JPH07507109A - 故紙の処理方法 - Google Patents

故紙の処理方法

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JPH07507109A
JPH07507109A JP6500052A JP50005293A JPH07507109A JP H07507109 A JPH07507109 A JP H07507109A JP 6500052 A JP6500052 A JP 6500052A JP 50005293 A JP50005293 A JP 50005293A JP H07507109 A JPH07507109 A JP H07507109A
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ブライアン,テレンス,ジエイ.
フアーグソン,ローリン,デイ.
グラント,ジヤネツト,イー.
パレント,クリスチーヌ,エム
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パイオニア ライセンシング,インコーポレイテツド
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は故紙パルプの処理方法、特に再パルプ化工程における故紙パルプの処理 方法に関する。
関連技術の説明 ますます高まる社会の要求により、再生紙Crecycled papaer) の使用が着実に増えている。故紙から製紙に使用される繊維(fiber)を回 収するためには、一般的には、故紙の脱インキ操作を行って印刷に使用されたイ ンキを除去し、このようにして再使用に適した外観をもつ故紙を作り出さなけれ ばならない。伝統的には、脱インキは洗浄式膜インキ又は浮泡式(flot、a tion)脱インキによって行われている。
故紙は新聞紙、雑誌、電話帳、印刷広告物、段ボール容器などの混合物を含有し 得る。これらの物品を製造するのに使用された紙パルプは、化学的にパルプ化さ れた物質例えばクラフトバルブであるか又は機械的に製造されたバルブ例えば砕 木バルブ(groundvood)であり得る。この故紙の多くはある種の形の 印刷操作を受けており、該印刷操作は紙の上にインキの付着物(deposit )を残す。現在まで、故紙の再生利用(recyclfng)は、再生させた故 紙をさらに印刷に再使用する前の、インキの除去に集中している。
典型的な洗浄式又は浮泡式の脱インキ方法における基本工程は、再パルプ化装置 (repulper)における再パルプ化工程;再パルプ化物の粗清浄化(cl eanfng)及び篩分け(screening)工程;脱インキ工程;精密清 浄化及び篩分は工程:後漂白工程;及び最後の貯蔵工程である。
典型的な古新聞紙(ONP)の脱インキ操作におけるキーポイントは、再バルブ 化装置中での故紙の処理である。再パルプ化装置において、故紙は典型的には、 以下に記載のように水中で化学薬品例えば苛性ソーダ、ケイ酸ナトリウム及び過 酸化水素で処理される。また、金属キレート化剤も含有させ得る。
再パルプ化工程はインキ粒子を取り巻く樹脂を分解し得、一方、再パルプ化装置 の物理作用は繊維からのインキの分離を促進する。
再パルプ化の後には、パルプからステーブル(staple)及びプラスチック のような大きな粒子を取り除くための一連の粗クリーナー(cleaner)及 びスクリーン(screen)が続く。清浄化されたパルプは洗浄式脱インキ工 程又は浮泡式脱インキ工程のいずれかに送られる。
洗浄式脱インキにおいては、多量の水が再パルプ化された故紙中に通され、故紙 はメツシュスクリーン(mesh 5creen)上に支持される。インキ粒子 及び他の粒子はパルプから洗浄され、洗い流される。
