JPS58138724A - 電気絶縁用ポツテイング剤 - Google Patents

電気絶縁用ポツテイング剤

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JPS58138724A
JPS58138724A JP57021490A JP2149082A JPS58138724A JP S58138724 A JPS58138724 A JP S58138724A JP 57021490 A JP57021490 A JP 57021490A JP 2149082 A JP2149082 A JP 2149082A JP S58138724 A JPS58138724 A JP S58138724A
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JP
Japan
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liquid
electrical insulation
polyol
plasticizer
component
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JP57021490A
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Kazunori Toojima
一則 遠嶋
Akinori Yamada
山田 明則
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリウレタン系二液型電気絶縁用ボッティング
剤に関し、さらに詳しくは、電気絶縁性。
耐冷熱サイクル性、*燃性、注型性、耐熱性などに優れ
た二液型電気絶縁用ポツティング剤に関する6 従来、高圧コイル部品などの電気絶縁用ポツティング剤
としてエポ午シ**、  シリコン樹脂などが用いられ
てきたが、最近これらの材料の代9にポリウレタン樹脂
が注目されておシ、その其体例としてポリブタジェン系
ポリオールをポリオール成分とする材料(例えば特開昭
55−62918号)、ヒマシ油またはその誘導体をポ
リオール成分トスる材料(例えば米国特許$55629
21号)等が知られている口なかでもヒマシ油tポリオ
ール成分とする材料は、ポリブタジェン系ポリオールを
用いる場合に比較して電気絶縁性に優れているため電気
絶縁用ポツティング剤としてきわめて好適な材料である
が、その反−1機械的強度の不足等    −の向で必
ずしも充分とは云えなかった。
一般にヒマシ油系ポリオールを用いたポリウレタン硬化
物の機械的強度をよけるには、短鎖ジオール、トリオー
ル等を併用する仁とが知られてお!I、4体的にFi2
エテル−15−へキすンジオール、M、M−ビス(2−
ヒドロ牟ジプロピル)アニリン、t2.6−ヘキサント
リオール、グリセリン等があけちれる。しかしこれらの
短鎖ジオールやトリオールを用いる場合には、電子部品
及びケース類との接着性、混合した時の貯R安定性、硬
化物での発泡性、高温下での材料強度等の面で必ずしも
充分と紘云えなかった。
七〇で本発明考らはヒマシ摘果の材料にみられるかかる
欠点を克服すべく鋭意検討を進めた結果、特定な芳香族
ポリオー−を・〜シ^定比率で併用する場合KW材料強
度、耐熱性などが向上し、耐冷熱すイタル、電気絶縁性
に優れることを見い出し本発明會完成するに−った〇 向して本発明の主な目的は、低粘度で作業性に優れ、耐
冷熱サイクル性機械的強度、絶縁性に優れた電気絶縁用
二箪蓋ボッティング剤を提供するた電気絶縁用二液型ボ
ッティフグ剤を提供することにある。
かかる本発明の目的は、後記一般式で示される芳香族系
ポリオール2o〜80]1fi−とヒマシ油80〜20
重量囁から成るポリオール成分ト)及びJI!燃剤(b
)を必須成分として含有するム液と、ポリイソシアネー
ト化合物及びそのダイマーから選択される低揮発性イン
シアネート成分(c)及び可塑剤(6)を必須成分とし
て含有するB液を組み合せて電気絶縁用二液型ボッティ
ング剤とすることにょって達成される。
本発明のム液として用いるポリオール成分(&)は、ビ
スフェノールAにアル中しンオ中シトを付加した両末端
に水酸基を有する芳香族系ポリオール20〜8011饅
、好ましくは40〜6o、1量−と、ヒマシ油8o〜2
0重量囁、好ましくは60     1〜40重量−の
混合物である。
