラ)を介して光伝送することで、伝送側のデジタル情報が固定レートの場合と、固定レート以外のデータ転送レートである場合のいずれにも対応できるインターフェース回路に関する。
 従来、原音を忠実に再現可能とする記録方式としてダイレクトカッティング方式が知られている。このダイレクトカッティング方式は、例えばプレーヤの演奏等をアナログ信号として或いはデジタルデータとして、その場で直接的に記録媒体に記録する方式である。このダイレクトカッティング方式によれば、原音を直接的に記録媒体に記録することができるため、ノイズや音質劣化を殆ど生ずることなく、原音を忠実に記録媒体に記録、そして、再生可能とすることができる。
 しかし、このダイレクトカッティング方式による記録を行うには、ダイレクトカッティングを行う記録機器が載置された場所にプレーヤが出向いて演奏するか、或いはプレーヤの演奏場所にダイレクトカッティングを行う記録機器を持ち込む必要がある。また、演奏中にミステイクが生じた場合には、そのミステイクをした箇所から演奏等をやり直し記録し直すような編集処理を行うことができないため、最初から演奏等をやり直して記録し直す必要があり、大変面倒かつ不便である。
 このため、このダイレクトカッティング方式は、理想的な記録方式として位置付けされているのが現状であり、実際には、原音を一次的に記録媒体(一次記録媒体:マスタテープ等)に記録し、この一次記録媒体から再生された音声情報を二次的な記録媒体(二次記録媒体:コンパクトディスクのマザースタンパ等)に記録する間接的な記録方式が採られている。
 この間接的な記録方式により、現在、一般的に行われているコンパクトディスクのマザースタンパが形成されるまでの工程を説明すると、この工程は、図9(a)に示す原音を一次記録媒体に記録する制作プロセスと、図9(b)に示すこの製作プロセスで形成された一次記録媒体から原音の音声情報を再生し、これを二次記録媒体に記録する製造プロセスとからなっている。
 図9(a)に示す制作プロセスは、例えば音楽スタジオ等で行われ、プレーヤ等の演奏をマイクロホン100(或いは演奏が記録された記録媒体)で集音し、この集音したアナログ的な音声情報をA/D変換器101でデジタル的な音声データに変換する。そして、この音声データを、マスター録音機102において、例えば磁気テープ等の一次記録媒体103にデジタル記録する。このプレーヤ等の演奏が記録された一次記録媒体103は、マスタテープとしてコンパクトディスクの製造工場(CDプレス工場)に運ばれる。
 図9(b)に示す製造プロセスは、このCDプレス工場での工程を示すものであり、マスター再生機105が、マスタテープ(一次記録媒体103)から音声データを再生し、これをCDカッティング装置106に供給する。CDカッティング装置106は、感光剤(フォトレジスト)がコーティングされたガラス原盤に、マスター再生機105からの音声データに応じてオンオフ制御されたレーザビームを照射して該音声データに応じたピットを形成することで記憶原盤を形成する(レーザカッティング)。そして、この記憶原盤にニッケルメッキを施して記憶原盤に形成されたピットを写し取り、ニッケルスタンパ電鋳であるマザースタンパを形成する。これにより、一次記録媒体103である、マスタテープに記録された音声データが、二次記録媒体であるマザースタンパに記録されることとなる。
 このマザースタンパは、スタンパ検査工程を得て金型に取り付けられる。この金型でアクリル樹脂を射出成形して透明なクリアディスクを形成し、このクリアディスクにアルミニュウムを真空蒸着させ、プラスチック保護膜を積層することでコンパクトディスク(CD)が形成される。
 ここで、このようにして原音は、一次記録媒体103を介して間接的に二次記録媒体にデジタル的に記録されるのであるが、デジタル情報は「1」、「0」の符号化された情報であるため、音声情報をデジタル記録する限り音質の変化は生じないものと思われている。しかし、実際には、音声情報が伝搬する段階で図10に示すようなリップル成分(交流成分)及びジッタ成分(波形の揺れ)等の様々な符号外成分が重畳しており、この符号外成分が原因で、上述の間接的な記録方式においては、デジタル記録であっても音質の変化が生じているのは事実である。
 具体的には、図9(a)に示す制作プロセスにおいては、マスター録音機102のアース102aから地面及びA/D変換器101のアース101aを介してA/D変換器101側にノイズが流れ込み、或いはA/D変換器101又はマスター録音機102の電源ライン101b、102bを介して各機器101、102にノイズが流れ込み、さらにはA/D変換器101とマスター録音機102とを接続する接続ライン104を介して、A/D変換器101側からのノイズがマスター録音機102側に流れ込むことで、同図(a)中点線で示すようなノイズのループが形成されている。このため、A/D変換器101でマイクロホン100からのアナログの音声信号をデジタル化する際に、このデジタル化のための基準電圧等が前記ノイズにより変化し、デジタル化された音声データと原音との間に誤差を生ずる。従って、この制作プロセスの段階で、マスターテープに記録された音声データには、既に原音との誤差が生じた音声データが記録されていることとなる。