浮泡式脱インキにおいては、インキ粒子を一緒に集めるための化学薬品が用いら れ、同時に再パルプ化された故紙中に気泡が導入される。捕集剤(col、1e ctor)である化学薬品で処理されたインキ粒子の疎水性が気泡に対するイン キの付着を促進するので、そのためにインキが再バルブ化故紙の表面に持ち上げ られ、そこでインキが除去され得る。
典型的には、1種類の脱インキ法のみが利用される。しかしながら、いくつかの 故紙処理用ミル(+n1ll)は洗浄式脱インキ方法と浮泡式脱インキ方法の両 方を使用し得る。
いずれかの脱インキ方法の後に、脱インキされ、再パルプ化された故紙は、次い で一連の精密クリーナー及びスクリーンの中を通され、そこで砂及び粗粒子(g ri t)のような小さな粒子が除かれる。
追加の加工工程、例えば異物の粒度を低下させるために分散工程が必要とされ得 るし又は特定の異物を除くことを意図した特殊クリーナーを用いた特殊クリーニ ング工程が必要とされ得る。また、再パルプ化された故紙は、漂白用化学薬品で 処理してパルプの白さくwhiteness)と白色度(brightness )を高め得る。
次いで、脱インキされた故紙は、最終的に製紙機に供給されるまで貯蔵の状態に 保たれる。このようにして、脱インキされた故紙は、パルプの完成紙料(fur nish)を提供し、該紙料は別の紙完成紙料(paper furnish) と−緒にされて販売可能な紙製品を製造し得る。
伝統的な脱インキに関連する化学反応(chemistry)は周知である。
苛性ソーダは再パルプ化装置においてpHを上げるのに使用され、ある場合には 、インキ粒子を取り巻く樹脂をケン化するのに使用される。しかしながら、pH を7.0よりも上げると、砕木バルブ又は機械バルブから製造された紙を含有す る故紙原料の黄変及び暗色化(darkening)を生じるであろう。望まし くない暗色化効果を抑えるために、漂白剤が添加される。伝統的には、選択され る漂白剤は過酸化水素である。追加の化学薬品が、漂白剤の性能を最大にするた めに添加される。例えば、ケイ酸ナトリウム及び金属キレート化剤が過酸化物を 安定化するのために添加される場合が多い。
従って、脱インキミル中での再パルプ化は、伝統的には8〜15%の稠度〔製紙 工業においてバルブ繊維の水性スラリーの濃度(w/v)を説明するために使用 される用語L9.5〜11.0のpn及び40〜60℃の温度で、5〜30分間 行われる。典型的な再パルプ化用の液(repulping 1iquor)は 、水酸化ナトリウム1.5%と、ケイ酸ナトリウム3%と、過酸化水素1%とを 含有してもよい。
再パルプ化装置を出る処理済みパルプは通常は黒ずんだ色(dark)であり、 次後に該パルプからインキを分離するための洗浄式脱インキ工程及び/又は浮泡 式脱インキ工程に供給される。
一般的に、洗浄式脱インキ工程はインキの除去に有効であるが、該洗浄式脱イン キ法は廃棄する前に処理しなければならない相当な量の排液を生じる。廃棄する ための排液の処理は費用がかかるものであり得る。また、洗浄式脱インキは低収 率をもたらす場合が多く、しかも低い白色度をもたらす不完全なインキ除去を招 く場合が多い。
浮泡式脱インキ法は、急速に主要なインキ除去方法になりつつある。しかしなが ら、浮泡式脱インキ法は、入ってくる粗原料、インキの種類などの変化によって 不安定になり得る敏感な方法である。
また、浮泡式脱インキ又は洗浄式脱インキに必要とされる装置は両方共に大規模 であり、しかも高価である。従って、脱インキされた繊維をそれらの紙料(st ack)に配合することを望むバルブミル及び紙ミルは、洗浄式脱インキか又は 浮泡式脱インキのいずれかに用いられる特殊化装置用の資金と場所とを必要とし なければならない。
脱インキ方法の別の欠点は、生成したインキスラッジのプロセス水からの分離、 捕集及び廃棄である。このインキスラッジの環境上安全な廃棄方法は、脱インキ 方法の経済的可能性を下げ得る。
