JPS62222429A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS62222429A
JPS62222429A JP61065412A JP6541286A JPS62222429A JP S62222429 A JPS62222429 A JP S62222429A JP 61065412 A JP61065412 A JP 61065412A JP 6541286 A JP6541286 A JP 6541286A JP S62222429 A JPS62222429 A JP S62222429A
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magnetic
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Ryoichi Sato
良一 佐藤
Tsutomu Miyake
三宅 勉
Minoru Hashimoto
稔 橋本
Nobuaki Shindo
信明 新藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は非磁性支持体上に六方晶系バリウムフェライト
磁性微粒子を含有する磁性層を設けてなる磁気記録媒体
に関する。
(従来の技術) 磁気記録媒体は、例えばポリエチレンフタレートフィル
ム等の非磁性の支持体上に、主として磁性体微粒子およ
び結合剤からなる磁性層を設けて形成されている。
磁性層の形成に用いられる磁性体微粒子としては、従来
より7−Fe2O3、CrO2、Co −7’Fe2O
3などの針状磁性微粒子が広く用いられている。また最
近では、支持体面に垂直な方向(C軸)に磁化容易軸を
有する六方晶バリウムフェライトの微粒子が塗布するだ
けで磁化方向がテープ面と垂直になって垂直磁化が可能
となり記録密度が飛躍的に増大することから各方面で注
目され活発に研究が行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような六方晶系バリウムフェライトの
微粒子を用いた磁気記録媒体では、磁気記録媒体として
の重要な特性である電磁変換特性(記録再生特性)につ
いて、安定して良好な特性値を得ることが困難であった
ところで、磁気記録媒体の電磁変換特性(記録再生特性
)を向上させるために、 (イ)磁性層の表面性を上げる。
(ロ)磁性粉の充填率を上げる。
(ハ)磁性粉の凝集力をときはなずのに最適な分散方法
を見付ける。
(ニ)vA磁性粉分散をうながすような塗料組成を選定
する。
(ホ)磁性粉の分散された塗料を再凝集させない最適な
塗布条件を見付ける。
等の方法が考えられ、六方晶系バリウムフェライト磁性
微粒子を用いた磁気記録媒体の場合でもこれらの方法を
行うことにより、特に短波長域での特性向上を図ること
ができるものと考えられている。
しかしながら、(イ)の方法では磁性層の表面性を上げ
すぎると非磁性支持体がテープの場合にはテープとして
の走行性が悪くなるという欠点があり、く口)の方法で
は磁性粉の充填率を上げると記録再生信号は増大するが
、その半面ノイズも増加するために出力のS/N比は出
力が上った程には向上しないし、また磁性粉の充填率を
上げるためにバインダーの川や研磨剤の組を減らすこと
になるため磁性層強度が低下して耐久性も低下するとい
う問題があった。
したがって(ハ)、(ニ)、(ホ)の方法により分散性
の向上をはかる方法が好ましいものと考えられる。
しかしながら使用される六方晶系バリウムフェライト粉
は粒子径が0.2μm以下の超微粒子であって分散加工
時に凝集等が起こりやすく均一分散が非常に困難である
上に、磁性層の形成に使用される磁性塗料は、磁性粉と
ともに、数種類のベース樹脂、研磨剤、容色剤、潤滑剤
、界面活性剤および多聞の溶剤からなる混合物であるた
め、分散機の混合・混練、材料自体の性質、混練方法等
の分散性におよぼす要因が極めて多く、したがって分散
性を明確に把握することが非常に困難でありその改善が
望まれていた。
これらの分散性に影響を与える要素のうちいずれか1つ
が満足されなくとも、優れた磁気記録媒体を得ることは
できないが、これらの各要素ごとに、最終的に作られた
媒体の特性を最良のものにする条件を見付けることは極
めて困難でおる。
すなわち、各要素を固定し、そのうち1つの要素を変動
させて最適条件を見付けようとしても、他の要素の条件
が所定の満足する範囲にない場合には、この要素の変動
は最終的にできあがった磁気記録媒体の特性では測定誤
差の範囲の変化となってしまうのである。
本発明者等は、このような従来の問題を解消すべく研究
をすすめたところ、非磁性支持体上に形成された六方晶
系バリウムフェライト磁性体の磁性層中の磁性粉の分散
と光の透過率の間に相関性があることを発見した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、分
散性の良い六方晶系バリウムフェライトを含む磁性層を
有する磁気記録特性の優れた高品質、高信頼性の磁気記