 同様に、図9(b)に示す製造プロセスにおいては、CDカッティング装置106のアース106aから地面及びマスター再生機105のアース105aを介してマスター再生機105側にノイズが流れ込み、或いはマスター再生機105又はCDカッティング装置106の電源ライン105b、106bを介して各機器105、106にノイズが流れ込み、さらにはマスター再生機105とCDカッティング装置106とを接続する接続ライン107を介して、マスター再生機105側からのノイズがCDカッティング装置106側に流れ込むことで、同図(b)中点線で示すようなノイズのループが形成されている。このため、CDカッティング装置106でマスターテープから再生された音声データをガラス原盤に記録する際に、前記ノイズによりさらに原音との誤差(制作プロセスでの誤差及び製造プロセスでの誤差)を生じた音声データが記録されることとなる。
 この原音との誤差は、マザースタンパ上に形成されるピットの長さの誤差として現れるため、このマザースタンパにより原音と異なる音声が記録されたコンパクトディスクが形成されることとなり、好ましいことではない。
 従って、伝送側のデジタル情報を受信側にノイズなく光伝送でき、且つ、伝送側のデジタル情報の転送レートに対応できるインターフェース回路が望まれている。
 本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、伝送側のデジタル情報を受信側に光伝送するインターフェース回路であって、
 所定周期の第1の同期信号を形成する発振器と、
 前記伝送側のデジタル情報から第2の同期信号を抽出する第2の同期信号抽出手段と、 通常は前記所定周期の第1の同期信号を出力する一方、前記第1の同期信号のタイミングが前記第2の同期信号と異なる場合に前記第2の同期信号を出力するように選択するタイミング制御手段と、
 前記タイミング制御手段で選択された同期信号に基いて制御され、且つ、前記伝送側のデジタル情報を受信側に光伝送する光伝送・送受信素子と、
 前記光伝送・送受信素子と同じタイミングの同期信号により制御され、且つ、前記光伝送・送受信素子を介して光伝送された前記受信側のデジタル情報を波形成形して出力する波形成形手段とを備えたことを特徴とするインターフェース回路を提供するものである。
 本発明に係るインターフェース回路によると、とくに、伝送側のデジタル情報をインターフェース回路を介して受信側に光伝送する際、上記したインターフェース回路は、伝送側のデジタル情報を、通常は発振器に基づいて形成した所定周期の第1の同期信号により制御される一方、第1の同期信号のタイミングが伝送側のデジタル情報から抽出した第2の同期信号と異なる場合に第2の同期信号により制御される光伝送・送受信素子(フォトカプラ)を介して光伝送することで、伝送側のデジタル情報が固定レートの場合と、固定レート以外のデータ転送レートである場合のいずれにも対応できると共に、インターフェース回路により伝送側のデジタル情報を受信側にノイズがなく光伝送できる。従って、本発明に係るインターフェース回路を、例えば、光ディスク製造システムに適用した場合に、原音に忠実な音声情報を記録した光ディスクを製造可能とすることができる。
 以下に本発明に係るインターフェース回路の一実施例を図1乃至図8を参照して、実施例1,実施例2の順に詳細に説明する。
 尚、以下の説明では、本発明に係るインターフェース回路を、光ディスク製造システム(マスター記録媒体製造装置,光ディスク製造装置)に適用した場合について述べる。
 [実施例1の形態の全体的な構成]
 本発明に係る実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムは、図1に示すマスターディスク製造装置1、及び図2に示すコンパクトディスクカッティングシステム2(CDカッティングシステム)で構成されている。
 [マスターディスク製造装置の構成]
 マスターディスク製造装置1は、例えば音楽スタジオ等に設置されるものであり、図1に示すようにプレーヤの演奏等による音声を集音するマイクロホン3(或いは、記録媒体に記録した音源)と、マイクロホン3で集音されたアナログ的な音声信号を例えば20ビットの音声データにデジタル化するA/D変換器4と、例えばリップル成分(交流成分)やジッタ成分(揺れ)等の符号外成分が重畳したA/D変換器4からの音声データを、原音に忠実なデジタル波形の音声データに波形成形して出力するインターフェース回路部5と、インターフェース回路部5により波形成形された音声データを、一次記録媒体である例えば光磁気ディスクに記録してマスターディスク7を形成するマスター録音機6とを有している。
 [CDカッティングシステムの構成]
