JPS6221923A - 地中連続壁の構築工法とこれに使用する廻り込みコンクリ−ト剥落装置 - Google Patents
地中連続壁の構築工法とこれに使用する廻り込みコンクリ−ト剥落装置Info
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- JPS6221923A JPS6221923A JP16017785A JP16017785A JPS6221923A JP S6221923 A JPS6221923 A JP S6221923A JP 16017785 A JP16017785 A JP 16017785A JP 16017785 A JP16017785 A JP 16017785A JP S6221923 A JPS6221923 A JP S6221923A
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種の地下構造物に用いる地中連続壁の構築
工法、さらにくわしくは、地中に単位壁体(長さは通常
4〜6m程度)を順次繰り返し築造することによって所
要長さの地中連続壁を構築する工法に関する。
工法、さらにくわしくは、地中に単位壁体(長さは通常
4〜6m程度)を順次繰り返し築造することによって所
要長さの地中連続壁を構築する工法に関する。
この種の地中連続壁を構築する従来の工法は、単位壁体
の築造に必要な所定長さの溝lの掘削(第9図(イ))
□その溝1の長さ方向(連続壁構築方向)端部1′への
インター口ソキングバイプ2の建て込み(同図(ロ))
□鉄筋かご3の建て込み□トレミー管4の建て込み□そ
のトレミー管を引き抜きながらのコンクリートの打設(
同図(ハ))□インターロッキングパイプの引き抜き(
同図(ニ))、を順次繰り返し行うものであった。
の築造に必要な所定長さの溝lの掘削(第9図(イ))
□その溝1の長さ方向(連続壁構築方向)端部1′への
インター口ソキングバイプ2の建て込み(同図(ロ))
□鉄筋かご3の建て込み□トレミー管4の建て込み□そ
のトレミー管を引き抜きながらのコンクリートの打設(
同図(ハ))□インターロッキングパイプの引き抜き(
同図(ニ))、を順次繰り返し行うものであった。
上記インターロッキングバイブ2の建て込みは、築造し
ようとする単位壁体5の設計長さに/R1を区画するた
めのものであり、したがってまた、溝1はインターロッ
キングパイプ2の建て込みに必要な分だけ余掘りされ、
この余掘り分は次順位の溝の一部をなす。
ようとする単位壁体5の設計長さに/R1を区画するた
めのものであり、したがってまた、溝1はインターロッ
キングパイプ2の建て込みに必要な分だけ余掘りされ、
この余掘り分は次順位の溝の一部をなす。
ところで、この溝1の壁面は垂直をなすように掘削され
るとはいえ、土質が一定しないこと等があって、多少の
凹凸を発生するので、建て込んだインターロッキングパ
イプ2の周面が溝1の壁面に全長にわたって密接するも
のでない。このため溝1に打設したコンクリートの一部
5“が、インターロッキングパイプ2の裏側、すなわち
、次順位の溝を掘削しようとしている地山6とインター
ロッキングパイプ2との間に廻り込むのをさけられない
(第10.11図)。
るとはいえ、土質が一定しないこと等があって、多少の
凹凸を発生するので、建て込んだインターロッキングパ
イプ2の周面が溝1の壁面に全長にわたって密接するも
のでない。このため溝1に打設したコンクリートの一部
5“が、インターロッキングパイプ2の裏側、すなわち
、次順位の溝を掘削しようとしている地山6とインター
ロッキングパイプ2との間に廻り込むのをさけられない
(第10.11図)。
この廻り込んだコンクリート5°は、次順位の溝を掘削
するとき、大きな障害となり、これが工期遅延にもつな
がる。というのは、地山掘削機のバケットがコンクリー
ト5“をつかむため掘削そのものに時間がかかり、また
、掘削精度に悪影響を及ぼすとともに、バケットの刃先
の摩耗、折損を惹起し?!修を余(筏なくさせる。
するとき、大きな障害となり、これが工期遅延にもつな
がる。というのは、地山掘削機のバケットがコンクリー
ト5“をつかむため掘削そのものに時間がかかり、また
、掘削精度に悪影響を及ぼすとともに、バケットの刃先
の摩耗、折損を惹起し?!修を余(筏なくさせる。
本発明は、このような問題を解決し、所期の地中連続壁
