JPS62239997A - L−3,4−ジヒドロキシフエニルアラニン及びその誘導体の製造法 - Google Patents

L−3,4−ジヒドロキシフエニルアラニン及びその誘導体の製造法

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JPS62239997A
JPS62239997A JP8569486A JP8569486A JPS62239997A JP S62239997 A JPS62239997 A JP S62239997A JP 8569486 A JP8569486 A JP 8569486A JP 8569486 A JP8569486 A JP 8569486A JP S62239997 A JPS62239997 A JP S62239997A
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JP
Japan
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derivative
acid
dihydroxyphenylalanine
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dopa
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JP8569486A
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Inventor
Kenzo Yokozeki
健三 横関
Akitaka Yamamoto
晃隆 山本
Akihiro Yamashiro
章宏 山城
Koji Kubota
浩二 久保田
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 L −3,4−ジヒドロキシフェニルアラニン(以下L
−DOPAと略す)及びその誘導体は・9−キンソン氏
病あるいはうつ病の治療剤として有用なアミノ酸である
。本発明はL−DOP人及びその誘導体の製造方法に関
し、さらにくわしくは微生物を用い、3.4−ジヒドロ
キシフェニルピルビン酸、3.4−ジメトキシフェニル
ピルビンffl、3.4−メfレンジオキシフェニルピ
ルビン酸、3−ヒドロキシ−4−メトキンフェニルピル
ビン酸、及び3−メトキシ−4−ヒドロキンフェニルピ
ルビン酸トより成る群よす選ばれる1以上アミノ基供与
体とからL−DOPA及びその誘導体を製造する方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
L−DOPAの製造法としては化学的には合成法によυ
ラセミ体を製造し、これを光学分割してL一体を分離す
る方法が知られている。微生物を用いる方法としては、
(特公昭47−26317.49−38839 。
49−38840 、特開昭48−18475.48−
75791.60−184394 )が知られている。
しかし、これらの方法は生成物の収率が低く、必ずしも
経済的に有利な方法とはいえない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、L−DOPA及びその誘導体に対応す
るα−ケト酸からより効率よく、L−DOPA及びその
誘導体を製造する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記の問題点を、解決する為に種楯検豹を
行−)次結果、従来知られている菌株を用いたα−ケト
酸からのL−DOPA及びその誘導体の製造法に比らべ
、よシ効率よ(L−DOPA及びその誘導体を生産する
新しい菌株を見い出した。本発明は、この知見に基づい
てなされたものである。
本発明において使用される微生物は、具体的には以下に
示す様なものがある。
アシネトバクタ−ルオフイ  ATCC−9036(A
cinstobacter  1woffii)アグロ
バクテリウム ツメファシェンス  IFO−3058
(Agrobacterium tumefacien
a)ぺ1ジエリンキア インディカ  ATCC−90
37(Be1jerlnckia 1ndica)シト
ロバクタ−インターメディアス  IFO−13544
(Cttrobacter  intermadius
)エンテロバクタ−エアログネス  AJ−2643F
ERM−P(Enterobacts+r asrog
enea)エルビニア カロトボラ  ATCC−AT
CC−7403(Er  carotovora)フラ
ボバクテリウム アクアタイレ  AATCC−837
5(Flavobacteriu aquatile)
クレブシェラ オキ7トカ  ATCC−8724(K
lebaiella  oxytoca)ム クルイヘ2 シトロバクタ  FERM−3149(K
luyvera  citrophilm)ミコプラナ
 ブラタ  ATCC−4278ATCC−4278(
bullata)プロテウス ミラビリス  AJ12
015 FERM−P 06929(Proteus 
m1rabilis)ビプ讐オ チロrネスAJ280
7 FERM−P 07060(Vibrio tyr
oganes)キサントモナスシトリ  AJ2785
 FERM−P 07442(Xantomonaa 
 citri)デバリオミセス ハンセニ  IFO−
0023(Dabaryomyces hanseni
i)エンドミコプシス オペテンシス  CBS−25
