JPS62227915A - 防食塗料用二液ウレタン組成物 - Google Patents

防食塗料用二液ウレタン組成物

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JPS62227915A
JPS62227915A JP61071614A JP7161486A JPS62227915A JP S62227915 A JPS62227915 A JP S62227915A JP 61071614 A JP61071614 A JP 61071614A JP 7161486 A JP7161486 A JP 7161486A JP S62227915 A JPS62227915 A JP S62227915A
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diisocyanate
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草川 勉
Sadatoshi Ozawa
小沢 貞俊
Seiichi Morooka
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Itoh Seiyu KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、乾燥性、硬度、密着性、耐衝撃性、耐薬品性
、防食性等にすぐれた二液型のウレタン組成物、殊に、
防食塗料用の二液ウレタン組成物に関するものである。
従来の技術 タール糸切 塗料 防食塗料としては、従来より、コールタールエナメル、
アスファルト、タールエポキシ塗料、タールウレタン塗
料などのタール系防食塗料が使用されている。
また、ヒマシ油系ポリオールおよびビスフェノール系ポ
リオールをポリオール成分として使用するウレタン系防
食塗料の研究も種々なされている。
すなわち、ヒマシ油系ポリオールは一般に粘度が低いた
め高濃度処方が可能になると共に、低発泡性であること
、耐水性を付与できること、耐衝撃性、無機物分散性を
付与することができることなどの利点があるが、反面全
屈密着性が不足すること、防食性が必ずしも充分ではな
いこと、耐アルカリ性が不足することなどの欠点を持っ
ている。一方、一般に良く知られているエピクロルヒド
リン・ビスフェノール型エポキシ樹脂の主剤であるビス
フェノールは、全屈に対する密着性行手という点で極め
てすぐれているが、一般のエポキシ樹脂に見られるよう
に、硬くて脆い上に耐水性に乏しいという欠点を持って
いる。
このようにヒマシ油系ポリオールとビスフェノール系ポ
リオールは、塗料用組成物の材料としてそれぞれ長所、
短所を補い、助長する関係にあるので、ヒマシ油系ポリ
オールとビスフェノール系ポリオールとをポリオール成
分として用いるウレタン組成物の研究が種々なされてき
た。
このような研究に属する報告として、特公昭58−18
397号公報(特開昭51−41737号公報)には、 (A)ヒマシ油と分子内に水酸基を2〜4個有する化合
物との混合ポリオール、およびエポキシ化合物と脂肪酸
モノカルボン酸との反応により得られるエポキシ変性体
からなる混合物、 (B)有機ポリイソシアネート、 (C)顔料及び必要に応じてその他の添加剤、からなる
防食塗料が示されている。
また、特開昭54−87737号公報には、ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂1モルに脂肪酸(ヒマシ油脂肪酸な
ど)2モルを反応させて得られるエポキシエステル、末
端ヒドロキシル化ポリブタジェン、および1分子中に3
個のヒドロキシル基を有する多価アルコール1モルと脂
肪酸(ヒマシ油脂肪酸など)1モルとを反応させて得ら
れる脂肪酸エステルを含有してなる防食ウレタン塗料用
樹脂組成物が示されている。
また、ビスフェノールのアルキレンオキサイド付加物と
ヒマシ油系ポリオールとを混合使用する方法も提案され
ている。この方法においては低分子の混合物をそのまま
使用するので、低粘度のものが得られやすい反面、硬化
に長時間を要するという不利がある。そこでその対策と