今般、再パルプ化する間に、使用される薬液(liquor)に対して界面活性 剤を添加することによって、伝統的な再パルプ化用の化学薬品の不存在下で、改 良された故紙の処理方法が実施し得ることが認従って、本発明は、 付着した多数のインキ粒子を有する故紙を、水と混合して水性の故紙スラリーを 形成させ; 前記故紙スラリーを界面活性剤を用いて該スラリー・を撹拌しながら処理して、 前記故紙から前記インキ粒子を脱離させ(dislodge)、該インキ粒子を より大きな直径のインキ凝集物に凝集させ、このようにしてパルプとインキ凝集 物との混合物を形成させ:次いで前記のパルプとインキ凝集物との混合物から水 を除去し、該パルプを集めて再生バルブを生成させる ことからなる故紙の処理方法において、前記のインキ凝集物の大多数を前記再生 パルプと共に残留させて且つ本質的に目に見えない凝集物として存在させるもの とする、故紙の処理方法を提供するものである。
前記の界面活性剤は、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとの共重合体であ るのが好ましく、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドのブロック及 び/又はランダム共重合体であるのがさらに好ましい。界面活性剤の量は、オー ブン乾燥バルブを基準とする重量で0.01〜1.0%であるのが好ましく、0 .2〜0.5%であるのがさらに好ましく、しかも該界面活性剤は故紙と混合す る前の水に添加してもよい。
前記の本発明の方法はその後に、さらに、伝統的な洗浄式又は浮泡式脱インク工 程を伴っていてもよい。しかしながら、再生紙はこれらの伝統的脱インキ工程を 使用せずに生成させ得るし、あるいはこれらの工程において普通に認められる化 学薬品を使用せずに生成させ得る。
従って、本発明はまた、故紙バルブを製造するための短い一連(a 5hort  5equence)の、故紙の再バルブ化方法であって、付着した多数のイン キ粒子を有する故紙を、水と混合して水性の故紙スラリーを形成させ; 前記故紙スラリーを界面活性剤を用いて該スラリーを撹拌しながら処理して、前 記故紙から前記インキ粒子を脱離させ、該インキ粒子をより大きな直径のインキ 凝集物に凝集させ、このようにしてパルプとインキ凝集物との混合物を形成させ (但し、前記スラリーは添加されたケイ酸塩、苛性アルカリ及び/又は過酸化水 素を本質的に含有していないものである);次いで前記の界面活性剤処理済み混 合物を、洗浄式又は浮泡式脱インクインキ工程を使用せずに製紙機に供給し、該 混合物から水を除去し、このようにして再生パルプを生成させることからなる故 紙の再パルプ化方法において、前記インキ凝集物の大多数を前記再生パルプと共 に残留させて且つ本質的に目に見えない凝集物として存在させるものとする、故 紙の再バルブ化方法を提供するものである。
ケイ酸塩、苛性アルカリ又は過酸化物は、ケイ酸塩、苛性アルカリ及び過酸化水 素の量がゼロであるように、添加されないことが最も好ましい。しかしながら、 本発明で使用してもよいケイ酸塩、苛性アルカリ及び過酸化水素の量は、一般的 に再パルプ化操作において伝統的に使用される前記のそれぞれの量よりも著しく 少ない。従って、ケイ酸塩、苛性アルカリ及び過酸化水素の量は、オーブン乾燥 パルプを基準とする重量で0.5%未満、さらに好ましくは0.1%未満である べきである。
別の要旨において、本発明はまたリグノセルロース繊維と、該繊維全体に分散し た多数のインキ凝集物とからなり、前記インキ凝集物が本質的に目に見えないも のである、処理された再生紙を提供する。
好適な態様の説明 本発明の方法の代表的な態様の間に、故紙と水とを、適当な反応容器(これは再 パルプ化装置と呼ぶことができる)に添加して所望の固形分をもつ水性故紙スラ リーを形成させる。該スラリーに界面活性剤を添加し、該スラリーを混合し故紙 上に存在するインキ粒子が故紙パルプから脱離するようにさせる。
