JPS5923829Y2 - 管の埋設工事用方向調整管における地下水流出防止装置 - Google Patents
管の埋設工事用方向調整管における地下水流出防止装置Info
- Publication number
- JPS5923829Y2 JPS5923829Y2 JP13547479U JP13547479U JPS5923829Y2 JP S5923829 Y2 JPS5923829 Y2 JP S5923829Y2 JP 13547479 U JP13547479 U JP 13547479U JP 13547479 U JP13547479 U JP 13547479U JP S5923829 Y2 JPS5923829 Y2 JP S5923829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- buried
- direction adjustment
- prevention device
- propulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、推進工法等により管を埋設していく際に使
用する方向調整管における地下水流出防止装置に関する
。
用する方向調整管における地下水流出防止装置に関する
。
地下水位の高い地域において下水道管等の埋設工事を行
なう場合、通常、ウェルポイント等により埋設地区の地
下水を排水したり、薬液注入により止水効果を図るなど
して埋設地区を掘削可能な状態に保ちながら管の埋設工
事が行なわれる。
なう場合、通常、ウェルポイント等により埋設地区の地
下水を排水したり、薬液注入により止水効果を図るなど
して埋設地区を掘削可能な状態に保ちながら管の埋設工
事が行なわれる。
しかし、切端面の掘削に必要な領域のみから地下水を抜
く水平打設ウェルポイント工法や薬液注入により止水を
行なう施工法では、管の推進が進むにつれて、埋設した
管の周辺部の間隙に沿って地下水のパイピング現象が発
生し、地下水が管外周の間隙を通ってその切端面に出水
して掘削工事の阻げとなる問題があった。
く水平打設ウェルポイント工法や薬液注入により止水を
行なう施工法では、管の推進が進むにつれて、埋設した
管の周辺部の間隙に沿って地下水のパイピング現象が発
生し、地下水が管外周の間隙を通ってその切端面に出水
して掘削工事の阻げとなる問題があった。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、水平打設ウェルポイント工法等により特定領域の
み排水を行なうか、又は自然水位の状態で管の埋設工事
を行なう場合、土砂の中をパイピング現象を起しながら
埋設した管の外周の間隙を通って切端面に出水する地下
水の流出を阻止する機能を備えた管の埋設工事用方向調
整管における地下水流出防止装置の提供を目的とする。
ので、水平打設ウェルポイント工法等により特定領域の
み排水を行なうか、又は自然水位の状態で管の埋設工事
を行なう場合、土砂の中をパイピング現象を起しながら
埋設した管の外周の間隙を通って切端面に出水する地下
水の流出を阻止する機能を備えた管の埋設工事用方向調
整管における地下水流出防止装置の提供を目的とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は推進工法により管を埋設する過程の管先端部の
断面を示している。
断面を示している。
１は埋設管の第１号管２の先端に取付けられた刃口、３
は第２号管４と第１号管２の連接個所に挿入接続された
方向調整管である。
は第２号管４と第１号管２の連接個所に挿入接続された
方向調整管である。
方向調整管３は、埋設管の外径にほぼ等しい内径をもつ
鋼管５を本体にしてその内周部に方向調整用の油圧ジヤ
ツキ６を取付けると共に、鋼管５の外周部に圧力空気を
噴出するエアーノズル７を取付けて構成されている。
鋼管５を本体にしてその内周部に方向調整用の油圧ジヤ
ツキ６を取付けると共に、鋼管５の外周部に圧力空気を
噴出するエアーノズル７を取付けて構成されている。
鋼管本体５の内周に固定された複数の油圧ジヤツキ６は
前後に接続された第１号管２と第２号管４の端部に当接
し、各油圧ジヤツキ６の押圧力を相互に変えるように管
を軸方向に押して第１号管２の推進方向を変える機能を
備えている。
前後に接続された第１号管２と第２号管４の端部に当接
し、各油圧ジヤツキ６の押圧力を相互に変えるように管
を軸方向に押して第１号管２の推進方向を変える機能を
備えている。
一方、鋼管本体５の外周に等間隔で取付けられた複数の
エアーノズル７は管の反推進方向の管と土砂の間隙に向
けて圧力空気を噴出するように配置されている。
エアーノズル７は管の反推進方向の管と土砂の間隙に向
けて圧力空気を噴出するように配置されている。
なお、鋼管本体５の下端部にはエアーノズル７は装着さ
れていない。
れていない。
次に、この方向調整管３を使用した推進工法による管の
埋設工事を説明すると、先ず、管の埋設予定個所は切端
面８から水平打設ウェルポイント９が打ち込まれ、所定
領域の排水を行なう。
埋設工事を説明すると、先ず、管の埋設予定個所は切端
面８から水平打設ウェルポイント９が打ち込まれ、所定
領域の排水を行なう。
