JPS6222994Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6222994Y2 JPS6222994Y2 JP1981137774U JP13777481U JPS6222994Y2 JP S6222994 Y2 JPS6222994 Y2 JP S6222994Y2 JP 1981137774 U JP1981137774 U JP 1981137774U JP 13777481 U JP13777481 U JP 13777481U JP S6222994 Y2 JPS6222994 Y2 JP S6222994Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- outer cylinder
- key
- lock
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 10
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、タンブラ等の複雑な機構に代えて
爪を持つロツク板およびこれを付勢するばねとを
外筒に備え、内筒には溝を数本設けただけの簡易
型キーロツクスイツチに関するものである。
爪を持つロツク板およびこれを付勢するばねとを
外筒に備え、内筒には溝を数本設けただけの簡易
型キーロツクスイツチに関するものである。
近来、キーロツクスイツチの用途も多様化さ
れ、各用途に応じて種々の型が開発されている
が、本考案キーロツクスイツチは電子レジスタ等
の分野に向けて開発されたもので、１個のキーロ
ツクスイツチに対し数本の鍵があり、各々内筒を
回転させうる角度が異なるものである。
れ、各用途に応じて種々の型が開発されている
が、本考案キーロツクスイツチは電子レジスタ等
の分野に向けて開発されたもので、１個のキーロ
ツクスイツチに対し数本の鍵があり、各々内筒を
回転させうる角度が異なるものである。
従来、上記のような要求分野においても主とし
てタンブラ内蔵のシリンダ錠が用いられてきた
が、要求に対し過剰品質の傾向があり機構複雑で
部品点数多く小型化、コストダウン等の面で問題
があつた。
てタンブラ内蔵のシリンダ錠が用いられてきた
が、要求に対し過剰品質の傾向があり機構複雑で
部品点数多く小型化、コストダウン等の面で問題
があつた。
この考案は、上記のような問題を改善する為に
なされたものであつて、この考案のキーロツクス
イツチはタンブラ等を内蔵しなくとも数ケ所の特
定角度で鍵の挿抜ができ、回転節度機構も備え、
かつ錠としてのロツク機能も持ち、付属する数本
の鍵の各々に対しそれぞれ異つた内筒回転角度を
限定させたものである。
なされたものであつて、この考案のキーロツクス
イツチはタンブラ等を内蔵しなくとも数ケ所の特
定角度で鍵の挿抜ができ、回転節度機構も備え、
かつ錠としてのロツク機能も持ち、付属する数本
の鍵の各々に対しそれぞれ異つた内筒回転角度を
限定させたものである。
次に、この考案のキーロツクスイツチの一実施
例を図面に基づいて説明する。第１図は本考案キ
ーロツクスイツチの縦断面図、第２図は第１図に
おけるＡ−Ａ断面図でロツク機構部を示し、第３
図は同じくＢ−Ｂ断面図で回転節度機構部を示す
ものである。外筒１の一部に空隙部１１を設け、
ここにロツク板２および板ばね３を収納する。ロ
ツク板２には内部に向いて並んでいる２個の爪２
１があり、ロツク板２の背面２２は板ばね３によ
つて中心に向つて常時付勢されている。外筒１の
内部には内筒４が回動可能に挿入されており、鍵
が挿入されていない時には前記付勢されたロツク
板２の二本の爪２１が内筒４に設けられた鍵溝４
１およびその両隣に設けられた２個のロツク用溝
４２の片方とにそれぞれ嵌合し、外筒１に対して
内筒４をロツクする。鍵（図示せず）が内筒４の
鍵溝４１に挿入されると、ここにくい込んでいる
前記爪２１を外筒１の方へ押し戻し内筒４のロツ
クは外れて外筒１に対し回動自在となる。また、
第３図に示されている部分では外筒１に設けられ
たスリツト１２に中央部を挾持され両端部を放射
状壁面１３に当てて円周方向の動きを抑制された
円弧状のデイテントスプリング５があり、この部
分の内筒４の外周は歯車状に等分割されており、
この歯車状凹部４３に前記デイテントスプリング
５の両端近くに設けられた小円弧部の背面５１が
付勢力を持つて嵌合し内筒４の割出角度を保持
し、あるいはこのデイテントスプリング５の付勢
力を上回る力を鍵に与え内筒を強制的に回し次の
角度位置へ進ませることができるといつたいわゆ
る回転節度機構を形成している。本例ではロツク
板の爪は２個であり、これは鍵の挿抜可能個所が
２個所であることを示すが必要に応じて１または
３個にすることもできる。外筒１の内側１４部分
には内周に沿つて数段のストツパが設けられ、挿
入される鍵のパターンによつて外筒１に対する内
筒４の回動可能角度が限定される。なお６は回転
接触子、７は固定接触子を持つプリント基板であ
る。
例を図面に基づいて説明する。第１図は本考案キ
ーロツクスイツチの縦断面図、第２図は第１図に
おけるＡ−Ａ断面図でロツク機構部を示し、第３
図は同じくＢ−Ｂ断面図で回転節度機構部を示す
ものである。外筒１の一部に空隙部１１を設け、
ここにロツク板２および板ばね３を収納する。ロ
ツク板２には内部に向いて並んでいる２個の爪２
１があり、ロツク板２の背面２２は板ばね３によ
