JPS62242681A - ピペリジウム誘導体の4級塩の製法 - Google Patents

ピペリジウム誘導体の4級塩の製法

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JPS62242681A
JPS62242681A JP8678886A JP8678886A JPS62242681A JP S62242681 A JPS62242681 A JP S62242681A JP 8678886 A JP8678886 A JP 8678886A JP 8678886 A JP8678886 A JP 8678886A JP S62242681 A JPS62242681 A JP S62242681A
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JP
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bromide
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methyl
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JP8678886A
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Kunio Mizukawa
水川 邦夫
Fujimi Takeda
竹田 富士美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(■) (式中、R1は水素原子又は低級アルキル基を、R8は
低級アルキル基を示す) で表わされるピペリジウム誘導体の4級塩の新規な製造
法に関する。
〔従来の技術〕
本発明で得られる(11式のピペリジウム誘導体の4級
塩は優れた鎮痙作用及び抗消化性潰瘍作用を有するもの
であり、就中R1及びR2がメチル基で表わされる化合
物は一般名臭化チメぎゾウムとして臨床に広く使用され
ている0 従来、臭化チメビゾウムを製造する方法としては1−メ
チル−5−メトキシニペコチン酸エステルに2−チェニ
ルマグネシウムハライドを反応させシー(2−チェニル
)・(1−メチル−5−メトキシ−3−ピペリゾル)カ
ルビノールとし、これを脱水反応に付してシー(2−チ
ェニル)・(1−メチル−5−メトキシ−3−ピペリゾ
リデン)メタンとし、次いでこれに臭化メチルを反応さ
せて第4級塩とする方法が知られている(特公昭48−
31836号及び特公昭49−40235号)。
しかしこの方法ではシー(2−チェニル)・(1−メチ
ル−5−メトキシ−3−ピペリゾル)カルビノールの脱
水反応を酸性条件下で行い、次いで塩基性条件下で抽出
・精製を行なわなければならない。特に単離されたその
中間体であるシー(2−チェニル)・(1−メチル−5
−メトキシ−3−ビペリゾリデン)メタンは化学的に不
安定で空気中で黄色に着色しやすいという性質を有する
ので、4級塩化をすばやく行わなくてはならないという
煩雑な操作を必要とする。更にこの精製によシ収率の低
下を招き、工業的方法として満足し得るものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように臭化チメビゾウムの製法として公知の方法は
種々の欠点を有していることから、工業的に安価で、か
つ容易な方法で高品質の臭化チメピゾφムを得るための
調法の開発が望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者は、鋭意研究を行った結
果、本発明を完成した。
本発明は次の反応式によって示される。
(If) (し +1) (式中、Xはハロゲン原子又は無機酸もしくは有機酸ア
ルキルエステルの酸残基を示す。
但し%R1%R1が共にメチル基の場合、Xは臭素原子
ではない。R1及びR1は前記に同じ)すなわち、本発
明はピペリシン誘導体(1)にアルキル化剤(m)を炭
酸金属塩の存在下に反応させて化合物(Iv)となし、
次いでこれを単離することなく、酸化銀を作用させて化
合物(V)となし、更にこれを陽イオン交換樹脂に吸着
させ、金属臭素化物を作用せしめてビベリゾウム誘導体
の4級塩目1を製造する方法である。
本発明において、炭酸金属塩としては炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム
等が使用される。アルキル化剤(船中のR1で示される
低級アルキル基として、メチル、エチル、ゾロぎル、ブ
チル基などが、またXで示される)・ログン原子として
、ヨウ素、塩素などが、無機酸、有機酸アルキルエステ
ルの酸残基として、ジメチル硫酸、ジエチル硫識、メチ