次に、切端面８を掘削した後連接した管の末端に配設し
た推進用の油圧ジヤツキにより管を押して前進させる。
た推進用の油圧ジヤツキにより管を押して前進させる。
そして推進用油圧ジヤツキの作動と切端面８の掘削とを
繰り返しながら末端に新しい管を接続して埋設工事を進
めていく。
繰り返しながら末端に新しい管を接続して埋設工事を進
めていく。
この際、方向調整管３の油圧ジヤツキ６が第１号管２の
向きを適当な方向に変えるように必要に応じて作動され
、配管路の向きが調整される。
向きを適当な方向に変えるように必要に応じて作動され
、配管路の向きが調整される。
埋設工事中に地下水のパイピング現象が発生して、排水
領域外の地下水が管と土砂との間隙を通って切端面に流
出してきた場合には、方向調整管３の外周に設けたエア
ーノズル７から反推進方向に圧力空気を噴出し、ここで
パイピング現象による地下水の切端面への流出を阻止し
て埋設工事が続行される。
領域外の地下水が管と土砂との間隙を通って切端面に流
出してきた場合には、方向調整管３の外周に設けたエア
ーノズル７から反推進方向に圧力空気を噴出し、ここで
パイピング現象による地下水の切端面への流出を阻止し
て埋設工事が続行される。
以上のように、この考案に係る管の埋設工事用方向調整
管によれば、埋設管の接続部に外嵌する鋼管本体の内周
部に埋設管の端部を押圧する押圧ジヤツキを取付け、鋼
管本体の外周部に、埋設管と土砂との間隙に反推進方向
に向けて圧力空気を噴出するエアーノズルを取付けて構
成したから、排水領域外の自然水位にある池水水がパイ
ピング現象を起こし、埋設管と土砂との間隙を通って切
端面に流出することを防止でき、管の埋設工事を安全に
能率的に実施し得る効果をもつものである。
管によれば、埋設管の接続部に外嵌する鋼管本体の内周
部に埋設管の端部を押圧する押圧ジヤツキを取付け、鋼
管本体の外周部に、埋設管と土砂との間隙に反推進方向
に向けて圧力空気を噴出するエアーノズルを取付けて構
成したから、排水領域外の自然水位にある池水水がパイ
ピング現象を起こし、埋設管と土砂との間隙を通って切
端面に流出することを防止でき、管の埋設工事を安全に
能率的に実施し得る効果をもつものである。
図はこの考案の実施例を示し、第１図は推進工法により
管を埋設する過程の管先端部の断面図、第２図は方向調
整管の正面図である。 ３・・・・・・方向調整管、５・・・・・・鋼管本体、
６・・・・・・油圧ジヤツキ、７・・・・・・エアーノ
ズル。
管を埋設する過程の管先端部の断面図、第２図は方向調
整管の正面図である。 ３・・・・・・方向調整管、５・・・・・・鋼管本体、
６・・・・・・油圧ジヤツキ、７・・・・・・エアーノ
ズル。
Claims (1)
- 推進工法により埋設される埋設管の連接個所に鋼管が外
嵌され、該鋼管の内周部に、間隙をもつ前後の埋設管の
端部に当接する複数の油圧ジヤツキを設け、該複数の油
圧ジヤツキの押圧力を相互に変えて埋設管の推進方向を
調整する方向調整管において、前記埋設管と土砂の間隙
に反推進方向に向けて圧力空気を噴射するエアーノズル
を前記鋼管の外周部に取付けたことを特徴とする管の埋
設工事用方向調整管における地下水流出防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13547479U JPS5923829Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 管の埋設工事用方向調整管における地下水流出防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13547479U JPS5923829Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 管の埋設工事用方向調整管における地下水流出防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5655096U JPS5655096U (ja) | 1981-05-13 |
| JPS5923829Y2 true JPS5923829Y2 (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=29367018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13547479U Expired JPS5923829Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 管の埋設工事用方向調整管における地下水流出防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923829Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP13547479U patent/JPS5923829Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5655096U (ja) | 1981-05-13 |
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