JPS62240926A - 液晶表示器用基板 - Google Patents

液晶表示器用基板

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JPS62240926A
JPS62240926A JP2860087A JP2860087A JPS62240926A JP S62240926 A JPS62240926 A JP S62240926A JP 2860087 A JP2860087 A JP 2860087A JP 2860087 A JP2860087 A JP 2860087A JP S62240926 A JPS62240926 A JP S62240926A
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substrate
lower electrode
display device
electrode patterns
substrates
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Masato Shinohara
正人 篠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液晶表示装置、特に電界効果型のねじれネマチ
ック液晶表示装置の多数個取りの製造方法に関するもの
である。
本発明の1]的は、1枚の大きな基板上に、所定の規則
に従って複数個の°上極パターンを形成することによっ
て、上用基板と下用基板を同一マスクで形成できるよう
にし、かつ配向も同一方向に配向処理できるようにして
、製造時間の短縮による安価な製品を提供すること及び
、品質のバラツキを少なくすることにある。
従来の実施例を第1図に示す、第1図は従来の表示装置
の製造方法である。先ず、上基板1と下基板2とがそれ
ぞれ別々にあり、既に下基板2には液晶刺入穴9を設け
である0次にこの上・ド基板1.2それぞれに上・下電
極パターンを形成する。形成した上・下基板を3.4に
示す、次に液晶製品にあった方向に配向処理12.13
をそれぞれに施す、さらに上・下基板5.6のどちらか
一方にシール剤8の塗布を施す0次に上・下基板5.6
を特定の相関位置にして固着して7の状態に至る。その
後は前記した液晶」1大穴9より液晶10を封入し、さ
らに到止剤11で封止穴9を封止する。さらに第1図に
は記してないが周知の偏光、反射板あるいは1、ブザ・
イン的な印刷、機能的な印刷が施される。このようにし
て従来、上基板、下基板という別々の原料を使い、それ
ぞれに個別の製造をし、工程の途中で一体化する方法で
あったために、多大な製造時間を要し、非常に高値な表
示装置となっていた。A体重には先ず、上・下基板1.
2の外形加工である0周知の通りガラス類を使用するた
め難加工物であり、その加工には多大な時間を要した。
さらに下基板2の穴9の加工である。1枚、1枚穴を明
ける加工は多くの人と時間を必要とした。さらには上・
下電極パターンを別々の基板1.2に製造していたため
、上・下電極パターンの位置ズレが生じ、後で一体化す
る際に非常に困難であった。さらには配向処理12.1
3は別々の異なった方向にしなければならず、治工具類
を全て違えて処理するための作業の複雑、手配の複雑さ
があった。ざらに配向処理をラビングで行なう場合は、
基板のかどで布の削〈ずが発生し、この削〈ずが表示体
内部にも入り品質の7ヘラツキの原因となっていた。
本発明は従来のこのような問題を除去し、さらにより安
価でより信4フ1性の高い表示装置としたものであり、
以下に説明をする。第2図〜第8図は本発明の1つの実
施例を工程別に図化したものである。第2図は液晶封入
穴106の配置図である。
第3図は上・下゛上極パターンの配置図である。t54
図は配向処理及びシール剤の配置図及び後に分割するた
めに溝を入れた図である。第5図は1方の基板を裏返し
た図である。又、ここで配向処理の方向は、基板端面に
対しほぼ45″の方向である。t56図は第5図の2枚
の大きな基板を組み立てたものであり、後に分割するだ
めの膚を再び設けた図である。第7図は第6図のものを
個々に分割して液晶を入れ封止した図である。第8図は
コーナ一部の面取をした図である。
では第2図〜第8図の各図について詳しく説明をする。
第2図では上基板、下基板を形成する大型の基板101
を図示しである。基板101には第3図の上・下電極パ
