JPS62296509A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS62296509A
JPS62296509A JP14226386A JP14226386A JPS62296509A JP S62296509 A JPS62296509 A JP S62296509A JP 14226386 A JP14226386 A JP 14226386A JP 14226386 A JP14226386 A JP 14226386A JP S62296509 A JPS62296509 A JP S62296509A
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JP
Japan
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single crystal
laser
semiconductor film
applying
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JP14226386A
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Inventor
Nobuo Sasaki
伸夫 佐々木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [概要] 非単結晶性半導体膜のビーム照射領域に超音波振動を加
えながらビームを照射し、単結晶化するSOI構造半導
体基板の製造方法である。超音波振動を加えれば、絶縁
性基板と単結晶半導体膜との接着性(濡れ性)が改善さ
れ、照射ビームパワーを大きくできて、高品質な準結晶
半導体膜が得られる。
[産業上の利用分野] 本発明は半導体装置の製造方法のうち、特に、Sol構
造半導体装置の単結晶半導体基板の形成方法に関する。
最近、S OI (Silicon On In5ul
ator)構造の半導体装置が注目されており、それは
高速動作。
耐放射線、高温動作に有利な半導体装置が作成できるか
らである。例えば、MOSFETを立体的(三次元)に
積層して、高度に高集積化すれば、絶縁基板のための寄
生容量が減少する効果が相乗して、高速動作の超I、S
Iが実現できる。
しかし、このようなSol構造の半導体装置は、可能な
限り結晶品質の良い基板」二に形成することが要望され
ている。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点]さて、
従前より著名なsor構造の半導体基板に、S OS 
(Silicon On 5apphire )基板が
知られており、それはサファイヤ基板上にシリコンをエ
ピタキシャル成長して、単結晶シリコン膜を形成させた
基板であった。
しかし、サファイヤ基板は非常に高価であり、且つ、サ
ファイヤとシリコンとは類似の結晶構造であると云うも
のの、結晶学的にはやはり違いがあって、界面に結晶格
子のミスマツチが生じ、形成した単結晶シリコン膜に多
数の結晶欠陥が発生する。従って、従来の引き上げ法や
帯域精製法で作成したシリコン基板と比較すると、結晶
品質は決して良質のものではなく、そのため、SO8基
板は余り汎用されるに至っていない。
一方、最近、提唱されているSol構造の基板に、ビー
ムアニールして作成したsoI基板があり、その形成方
法を第2図fat、 (blで説明する。まず、同図t
a+に示すように、シリコン基板1上に膜厚1μmの二
酸化シリコン(sio2)膜2を生成し、その上に膜厚
5000人の多結晶シリコン膜3を化学気相成長(CV
 D)法によって被着する。また、この時、多結晶シリ
コン膜の代わりに、アモルファスシリコン膜を被着して
も良い。
次いで、第2図(blに示すように、多結晶シリコン膜
3を、例えば、連続アルゴンレーザ(CW−Ar La
5er)ビームで走査して加熱溶融しくこれがビームア
ニールで、本例はレーザアニールである)、多結晶シリ
コン膜を単結晶シリコン膜3に変成する。
このレーザアニール法(工程)の概要図を第3図に示し
ており、10はレーザビーム、11は被アニール基板(
シリコン基板1に同じ)、12はレーザ光源、13は絞
りレンズ、14は加熱板で、レーザ光源12から出たレ
ーザ光を絞りレンズ13で縮小して30〜100 μm
φのレーザビーム10とし、このレーザビーム10をレ
ーザパワー10ワツト、走査速度10ω/secで被ア
ニール基板11上をスキャンニングする。その時、加熱
板14によって被アニール基板11を200〜500℃
程度に加熱しておくが、そうすると、多結晶シリコン膜
3のビーム照射部分が溶融して、その部分が固化する時
に走査方向に結晶化が進行し、かくして、単結晶シリコ
ン膜3が形成される。
しかし、この方法で作成したSOI基板も、必ずしも結
晶品質が余り良くない。その一原因としでは、溶融シリ
コンの5i02膜への濡れ性(wettability
)が良くなく、そのため、強いビームパワー(レーザ出
力)を加えると、溶融シリコン自体の表面張力によって
凝縮し、粒状となってしまったり、また、粒状にまで至
らなくても濡れが不十分なために全面に凹凸が生じる問
題がある。これを避けるために、従来は十分にビームパ
ワーを加えていない状態である。
即ち、凝縮を防ぐためにビームパワーを低くして、低い
ビームパワーで照射して単結晶化しているのが現状であ
る。例えば、ビームパワーが9.5ワツトでは溶解せず
に、10.5ワツトでは剥がれて粒状となる場合には、
10ワツトで照射する方法が採られている。しかし、凝
縮しないならば、更にビームパワーを大きくして、12
ワット程度で照射することが望ましく、その方が結晶品