 CDカッティングシステム2は、例えばコンパクトディスクの製造工場に設置されるものであり、図2に示すように前記マスターディスク7に記録されている音声データを再生するマスター再生機8と、前記リップル成分やジッタ成分等の符号外成分が重畳したマスター再生機8からの音声データを、原音に忠実なデジタル波形の音声データに波形成形して出力するインターフェース回路部9と、インターフェース回路部9により波形成形された音声データを二次記録媒体であるマザースタンパに記録し、このマザースタンパに基づいてコンパクトディスクを製造するCDカッティング装置10とを有している。
 [インターフェース回路部の構成]
 (インターフェース回路部の概念的な構成)
 図1に示した前記A/D変換器4とマスター録音機6との間に設けられるインターフェース回路部5、又は、図2に示した前記マスター再生機(8)とCDカッティング装置(10)との間に設けられるインターフェース回路部(9)は、概念的には図3に示すようになっている。この図3には、上記したインターフェース回路部5(9)を、点線のブロックとして示している。
 図3において、図1に示したインターフェース回路部5は、A/D変換器4からの音声データが供給される入力端子15と、この入力端子15を介して供給される音声データを、原音に忠実なデジタル波形の音声データに波形成形し、これを出力端子19を介してマスター録音機6側に伝達する符号伝達手段16と、前記音声データの波形成形に必要なタイミング情報を発生するタイミング制御手段18と、タイミング制御手段18からのタイミング情報を符号伝達手段16側に伝達するタイミング情報伝達手段17とで構成されている。一方、図2に示したインターフェース回路部(9)も、図1に示したインターフェース回路部5と同様な構成であるので詳述を省略する。
 A/D変換器4とマスター録音機6との間は図1中点線で示すように、このインターフェース回路部5により、電源やアースを含め、電気的、静電的及び電磁的に完全に分離された状態となっており、A/D変換器4側からのノイズがマスター録音機6側に伝搬されないように、また、マスター録音機6側からのノイズがA/D変換器4側に伝搬されないようになっている。
 (インターフェース回路部の具体的な構成)
 具体的には、インターフェース回路部5は、図4に示すようにタイミング制御回路28から伝送される同期信号に基づいて、入力端子15を介してA/D変換器4から供給される音声データの同期を図って出力する同期制御回路21と、前記同期信号のタイミングに同期化された音声データを所定の利得で増幅する増幅回路22(アンプ)と、アンプ22からの音声データに応じて発光駆動され、該音声データを光データとして送信する発光ダイオード23とを有している。
 発光ダイオード23は、アノード側が抵抗R1を介して基準電圧を印加する電源ラインに接続されており、カソード側がアンプ22の出力側に接続されている。そして、同期化制御回路21から供給される音声データがローレベル(論理0)のときに、当該発光ダイオード23に電流が流れて発光するようになっている。
 また、このインターフェース回路部5は、前記発光ダイオード23と共にフォトカプラを形成し、該発光ダイオード23から光送信された光データによりオンオフ制御されるフォトトランジスタ24と、フォトトランジスタ24の出力である、音声データの符号を示す符号検出出力の出力タイミングを制御する符号検出スイッチ25と、タイミング制御回路28からのDフリップフロップクロックに基づいて、前記符号検出出力から音声データを形成することで、前記A/D変換器4から出力される符号外成分の重畳した音声データを、原音に忠実なデジタル波形の音声データに波形成形し、これを出力端子19を介してマスター録音機6側に供給するDフリップフロップ26とを有している。
 フォトトランジスタ24は、抵抗R2を介して基準電圧が印加される電源ラインと符号検出スイッチ25との間に挿入接続されるかたちで設けられており、その出力(前記符号検出出力)は、抵抗R2と当該フォトトランジスタ24との接続間から取り出されるようになっている。
 符号検出スイッチ25は、選択端子が接地されており、タイミング制御回路28からのスイッチ切り換えクロックがハイレベル(論理1)のときにのみオン制御されるようになっている。このため、前記符号検出出力は、同期化制御回路21から出力される音声データがローレベルで、タイミング制御回路28から符号検出スイッチ25に供給されるスイッチ切り換えクロックがハイレベルのときにのみローレベルとなる。言い換えれば、発光ダイオード23が発光駆動され、フォトトランジスタ24がオン動作し、符号検出スイッチ25がオン動作した場合のみ、符号検出出力がローレベルとなる。
 また、このインターフェース回路部5は、所定周波数の基準クロックを発生する例えば水晶発振器27と、この水晶発振器27により発生された基準クロックに基づいて、同期信号、前記符号検出スイッチ25を切り換え制御するためのスイッチ切り換えクロック、及び前記Dフリップフロップ26のクロック入力端子(CK)に供給するDフリップフロップクロックを形成するタイミング制御回路28と、タイミング制御回路28からの同期信号を所定の利得で増幅するアンプ29と、アンプ29からの同期信号を光送信する発光ダイオード30と、発光ダイオード30と共にフォトカプラを形成し、該発光ダイオード30から光送信された同期信号を受光して電気的な同期信号に変換して前記同期化制御回路21に供給するフォトトランジスタ31とを有している。
