JPS6223883A - 自動二輪車等の前部灯器類装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動二輪車等のバーハンドルを有する車両の前
部灯器類装置に関するものである。

（従来の技術） 自動二輪車等の前面に設けられるレッグシールド、フロ
ントカバー等の上部にヘッドライト、左右のウィンカ−
ライトを横長に一体的に設けた前部灯器類を本出願人は
先に提案した。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、フロントカバー等は下部がフロントフェンダ
を兼ね、縦方向に長く、且つ車幅と略同幅で、場合によ
っては、ステップ部の一部迄一体に形成され、従って外
形寸法が大きく、かかるフロントカバーに−に記灯器類
を結着してユニット化する場合、作業性の点で必ずしも
最良とはいい難いこと、バルブ交換、その他のメンテナ
ンス時に大きいフロントカバー等に灯器類が組着されて
いるため、これの取り外しを要する場合がある等、作業
性の点で必ずしも最良とはいい難いこと、フロントカバ
ーの構造が複雑化し、これが大きいこと等を考慮すると
、カバーの成形が面倒、煩雑となり、コストが高くなる
虞れがある等、改良すべき余地がある。

一方、ハンドル前方にこれの略横方向全長に亘リハンド
ル力バーを設け、グリップ部前方迄これを延出して手の
風防、整流を行うものが提供され、かかるカバーは合成
樹脂枠体に板材等を嵌着したもので、風圧等でバタつい
たりする虞れもあり、強度、剛性をアップしようとする
と板厚が大となり、又ハンドルへの取イ・１ステー等も
大型化する虞れがある。

本発明は以−１−に鑑みなされたもので、その目的とす
る処は、灯器類でハンドルフロントカバーを構成すると
ともに、その枠体を灯器類の保持で補強し、強度上有利
である他、組付性向−１−、メンテナンス−１−有利で
ある等の利点を有する自動二輪車等の前部灯器類装置を
提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 以−１−の目的を達成すべく本発明は、車体の前部に設
けられ、一輪の操向輪をなす前輪を操向する左右方向に
延出されたバーハンドルを備える自動二輪車等において
、ハンドル前方に横長の枠体を該ハンドルで支持する如
く配設し、該枠体の中央部に前照灯を、これの左右に方
向指示灯を配設したことを特徴とする。

几体的には、１１ｊ記前照灯はハンドル側に取イ・１支
持するとともに、方向指示灯を枠体の左右に取伺支持す
るようにした。

（実施例） 次に本発明の好適一実施例を添旧図面に従って詳述する
。

第１図乃至第３図は本発明が実施される自動二輪車の外
観図を示し、第１図は止血図を、第２図は側面図を、第
３図は平面図を示す。

実施例はスタータタイプのもので、車体（］）前部下部
にはフロントフォーク（２）で支持された前輪（３）が
、中間部には低床式のフロア（４）が、これの後方には
シートボストを覆うカバー（５）が設けられ、この上に
シート（６）を配設し、車体（１）後部には後輪（７）
を駆動支持するパワーユニ・ント（８）を枢着延出し、
これの−Ｊ一方はリヤカバーで覆われている。前部には
フロントフォーク（２）中間部乃至上部を覆う如くフロ
ントカバー（８）が設けられ、フロントカバー（８）の
下部前方にフロントフェンダ（８ａ）を備え、下部は後
方に折曲されてフロア（４）に繋がり、フロントカバー
（θ）は左右に幅広でフロア（４）と略同幅に設けられ
ている。

フロントフォーク（２）上部は車体（１）の前端に設け
られたヘッドチューブ（ｌＯ）にステアリングステム（
１１）を介して操向枢動自在に支持され、これを第４図
に示し、ステアリングステム（１１）の上端には取付ボ
ス部材（１２）を介してバーハンドルをなすハンドルパ
イプ（１３）の中間部が取付支持され。

ハンドルパイプ（１３）は左右方向に長く、中間部（１
３ａ）が低く、これの両端が上方に折曲し、且つ各外側
方に直線状に延出され、両端部（１３ｂ）　、　（１３
ｂ）にはグリップ（１４）が装着されている。

