JPS6224332B2 - - Google Patents

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JPS6224332B2
JPS6224332B2 JP850783A JP850783A JPS6224332B2 JP S6224332 B2 JPS6224332 B2 JP S6224332B2 JP 850783 A JP850783 A JP 850783A JP 850783 A JP850783 A JP 850783A JP S6224332 B2 JPS6224332 B2 JP S6224332B2
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JP
Japan
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sagger
saggers
stacked
plate
filling
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JP850783A
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English (en)
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JPS59133125A (ja
Inventor
Shigeo Fujita
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KANAYAMA KIKAI KK
Original Assignee
KANAYAMA KIKAI KK
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Publication date
Application filed by KANAYAMA KIKAI KK filed Critical KANAYAMA KIKAI KK
Priority to JP850783A priority Critical patent/JPS59133125A/ja
Publication of JPS59133125A publication Critical patent/JPS59133125A/ja
Publication of JPS6224332B2 publication Critical patent/JPS6224332B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/90Devices for picking-up and depositing articles or materials
    • B65G47/91Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers
    • B65G47/914Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers provided with drive systems incorporating rotary and rectilinear movements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンベアにより順次に搬送されて来
るプレス成形されたタイル素地を自動的に匣鉢に
納めるタイル素地の匣鉢詰め装置に関する。
従来、タイル素地の匣鉢詰め装置としては、水
平な移動板に一対の下向きの吸盤を移動方向に間
隔をおいて装着し、この移動板を水平姿勢を保つ
たまゝで伏コ字形の経路で往復運動させることに
より、両吸盤を匣鉢貯留位置及び匣鉢詰め位置の
直上に夫々対応する位置と、前記匣鉢詰め位置及
び素地搬入コンベア上のタイル素地停止位置の直