再パルプ化装置において界面活性剤のみを添加することによって許容し得る白色 度の増大(gains)が達成できることが知見され、しかもまた伝統的な再パ ルプ化用の化学薬品例えば苛性アルカリ、ケイ酸塩及び過酸化物を省(ことがで きることが知見された。従って、界面活性剤処理済みパルプは、洗浄式又は浮泡 式の脱インキ装置中での脱インキを必要とすることなく、直接に製紙機に送り得 る。前記パルプは製紙機に送る前に、先ず漂白工程、貯蔵工程、脱水工程及び/ 又は脱インキ工程以外の数種の別の処理工程に送ってもよいことが理解されるべ きである。また、前記パルプは製紙機に供給される前に、少なくとも1種の別の パルプ完成紙料(pulp furnish)に添加し得る。
本発明の主な特徴は、添加された界面活性剤がインキ凝集物であって本質的に目 に見えないものであり且つパルプと共に残留するインキ凝集物の形成を促進する ことである。しかしながら、本発明の方法の実施中に、インキ粒子及び/又は凝 集物のうちの幾つかを故紙から除去してもよい。しかしながら、本発明の方法は 、故紙上に最初に存在し、含有されるインキの大部分、好ましくは50%を越え るインキが本質的に目に見えない(すなわち、肉眼に見えない)インキ凝集物と して、処理済みパルプと共に残留させることを可能にする。
本発明の範囲内の共重合体の典型的な例は、商業的に入手し得るものであり、例 えば5ynperonic PE5Synperonic T又は5ynper onicLFである。
別の種類の界面活性剤、例えば陽イオン性及び陰イオン性の界面活性剤もまた使 用し得る。しかしながら、この態様においては、使用する界面活性剤は、インキ 粒子の凝集を生じるべきであり、好ましくはパルプに対するインキ凝集物の付着 (adherence)を促進すべきである。付着はインキ凝集物が再バルブ化 用の液中に分散し、次いで該再バルブ化用の液と共に除去されるものであるより は、むしろパルプと共に残る傾向の意味と理解されるべきである。
界面活性剤の投入量は、適当な大きさのインキ凝集物の形成の促進において重要 である。過度の界面活性剤はインキをパルプ全体に小さな凝集物として分散させ るであろう。従って、適当な大きさの凝集物の形成をもたらすために利用しなけ ればならない界面活性剤の正確な量を決定することが必要である。
従って、界面活性剤の量は、界面活性剤の種類、効果、故紙の供給源、インキの 種類及び量、再パルプ化操作温度などに応じて変化させ得る。しかしながら、一 般的に、再パルプ化中は、本発明の前記共重合体は、パルプのオーブン乾燥重量 の重量%として、100%重量基準で表わされる0、01〜1.0%の量である のが好ましく、0.1〜0.7%の量であるのがさらに好ましく、0.2〜0. 5%の量であるのがさらに一層好ましい。また、添加される界面活性剤の量は、 再パルプ化装置中に存在する量を前記の好ましい量の範囲内に維持するために、 パルプ処理中に使用されるプロセス水中の界面活性剤の再循環を考慮して調整し 得る。
また、再バルブ化用の液は他の再バルブ化用の添加剤のほかに相溶性の界面活性 剤の混合物を含有し得る。
界面活性剤という用語は、本出願明細書全体において一般的な意味で使用され、 しかも該工業において分散剤、捕集剤、湿潤剤、ディスプレフタ−(displ  ector)、沈着防止助剤などと呼び得る化学薬品を包含する。
本発明において、“再パルプ化(repulping)”とは、故紙と本発明の 界面活性剤とを以下に述べる条件下で単に混合し、攪拌することからなるのが好 ましい。
本発明の主な利点は、再パルプ化をパルプミル(pulp a+1ll)中で使 用するのにさらに一層適した条件下で実施し得ることである。例えば、前記の再 パルプ化は、1〜15%の稠度、好ましくは3〜9%の稠度で、8未満のpt+ 、好ましくは4〜7.0のpHで、1〜60分間、好ましくは5〜30分間且つ 10〜70℃、好ましくは40〜60℃の温度で行うのが好ましい。さらにまた 、本発明の方法はまた、苛性アルカリ、過酸化水素及びケイ酸塩の使用を省くこ とを可能にし、これらの代わりに前記界面活性剤を使用する。所望ならば、極く 少量の適当な酸例えば硫酸又は場合によっては少量の苛性アルカリを添加して、 再バルブ化用の液のpHを所望の値に調整し得る。