ハンドルパイプ（１３）の中間部（１３ａ）左右には正
面対称的なＬ型の支持ステー（１５）、（１５）を固設
し、ステー（１５）、（１５）の各外側面には正面り型
の二次ステー（１８）を各対称的に備え、二次ステー（
１６）に設けた取付孔（ｌｆｌａ）を介して左右のミラ
ー（１７）、（１７）のアーム部を取付支持する。ステ
ー（１５）、（１５）の各内側寄り部には第１の取付孔
（１５ａ）を、又これの外側には第２の取イ・１孔（＋
５ｂ）を各前後方向に貫通する如く設け、」一部にはハ
ンドルパイプ前」三方に立設されるウィンドスクリーン
（１８）の取付孔（１５ｃ）が設けられている。

以上の支持ステー（１５）　、（１５）に前部灯器類を
取付支持し、第４図はこれの分解斜視図を示す。

（ｔＳ）はハンドルフロントカバーで、カバー（＋９）
ハ横長の枠状をなし、前後に貫通した横長の開口部（１
９ａ）を備え、中間部左右に上下に隔片（ｌｉｍｂ）。

（１９ｂ）が上下の枠部（ｌｅｅ）、（１１３ｄ）をそ
の上下端でこれと連結する如く縦設し、ハンドルフロン
トカバー（１９）の断面は第７図に示す如くである。Ｌ
枠部（１９ｃ）は後−ヒ傾し、又下枠部（１９ｄ）は後
下傾し、上下の枠部（ｌｌｌｃ）　、　（１９ｄ）の両
端は側枠部（１８ｇ）　、　（１９ｇ）で連結されてい
る。隔片（ｌＯｂ）。

（ｔａｂ）の中央部には取付孔（１θｈ）を、又内側の
これより下方には取付孔（１９ｉ）を各形成し、」〕部
には保合孔（１９ｊ）を設ける。

以−Ｌのハンドルフロントカバー（１８）はハンドルパ
イプ（１３）の略全長と等しい長さで横長に合成樹脂等
で形成Ｊれる。かかるカバー（１θ）の隔片（Ｉｌｌｂ
）、（＋９ｂ）の外側の開［１部（Ａ）、（Ａ）に予め
ウィンカ−ライトユニット（２０）、（２０）を組み伺
け、ユニット（２０）は開［１部（＾）、（Ａ）に嵌合
する左右対称形状ベース部材（２１）と、表面の着色さ
れたレンズ（２２）とからなり、レンズ（２２）は皿状
で前方に膨出し、ベース部材（２１）に結着され、ベー
ス部材（２１）の後面−Ｉ−下に取付片（２１ａ）、（
２１ｂ）が突設され、かかるユニット（２０）　、（２
０）を開口部（Ａ）、（Ａ）の裏側から挿入し、レンズ
（２２）を開口部から前面に露出せしめ、取付片（２１
ａ）　、　（２ｌｂ）を隔片（１９ｂ）、（＋９ｂ）の
各外方の一１Ｚ下の枠部（１９ｃ）　、　（１９ｄ）の
後端面に当て、取付片に設けた取付孔（２１ｃ）からビ
ス止めし、ユニット（２０）　、（２０）をカバー（１
８）の左右の開口部（Ａ）、（Ａ）に結着一体化する。

このようにカバー（１８）には左右にウィンカ−ライト
ユニット（２０）　、（２０）を開［１部（Ａ）、（Ａ
）を塞ぐ如く結着して用意し、従って合成樹脂製等の枠
状でありながら組付時、又組付後に十分の強度、剛性が
保持され、カバー（１８）はハンドルパイプ前方でこれ
の全長と略等しく左右に延設され、ハンドルグリップ前
方にユニッ）　（２０）　、（２０）が臨み、カバー（
１８）は平面弓形のためグリップ前方で整流を行い、又
グリップの前方でユニットが左右に離間しているため方
向指示表示が見易い。

（２４）はヘットライトユニットで、ユニット（２４）
はベース部材（２５）とこれの前面を覆う如く設けられ
たレンズ（２６）とからなる。ユニットのレンズ（２６
）は中央の開口部（Ｂ）に嵌合する外形を備え、ベース
（２５）の左右両側中間部には取４１片（２５ａ）　。

（２５ａ）を突設し、これをハンドルパイプ（１３）の
ステー（１５）、（１５）の内側の取付孔（１５ａ）、
（＋５ａ）に正面から重ね合せ、取付片（２５ａ）に設
けた取付孔（２５ｂ）を取付孔（１５ａ）に合せ、ボル
ト・ナツトにて左右のステーにユニッ）　（２４）の左
右を結着する。