 発光ダイオード30は、カソード側がアンプ29の出力端子に接続されており、アノード側が抵抗R3を介して基準電圧が印加される電源ラインに接続されている。そして、アンプ29から供給される音声データがローレベル(論理0)のときに、当該発光ダイオード30に電流が流れ発光するようになっている。
 フォトトランジスタ31は、抵抗R4を介して基準電圧が印加される電源ラインと接地との間に挿入接続されるかたちで設けられており、その出力(前記同期信号)は、抵抗R4と当該フォトトランジスタ31との接続間から取り出されるようになっている。
 なお、以上の説明は、マスターディスク製造装置1側に設けられているインターフェース回路部5の構成の説明であったが、CDカッティングシステム2に設けられているインターフェース回路部9も、該インターフェース回路部5と同じ構成を有している。この場合、同期化制御回路21には、マスター再生機8からの音声データが入力され、Dフリップフロップ26からの出力(波形成形された音声データ)は、CDカッティング装置10側に供給される構成となる。そして、マスター再生機8とCDカッティング装置10との間は図2中点線で示すように、インターフェース回路部9により、電源やアースを含め、電気的、静電的及び電磁的に完全に分離された状態となっており、マスター再生機8側からのノイズがCDカッティング装置10側に伝搬されないように、また、CDカッティング装置10側からのノイズがマスター再生機8側に伝搬されないようになっている。
 [実施例1の形態の動作]
 次に、このような構成を有する当該光ディスク製造システムの動作説明をする。
 [マスターディスク製造動作]
 まず、図1に示すマスターディスク製造装置1においてマスターディスクの製造を行う場合、マイクロホン3によりプレーヤの演奏等を集音し、この音声信号をA/D変換器4に供給する。A/D変換器4は、アナログ信号として供給される前記音声信号を、例えば20ビットのデジタルデータである音声データに変化し、これをインターフェース回路部5に供給する。
 A/D変換器4からの音声データは、図4に示す入力端子15を介してインターフェース回路部5側に取り込まれ、同期化制御回路21に供給される。インターフェース回路部5のタイミング制御回路28は、水晶発振器27からの基準クロックに基づいて、図5(a)に示すような所定のタイミングの同期信号を形成し、これをアンプ29を介して発光ダイオード30に供給する。
 発光ダイオード30は、アンプ29を介して供給される同期信号がローレベルのタイミングで発光し、該同期信号を光送信する。この光送信された同期信号は、フォトトランジスタ31により受光される。フォトトランジスタ31は、発光ダイオード30が発光した際にオン動作する。フォトトランジスタ31がオフ動作している間は、電源ラインからの基準電圧が抵抗R4を介して同期化制御回路21に供給されているのであるが、フォトトランジスタ31がオン動作すると、この基準電圧が接地される。このため、同期化制御回路21には、タイミング制御回路28により形成された同期信号と等価の信号(同期信号)が供給されることとなる。
 同期化制御回路21は、この同期信号のタイミングで、入力端子15を介して供給される音声データの同期を図り、図5(b)に示すような音声データをアンプ22を介して発光ダイオード23に供給する。なお、この音声データは、図5(b)に示すようにA/D変換器4に生じた電源ノイズ等によるリップル成分及びジッタ成分等の符号外成分が重畳されたものとなっている。
 発光ダイオード23は、ローレベルの音声データが供給されたタイミングで発光し、この音声データを光送信する。この光送信された音声データは、フォトトランジスタ24により受光される。フォトトランジスタ24は、発光ダイオード23が発光した際にオン動作する。一方、タイミング制御回路28は、前記同期タイミングに同期して所定短時間(一瞬のみ)ハイレベルとなる、図5(c)に示すようなスイッチ切り換えパルスを形成し、これを符号検出スイッチ25に供給する。符号検出スイッチ25は、このハイレベルのスイッチ切り換えパルスが供給されるとオン動作する。
 Dフリップフロップ26のデータ入力端子(D)に供給される符号検出出力は、通常、抵抗R2を介した電源ラインからの基準電圧が印加されているためハイレベルとなっているのであるが、フォトトランジスタ24及び符号検出スイッチ25が共にオン動作すると前記基準電圧が接地されるためローレベルとなる。従って、Dフリップフロップ26のデータ入力端子には、図5(b)に示す音声データがローレベルで、かつ、同図(c)に示すスイッチ切り換えパルスがハイレベルのときのみ、同図(d)に示すようにローレベルの符号検出出力が供給されることとなる。