録媒体を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、非磁性支持体上
に六方晶系バリウムフェライト磁性微粒子を含有する磁
性層を設けてなる磁気記録媒体において、波長800n
mの光の1μmあたりの比透過率T (800)が30
%以上となる磁性層を設けてなることを特徴としている
本発明において、光の比透過率T(λ。)の波長λ0を
800止としたのは、これより短い波長では透過率が小
さくなり、測定に誤差が生じゃすくなるためであり、ま
たこれより長い波長では、しきい値がブロードになるた
めである。
また、磁性層の1μmあたりの光の比透過率T (80
0)を30%以上としたのは記録再生出力の対ノイズ比
(C/N比)が比光透過率T   が30(aOO) %以上のときに良好な値を示すようになるためである。
なお同−組成量では光の透過率が大きい程分散性が良好
であり、上記光透過率T   の値も35%以上である
ことが好ましい。
本発明の磁気記録媒体を製造するには、従来と同様に、
まず大方晶系バリウムフェライト微粒子と塩化ビニル−
酢酸ビニル(VC−VAc )共重合体、ポリウレタン
のようなバインダー樹脂と、酸化アルミニウム、カーボ
ンブラック、潤滑剤、界面活性剤のJ:うな各種の添加
剤とをメチルエチルケトン、トルエン、シクロベキ4ノ
ゾンのような溶剤とともに、サンドグラインダ式分散機
で混練・分散させ、次いで必要に応じて硬化剤を加えて
磁性塗料を調整する。次いで、この磁性塗料をポリエチ
レンフタレートフィルムのような非磁性支持体上に塗1
5・乾燥し、カレンダ処理、スリッティング等を行うこ
とにより磁気記録媒体を得ることができる。
そして本発明においては、前述した各要素ごとに他の要
素の条件を固定し、最終的にできあがった磁気記録媒体
の光の比透過率の最高のものを最適条件として、各要素
ごとの最適条件を組合せることにより、特性の優れた磁
気記録媒体を得ることができる。なお磁気記録媒体の媒
体の電磁変換特性以外の他の特性(耐久性、走行性等)
を上げる場合にも、光の比透過率を下げないように(特
に前述したしきい値を下まわらないように)条件を設定
すれば、総合的な特性の優れた磁気記録媒体を得ること
ができる。
(作 用) 第1図は代表的な六方晶系バリウムフェライト磁性体を
含有する厚さ2μmの磁性層について光の波長と光の透
過率を図示したものである。同図から明らかなように、
この磁性層は600nm以下の波長の光はほとんど透過
しないが、600n…と650nm間では透過率が徐々
に増加し、650nmを越えると透過率が急激に増大し
800nm付近ではほぼ30%の光透過率を示し、ざら
に900nm付近を越えると飽和の傾向となる。
また第2図は、六方晶系バリウムフェライト磁性粉を含
有する磁性層の光波長800±5nmにおける比透過率
T   とC/N比の関係を図示した(aOO) ものである。ここで光の比透過率下   は次式%式% d[μm]:磁性層の厚さ λ[nml  :光波長 τd (λ1): (λ1−5)[nmlから(λ、+
5)[nmlまでの光波長域 での磁性層の直線光透過率の最大値 第2図から明らかなようにC/N比とT (800)の
間には明瞭な関係がありT (800)が30%未満で
はC/N比は小さいが30%付近で急激に立上がり増加
する。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。
なあ、以下の実施例で使用した六方晶系フェライトは、
特に記載がない場合には平均粒子径0.08μ重、保磁
力8000eのものである。また実施例中の「部」は「
重量部」を意味する。
実施例1 六方晶系フェライト     100部VC−VAc共
重合体     10〃ポリウレタン        
  10〃酸化アルミニウム       2〃 カーボンブラツク       2〃 潤滑剤             1.5部界面活性剤
          l rtメチルエヂルケトン  
    60/ノ]〜ルエン          60
.。
シクロヘキサノン       60〃上記の混合物を
、ナンドグラインダ式分散機で第1表に示す条件で分散
し硬化剤6部を加えて磁性塗料に調整した。
次いで、この磁性塗料を厚さ15μ■のポリエチレンフ
タレートフィルム上に塗布しくフィルム上に転写5秒後
に溶剤分の乾燥を開始)、カレンダ処理、スリッティン
グを行なって厚さ約3μmの磁性層を有する磁気テープ
を作製した。
実施例2〜4 界面活性剤の量、分散償での回転数、分散時間、塗布で
の溶剤分の乾燥開始までの時間を第1表に示すように変
えた点を除いて、他の条件を実施例1と同じにして3種
類の磁気テープを作製した。
第1表 比較例1〜9 実施例1において、界面活性剤の量、分散機での回転数
、分散時間、塗布での溶剤分の乾燥開始までの時間を、
第2表に示すように変えた以外、他の条件は実施例1と
同じにして9種類の磁気テープを作製した。
(以下余白) 実施例5 六方晶系フェライト       1oo、g[5VC
−VAc共重合体     16〃ポリウレタン   
        4tt酸化アルミニウム      
   2 nカーボンブラック         2.
