JPS60179932A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPS60179932A
JPS60179932A JP3644184A JP3644184A JPS60179932A JP S60179932 A JPS60179932 A JP S60179932A JP 3644184 A JP3644184 A JP 3644184A JP 3644184 A JP3644184 A JP 3644184A JP S60179932 A JPS60179932 A JP S60179932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
surface roughness
recording medium
electron rays
designated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3644184A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Furuyama
古山 静夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3644184A priority Critical patent/JPS60179932A/ja
Publication of JPS60179932A publication Critical patent/JPS60179932A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オーディオテープ,ビデオテープ,磁気ディ
スク等に用いることができる磁気記録媒体に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 近年、特にビデオテープにおいては、電磁変換特性の改
善のために磁性層の平滑化が精力的に進められている。
これは磁性層の表面粗さに基づく間隙損失をできるだけ
少なくすることにより、電磁変換特性を改善しようとす
るものである。磁性層の表面粗度を決定する要因として
は、磁性粉を含めた磁性塗料とその分散性およびベース
フィルムの表面粗度があげられる。ベースフィルムの表
面粗度が磁性層の表面粗度に影響を及ぼす機構は、磁性
塗料を塗布後巻き取り、25°〜80℃の硬化温度にて
10〜72時間保持することによりいわゆる裏移りがお
こって表面粗度が転写される。
裏移り現象を少なくする為にベースフィルムの表面粗度
をできるだけ小さくしたものを用いたビデオテープは摩
擦係数が大きくなり走行性が非常に悪くなる。そのため
に磁性層と反対側のベースフィルム上にカーボンブラッ
クや炭酸カルシウム等を含むバックコート層を設けて走
行性を改善しようとしている。しかし、バックコート層
の表面粗度がやはり裏移りにより転移して電磁変換特性
はバックコート層のないものに比べ劣化している。
発明の目的 本発明は電磁変換特性をそこなうことなく走行性,耐久
性を向上させた磁気記録媒体を提供することを目的とし
ている。
発明の構成 本発明は表面粗度がRa表示で0.012〜0.015
μmを有する非磁性支持体上に電子線硬化型磁性塗料を
塗布して磁性層を設けた磁気記録媒体である。
実施例の説明 磁性層を、より平滑化するために磁性粉の粒子径,分散
性の改善などを含めた磁性塗料の改良をおこないながら
、電磁変換特性をそこなうことなく走行性,耐久性を向
上させる為に、本発明者は鋭意検討した結果、電子線硬
化型磁性塗料を用いればベースフィルムの表面粗度が粗
くても裏移りによる磁性層の表面性低下にならず、且つ
バックコート層を設けずに、走行性良好な磁気記録媒体
が得られることを見い出し本発明に至ったものである。
本発明に使用される磁性粉末としては強磁性γ−Fe2
O3,Co含有 γ−Fe2O3,金属鉄,Fe−Co
,Fe−Ni,Co−Ni,Fe−Co−Ni,Fe−
Co−B,Fe−Co−Cr−Bなどがある。
バインダーとしては電子線硬化可能な不飽和ニ重結合を
有する化合物であれば使用できる。
分散剤としては、レシチンもしくはオレイン酸,バルミ
チン酸などのような高級脂肪酸が使用できる。
研摩材としては、α−アルミナ,α−Fe2O3,酸化
クロム等が用いられる。帯電防止剤としてはケッチンブ
ラックE.C.,ブラックパールLなどのようなカーボ
ンブラックを添加することもできる。
磁性塗料の混練分散にあたっては、各種の混練機が使用
される。例えば、三本ロールミル,アトライタ,高速ス
トーンミル,ボールミル,アジテータミル,ペブルミル
、サンドグラインダー,高速ミキサー,ホモミックライ
ンフロー,ホモジナイザー,超音波分散機,高速インペ
ラー分散機,ディスバー,加圧ニーダ−などが単独もし
くは組合せて用いられる。
ベースフィルムとしての非磁性支持体としてはポリエチ
レンテレフタレートフィルム,ポリイミドフィルム,ポ
リアミドフィルム等が用いられる。
表面粗度はRa表示で0.012〜0.015μmであ
ればよく、これより小さいと摩擦係数が大きくなり走行