前述のように、本発明の方法はまた、該パルプを製紙機に供給する前に、前記の 再生パルプを漂白工程に供給することからなる。脱インキされたパルプ、特に脱 インキされた機械パルプ用に典型的に使用される適当な漂白工程、例えば過酸化 水素を用いる漂白は、次後に再生紙の白色度を上げるのに利用し得る。
インキ凝集物をパルプと共に残留させるという顕著な利点は、脱インキ操作中に 通常的に生成されるインキスラツジの量を低減させることである。
形成されたインキ凝集物は、2〜80ミクロンの直径を有するものであるのが好 ましく、2〜60ミクロンの直径を有するものであるのがさらに好ましく、シか も2〜20ミクロンの直径を有するものであるのがさらに一層好ましい場合さえ もある。前記インキ凝集物は、滑らかであり且つ本質的に球状であり、従って、 小さな表面積を有する。従って、前記インキ凝集物は目に見えないほど十分に小 さいものであるのが好ましいが、該インキ凝集物はパルプから除去されたインキ 粒子を比較的多量に含有するように十分に大きく且つ多数存在する。
前記のインキ凝集物の全部が必ずしもこの範囲内にあるとは限らないが、好まし くは50%を越えるインキ、さらに好ましくは80%を越えるインキが特定され た範囲内のインキ凝集物内部に含有される。
本発明は故紙のほとんどの供給源を用いて使用し得る。しかしながら、本発明は オフセット印刷又は凸版印刷法によって印刷された紙の場合に最も効果がある。
特に、古新聞紙(ONP)から本質的になる故紙、又はONPと品質を向上させ た砕木パルプ含有グレード、例えば改良された新聞用紙及び充填剤含有の特殊砕 木パルプ紙との組み合わせから本質的になる故紙が好ましい。例えば、塗被紙( coated paper)、例えば雑誌由来の塗被紙が、ある程度まで使用し 得る。また、帳簿グレードの再生紙もまた、トナー印刷紙の量が少ないことを条 件として使用し得る。
故紙完成紙料の品質は、処理済みパルプの最終品質に影響を及ぼし得る。本質的 に異物を含有していないONP、例えば過剰発行の新聞紙(newspaper  overissue)と共に、処理済みパルプを、さらに処理することなく製 紙機中で、例えば完成紙料の30%の量で使用できる。しかしながら、使用済み (postconsumer)故紙は、妨害物質〔これは一般的に“粘着物(s tickies)”と呼ばれる厄介な異物を形成し得る〕、例えば宛名ラベル張 付は用の糊などを混入する場合が多い。
これらの物質は、製紙機及びその関連装置の種々の部分を汚染し、しかも製造さ れた紙に品質を低下させる孔又は淡い染み(thin 5pot)を生じ得る。
これらの問題は周期的な機械掃除や、粘着物が水切り金網(drainage  wire)に付着するのを防止する抄紙用金網スプレィ−によって最小限にし得 るが、リザイクルされたONPの最大許容量は異物の量によって制限され得る。
再パルプ化装置後の処理(post−repulper treatment) の限度は、より一層多い量の異物を混入した再生ファイバーの使用を可能にする 。例えば、前記パルプは、前記の多量の異物のうちのいくつかを分解するために 、不完全に再パルプ化されたファイバー束と一緒に、インライン・デフレーカー (def 1aker)の中を通し得る。別法として、パルプはパルプスクリー ンニング装置又はパルプ清浄化装置の中を通して、前記の汚染されたパルプの品 質を向上させ得る。