ターンに対応する位置に液晶封止穴106を明けである
。従って従来、下基板1枚毎に穴を明けていたが本発明
によれば、基板101を1回セットすれば穴106を同
時に6個明けれるのである。さらに本実施例は穴106
を6個で説明したが、2個以上であれば同様に応用でき
るものである。
さらに本実施例は液晶封止穴106を有すタイプで説明
したが穴が全くないタイプにも同様に応用できるもので
ある。さらに上・下゛上極パターンを作成する前に、上
下導通をとるための前処理、又は、ガラス中に含まれる
ナトリウムイオン防止処理等も第3図の上・下電極パタ
ーンに対応して行なえる。f53図は上・下′rr!、
極パターンの配置図である。基&101に全面”rv、
41処理し、その上に印刷又はフォトレジスト処理を施
し、エツチング処理を施して第3図の如く上・下゛tヒ
極パターンができる。特にフォトレジスト処理はパター
ンの位置M度解像力の点で好ましい0本実施例は図の通
り上電極パターン110と下゛電極109とを基板10
1に複数個同時に配置している。さらに図の上の列から
上電極110、下″t「極109、上電極110、下電
極109と規則性を持って配列しである。このように上
電極パターン110と下電極パターン109を互い違い
に配列したことを交互に配置したという、従って本実施
例は縦に交互であるが、横に交互でも同様である。この
ように本発明によれば、大きな基板に上・下電極パター
ンを?M数個同時に配置するため、上基板、下基板と別
々に分けて製造する必要がなく、しかも1度に多数の表
示装置を得ることができる。さらに本実施図の通り、上
゛電極パターン110は表示装置として表示する文字、
数字、記号等を裏返したパターンを形成する。下電極パ
ターン109は表示する文字、数字、記号等のままパタ
ーンを形成する。
しかも上fit 11パターン110と下電極パターン
109との重なり部により、希望する表示を得る様形成
しである。しかも上電極パターン110と下電極パター
ン109とは1Δの如く上から上’rlf 極−下電極
で1対、その下の上電極−下電極で1対をなしている。
しかもそれぞれの対はある線に対して対称な位置に配置
しである。この!1(は後で組立てる際重要なIバであ
り、第6図でiiT; L <説明する。
さらに上・下゛電極パターンの大きさは、第7図に示す
如く、1方向は上基板111又は下基板112の1方向
の寸度(図のb)であり、他の方向は上基板111の他
の方向の寸度(図のa+)と下基板112の他の方向の
寸度(図のb+)を交な:にとって配置しである。従っ
てノ、(板101の外形の寸度は、l方向はbx整数、
他の方向は、(a+ +b+ )X整数となる。
従って本発明によれば、基板101を製造するだけで上
・下基板を製造していることになるのである。第4図の
上図は配向処理を施した図である。
従来は上・下それぞれ別々に配向処理を施していたが本
発明によれば基板102を1回配向処理するだけで、上
電極・下’rtf極同時にしかも多数処理できるのであ
る。しかも個々に処理するよりは、1度に多数処理した
方が、バラツキが少なく、また布の削くずの発生も少な
くより安定した表示装置を提供できる。さらに従来上基
板・下基板は別の工程で異なった治工具を使用していた
が、本発明によれば1種類の工程、治工具で配向処理が
11丁能で、第3図の電極の向き及び第4図の配向の向
さに関しては第8図で詳しく説明する。尚、配向の方向
に関しては、F、E方式では特定方向に平行配向である
。配向の加工方法はラビング方式。
斜め蒸着方式、スパッタ方式等全ての加工方法に応用で
さるものであり、本発明のように第4図に示した配自刃
向以外の方向でもよい、さらに線114は後の工程にお
いて個々の表示装置に分割するための溝であり、この溝
により表示装置の外形寸度が決められる。この溝は硬質
のカル−例えばダイヤモンド、ルビー等−により容易に
精度よく設けられる。この溝の加工は前記の配向処理又
は後記のシール剤付けとの関係により、好ましい順序で
行なわれる。またこの溝は後記するシール剤付けをした
ガラス115とシール創刊けをしないガラス103の少
なくともどちらか一力に入っていればよい、熱論両方に
入っていればより好ましい、第4図すの説明をする。こ
のt54図すは第4図aに於いて配向処理された基板1
03にさらにシール剤を希望する形状に、又上・下電極
パターンに対応して設けるもので、より均一な厚みを要
求される。従来例々のシール創刊けを行っていたため均
