JPS6223111B2 - - Google Patents

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JPS6223111B2
JPS6223111B2 JP254677A JP254677A JPS6223111B2 JP S6223111 B2 JPS6223111 B2 JP S6223111B2 JP 254677 A JP254677 A JP 254677A JP 254677 A JP254677 A JP 254677A JP S6223111 B2 JPS6223111 B2 JP S6223111B2
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JP
Japan
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waste paper
recycling method
paper recycling
polymer
weight
Prior art date
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JP254677A
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English (en)
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JPS5296206A (en
Inventor
Do Kuusute Jan
Esumetsuke Hooru
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SORUBEI E CO
Original Assignee
SORUBEI E CO
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Publication date
Priority claimed from LU74199A external-priority patent/LU74199A1/xx
Priority claimed from LU75528A external-priority patent/LU75528A1/xx
Application filed by SORUBEI E CO filed Critical SORUBEI E CO
Publication of JPS5296206A publication Critical patent/JPS5296206A/ja
Publication of JPS6223111B2 publication Critical patent/JPS6223111B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/02Working-up waste paper
    • D21C5/022Chemicals therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は故紙再生法に関する。 廃棄物から回収したインク付着故紙(以下単に
故紙という)のは製紙工業特に包装用紙および厚
紙製造の重要な原料資源である。包装用品におけ
る回収繊維の利用率は既に非常に高いので、故紙
の他の使い途は印刷用紙、筆記用紙または薄紙
(テイシユ・ペーパー)の製造にあると考えられ
て来た。この場合最初のパルプが充分なる白色度
を有することが重要である。この白色度は所謂脱
インクおよび(または)漂白技術に依つて得られ
る。この技術はパルパー(pulper)中での故紙
離解工程と洗浄法または浮泡法(flotation)によ
る脱インク工程よりなるものである。他の工程
(槽貯蔵(Vat storage)、軽・重不純物の除去、
塊状重合体の分解、洗浄または浮泡法による脱イ
ンク)もまた通常処理工程中に包含される。 離解工程中に、故紙をアルカリ性水溶液と同時
にパルパー中に装入する。アルカリ性水溶液は水
酸化ナトリウムの如きアルカリ性の水酸化物、水
酸化アルカリ金属特に水酸化ナトリウムと過酸化
水素または過酸化ナトリウムの如き過酸化アルカ
リ金属との混合物を含有できる。 これらの化合物の外に、浮泡法による脱インク
の場合には捕集剤または起泡剤の如き誘導体を、
またあるいは洗浄による脱インクの場合には分散
剤をできるだけ混合したケイ酸ナトリウムの如き
他の添加物を、該アルカリ性水溶液に加えること
も可能である。ケイ酸が存在すると特にインクの
分散に関して得られる結果に著しい改良をもたら