上に夫々対応する位置との間を移動させる構成と
するとともに、匣鉢貯留位置に搬入された重畳匣
鉢を乗載して移動板の一往復動毎に匣鉢一枚の厚
さに相当する一定寸法ずつ順次に上昇し、かつ、
最上方に達すると最下方の受入れ位置に戻つて待
機する昇降板と、匣鉢詰め位置に移送された匣鉢
を受けるとともに前記一定寸法ずつ順次に下降し
て匣鉢を重畳し、かつ、匣鉢を一定枚数重畳する
と搬出コンベアの下面に退避してその重畳匣鉢を
搬出コンベア上に移乗する他の昇降板とを備え、
移動板の往動行程において、一方の吸盤によつて
匣鉢貯留位置の重畳匣鉢の最上段の匣鉢を吸着し
て匣鉢詰め位置に移動し、復動行程において、他
方の吸盤によつて素地搬入コンベアにより搬入さ
れたタイル素地を停止位置で吸着して匣鉢詰め位
置に移送した匣鉢内に納めて順次に重畳し、搬出
コンベアにより搬出するようにしたものが知られ
ており、また、本願出願人により、前記した移動
板を伏コ字形ではなくて円弧形の経路で往復運動
させることによつて、移動板の一往復に要する時
間を短縮して能率向上を計るようにした装置も提
案されたが、従来装置及び本願出願人が提案した
装置の何れにおいても、匣鉢貯留位置にあつた匣
鉢がすべて匣鉢詰め位置に移送されると、一旦移
動板の駆動を停止しておいて、その間に昇降板を
下げて新たな重畳匣鉢を搬入する必要があり、ま
た、匣鉢詰め位置の昇降板上に、タイル素地を納
めた匣鉢が一定枚数重畳されたときにも、一旦移
動板の駆動を停止して、その間に昇降板を下降し
て重畳匣鉢を搬出コンベアに移乗し、搬出が完了
したら再び昇降板を上昇させる手順を踏む必要が
あり、移動板の駆動が停止している間、タイル素
地の匣鉢詰めが中断されて、時間的なロスが生じ
る不具合があつた。
本発明は、叙上の点に鑑み完成されたものであ
つて、匣鉢貯留位置に匣鉢を搬入する間及び匣鉢
詰め位置からタイル素地を納めた匣鉢を搬出する
間にも、タイル素地の匣鉢詰めを連続して行なう
ことができる装置を提供することを目的とする。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
箱形に組まれた本体フレーム1の左側にはタイ
ル素地aの搬入コンベアAが敷設され、一対の支
持フレーム2の間で回転自由に軸支されたローラ
3と図示しない駆動ローラの間には、三本の無端
ベルト4が一定間隔をおいて平行に掛け渡され、
第2図及び第3図の時計方向に循環走行するよう
になつており、さらに、前記した両支持フレーム
2の間には、各無端ベルト4の上側の直線走行部
の上面を搬送方向に対して直角に横切る停止棒5
が差し渡されて固定されており、各無端ベルト4
によつて搬入されて来るタイル素地aをこの停止
棒5に衝き当てて、一定の位置Bで停止するよう
になつている。
本体フレーム1内の左側の部分には、タイル素
地aを匣鉢bに納める匣鉢詰め位置Dが設定され
ており、この匣鉢詰め位置Dには、その下方位置
において、タイル素地aを納めた匣鉢bを重畳し
て搬出する搬出コンベアCが前記したタイル素地
aの搬入コンベアAと直角方向に敷設され、循環
走行する一対の無端チエーン7の上に匣鉢bの両
側縁を載せて、第1図の下側から上側に向かつて
搬送するようになつているとともに、その搬送方
向の前端部が、本体フレーム1の一方の側面に張
設された側板8の開口9を通つてその外側に突出
し、別の搬出用のローラコンベア10に接続され
ており、また、上記した本体フレーム1の一方の
側面に張設された側板8と、他方の側面に張設さ
れた側板8の間には、第2図及び第3図に示すよ
うに、開口9と略等しい幅で、断面状コ字形をし
た取付板13が水平に差し渡されて固定され、そ
の長さ方向の中央部には上向きのエアシリンダ1
4が取付けられており、そのピストンロツド15
の先端には細長い一枚の昇降板16が水平に固定
されているとともに、昇降板16の下面の両端部
に固定された一対の上下方向のガイドバー17