を効率より構築するために提案されたものである。
を効率より構築するために提案されたものである。
〔問題点を解決するための手段と作用〕本発明工法は、
インターロッキングパイプの引き抜き後であって次順位
の溝の掘削前、換言すると、打設コンクリートが未だ硬
化しないうちに、上記コンクリート打設時にインターロ
ッキングパイプの裏側に廻り込み上記引き抜き跡孔の周
壁に固着しているコンクリートを、ウォータージェ。
インターロッキングパイプの引き抜き後であって次順位
の溝の掘削前、換言すると、打設コンクリートが未だ硬
化しないうちに、上記コンクリート打設時にインターロ
ッキングパイプの裏側に廻り込み上記引き抜き跡孔の周
壁に固着しているコンクリートを、ウォータージェ。
トで剥落させるものである。
そのウォータージェットは、地山を崩さないが上記廻り
込みコンクリートを剥落させる程度の圧力、たとえば8
0 kg / calで、上記引き決き跡孔に挿入した
高圧水送給用の高圧ホースの噴射ノズルを、上記引き抜
き跡孔の底部から徐々に上昇させながら、噴射させる。
込みコンクリートを剥落させる程度の圧力、たとえば8
0 kg / calで、上記引き決き跡孔に挿入した
高圧水送給用の高圧ホースの噴射ノズルを、上記引き抜
き跡孔の底部から徐々に上昇させながら、噴射させる。
これにより上記コンクリートは下側のものから順次上側
のものが簡単に剥落する。
のものが簡単に剥落する。
本発明装置は、インターロッキングパイプの引き抜き跡
孔に吊り降ろすH型鋼等の鋼材製の支持体に、噴射ノズ
ルがその支持体の下端部に位置するようにして高圧水送
給用の高圧ホースを沿設固定している。
孔に吊り降ろすH型鋼等の鋼材製の支持体に、噴射ノズ
ルがその支持体の下端部に位置するようにして高圧水送
給用の高圧ホースを沿設固定している。
上記噴射ノズルは、iiI記コンクリート打設時にイン
ターロッキングパイプの裏側に廻り込み前記引き抜き跡
孔の周壁に固着しているコンクリートに対し、たとえば
3条のウォータージェットが平行に噴射されるように、
あるいはそれよりやや広角に噴射されるように、3個が
並列にあるいは放射状に配置される。
ターロッキングパイプの裏側に廻り込み前記引き抜き跡
孔の周壁に固着しているコンクリートに対し、たとえば
3条のウォータージェットが平行に噴射されるように、
あるいはそれよりやや広角に噴射されるように、3個が
並列にあるいは放射状に配置される。
本発明装置は、上記支持体に、上記噴射ノズルの向きと
略直交する方向に延出する跳ね返り防止板を設けている
。この防止板は、上記剥落コンクリートあるいは泥水が
、既設単位壁体の端面に跳ね返るのを防止するためのも
のであるから、その機能を果たす限りは、単なる板状で
あっても、あるいは後記実施例の場合のように断面山形
のものであってもよい。
略直交する方向に延出する跳ね返り防止板を設けている
。この防止板は、上記剥落コンクリートあるいは泥水が
、既設単位壁体の端面に跳ね返るのを防止するためのも
のであるから、その機能を果たす限りは、単なる板状で
あっても、あるいは後記実施例の場合のように断面山形
のものであってもよい。
本発明装置は、支持体の周囲所要位置に、プロテクター
を架設している。これは、上記引き抜き跡孔の一側周壁
をなす既設単位壁体の端面に支持板の角部等が衝突して
その端面を損壊しないためのものであるとともに、支持
体の吊り降ろし、引き上げを上記端面に沿って円滑に行
うためのものである。したがって、プロテクターは単位
壁体の端面と同じ曲率の湾曲外面を有することが望まし
い。
を架設している。これは、上記引き抜き跡孔の一側周壁
をなす既設単位壁体の端面に支持板の角部等が衝突して
その端面を損壊しないためのものであるとともに、支持
体の吊り降ろし、引き上げを上記端面に沿って円滑に行
うためのものである。したがって、プロテクターは単位
壁体の端面と同じ曲率の湾曲外面を有することが望まし
い。
本発明装置は、支持体の上端部に、噴射ノズル用の方向
確認修正ロンドを着脱自在に接続している。
確認修正ロンドを着脱自在に接続している。
支持体の下端部に位置する噴射ノズルは剥落させようと
するコンクリート側に正しく向いていることが必要であ
るが、上記引き凄き跡孔内での噴射ノズルの向きの確認
と修正は、そのノズルを直接視認して行うことはできな