一なシール厚みを得にくかったが本発明によれば、多数
の基板が同一条件でシール剤付けされるため、より均一
な厚みを得られるようになった。尚、本発明ではそれぞ
れ同一方向に配向処理された2枚の基板103と115
のうちで基板103には溝114を基板115にはシー
ル剤付けを施しているが、2枚の基板を通じて、溝11
4とシール剤115がどこかにされていればよい。
熱論2枚ともft114、シール剤105を有していて
もよいのである。尚シール剤の材質は有機物質、無機物
質、金属物質(金属酸化物、半導体物)等である。第5
図は第4図になんら加工は与えず。
基板115の向きを変えているだけである。先ず、基板
115を上を下へ、下を上へやって裏返すと第5図の下
図になる。f54図の上図とf55図の上図はそのまま
である。尚、基&103を裏返してもよい。756図は
第5図の上・下図の基板をシール剤105で固着したも
のである。固着する際に2枚の基板103と115は特
定の相互位置に制限される様にする0図の様に第3図で
規則性を持って配置した上・下電極パターンが、しかも
全く同一の電極パターンを有した基板103と115が
裏返して固着するだけで、多数の表示装置となりうるの
である。従来例々に上基板と下基板を固着させていたの
に比べ、本発明によればその所要時間を基板に配置した
電極パターンの数分の1になるのである。しかも基板1
03と基板115の相互位置は少なくともどこか2ケ所
を合わせるだけで、全ての相互位置が確保できるのであ
る。
従って安価なしかも安定した表示装置が提供できうるの
である。さらに基板103と基板115と固着させた後
に、線104を入れる。この線はtiS4図の溝と全く
同様のものであり、第7図の形に分割するためのもので
ある0図の如く、第4図で入れた溝114とt56図の
溝104は全て一致していない、又、本発明は第4図で
全<71竹を設けずに、第6図で固着した後に基板10
3と基板115に溝を設ける方法も提供する。105は
シール剤。10Gは液晶107を入れるための」1人穴
108は106を閉じるための封止材、尚、液晶107
は第6図の状態で封止してもよいし、あるいは第7図、
第8図、それ以後にしてもよく、特に制限はない、さら
に本実施例は六方式であるが。
周知のサイド方式でもよい、ざらにt56図の状態で周
知の偏光部材を電極あるいは溝114,104に対応し
て貼付ければさらに好ましい、さらに第6図の状態で基
板面又は前記の偏光部材上に多数同時に印刷すればさら
に好ましい、さらに第6図の状態で大きな偏光部材を貼
伺け、溝を入れる際に同時に切断してしまえば、尚好ま
しい、第゛1図は第6図のものを分割した図である。上
基板111及び下基板112はf56図の基板103及
び115の1部であり、上基板Illと下基板112は
シール剤105で固着され月人穴106から液晶107
が封入され、」・I止剤108で外気と遮断しである。
第6図のb+al+  bl と第7図のE)+ al
+  blは同一マ・°1号で対応している。又llG
及び117は第4図で1晃向処理した配向の方向を示す
、この配向力向は+iij記した如く、図示1.。
た方向以外でもよい、!¥S8図は第7図のものの4隅
の角を面取りしたもので113で示す、尚4隅の角を而
取りをせずに第7図で完成となる場合もある。さらに4
開会部を面取りせずに1隅以上の場合もある。さらに本
発明の応用例を示す、第9図及び第10図は第2図及び
第3図の使用範囲に余剰部分を設けたものである。基&
201のうちで使用する部分(上・下電極パターン部分
)202と余剰部分203及び204とに分けておく。
このようにすれば、表示装置の大きさが幾種類になって
も、その取数(上・下電極パターンの敗)を調整するこ
とにより、基板201を共通に使用できるのである。第
9図は四辺を余剰部分に、第1O図は二辺を余剰部分に
したものである。さらに第11図も本発明の応用例であ
る。第9図、第10図の余剰部分に少なくとも1ケ所以
上のコーナ一部にθだけ傾けてカット部を設ける。好し
くはθは45@以外の角度がよい、この様にすれば図の
如く、基板の表裏識別ができるのである。さらに第12
図、第13図は本発明の応用例である。
第8図で面取り113を行なわずに第2図の状態で第1
2図の如くにしておけば1個々に而取りする事なく、一
度に面取りできるのでより安価な表示装置を提供できる
。ff$13図は余剰部分がある場合で同様である。さ
