JPS622425A - 電子銃電極の製造方法 - Google Patents

電子銃電極の製造方法

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Publication number
JPS622425A
JPS622425A JP14177485A JP14177485A JPS622425A JP S622425 A JPS622425 A JP S622425A JP 14177485 A JP14177485 A JP 14177485A JP 14177485 A JP14177485 A JP 14177485A JP S622425 A JPS622425 A JP S622425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
electron gun
punching
shaving
thick plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP14177485A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Higashikubo
東久保 浩之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14177485A priority Critical patent/JPS622425A/ja
Publication of JPS622425A publication Critical patent/JPS622425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、ブラウン管の螢光面等に電子ビームを照射す
る電子銃に配置され、電子ビーム通過孔を有する電子銃
電極の製造方法に関する。
[発明の技術的背景とそのrWi題点J一般に電子銃電
極はブラウン管等の螢光面に電子ビームを照射する電子
銃の電子ビームを集束させるための主レンズを構成し、
電子銃内に複数配置されている。
第2図は、カラーブラウン管用の電子銃電極を示すもの
で、図において符号1は厚肉板状部材からなる電子銃電
極本体を示している。この電子銃電極本体1には3個の
電子ビーム通過孔2が近接して形成されており、この電
子ビーム通過孔2の内面は、真円度を高め内面を滑かに
するためシェービング加工が施されている。
最近では、このような電子銃電極は、省電力化のためブ
ラウン管ネック部の径を小さくする必要があり、電子銃
電極本体1の大きさが制限される一方、電子銃の特性を
向上させるため、電子ビーム通過孔2を大きくする必要
があり、電子ビーム通過孔2と電子ビーム通過孔2との
間の余肉寸法Aが小さくされる傾向にある。
この電子銃電極本体1に電子ビーム通過孔を形成する工
程は、精密打抜き加工によって行われており、第3図に
示すように、まず下孔打抜き工程により、ダイ3に固定
された厚肉板状部材1aにポンチ4で下孔2aを打抜<
(ID)。次に厚肉板状部材1aを下孔打抜ぎ工程と同
方向にシェービングダイ5へ固定しく2D> 、この後
厚肉板状部材1aの下孔2aをシェービングポンチ6で
成形し電子ビーム通過孔2を形成する(3D)。
このような従来の電子銃電極では、下孔2aを形成する
際に、シェービングポンチ6が打込まれる側の面の下孔
2aの周囲に傾斜部7が形成される。このような傾斜部
7は、同方向からさらにシェービングポンチ6が打込ま
れるため、さらに拡大され、第4図及び第5図に示され
る様に、電子銃電極本体1の電子ビーム通過孔2と電子
ビーム通過孔2との間に不所望な凹部7aが形成されて
しまう。
しかしながら電子銃電極は、平坦であることが要求され
、この平坦度が0.011III11以上になると電子
銃の特性は劣化する。なおここで言う平坦度とは平坦面
と凹部或いは凸部との段差の最大値のことである。
従ってこのように凹部が形成された厚肉板状部材1aは
、外形打抜きの際に、第6図に示すように、外形打抜き
ポンチ8に凸部を形成し、ノックアウト9との高圧縮力
を利用し電子銃電極本体1aに形成された凹部7aを強
制的に押し上げ、平坦に成形している。
しかしながらこのようにして平坦に成形された電子銃電
極では、この平坦面の反対側の面に、第7図及び第8図
に示すように凹部10が形成されてしまうため、この表
裏を判別するためのマーク11が必要となり、プレス加
工の際のマーキング工程および電子銃組立ての際にはこ
のマーク11を選別する工程が必要となるという問題が
ある。
また上記方法によると、局部的に高い圧縮応力が作用ザ
るため、電子ビーム通過孔2の変形を招き、真円度が悪
化してしまうという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、電子銃電極の電子ビーム通過孔を形成する際に、電子
銃電極の平坦性および電子ビーム通過孔の真円度が保た
れ、マーキング工程およびマーク識別工程を省略するこ
とができ、製造工程を簡略化するとともに高品質の電子