い。それを、上記方向確認修正ロンドは、作業床上にお
いて、簡単かつ正確に行うことを可能にした。
するコンクリート側に正しく向いていることが必要であ
るが、上記引き凄き跡孔内での噴射ノズルの向きの確認
と修正は、そのノズルを直接視認して行うことはできな
い。それを、上記方向確認修正ロンドは、作業床上にお
いて、簡単かつ正確に行うことを可能にした。
まず、本発明装置を図示の実施例について説明する。
aは本発明廻り込みコンクリート剥落装置で、H型鋼製
の支持体10に、高圧水送給用の高圧ホース11、跳ね
返り防止板12、プロテクター13.13’、及び方向
確認修正ロッド14を備えしめてなる。
の支持体10に、高圧水送給用の高圧ホース11、跳ね
返り防止板12、プロテクター13.13’、及び方向
確認修正ロッド14を備えしめてなる。
高圧ホース11は、支持体10のウェブ10°面に沿接
され、山形片15によりゴムシート16を介し固設しで
ある。この高圧ホース11の下端に接続の噴射ノズル1
7は、支持体10の下端部であって、ウェブ10′ と
フランジ10′′、 10”に囲まれた空処内に位置し
、3条のウォータージェットを上記空処外方へ放射状に
噴射する。
され、山形片15によりゴムシート16を介し固設しで
ある。この高圧ホース11の下端に接続の噴射ノズル1
7は、支持体10の下端部であって、ウェブ10′ と
フランジ10′′、 10”に囲まれた空処内に位置し
、3条のウォータージェットを上記空処外方へ放射状に
噴射する。
跳ね返り防止板12は、支持体10の左右フランジ10
゛、10”の下端部外面に、断面山形の鋼材を縦設して
なるもので、上記ウォータージェットにより剥落したコ
ンクリートあるいは泥水が、既設の単位壁体の端面に跳
ね返り汚すのを防止する。
゛、10”の下端部外面に、断面山形の鋼材を縦設して
なるもので、上記ウォータージェットにより剥落したコ
ンクリートあるいは泥水が、既設の単位壁体の端面に跳
ね返り汚すのを防止する。
プロテクター13は、支持体10の一側であって、ウォ
ータージェットが噴射する方向とは反対側の上下2ケ所
に架設されているもので、その外面に、単位壁体の端面
と同じ曲率、したがってまたインターロッキングパイプ
の外面と同じ湾曲面を形成させるべく、複数枚の板材1
8を左右フランジ10“°。
ータージェットが噴射する方向とは反対側の上下2ケ所
に架設されているもので、その外面に、単位壁体の端面
と同じ曲率、したがってまたインターロッキングパイプ
の外面と同じ湾曲面を形成させるべく、複数枚の板材1
8を左右フランジ10“°。
10“°間に配列跨架して構成しである。プロテクター
13′は、支持体lOのウォータージェットが噴射する
方向と同し側の下部に架設したプロテクターで、上記プ
ロテクター13とは高さが低いだけで同じ構成のもので
ある。
13′は、支持体lOのウォータージェットが噴射する
方向と同し側の下部に架設したプロテクターで、上記プ
ロテクター13とは高さが低いだけで同じ構成のもので
ある。
これらのプロテクター13.13“は、支持体10をイ
ンターロッキングパイプの引き抜き跡孔に吊り降ろした
り引き上げたりするとき、その案内をするとともに、上
記孔の壁面、特に既設単位壁体の端面を損壊しないよう
保護する。
ンターロッキングパイプの引き抜き跡孔に吊り降ろした
り引き上げたりするとき、その案内をするとともに、上
記孔の壁面、特に既設単位壁体の端面を損壊しないよう
保護する。
方向確認修正ロッド14は、複数本の角バイブ19を、
角筒20と挿込みボルト21からなる接続具22で接続
し所要の長さにしたもので、上端部にハンドル23を有
する。この方向修正確認ロッド14は、支持体10の上
端に起立させている角筒24に上記と同じ構成の接続具
22で接続することにより支持体10に一体に連接され
る。したがって、ハンドル23の方向をみることによっ
て、あるいはそのハンドル23を適宜回すことによって
、噴射ノズル17の向きすなわちウォータージェットの
噴射方向を確認し、あるいは修正することができる。
角筒20と挿込みボルト21からなる接続具22で接続
し所要の長さにしたもので、上端部にハンドル23を有
する。この方向修正確認ロッド14は、支持体10の上
端に起立させている角筒24に上記と同じ構成の接続具
22で接続することにより支持体10に一体に連接され
る。したがって、ハンドル23の方向をみることによっ
