JPS62223788A - デイスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスプレイ装置に関し、特に金融機関の相
談窓口コーナー等のように、一台のディスプレイ装置を
複数の人が見ながら相談をする場合に、各人の見る角度
によらず見やすい表示を行うのに好適なディプレイ装置
に関するものである。

〔従来の技術］ 近年、金融機関（例えば、銀行、証券会社等）の相談窓
口コーナー等では、来店客と係員が１つの画面を見なが
ら取引を相談できるようにしたいとの要求に応じて、机
埋込みの画面を机をはさんだ両側から見るという端末（
ディスプレイ装置）が使用されつつある。このような机
埋込み型のディス１プレイ装置の例としては、モータ等
から構成される画面の反転機構を設け、机のテーブル面
に埋込まれたディスプレイ装置（ＣＲＴ）に表示した画
像を必要時に反転させると共に、その反転機構によりＷ
Ｉ面面体体反転させてテーブルの両側から正常画像が見
られ、かつ見易くしたものが知られている（特開昭５８
−１６０９８２号公報参照）。また、他の例としては、
見易すさを改善するため、ディスプレイ装置内に複数の
文字パターンを準備し、これを選択表示させるものが知
られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来例の装置では、画面の見やすさのために、装置
の角度を機械的に変えるため、画面の反転機構が複雑に
なり、かつ反転速度が機構部の動作速度で制限されると
いう問題があった。また、他の従来例では、複数の文字
パターンに対し、各々異なったコードが定義されている
ため、異なった文字パターンの表示には、ソフトウェア
の変更が必要であった。

本発明の目的は、このような従来の問題点を改善し、表
示画像を反転させた場合も、装置を固定した状態で、ソ
フトウェアの変更もすることなく、異なる視角を持った
複数の人に見易い表示を行えるディスプレイ装置を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するため、本発明では、文字等を表示
するディスプレイ装置において、同一コードで定義され
る同一文字に対して異なった複数、め文字パターンを発
生させる文字パターン発生回路と、これら複数の文字パ
ターンのうち１つ１を選択するセレクト回路と、上記装
置の表示方向を示す状態記憶回路とを設け、該状態記憶
回路の出力信号を上記セレクト回路の入力信号とするこ
とに特徴がある。

〔イ乍用〕

本発明においては、あらかじめ、ディスプレイを見る人
の視角を考慮した文字パターンを複数準備しておき、見
る人の視角に合せて最も見易い文字パターンを選択し、
これを表示するものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明する
。

第２図は本発明を適用したディスプレイ装置の配置図で
あり、第３図、第４図はディスプレイ画面上の文字パタ
ーンの例を示す図である。

第２図において、１はディスプレイ装置２が埋込まれる
テーブル（机）、２は本発明により設けられたディスプ
レイ装置、３はディスプレイ装置２への必要情報を入力
する操作盤、４は来店客、５は銀行の係員である。

第２図では、銀行の相談コーナー等で、テニブル１に埋
込まれたディスプレイ装置２を見ながら、銀行の係員５
と来店客４が向いあって相談をしている状況を示してい
る。銀行の係員５は、ディスプレイ装置１に表示された
画面を見ながら操作盤３を用いて必要情報を入力した後
、必要画面ができた所で、表示画面情報を反転させて来
店客４に画面情報を確認してもらう。

この場合、来店客４と係員５の視角θ、、θ、が異なる
ため、例えば、来店客４に見易い文字パターンで画面表
示した場合、同じ文字パターンでは、係員５にとっては
つぶれた読みにくい文字となってしまう。そこで、第３
図、第４図に示すように、同一文字コードで定義される
［ＤＪという文字に対して２つの文字パターンを準備し
ておき、後述第１図に示すような回路構成を使って、見
る人の視覚によって表示文字のパターンを変える。