 Dフリップフロップ26のクロック入力端子(CK)には、タイミング制御回路28により形成された、前記同期信号のタイミングでローレベルとなる図5(e)に示すようなDフリップフロップクロックが供給されている。Dフリップフロップ26は、データ入力端子に供給された符号検出出力を、クロック入力端子に供給されるDフリップフロップクロックの立ち上がりでデータ出力端子(Q)に伝達する。これにより、図5(b)に示した符号外成分が重畳した音声データのデジタル波形を、同図(f)に示すような原音に忠実なデジタル波形の音声データに波形成形することができる。この波形成形された音声データは、出力端子19を介して図1に示すマスター録音機6に供給される。
 マスター録音機6は、インターフェース回路部5を介して供給される20ビットの音声データを例えば光磁気ディスクに光磁気記録する。これにより、原音に忠実なデジタル波形の音声データを記録した1次記録媒体であるマスターディスク7を形成することができる。
 [マスターディスク製造装置の効果]
 当該実施例1のインターフェース回路5を適用した光ディスク製造システムのマスターディスク製造装置1は、インターフェース回路部5により、A/D変換部4とマスター録音機6とを電源やアースを含め、電気的、静電的及び電磁的に完全に分離された状態とすると共に、A/D変換部4からの音声データの符号外成分を除去して原音に忠実なデジタル波形の音声データを形成し、これをマスターディスク7に記録するようにしている。このため、原音に符号外成分が重畳することで、マスターディスク7に記録される音声データのピットの長さが変化して異なる音質となる不都合を防止することができ、原音に忠実なデジタル波形の音声データが記録されたマスターディスク7を形成することができる。
 なお、この例においては、光磁気ディスクでマスター記録媒体を形成することとしたが、これは、例えば磁気テープ、ライトワンス、半導体メモリ等の他の記録媒体でもよい。
 [CDカッティングシステムの動作]次に、図2に示すCDカッティングシステム2において前記マスターディスク7からコンパクトディスクの製造を行う場合、当該システム2にマスターディスク7を装着し、これをマスター再生機8で再生する。マスター再生機8は、このマスターディスク7から再生した20ビットの音声データをインターフェース回路部9に供給する。なお、このインターフェース回路部9に供給される音声データは、例えばマスター再生機8側の電源ノイズ等によるリップル成分やジッタ成分等の符号外成分が重畳したものとなっている。
 上述のように、図1に示すマスターディスク製造装置1に設けられているインターフェース回路部5と、この図2に示すCDカッティングシステム2に設けられているインターフェース回路部9とは同じ構成を有しており、このインターフェース回路部9により、当該CDカッティングシステム2のマスター再生機8とCDカッティング装置10とは、電源やアースを含め、電気的、静電的及び電磁的に完全に分離された状態となっている。インターフェース回路部9は、上述のインターフェース回路部5と同様にマスター再生機8によりマスターディスク7から再生された音声データに基づいて、符号外成分を除去して波形成形したかたちの、該マスターディスク7に記録されている音声データに忠実なデジタル波形の音声データを形成し、これをCDカッティング装置10に供給する(図4及び図5参照)。
 CDカッティング装置10は、この波形成形された20ビットの音声データから16ビットの音声データを形成すると共に、感光剤(フォトレジスト)がコーティングされたガラス原盤に、この16ビットの音声データに応じてオンオフ制御されたレーザビームを照射し、該音声データに応じたピットが形成された記憶原盤を形成する(レーザカッティング)。
 次に、CDカッティング装置10は、この記憶原盤にニッケルメッキを施して記憶原盤に形成されたピットを写し取り、ニッケルスタンパ電鋳であるマザースタンパを形成する。これにより、一次記録媒体である、マスタディスク7に記録された音声データを、二次記録媒体であるマザースタンパに記録することができる。
 このマザースタンパは、スタンパ検査工程を得て金型に取り付けられる。CDカッティング装置10は、この金型でアクリル樹脂を射出成形して透明なクリアディスクを形成する。そして、このクリアディスクにアルミニュウムを真空蒸着させ、プラスチック保護膜を積層することでコンパクトディスク(CD)を製造する。
 [CDカッティングシステムの効果]
 上述のように、マスターディスク7には原音に忠実なデジタル波形の音声データが記録されている。そして、CDカッティング装置10には、インターフェース回路部9により、マスターディスク7に記録されている音声データに忠実なデジタル波形とされた音声データが供給されている。このため、マザースタンパには、原音に忠実なデジタル波形の音声データが記録されることとなる。従って、このマザースタンパで製造するコンパクトディスクに対して原音に忠実なデジタル波形の音声データを記録することができる。
 [実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムの効果]