して、ポリイソシアネートとしてMDI系ポリイソシア
ネートを、ポリオールとしてヒマシ油系ポリオールとビ
スフェノール系ポリオールとの混合物を使用する二液ウ
レタンシステムも提案されている。
たとえば特開昭57−44678号公報には、ポリメチ
レンポリフェニルポリイソシアネートからなるNGO成
分(A)ならびにビスフェノール類のオキシアルキレン
エーテル、低分子贋ポリオールおよび高分子量ポリオー
ル(ヒマシ油系ポリオール、ポリエンポリオール)から
なる活性水素成分(B)を必須成分としてなる防食塗料
用の組成物が示されており、また特開昭57−9206
0号公報には、ポリメチレンポリフェニルポリイソシア
ネートからなるNGO成分(A)ならびにビスフェノー
ル類のオキシアルキレンエーテルおよび高分子量ポリオ
ール(ヒマシ油系ポリオール、ポリエンポリオール)か
らなる活性水素成分(B)を必須成分としてなるポリウ
レタン系防食塗料用の組成物が示されている。
発明が解決しようとする問題点 タール糸切 塗料 しかしながら、l―記のうちタール系防食塗ネ゛lは、
防食性の点ではすぐれているものの、低温における硬化
性、脆化防IL性、耐衝撃性、可撓性が必ずしも良好で
はないヒ、タールは発ガン物質を含んでいるのでその使
用が制限される傾向にある。
また、タールエポキシ塗料は硬化時間が長く。
特に冬期の低温時は硬化が遅さにすぎて実用上問題があ
る。この対策としてタールウレタン塗料が冬期だけ使用
されることもあるが、タールウレタン塗料は防食性がタ
ールエポキシ塗料に比しかなり劣るという問題がある。
この種の防食塗料中、エポキシエステルを使用する防食
塗料は、脂肪酸を経由してエポキシ樹脂と反応させなけ
ればならないため、ヒマシ油を原料とする場合は、一旦
ヒマシ油を加水分解してから精製してヒマシ油脂肪酸を
得、このヒマシ油脂肪酸をエポキシ樹脂と反応させねば
ならず、しかも水Iv基を右するヒマシ油脂肪酸とエポ
キシ樹脂のエステル化反応は複雑でコントロールが厄介
であるという不利もある。
さらにこの種の防食塗料中、ポリオール成分としてビス
フェノール類のオキシアルキレンエーテル(つまりアル
キレンオキサイド付加物)とヒマシ抽系ポリオールとを
混合使用した防食塗料は、MDI系ポリイソシアネート
が反応性に富むので硬化が促進されるが、一方において
可使時間の短縮を招き、その調整が困難であるという問
題があるほか、硬度、密着性、耐衝撃性などの諸性質が
必ずしも充分ではないという問題点もある。
本発明は、このような状況に鑑み、L記のような問題点
を有しない二液ウレタン組成物を提供することを目的に
なされたものである。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、「ヒマシ油系ポリオールとビスフェ
ノール系ポリオールとをポリイソシアネートで架橋して
得られたOH末端プレポリブー(X)およびポリイソシ
アネート(Y)よりなる二液ウレタン組成物。」をその
要旨とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明におけるヒマシ油系ポリオールとしては、ヒマシ
油のほか、ヒマシ油脂肪酸のジグリセライドおよびヒマ
シ油脂肪酸のモノグリセライドが用いられる。
ビスフェノール系ポリオールとしては、ビスフェノール
のポリアルキレンオキサイド付加物または/およびビス
フェノール系エポキシ樹脂が好適に用いられる。
ここでビスフェノールのアルキレンオキサイド付加物と
しては、ビスフェノールA、ビスフェノールB、ビスフ
ェノールF、ビスフェノールS、2.2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンなどのビス
フェノール類に、エチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、ブチレンオキサイドなどのアルキレンオキサイ
ドを付加したものが用いられる。ここでアルキレンオキ
サイドの付加モル数は2〜10、好ましくは2〜5の範
囲から選択される。ビスフェノール系エポキシ樹脂とし
