JPS6224026Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224026Y2 JPS6224026Y2 JP1980102359U JP10235980U JPS6224026Y2 JP S6224026 Y2 JPS6224026 Y2 JP S6224026Y2 JP 1980102359 U JP1980102359 U JP 1980102359U JP 10235980 U JP10235980 U JP 10235980U JP S6224026 Y2 JPS6224026 Y2 JP S6224026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head cover
- wall
- combustion engine
- internal combustion
- wall body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は騒音低減に効果のある鋼板製の内燃機
関のヘツドカバーに関する。
関のヘツドカバーに関する。
内燃機関のヘツドカバーは、従来一枚の鋼板を
成形することにより、上壁、側壁、シールフラン
ジ部が形づくられており、騒音低減策としては、
板厚を増し、剛性を上げる、あるいはリブを立て
たり、曲面化を図ることにより剛性を上げるなど
の方法によつていた。
成形することにより、上壁、側壁、シールフラン
ジ部が形づくられており、騒音低減策としては、
板厚を増し、剛性を上げる、あるいはリブを立て
たり、曲面化を図ることにより剛性を上げるなど
の方法によつていた。
しかし、これらの従来の騒音低減策は、何れも
ヘツドカバーの重量増加、成形性の悪化を招き、
ひいてはコストの上昇を招いていた。
ヘツドカバーの重量増加、成形性の悪化を招き、
ひいてはコストの上昇を招いていた。
本考案は、従来の問題であつた重量増加、コス
ト上昇、成形性の悪化を招くことなく、ヘツドカ
バーから発生する内燃機関の騒音を低減させるこ
とを目的とするものであり、その特徴とするとこ
ろは、薄鋼板からなるヘツドカバー内壁およびヘ
ツドカバー外壁を、互に少なくとも部分的に密接
嵌合させて壁体を構成した内燃機関のヘツドカバ
ーにある。
ト上昇、成形性の悪化を招くことなく、ヘツドカ
バーから発生する内燃機関の騒音を低減させるこ
とを目的とするものであり、その特徴とするとこ
ろは、薄鋼板からなるヘツドカバー内壁およびヘ
ツドカバー外壁を、互に少なくとも部分的に密接
嵌合させて壁体を構成した内燃機関のヘツドカバ
ーにある。
以下に、本考案の内燃機関のヘツドカバーの実
施例を図に従つて説明する。
施例を図に従つて説明する。
添付図面は本考案の実施例を示したものである
が、内外壁の形状を考慮することにより、ブロー
バイガス還元装置用(PCV)オイイルセパレー
タケースとしての機能も併せもたせたものであ
る。すなわち、本実施例においては、ヘツドカバ
ー内壁1とヘツドカバー外壁2とは別々に成形さ
れ、ヘツドカバー内壁1の方がヘツドカバー外壁
2に比べて浅底に形成され、両者の上壁により
PCVオイルセパレータケース6が形成される。
ヘツドカバー内壁1とヘツドカバー外壁2とはそ
の側部において互に密接嵌合されており、接触部
において両者は接着剤またはスポツト溶接にて互
に固定される。またヘツドカバー内壁1とヘツド
カバー外壁2とは、開口周縁において互に離間し
て、周縁に沿つて延びる凹状のガスケツト保持部
を形成しており、そこにガスケツト4が嵌着され
る。なお、5はヘツドカバー取付け用ボルトが挿
通される取付孔である。このようにすることによ
つて、ガスケツト4はPCVオイルセパレータケ
ース6用空間のシール機能も有することになる。
またこのように構成されたヘツドカバーは、従来
のヘツドカバーに比べて剛性が低下し、固着振動
数が変化して内燃機関の振動に共振し難くなつて
騒音が軽減され、かつ密接嵌合しているヘツドカ
バー内壁1とヘツドカバー外壁2との間に生じる
摩擦により、大きな緩衝効果が得られて騒音は全
振動数に渡つて大幅に低減される。
が、内外壁の形状を考慮することにより、ブロー
バイガス還元装置用(PCV)オイイルセパレー
タケースとしての機能も併せもたせたものであ
る。すなわち、本実施例においては、ヘツドカバ
ー内壁1とヘツドカバー外壁2とは別々に成形さ
れ、ヘツドカバー内壁1の方がヘツドカバー外壁
2に比べて浅底に形成され、両者の上壁により
PCVオイルセパレータケース6が形成される。
ヘツドカバー内壁1とヘツドカバー外壁2とはそ
の側部において互に密接嵌合されており、接触部
において両者は接着剤またはスポツト溶接にて互
に固定される。またヘツドカバー内壁1とヘツド
カバー外壁2とは、開口周縁において互に離間し
て、周縁に沿つて延びる凹状のガスケツト保持部
を形成しており、そこにガスケツト4が嵌着され
る。なお、5はヘツドカバー取付け用ボルトが挿
通される取付孔である。このようにすることによ
つて、ガスケツト4はPCVオイルセパレータケ
ース6用空間のシール機能も有することになる。
またこのように構成されたヘツドカバーは、従来
のヘツドカバーに比べて剛性が低下し、固着振動
数が変化して内燃機関の振動に共振し難くなつて
騒音が軽減され、かつ密接嵌合しているヘツドカ
バー内壁1とヘツドカバー外壁2との間に生じる
摩擦により、大きな緩衝効果が得られて騒音は全
振動数に渡つて大幅に低減される。
本考案の内燃機関のヘツドカバーによるとき
は、ヘツドカバーを大部分が密接嵌合される二重