5〃潤滑剤             1.5部界面活
性剤            4//メヂルエチルケト
ン       60!!トルエン         
   60//シクロヘキサノン        60
/l上記の混合物をサンドグラインダ式分散機で第3表
に示した回転数で2時間分散させ、硬化剤6部を加えて
磁性塗料に調整した。
次いで、この磁性塗オτ31を厚さ15μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に塗布しくフィルム上に
転写1秒後に溶剤分の乾燥を開始)、カレンダ処理、ス
リッティングを行なって厚さ約3μmの磁性層を有する
磁気テープを作製した。
比較例10.11 実施例5における分散機での回転数だけを、第3表に示
すよう記変えた以外、他の条件は実施例5と同じにして
2種類の磁気テープを作製した。
第3表 以上の各実施例および各比較例で得られた磁気テープに
つき、磁性層の光の比透過率と電磁変換特性(C/N比
)を測定した。その結果を第4表に示す。なお、C/N
比の測定は、ヘッドテープ相対速度3.75m/秒、記
録再生信号周波数5MHz、記録再生ヘッド(ギャップ
0.3μ■、トラック幅35μmのリングヘッド)で行
なった。また各C/N比の値は実施例2の測定値をOd
Bとして表わした。
(以下余白) 第4表 第4表から、六方晶系フエライ1〜を用いた磁気記録媒
体では、磁性層の光の比透過率T (800)が0.3
以上(30%以上)になると電磁変換特性(C/N比)
の非常に良好なものか1奢られることがわかる。
実施例6〜10 六方晶系フェライトとして平均粒子径0.02〜0.1
5μ■の範囲におる5種のものを選び、これらの磁性微
粒子を用いて実施例1と同様の方法で、磁性層の光の比
透過率T   が30%をわずかにこえる5種の磁気テ
ープを作製した。
比較例12〜21 実施例6で用いた5種の六方晶系フェライトを用い、T
 (800)が30%をわずかに下まわる磁性層を有す
るものと、T(800)が24%以下になる磁性層を右
する計10種の磁気テープを作製した。
実施例6〜10および比較例12〜21によって得られ
た各磁気テープについて、六方晶系フェライト粒子径と
磁性層の光の比透過率とを測定した結果を第5表に示す
。なお同表中のC/N比は実施例6〜10で求めた値を
各々OdBとし、比較例12〜21で同粒径の六方晶系
フェライトを用いた磁気テープのC/N比を示した。
(以下余白) 第  5  表 第5表から明らかなように、六方晶系バリウムフェライ
ト磁性微粒子では六方晶系フェライト粒子径が変っても
、磁性層の光の比透過率T (aoo)が0.3以上(
30%以上)になると、電磁変換特性C/N比は、顕署
な向上を示すことがわかる。
なお本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、
例えば多積層磁気記録媒体の場合でも、外側の磁性層を
T [800)≧0.3(30%以上)とすれば同等の
効果をjqることができる。
また上記実施例では磁気テープにした例を説明したがフ
ロッピーディスク等の高密度記録媒体にも適用すること
が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の磁気縁媒体は、記録再生
信号の対ノイズ比がが著しく優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気記録媒体における磁性層の光の透過率と光
の波長λの関係を示すグラフ、第2図は磁気記録媒体に
おける磁性層の光の比透過率と記録再生信号の対ノイズ
比(C/N比)との関係を示すグラフである。 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に六方晶系バリウムフェライト磁
    性微粒子を含有する磁性層を設けてなる磁気記録媒体に
    おいて、波長800nmの光の1μmあたりの比透過率
    T_(_8_0_0_)が30%以上となる磁性層を設
    けてなることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)表面から1μmまでの光の比透過率 T_(_8_0_0_)が30%以上である特許請求の
    範囲第1項記載の磁気記録媒体。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53109604A (en) * 1977-03-02 1978-09-25 Eastman Kodak Co Magnetic recording element having transparent recording layer* and method of making said element
JPS60164925A (ja) * 1984-02-07 1985-08-28 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体

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