JPS6223748A - 複合単板及びその製造法 - Google Patents

複合単板及びその製造法

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JPS6223748A
JPS6223748A JP16439285A JP16439285A JPS6223748A JP S6223748 A JPS6223748 A JP S6223748A JP 16439285 A JP16439285 A JP 16439285A JP 16439285 A JP16439285 A JP 16439285A JP S6223748 A JPS6223748 A JP S6223748A
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JP
Japan
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veneer
resin film
film
transparent
composite
Prior art date
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Pending
Application number
JP16439285A
Other languages
English (en)
Inventor
川田 章雄
西村 嘉太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は、突き板として合板などの白板に貼すイ−10
で使用される複合単板及びその製造法に関rるGのであ
る。
1背景技丙] 単板は原木をロータリーやスフイスrることによって得
られるもので・あり、合板など台板の表面に突き板とし
て貼り付けて化粧板を製造するために使用される。そし
てこのような木質の単板は厚さが0.2〜0.511I
Im程度と薄いために、合板に単板を貼り付ける際の真
空プレスやラッピングマシーン等の作用を受けるときに
単板には割れが発生し易く、そこで従来から単板の裏面
に紙や不織布などを貼り付け、紙などで補強して単板に
割れが発生することを防止するようにしている。さらに
化粧板の表面には化粧のために塗装がされているが、単
板を台板に貼り付けたのちに塗装やサンディングを施す
ことは困難であるために、単板の状態で塗料の塗布やサ
ンディング、補色等の処理をしておく必要がある。
この場合、まず紙や不織布などを7ラツトな台盤の表面
に仮貼りしてその上に単板を接着させ、次ぎにこの単板
の表面に塗料の吸い込み防止のためにサンディングシー
ラーで目止めをし、乾燥したのちにサンディングして補
色処理をし、この間必要に応じて目止めを繰り返し、さ
らにフラットクリアーなどの塗料を塗布し、そしてこれ
らの処理を施しかつ裏面に紙などが貼り付けられた単板
を台盤から剥がして合板への貼り付けに用いるようにす
るのである。このように従来にあっては単板を合板に粘
り付けるまでの前段階で単板には種々の工程が必要にな
り、工程が複雑でsi!造のコストや時間の面で問題と
なっているものである。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、補強
と同時に種々の処理効果を得ることもできる複合単板を
提供することを第1の目的とし、台板への貼り付けの耐
工程を簡単化することのできる複合単板の製造法を提供
することを第2の目的とするものである。
[発明の開示] しかして本発明に係る複合単板は、単板の表面に透明乃
至半透明の樹脂フィルムが積層一体化されて成ることを
特徴とするものであり、また本発明に係る複合単板の製
造法は、単板に透明乃至半透明の樹脂フィルムを接着剤
によって貼り付けて単板の表面に樹脂フィルムを積層一
体化することを特徴とするものであり、以下本発明の詳
細な説明する。
単板は原木をロータリーやスライスすることによって得
られるものであり、その種類や寸法、含水率等は特に限
定されるものではない。また単板に積層する樹脂フィル
ムとしては、透明のまたは半透明のポリ塩化ビニルフィ
ルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム、
ポリエチレンフィルム等を用いることができ、その材質
や寸法等は特に限定されるものではないが、通常40〜
150μ程度の厚みのものが適度な柔軟性を得ることが
できるために好ましい。厚みがこれより薄いと単板に複
合する作業が困難になり、また厚みがこれより厚いと曲
げが困難になるものである。
この樹脂フィルムを単板の表面に積層一体化することに
よって複合単板を得るものであるが、この積層は接着剤
による接着によっておこなうことができる。接着剤の種
類は特に限定されるものではなく、使用する樹脂フィル
ムに応じて接着性能が優れたものを選択すればよいもの
であるが、できる限り透明な接着剤の層を形成させるこ
とができるものを用いるのが良い。通常はポリ酢酸ビニ
ル系、ポリウレタン系、ポリアミド(ナイロン)系、ポ
リ塩化ビニル系などの接着剤が使用される。そしてこの
接着剤で単板に樹脂フィルムを積層するにあたっては、
接着剤を樹脂フィルムの裏面または樹脂フィルムの裏面
と単板の表面とに塗布し、単板の表面に樹脂フィルムを
重ねて常温または加熱下に加圧することによっておこな
うことができるものである。このようにして単板に樹脂
フィルムを積層一体化した複合単板は、合板など台板の
表面に突き板として貼り付けられ、化粧板を製造するた
めに用いられる。
このように単板の表面に透明乃至半透明のQ(脂′フィ
ルムを積層一体化した複合単板を得ることができるもの
であり、このものでは単板を樹脂フィルムによって補強
するようにしたものである。そしてこのものでは樹脂フ
ィルムで単板の表面が被覆されることになるために、塗
装時の単板への塗料の吸い込みが防止されると共に単板
の表面を平滑にすることができ、単板への樹Nフィルム
の積層で目止めの効果を同時に得ることができると共に
サンディングの効果をも同時に得ることができることに
なる。また樹脂フィルムを着色した透明乃至半透明に形
成しておくことによって、単板に着色を施して補色をお
こなうこともできることになる。従って、単板に樹脂フ
ィルムを積層して単板を補強する際に、目止め、サンデ