らに第12図及び第13図は平行四辺形で説明したが、
丸形、三角形1台形等あらゆる形状でよい、第14図は
第3図の応用例を示す、tJSa図は縦に4列、横に3
列で説明したが、P514図に示す如く、縦にはAXT
列でTは任意の整数、al とblの列数の総和が寄数
の場合はf:iS6図の如く爪ねた場合2列が余るから
無駄になってしまう、横にはbXs列でSは整数であれ
ば任意に取りえる。さらに第15図及びm16図は本発
明の応用例である。第3図に示した上・下電極パターン
の配置方法の他に第15図、第16図の方法がある。 
f517図は上・下電極パターン以外に電極を設ける場
合の応用例である。3.01は上・下溝通用に、Cr、
Au、Cu等をメッキ、蒸若、スパッタ等で施したもの
である。この様にあらゆる処理が、大きな基板の段階で
6(能である。f518図は配向処理の配向方向の説明
図である0図の如くいずれの方向にも処理する4Gが可
能であり、より多くの汎用性がある。特にX輌又はY@
に閣して0だけ傾けた場合、未発す1の効果がより発揮
される。trS19図は第4図のF図の応用例であり、
穴のない場合のシール形状である。
前記の溝401に液晶封入部403を交差させ、且つ4
03の先端とシール部402とは接触しない様設け、f
56図の如く重ねた場合、シール内の気体が外気と通じ
ている様にしておく、こうすればシール内部のギャップ
が一定となりより良い表示装置を得ることができるので
ある。
上述の如く本願発明は、 第1の基板及び第2の基板上に複数個の同−形状上電極
パターン列と複数個の同一形状下電極パターン列とを交
互に複数列配置する工程、該複数の上下電極パターン列
上に配向処理膜を形成し、該第1、第2の基板を該基板
端面に対しほぼ45の方向から配向処理を施す工程、該
第1又は第2の基板の一方を折返して両基板の対向内面
が互いに上下°電極パターンで対向する如< fi、I
tする工程、該複数個の上下電極パターンの対を一体化
した複数個の表示体を個々に分離し、該各々の表示体に
1「界効果型ねじれネマチック液晶を封入する工程とを
含むから、 ff5l、 ff12のノ1(板内面が完
全に同一方向に配向処理できるので基板を折返して内部
対向させた場合に、基板内の複数の表示体全部が正確に
直交した1デ向にすることができ、各表示体間の配向の
バラツキを最小限におさえることができる。又、第1.
f52の基板を一度に配向できるので、各々の表示体を
個別に配向した場合に生ずる基板エッヂ部の削りくずの
発生をなくす番ができ、従ってこれら削りくずの表示体
内への混入を完全に防止することができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
tjS1図・・・・従来表示装置の製造方法、t52図
〜第8図・・・・本発明による表示装置の製造方法、f
59図〜第19図・・・・本発明の応用例である。 以   上 出願人 セイコーエプソン株式会社 第 第2図 1図 第3図 (α)               (α]第4図 
  第5図 汐12図 第13図 第14図 第150 第16図 第17図 第19図 手続補正書(自発) 昭和62年3月12日 、事件の表示 液晶表示器用基板 :、補正をする者 (256)  セイコーエプソン株式会社、、KII 
 い    代表取締役 服 部 −部〒104 東京
都中央区京橋2丁目6番21号株式会社 版部セイコー
内 最上特許事務所(4664)  弁理士 最 上 
   務連絡先 563−2111内線631〜7 担
当体2 補正により増加する発明の数 明   細   書 11発明の名称 液晶表示器用基板 2、特許請求の範囲 基板上に複数個の同一形状上電極パターン列と複数個の
同一形状下電極パターン列とが交互に複数列配置されて
おり、前記上下電極パターン列が配置された表面上の外
周に周設された余剰部分を有し、該余剰部分のコーナ一
部を少なくとも1箇所以」−カットしたことを特徴とす
る液晶表示器用基板。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示装置、特に電界効果型の液晶表示装
置の液晶表示器用基板に関する。 [従来の技術] 従来の実施例を第9図に示す、第9図は従来の表示装置
の製造方法である。先ず、上基板lと下基板2とがそれ
ぞれ別々にあり、既に下基板2には液晶封入穴9を設け
である0次にこの上・下基板1.2それぞれに上・下?
11パターンを形成する。形成した」:・下基板を3.