す。その上アルカリ性水溶液に過酸化物を含んで
いる場合はケイ酸塩には過酸化物を少くとも部分
的に安定にする利点がある。過酸化水素、ケイ酸
ナトリウムおよび水酸化ナトリウムに基くアルカ
リ性水溶液が最もしばしば使用される。 しかしこれらの慣用法ではケイ酸塩の使用量は
非常に大きい。而してケイ酸塩は製紙機械の網、
パイプおよび浮遊槽を詰まらす沈澱を生ずるので
往々にして厄介である。またケイ酸塩を存在させ
て操作する場合には、インクを吸着できる脱イン
ク装置中に沈澱が生ずることが見られる。その
上、該パルプを薄紙製造に使用する場合に、使用
に不適当な粗い感じの紙が得られる。さらに過酸
化水素あるいは過酸化ナトリウムの如き過酸化物
の存在下に操作する場合には、ケイ酸塩が存在す
るにもかかわらず過酸化化合物の消費量がかなり
大きい。 本発明者は今般上記の欠点のない故紙再生法を
開発した。 したがつて本発明は、インクの分散用添加剤を
含有するアルカリ性水溶液の存在下でインク付着
故紙を再生する方法において、該添加剤が主炭素
鎖中に式−COOM〔式中Mは水素、アルカリ金
属原子およびアンモニウム基から選ばれた置換基
を表わす〕のカルボキシル基を置換基として有す
る少なくとも一種のカルボキシル化重合体を含有
してなることを特徴とするインク付着故紙の再生
法を提供するものである。Mはアルカリ金属原子
を表わす場合の代表的な例はナトリウムまたはカ
リウムである。好ましくはMはナトリウム原子ま
たは水素原子を表わす。 本発明に従い使用できるカルボキシル化重合体
はカルボキシル基以外の他の置換基を持たないこ
ともできる。この重合体はアクリル酸またはマレ
イン酸のホモポリマーまたはコポリマーから選ば
れることが出来る。 本発明に従い使用できるカルボキシル化重合体
は1個または数個の他の置換基を有利に有するこ
ともでき、その置換基の例としてはたとえばハロ
ゲン原子、ヒドロキシル官能基、アルキル基(こ
のアルキル基はまたヒドロキシル官能基によりま
たはハロゲン原子により置換されても又はされて
なくともよい)、若しくはアリール基、アラルキ
ル基またはシクロアルキル基(これらの基はまた
ヒドロキシル官能基或はハロゲン原子によつて置
換されても又はされてなくともよい)がある。 本発明に従い使用できるカルボキシル化重合体
の全部の中で、ヒドロキシカルボキシル化重合体
が特に好適である。最も好適なるヒドロキシカル
ボキシル化重合体は同一または異なるビニル型単
量体単位を含有するものである。この様な重合体
の例としては西歴1969年2月1日ドイツ国特許願
第1904940号に記載のポリヒドロキシカルボキシ
化重合体類が挙げられる。 特に好適なヒドロキシカルボキシ化重合体は式 〔式中R1およびR2は水素原子、またはヒドロキシ
基によるか或はハロゲン原子によつて置換できる
炭素数1〜3のアルキル基を表わし、R1とR2
同じでも異つていてもよい、且つMは前記と同じ
意味をもつ〕をもつ単量体単位を含有するもので
ある。 本発明に従い使用できる重合体は先に定義した
如くR1およびR2が水素原子またはメチル基を表
わし且つR1とR2が同一或は異つている重合体が
好ましい。最良の結果はR1とR2が水素原子であ
る重合体によつて得られる。 本発明に使用する重合体は同じ型または異つた
数種の型の、先に定義した如き単量体単位を有す
るホモポリマーおよびコポリマーの中から選ぶこ
とができる。コポリマーを使用する場合には、先
に定義した単位を少くとも20%、好ましくはこの
様な単位を少くとも50%含有するものの中から選
ばれることが最も多い。最良の結果は先に定義し
た如き単位のみを含有する重合体から得られる。 就中使用できるコポリマーは、ヒドロキシル基
およびカルボキシル基の中から選ばれた基によつ
て置換されたビニル単量体から誘導された単位を
含有するコポリマーである。 これらのコポリマーは式 〔式中R3およびR4は水素原子または炭素数1〜3
のアルキル基を表わし且つM′は先に定義したM
と同じ意味をもつ〕のアクリル単位を含有するの
が有利である。これらのコポリマーの中で非置換
アクリル酸から誘導され、R3とR4が水素原子を
表わすアクリル単位を含有するコポリマーを使用
することが好適である。 使用する重合体の平均分子量は約300より大き
い。一般に平均分子量は2000〜1000000である。
平均分子量が約5000〜約800000のとき最良の結果
が得られる。 本発明に従い使用できるヒドロオキシカルボキ
シル化重合体はポリヒドロキシカルボン酸の塩の
形かまたはポリヒドロキシカルボン酸の形で使用
できる。後者の場合対応するポリラクトンの形で
使用できる。本発明に従うポリヒドロキシカルボ