て、あるいはそのハンドル23を適宜回すことによって
、噴射ノズル17の向きすなわちウォータージェットの
噴射方向を確認し、あるいは修正することができる。
次に、上記装置aを使用して行う本発明工法すなわち地
中連続壁を構築する方法を図示の実施例について説明す
る。
中連続壁を構築する方法を図示の実施例について説明す
る。
単位壁体5の築造に必要な所定長さの溝1を掘削して、
そのtRIの長さ方向端部1“にインターロッキングパ
イプ2を建て込み、つづいて鉄筋かご3及びトレミー管
4を建て込み、そのあと、トレミー管4を引き凄きなが
らコンクリートを打設し、上記インターロッキングパイ
プ2を引き(友くまでは、従来と同じように行う。
そのtRIの長さ方向端部1“にインターロッキングパ
イプ2を建て込み、つづいて鉄筋かご3及びトレミー管
4を建て込み、そのあと、トレミー管4を引き凄きなが
らコンクリートを打設し、上記インターロッキングパイ
プ2を引き(友くまでは、従来と同じように行う。
次に、インターロッキングパイプ2の引きF友き跡孔2
5に、クレーンにワイヤー26で吊下した装置aを降ろ
し、噴射ノズル17をその孔25の底部至近位置に到達
させるとともに、その噴射ノズル17が、既設単位壁体
5とは反対の方向、すなわち連続壁構築方向の地山側に
正確に向くように、方向確認修正ロッド11を作業床上
で操作する。
5に、クレーンにワイヤー26で吊下した装置aを降ろ
し、噴射ノズル17をその孔25の底部至近位置に到達
させるとともに、その噴射ノズル17が、既設単位壁体
5とは反対の方向、すなわち連続壁構築方向の地山側に
正確に向くように、方向確認修正ロッド11を作業床上
で操作する。
そこで、ハイウオッシャ−ポンプ(図示していない)を
運転し、噴射ノズル17より80 kg / cJのウ
ォータージェットを噴射する。この噴射により、前記コ
ンクリート打設時にインターロッキングパイプ2の裏側
に廻り込み、引き抜き跡孔25の周壁、特に上記地山側
に固着しているコンクリート5′を剥落する。
運転し、噴射ノズル17より80 kg / cJのウ
ォータージェットを噴射する。この噴射により、前記コ
ンクリート打設時にインターロッキングパイプ2の裏側
に廻り込み、引き抜き跡孔25の周壁、特に上記地山側
に固着しているコンクリート5′を剥落する。
この剥落作業は、装置aをワイヤー26の懲り等による
回転を防止しながら毎分2m程度のゆっくりした速度で
引き上げ、引き抜き跡孔25の底部から上部に向かって
順次行う。
回転を防止しながら毎分2m程度のゆっくりした速度で
引き上げ、引き抜き跡孔25の底部から上部に向かって
順次行う。
前記のコンクリート打設時には、打ち上がり速度等によ
り、予め、コンクリートの上記廻り込み状態を把握して
おき、それに応して装置aの上記引き上げ速度を加減し
、特に廻り込み量の多いところでは引き上げを停止して
、上記剥落作業を行う。
り、予め、コンクリートの上記廻り込み状態を把握して
おき、それに応して装置aの上記引き上げ速度を加減し
、特に廻り込み量の多いところでは引き上げを停止して
、上記剥落作業を行う。
また、噴射ノズル17の方向確認及び修正は引き上げ中
、前記ハンドル23により常時行う。
、前記ハンドル23により常時行う。
このようにして、地山側のコンクリート5′の剥落を終
えたところで、次順位の溝を掘削し、以下同様にして所
期の連続壁を構築する。
えたところで、次順位の溝を掘削し、以下同様にして所
期の連続壁を構築する。
本発明工法によれば、インターロッキングパイプの裏側
に廻り込んだコンクリートを、単位壁体を築造する一連
の流れの中で除去でき、そのためには掘削機を使用しな
いので、これを使用した従来における如き諸々の欠点が
解消され、溝掘削の精度を上げて、所期の地中連続壁を
効率よく構築できる。
に廻り込んだコンクリートを、単位壁体を築造する一連
の流れの中で除去でき、そのためには掘削機を使用しな
いので、これを使用した従来における如き諸々の欠点が
解消され、溝掘削の精度を上げて、所期の地中連続壁を
効率よく構築できる。
本発明装置によれば、インターロッキングパイプの引き
抜き跡孔にウォータージェットの噴射ノズルを簡単に挿
入し、方向確認修正ロッドでその方向を定めながら、ウ
ォータージェットを、通り込みコンクリートに正確に噴
