JPS6222281Y2 - - Google Patents

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JPS6222281Y2
JPS6222281Y2 JP14161583U JP14161583U JPS6222281Y2 JP S6222281 Y2 JPS6222281 Y2 JP S6222281Y2 JP 14161583 U JP14161583 U JP 14161583U JP 14161583 U JP14161583 U JP 14161583U JP S6222281 Y2 JPS6222281 Y2 JP S6222281Y2
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JP14161583U
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【考案の詳細な説明】 本考案は二個の金属部材の結合構造に係り、特
に抜き強度を必要とする製品に好適な二個の金属
部材の結合構造に関する。
従来二個の金属部材の結合方法としては、特公
昭55−48895号明細書に代表的なものが示されて
いる。その構造によれば、結合部材の外周面と被
結合部材を空隙を介して対向せしめ、該対向面の
全周にわたつて断面凹溝を形成し、かつ凹溝底面
にはローレツトが形成してある。そして前記両金
属部材間には他の結合部材が冷間押圧により封入
され、両者間を強固に結合している。
ところで、前記ローレツトは比較的に大きい回
転トルクにも耐え得るように形成されているもの
であるが、軸方向の抜き力には結合面の不足から
充分でなかつた。又、前記ローレツトに機械加工
を施して結合面積を拡大しても良いが、余分な機
械設備を必要とするばかりでなく結合部材の塑性
流動に合つた形状を簡単に得ることは困難であつ
た。
本考案の目的は、結合部材の塑性流動が容易で
軸方向の抜き力に強い二個の金属部材の結合構造
を提供するにある。
本考案に特徴は、金属からなる被結合部材の同
一円周上に環状の凹溝を形成してその凹溝に結合
部材を直接塑性流動させ、もしくは前記両部材を
空間をもつて対向させてその対向面に環状の凹溝
を形成し、該凹溝に他の金属結合部材を塑性流動
させて両部材間を結合してなるものに関し、前記
凹溝の少なくともいずれか一方の底面に略ピラミ
ツト状の凸片を全周にわたつて形成させたもので
ある。
以下本考案の実施例を図面に示す実施例に基づ
き説明する。第1,2図は被結合部材と結合部材
の結合状態を示す一部断面斜視図および半縦断面
図で、一方端にピニオン1aを形成した被結合部
材1は反ピニオン側外周部に全周溝1bおよびピ
ラミツト状の凸片1cを介して円板状の結合部材
2を塑性結合している。
即ち、円板状の結合部材2の底面2aを第1の
金型Aで、又外径2bを第2の金型Bで拘束し、
結合部材2の円板中空部に被結合部材1を配置し
た後、上方から押圧面に輪状の押歯C1を形成し
た押型Cで中空部の近傍を上方から押圧し、中空
部近傍の材料を全周溝1bに塑性流動させて結合
している。ここで、加圧直前の状態は結合部材2
の全体が金型A,Bと被結合部材1で包囲されて
おり、結合部材の中空部近傍材料が前記全周溝1
bと結合部材2が形成する空隙部外へ逃げること
はほとんどない。
なお、前記ピラミツト状の凸片1cは、予め形
成した環状W溝の中央山にローレツト加工を施し
形成するのが効果的な手法である。
上記両部材1,2の結合工程で、結合部材はそ
の接触面がピラミツト状の凸片であるため凸片の
傾斜に沿つてスムーズに塑性流動することになり
結合部材が、溝の隅々まで完全に充満し結合度を
高めると共に、結合部分の接触面積は従来の1.2
倍以上取れるので結合強度は従来の一般的ローレ
ツト加工に対し増加し、回転トルクに対しては云
うまでもなく、軸方向の抜き力は第4図グラフに
示す通り、約1.5〜1.9倍増加する。
又、前記した通りピラミツト状凸片1cは予め
被結合部材1の外周にW溝を形成し、そのW溝の
中央山部にローレツト加工するだけであるので、
凸片は等間隔で量産性に富み、かつ確実に形成す
ることができる。
上記実施例では、結合部材の一部を被結合部材
の溝に直接結合部材の一部を塑性流動させて一体
結合したものを説明したが、被結合部材と結合部
材を空間をもつて対向させ、その対向面の両面に
W溝を形成した後中央山部に同様にローレツト加
工し、上記空間に周囲を拘束した上で他の結合部
材を冷間押圧しでも同等の効果が得られる。
又、上記ピラミツト状凸片1cは、四角錐に限
定されることなく、通常広く使われている寄せ棟
状であれば良く上記実施例に限定されることはな
い。
以上本考案によれば、結合部材の塑性流動が容
易で、軸方向の抜き力に強い二個の金属部材の結
合構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における被結合部材と
結合部材の結合状態を示す一部断面斜視図、第2
図は第1図の製造工程を示す縦断面図、第3図は
第1、第2図の要部拡大図、第4図は従来と本考
案結合構造における抜き力の比較グラフである。 1……被結合部材、2……結合部材、1c……
ピラミツト状凸片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同心的に対向して配置された二つの環状結合部
    材の一方の対向面に凹凸を形成し、他方の結合部
    材を塑性変形させて結合してなる二個の金属部材
    の結合構造において、前記結合部材の凸部を略ピ
    ラミツト状の凸片とし、塑性変形された他方の結
    合部材で緊迫力をもつて覆つていることを特徴と
    した二個の金属部材の結合構造。
JP14161583U 1983-09-14 1983-09-14 二個の金属部材の結合構造 Granted JPS5985644U (ja)

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JP14161583U JPS5985644U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 二個の金属部材の結合構造

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JP14161583U JPS5985644U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 二個の金属部材の結合構造

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Publication Number Publication Date
JPS5985644U JPS5985644U (ja) 1984-06-09
JPS6222281Y2 true JPS6222281Y2 (ja) 1987-06-06

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ID=30316686

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JP14161583U Granted JPS5985644U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 二個の金属部材の結合構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006049996A1 (de) * 2006-10-24 2008-04-30 Zf Friedrichshafen Ag Planetenrad-Einheit und Verfahren zur Herstellung einer Planetenrad-Einheit
JP2010167446A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Nabtesco Corp 歯車構造体とその製造方法

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Publication number Publication date
JPS5985644U (ja) 1984-06-09

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