性が悪くなる。逆にこれより大きいと塗布工程での平滑
化がむずかしくなる。
硬化させる為の電子線量としては1〜5Mrad程度が
望ましい。
本発明におけるRaとは、ランクテーラーポプリン社の
タリサーフで測定した表面粗度において、表面粗度の中
心線よりの偏差の算術平均を意味するものである。
次にさらに具体的に本発明を説明する。
実施例1 ○強磁性Co被着γ−Fe2O3 BET比表面積 40m2/g Hc ■s 長軸 0.3μm 短軸 0.03μm100重量部 ○オレイン酸 1重量部 ○ニトロセルロース 5重量部 ○分子内にアクリル基を有する ポリウレタン樹脂 20重量部 ○カーボンブラック 3重量部 ○ステアリン酸 1重量部 ○α−アルミナ 5重量部 ○MEK−トルエン−シクロへキサノン 250重量部
上記組成物を加圧ニーダーとアジテータミルを用いて3
時間混練分散して磁性塗料を調製した。
得られた磁性塗料を平均孔径1μmのフィルターで濾過
し、14μm厚の表面粗度がRa=0.013μmであ
るポリエチレンテレフタレート上に塗布,配向,乾燥,
鏡面加工し窒素気流下で4Mradの電子線を照射して
硬化させた。磁性層厚5μmの磁気テープを得た。
比較例1 実施例1において、表面粗度がRa=0.010μmで
あるポリエチレンテレフタレートを用いる以外は同様に
して磁気テープを得た。
実施例2 ○Fe−Co−Ni合金 組成比 85:10:5 Hc 1500OeBET比
表面積59m2・g ■s128emu/g長軸 0.
28μm 短軸 0.03μm100重量部 ○レシチン 1重量部 ○シリコーンオイル 1重量部 ○塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール−マレイ
ン酸共重合体 4重量部 ○分千円にアリル基を有する ○ポリウレタン樹脂 21重量部 ○α−Fe2O3 5重量部 ○パルミチン酸 1重量部 ○MEK−トルエン−シクロヘキサノン250重量部 上記組成物をアトライタとアジテータミルを用いて4時
間混練分散して磁性塗料を調製した。
得られた磁性塗料を平均孔径1μmのフィルターで濾過
し、10μm厚の表面粗度がRa=0.015μmであ
るポリイミドフィルム上に塗布,配向,乾燥,鏡面加工
し窒素気流下で5Mradの電子線照射をおこない、磁
性層厚3μmの磁気テープを得た。
比較例2 実施例2において表面粗度がRa=0.009μmであ
るポリエチレンテレフタレートを用いる以外は同様にし
て磁気テープを得た。
得られた各磁気テープを1/2インチに裁断し、カセッ
トハーフに巻きこんで5MHzにおけるC/Mを測定し
た。C/M測定用ビデオテープレコーダーはVHSビデ
オテープレコーダー(松下電器産業(株)製NV−88
00)で、合金磁性体の場合、記録再生ヘッドはセンダ
スト合金に改めた。標準テープとしてはナショナルビデ
オテープ(松下電器産業(株)製)スーパーHG120
(NY−T120HG)を用いた。
走行性はテープを200パス走行させた後の状態を観察
した。
なお、標準テープは熱硬化型であり、バックコートとし
て炭酸カルシウム層を塗布してある。
発明の効果 実施例と比較例のC/Nは比較例においては走行性が悪
いためノイズレベルが大きくあがってC/Nとして低下
している。さらに耐久性試験では走行が停止するなど比
較例1,2は問題がある。
それに比べ、実施例1,2においてはバックコートを設
けなくても耐久性試験にも問題がみられない。以上より
本発明の効果は電磁変換特性,耐久性,生産性において
明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面粗度がRa表示で0.012〜0.015μmを有
    する非磁性支持体上に電子線硬化型磁性塗料を塗布して
    、磁性層を設けたことを特徴とする磁気記録媒体。
JP3644184A 1984-02-27 1984-02-27 磁気記録媒体 Pending JPS60179932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3644184A JPS60179932A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3644184A JPS60179932A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 磁気記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60179932A true JPS60179932A (ja) 1985-09-13

Family

ID=12469892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3644184A Pending JPS60179932A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 磁気記録媒体

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