が、エアシリンダ14の両側に取付けられた図示
しない案内筒に摺動自由に嵌合され、ピストンロ
ツド15の伸縮によつて、昇降板16が無端チエ
ーン7の間で昇降するようになつており、ピスト
ンロツド15が最も伸長したときには、昇降板1
6上に最初に載せられた匣鉢bの受面が、搬入コ
ンベアAの無端ベルト4の上側の直線走行部の上
面と同一高さとなるように設定され、最も収縮し
たときには、昇降板16が無端チエーン7の上側
の直線走行部の下面に退避するようになつてい
る。
また、この匣鉢詰め位置Dの両側には、前記し
た両側板8のすぐ内側のところに、門形をした一
対の昇降フレーム100が夫々装置され、その水
平部の中央には、夫々本体フレーム1の上辺に取
付けられた下向きのエアシリンダ101のピスト
ンロツド102の先端が固定され、両昇降フレー
ム100の夫々の左側の垂直部及び右側の垂直部
の間には、左右一対の軸103が差し渡されて回
転自由に支持されており、また、両昇降フレーム
100の左右の垂直部の先端部の外側には嵌合部
104が突成され、両側板8の内側に固定された
上下方向の案内杆105に摺動自由に嵌合されて
いて、前記した両エアシリンダ101のピストン
ロツド102を同時に伸縮させることによつて、
両昇降フレーム100を同時に昇降させるように
なつており、さらに、両昇降フレーム100の左
右の垂直部の先端部の内側には上下方向のラツク
107が固定され、夫々のラツク107が両側板
8の間に差し渡されて回転自由に支持された左右
一対の軸108の両端部に固定されたピニオン1
09に噛合されており、両昇降フレーム100の
昇降時にその左右方向への横揺れを防止するよう
になつている。
また、両昇降フレーム100の間に差し渡され
た一対の軸103には、互いに対応する一対の支
承部材110が固定され、この支承部材110
は、間隔をおいて配置された一対のL字形のブラ
ケツト111の先端部に細長い支持棒112を差
し渡して固定した構造になり、両支承部材110
は夫々その支持棒112を内側に向けた状態で固
定されており、また、一対の軸103の一方の側
板8から突出した部分には、夫々L形レバー11
4及び細長いレバー115が固定され、L形レバ
ー114の一端とレバー115の先端とが連結杆
116によつて連結されているとともに、L形レ
バー114の他端には、一方の昇降フレーム10
0の左側の垂直部の下端部に取付けられた斜め上
向きのエアシリンダ117のピストンロツド11
8の先端が連結されており、このピストンロツド
118の収縮若しくは伸長に伴なつて、左右の軸
103が夫々逆方向に回動し、これらの軸103
と一体の一対の支承部材110が、第2図に示す
ように、支持棒112を匣鉢bの下降経路内に突
出させる水平姿勢をとる位置と、第3図に示すよ
うに、支持棒112をその経路の側方に退避させ
る斜め姿勢をとる位置との間で揺動するようにな
つている。
匣鉢詰め位置Dの右側には、搬入コンベアA上
の停止位置Bと匣鉢詰め位置Dの間隔と等しい間
隔で匣鉢bの貯留位置Eが設定され、この貯留位
置Eには、その下方位置において、伏コ字形断面
の取付板20が前記した両側板8の間に水平に差
し渡されて固定され、その長さ方向の中央部には
上向きのエアシリンダ21が取付けられており、
そのピストンロツド22の先端には空の匣鉢bを
重畳して貯留するための細長い一枚の昇降板23
が水平に固定され、その下面の両端部に固定され
た一対の上下方向のガイドバー24が、エアシリ
ンダ21の両側に取付けられた案内筒に摺動自由
に嵌合されているとともに、取付板20の匣鉢詰
め位置D側の上方には、両側板8間に上下一対の
取付棒25が差し渡され、この取付棒25には垂
直な規制板26が固定され、また、取付板20の
上方の両側板8の対応する内面には、一対の水平
なエアシリンダ27が内側を向けて取付けられ、
夫々のピストンロツド28の先端には一対の押圧
板29が固定されている。
そして、この匣鉢貯留位置Eの両側には、両側