08CB5−2508(Endo  ovetansi
s)ジオトリクム フラグランス  CB5−152・
25(Gaotrichum fragrans)クル
イベロミセス ラクティス  IFO−1096(Kl
uyveromyces  1actis)スポリディ
オデラス ゾヨンソニ  IFO−6903(Spor
idiobolua johnsonii)トルロプシ
ス マグノリエ  IFO−0705(Torulop
sis magnoliae)トリコスポロン セリセ
ウム  IFO−1201(Trichosporon
 sericeum)ディポダスカス マグヌーシ  
CB5−107.12(Dipodascus mag
nusii)エンドミセス オペテンシス  IFO−
1201(Endomyces  ovetensis
)L −DOPA及びその誘導体とアミノ供与体に、こ
れらの微生物を作用せしめる方法は、本微生物を栄養培
地で培養する際にL−DOPA及びその誘導体に対応す
るα−ケト酸とアミノ供与体を添加し、培養しながら反
応させてもよいし、本微生物を、培養した後微生物の培
養物、菌体又は菌体処理物、L−DOPA及びその誘導
体に対応するα−ケト酸とアミノ供与体に接触反応せし
めても良い。
上記微生物を培養するための培地としては通常の炭素源
、窒累詠、無機イオンを含有する通常の培地である。更
にビタミン、アミノ酸等の有機微量栄養素を添加すると
望ましい結果が得られる場合が多い。
炭素源としては、グルコース、シュクロース等の炭水化
物、酢酸等の有機酸、アルコール類、その他が適宜使用
される。璽素源としては、アンモニアガス、アンモニア
水、アンモニウム塩、その他が用いられる。無機イオン
としては、マグネシウムイオン、燐酸イオン、カリイオ
ン、鉄イオンその他が必要に応じ適宜使用される。培養
は好気条件下にpH5,0から8.5、温度を15℃か
ら35°Cの適当な範囲に制御しつつ1ないし3日間培
養を行なう。本微生物を用いて、培養中にL−DOPA
及びその誘導体に対応するα−ケト酸とアミノ供与体を
添加して反応を行なわしめるには、上記のpH。
温度にて培養すれば良い。また、L−DOPA及びその
誘導体に対応するα−ケト酸とアミノ供与体は培養の開
始時に添加してもよいし、培養途中に添加してもよい。
本微生物の培養物、菌体又は菌体処理物乞、水性媒体中
にてL−DOPA及びその誘導体に対応するα−ケト酸
とアミノ供与体に作用せしめるには、該培養物、菌体又
は画体処理物、及びこれらの固定化物をL−DOPA及
びその誘導体に対応するα−ケト酸とアミノ供与体を含
む水性媒体に溶解、又は!v!濁せしめ、各水性媒体を
pH7,0から9.0、温度を20°Cから50℃の適
当な条件にu1節しつつ漸時静置又は攪拌すればよい。
尚、L−DOPA及びその誘導体く対応するα−ケト酸
とアミノ供与体からL−DOPA及びその誘導体を生成
せしめる反応において、L−DOPA及びその誘導体に
対応するα−ケト酸の使用量は特に制限されないが、通
常バッチ法で行なう場合には0.01からIM好ましく
は0.05から0.5 M程度である。他方の反応基質
であるアミノ供与体はL−アスパラギン酸、L−グツ[
タミン酸、L−アラニン、L−インロイシフ等が用いら
れるが本発明のアミノ供与体になるもの7′あれば何を
用いてもかまわない。アミノ供与体の量は通常上記α−
ケト酸の1から3倍M程度が用いられる。
また菌体としては、菌体な含む培養液をそのまま用いて
もよい。また、これを一旦培養液よシ分離して洗滌また
は洗滌せずに使用してもよい。菌体処理物としては、機
椋的摩砕菌体、超音波にて処理した菌体、凍結乾燥菌体
、アセトン乾燥菌体、リゾチウム等の酵素で処理した菌
体、界面活性剤、トルエン等で処理した菌体、菌体の蛋
白画分、これらの固定化物又はその他が適宜用いられる
このような菌体な得る方法は前記の培地および培養方法
がそのまま採用できる。
L−DOPA及びその誘導体の定量は高速液体クロマト
グラムを用いる方法により行った。
(実施例1) グルコース0.59/dt 、酵母エキス1.0 g/
dL、滅グトン1. Og/dt 、 KH2PO40
,1g/at、 K2HPO40、3f!/dt SM
gSO4・6H200,05,!i’/dt、 FeS
O4’7H200,0OIJ/dt、 MnSO4’4
H20o、oo1g/aLを含む培地(pH6,0)を
500m1容フラスコに5Qml入れ115°0で15
分間殺菌した。これにブイヨン寒天培地で30°024
時間培養した第1表に示す菌株をそれぞれ1白金耳接独
し、それぞれ30°C116時間振盪培養した。これら
の培養液より、菌体なそれぞれ遠心分離によシ採取し、
培養液と同量の生理食塩水で1回洗浄し、菌体を集めた
。こレラの菌体を3,4−ジヒドロキシフェニルピルビ
ン酸2g、L−アスパラギン酸29、亜硫酸ナトリウム
0.29を含む0.05 Mリン酸・qツファー(pH
8,0) 100dにぞれぞれ59/diになる様に添
加し反応容器を蟹累ガスで置換したのち30°C124
時間反応した。その結果を第1表に示した。
霧  −−ア  の  。  ト  の  ヘ  ト 
 膿−〇  ロ  0  0   ci   ci  
 6  、−i   。ci(実施例2) 実施例1と同様に培養し、実施例1と同様に調整し念エ
ンテロバクタ↑、エアロデネスAJ−2643F’ER
MP−02764の菌体を、3,4−ジヒドロキシフェ
ニルピルビン酸2g、第2表に示し九アミノ供与体(3
,4−ジヒドロキシフェニルピルビン酸)1.5倍モル
)及び、亜硫酸ナトリウム0.29/litを含む0.