この−、芳香族ポリオール成分が多いと粘度が上が多流
型性に支障をきたす他、材料の機械的性能は向上するが
伸びが減少し、冷熱サイクル性に耐えられなくなる。逆
にヒマシ油が多すぎ為と、粘度は低下するが材料の機械
的強度が低下し、また伸びも減少し冷熱サイクル性に耐
えられなくなるO 用いられる芳香族系ポリオールは下記一般式CI)で示
される二価のアルコールでアル。
(式中、Rは炭素数2〜3のアルキル基であシ、はハロ
ゲンまたは低級アルキル基であシ、a及びbは0〜2の
整数であり、需及び路は各々1〜3の整数を表わす・) かかるポリオールはビスフェノールr1 ビスフェノー
ルA、4e4’−−/ヒドロキシフェニルエーテル、そ
れらの塩素置換体、臭素置換体などの77a口C エノール類にエチレンオキシドまたは紮森岬し/オキシ
ドを付加することによって得ることができ、その具体例
として例えばBPX−11、BPX−55(いずれも旭
電化工業社製)、BA−P2、BA−PM(日本乳化剤
社製)などが挙けられる。この際、アルキレンオキシド
の付加量が過度に多くなるとポリオール成分の吸湿性が
大きくな9保存安定性を損ね、しかも硬化時に発泡を生
じたり機械的性質を低下させるため、−、ルの値は3以
下に保つ必要がある〇 他の成分であるヒマ7油は従来からポリウレタン用に使
用されているものであれば格別制限されず、その具体例
としてUR工CH−50,UR工CLAV、UR工C特
ム (いずれも伊藤製油社jlりなどが例示される。
ム液には他の必須成分として峻燃剤(b) t−配合す
ることが必要である口この1IAti剤としては硬イし
物に所望の′fIIAfB性を付与しうるものであれば
いずれでもよく、その具体例として、改質赤リン、アン
チモン酸化物、モリプグン化合物、−素化合物。
有機ハロゲン化合愉、リン酸エステル、金属水酸化物な
どが例示される@かかるJlll感剤の配合量iIII
Afa剤の種類や要求性能に応じて必ずしも一定ではな
く、そのためム液の注型作業性を損わない範囲内で適宜
選択されるが、難燃剤として赤リン粉末と水酸化アルミ
ニウムを併用する場合にはポリオール成分(a) 10
0重量部幽り赤リン粉末1〜20重量部、好ましくti
3〜15重量部、水酸化アルミニウム5〜100重量部
、好ましくは20〜70重量部とするのが適切であり、
この様な配合管採用することによって経済的に且つ注型
作業性を損わずに高度の1IAllA性を付与すること
ができる。
一方、本発明で用いられるB液は低揮発性イソシアネー
ト成分(C)と可塑剤(1) t−必須成分とするもの
である。ここで「低揮発性イソシアナート成分」とは5
00における蒸気圧が[LO1swHf以下のプレポリ
マー化されていないポリイソシアナート化合物、そのダ
イマーまたはそれらの混合物をさし、その具体例として
、例えはジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト、そのシクロ付加体、ポリフェニルメタンポリイソ7
アナート、トリレンジイソシアナートのシクロ付加体な
どが例示される。
しかし、一般に賞用されているトリレンジイソ7アネー
ト0ような揮発性の大きな化合物は安全衛生上の見地か
ら使用することができない。
本発明においてはこれらのポリイソシアネート成分(C
)を可塑剤(a)と混合することによってB液が調製さ
れる。用いられる可塑剤は、硬化−に高度の難燃性が要
求される場合には離燃性を備えた可塑剤、例えばリン酸
エステル系の可塑剤を用いることが望ましく、なかでも
ポリウレタン硬化物との相溶性の面てトリクレジルホス
フェートがもつとも賞用される。かかる可塑剤の配合量
は通常(c)成分100重量部当り10重量部以上、好
ましくは20〜80重量部であシ、可塑剤を配合するこ
とによって注型作業性を向上させ、かつBgの貯蔵安定
性、とくに低温における貯蔵安定性を改良することがで
きる〇 かくして調製されたム液とB液はいずれも低粘    
  1度の液体であシ、常法に従って容品に混合し漏電
      1遮断機、自動車電装品、コンデンサー、
イグナイターなどのごとき電気部品の注型用に使用する
ことができる。この際、両液の配合比率は適宜選択すれ
ばよいが、通常はB液のイソシアネート基1尚量に対し
A液の活性水素が17〜12当量の範囲であシ、25C
における混合物の粘度が3000センチボイズ以下とな
るように配合することが好ましい。
かかる本発明によれば、ム液及びB液の安定性や注型性