板8のすぐ内側に、前記したと同様の門形をした
一対の昇降フレーム120が装置され、その水平
部には夫々本体フレーム1の上辺に取付けられた
下向きのエアシリンダ121のピストンロツド1
22の先端が固定され、両昇降フレーム120の
左右夫々の垂直部の間には左右一対の軸123が
差し渡されて回転自由に支持されており、また、
両昇降フレーム120の左右の垂直部に突成され
た嵌合部124が、両側板8に固定された上下方
向の案内杆125に摺動自由に嵌合されていて、
両エアシリンダ121のピストンロツド122を
同時に伸縮して両昇降フレーム120を同時に昇
降させるようになつており、両昇降フレーム12
0の左右の垂直部に固定されたラツク127が、
両側板8の間に回転自由に差し渡された軸128
に固定されたピニオン129に噛合され、両昇降
フレーム120の昇降時の横揺れを防止するよう
になつている。
また、前記したと同じように、一対の軸123
には、L字形のブラケツト131の先端部に細長
い支持棒132を差し渡してなる一対の支承部材
130が、夫々その支持棒132を内側に向けて
互いに対応して固定され、これらの軸123の一
方の側板8から突出した部分には夫々L形レバー
134及び細長いレバー135が固定され、L形
レバー134とレバー135とが連結杆136に
よつて連結されているとともに、L形レバー13
4には一方の昇降フレーム120に取付けられた
エアシリンダ137のピストンロツド138が連
結されており、このピストンロツド138の収縮
若しくは伸長に伴なつて、左右の軸123が逆方
向に回動し、これらの軸123と一体の一対の支
承部材130が、第3図に示すように、支持棒1
32を匣鉢bの上昇経路内に突出させる水平姿勢
をとる位置と、第2図に示すように、支持棒13
2をその経路の側方に退避させる斜め姿勢をとる
位置との間で揺動するようになつている。
本体フレーム1の右側には、空の匣鉢bを重畳
した重畳匣鉢cを搬入する搬入コンベアFが、搬
入コンベアAと直角方向に敷設され、循環走行す
る一対の無端チエーン31の上に匣鉢bの両側縁
を載せて、第1図の下側から上側に向かつて搬送
するようになつており、本体フレーム1の右側面
の下部に張設された側板32と、この側板32に
対して搬入コンベアFを挾んで平行に立設された
支持板33の間には、搬入コンベアFの搬送方向
に細長い取付板34が水平に固定され、その長さ
方向の中央部には上向きのエアシリンダ35が取
付けられ、そのピストンロツド36の先端には細
長い一枚の昇降板37が水平に固定され、その下
面の両端部に固定された一対の上下方向のガイド
バー38が、エアシリンダ35の両側に取付けら
れた案内筒に摺動自由に嵌合されており、ピスト
ンロツド36の伸縮により、昇降板37が無端チ
エーン31の間で、その上側の直線走行部の上面
に突出したり、その下面に退避するようになつて
おり、また、側板32の上端部には、上昇位置に
ある昇降板37と同一高さに、搬入コンベアFの
搬送方向と平行に二本の水平なローラ38が装置
されているとともに、支持板33の上端部に固定
された垂直な取付板39には、二本の横向きのエ
アシリンダ40が間隔をおいて取付けられ、その
ピストンロツド41の先端には押圧板42が固定
されており、さらに、搬入コンベアFの搬送方向
の前端部の上方には二本の垂直なローラ43が装
置されている。
本体フレーム1の上端部には、互いに平行な左
右一対の軸50が両側板8を貫通して差し渡され
て軸受51によつて回転自由に支持されており、
左側の軸50の両突出端には夫々長尺な揺動レバ
ー52が同じ角度だけ傾いて固定され、また、右
側の軸50の両突出端には夫々短尺な揺動レバー
53が前記した揺動レバー52と平行に固定さ
れ、両側の長尺な揺動レバー52の中央部と短尺
な揺動レバー53の先端部が水平な連結杆54に
よつて連結されているとともに、本体フレーム1
の右縁部上方の両側に突設したブラケツト55に