一般的に、故紙処理方法の有効性は、得られたパルプの白色度を、該工業におい て使用される標準的白色度試験に従って測定することによって示し得る。伝統的 には、脱インキされた紙のより高い白色度は一般的に、パルプからより多くのイ ンキが除去されていることを示している。本発明において、再パルプ化装置に界 面活性剤を添加することにより、他の化学薬品の不存在下でパルプを単に混合す るという対象の方法(control process)よりも向上した白色度 が得られることを認めた。しかしながら、インキ粒子がインキ凝集物に形成され 、該凝集物が比較的多量のインキ粒子を含有するのに十分な大きさであるのが好 ましい。従って、処理済みパルプの白色度は紙全体に及ぶ(spread)イン キ粒子によって顕著には低下されない。
また、インキ凝集物が本質的に肉眼でみることができないほど十分に小さい場合 には、たとえあるとしても、最終紙製品中に存在するインキの“斑点(spec ks)”はごくわずかである。
インキ凝集物は比較的小さい表面積をもち、目に見える範囲よりも十分に小さい ものであり、しかも該インキ凝集物が故紙中に最初に存在していた多量のインキ を含有するのに足りるだけ十分に大きいので、本発明の方法によって生成された パルプは、再パルプ化装置において標準的に得られる白色度と比較して改良され た白色度を有し、しかも伝統的な脱インキ操作によって通常的に得られる白色度 に匹敵する。これは、故紙から除去されたインキを保持するのにも拘らず達成さ れる。その理由は、残留させたインキを、脱インキされた紙の白色度又は一般的 外観に対1.て最小限度の影響しか及ぼさないような要領で、紙の中に残留させ るからである。
処理済みパルプの白色度が標準的な脱インキ操作によって得られる白色度よりも 劣る場合であっても、本発明は伝統的な脱インキ装置の資本費を省くことを可能 にし、従って、より低い水準の白色度と引き換えに許容し得る交換(trade −off)であり得る。
しかしながら、本発明の処理済みパルプは、再パルプ化工程を出た後では、少な くとも48%l5O1好ましくは少なくとも54%ISOの白色度を有する。
本発明の別の利点は、故紙に由来する多量のインキが系から除去されるよりもむ しろパルプと共に残ることから、本発明の処理方法から出る排液は伝統的膜イン キ操作における排液よりも着色が少ないことである。また、パルプから除去され たインキは目に見えないインキ凝集物に凝集し、従って、本発明の処理方法から 出る排液はより伝統的な脱インキ操作の排液の黒ずんだ(dark)外観よりも 著しく色調が明るい。
本発明の方法の態様を以下の非限定的実施例において例証する。
実施例全てにおいて、ONPからなる共通の故紙供給源を使用した。
濃度は全て重量基準でオーブン乾燥重量に基づく%として表わす。
実施例1 ■elicoブレードを取り付けたラモール(Lamort)式のセミパイロッ ト規模の再パルプ装置中で故紙試料を再パルプ化した。使用した再パルプ化用薬 液は水のみを含有しているものであり、従って、本発明に従うものではなかった 。再パルプ化は5%稠度で1時間、パルプが離解される(deftbre)まで 行った。水性スラリーの初期pHは7.0であり、処理終了後には6.5まで低 下した。
パルプ繊維と液とを分離し、そのそれぞれについてインキ粒子の存在を肉眼及び 顕微鏡で調べた。また、脱インキされた紙から作成した紙シートの白色度を、U Itra8Can分光光度計を使用して測定した。
インキがパルプと排液の両方に汚れた粒子として存在することが認められた。得 られたパルプの白色度は41%ISOであると測定された。
実施例2 第2の故紙試料を再パルプ装置中で実施例1と同じ条件下で再パルプ化した。し かしながら、使用した再パルプ化用の薬液は商業的に入手し得るノニルフェノー ルエトキシレート分散剤を含有するものであった。前記分散剤はパルプからのイ ンキ粒子の除去を促進したが、インキ粒子のインキ凝集物への凝集を促進しなか った。該インキ凝集物はバルブ繊維に付着した。