第１図は、本発明の一実施例を示すディスプレイ装置の
構成図である。

第１図において、６，７は複数の文字パターンを発生さ
せる文字パターン発生回路、８はスイッチ状態記憶回路
１４の出力により表示する文字パターンの選択を行う文
字パターンセレクト回路、９はＣＰＵ、１０は画像デー
タを格納している画像メモリ、１１は画像データのパラ
レル／シリアル変換を行うパラレル／シリアル変換器、
１２は画像情報（データ）が表示されるディスプレイ部
、１３はディスプレイ部１２に表示される表示画面情報
を反転させる画面反転スイッチ、１４は画面反転スイッ
チ１３の状態を記憶するスイッチ状態記憶回路、１５は
表示画面情報の反転制御を行う画面反転制御回路、ａ、
ｂは文字パターンセレクト回路と文字パターン発生回路
６，７を接続している文字パターン発生回路セレクト信
号線、ＣはＣＰＵ９と、文字パターン発生回路６，７と
、画像メモリ１ｏを接続するためのパスライン、ｄはパ
ラレル／シリアル変換器１１とディスプレイ部１２間を
接続している画像信号線である。

次に第１図の各回路の動作について説明する。

文字パターン発生回路６，７はＣＰＵ９から要求された
文字コードに対して、同一文字の異７つた文字パターン
を出力する。スイッチ状態記憶回路１４は、画面反転ス
イッチ１３の状態を記憶しておき、画面の向きを文字パ
ターンセレクト回路８に、信号として伝える。文字パタ
ーンセレクト回路８は、この情報により、文字パターン
発生回路６．７のいづれかの回路の出力のみをアクティ
ブとする信号を出力とする。つまり、前述の例で言えば
、第２図のディスプレイ装置２の画面が来店客４の方を
向いている場合は、第３図の文字を表示し、係員５の方
を向いている場合は第４図の文字を表示することにより
、見る人の視覚差による文字の歪みを補正して、どちら
から画面を見ても文字が読み見易いようにした。スイッ
チ状態記憶回路１４の出力は、画面反転制御回路１５に
も送られ、ディスプレイ部１２の画面の反転制御を行う
。これにより、ソフトウェアでは、画面の向きを意識す
ることなく、異なった文字パターンを選択表示すること
ができる。

本実施例では、１台のディスプレイ装置の視覚差による
文字の歪みを補正して画面の文字を見易することについ
て説明しだが、複数のディスプレイ装置をマトリクス状
に配置したモニタ装置のように、１人の人間が複数台の
ディスプレイ装置を異なった視角から監視するような場
合にも、画面反転制御回路部１５を取り除くことにより
、同様の回路で読み易い文字を選択表示することが可能
である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、複数の人が異な
った視角から１台のディスプレイ装置を見る場合でも、
各人が良好な形状の読み易い文字をソフトウェアの変更
なしに表示することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すディスプレイ装置の構
成図、第２図は本発明を適用したディスプレイ装置の配
置図、第３図および第４図はディスプレイ画面上の文字
パターンの例を示す図である− １：テーブル、２．ディスプレイ装置、３：操作盤、６
，７：文字パターン発生回路、８；文字パターンセレク
ト回路、９：ＣＰＵ、１ｏ：画像メモリ、１１：パラレ
ル／シリアル変換器、１２：ディスプレイ部、１３：画
面反転スイッチ、１４：スイッチ状態記憶回路、１５：
画面反転制御回路、ａ、ｂ・文字パターン発生回路セレ
クト信号線、Ｃ：バスライン、ｄ：画像信号線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、文字等を表示するディスプレイ装置において、同一
   コードで定義される同一文字に対して異なった複数の文
   字パターンを発生させる文字パターン発生回路と、これ
   ら複数の文字パターンのうち１つを選択するセレクト回
   路と、上記装置の表示方向を示す状態記憶回路とを設け
   、該状態記憶回路の出力信号を上記セレクト回路の入力
   信号とすることを特徴とするディスプレイ装置。