ル−P−トルエンスルホン酸、エチル−p−)ルエンス
ルホン酸等のアルキルエステルからアルキル基t1個除
いた基で構成されたものが挙げられる。
更にまた陽イオン交換樹脂としては、強酸性基をもつも
のであればよく、また金属臭素化物としては、臭化ナト
リウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化アルミニ
ウム等を挙げることが出来る。
本発明方法は中間生成物(Iy)及び(v)を単離する
ことなく、同一の溶媒中で行われる。溶媒としては、例
えばメタノール、エタノール等のアルコール類が使用さ
れる。
化合物(冨)から(■)を製するには、化合物1厘)と
アルキル化剤(I)を上記溶媒中、炭酸金属塩の存在下
反応させる。反応は室温で一夜行うことによって終了す
る。次いで、この反応液に酸化銀を加え、室温で反応さ
せれば化合物(Vlが得られる。この反応液から不溶物
を除いた後、陽イオン交換樹脂と接触させて化合物(V
)を吸着させ、金属臭素化物を作用させれば、脱水反応
と臭素塩化が同時に生起して目的物(+)が得られる。
この操作はパッチ法及びカラム法の何れの方法によって
もなし得る。尚上記一連の反応は室温でも進行するが、
加温して反応速度をはやめることもできる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 シー(2−チェニル)・(5−メトキシ−3−ピペリゾ
ル)カルビノール2.0f(6,5ミリモル)および炭
酸水素ナトリウム0.5f(6,5ミリモル)をメタノ
ール40−に加え攪拌し、これにヨウ化メチル1.8f
(13ミリモル)を滴下する。室温で一夜攪拌後、酸化
銀1.59(6,5ミリモル)を加え、さらに室温で一
夜攪拌する。これをf過し、P液を陽イオン交換樹脂(
ダイヤイオンSKIB)10g(湿)に攪拌下吸着させ
、これをカラムに充填する。臭化カルシウム5.0f(
25ミリモル)を水 5yt/、  メタノール 10
0d混液に溶かした溶液をカラムに通液し、得られた溶
出液を濃縮する。これをクロロホルム10−で3回抽出
を行い、芒硝乾燥後濃縮する。残渣にアセトン30−を
投入し、今後結晶をr取し、シー(2−チェニル)・(
1−メチル−5−メトキシ−3−ビペリゾリデン)メタ
ンメトブロマイド2.29を得る。
mp、196.9℃(分解) 参考例1 THF108rIllに!ダネシウム7.5fと1.片
少量を加え、50℃に保ちなから2−ブロムチオフェン
50.6fをゆっくりと滴下し、滴下終了後Mlが溶解
するまで還流する。次IC5−メトキシニコペテン酸メ
チル21.59を徐々に滴下し、室温で約1時間攪拌す
るりこれを、塩化アンモニウム21.5fを水430w
11に溶解した溶液中に冷却しながら加え、クロロホル
ム1001R1で3回抽出し、この抽出液を芒硝で乾燥
後、減圧濃縮し油状物を得る。これをイソプロピルエー
テルで再結晶しシー(2−チェニル)・(5−メトキシ
−3−一ペリシル)カルビノール309を得る。
mp、148.8℃ 〔発明の効果〕 本発明方法によれば、高品質のビペリゾウム誘導体の4
級塩を従来の方法に比ベニ業的にも安価でかつ容易に収
率よく製造することができる。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1は水素原子又は低級アルキル基を示す) で表わされるピペリジン誘導体に一般式 R_2X (式中R_2は低級アルキル基を示し、Xはハロゲン原
    子又は無機酸もしくは有機酸アルキルエステルの酸残基
    を示す。但し、R_1、R_2が共にメチル基の場合、
    Xは臭素原子ではない)で表わされるアルキル化剤を炭
    酸金属塩の存在下に反応させて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2及びXは前記に同じ)で表わさ
    れる化合物となし、次いでこれを単離することなく、酸
    化銀を作用させて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は前記に同じ) で表わされる化合物となし、更にこれを陽イオン交換樹
    脂に吸着させ、金属臭素化物を作用せしめることを特徴
    とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2は前記に同じ) で表わされるピペリジウム誘導体の4級塩の製造法。
JP8678886A 1986-04-15 1986-04-15 ピペリジウム誘導体の4級塩の製法 Pending JPS62242681A (ja)

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