ては、ビスフェノールA、ビスフェノールB、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールS、2.2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンなどのビスフ
ェノール類とエピクロルヒドリンとの反応物が用いられ
る。
ポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはそのカル
ボジイミド変性物、ナフタレンジイソシアネニト、キシ
レンジイソシアネート。
ジフェニルスルホンジイソシアネート、トリフェニルメ
タンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、3−インシアネートメチルシクロヘキシルジイソシ
アネート、ジフェニルプロパンジイソシアネート、フェ
ニレンジイソシアネート、シクロヘキシレンジイソシア
ネート、3゜3゛−ジイソシアネートジプロピルエーテ
ル、トリフェニルメタントリイソシアネート、インフォ
ロンジイソシアネート、ジフェニル−4,4’−ジイソ
シアネート、1.8−ジイソシアネート−4−インシア
ネートメチルオクタンなど、あるいはこれらのポリイソ
シアネートから得られる末端イソシアネートプレポリマ
ーなどが用いられる。
反応は、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトンなどの溶なり中、ヒマ
シ油系ポリオールとビスフェノール系ポリオールとの混
合物中にポリイソシアネートを添加しながら、温度65
〜100℃程度に加熱することにより行われる。
この反応により、ヒマシ油系ポリオールとビスフェノー
ル系ポリオールとがポリイソシアネートで架橋されたO
H末端プレポリマー(X)が得られる。
L記の反応に際しては、ヒマシ油系ポリオールをヒマシ
油系ポリオールおよびビスフェノール系ポリオールの合
計埴に対し40〜85重六%の割合で用いてポリイソシ
アネートで架橋することが好ましい。ヒマシ油系ポリオ
ールの割合が余りに少ないと金属に対する密着性、可撓
性、耐衝撃性などが低下する傾向があり、一方ヒマシ油
系ポリオールの割合が余りに多くても金属に対する密着
性が低下する傾向がある」二、硬度も低下するようにな
る。
■−記反応により得られるOH末端プレポリマー(X)
は、ヒマシ油系ポリオールとして3官能のもの(Cと表
示する)、ビスフェノール系ポリオールとして2官能の
もの(Bと表示する)、ポリイソシアネートとして2官
能のもの(Iと表示する)を用いた場合を例にとると。
C−I −B、 B−I−C−I−B を主成分とするプレポリマーであると考えられる。
次にポリイソシアネート(Y)としては、先にOH末端
プレポリマー(X)の製造のところで説明したようなポ
リイソシアネートがいずれも用いられるが、多価アルコ
ールにジイソシアネートを付加させた末端イソシアネー
トプレポリマー、なかんづくトリメチロールプロパンに
トリレンジイソシアネートを付加させた末端イソシアネ
ートプレポリマーを用いることが特に好ましい。
0H末端プレポリマー(X)とポリイソシアネ−4(Y
)との配合割合は、ポリイソシアネート(Y)中のイン
シアネート基とOH末端プレポリマー(X)中の水酸基
との割合NGO10Hが0.8〜1.4の範囲となるよ
うにするのが、充分な硬化が図られるので好ましい。
硬化は、室温で行ってもよく、加熱下に行ってもよい。
本発明の組成物は、粘度を低下させるために、通常は芳
香族または脂肪族炭化水素系溶剤、エステル系溶剤、ケ
トン系溶剤などの溶剤を配合する。またそのほか、フィ
ラーまたは顔料、消泡剤、反応促進剤、揺変剤、可塑剤
、酸化防市剤、紫外線吸収剤、レベリング剤等の添加剤
を配合することができる。
本発明の組成物は、港湾施設、船舶、橋梁、埋設鋼管、
原油・石油製品用タンク、プラント構築物などに塗装す
る防食塗料として特に有用であり、木■Φ皮偵その他金
属以外の塗料としても有用である。また、コーティング
剤、接着剤、コーキング剤、シーラント、ライニング剤
、床材などとしても用いることができる。
作   用 丑記OH末端プレポリマー(X)をポリオール成分とし
て用いることにより、ポリオール成分として単にヒマシ