壁構造としたことにより、従来の重量を増加させ
ることなくヘツドカバーから発生する騒音を大巾
に低減させることができる。また、これらの嵌合
は、別途成形した内壁と外壁を嵌合する方法によ
つて、容易に達成することができ、成形性の悪
化、製造の困難性を招くこともなく、従来の板厚
増加などの騒音低減策に比べてコスト低減するこ
とができ、極めて実用的である。
は、ヘツドカバーを大部分が密接嵌合される二重
壁構造としたことにより、従来の重量を増加させ
ることなくヘツドカバーから発生する騒音を大巾
に低減させることができる。また、これらの嵌合
は、別途成形した内壁と外壁を嵌合する方法によ
つて、容易に達成することができ、成形性の悪
化、製造の困難性を招くこともなく、従来の板厚
増加などの騒音低減策に比べてコスト低減するこ
とができ、極めて実用的である。
また従来、ヘツドカバーに対しガスケツトを用
いて区画、形成していたPCVオイルセパレータ
ケースを作る手間が省けて、部品点数の削減も可
能となり、さらに別途開口周縁にガスケツト保持
部を形成する手間が省けて、部品ガスケツト固定
用ストラツプ等の部品点数も削減できる。
いて区画、形成していたPCVオイルセパレータ
ケースを作る手間が省けて、部品点数の削減も可
能となり、さらに別途開口周縁にガスケツト保持
部を形成する手間が省けて、部品ガスケツト固定
用ストラツプ等の部品点数も削減できる。
添付図面は本考案に係る内燃機関のヘツドカバ
ーの断面図である。図中の記号の意味は次の通り
である。 1……ヘツドカバー内壁、2……ヘツドカバー
外壁、3……ガスケツト固定用ストラツプ、4…
…ガスケツト、5,7……取付孔、6……PCV
オイルセパレータケース。
ーの断面図である。図中の記号の意味は次の通り
である。 1……ヘツドカバー内壁、2……ヘツドカバー
外壁、3……ガスケツト固定用ストラツプ、4…
…ガスケツト、5,7……取付孔、6……PCV
オイルセパレータケース。
Claims (1)
- 薄鋼板からなるヘツドカバー内壁およびヘツド
カバー外壁の大部分を密接嵌合させて壁体を構成
し、前記壁体の非密接部にPCVルームを画成
し、かつ前記壁体の開口周縁においてヘツドカバ
ー内壁とヘツドカバー外壁とを互いに離隔するこ
とにより、周縁に沿つて延びる凹状のガスケツト
保持部を形成したことを特徴とする内燃機関のヘ
ツドカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980102359U JPS6224026Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980102359U JPS6224026Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725144U JPS5725144U (ja) | 1982-02-09 |
JPS6224026Y2 true JPS6224026Y2 (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=29463780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980102359U Expired JPS6224026Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6224026Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338002U (ja) * | 1976-09-08 | 1978-04-03 | ||
JPS554337B2 (ja) * | 1977-07-05 | 1980-01-30 | ||
JPS5722649B2 (ja) * | 1978-09-06 | 1982-05-14 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5330598Y2 (ja) * | 1973-09-19 | 1978-07-31 | ||
JPS595151Y2 (ja) * | 1978-06-23 | 1984-02-16 | いすゞ自動車株式会社 | エンジンのシ−ルラバ−保護装置 |
JPS55139243U (ja) * | 1979-03-26 | 1980-10-04 | ||
JPS56157327U (ja) * | 1980-04-24 | 1981-11-24 | ||
JPS6224029Y2 (ja) * | 1980-05-27 | 1987-06-19 | ||
JPS5722649U (ja) * | 1980-07-15 | 1982-02-05 |
-
1980
- 1980-07-19 JP JP1980102359U patent/JPS6224026Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338002U (ja) * | 1976-09-08 | 1978-04-03 | ||
JPS554337B2 (ja) * | 1977-07-05 | 1980-01-30 | ||
JPS5722649B2 (ja) * | 1978-09-06 | 1982-05-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725144U (ja) | 1982-02-09 |
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