質が一層良化する。
1つ、十分なビームパワーを加えずに、ビーム照射して
単結晶化する場合は、極めて高精度にパワーを調整する
必要があり、そうすれば、少しの調整外れによっても、
結晶欠陥が発生し易くなる。
本発明は、このような問題点を解消させて、結晶品質の
良い単結晶半導体膜が再現性良く得られるSOI構造基
板の形成方法を堤案するものである。
[問題点を解決するための手段] その目的は、非単結晶性半導体膜のビーム照射領域に超
音波振動を与えつつビームを照射し、単結晶化するよう
にした半導体装置の製造方法、例えば、基板を超音波振
動子の上に載置したり、または、照射ビームの周囲に超
音波振動子ホーンを配設したりして、超音波振動を与え
ながら、ビームを照射し、単結晶化するようにした半導
体装置の製造方法によって達成される。
[作用] 即ち、本発明は、非単結晶性半導体膜のビーム照射領域
に超音波振動を加えながら、ビームを照射し、単結晶化
するSol構造半導体基板の製造方法で、かくすれば、
絶縁性基板と単結晶半導体膜との接着性が良くなり、そ
の結果、照射パワーを大きくできて、品質の良い単結晶
半導体膜が得られる。
[実施例1 以下、図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図(al、 (blは本発明にかかるレーザアニー
ル法の概要図を示しており、同図(alは超音波振動イ
20を被アニール基板11と加熱板14との間に介在さ
せた実施例である。その他の記号は第3図の部材と同一
部材に同一記号が付けである。
図のように、電極21で挟んだ水晶振動板22からなる
超音波振動子20を、被アニール基板11と加熱板14
との間に配置して、超音波電源23から周波数2KHz
程度の超音波振動を加えながら、レーザビーム10で照
射し、スキャンニングする。なお、超音波振動周波数は
2KH2程度に限るものではない。
このようにしてアニールすれば、上記に説明した従来法
のような、レーザ照射時における溶融シリコン自体の凝
縮が防止できるために、十分に強いレーザパワーを印加
することができる。従って、強いレーザパワーで照射し
て十分に溶融させ、次に、徐々に固化させることによっ
て、結晶品質の良い単結晶シリコン膜を形成できる。
次に、第1図(blは本発明にかかるレーザアニール法
の他の例を示しており、本例は中空孔を有する楕円形の
超音波振動ホーン30をレーザ照射光の周囲に取付けた
実施例で、その他の記号は第1障1(alと同一部材に
同一記号が付けである。
このような超音波振動ホーン30に超音波振動?II:
i31から振動を伝えて、このホーンからレーザビーム
で照射している被アニール基板11の照射部に超音波振
動を与える。絞りレンズ13と被アニール基板11との
距離が50鰭とすると、超音波振動ホーン30と被アニ
ール基板11との距離は100n程度にして、超音波振
動周波数IMIIZ程度の超音波を照射する。そして、
加熱板14をXYステージの上に載せて、被アニール基
板を動かすことにより、超音波振動ホーン30からビー
ム照射部に振動を与えながら、レーザビーム10の照射
をスキャンニングする。
そうすれば、上記第1図(81と同様に、レーザ照射時
における溶融シリコン自体の凝縮が防止できて、十分に
強いレーザパワーを加えることができ、従って、結晶品
質の良い単結晶シリコン膜が形成できる。
上記例のように、本発明にかかるビームアニール法で形
成した単結晶シリコン膜3は、結晶欠陥が少なく、結晶
品質の高い単結晶シリコン膜が得られるが、更に、強い
レーザパワーを加えることによって、溶融幅をも広くし
てスループットを向上することができ、また、走査線の
間隙に溶は残こしがなくなって、品質の均一な単結晶シ
リコン膜が形成できる利点も得られる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば高品質
なSOI構造の基板が得られて、そのSOI構造基板に
作成するLSIの品質・信頼性を顕著に向上するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(al、 (blは本発明にかかるビームアニー
ル法の概要図、 第2図(a)〜(blはSOI基板の形成方法を示す図
、第3図は従来のビームアニール法の概要図である。 図において、 1はシリコン基板、  2は5i02膜、3は多結晶シ
リコン膜又は単結晶シリコン膜、10はレーザビーム、
  11は被アニール基板、12はレーザ光源、   
13は絞りレンズ、14は加熱板、 20は超音波振動子、 30は超音波振動ホーン を示している。 不発FJM+=力・5$突麺例1黴手国第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性基板上の非単結晶性半導体膜にビームを照
    射して、単結晶半導体膜を生成するSOI構造半導体基
    板の製造方法であつて、前記非単結晶性半導体膜のビー
    ム照射領域に超音波振動を与えつつビームを照射し、単
    結晶化するようにしたことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. (2)絶縁性基板を超音波振動子の上に載置して、超音
    波振動を与えるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。
  3. (3)照射ビームの周囲に超音波振動子ホーンを配設し
    て、超音波振動を与えるようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。
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