ン酸から誘導したポリラクトンは該重合体の酸官
能基をアルコール官能基と反応させて得られる分
子間エステルおよび(または)分子内エステルで
あり、且つ前記官能基は部分的にまたは全部ラク
トンに転化されるものである。問題の官能基がラ
クトンに転化される率は概して30〜100%であ
る。 特に好適な重合体はポリ−α−ヒドロキシアク
リル酸ナトリウムおよびポリ−α−ヒドロキシア
クリル酸から誘導したポリラクトンである。 本発明に従い使用する重合体は任意の既知製法
によつて調製できる。これらの重合体の製法の例
は西歴1974年7月15日出願のベルギー国特許第
817678号に記載されている。 本発明による方法は好ましく先に説明した如き
単一型のカルボキシル化重合体の存在下でばかり
でなく、先に説明した如き異つたカルボキシル化
重合体類の混合物の存在下でも行う故紙再生法に
関する。 高い白色度を得ることの出来る特に有効なカル
ボキシル化重合体混合物は、既に定義した式 をもつ単量体単位を含有するヒドロキシカルボキ
シル化重合体の少くとも一種と、既に定義した式 をもつ単量体単位を含有する別のカルボキシル化
重合体の少くとも一種とを含有する。 この場合単量体単位 を含有する好適なヒドロキシカルボキシル化重合
体はホモポリマーである。R1とR2が同じであり
且つ水素原子を表わすホモポリマーを用いて最良
の結果が得られる。特に好適な重合体はポリ−α
−ヒドロキシ−アクリル酸ナトリウムである。 同様に、単量体単位 を含有するカルボキシル化重合体であつて重合体
混合物中好ましく使用される該重合体はホモポリ
マーである。R3とR4が同じであつて且つ水素原
子を表わすホモポリマーを用いて最良の結果が得
られる。特に好適な重合体はポリアクリル酸であ
る。 ポリアクリル酸とポリ−α−ヒドロキシアクリ
ル酸ナトリウムの混合物は特に好適である。 先に述べた如き重合体の混合物を使用する場
合、ヒドロキシカルボキシル化重合体およびカル
ボキシル化重合体は通常100〜0.01の種々の重量
比で使用することができる。これらの重量比は一
般に使用する重合体の性質、特にそれらのそれぞ
れの溶解度に依つて変る。ポリ−α−ヒドロキシ
アクリル酸ナトリウムおよびポリアクリル酸の混
合物を使用する場合、ポリ−α−ヒドロキシアク
リル酸ナトリウム対ポリアクリル酸の重量比が
100〜0.1、好ましくは10〜0.25によつて最良の結
果が決定された。ヒドロキシカルボキシル化重合
体とカルボキシル化重合体のこれらの相対的割合
は白色度の最大の増加を達成した比率であるが、
しかし他の比率が使用でき、この比率は慣用の故
紙再生法を使用して得られる白色度の水準に関し
て或る程度の白色度の増加を与えるものであるこ
とが理解される。 使用するカルボキシル化重合体の全重量は乾燥
故紙の重量の0.001〜20重量%である。通常0.01
〜10重量%である。 本発明によるカルボキシル化重合体を使用でき
る故紙再生法はすべて少くとも一段階の故紙離解
工程を含む。この工程には引きつゞいて一種若し
くは数種類の他の工程たとえば補助の離解、分
散、漂白、槽貯蔵、塊状集合体の分解、浮泡体ま
たは洗浄による脱インクを場合により行うことが
できる。工程の数とそれらの順序は再生すべき故
紙の種類および所望の最終白色度の程度による。 本発明によるカルボキシル化重合体は故紙再生
操作の任意の工程に使用できる。それらは再生操
作の一工程および同じ工程または妥当な場合は異
つた数工程に使用できる。 故紙再生工程が補助処理を用いないで故紙離解
工程だけから成る場合は、本発明のカルボキシル
化重合体を離解装置の中へ故紙再生に通常使用す
る他の反応剤と同時に導入する。 故紙再生操作が数工程から成る場合は、本発明
のカルボキシル化重合体を離解、槽貯蔵、漂白お
よび分散の如き再生操作の工程の少くとも一つの
中に使用できる。本発明のカルボキシル化重合体
を使用する故紙再生操作の1例は故紙を擂砕ミル
中で擂砕し次に低いパルプ濃度においてパルパー
を運転して離解を行うことから成る。操作を行う
別の方法は低いパルプ濃度においてパルパーを運
転し故紙を離解し、パルプを濃厚にし、次にそれ
を漂白塔中に通過させることから成る。この最后
の工程に続いて所要ならば脱インク工程を行なう
ことができる。別の技術は故紙を離解し、ついで
場合によつてはパルプを濃厚化した後、そのパル
プを分散機中に通過させる。その次に脱インク工
程を加えてもよくあるいは加えなくてもよい。故
紙はパルパー中で離解することも出来、そのパル
プを脱インクし、そのパルプを次いで分散機中で
の処理にかけることも出来る。これ等の操作は勿
論すべて他の中間工程たとえば槽貯蔵、濃厚化、