4に示す9次に液晶製品にあった方向に配向処理12.
13をそれぞれに施す、さらに上・下基板5.6のどち
らか一方にシール剤8の塗布を施す6次に上・下基板5
.6を特定の相関位置にして固着して7の状態に至る。 その後は前記した液晶封入穴9より液晶10を封入し、
さらに!41止剤11で封止穴9を」1止する。さらに
t59図には記してないが周知の偏光、反射板あるいは
、デザイン的な印刷、機能的な印犀■が施される。 [発明が解決しようとする問題点] このようにして従来、上基板、下基板という別々の原料
を使い、それぞれに個別の製造をし、工程の途中で一体
化する方法であったために、多大な製造時間を要し、非
常に高値な表示装置となっていた。具体的には先ず、上
・下基板1.2の外形加工である0周知の通りガラス類
を使用するため難加工物であり、その加工には多大な時
間を要した。さらには上・下電極パターンを別々の基板
1.2に製造していたため、上・下電極パターンの位置
ズレが生じ、後で一体化する際に非常に困難であった。 さらには、あらかじめ完成時の寸法に加工された上・下
基板を各工程に流動していくために、工程中において基
板端面がカケてしまうことがあった。そのために、1r
!、ai端子部が不良となったり。 シール剤による固着が不完全による致命的不良を引き起
こしていた。 そこで、本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、製造能率が著しく向上し、量
産に適し且つ高歩留りが得られる液晶表示器用基板を提
供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明の液晶表示器用基板は、基板上に複数個の同一形
状上電極パターン列と複数個の同一形状下電極パターン
列とが交互に複数列配置されており、前記上下電極パタ
ーン列が配置された表面上の外周に周設された余剰部分
を有し、該余剰部分のコーナ一部を少なくとも1箇所以
′上カツトしたことを特徴とする。 [実施例] 第1図〜第5図は本発明の1つの実施例を工程別に図化
したものである。第1図は液晶封入穴106の配置図で
ある。162図は上・下電極パターンの配置図である。 f53図(a)、(b)は配向処理及びシール剤の配置
図及び後に分割するために溝を入れた図である。f54
図(a)、Cb)は1方の基板を裏返した図である。又
、ここで配向処理の方向は、基板輸血に対しほぼ45″
の方向である。第5図は第4図(a)、(b)の2枚の
大きな基板を組み立てたものであり、後に分割するため
の溝を再び設けた図である。 では第1図〜第5図の各図について詳しく説明をする。 R1図では上基板、下基板を形成する大型の基板101
を図示しである。基板101には第2図の上・下電極パ
ターンに対応する位置に液晶J4止穴106を明けであ
る。従って従来、下基板1枚イσに穴を明けていたが本
発明によれば、基板101を1回セットすれば穴106
を同時に6(1/l明けれるのである。さらに本実施例
は穴106を6個で説明したが、2個以上であれば同様
に応用できるものである。 さらに本実施例は液晶封止穴106を有すタイプで説明
したが穴が全くないタイプにも同様に応用できるもので
ある。さらに上・下電極パターン−を作成する前に、上
下導通をとるための前処理、又は、ガラス中に含まれる
ナトリウムイオン防止処理等も第2図の上・下電極パタ
ーンに対応して行なえる。tiSZ図は上・下電極パタ
ーンの配置図である。基板101に全面電極処理し、そ
の上に印刷又はフォトレジスト処理を施し、エツチング
処理を施して第2図の如く上・下′rti極パターンが
できる。特にフォトレジスト処理はパターンの位置精度
解像力の点で好ましい、本実施例は図の通り上電極パタ
ーン110と下電極パターン109とを基板101に複
数個同時に配置している。さらに図の上の列から上電極
パターン110.下電極パターン109、上電極パター
ン110.下′唯極パターン109と規則性を持って配
列しである。 このように上電極パターン110と下TrL極パターン
109を互い違いに配列したことを交互に配置したとい
う、従って本実施例は縦に交互であるが、横に交互でも
同様である。このように本発明によれば、大きな基板に
上・下電極パターンを複数個同時に配置するため、上基
板、下基板と別々に分けて製造する必要がなく、しかも
1度に多数の表示装置を得ることができる。さらに木実
旋回の通り、上電極パターン110は表示装置として表