は、夫々横向きのエアシリンダ56が取付けら
れ、そのピストンロツド57の先端が夫々前記し
た長尺な揺動レバー52の先端部に連結されてお
り、このピストンロツド57の伸縮に伴なつて、
両揺動レバー52及び53が、回動角90度で第2
図の位置と第3図の位置間を揺動するようになつ
ており、さらに、左右の軸50の側板8の内側に
夫々大歯車60が固定されている。
また、両側板8には、左右の軸50を支持する
軸受51の直上に対応して合計四個の軸受61が
取付けられ、各軸受61には軸62が夫々内側を
向けて回転自由に支持されており、これらの軸6
2の側板8のすぐ内側には、夫々前記した大歯車
60の2分の1の歯数を有する小歯車63が固定
されて対応する大歯車60に噛合されており、各
軸62の先端部には、夫々揺動アーム65が互い
に平行関係を保つて固定されていて、前記した揺
動レバー52及び53が揺動したときに、互いに
噛合する大歯車60と小歯車63の歯数が2対1
になつているために、揺動アーム65は回動角が
倍の180度となつて、揺動レバー52及び53と
は逆向に、第2図に示す右側を向いた水平姿勢
と、第3図に示す左側を向いた水平姿勢をとる位
置の間で揺動するようになつている。
左側の一対の揺動アーム65及び右側の一対の
揺動アーム65の先端部の間には左右一対の軸6
6が差し渡されて固定され、その下面には、中央
部に透孔71を形成した平面略正方形の移動板7
0が装置され、その上面の四隅に固定した軸受7
2が左右の軸66の夫々の両端部に回転自由に嵌
合されており、左右で対をなす揺動アーム65と
移動板70によつて平行リンク機構が構成されて
いる。
この移動板70は、その幅が前記した搬入コン
ベアAの幅に略等しくなつているとともに、左右
方向の長さが、搬入コンベアA上の停止位置Bと
匣鉢詰め位置Dの間隔、及び、この匣鉢詰め位置
Dと貯留位置Eの間隔に等しくなつていて、前記
した揺動アーム65が揺動するのに伴なつて、水
平姿勢を保つたまゝで半円形の経路を描いて左右
に揺動し、第2図に示すように、揺動アーム65
が右側を向いた水平姿勢をとつたときに、移動板
70の対応する右側及び左側の辺70a,70b
が、夫々貯留位置Eと匣鉢詰め位置Dの直上に対
応し、また、第3図に示すように、揺動アーム6
5が左側を向いた水平姿勢をとつたときに、移動
板70の右側及び左側の辺70a,70bが夫々
匣鉢詰め位置Dと停止位置Bの直上に対応するよ
うになつている。
この移動板70の右側及び左側の辺70a,7
0bには、夫々搬入コンベアAの三本の無端ベル
ト4に対応して、三つの区画が等間隔で形成さ
れ、夫々の区画において、平面正方形の四隅に対
応して配置された四本ずつの吊下杆75が垂下さ
れ、夫々の組の吊下杆75の下面には、図示しな
い負圧源に接続されて負圧室を構成する箱体76
が固定され、右側の辺70aに並設された三つの
箱体76の下面には、匣鉢吸着用の平板状の吸盤
77が取付けられ、また、左側の辺70bに並設
された三つの箱体76の下面には、その下面を前
後左右の四つの区画に分けて、夫々の区画につい
て四つずつのタイル素地吸着用の吸盤78が取付
けられている。
また、本体フレーム1の上面の両側の辺の中央
部及び後端部に形成された突出部80,81に
は、夫々縦長のブラケツト82が固定され、各ブ
ラケツト82の先端部と対応する前記した揺動ア
ーム65の中央部には夫々引張コイルばね83が
装着され、揺動アーム65の急激な揺動降下を緩
衝するようになつている。
本実施例は以上の構成になり、次にその作用に
ついて説明する。
まず、第2図に示すように、本体フレーム1の
上面に横向きに取付けられたエアシリンダ56の
ピストンロツド57を伸出させて、移動板70を
その右側及び左側の辺70a,70bが貯留位置
Eと匣鉢詰め位置Dの直上に対応する位置で待機
させておくとともに、匣鉢詰め位置Dの上向きの
エアシリンダ14のピストンロツド15を伸出し
