JPS62243314A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPS62243314A
JPS62243314A JP8642286A JP8642286A JPS62243314A JP S62243314 A JPS62243314 A JP S62243314A JP 8642286 A JP8642286 A JP 8642286A JP 8642286 A JP8642286 A JP 8642286A JP S62243314 A JPS62243314 A JP S62243314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
sample
crystallization
deflection angle
optical device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8642286A
Other languages
English (en)
Inventor
Genichi Yamazaki
山崎 弦一
Shigenobu Akiyama
秋山 重信
Yasuaki Terui
照井 康明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8642286A priority Critical patent/JPS62243314A/ja
Publication of JPS62243314A publication Critical patent/JPS62243314A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体装置、特に、高集積、高速の高性能な完
全絶縁分離された半導体集積回路、即ち、S OI (
Sem1conductor On In5ulato
r)デバイス用基体の製造方法に関するものである。
従来の技術 近年、半導体集積回路はますます高密度化、高速化され
る傾向にあり、絶縁分離の半導体集積回路に対する要望
が高まっている。従来、絶縁分離の半導体集積回路の形
成には、例えば、非晶質絶縁物基板上に多結晶シリコン
層を形成し、この多結晶シリコン層にレーザビームアニ
ールを施すことにより多結晶シリコン層の単結晶化を行
い、素子を形成するという方法が比較的よく研究されて
いる。
従来のレーザビームアニール用のレーザビーム照射装置
は、2種類に大別できる。以下に、第8図、第9図を用
いて説明する。第8図に示したものは、レーザビーム走
査型といわれているものである。レーザ発振器1Cから
出たレーザビームは、全反射ミラー2Cを通って、ガル
バノメータ13aによって駆動される全反射ミラー2d
に導かれ、ここでX方向に偏向され、さらに、ガルバノ
メータ13bによって駆動される全反射ミラー2eにた
ものは、試料走査型といわれるものである。レーザ発振
器1dから出たレーザビームは、全反射ミラー2I及び
凸レンズ14を通って、X−Yステージ上に取り付けら
れた試料6d上に集光され、3  −・ X−Yステージ6CをX及びY方向に走査することによ
り試料5d全面をアニールする方式である。
発明が解決しようとする問題点 第8図、第9図に示したような従来のレーザビーム照射
装置においては、1回のレーザビームあるいはX−Yス
テージの走査で単結晶化される領域は、試料面上でのレ
ーザビーム径によって決まる。試料面上でのレーザビー
ム径は、フラットフィールドレンズあるいは凸レンズか
ら試料面上までの距離によって調整できるが、レーザビ
ームの出力には限界があり、単結晶化される巾は、最大
100μm以下である。従って、大面積の単結晶化、あ
るいは試料全面を単結晶化する場合には、単線走査を重
畳して繰り返す方法を採用せざるを得なかった。上記の
ような方法では、大面積の単結晶化に長時間を要するば
かりでなく、結晶粒界の発生を抑制することも不可能で
あった。
本発明はかかる点に鑑み、結晶粒界のない大面積の単結
晶化を可能とする、半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するだめの手段 この目的を達成するために、本発明は、非晶質絶縁物基
板上に単結晶半導体層を形成する際に用いられる、レー
ザビームアニールにおいて、音響光学素子を用いてレー
ザビームを偏向制御することを特徴とする半導体装置の
製造方法である。
作  用 前記音響光学素子は、超音波によって物質中に屈折率の
疎密が周期的に生じ、これが光の回折格子になって、そ
こを通る光の進行方向を変化させる音響光学効果を利用
したものである。上記音響光学素子を用いることにより
、第6図に示すように、レーザ発振器1e、全反射ミラ
ー2qを通ったレーザビームは音響光学素子3cを通過
することによって二次元的に高速走査することが可能と
なり、擬似線状レーザビームを形成しこれを試料5eの
表面に照射することができる。上記擬似線状レーザビー
ムを用いれば、その中央部に第7図に示すような幅広く
平坦な単結晶化に理想的な温度分布が実現され、−回の
走査で大面積の単結晶6 ベーン 化が可能となる。さらに、上記理想的な温度分布による
単結晶化においては、結晶粒界の発生も著しく抑制され
る。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例における半導体製造装置
のブロック図である。以下にその動作を説明する。レー
ザ発振器1aから出たレーザビームは、全反射ミラー2
aによって音響光学素子3aに導かれる。音響光学素子
3aによってレーザビームは制御され、ある偏向角θa
をもってY方向に高速偏向され、擬似線状レーザビーム
となり、フラットフィールドレンズ4aによってX−Y
ステージ6a上の半導体基板等の試料6a面上に集光さ
れる。試料5a面上の擬似線状レーザビームの線幅は、
フラットフィールドレンズ4aと試料5a面の間の距離
Ha及び偏向角θaによって決まる。X方向の走査につ
いては高速性を必要としないので、X−Yステージ6a
によって走査される。第2図は実験に用いた試料の断面
図である。
シリコン基板9上に31028を形成して、LPCVD
6 ページ (減圧化学蒸着)法で610°Cの温度で形成された多
結晶シリコン層7からできている。第2図に示したよう
な試料を、レーザパワー5W、偏向角θa=1° 、高
速偏向周波数100 KHz 、 Ha = 10 (
yHの条件の下で再結晶化した時の再結晶化状態を第3
図に示す。再結晶化領域の両端部では、結晶粒界11が
若干発生するが、レーザビームアニールでは、これ壕で
実現されたことのない、再結晶化幅Wa≠2頗×再結晶
化長La触50+u+の大面積にわたって、結晶粒界の
ない単結晶が一回の走査で得られている。
以上のように本実施例によ・れば、偏向角θa及びフラ