擂砕等を含むことが出来る。本発明のカルボキシ
ル化重合体はそれ自体は既知の他の故紙再生系統
中に使用することもできる。これらのすべての場
合において本発明のカルボキシル化重合体は少く
とも該系統工程の一つに使用される。 本発明のカルボキシル化重合体は故紙の離解が
行なわれる装置に導入するのが好適である。 このようにすれば、カルボキシル化重合体の望
ましい効果は再生工程が他の次後の処理を含む場
合にその再生の種々の工程全体を通じて持続して
達成される。 種々の型のアルカリ性水溶液を故紙の再生に使
用することができる。 本発明のポリカルボキシル塩が該水溶液にアル
カリ性のPHを与えることができる場合、ポリカル
ボキシル塩は該水溶液中に含まれる唯一のアルカ
リ性化合物であり得る。 しかし乍らまたアルカリ性のPHを該水溶液に与
える一種又は数種の型の化合物を該水溶液に導入
できる。アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩および
ケイ酸塩によつて最良の結果が得られる。アルカ
リ金属の水酸化物はそれ自身特に有利であること
を示した。水酸化アルカリ金属の水溶液を使用す
る場合たとえば水酸化ナトリウムの場合、この水
酸化物の含有量は乾燥故紙の重量の0.2〜8重量
%である。 有利にはアルカリ性水溶液は過酸化化合物を含
有することもできる。好適な過酸化化合物は無機
過酸化化合物である。過酸化水素はそれ自身特に
好適な化合物である。 アルカリ性水溶液がカルボキシル化重合体の他
の水酸化アルカリ金属たとえば水酸化ナトリウム
および過酸化化合物たとえば過酸化水素を含有す
る場合良好な結果が得られる。次に水酸化物の含
有量は乾燥故紙重量の0.1〜5重量%であり且つ
過酸化水素の含有量は乾燥故紙重量の0.05〜5重
量%である。過酸化水素と水酸化ナトリウムの混
合物が水溶液中にあると特に有利である。 性質上同時にアルカリ性であり且つ酸化性であ
る化合物を含有するアルカリ性の水溶液も有利に
使用できる。最良の結果は過酸化アルカリ金属を
用いて得られる。過酸化ナトリウムは特に好適で
あることを示した。故にたとえば過酸化ナトリウ
ムの水溶液の如き過酸化アルカリ金属の水溶液が
使用できる。この場合、過酸化物の含有量は概し
て乾燥故紙重量の0.1〜10重量%である。 水溶液が過酸化化合物を含有しない場合、ビニ
ル型の単量体単位を含有するヒドロキシカルボキ
シル化重合体および好ましくは先に定義した式 をもつ単量体単位を含有するヒドロキシカルボキ
シル化重合体を用いて最良の結果が得られる。 水溶液が過酸化化合物を含有する場合、すべて
のカルボキシル化重合体は有効であることを示し
た。 アルカリ性水溶液には他の添加物例えば次后の
浮泡法による脱インクの工程が予想される場合は
捕集剤および起泡剤、または洗浄による脱インク
工程が予想される場合は分散剤を含めることもで
きる。しかし乍ら本発明の重合体をアルカリ性水
溶液中に使用するときは、捕集剤は脱インク効果
を損ずることなくより少い量で使用できまたは省
略することさえできることを見出した。 最もよく使用される捕集剤は脂肪酸または脂肪
酸の混合物である。捕集剤は乾燥故紙の重量の0
〜5重量%の割合で加えることができる。 使用する起泡剤は表面活性剤特に陰イオン型ま
たは非イオン型表面活性剤である。表面活性剤の
目録はA.M.SchwarzおよびJ.W.Perryの著者“表
面活性剤”に挙げてある。起泡剤は乾燥故紙の重
量の0〜2重量%の割合で添加できる。 洗浄による脱インクの場合に使用される分散剤
は大体陰イオン型、陽イオン型、または非イオン
型の表面活性剤である。これらは特にアルキルま
たはアリール硫酸黄、スルホン酸塩およびポリエ
ーテル・アルコールを含む。それらは一般に乾燥
故紙の重量の0〜5重量%の割合で添加される。 故紙再生に好適な組成は乾燥故紙の重量に対し
て、先に定義したカルボキシル化重合体を0.001
〜20重量%、水酸化ナトリウムの0.1〜5重量
%、過酸化水素を0.05〜5重量%およびその他の
添加物を0〜10重量%の量で含む。 本発明の故紙再生法の特に好適な別のタイプの
組成は乾燥故紙の重量に対して、先に定義したビ
ニル型単量体単位をもつヒドロキシカルボキシル
化重合体を0.001〜20重量%、水酸化ナトリウム
を0.1〜5重量%、他の添加物を0〜10重量%の
量で含有する。 添加物とは先に定義した捕集剤、分散剤および
起泡剤ばかりでなく、安定剤、PH調整剤およびケ
イ酸塩の如き塩基性化合物をも意味する。本発明
のカルボキシル化重合体は水溶液中に別々に添加
するかまたは再生に必要な他の添加物と予じめ混
合したものを添加できる。薬剤を別々に添加する