銃電極を製造することのできる電子銃電極の製造方法を
提供しようとするものである。
[発明の概要] すなわちち本発明は、厚肉板状部材に電子ビーム通過孔
を精密打抜き加工によって形成して、電子銃電極を製造
するにあたり、まず前記厚肉板状部材の一方向から前記
電子ビーム通過孔より小径の下孔を打抜く下孔打抜き加
工を施し、次に前記厚肉板状部材の前記方向とは逆の方
向から前記下孔を成形するシェービング加工を施して電
子ビーム通過孔を形成することにより、製造工程を簡略
化し、かつ高品質の電子銃N極の製造を可能としたもの
である。
[発明の実施例] 以下本発明方法の詳細を図面を用いて一実施例について
説明する。
第1図は本発明の電子銃電極の製造方法の一実施例の工
程を示すもので、図において符号1aは厚肉板状部材を
示している。この実施例では、まず下孔打抜き工程によ
り、ダイ3に固定された厚肉板状部材1aにポンチ4で
直径4,40m1の下孔2aを孔ピッチ4,92mmで
打抜<(1E)。
次に厚肉板状部材1aをシェービングダイ5に下孔打抜
ぎ工程の打抜ぎ方向とは表裏を逆にした方向に固定しく
2E)、この後厚肉板状部材1aにシェービングポンチ
6で直径4.52mmの電子ビーム通過孔2を形成する
(3E)。
、F記工程による本発明の電子銃電極の製造方法では、
下孔打抜き工程時に下孔2aの周囲に傾斜部7が形成さ
れるが、この傾斜部7を形成された而の反対側からシェ
ービングポンチ6によって打抜きを行われるため、この
傾斜部7がシェービングダイ5に押圧されて平面に成形
される。このため従来の電子銃電極の製造方法における
外形打抜き時の凹部成形の必要がなく電子ビーム通過孔
2の周囲に余分な圧力が加わることがないため、真円度
も良好になる。
本発明者の実験によれば、従来の電子銃電極の製造方法
で製造された電子銃電極の電子ビーム通通孔2の真円度
(半径法による)は8〜10マイクロメートルであった
が、本発明方法で製造したところ電子銃電極の電子ビー
ム通過孔2の真円度は3〜4マイクロメートルに改善さ
れていた。
このように本発明方法によれば、電子ビーム通過孔2を
形成する際に厚肉板状部材1aの平坦性を保つことがで
きるため、真円度が良好で高品質の電子銃電極を製造す
ることができ、かつマーク面識別工程等を省略してその
製造工程を簡略化することができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の電子銃電極の製造方法では、
下孔打法き工程における下孔の打扱き方法と、シェービ
ング工程に於けるシェービングポンチの打扱き方向とを
逆方向としたので、電子銃電極本体の平坦度が保たれ、
真円度の良好な高品質の電子銃電極を製造することがで
き、しかも従来行われていたマーク識別工程等を省略す
ることができるので、その製造工程を簡略化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子銃電極の製造方法の工程を示す縦
断面図、第2図は電子銃電極を示す斜視図、第3図は従
来の電子銃電極の製造方法の工程を示す縦断面図、第4
図は第3図に示した工程により作成された電子銃電極を
示す上面図、第5図は第4図に示した電子銃電極の縦断
面図、第6図は従来の方法による外径打抜き工程を示ず
横断面図、第7図は従来方法によって製造された電子銃
電極を示す上面図、第8図は第7図に示した電子銃電極
の縦断面図である。 1・・・・・・・・・・・・電子銃電極本体1a・・・
・・・・・・厚肉板状部材 2・・・・・・・・・・・・電子ビーム通過孔2a・・
・・・・・・・下 孔 3・・・・・・・・・・・・ダイ 4・・・・・・・・・・・・ポンチ 5・・・・・・・・・・・・シェービングダイ6・・・
・・・・・・・・・シェービングポンチ−へ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚肉板状部材に電子ビーム通過孔を精密打抜き加
    工により形成して電子銃電極を製造するにあたり、まず
    前記厚肉板状部材の一方向から前記電子ビーム通過孔よ
    り小径の下孔を打抜く下孔打抜き加工を施し、次に前記
    厚肉板状部材の前記方向とは逆の方向から前記下孔を成
    形するシェービング加工を施して電子ビーム通過孔を形
    成することを特徴とする電子銃電極の製造方法。
JP14177485A 1985-06-28 1985-06-28 電子銃電極の製造方法 Pending JPS622425A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128627A (ja) * 1982-01-27 1983-08-01 Toshiba Corp 電子銃用電極の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128627A (ja) * 1982-01-27 1983-08-01 Toshiba Corp 電子銃用電極の製造方法

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