ィング、補色の効果を同時に得ることができ、これらの
処理のための特別な工程を必要とせず、単板を合板に貼
り付ける操作の前の工程を簡単なものとすることができ
ることになるものである。
また加えて、単板に積層する樹脂フィルムを厚く形成し
たり硬(形成したりすることによって、樹脂フィルムは
単板の表面の導管等の凹凸に沿うことなく表面が平滑な
まま貼り付けることができるが、逆に樹脂フィルムを薄
く柔らかく形成することによって、樹脂フィルムを単板
の表面の導管等の凹凸に沿うように貼り付けることがで
きることになり、樹脂フィルムの表面に導管側の凹凸を
形成させることができ、この樹、脂フィルムの表面に塗
装仕上げをしたときにはいわゆるオーブンボア仕上げと
することができることになる。このとき、樹脂フィルム
の厚みや硬さの調整によって樹脂フィルムの表面の導W
調凹凸の深今調整をおこなうことができ、導管表現を自
在におこなうことができることになる。さらに、樹脂フ
ィルムに模様や図柄等を印刷して設けておくことによっ
て、単板の表面に像嵌のような効果を与えることができ
ることになる。また、樹脂フィルムは表面を平滑に形成
しておいてもよいが、樹脂フィルムの表面に凹凸を設け
ておくことによって、しぼ感や滑り防止感を有するよう
に複合単板を作成することができ、表面に塗装を施した
際には立体塗装の感じを出すことができるものである。
次ぎに本発明を実施例によってさらに説明する。
及(匠L ポリ塩化ビニル100重量部と可塑剤20重量部の配合
で作成された17さ100μの透明ポリ塩化ビニルフィ
ルム1の裏面にポリ塩化ビニル系接着剤2を約20μ厚
みで塗布し、これを0.3 mm厚さのチーク単板3の
表面に重ね、60℃、40秒、5Kg/cm2の条件で
加熱プレスした。このようにして表面が平滑で目止め効
果とサンディング効果を有し、割れなく台板に十分に成
形貼りすることのできる第1図のようなライトチークの
複合単板を得ることができた。
X1貝」工 透明ポリ塩化ビニルフィルムの替わりにスモーク色調に
着色した着色透明のポリ塩化ビニルフィルムを用いるよ
うにした他は、実施例1と同様にして表面が平滑で目止
め効果とサンディング効果を有し、割れなく合板に十分
に成形貼りすることのできるダーク調チークの複合単板
を得ることができた。
犬1」[L 透明ポリ塩化ビニルフィルムの替わりに模様4を印刷し
た透明のポリ塩化ビニルフィルム1を用いるようにした
他は、実施例1と同様にして表面が平滑で目止め効果と
サンディング効果を有し、割れなく合板に十分に成形貼
りすることのできる第2図のような像嵌調チークの複合
単板を得ることができた。
叉1」[( 厚み50μの透明ポリ塩化ビニルフィルム1を用い、実
施例1と同様にして単板3にこのポリ塩化ビニルフィル
ム1を貼り付けるにあたって、単板3側に鏡板をぼり塩
化ビニルフィルム1側にゴムクッションをそれぞれ重ね
て加熱プレスをおこなった。このようにして第3図(a
)(b)に示すように単板3の導管5内にポリ塩化ビニ
ルフィルム1が屈曲されて接着され、ポリ塩化ビニルフ
ィルム1の表面に導管側凹凸が表現されたオープンボア
タイプのチーク複合単板を得ることができた。
友1九足 実施例1において透明ポリ塩化ビニルフィルム1の表面
に大きなしば6を設けておき、あとは実施例1と同様に
して通常の塗装では表現できない表面にしば6のあるt
jfJ4図のようなチーク複合単板を得ることができた
[発明の効果] 上述のように本発明に係る複合単板は、単板の表面に透
明乃至半透明の樹脂フィルムが積層一体化されたもので
あるので、単板を樹脂フィルムによって補強することが
でき、しかも単板の表面が被覆されることになるこの補
強用の樹脂フィルムによって塗装時の単板への塗料の吸
い込みが防止されると共に単板の表面を平滑にしたり樹
脂フィルムに着色しておくことで補色をすることができ
、単板への樹脂フィルムの積層で目止めの効果やサンデ
ィングの効果、補色の効果などを同時に得ることができ
るものである。また本発明に係る複合単板の製造法は、
単板に透明乃至半透明の84脂フイルムを接着剤によっ
て貼り付けて単板の表面に樹脂フィルムを積層一体化す
るようにしたものであるから、単板に樹脂フィルムを接
着積層することによって上記のように補強の効果ととも
に、目止め、サンディング、補色等の効果を同時に得る
ことができ、これらの処理のための特別な工程を必要と
せず、単板を合板に貼り付ける操作の前の工”程を簡単
なものとすることができることになるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は乃至第4図はそれぞれ本発明の各実施例の断面
図であり、1はフィルム、2は接着剤、3は単板である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単板の表面に透明乃至半透明の樹脂フィルムが積
    層一体化されて成ることを特徴とする複合単板。
  2. (2)単板に透明乃至半透明の樹脂フィルムを接着剤に
    よって貼り付けて単板の表面に樹脂フィルムを積層一体
    化することを特徴とする複合単板の製造法。
JP16439285A 1985-07-25 1985-07-25 複合単板及びその製造法 Pending JPS6223748A (ja)

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JP16439285A JPS6223748A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 複合単板及びその製造法

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JPS6223748A true JPS6223748A (ja) 1987-01-31

Family

ID=15792252

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JP16439285A Pending JPS6223748A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 複合単板及びその製造法

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