場合、それらを固体として直接水相に添加するか
または水かアルカリ性水溶液の如き溶剤に予じめ
溶解して添加できる。 本発明によるカルボキシル化重合体は故紙再生
に必要な他の添加物の少くとも若干と予じめ混合
しても可能である。かかる混合物は、該カルボキ
シル化重合体および故紙再生に必要な他の添加物
例えば塩基性化合物、過酸化化合物、或るPH調整
剤および故紙再生に慣用の添加物を含有する通常
の溶剤の溶液の形であることができる。 結局水が適当な溶剤である。 本発明のカルボキシル化重合体は固体の予備混
合物の形でも使用できる。 この場合適当な重合体と他の添加物との調合剤
を調製し且つそれらをこの仕方で再生装置中に導
入できる紙または厚紙製容器に装填するのが特に
有利である。この方法は再生単位に必要な取扱手
段を相当軽減する。 本発明のカルボキシル化重合体の混合物を使用
する場合、それらを固体の形または水溶液または
アルカリ性水溶液で別々に添加するか或は相互に
または再生に利用する媒質の他の成分と予じめ混
合して添加できる。この場合それらを固体の予備
混合物または水溶液として添加できる。 それらを固体の形で別々に或は予備混合して添
加する場合、ヒドロキシル化重合体はポリヒドロ
キシカルボン酸の形で、特に対応するポリラクト
ンの形で有利に使用でる。 本発明の好適な態様によれば、カルボキシル化
重合体を故紙離解工程に添加する場合、これは既
知であつて使用に適した任意の型の装置中で実施
される。パルパーの如き装置が非常に適してい
る。故紙を離解できるその他の装置も使用でき
る。 離解工程における温度は広い範囲で変り得る。
通常15〜150℃である。この工程の滞留時間は変
化でき、一般に0.001〜2時間である。 パルパーを使用する場合、温度は20〜90℃、大
抵は20〜70℃、好ましくは35〜60℃である。この
工程の滞留時間はパルパーの機能が非連続である
場合通常0.1分〜2時間、好ましくは10分〜2時
間であり、パルパーの機能が連続性である場合は
0.5分〜1時間である。 パルプの濃度は通常0.1〜15%、好ましくは0.5
〜10%である。 故紙再生操作が離解工程の他に槽内貯蔵および
(または)塔内漂白工程より成る場合は、本発明
のカルボキシル化重合体をこれら三工程の少くと
も一つの中に使用できる。 カルボキシル化重合体を貯蔵槽または漂白塔に
導入する場合、この装置の温度は通常15〜90℃、
好ましくは20〜60℃である。この工程の滞留時間
は通常10分〜10時間であり、またパルプの濃度は
一般に0.1〜50%、好ましくは1〜45%である。
その他の温度、時間およびパルプ濃度も勿論適当
である。 別の方法は再生法に分散剤が必要な場合、本発
明のカルボキシル化重合体を分散器中に導入する
ことより成る。この場合その中の温度は20〜150
℃、好ましくは30〜130℃であり、この工程の滞
留時間は0.01秒〜1時間好ましくは0.05秒〜30分
であり、且つパルプの濃度は1〜50%、好ましく
は3〜40%である。 本発明の方法が適用される故紙はどの様な型の
故紙でも可能である。化学パルプ、機械パルプ、
熱機械パルプ(thermomechanical pulp)、また
は機械化学パルプ(mechano−chemical pulp)
から作られる故紙が使用できる。かくして特に古
い新聞、雑誌または任意の割合の古い新聞、雑誌
の混合物が使用できる。 今般脱インク工程によることなく本発明の方法
をパルパー中で使用する場合、パルパーの出口か
ら直接にすぐ使用できるパルプを得る可能性がし
ばしばあることを認めた。実際、パルパーの出口
からの本発明の方法によつて得られたパルプには
最早やインクは見られず、そして新聞印刷用紙の
製造の如き或る種の用途にこのパルプは丁度使用
できる。更に本発明のカルボキシル化重合体を使
用すると、通常再生法に添加される捕集剤を減少
できるか或は完全に省略できる。故に、本発明に
よるカルボキシル化重合体を含有するアルカリ性
水溶液および所望によりケイ酸塩および所望によ
り起泡剤を有利に使用でき、これらの溶液は捕集
剤を含まないか或は軽減した量の捕集剤を含有す
るものである。 本発明による方法を使用する場合は著しい白色
度の増進が観察され、また本法を過酸化水素の存
在下で実施する場合は過酸化水素の顕著な減少が
観察された。 以下の実施例は本発明の方法を故紙の脱インク
に応用した場合に得られる顕著なる結果を証明す
るためのものである。但しこれらの実施例のみに
限定されない。実施例1、2、3は本発明のカル
ボキシル化重合体を過酸化化合物を含有するアル
カリ性水溶液によつて故紙再生に使用した場合
に、全部のカルボキシル化重合体が有効性がある