射して、それを容易に剥落できる。しかも、この剥落コ
ンクリートあるいは泥水等は、跳ね返り防止板によって
既設単位壁体の端面に跳ね返るのを防止され、該端面を
汚すことがない。
抜き跡孔にウォータージェットの噴射ノズルを簡単に挿
入し、方向確認修正ロッドでその方向を定めながら、ウ
ォータージェットを、通り込みコンクリートに正確に噴
射して、それを容易に剥落できる。しかも、この剥落コ
ンクリートあるいは泥水等は、跳ね返り防止板によって
既設単位壁体の端面に跳ね返るのを防止され、該端面を
汚すことがない。
また、支持体の周囲所要位置にプロテクターを架設しで
あるので、上記引き抜き跡孔内での本発明装置の上下動
時に支持体によってその孔の周壁特に既設単位壁体の端
面を損壊するようなことがないとともに、このプロテク
ターは案内となり上記上下動を円滑に行わせるものであ
る。
あるので、上記引き抜き跡孔内での本発明装置の上下動
時に支持体によってその孔の周壁特に既設単位壁体の端
面を損壊するようなことがないとともに、このプロテク
ターは案内となり上記上下動を円滑に行わせるものであ
る。
図面第1図乃至第4図は本発明工法の実施例を示すため
のもので、第1図はインターロッキングパイプの引き抜
き跡孔に本発明装置を吊り降ろした状態の正面図、第2
図は同上の側面図、第3図は要部の側面図、第4図は同
上の平面図、第5図乃至第8図は本発明装置の実施例を
示すもので、第5図は正面図、第6図は側面図、第7図
〈イ)は要部の横断面図、第7図(ロ)は高圧ホース固
定部分の平面図、第8図は方向確認修正ロッドの側面図
、第9図乃至第11図は従来工法を説明するためのもの
で、第9図(イ)〜(ニ)は溝掘削からインターロッキ
ングパイプの引き抜きまでの各工程の説明図、第10図
はインターロッキングパイプの裏側にコンクリートが廻
り込んだ状態を示す縦断面図、第11図は同上の横断面
図である。 2・・・・・・インターロッキングパイプ、1・・・中
溝、5・・・・・・単位壁体、25・・・・・・インタ
ーロッキングパイプの引き抜き跡孔、11・・・・・・
高圧ホース、17・・・・・・噴射ノズル、5′・・・
・・・インターロッキングパイプの裏側に逼り込んだコ
ンクリート、10・・・・・・支持体、12・・・・・
・跳ね返し防止板、13.13″・・・・・・プロテク
ター、14・・・・・・方向確認修正口、ド。 オ、6 矛2図 /ll 第3え (ン 、!4図 (ロ) 卑70犯 ? (ニ) 矛11図
のもので、第1図はインターロッキングパイプの引き抜
き跡孔に本発明装置を吊り降ろした状態の正面図、第2
図は同上の側面図、第3図は要部の側面図、第4図は同
上の平面図、第5図乃至第8図は本発明装置の実施例を
示すもので、第5図は正面図、第6図は側面図、第7図
〈イ)は要部の横断面図、第7図(ロ)は高圧ホース固
定部分の平面図、第8図は方向確認修正ロッドの側面図
、第9図乃至第11図は従来工法を説明するためのもの
で、第9図(イ)〜(ニ)は溝掘削からインターロッキ
ングパイプの引き抜きまでの各工程の説明図、第10図
はインターロッキングパイプの裏側にコンクリートが廻
り込んだ状態を示す縦断面図、第11図は同上の横断面
図である。 2・・・・・・インターロッキングパイプ、1・・・中
溝、5・・・・・・単位壁体、25・・・・・・インタ
ーロッキングパイプの引き抜き跡孔、11・・・・・・
高圧ホース、17・・・・・・噴射ノズル、5′・・・
・・・インターロッキングパイプの裏側に逼り込んだコ
ンクリート、10・・・・・・支持体、12・・・・・
・跳ね返し防止板、13.13″・・・・・・プロテク
ター、14・・・・・・方向確認修正口、ド。 オ、6 矛2図 /ll 第3え (ン 、!4図 (ロ) 卑70犯 ? (ニ) 矛11図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、端部にインターロッキングパイプを建て込んだ溝に
、コンクリートを打設することにより、単位壁体を築造
する工程を、順次繰り返す地中連続壁の構築工法におい
て、インターロッキングパイプの引き抜き後であって次
順位の溝の掘削前に、そのインターロッキングパイプの
引き抜き跡孔に、高圧水送給用の高圧ホースを挿入し、
その先端の噴射ノズルを上記引き抜き跡孔の底部から徐
々に上昇させつつ、該噴射ノズルから噴射させるウォー
タージェットにより、上記コンクリート打設時にインタ