ットフィールドレンズ4aと試料6a面との間の距離H
aを調整することにより、所望の大面積の単結晶化が可
能となる。
第4図に本発明の第2の実施例における半導体製造装置
のブロック図を示す。レーザ発振器1bから出たレーザ
ビームは、光チヨツパ−12によっである周波数でチョ
ップされ、全反射ミラー2bによって音響光学素子3b
に導かれる。音響光学7 べ−7 素子3bによって、レーザビームはある偏向角θbでY
方向に高速偏向制御され、擬似線状レーザビームトナリ
、フラットフィールドレンズ4bによってX−Yステー
ジ6b上の試料5b面上に集光される。試料6b面上の
擬似線状レーザビームの線幅は、フラツトフィールドレ
ンズ4bト試料5b面の間の距離Hb及び偏向角θbに
よって決まる。
X方向の走査については高速性を必要としないので、X
−Yステージ6bによって走査される。第2図で既に説
明した試料を用いて、レーザパワー5W、偏向角θb 
= 0.5°、高速偏向周波数100KHz; Hb=
1ocrn、チョッパ周波数I KHz、 ノ条件の下
で再結晶化を実施した時の再結晶化状態を模式的に第5
図に示す。本実施例においては、レーザビームは、光チ
ヨツパ−12によって周期的にオン、・オフされるので
、第5図に示すように、再結晶化幅Wb = 1wx 
X再結晶化長Lb=50μmの再結晶化領域10bが周
期的に形成されている。
以上のように本実施例によれば、光チョッパー周波数、
偏向角θb 、フラットフィールドレンズ4bと試料5
b面との間の距離Hbを調整することにより、所望の局
所的な領域だけを、結晶粒界を発生させることなく単結
晶化させることが可能となる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、非晶質絶縁物基板
上にレーザビームアニールによって単結晶半導体層を形
成するに際し、短時間で結晶粒界のない大面積の単結晶
化が可能となるのみならず、所望の局所領域のみの単結
晶化も可能となり、その実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の半導体製造装置のブ
ロック図、第2図は同実施例において用いた試料の断面
図、第3図は同実施例におけるレーザ照射後の試料の平
面図、第4図は本発明の他の実施例の半導体製造装置の
ブロック図、第6図は同実施例におけるレーザ照射後の
試料の平面図、第6図は音響光学素子の作用の説明図、
第7図は擬似線状レーザビーム照射時の試料の温度分布
を9べ一; 示す図、第8図、第9図は従来の半導体製造装置のブロ
ック図である。 −f 1 & 、 1 b 、 I C−−−−レーザ
発振器、2a、2b。 2q・・・・・・全反射ミラー、3a 、3b 、3c
・・川・音響光学素子、4a、4b、4c・・・・・フ
ラットフィールドレンズ、5a 、5b 、5e−−・
試料、6a。 6b・・・・・・x−Yステージ、了・・・・・・多結
晶シリコン、8・・・・・・5102.9・・・・・・
シリコン基板、10a 、 10b 。 10c・・・・・・再結晶化領域、11・・・・・・結
晶粒界、12・・・・・・光チヨツパ−,13a、13
b・・・・・・ガルバノメータ、14・・・・・・凸レ
ンズ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第6
図 第5図 e 第7図 距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非晶質絶縁物基板上にレーザビームアニールによって単
    結晶半導体層を形成するに際し、音響光学素子を用いて
    レーザビームを偏向制御することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
JP8642286A 1986-04-15 1986-04-15 半導体装置の製造方法 Pending JPS62243314A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8642286A JPS62243314A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 半導体装置の製造方法

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Publications (1)

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JPS62243314A true JPS62243314A (ja) 1987-10-23

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ID=13886451

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JP8642286A Pending JPS62243314A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 半導体装置の製造方法

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JP (1) JPS62243314A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146319A (ja) * 1987-12-02 1989-06-08 Tokyo Electron Ltd レーザ熱処理装置
US5607506A (en) * 1994-10-21 1997-03-04 University Of South Florida Growing crystalline sapphire fibers by laser heated pedestal techiques
US7504288B1 (en) 1994-03-09 2009-03-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for laser-processing semiconductor device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01146319A (ja) * 1987-12-02 1989-06-08 Tokyo Electron Ltd レーザ熱処理装置
US7504288B1 (en) 1994-03-09 2009-03-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for laser-processing semiconductor device
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