油系ポリオールとビスフェノール系ポリオールとの混合
物を用いる場合に比し、硬度、密着性、]耐衝撃性、屈
曲性、防食性などを顕著に向上させる作用が示される。
実  施  例 次に実施例をあげて、未発明の二液ウレタン組成物をさ
らに説明する。以下「部」とあるのは重量部である。
<OH末端プレポリマー(X)の製造〉製造例1 ヒマシ油(酸価 0.2、水酸基価:160)186m
、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド2モル付加
物(旭電化株式会社製BPX−11)72部およびキシ
レン73部を四つ目フラスコに仕込み、温度を75〜8
5°Cに保ちながらトリレンジイソシアネート35部を
約1時間かけて添加し、85〜95°Cで5時間保ち、
反応を終rした。なお、ヒマシ油およびビスフェノール
Aのプロピレンオキサイド2モル付加物の合計量に対す
るヒマシ油の割合は72重量%である。
これにより、淡黄色液体状のOH末端プレポリマー(X
)溶液363部が得られた。色相は、ガードナーヘリー
ゲ:1〜2、粘度はZテであ った。
製造例2 ヒマシ油(酸価0.2、水酸基価:160)186FF
R,ビスフェノールA・エピクロルヒドリン系エポキシ
樹脂(油化シェルエポキシ株式会社製エピコート#10
01’)180部およびメチルエチルケトン334部を
四つロフラスコに仕込み、温度を75〜85℃に保ちな
がらトリレンジイソシアネート42部を約1時間かけて
添加し、83°Cで4時間保ち、反応を終了した。なお
、ヒマシ油およびビスフェノールA−エピクロルヒドリ
ン系エポキシ樹脂の合計量に対するヒマシ油の割合は5
1屯量%である。
これにより、淡黄色液体状のOH末端プレポリマー(X
)溶液737部が得られた。色相は、ガードナーヘリー
ゲ:1−2、粘度はD−Eであった。
製造例3 実施例1に準じ、ヒマシ油233部、ビスフェノールA
のプロピレンオキサイド2モル付加物(旭電化株式会社
製BPX−11)72部、トリレンジイソシアネート6
1部、キシレン−メチルエチルケトン混合溶媒245部
を用い、反応温度:83°C1反応蒔間:3.5時間の
条件で反応を行うことにより、淡黄色液体状のOH末端
プレポリマー(X)溶液604部を得た。色相は、ガー
ドナーヘリーゲ:2−1粘度はU+であった。なお、ヒ
マシ油およびビスフェノールAのプロピレンオキサイド
2モル付加物の合計量に対するヒマシ油の割合は76屯
)1%である。
製造例4 実施例1に栴じ、ヒマシ油186部、ビスフェノールA
のプロピレンオキサイド2モル付加物(旭電化株式会社
製BPX−11)145部、トリレンジイソシアネート
70部、キシレン−メチルエチルケトン混合溶媒134
部を用い、反応温度=85°C1反応時間二6時間の条
件で反応を行うことにより、淡黄色液体状のOH末端プ
レポリマー (X)溶液530部を得た。色相は、ガー
ドナーヘリーゲ:2−3、粘度はZ6 あった。なお、
ヒマシ油およびビスフェノールAのプロピレンオキサイ
ド2モル付加物の合計量に対するヒマシ油の割合は56
重帛−%である。
〈塗装試験〉 試験例1 M 凸側1で得たOH末端プレポリマー(X)とトリレ
ンジイソシアネートΦトリメチロールプロパンプレポリ
マー(Y)([1本ポリウレタンT業株式会社製コロネ
ー)L)とをNC010H=1.2の割合で混合後、サ
ンドブラスト鋼板に塗布して常温に14日間放置し、膜
厚30ルの乾燥塗膜を得た。結果を第1表に示す。
試験例2 製造例2で得たOH末端プレポリマー(X)とトリレン
ジイソシアネート・トリメチロールプロパンプレポリマ
ー(Y)(バイエル社製ディスモジュールL)とをNG
O10H=1.2の割合で混合後、サンドブラスト鋼板
に塗布して常温に14日間放置し、膜厚30.の乾燥塗
膜を得た。この塗膜を試験に供した。結果を第1表に併
せて示す。
比較例1 ビスフェノールAのプロピレンオキサイド2モル付加物
(旭電化株式会社製BPX−11)250部およびヒマ
シ油(酸価0.2、水酸基価160)280部をよく混
合し、これにカルボジイミド変性ジフェニルメタンジイ
ソシアネ−1・(日木ポリウレタン丁業株式会社製ミリ
オネートMTL)350部を加え(NGO10H=1.