ことを示すために実施したものである。実施例4
は過酸化化合物を含まないアルカリ性水溶液によ
つて故紙再生にビニル型のヒドロキシル化重合体
を使用した場合にビニル型ヒドロキシル化重合体
が有効性があることを示すために実施したもので
ある。 実施例 1 実験室用パルパーの中でおよび実験室用浮泡槽
の中で試験を実施した。使用したOBKIRCHER
式パルパーは容積10であつた。浮泡槽は容積15
であつ且つVOITH式であつた。実験のため
に、約20容積の容器の中で離解工程と浮泡工程
の間に貯蔵工程(浸漬)(maceration)を行つた
(試験5Aおよび6B)。 1試験では浮泡工程を洗浄工程で代替し脱イン
クした(試験9B)。この場合、パルプを引き続い
て2%の濃度に稀釈し、撹拌し、次に約濃度10%
に再濃縮し、且つこれを三回反覆した。 新聞紙と雑誌の90/10重量割合の混合物につい
て試験を行つた。これらの原料割合は次の性質を
有していた。
【表】 水中で離解した故紙の白色度は46.1%に等し
く、且つ水中で離解した印刷余白部分
(margin)の白色度は58.5%であつた。これらは
R457フイルターを装備したElrepho反射計
(Zeiss製)によつてMgOの白色度と比較して計
つたものである。 紙はパルパーに装入する前に手で細片に引き裂
いた。次に過酸化水素以外の全部の反応剤を含有
する水溶液を添加した。パルプを得るのに使用し
た水の硬度はドイツ硬度10である。こうして得た
パルプの濃度は5%である。この水溶液を所望の
50℃の温度まで加熱し且つ過酸化水素を導入する
前に1分間撹拌した。パルパー中の処理を20分間
つづけた。パルパー中での処理の終期に、パルプ
の試料を取出し使用した過酸化物を測定し且つ白
色度を測定した。 パルパーから取出したパルプを次に必要ならば
(試験5Aおよび6B)浸漬(maceration)装置中に
通入した。この装置は50℃に3時間保持した。浸
漬後、試料を取り出し白色度を測定し且つ過酸化
物の消費量を測定した。 パルパーまたは出来れば離解槽から取出したパ
ルプを約0.8%の濃度に稀釈し且つ40分間浮泡槽
中で処理した。浮泡処理後、白色度を測定するた
め試料を取り出した。或る場合には次に硫酸でPH
5.5酸性とした。酸性にしたパルプについて新し
く白色度を測定した。 使用した添加物および得られた結果を第表に
掲載した。 試験はポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリ
ウム(SPHA)およびポリ−α−ヒドロキシアク
リル酸から誘導したポリラクトン(PHAL)を用
いて実施した。 試験1Rおよび2Rは比較のために行い、また試
験3〜9は本発明の方法によつたものである。
【表】 第表に掲載した結果を調べると、水酸化ナト
リウムの同一含有量に対してパルパー中の過酸化
物の消費量は本発明によるヒドロキシル化重合体
を使用した場合常に低いことが分明である。 試験3と試験1Rと比較すると、SPHAを使用し
たときには捕集剤および起泡剤を省略でき、同時
に捕集剤および起泡剤を使用して得られる白色度
よりも高い白色度を離解および浮泡工程後に得ら
れることが分明である。 更に試験4、6および9を試験1Rと比較する
と、本発明による重合体を使用するとケイ酸塩の
みならず捕集剤も省略できることが証明できる。 試験7を試験1Rおよび2Rと比較すると、
PHALは低い投与量ですらケイ酸塩および捕集剤
に容易に代ることが判明した。 最后に、試験8を試験1Rと比較するとSPHAは
同時にケイ酸塩および捕集剤および起泡剤に代り
得且つそれにも不拘離解後に高い白色度を与える
ことが明らかである。 試験6Aの条件と同じ条件下ではあるが、ポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムの代りに
同量のポリアクリル酸を用いて追加試験を行つ
た。離解後と浮泡法後の白色度は可成り低い初期
PHにもかかわらず試験1Rで得られた白色度と匹
敵した。 実施例 2 実施例1に使用したものと同じ装置の中で同一
量の故紙を用いて試験を行つた。操作条件は同一
であつた。本試験は市販のVERSICOL E7と称す
るポリアクリル酸(PAC)の25%水溶液を用い
て実施した。 使用した添加物および得られた結果を表に掲
載した。
【表】 試験1R(表)、12および13の比較において、
一方ではPHALまたはPACの使用は捕集剤を完全
に省略させ、他方では離解後に得られる白色度は
PHALおよびPACの存在においてより高いことが
明らかである。 実施例 3 実施例1で使用したのと同じ装置中で同じ量の
