JPS6223156A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JPS6223156A
JPS6223156A JP60161835A JP16183585A JPS6223156A JP S6223156 A JPS6223156 A JP S6223156A JP 60161835 A JP60161835 A JP 60161835A JP 16183585 A JP16183585 A JP 16183585A JP S6223156 A JPS6223156 A JP S6223156A
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oxide film
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drain
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Masaaki Nakai
中井 正章
Yasuo Wada
恭雄 和田
Takaaki Hagiwara
萩原 隆旦
Toru Nakamura
徹 中村
Hitoshi Kume
久米 均
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は半導体装置に係り、特に所望の領域を電気的に
分離、シールドするのに好適な構造およびその製造方法
〔発明の背景〕
本発明は所望の領域を分離、シールドする装置であり、
半導体メモリや撮像装置に効果的に適用できるため、こ
こでは撮像素子に関連して説明する。従来の固体撮像装
置の構成は特公昭59−17585号公報に示されるに
、第1図、第2図のようになっている。
第1図は固体撮像装置の構成例である。1はホトダイオ
ード101と垂直スイッチングMOSトランジスタ10
2とからなる受光部の1絵素である。2,3はそれぞれ
垂直、水平シフトレジスタであり、103は水平スイッ
チングMOSトランジスタ、104はビデオ電圧源、4
は垂直ゲート線、5は水平信号線、6は信号出力線であ
る。
第2図は1絵素の断面構造である。7,8は第1図の4
,5に対応している。9はたとえばP型Si基板(通常
、不純物濃度10”mm−”程度)、10はゲート電極
用多結晶Si、11はField酸化膜、12はゲート
絶縁膜、121,122はN0拡散層(不純物濃度10
”cm−”程度イオン打込、熱拡散等により形成)、1
3は20層(通常、不純物濃度2 X 10”(1m−
3〜L Oi7am−”程度、イオン打込、熱拡散等に
より形成)である。この従来例のP″′層13を設ける
利点を次に列記する。
■ N0拡散層121とP型Si基板9よりなるホトダ
イオードに蓄積された電荷のみを10のゲートを介して
、122にとりこみ、他の領域で光生成された電荷(ブ
ルーミング、スメア現象による)が122に入り込むの
を、13の20層の障壁を用いて防ぐ事ができる。
■ 20層13のため、基板内深い所で、光により発生
した電荷および、121からあふれでた電荷が水平信号
線8にドレイン領域122を介して入り込む事を防ぐ事
が可能である。つまり、スメア電荷を20層13により
抑制する事ができる。
しかし、この従来例においては次の点について配慮され
ていなかった。即ち、ドレイン122と20層13との
接合容量が増加し、垂直信号Iw!8の寄生容量が増加
するため、この垂直信号線をスイッチングする事に伴な
うランダム雑音が増加し、装置のS/N (信号対雑音
比)が劣化していた。
さらに実効的な障壁としては20層13の表面濃度では
なく、それよりも低い、接合付近の濃度で決まるため、
多量のイオン打ち込み量となっていた(例えばP0深さ
を3μm、ドレイン深さを1μmとすると、接合付近の
濃度は表面の約1/2に低下する)。
〔発明の目的〕
本発明の目的は所定の領域をシールドし、かつ寄生容量
の増加等の性能劣化を抑圧した半導体装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明はドレイン周辺にのみ、選択的に、高濃度層を形
成し、接合付近の容量増加を抑圧するとともに、効率よ
く高濃度層を形成したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて説明する。
第3図は従来のMO8方式の撮像装置の画素構造(第2
図)に対応させたものである。ドレイン122の周辺に
のみ本発明の高濃度層113を設けた構造となっている
。この図の断面A−A’における不純物濃度分布は第4
図に示すようになっており1本発明の高濃度20層11
3は深さX。
の所にピークを有しており、接合付近(XJ )では、
基板不純物濃度と同程度となっている。この時P+層1
13の周辺はN0層122に接していても、はなれてい
てもよく、自由に制御できるものである6そのため、接
合容量を大幅に増加させる事なく、濃度差(Δn)によ
る電位障壁により。
ブルーミング、スメア等による疑似信号の信号線8への
混入を防止できる。
次に第3図の装置を実現するための製造方法を第5図で