て、昇降板16を、その上面に最初に載せる匣鉢
bの受面が搬入コンベアAの無端ベルト4の上側
の直線走行部の上面と同一高さになる位置まで持
ち上げておき、一方、貯留位置Eの昇降板23
は、第3図に示すように、下方位置に待機させて
おく。
そして、空の匣鉢bを同数枚ずつ重畳した三組
の重畳匣鉢cが、搬入コンベアFによつて、一定
間隔に整列されて第1図の下側から上側に向かつ
て搬入され、搬送方向の最前方の重畳匣鉢cの前
面が、その前方にあるローラ43に衝き当つたと
ころで無端チエーン31の走行が停止し、続い
て、上向きのエアシリンダ35のピストンロツド
36が伸出して昇降板37によつて三組の重畳匣
鉢cを支承し、次に、横向きのエアシリンダ40
のピストンロツド41が伸出し、押出板42で三
組の重畳匣鉢cを押圧して、貯留位置Eの昇降板
23の上に移乗し、さらに、一対の内向きのエア
シリンダ27のピストンロツド28が伸出して、
押圧板29で重畳匣鉢cを正しく整列させ、しか
る後、貯留装置Eの上向きのエアリシンダ21の
ピストンロツド22が伸出して、重畳匣鉢cをそ
の最上段の匣鉢bの受面が吸盤77に当たる位置
まで持ち上げる。
ここまでの動作が完了すると、次に、右側の三
つ箱体76内が負圧に傾けられて、吸盤77で最
上段の匣鉢bが吸着され、続いて、第3図に示す
ように、本体フレーム1の上面のエアシリンダ5
6のピストンロツド57が収縮して、揺動レバー
52及び53が右側に90度揺動するとともに、揺
動アーム65が左向きの水平姿勢をとる位置に揺
動し、これに伴なつて、移動板70が半円形の経
路を辿つて水平姿勢を保つたまゝで左側に移動
し、その右側及び左側の辺70a,70bが夫々
匣鉢詰め位置D及び停止位置Bの直上に対応し、
この間に、搬入コンベアAの三本の無端ベルト4
によつて、タイル素地aが四枚ずつ前後左右に整
列されて搬入され、停止位置Bで停止している。
このように、移動板70が左側に移動すると、
直ちに、左側の箱体76内が負圧に傾けられて、
吸盤78によつてタイル素地aが吸着され、これ
と同時に、右側の吸盤77の負圧が解除されて、
匣鉢bが匣鉢詰め位置Dの昇降板16上に載せら
れる。そして、この間に、貯留位置Eのピストン
ロツド22が僅かに伸出して、昇降板23を匣鉢
bの一枚分の厚さだけ上昇させ、二段目の匣鉢b
が最上方位置に来るように全体を持ち上げる。
タイル素地aの吸着と匣鉢bの移乗が完了する
と、エアシリンダ56のピストンロツド57が再
び伸出して、移動板70が前記したとは逆の半円
形の経路を辿つて、第2図に示すように、その右
側及び左側の辺70a,70bが貯留位置Eと匣
鉢詰め位置Dの直上に対応する位置に移動し、左
側の吸盤78の負圧が解除されて、タイル素地a
が匣鉢b内に納められ、それと同時に匣鉢詰め位
置Dのピストンロツド15が僅かに収縮して、タ
イル素地aを納めた匣鉢bをその一枚分の厚さだ
け下降させ、一方、右側の吸盤77によつて二段
目の匣鉢bが吸着される。
そして、移動板70が再び第3図の左側の位置
に移動して、二段目の匣鉢bがタイル素地aを納
めた匣鉢bの上に載せられると同時に、停止位置
Bで停止しているタイル素地aを吸着し、引き続
く移動板70の右側への移動によつてこのタイル
素地aを二段目にあつた匣鉢b内に収納し、その
以降、前述したと同様に、移動板70の右側から
左側への移動によつて、貯留位置Eにある匣鉢b
を吸着して匣鉢詰め位置Dに移送し、移動板70
の左側から右側への移動によつてタイル素地aを
匣鉢b内に納める動作を繰り返す。
そして、タイル素地aを納めた匣鉢bが予め定
められた枚数だけ昇降板16上に重畳されると、
第2図に示すように、エアシリンダ14のピスト
ンロツド15が収縮して昇降板16が無端チエー
ン7の下面に退避し、無端チエーン7上に載せら
れ、これと同時に、斜め上向きのエアシリンダ1
17のピストンロツド118が収縮して、支承部
材110をその支持棒112が匣鉢bの下降経路