故紙を使用して試験を行つた。 操作条件は同一であつた。 得られた結果を下記の表中に掲載した。 試験15、16および17はポリ−α−ヒドロキシア
クリル酸から誘導したポリラクトン(PHAL)に
ポリアクリル酸を混合した化合物を使用して実施
した。試験14および18は各々の重合体を別々に使
用して実施した。
【表】 表に掲載した結果を調査すると、PHALとポ
リアクリル酸の混合物を使用(試験15、16および
17)すればPHAL(試験14)またはポリアクリル
酸(試験18)を別々に使用して得られる白色度よ
りも高い白色度のパルプをパルパーの出口で得ら
れることが明かである。 本法を使用して得られた白色度は水中で離解し
た印刷余白部分の白色度より更に高い。 実施例 4 実施例1で使用したのと同じ装置中で、且つ同
じ量の故紙を用いて試験を行つた。操作条件は実
施例1と同じであつた。 使用した添加物および得られた結果を表に掲
載した。 比較のために試験10Rを行つた。試験11および
19はそれぞれポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナ
トリウム(SPHA)およびポリアクリル酸を用い
て行つた。
【表】 試験10Rおよび11の比較によると、ポリ−α−
ヒドロキシアクリル酸ナトリウムの如きビニル型
のポリヒドロキシカルボン酸塩は、離解後に、ケ
イ酸塩および捕集剤によつて得られる白色度より
もより良い白色度を得られることを示している。 更に試験11および19の比較では、過酸化化合物
を含まない塩基性媒質中で得られる白色度はポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムの如きポ
リヒドロキシアクリル酸塩を使用すればポリアク
リル酸を使用するよりも良い白色度であることを
示している。 試験11および10Rの比較はSPHAを使用すれば
完全に捕集剤を省略できることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インクの分散用添加剤を含有するアルカリ性
    水溶液の存在下でインク付着故紙を再生する方法
    において、該添加剤が主炭素鎖中に式−COOM
    〔式中Mは水素、アルカリ金属原子およびアンモ
    ニウム基から選ばれた置換基を表わす〕のカルボ
    キシル基を置換基として有する少なくとも一種の
    カルボキシル化重合体を含有してなることを特徴
    とするインク付着故紙の再生法。 2 Mがナトリウム原子を表わす特許請求の範囲
    第1項記載の故紙再生法。 3 Mが水素原子を表わす特許請求の範囲第1項
    記載の故紙再生法。 4 重合体がヒドロキシカルボキシル化重合体で
    ある特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに
    記載の故紙再生法。 5 ヒドロキシカルボキシル化重合体がビニル型
    単量体単位を含有する特許請求の範囲第4項記載
    の故紙再生法。 6 ヒドロキシカルボキシル化重合体が式 〔式中R1およびR2は同一でも異なつてもよくかつ
    それぞれ水素原子であるか、またはヒドロキシル
    基或はハロゲン原子を置換基として有していても
    よい炭素数1〜3のアルキル基を表わし;Mは水
    素原子、アルカリ金属原子およびアンモニウム基
    から選ばれた置換基を表わす〕をもつ単量体単位
    を含有する特許請求の範囲第5項記載の故紙再生
    法。 7 ヒドロキシカルボキシル化重合体がホモポリ
    マーである特許請求の範囲第6項記載の故紙再生
    法。 8 ヒドロキシカルボキシル化重合体がポリ−α
    −ヒドロキシアクリル酸ナトリウムである特許請
    求の範囲第7項記載の故紙再生法。 9 Mが水素原子である特許請求の範囲第6項記
    載の故紙再生法。 10 使用する重合体は少なくともその一部がラ
    クトンの形態である特許請求の範囲第9項記載の
    故紙再生法。 11 重合体がポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
    から誘導されたポリラクトンである特許請求の範
    囲第10項記載の故紙再生法。 12 カルボキシル化重合体が式 〔式中R3およびR4は同一でも異なつてもよくかつ
    それぞれ水素原子であるかまたは炭素数1〜3の
    アルキル基を表わし;M′は水素原子、アルカリ
    金属原子またはアンモニウム基から選ばれた置換
    基を表わす〕を有する単量体単位を含有する特許
    請求の範囲第1項または第3項記載の故紙再生