示する文字、数字、記号等を裏返したパターンを形成す
る。下電極パターン109は表示する文字、数字、記号
等のままパターンを形成する。しかも上電極パターン1
10と下電極パターン109との重なり部により、希望
する表示を得る様形成しである。しかも上電極パターン
110と下1ft、極パターン109とは図の如く上か
ら上電極−下W!、極で1対、その下の上電極−下電極
で1対をなしている。しかもそれぞれの対はある線に対
して対称な位置に配置しである。 従って本発明によれば、基板101を製造するだけで上
・下基板を製造していることになるのである。第3図(
a)は配向処理を施した図である。 従来は上・下それぞれ別々に配向処理を施していたが本
発明によれば基板102を1回配向処理するだけで、上
電極・下′tl!極同時にしかも多数処理できるのであ
る。しかも個々に処理するよりは、1度に多数処理した
方が、バラツキが少なく、また布の削くずの発生も少な
くより安定した表示装置を提供できる。さらに従来上基
板・下基板は別の工程で異なった治工具を使用していた
が、本発明によれば1種類の工程、治工具で配向処理が
可能である。尚、配向の方向に関しては、F、E方式で
は特定方向に平行配向である。配向の加工方法はラビン
グ方式、斜め蒸着方式、スパッタ方式等全ての加工方法
に応用できるものであり、本発明のように第31ffl
(a)、(b)に示した配向方向以外の方向でもよい。 さらに線114は後の工程において個々の表示装置に分
割するための溝であり、この溝により表示装置の外形寸
度が決められる。この溝は硬質の刃具−例えばダイヤモ
ンド、ルビー等−により容易に精度よく設けられる。こ
の溝の加工は前記の配向処理又は後記のシール剤付けと
の関係により、好ましい順序で行なわれる。 またこの溝は後記するシール剤付けをしたガラス115
とシール剤付けをしないガラス103の少なくともどち
らか一方に入っていればよい、熱論両方に入っていれば
より好ましい、WS3図(b)の説明をする。この第3
図(b)は第3図(a)に於いて配向処理された基板1
03にさらにシール剤を希望する形状に、父上・下電極
パターンに対応して設けるもので、より均一な厚みを要
求される。従来例々のシール剤付けを行っていたため均
一なシール厚みを得にくかったが本発明によれば、多数
の基板が同一条件でシール剤付けされるため、より均一
な厚みを得られるようになった。 尚、本発明ではそれぞれ同一方向に配向処理された2枚
の基板103と115のうちで基板103には7M 1
14を基板115にはシール剤付けを施しているが、2
枚の基板を通じて、溝114とシール剤115がどこか
にされていればよい、熱論2枚とも溝114、シール剤
105を有していてもよいのである。尚シール剤の材質
は有機物質、無機物質、金属物質(金属酸化物、半導体
物)等である。f54図(a)、(b)はff13図(
a)。 (b)になんら加工は与えず、基板115の向きを変え
ているだけである。先ず、基板115を一ヒを下へ、下
を上へやって裏返すと第4図(b)になる、第3図(a
)とf:R4図(a)はそのままである、尚、基板10
3を裏返してもよい、第5図は第4図(a)、(b)の
基板をシール剤105で固着したものである。固着する
際に2枚の基板103と115は特定の相互位置に制限
される様にする0図の様にm2図で規則性を持って配置
した上・下電極パターンが、しかも全く同一の電極パタ
ーンを有した基板103と115が裏返して固着するだ
けで、多数の表示装置となりうるのである。従来例々に
上基板と下基板を固着させていだのに比べ、本発明によ
ればその所要時間を基板に配置した電極パターンの数分
の1になるのである。しかも基板103と基板115の
相互位置は少なくともどこか2ケ所を合わせるだけで、
全ての相互位置が確保できるのである。 以上が本発明の多数個取り基板の一実施例を詳述したも
のであるが、以下にi6図、第7図、第8図を用いて上
述した多数個取り基板をさらに有効に活用でき優れた効
果を発揮する一実施例を説明する。 第6図及びP57図は、上述のように多数個に配列され
た基板(例えば第2図の基板102)の外周全域又はそ
の一部に表示装置としては使用されない余剰部分203
,204を設けた基板201を示している。同図におい
て202は、表示装置として使用する部分である。この
ようにすることにより、 (1)ガラス等でなる基板を機械装置に固定したり搬送