内に突出する水平姿勢に揺動して、匣鉢貯留位置
Eから移送された匣鉢bを、その受面が無端ベル
ト4の上面と同一高さとなる位置で受け、この匣
鉢b内にタイル素地aが納められると、下向きの
エアシリンダ101のピストンロツド102が僅
かに伸長して、昇降フレーム100が匣鉢bの一
枚分の厚さだけ下降し、次の匣鉢bを受けてタイ
ル素地aの匣鉢詰めが行なわれる。この支承板1
10上で合計三枚の匣鉢bにタイル素地aが納め
られる間に、無端チエーン7上に載せられた匣鉢
bは、搬出コンベアCによつて第1図の下側から
上側に向かつて搬出され、さらに、ローラコンベ
ア10によつて次の工程へと搬出され、ピストン
ロツド15の伸長によつて昇降板16が再び上昇
して、支承部材110に載せられた最下段の匣鉢
bの下面に達すると、直ちにピストンロツド11
8が伸長して支承部材110が退避して、三枚の
匣鉢bを昇降板16に受け渡し、さらに、ピスト
ンロツド102が収縮して昇降フレーム100が
上昇復帰することによつて支承部材110が元の
上方位置に戻り、それ以降、再び昇降板16上で
匣鉢詰めが行なわれ、搬出コンベアCで匣鉢bを
搬出する間でも移動板70が停止することなく匣
鉢詰めが連続して行なわれる。
また、匣鉢貯留位置Eの匣鉢bが順次に匣鉢詰
め位置Dに移送されて、昇降板23上に乗載され
た匣鉢bが三枚になると、斜め上向きのエアシリ
ンダ137のピストンロツド138が収縮して、
第3図に示すように、支承部材130をその支持
棒132が匣鉢bの上昇経路内に突出する水平姿
勢に揺動し、最下段の匣鉢bの両側縁を受けて三
枚の匣鉢bを昇降板23から受け取り、最上段の
匣鉢bが匣鉢貯留位置Dに移送されると、下向き
のエアシリンダ121のピストンロツド122が
僅かに収縮して、昇降フレーム120が匣鉢bの
一枚分の厚さだけ上昇し、次の匣鉢bが匣鉢詰め
装置Dに移送され、三枚の匣鉢bが移送されると
直ちにピストンロツド138が収縮して支承部材
130が経路の外に退避し、さらに、ピストンロ
ツド122が伸長して昇降フレーム120を下降
復帰させることによつて支承部材130が元の下
方位置に戻る。この間に、昇降板23が最下方の
受入れ位置まで下降し、搬入コンベアFによつて
搬入された重畳匣鉢cが昇降板23上に移乗さ
れ、再びピストンロツド22が伸長して重畳匣鉢
cを持ち上げ、それ以降、再び昇降板23上から
匣鉢bが移送される。従つて、空の重畳匣鉢cを
搬入コンベアFによつて搬入して、匣鉢貯留位置
Eに移入する間でも移動板70が停止することな
く、匣鉢bの匣鉢詰め位置Dへの移送が連続して
行なわれる。
上記実施例によつて具体的に説明したように、
本発明のタイル素地の匣鉢詰め装置は、一定姿勢
を保つたまゝで水平方向に往復駆動される移動体
に、一対の下向きの吸盤をその移動方向に間隔を
おいて装着し、前記移動体の往復運動により、前
記一対の吸盤を匣鉢貯留位置及び匣鉢詰め位置の
直上に夫々対応する位置と、前記匣鉢詰め位置及
び素地搬入コンベア上のタイル素地停止位置の直
上に夫々対応する位置との間を移動させる構成と
するとともに、前記匣鉢貯留位置に搬入された重
畳匣鉢を乗載して前記移動体の一往復動毎に匣鉢
一枚の厚さに相当する一定寸法ずつ順次に上昇
し、かつ、最上方に達すると最下方の受入れ位置
に戻つて待機する第1の昇降板と、前記匣鉢詰め
位置に移送された匣鉢を受けるとともに前記一定
寸法ずつ順次に下降して匣鉢を重畳し、かつ、匣
鉢を一定枚数重畳すると搬出コンベアの下面に退
避してその重畳匣鉢を前記搬出コンベア上に移乗
する第2の昇降板とを備え、前記移動体の往動行
程において、一方の吸盤によつて前記匣鉢貯留位
置の重畳匣鉢の最上段の匣鉢を吸着して前記匣鉢
詰め位置に移送し、復動行程において、他方の吸
盤によつて前記素地搬入コンベアにより搬入され
たタイル素地を前記停止位置で吸着して前記匣鉢
詰め位置に移送した前記匣鉢内に納めて順次に重