    法。 13 カルボキシル化重合体がホモポリマーであ
    る特許請求の範囲第12項記載の故紙再生法。 14 カルボキシル化重合体がポリアクリル酸で
    ある特許請求の範囲第13項記載の故紙再生法。 15 該アルカリ性水溶液は式 〔式中R1およびR2は同一でも異なつてもよくかつ
    それぞれ水素原子であるか、またはヒドロキシル
    基或はハロゲン原子を置換基として有していても
    よい炭素数1〜3のアルキル基を表わし;Mは水
    素原子、アルカリ金属原子およびアンモニウム基
    から選ばれた置換基を表わす〕を有する単量体単
    位を含有する少なくとも一種のヒドロキシカルボ
    キシル化重合体を含む重合体混合物を用い更に式 〔式中R3およびR4は同一でも異なつてもよくかつ
    それぞれ水素原子または炭素数1〜3のアルキル
    基を表わし;M′は水素原子、アルカリ金属原子
    またはアンモニウム基から選ばれた置換基を表わ
    す〕を有する単量体単位を含有する少なくとも一
    種の別のカルボキシル化重合体をアルカリ性水溶
    液に追加的に含有させる特許請求の範囲第6項乃
    至第14項の何れかに記載の故紙再生法。 16 使用される重合体混合物がポリ−α−ヒド
    ロキシアクリル酸ナトリウムおよびポリアクリル
    酸を含有する特許請求の範囲第15項記載の故紙
    再生法。 17 使用する重合体混合物がポリアクリル酸と
    ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸から誘導したポ
    リラクトンとを含有する特許請求の範囲第15項
    記載の故紙再生法。 18 該アルカリ性水溶液が故紙の乾燥重量の
    0.001乃至20重量%の重合体を含有する特許請求
    の範囲第1項乃至第17項の何れかに記載の故紙
    再生法。 19 アルカリ性水溶液は更に水酸化アルカリ金
    属、炭酸アルカリ金属およびケイ酸アルカリ金属
    から選ばれた少なくとも一種のアルカリ性化合物
    を含有する特許請求の範囲第1項乃至第18項の
    何れかに記載の故紙再生法。 20 アルカリ性水溶液が水酸化アルカリ金属を
    含有する特許請求の範囲第19項記載の故紙再生
    法。 21 水酸化アルカリ金属が水酸化ナトリウムで
    ある特許請求の範囲第20項記載の故紙再生法。 22 水酸化ナトリウムを故紙の乾燥重量の0.1
    乃至5重量%の割合で使用する特許請求の範囲第
    21項記載の故紙再生法。 23 該アルカリ性水溶液が更に少なくとも一種
    の無機過酸化化合物を含有する特許請求の範囲第
    1項乃至第22項の何れかに記載の故紙再生法。 24 無機過酸化化合物が過酸化水素である特許
    請求の範囲第23項記載の故紙再生法。 25 無機過酸化化合物が過酸化ナトリウムであ
    る特許請求の範囲第23項記載の故紙再生法。 26 アルカリ性水溶液が故紙の乾燥重量の0.05
    乃至5重量%の過酸化水素を含有する特許請求の
    範囲第24項記載の故紙再生法。 27 パルパーで故紙を離解する工程を少なくと
    も一つ含む特許請求の範囲第1項乃至第26項の
    何れかに記載の故紙再生法。 28 少なくとも一種のカルボキシル化重合体を
    含むアルカリ性水溶液をパルパー中に導入する特
    許請求の範囲第27項記載の故紙再生法。 29 パルパー中の温度が20〜90℃である特許請
    求の範囲第27項または第28項記載の故紙再生
    法。 30 パルパーの出口におけるパルプの濃度(コ
    ンシステンシイ)が0.5〜10%である特許請求の
    範囲第27項乃至第29項の何れかに記載の故紙
    再生法。 31 アルカリ性水溶液が故紙の乾燥重量に対し
    て0.001乃至20重量%のカルボキシル化重合体、
    0.1乃至5重量%の水酸化ナトリウム、0.05乃至
    5重量%の過酸化水素および0乃至10重量%の別
    の添加物を含有する特許請求の範囲第1項乃至第
    30項の何れかに記載の故紙再生法。 32 アルカリ性水溶液が故紙の乾燥重量に対し
    て0.001乃至20重量%のビニル型単量体単位を含
    有するヒドロキシカルボキシル化重合体、0.1乃
    至5重量%の水酸化ナトリウムおよび0乃至10重
    量%の別の添加物を含有する特許請求の範囲第5
    項乃至第30項の何れかに記載の故紙再生法。
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