 以上の説明から明らかなように、当該実施例1のインターフェース回路5,9を適用した光ディスク製造システムは、マスターディスクの製造の際に、インターフェース回路部5により原音に忠実なデジタル波形の音声データを記録したマスターディスク7を形成し、コンパクトディスクの製造の際に、インターフェース回路部9によりマスターディスク7に記録された音声データに忠実なデジタル波形の音声データを記録したマザースタンパを形成し、このマザースタンパに基づいてコンパクトディスクを製造するようになっている。このため、原音をデジタル的に取り扱う際に、その音声データに重畳するリップル成分やジッタ成分等の符号外成分に影響されることなく、原音に忠実なデジタル波形の音声データを記録したコンパクトディスクを製造することができる。従って、コンパクトディスクから再生される音声が原音と異なるものとなる不都合を防止することができる。
 また、原音を一次的にマスターディスク7に記録し、このマスターディスクに記録された音声を二次的にマザースタンパに記録するという、間接的な記録方式を採っているにも拘わらず、原音に忠実な高品質の音声を得ることができる。従って、間接的な記録方式の利点を生かしたうえで、ダイレクトカッティング方式と同様の高品質な音声を得る新たな記録方式を提供することができる。
 [実施例1の形態の変形例]
 ここで、図1に示したマスターディスク製造装置1において、各部の制御フォーマットが異なることで各出力の転送レートに差異を生ずる場合がある。例えば、マスター録音機6のデータ転送レートは、その前段のA/D変換器4のデータ転送レートよりも高くなることがある。同様に、図2に示したCDカッティングシステム2においても、各部の制御フォーマットが異なることで各出力の転送レートに差異を生ずる場合がある。例えば、マスター再生機8のデータ転送レートは、マスターディスク7に音声データを記録した際のデータ転送レートよりも高くなることがある。このような場合に、図4に示したインターフェース回路部5(9)において、タイミング制御回路28で形成された固定レートの同期信号に基づいてデータ処理したのでは、供給された音声データが前記固定レート以外のデータ転送レートであった場合にこれに同期したデータ処理を行うことができない。
 この変形例は、インターフェース回路部5(9)を図6に示す構成とし、供給される音声データのデータ転送レートに応じて同期を図り、上述のデータ処理を可能とするものである。
 すなわち、この変形例の光ディスク製造システムに設けられているインターフェース回路部5(9)は、図6に示すように前記同期化制御回路21〜フォトトランジスタ31と共に、A/D変換器4或いはマスター再生機8から供給される音声データから抽出された同期信号を前記タイミング制御回路28に供給するフォトカプラ(発光ダイオード33及びフォトトランジスタ34)を有している。
 この場合、同期化制御回路21は、A/D変換器4或いはマスター再生機8から供給される音声データから同期信号を抽出し、これをアンプ32及び発光ダイオード33を介して光送信する。フォトトランジスタ34は、この光送信された同期信号を受光してタイミング制御回路28に供給する。
 タイミング制御回路28は、通常、水晶発振器27からの基準クロックに基づいて形成した同期信号を同期化制御回路21側に供給しているのであるが、この基準クロックに基づいて形成した同期信号のタイミングが、前記フォトトランジスタ34を介して供給された同期信号と異なる場合、このフォトトランジスタ34からの同期信号を発光ダイオード30及びフォトトランジスタ31からなるフォトカプラを介して同期化制御回路21に供給すると共に、この異なる同期信号に基づいて前記スイッチ切り換えパルス及びDフリップフロップクロックを形成し、これらを符号検出スイッチ25及びDフリップフロップ26に供給する。
 同期化制御回路21は、通常、A/D変換器4或いはマスター再生機8から供給される音声データを、前記水晶発振器27からの基準クロックに基づいて形成された同期信号に同期させ、これを発光ダイオード23を介してフォトトランジスタ24側に光送信するのであるが、前記フォトトランジスタ34からの同期信号が供給された場合、A/D変換器4或いはマスター再生機8から供給される音声データをこの同期信号に同期させて前記フォトトランジスタ24側に光送信する。
 前述のように、符号検出スイッチ25には、異なる同期信号に基づい形成されたスイッチ切り換えパルスが供給されており、符号検出スイッチ25は、このスイッチ切り換えパルスにより、音声データに同期して該音声データの符号を検出し、この符号検出出力をDフリップフロップ26に供給する。Dフリップフロップ26は、前記異なる同期信号に基づいて形成されたDフリップフロップクロックに基づいて前記符号検出出力を読み取ることにより、音声データの符号外成分を除去したかたちのデジタル波形に該音声データを波形成形して出力する。
 これにより、A/D変換器4或いはマスター再生機8から供給される音声データのデータ転送クロックに応じて、これに同期した波形成形処理を可能とすることができる。