畳し、前記搬出コンベアにより搬出するようにし
たタイル素地の匣鉢詰め装置において、 前記匣鉢貯留位置に、前記第1の昇降板から残
りの複数枚の匣鉢を受け取り、かつ、前記移動体
の一往復動毎に前記一定寸法ずつ順次に上昇して
最上段の匣鉢を一定高さに保持する第1の支承部
材を設けるとともに、前記匣鉢詰め位置に、前記
第2の昇降板が下降しているときに移送された匣
鉢を受けるとともに前記一定寸法ずつ順次に下降
して最上段の匣鉢を一定高さに保持し、かつ、そ
の重畳匣鉢を再度上昇した前記第2の昇降板に受
け渡す第2の支承部材を設けたことを要旨とする
ものであつて、匣鉢貯留位置に匣鉢を搬入する
間、及び、匣鉢詰め位置からタイル素地を納めた
匣鉢を搬出する間にも、いちいち移動体の駆動を
停止する必要がないから、タイル素地の匣鉢詰め
を連続して行なうことができ、作業能率を著しく
向上させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、
第1図は一部切欠平面図、第2図及び第3図は作
動を説明するための一部切欠側断面図である。 16…昇降板、23…昇降板、70…移動板、
77…吸盤、78…吸盤、110…支承部材、1
30…支承部材、A…搬入コンベア、B…停止位
置、C…搬出コンベア、D…匣鉢詰め位置、E…
貯留位置、a…タイル素地、b…匣鉢、c…重畳
匣鉢。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定姿勢を保つたまゝで水平方向に往復駆動
    される移動体に、一対の下向きの吸盤をその移動
    方向に間隔をおいて装着し、前記移動体の往復運
    動により、前記一対の吸盤を匣鉢貯留位置及び匣
    鉢詰め位置の直上に夫々対応する位置と、前記匣
    鉢詰め位置及び素地搬入コンベア上のタイル素地
    停止位置の直上に夫々対応する位置との間を移動
    させる構成とするとともに、前記匣鉢貯留位置に
    搬入された重畳匣鉢を乗載して前記移動体の一往
    復動毎に匣鉢一枚の厚さに相当する一定寸法ずつ
    順次に上昇し、かつ、最上方に達すると最下方の
    受入れ位置に戻つて待機する第1の昇降板と、前
    記匣鉢詰め位置に移送された匣鉢を受けるととも
    に前記一定寸法ずつ順次に下降して匣鉢を重畳
    し、かつ、匣鉢を一定枚数重畳すると搬出コンベ
    アの下面に退避してその重畳匣鉢を前記搬出コン
    ベア上に移乗する第2の昇降板とを備え、前記移
    動体の往動行程において、一方の吸盤によつて前
    記匣鉢貯留位置の重畳匣鉢の最上段の匣鉢を吸着
    して前記匣鉢詰め位置に移送し、復動行程におい
    て、他方の吸盤によつて前記素地搬入コンベアに
    より搬入されたタイル素地を前記停止位置で吸着
    して前記匣鉢詰め位置に移送した前記匣鉢内に納
    めて順次に重畳し、前記搬出コンベアにより搬出
    するようにしたタイル素地の匣鉢詰め装置におい
    て、 前記匣鉢貯留位置に、前記第1の昇降板から残
    りの複数枚の匣鉢を受け取り、かつ、前記移動体
    の一往復動毎に前記一定寸法ずつ順次に上昇して
    最上段の匣鉢を一定高さに保持する第1の支承部
    材を設けるとともに、前記匣鉢詰め位置に、前記
    第2の昇降板が下降しているときに移送された匣
    鉢を受けるとともに前記一定寸法ずつ順次に下降
    して最上段の匣鉢を一定高さに保持し、かつ、そ
    の重畳匣鉢を再度上昇した前記第2の昇降板に受
    け渡す第2の支承部材を設けたことを特徴とする
    タイル素地の匣鉢詰め装置。
JP850783A 1983-01-20 1983-01-20 タイル素地の匣鉢詰め装置 Granted JPS59133125A (ja)

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