ーロッキングパイプの裏側に廻り込み上記引き抜き跡孔
の周壁に固着しているコンクリートを剥落させることを
特徴とする地中連続壁の構築工法。 2、インターロッキングパイプの引き抜き跡孔に吊り降
ろす支持体に、高圧水送給用の高圧ホースを沿設固定し
、それの噴射ノズルを上記支持体の下端部に位置させる
とともに、この噴射ノズルの向きと略直交する方向に延
出する跳ね返り防止板を設け、かつ上記支持体の周囲所
要位置に、上記引き抜き跡孔の一側周壁をなす既設単位
壁体の端面を保護するプロテクターを架設し、さらに、
上記噴射ノズル用の方向確認修正ロッドを、上記支持体
の上端部に着脱自在に接続してなることを特徴とする地
中連続壁構築工法に使用する廻り込みコンクリート剥落
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16017785A JPS6221923A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 地中連続壁の構築工法とこれに使用する廻り込みコンクリ−ト剥落装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16017785A JPS6221923A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 地中連続壁の構築工法とこれに使用する廻り込みコンクリ−ト剥落装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221923A true JPS6221923A (ja) | 1987-01-30 |
JPH0536571B2 JPH0536571B2 (ja) | 1993-05-31 |
Family
ID=15709504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16017785A Granted JPS6221923A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 地中連続壁の構築工法とこれに使用する廻り込みコンクリ−ト剥落装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221923A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5565317A (en) * | 1992-06-26 | 1996-10-15 | Torii Pharmaceutical Co., Ltd. | Perfusion and storage solution containing sodium lactobionate, sodium dihydrogenphosphate, raffinose, glutathione, allopurinol and nafamostat mesylate |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP16017785A patent/JPS6221923A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5565317A (en) * | 1992-06-26 | 1996-10-15 | Torii Pharmaceutical Co., Ltd. | Perfusion and storage solution containing sodium lactobionate, sodium dihydrogenphosphate, raffinose, glutathione, allopurinol and nafamostat mesylate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536571B2 (ja) | 1993-05-31 |
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Date | Code | Title | Description |
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