 次に、本発明に係る実施例2のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムの説明をする。上述した本発明に係る実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムは、図4に示したインターフェース回路部5(又はインターフェース回路部9)において自ら形成した同期信号のタイミングで音声データの波形成形処理を行うものであったが、以下に説明する本発明に係る実施例2のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムは、インターフェース回路部5(又はインターフェース回路部9)が、供給された音声データのヘッダ情報等に付されている同期信号のタイミングで該音声データの波形成形処理を行うものである。なお、上述の実施例1の形態と当該実施例2の形態とではこの点のみが異なるため、以下、この異なる点の説明のみ行い重複説明を省略する。
 [実施例2の形態の構成]
 すなわち、本発明に係る実施例2のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムは、上述のインターフェース回路部5或いはインターフェース回路部9が図7に示す構成を有している。具体的には、この図7において、インターフェース回路部5(又はインターフェース回路部9)は、入力端子15を介して供給される音声データ(A/D変換器4からの音声データ或いはマスター再生器8からの音声データ)のヘッダ情報等に付されている同期信号を検出する同期制御回路35と、この同期信号を光送信する発光ダイオード37と、この光送信された同期信号を受光するフォトトランジスタ38と、フォトトランジスタ38により取り込まれた同期信号に基づいて前記符号検出スイッチ25を切り換え制御するためのスイッチ切り換えパルス、及び前記Dフリップフロップ26に供給するDフリップフロップクロックを形成するタイミング制御回路39とを有している。
 [実施例2の形態の動作]
 このようなインターフェース回路部5(或いはインターフェース回路部9)は、例えば図8(a)に示すような音声データが入力端子15を介して供給されると、上述のようにこの音声データをアンプ22を介して発光ダイオード23に供給して光送信すると共に、この音声データの先頭部分(ヘッダ情報)に含まれている同期信号をその都度検出し、これをアンプ36を介して発光ダイオード37に供給する。
 なお、入力端子15を介して供給される音声データが、所定のデータ長で所定間隔(例えば64クロック間隔)で供給される場合は、一旦、同期信号を検出することができれば、次の同期信号は64クロック後に検出されることが予測できるため、例えば最初に同期信号を検出したタイミングからクロックのカウントを開始し、以後、64クロック毎に同期信号を形成して出力するようにしてもよい。
 発光ダイオード37は、カソード側がアンプ36の出力側に、また、アノード側が抵抗R5を介して基準電圧が印加される電源ラインに接続されており、同期制御回路35から供給される同期信号がローレベル(論理0)のときに、当該発光ダイオード37に電流が流れ発光するようになっている。このため、発光ダイオード37は、図8(a)に示す音声データの先頭のタイミングで発光して同期信号の光送信を行うこととなる。
 この発光ダイオード37から光送信された同期信号は、該発光ダイオード37と共にフォトカプラを形成するフォトトランジスタ38により受光される。フォトトランジスタ38は、基準電圧が印加される基準電圧の電源ラインと接地との間に挿入接続されるかたちで設けられている。そして、その出力は、抵抗R6と当該フォトトランジスタ38との接続間から取り出すようになっている。このため、フォトトランジスタ38がオフ動作しているときには、電源ラインから抵抗R6を介して供給される基準電圧がタイミング制御回路39に供給されるのであるが、前記光送信された同期信号を受光することが当該フォトトランジスタ38がオン動作すると、電源ラインから抵抗R6を介して供給される基準電圧が接地されるため、タイミング制御回路39に供給される電圧は図8(b)に示すようにローレベルとなる。タイミング制御回路39は、このローレベルの信号を同期信号として取り込む。そして、この同期信号に基づいて図8(e)に示すようなスイッチ切り換えパルスを形成して符号検出スイッチ25に供給すると共に、図8(f)に示すようなDフリップフロップクロックを形成してDフリップフロップ26に供給する。
 一方、発光ダイオード23を介して光送信された音声データは、フォトトランジスタ24により受光されるのであるが、この音声データには、図8(c)に示すように符号外成分が重畳している。このため、符号検出スイッチ25は、スイッチ切り換えパルスに基づいてオンオフすることで、上述のように音声データの符号を検出し、図8(d)に示すような符号検出出力をDフリップフロップ26に供給する。Dフリップフロップ26は、前記Dフリップフロップクロックに基づいて符号検出出力を読み取ることで、図8(g)に示すような原音に忠実なデジタル波形の音声データ、或いは前記マスターディスク7に記録された音声データに忠実なデジタル波形の音声データを形成し、これを出力端子19を介してマスター録音機6或いはCDカッティング装置10に供給する。