前記界面活性剤はオーブン乾燥バルブの重量の0.5%の濃度で添加した。再パ ルプ化装置には苛性アルカリ、ケイ酸塩又は過酸化物は添加しなかった。また、 水性スラリーの初期pH及び最終pHはそれぞれ7.0及び6.5であった。再 パルプ化の後に、処理済み、(ルプは51%ISOの白色度を有しており、採取 した液は実施例1の採取液よりも僅かに黒ずんでいた。
実施例3 商業的に入手し得る約1100の分子量を有する脂肪アルコールアルコキシレー ト界面活性剤(脂肪アルコールをベースとしたエチレンオキシド/プロピレンオ キシド共重合体)を0.5重量%添加して実施例1及び2の実験を反復した。
再パルプ化後に、採取した紙は54.0%ISOの白色度を有していた。
また、採取した液は殆ど白い水であり、実施例1で採取した液に共通するインキ のような/黒い外観ではなかった。採取した液中に比較的少量のインキ粒子が認 められるのみであった。
得られた紙の分析により、30〜55ミクロンの直径をもつ多数の滑らかで、一 般的には球状のインキ粒子を含めて、2〜80ミクロンの直径をもつインキ粒子 の存在が明らかにされた。
実施例4 別の故紙試料を、再パルプ装置中で実施例1と同じ条件下で再ノくルプ化した。
しかしながら、使用した再パルプ化用薬液は商業的に入手し得るポリオキシエチ レンソルビトールラノリン誘導体界面活性剤を含有するものであり、該界面活性 剤はノくルプからのインキ粒子の除去を促進したが、インキ粒子のインキ凝集物 への凝集を促進しなかった。該インキ凝集物は実施例3で認められた程度と同じ 程度でバルブ繊維に付着していた。
前記界面活性剤はオーブン乾燥パルプの重量の0.5%の濃度で添加した。再バ ルブ化装置には苛性アルカリ、ケイ酸塩又は過酸化物は添加しなかった。また、 水性スラリーの初期p■及び最終pHはそれぞれ7.0及び6.5であった。再 パルプ化の後に、処理済みバルブは51%ISOの白色度を有しており、採取し た液は実施例1の採取液よりも僅かに色調が明るかった。
従って、前記の諸実施例は、本発明の方法が故紙の処理方法の再パルプ化工程に おいて故紙の処理を行うことができることを例証している。また、故紙上に最初 に存在するインキ粒子を再パルプ化中により大きなインキ凝集物に転化させ、次 いでより大きなインキ凝集物として除去し得ることを例証している。さらにまた 、これらのインキ凝集物が処理済みバルブ全体に分散し、このようにして処理済 みバルブ内部に保持される。このようにして本発明の方法は再生紙の白色度を向 上させ、しかも好ましい態様において、従来技術の故紙処理方法の排液から採集 しなければならないインキスラッジの量の低減を可能にする。
本発明の具体的態様が記載されているので、その部分改変が当業者に提案され得 ること、かかる部分改変の全てが本発明の請求の範囲内に入るものとして包含さ れることが理解されるであろう。
補正書の翻訳文の提田書(特許法第184条の8)平成6年12月2日

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.付着した多数のインキ粒子を有する故紙を、水と混合して水性の故紙スラリ ーを形成させ; 前記故紙スラリーを界面活性剤を用いて該スラリーを撹拌しながら処理して、前 記故紙から前記インキ粒子を脱離させ、該インキ粒子をより大きな直径のインキ 凝集物に凝集させ、このようにしてパルプとインキ凝集物との混合物を形成させ ;次いで前記のパルプとインキ凝集物との混合物から水を除去し、核パルプを集 めて再生パルプを生成させる ことからなる故紙の処理方法において、前記インキ凝集物の大多数を前記再生パ ルプと共に残留させて且っ本質的に目に見えない凝集物として存在させるものと する、故紙の処理方法。
  2. 2.前記界面活性剤がエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの共重合体であ る請求項1記載の故紙の処理方法。
  3. 3.前記界面活性剤がエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドのブロッ ク及び/又はランダム共重合体である請求項1記載の故紙の処理方法。