つて中心に向つて常時付勢されている。外筒１の
内部には内筒４が回動可能に挿入されており、鍵
が挿入されていない時には前記付勢されたロツク
板２の二本の爪２１が内筒４に設けられた鍵溝４
１およびその両隣に設けられた２個のロツク用溝
４２の片方とにそれぞれ嵌合し、外筒１に対して
内筒４をロツクする。鍵（図示せず）が内筒４の
鍵溝４１に挿入されると、ここにくい込んでいる
前記爪２１を外筒１の方へ押し戻し内筒４のロツ
クは外れて外筒１に対し回動自在となる。また、
第３図に示されている部分では外筒１に設けられ
たスリツト１２に中央部を挾持され両端部を放射
状壁面１３に当てて円周方向の動きを抑制された
円弧状のデイテントスプリング５があり、この部
分の内筒４の外周は歯車状に等分割されており、
この歯車状凹部４３に前記デイテントスプリング
５の両端近くに設けられた小円弧部の背面５１が
付勢力を持つて嵌合し内筒４の割出角度を保持
し、あるいはこのデイテントスプリング５の付勢
力を上回る力を鍵に与え内筒を強制的に回し次の
角度位置へ進ませることができるといつたいわゆ
る回転節度機構を形成している。本例ではロツク
板の爪は２個であり、これは鍵の挿抜可能個所が
２個所であることを示すが必要に応じて１または
３個にすることもできる。外筒１の内側１４部分
には内周に沿つて数段のストツパが設けられ、挿
入される鍵のパターンによつて外筒１に対する内
筒４の回動可能角度が限定される。なお６は回転
接触子、７は固定接触子を持つプリント基板であ
る。
本考案キーロツクスイツチは上記のように構成
したものであるが、簡単なロツク板とばねの組合
わせのロツク機構、デイテントスプリング１枚の
みの回転節度機構等、構成部品点数が極めて少な
くなり小型化、簡素化され、しかも要求には十分
満足した機能を持つたものである。
したものであるが、簡単なロツク板とばねの組合
わせのロツク機構、デイテントスプリング１枚の
みの回転節度機構等、構成部品点数が極めて少な
くなり小型化、簡素化され、しかも要求には十分
満足した機能を持つたものである。
第１図は考案キーロツクスイツチの縦断面図、
第２図は第１図におけるＡ−Ａ断面図でロツク機
構部を示し、第３図は第１図におけるＢ−Ｂ断面
図で回転節度機構部を示す。 １……外筒、２……ロツク板、３……ばね、、
４……内筒、５……デイテントスプリング、２１
……爪、４１……鍵溝、４２……ロツク用溝。
第２図は第１図におけるＡ−Ａ断面図でロツク機
構部を示し、第３図は第１図におけるＢ−Ｂ断面
図で回転節度機構部を示す。 １……外筒、２……ロツク板、３……ばね、、
４……内筒、５……デイテントスプリング、２１
……爪、４１……鍵溝、４２……ロツク用溝。
Claims (1)
- 外筒と、その内部に回動可能に挿入された内筒
とよりなるキーロツクスイツチにおいて、前記外
筒には爪を持つロツク板およびこのロツク板を付
勢するばねとを備え、前記内筒には鍵溝とこれに
隣接してロツク用溝を設け、ロツク状態では前記
外筒のロツク板の爪が内筒の前記鍵溝およびロツ
ク用溝に嵌合しており、鍵を前記鍵溝に挿入する
と前記ロツク板の爪の嵌合がはずれて内筒の回転
が自由になるようにしたキーロツクスイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13777481U JPS5843745U (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | キ−ロツクスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13777481U JPS5843745U (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | キ−ロツクスイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5843745U JPS5843745U (ja) | 1983-03-24 |
| JPS6222994Y2 true JPS6222994Y2 (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=29931027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13777481U Granted JPS5843745U (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | キ−ロツクスイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843745U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2576364Y2 (ja) * | 1992-12-10 | 1998-07-09 | 帝国通信工業株式会社 | 回転式電子部品 |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP13777481U patent/JPS5843745U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5843745U (ja) | 1983-03-24 |
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