 [実施例2のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムの効果]
 これにより、原音に忠実な音声データをマスターディスク7に記録することができ、また、このマスターディスク7から原音に忠実な音声データが記録されたコンパクトディスクを形成することができる等、上述の実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムと同様の効果を得ることができると共に、この実施例2の形態では所定周波数の基準クロックを発生する水晶発振器などを設ける必要がない分だけ安価に構成できる。
 [他の適用例]
 なお、上述の各実施の形態の説明では、本発明に係るインターフェース回路を、コンパクトディスクを製造するシステムに適用することとしたが、本発明は、これ以外であっても例えばデジタルビデオディスク等の他の光ディスクを製造するシステムにも適用可能である。
 また、本発明の理解を容易化するために、例えばA/D変換器4は20ビットの音声データを形成し、CDカッティング装置10は16ビットの音声データを記録したコンパクトディスクを製造する等のように具体的な数値を掲げて説明したが、これは、設計等に応じて変更可能である。
 最後に、上述の各実施の形態の説明は、本発明のほんの一例である。このため、本発明は、この実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明に係る実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムを構成するマスターディスク製造装置のブロック図である。 本発明に係る実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムを構成するCDカッティングシステムのブロック図である。 図1,図2に示したインターフェース回路部の概念を説明するための図である。 図1〜図3に示したインターフェース回路部の具体的なブロック図である。 図1〜図3に示したインターフェース回路部の動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明に係る実施例1のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムに設けられているインターフェース回路部の変形例を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2のインターフェース回路を適用した光ディスク製造システムに設けられているインターフェース回路部の構成を示すブロック図である。 図7に示したインターフェース回路部の動作を説明するためのタイムチャートである。 従来のコンパクトディスクの製造プロセスを説明するための図である。 従来のコンパクトディスクの製造プロセスで取り扱われる音声データに重畳する符号外成分により生ずる音質の変化を説明するための図である。
符号の説明
 1…マスターディスク製造装置、2…CDカッティングシステム、3…マイクロホン、 4…A/D変換器、5、9…インターフェース回路部、6…マスター録音機、
 7…マスターディスク、8…マスター再生機、10…CDカッティング装置、
 21…同期化制御回路、
 23…発光ダイオード、24…フォトトランジスタ、
 23,24…光伝送・送受信素子(フォトカプラ)、
 25…符号検出スイッチ、
 26…Dフリップフロップ、27…水晶発振器、28…タイミング制御回路。
 30…発光ダイオード、31…フォトトランジスタ、
 30,31…光伝送・送受信素子(フォトカプラ)、
 33…発光ダイオード、34…フォトトランジスタ、
 33,34…光伝送・送受信素子(フォトカプラ)。

Claims (1)

  1.  伝送側のデジタル情報を受信側に光伝送するインターフェース回路であって、
     所定周期の第1の同期信号を形成する発振器と、
     前記伝送側のデジタル情報から第2の同期信号を抽出する第2の同期信号抽出手段と、 通常は前記所定周期の第1の同期信号を出力する一方、前記第1の同期信号のタイミングが前記第2の同期信号と異なる場合に前記第2の同期信号を出力するように選択するタイミング制御手段と、
     前記タイミング制御手段で選択された同期信号に基いて制御され、且つ、前記伝送側のデジタル情報を受信側に光伝送する光伝送・送受信素子と、
     前記光伝送・送受信素子と同じタイミングの同期信号により制御され、且つ、前記光伝送・送受信素子を介して光伝送された前記受信側のデジタル情報を波形成形して出力する波形成形手段とを備えたことを特徴とするインターフェース回路。

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