に優れたボッティング材料が得られる。
この材料の硬化物は適度の機械的強度を有してお夛、ま
た電気絶縁特性、耐冷熱サイクル性、lIl燃性などの
面で優れた性能を有している。
以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する〇 実施例1 ビスフェノールAのプロピレン付加体(IIi品名BP
!−111だFiBpx−55tWAWl化社jl)、
とマシ油(商品名 UR工0H−50、水酸基価160
 M9KO)I/7.伊藤製油社m1ll)、水酸化ア
ルミニウム(商品名 ハイシライトH−52工、昭和金
属工業社II)及び改質赤リン(商品名 ノーバレット
番120.燐化学工業社製)をM1表に示す配合処決に
従って窒素雰囲気下の密閉容器中で30分間よく攪拌す
ることによりA液klJgIした〇かくして作られた試
料t−BM型粘度針を用い25Cでの溶液粘度を測定し
た。試料中(ム−1)は25C’での溶液粘度が高い為
溶液の温度′ft60Cに保ち粘度を測定した。次いで
、このム液t−直径18■−の試験管に入れ、−SC下
で1週間放置した後、貯蔵安定性を観察した。結果1に
第1表に示す■ ジフェニルメタン−4,4′−ジイソ7アネート(商品
名、インナー)−145L)またはポリメリックイソシ
アネート(rli品名 papミルニー15いずれも化
成アップジョン社II)100部に前記のトリクレジル
ホスフェートを所定量混合してB液とし、とのB111
−−5Cで1′ケ月間放置して結晶析出の有無を観察し
た@比較のためt4−ポリブタジェンジオール(ARO
O社製、商品名 R−45H丁)4部とトリレンジイソ
シアネート1sを60Cで8時間反応させて得たグレボ
リマー(粘度25 D 00 ape/25 C−イソ
7アネート基含量9チ)についても同様にして試験を行
い、結晶析出の有無を観察した。その結果を第2表に示
すO 第   2   表 この結果から、可塑剤を用いない場合(1部験番号2−
1.2−2)に昧貯蔵安定性が極端に劣シ、又プレポリ
マー化した場合(実験番号2−5)にも貯蔵安定性に劣
ることがわかる。
実施例S 実施例1でIIIIL、た%種AMと実施例2で調整し
たB液(B−4,B−5)f:水酸基/イノ7アネート
基=tOS (当量比)となるように混合し、脱泡した
のち、60Gで5時間加熱して試験片を作成した0混谷
物の装置性、゛硬化物の物性につき所定の方法で評価し
、その結果を第5表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (式中、Rは炭素数2〜3のアルキレン基であYはハロ
    ゲンまたは低級アル中ル基であ如、a及びbはD〜2の
    整数でIhシ、−及び宵は各々1〜5の整数を表わす)
    で表わされる芳香族系ポリオール20〜80重量−とヒ
    マシ油80〜20重量−からなるポリオール成分(&)
    及び1Ilfa111(b)を必須成分として含有する
    ム液と、ポリイソ7アネート化合物及びそのダイマーか
    ら選択される低揮発性イソシアナート成分(1)及び可
    塑m(a)t−必須成分として含有するB1[とからな
    る電気絶縁用二*iiiボッティ/グ剤0
JP57021490A 1982-02-13 1982-02-13 電気絶縁用ポツテイング剤 Granted JPS58138724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62227915A (ja) * 1986-03-29 1987-10-06 Ito Seiyu Kk 防食塗料用二液ウレタン組成物
JPH0762052A (ja) * 1993-08-30 1995-03-07 Sanyo Chem Ind Ltd 電気絶縁用ポツテイング剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62227915A (ja) * 1986-03-29 1987-10-06 Ito Seiyu Kk 防食塗料用二液ウレタン組成物
JPH0410913B2 (ja) * 1986-03-29 1992-02-26
JPH0762052A (ja) * 1993-08-30 1995-03-07 Sanyo Chem Ind Ltd 電気絶縁用ポツテイング剤

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