するときに端面のカケが発生しても、表示装置の領域ま
では及ばないため、不良を完全防止でき、効率の良い製
造が実現できる。 (2)基板を作業者が手で保持する油には、基板の表面
に汚れが付着しないように細心の注意を払う必要がある
が、上述のように外周部分に余剰部分を設けたので1表
示装置の汚れ防止効果を有している。 (3)余剰部分には、製造上の情報(例えば表示装置の
機種名や機種NOなど)を入れることができる。 f413!i明導?It IIIをフォト法でパターニ
ングするときなどにおいて、余剰部分がない場合は塗布
されたフォトレジストなどが四辺上に盛り上がって厚く
なってしまいその付近の露光が不完全となる。 このことにより、透明導電膜のパターンシ茸−トが起こ
り得る0本実施例においては、全ての表示装置において
均一な膜厚で形成されるので前述したような問題による
不良の発生を防止できる。 第8図は、前述の余剰部分のコーナ一部を少なくともl
l111!所以上0だけ傾けてカット部を設けたもので
ある。このようにすることにより、基板の表裏識別が容
易となる0通常、透明電極が形成された基板で表裏の識
別をするのは非常に困難であり、間違えて次の工程に流
動すると完全不良品となってしまう、しかしながら、木
実施例のように余剰部分のコーナ一部を少なくとも1筒
所以上0だけ傾けてカット部を設けたので、このカット
部により容易に表i詭別ができるものである。 前述のθは好ましくは45″以外の角度がよい。 これは、基板の形状が正方形であった場合にθを45@
にすると表裏が同じ状態になってしまい識別ができない
からである。 〔発明の効果] 上述したように本発明によれば、1枚の基板上に上下電
極パターンを複数個配性したので、上基板、下基板と別
々に分けて製造する必要がなく。 1度に多数の表示装置を得ることができる。 又、基板の外周に余剰部分を設けたので、(1)製造工
程中において基板端面のカケが発生しても表示装置まで
及ばないため、カケによる不良を完全に防止できる。 (2)表示装置の汚れ防止効果を有する。 (3)この余剰部分に、製造上の情報を入れることがで
きる。 (4)基板内の全表示装置に渡って、パターンショーI
−等の不良発生を防止できる。 さらに、本発明では前記余剰部分のコーナ一部を少なく
とも1箇所以上θだけ傾けてカットしたので、基板の表
裏識別が著しく容易になった。 以上を総合して、本発明によれば、多数個取り基板を高
能率で製造できるばかりでなく、前述のようないくつか
の不良を防止する効果を有しその結果歩留りの高い表示
装置を得ることを可能にした。 4、図面の簡?liな説明 m1図は本発明による一実施例の液晶封入穴の配置を示
す図。 第2図は本発明による一実施例の上下電極パターンの配
置を示す図。 第3図(a)、(b)は本発明による一実施例の配向処
理及びシール剤を示す図。 第4図(a)、(b)は本発明にょる一実施例の一方の
基板を裏返した図。 第5図は本発明にょる一実施例の2枚の基板を組み合わ
せた図。 第6図は本発明による一実施例であり外周部に余剰部分
を設けた基板を示す図。 第7図は本発明による一実施例であり二辺に余剰部分を
設けた基板を示す図。 t58図は本発明にょる一実施例であり、余剰部分を設
けた基板のコーナー1箇所をカットした基板を示す図。 第9図は従来の液晶表示装置の製造方法を示す図。 以  上 第1図 (α) (b) 第3図 (α) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1の基板及び第2の基板上に複数個の同一形状上
    電極パターン列と複数個の同一形状下電極パターン列と
    を交互に複数列配置する工程、該複数の上下電極パター
    ン列上に配向処理膜を形成し、該第1、第2の基板を該
    基板端面に対しほぼ45°の方向から配向処理を施す工
    程、該第1又は第2の基板の一方を折返して両基板の対
    向内面が互いに上下電極パターンで対向する如く配置す
    る工程、該複数個の上下電極パターンの対を一体化した
    複数個の表示体を個々に分離し、該各々の表示体に電界
    効果型ねじれネマチック液晶を封入する工程とを含むこ
    とを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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