このようにハンドルパイプ（１３）の中間部前面にヘッ
ドライトユニット（２４）を結着した後、既述のウィン
カ−ライトユニット（２０）、（２０）を左右に予め組
着したカバー（１９）をハンドルパイプ（１３）の前面
に臨ませ、ヘッドライトユニッ）　（２４）を中間部の
開口部（Ｂ）に嵌合してこれを正面に露出せしめ、左右
の隔片（１９ｂ）の取付孔（１θｈ）をステー（１５）
の取伺孔（＋５ｂ）に合せ、第７図の如くボルト（２８
）、ナツト（３０）でステー（１５）に結着し、これに
よりカバー（１９）は二個所でハンドルパイプ（１３）
前面に取付支持されることとなる。

以−にによりカバー（１９）はフロントカバー（８）の
−に方、けつハンドルパイプ（１３）の前方に取イ１支
持されることとなり、カバー（１８）の枠部で囲まれた
中央のヘッドライトユニッ）　（２４）と左右のウィン
カ−ライトユニット（２０）、（２０）の間に隔片（＋
９ｂ）。

（ｌＥｌｂ）が露出することとなる。そこでこの間の間
隔を覆う幅の化粧カバー（３１）、（３１）を用意し、
カバー（３１）は隔片（１９ｂ）の縦寸法と略同じで、
上端に先端に爪（３ｌｂ）を有する係止片（３１ａ）を
備え、又下部に取付孔（３１ｃ）を備える。カバー（３
１）。

（３１）をユニット（２０）　、　（２４）　、（２０
）間に挿入し、爪（３１ｂ）を隔片（１９ｂ）の上部の
係止孔（１８Ｄに嵌挿し、これによりカバー（３１）の
上部は隔片（１９ｂ）に係着され、一方、取イ１孔（３
ｘｃ）から隔片（１９ｂ）の取付孔（＋ｓｉ）にビス止
めし、かくして化創カバー（３１）、（３１）はカバー
（１θ）に隔片（１９ｂ）を覆いつつ取り付けられる。

以上の組付状態を第５図、第６図で示し、ハンドルパイ
プの中央部はメータユニット等を有するアッパカバー（
３３）で、又下部はロアカバー（３４）で覆われ、図中
、（３５）はウィンドスクリーン（１８）下部を囲むモ
ールである。

（発明の効果） 以−Ｌで明らかな如く本発明によれば、ハンドル前方に
これと一体的にハンドルフロントカバーを横長枠状に設
け、これにヘッドライト、ウィンカ−ライトの各ユニッ
トを横に左右方向に収納しつつ並設したため、灯器類で
ハンドルフロントカバーを構成し、風の整流作用、ハン
ドルグリップ等の風防車上有利であり、又ハンドルフロ
ントカバーは組み付けられた灯器類で補強され、これの
組伺時の強度、剛性、組付後の強度、剛性を向−トさせ
ることができ、しかも灯器類でこれを図るため別途の補
強メンバな必要とせず、ハンドルカバーは構造、成形簡
易で軽量化をも企図し得る他、灯器類の組み付けも簡易
であり、メンテナンス上も有利である等、多大の利点を
有する。

尚、実施例では自動二輪車としたが、前一輪の操向輪を
有する三輪車にも実施することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は自動二
輪車の正面図、第２図は同側面図、第３図は同平面図、
第４図は灯器類装置の分解斜視図、第５図は同組付状態
のハンドル廻りの平面図、第６図は同側面図、第７図は
第５図７−７線断面図である。 尚、図面中、（３）は前輪、（１３）はハンドル、（１
９）は枠体、（２０）は方向指示灯、（２４）は前照灯
である。 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体の前部に設けられ、一輪の操向輪をなす前輪
   を操向する左右方向に延出されたバーハンドルを備える
   自動二輪車等において、ハンドル前方に横長の枠体を該
   ハンドルで支持する如く配設し、該枠体の中央部に前照
   灯を、これの左右に方向指示灯を配設したことを特徴と
   する自動二輪車等の前部灯器類装置。
2. （２）前記前照灯はハンドル側に取付支持するとともに
   、方向指示灯を枠体の左右に取付支持するようにした前
   記特許請求の範囲第１項記載の自動二輪車等の前部灯器
   類装置。