  4. 4.界面活性剤の量がオープン乾燥パルプを基準とする重量で0.01〜1.0 %である請求項1記載の故紙の処理方法。
  5. 5.界面活性剤の量が0.2〜0.5%である請求項1記載の故紙の処理方法。
  6. 6.前記の再パルプ化が3〜9%の稠度、4〜7のpH及び10〜70℃の温度 で5〜30分間行われる請求項1記載の故紙の処理方法。
  7. 7.前記の再パルプ化が40〜60℃の温度で行われる請求項6記載の故紙の処 理方法。
  8. 8.前記の再パルプ化されたパルプが少なくとも48%ISOの白色度をもつも のである請求項1記載の故紙の処理方法。
  9. 9.前記インキ凝集物が2〜80ミクロンの直径を有するものである請求項1記 載の故紙の処理方法。
  10. 10.前記インキ凝集物が2〜60ミクロンの直径を有するものである請求項1 記載の故紙の処理方法。
  11. 11.前記インキ凝集物が2〜20ミクロンの直径を有するものである請求項1 記載の故紙の処理方法。
  12. 12.前記インキ凝集物が滑らかであり且っ本質的に球状である請求項1記載の 故紙の処理方法。
  13. 13.請求項1記載の故紙の処理方法と、その後に続く洗浄式又は浮泡式脱イン キ工程とからなる故紙の回収方法。
  14. 14.前記の故紙が本質的に古新聞紙(ONP)からなるものである請求項1記 載の故紙の回収方法。
  15. 15.リグノセルロース繊維と、該繊維全体に分散した多数のインキ凝集物とを 含有してなる処理された再生紙であって、前記インキ凝集物が本質的に目に見え ないものである処理された再生紙。
  16. 16.前記インキ凝集物が2〜80ミクロンの直径を有するものである請求項1 5記載の紙。
  17. 17.前記インキ凝集物が10〜80ミクロンの直径を有するものである請求項 15記載の紙。
  18. 18.前記インキ凝集物が30〜55ミクロンの直径を有するものである請求項 15記載の紙。
  19. 19.前記インキ凝集物が滑らかであり且つ本質的に球状である請求項15記載 の紙。
  20. 20.故紙パルプを製造するための短い一連の、故紙の再パルプ化方法であって 、 付着した多数のインキ粒子を有する故紙を、水と混合して水性故紙スラリーを形 成させ; 前記故紙スラリーを界面活性剤を用いて該スラリーを撹拌しながら処理して、前 記故紙から前記インキ粒子を脱離させ、該インキ粒子をより大きな直径のインキ 凝集物に凝集させ、このようにしてパルプとインキ凝集物との混合物を形成させ (但し、前記スラリーは添加されたケイ酸塩、苛性アルカリ及び/又は過酸化水 素を本質的に含有していないものである);次いで前記の界面活性剤処理済み混 合物を、洗浄式又は浮泡式脱インクインキ工程を使用せずに製紙機に供給して該 混合物から水を除去し、このようにして再生パルプを形成させることからなる故 紙の再パルプ化方法において、前記インキ凝集物の大多数を該再生パルプと共に 残留させて且つ本質的に自に見えない凝集物として存在させるものとする、故紙 の再パルプ化方法。
  21. 21.ケイ酸塩、苛性アルカリ及び過酸化水素の量はそれぞれオーブン乾燥パル プを基準とする重量で0.5%未満である請求項20記載の短い一連の、故紙の 再パルプ化方法。
  22. 22.ケイ酸塩、苛性ソーダ及び過酸化水素の量はそれぞれオープン乾燥パルプ を基準とする重量で0.1%未満である請求項20記載の短い一連の、故紙の再 パルプ化方法。
  23. 23.前記の水性の故紙スラリーのpHが8未満である請求項20記載の短い一 連の、故紙の再パルプ化方法。
  24. 24.前記の水性の故紙スラリーのpHが4〜7である請求項20記載の短い一 連の、故紙の再パルプ化方法。
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