説明する。例えばP形S 3.基板9上に形成した厚い
酸化酸130を選択的に除去し、再酸化する事により薄
い酸化膜131を形成する(a)。
次に集束イオン線技術により高電圧(>100keV)
で加速したボロンイオンを1μm程度に集束させて、走
査しく132)、ボロンイオン133を基板上に打ち込
み、本発明の高濃度層134を形成する(b図まで)、
この時、酸化膜130の打ち込み部周辺135に傾斜を
もたせる事により、高濃度層134の周辺部135を自
己整合的に形成できる(酸化膜の厚い部分ではボロンが
基板9まで到達しないようにする必要がある)。
又、別の方法として、高濃度層周辺部135ではボーロ
ンイオンの加速電圧を制御する事により、高濃度層の周
辺部135を形成できる。
次に選択的に酸化膜を除去した後、再酸化し、ゲート酸
化膜136を形成する(0図まで)、以下は通常のMO
Sトランジスタの形成法と同様に、ゲート電極となる多
結晶5i138選択的に形成し、自己整合的にA、イオ
ン打ち込みにより、リース、ドレインとなるN1層13
7を形成する(4図まで)。
以下の実施例においても同様に、集束イオン線技術を用
いて製造できるため、断面図で本発明を説明する。
第6図はN形基板139上のP形つェル層140内の素
子に第3図の発明を実施したものである。
ここで13の底面は基板139に接していても離れてい
てもよい。
第7図はN形基板の実施例であるが、所定の領域(12
2と142)をシールドするため、底面は通常のPN接
合を逆バイアスして行ない、周辺は本発明の高濃度層1
41を設けている。141は122に接していてもはな
れていてもよい。又141の底面は基板139に接して
いても離れていてもよい。
第8図P形基板9のドレイン周辺のみに高濃度層143
を設けたものであり、測面のシールド効果がある。14
3は122に接していても離れていてもよい。
以上の実施例においてはMO8型撮像素子について説明
したが、ドレイン部分を電荷移送素子のチャネルとした
CCD型撮像素子にも本発明は同様に適用できるもので
ある。又、導電形をまったく逆にしても本発明の効果に
変わりはない。
以下の実施例は所定の領域をCにos素子のウェル層に
実施したものである。
第9図の150はN形Si基板、151はP形つェル層
であり、シールドしたい所定のウェル層153内にNチ
ャネルMosトランジスタ152を集積した判導体装置
である。153の周辺に本発明の高濃度23層154を
形成している。この23層154により、他のウェル領
域151がらの電荷の拡散を防止するとともに、実質的
なウェル、1153の抵抗を下げる事ができ、ウェル層
の電位変動によるMoSトランジスタの誤動作を防止し
ている。
第10図は153の内部をさらに分離シールドしたもの
であり、MOsトランジスタ間のクロック等の飛び込み
を防止している。
第11図、第12図は第9図、第10図のウェル層15
3の底面を基板との接合により分離シールドしたもので
ある。
さらに第9図〜第12図において、N形基板150の代
わりにP形基板を用い1表面にウェル層151を形成し
、本発明を実施しても効果は同じである。さらにP形基
板でウェル層を設けないで、本発明を実施しても効果は
発揮できる。
以上の実施例で導電型を全く逆にしても本発明の効果は
変わらない。
〔発明の効果〕
本発明によれば所定の領域を高濃度で囲む事により、不
用の拡散電荷等による素子特性の劣化。
素子の誤動作を防止できる効果がある。固体撮像素子の
画素部の出力拡散層(N”層あるいは電荷移送素子のチ
ャネル)周辺に実施すると、スメア。
ブルーミング等による疑似信号の混入を防ぐとともに、
寄生容量等の増加を抑える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は撮像素子の回路構成図、第4図は不純物分布を
示す図、第5図は半導体装置の製造方法を示す図、第2
図、第3図、第6〜12図は半導体装置の断面図を示す
図である6 122・・・ドレイン、113・・・高濃度層、134
゜13.141,143,154・・・高濃度層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板表面上に第1の半導体層内の表面に設け
    られた第2の半導体層の少なくとも側面を該第1の半導
    体層と同導電型で、かつ不純物濃度の高い第3の半導体
    層で囲んだことを特徴とする半導体装置。 2、特許請求の範囲第1項記載において、該第2の半導
    体層の底面も該第3の半導体層で囲んだことを特徴とす
    る半導体装置。 3、特許請求の範囲第1項記載において、該第2の半導
    体層の底面は該第2の半導体とは逆の導伝型の第4の半
    導体層と接していることを特徴とする半導体装置。 4、半導体基板表面上の第1の半導体層内の表面に設け
    られた第2の半導体層の少なくとも側面に、集束イオン
    線によつて不純物層を形成することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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