2)、サンドブラスト鋼板に塗布して常温に1411間
放置し、膜厚30Ji、の乾燥塗膜を得た。結果を第1
表に併せて示す。
第  1  表 注1.耐酸性は、5%硫酸溶液に室温で70間浸漬した
ときの変化が認められない塗膜の面積割合。
2、耐アルカリ性は、10%水酸化ナトリウム溶液に室
温で70間浸漬したときの変化が認められない塗膜の面
積割合。
3、塩水試験は、クロスカットしたものを3%食塩水中
に室温で7日間浸漬したときのカット部からの錆の到達
距離。
試験例3 製造例3で得たOH末端プレポリマー(X)とトリレン
ジイソシアネート・トリメチロールプロパンプレポリマ
ー(Y)(口木ポリウレタン工業株式会社製コロネート
L)とをNC010H=1.2の割合で混合後、サンド
ブラスト鋼板に塗布して常温に14日間放置し、膜厚3
01Lの乾燥塗膜を得た。結果を第2表に示す。
試験例4 製造例3で得たOH末端プレポリマー(X)と製造例4
で得たOH末端プレポリマー(X)とを料量比で1:l
の割合で混合したものとトリレンジイソシアネート−ト
リメチロールプロパンプレポリマー(Y)(口木ポリウ
レタン工業株式会社製コロネートL)とをNC010H
=1.2の割合で41ル合後、サンドブラスト鋼板に塗
布して常温に14日間放置し、膜厚30ルの乾燥塗膜を
得た。結果を第2表に併せて示す。
なおヒ述の比較例1の結果についても再度第2表に示す
第2表 発明の効果 本発明の二液ウレタン組成物は、ポリオール成分として
特定のOH末端プレポリマー(X)を用いたため、ポリ
オール成分として単にヒマシ油系ポリオールとビスフェ
ノール系ポリオールとを混合して用いた場合に比し、硬
度、密着性、耐衝撃性、屈曲性、耐薬品性、防食性など
の性質が顕著に向tしている。
このように本発明の二液ウレタン組成物は防食に要求さ
れる特性を全て備えており、特に可撓性と防1食性とを
兼備しているという特質を有するので、防食塗料用とし
て特に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒマシ油系ポリオールとビスフェノール系ポリオー
    ルとをポリイソシアネートで架橋して得られたOH末端
    プレポリマー(X)およびポリイソシアネート(Y)よ
    りなる二液ウレタン組成物。 2、OH末端プレポリマー(X)が、ヒマシ油系ポリオ
    ールをヒマシ油系ポリオールおよびビスフェノール系ポ
    リオールの合計量に対し40〜85重量%の割合で用い
    てポリイソシアネートで架橋したものである特許請求の
    範囲第1項記載の二液ウレタン組成物。 3、ビスフェノール系ポリオールが、ビスフェノールの
    ポリアルキレンオキサイド付加物である特許請求の範囲
    第1項記載の二液ウレタン組成物。 4、ビスフェノール系ポリオールが、ビスフェノール系
    エポキシ樹脂である特許請求の範囲第1項記載の二液ウ
    レタン組成物。 5、ポリイソシアネート(Y)が、多価アルコールにジ
    イソシアネートを付加させた末端イソシアネートプレポ
    リマーである特許請求の範囲第1項記載の二液ウレタン
    組成物。 6、多価アルコールにジイソシアネートを付加させた末
    端イソシアネートプレポリマーが、トリメチロールプロ
    パンにトリレンジイソシアネートを付加させた末端イソ
    シアネートプレポリマーである特許請求の範囲第5項記
    載の二液ウレタン組成物。 7、塗料用の組成物である特許請求の範囲第1項記載の
    二液ウレタン組成物。 8、防食塗料用の組成物である特許請求の範囲第7項記
    載の二液ウレタン組成物。
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