05 Mリン酸バッファー(pH8,0)100mlに
それぞれ597dtになる様に添加し、反応容器を窒素
ガスで置換した後30°024時間反応した。
その結果を第2表に示した。
第  2  表 (実施例3) 実施例2と同様に調整したエンテロバクタ−、エアログ
ネスAJ−2643、FERM−P−02764を第3
表に示した。α−ケト酸1,9.L−アス・ぐラギンy
tgを含む0.05 Mリン酸バッファ(pH8,0)
 100m1にそれぞれ5g/dtになる様に添加し、
30°0.24時間反応した。その結果を第3表に示し
た。
第  3  表 (実施例4) 実施例1と同様の培地に、ブイヨン培地に30’024
1時間生育させたエンテロバクターエアロダネス、AJ
−2643、FERM−P−02764を1白金耳後種
し、30℃16時間培養した。この培養液に3,4−ジ
メトキシフェニルピルビン酸とL−アスパラギン酸ヲそ
れぞれ1g/dtになる様に無菌的に添加し、さらに3
0°Cにて24時間培養した。この結果培養液中には0
.6 p/d tの3,4−ノメトキシーL−7二二ル
アラニンが生成していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 3,4−ジヒドロキシフェニルピルビン酸、3,4−ジ
    メトキシフェニルピルビン酸、3,4−メチレンジオキ
    シフェニルピルビン酸、3−ヒドロキシ−4−メトキシ
    フェニルピルビン酸、及び3−メトキシ−4−ヒドロキ
    シフェニルピルビン酸から成る群より選ばれる1以上と
    アミノ基供与体とから、L−3,4−ジヒドロキシフェ
    ニルアラニン又はその誘導体を生成する能力を有するア
    シネトバクター属、アグロバクテリウム属、ベイジェリ
    ンキア属、シトロバクター属、エンテロバクター属、エ
    ルビニア属、フラボバクテリウム属、クレブシエラ属、
    クルイヘラ属、ミコプラナ属、プロテウス属、ビブリオ
    属、キサントモナス属、デバリオミセス属、エンドミコ
    プシス属、ジオトリクム属、クルイヘロミセス属、スポ
    リディオボラス属、トルロプシス属、トリコスボロン属
    、ディボダスカス属、エンドミセス属に属する微生物を
    水性媒体中で3,4−ジヒドロキシフェニルピルビン酸
    、3,4−ジメトキシフェニルピルビン酸、3,4−メ
    チレンジオキシフェニルピルビン酸、3−ヒドロキシ−
    4−メトキシフェニルピルビン酸、及び3−メトキシ−
    4−ヒドロキシフェニルピルビン酸から成る群より選ば
    れる1以上とアミノ基供与体に作用させ、3,4−ジヒ
    ドロキシフェニルアラニン又はその誘導体を生成せしめ
    ることを特徴とする3,4−ジヒドロキシフェニルアラ
    ニン又はその誘導体の製造方法。
JP8569486A 1986-04-14 1986-04-14 L−3,4−ジヒドロキシフエニルアラニン及びその誘導体の製造法 Pending JPS62239997A (ja)

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JP (1) JPS62239997A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8993279B2 (en) 2007-02-01 2015-03-31 Ajinomoto Co., Inc. Method for production of L-amino acid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8993279B2 (en) 2007-02-01 2015-03-31 Ajinomoto Co., Inc. Method for production of L-amino acid

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