JPS62239764A - 密着型イメ−ジセンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分骨 本発明は、ファクシミリ装置等に用いるに好適な密着型
イメージセンサに関する。

従来の技術 従来より、読み取るべき原稿からの反射光を等倍で光電
変換素子列上に結像させ、読み取る方式の密着型イメー
ジセンサが知られている。この種の密着型イメージセン
サは、第２図に示すように、基台１と、その基台１内に
収容された光電変換素子列２、ＬＥＤ光源等の線状光源
３、原稿からの反射光を等倍で光電変換素子列２上に結
像させるロッドレンズアレイ等のレンズ系４とから成っ
ており、この基台１が、回転駆動される読取ローラ５に
適当な圧力で押付けられるように配置されている。なお
、図中６は読取回路、７は変調器、８゜９は原稿ガイド
、１０は原稿である。上記構造の装置において、原稿１
０は基台１によって読取ローラ５に押付けられ、読取ロ
ーラ５の回転によって搬送され、その搬送中、原稿面が
線状光源３で照明され、その反射光がレンズ系４により
光電変換素子列２に結像され、光電変換素子列２で読取
が行われる。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、以下のような問題点があ
った。

（イ）原稿が薄いと原稿にしわが生じ、そのしわによる
影を密着型イメージセンサが黒と読み取り、記録側に無
用な黒色の筋を生じる。

（ロ）厚い原稿を挿入すると原稿が曲がる。

（ハ）原稿挿入前には読取ローラに基台が圧接している
ため読取ローラの駆動トルクが大きくなる。

に）原稿挿入後は原稿が基台をすりながら移動するため
原稿が振動して画質が低下する。

上述の問題は以下の理由により生ずる。即ち、回転駆動
される読取ローラに対し、静止した密着型イメージセン
サの基台１が圧接されているため、この間に原稿を挿入
する時に、原稿先端に過大な力が作用し、原稿が薄い時
にはこの力により原稿にしわが生じ、また、原稿が厚い
時には原稿先端が基台と読取ローラ間に入りに＜＜、こ
のため原稿に曲がりが生じていた。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、薄い
原稿も厚い原稿も安定して搬送可能な密着型イメージセ
ンサを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、上述の問題点を解決するため、密着型イメー
ジセンサの基台内に、原稿に接触しうる位置に自由回転
ローラを収納させ、この自由回転ローラを読取ローラに
対して押圧させるという構成を備えたものである。

作　　用 本発明は、上述の構成によって、読み取るべき原稿が回
転駆動される読取ローラと、そえに押圧された自由回転
ローラとに挟まれて搬送されるものであり、原稿挿入前
には、自由回転ローラが読取ローラに接触して回転して
いるので、原稿は回転中の読取ローラと自由回転ローラ
との間に挿入されることとなり、原稿にしわが生じたり
曲がりが生じることなく、直ちに安定して搬送される。

実施例 以下、第１図に示す本発明の一実施例を説明する。第１
図において、１は密着型イメージセンサの基台である。

この基台１内には、読み取るべき原稿に対向して位置す
る光電変換素子列２と、この原稿を線状に照明する線状
光源３と、前記原稿からの反射光を等倍で前記光電変換
素子列、２上に結像させるレンズ系４と、このレンズ系
の近傍で原稿に接触する位置に設けられる自由回転ロー
ラ１１が内蔵されている。５は回転駆動される読取ロー
ラである。この読取ローラ５に対し、自由回転ローラ１
１が適当な接圧で押圧されるように、基台１が配置され
る。なお、６は読取回路、７は変調器、８．９は原稿ガ
イド、１０は原稿、１２は読取ローラ駆動装置である。

次に、上記装置の作動を説明する。読取ローラ５は読取
ローラ駆動装置１２により矢印方向に回転駆動される。

原稿１０が挿入される前には、自由回転ローラ１１が直
接読取ローラ５に接触し、読取ローラ５により矢印方向
に回転する。この状態で原稿が自由回転ローラ１１と読
取ローラ５との間に挿入されると、両ローラが矢印で示
すように互いに反対方向に回転しているので、原稿１は
直ちに、両ローラ間にかみこまれ、安定して搬送される
。原稿１ｏの搬送中、線状光源３が原稿を照明し、その
反射光がレンズ系４により光電変換素子列２上に結像さ
れ、光電変換素子列２が原稿読取を行う。なお、読取ロ
ーラ駆動装置１２は、密着型イメージセンサの読取速度
に応じた速度で原稿１０を搬送するように、読取ローラ
５を回転駆動する。

発明の効果 以上に説明したように、本発明は、密着型イメージセン
サの基台内に、原稿に接触してその原稿を読取ローラに
押付ける自由回転ローラを設けることにより、原稿挿入
前には、自由回転ローラが読取ローラに押付けられて回
転しており、これらの間への原稿先端の挿入が容易且つ
確実となり、薄い原稿に対してしわを生じることがなく
、また厚い原稿に対して原稿の曲がりを生じることがな
く、常に安定した挿入が可能となり、更に、原稿搬送中
は、原稿を読取ローラと自由回転ローラではさんで搬送
することができ、原稿の搬送が安定し、これにより読取
画質が向上するとともに従来のように原稿が基台をこす
りながら移動する場合に比べて抵抗が少なく、読取ロー
ラの駆動モータトルクを小さくすることができる等の効
果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になる密着型イメージセンサ
を示す概略断面図、第２図は従来の密着型イメージセン
サの概略断面図である。 １・・・・・・基台、２・・・・・・光電変換素子列、
３・・・・・・線状光源、４・・・・・・レンズ系、５
・・・・・・読取ローラ、１０・・・・・・原稿、１１
・・・・・・自由回転ローラ、１２・・・・・・読取ロ
ーラ駆動装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第１
図 グ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 読み取るべき原稿に対向して位置する光電変換素子列と
   、この原稿を線状に照明する線状光源と、前記原稿から
   の反射光を等倍で前記光電変換素子列上に結像させるレ
   ンズ系と、このレンズ系の近傍で原稿に接触する位置に
   設けられる自由回転ローラと、これらの光電変換素子列
   、線状光源、レンズ系及び自由回転ローラを収容する基
   台とを具備する密着型イメージセンサ。