JPS6221446Y2 - - Google Patents

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JPS6221446Y2
JPS6221446Y2 JP1982124689U JP12468982U JPS6221446Y2 JP S6221446 Y2 JPS6221446 Y2 JP S6221446Y2 JP 1982124689 U JP1982124689 U JP 1982124689U JP 12468982 U JP12468982 U JP 12468982U JP S6221446 Y2 JPS6221446 Y2 JP S6221446Y2
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JP
Japan
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brackets
power unit
leaf springs
suspension system
axle
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JP1982124689U
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JPS5929302U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の車軸型懸架装置、詳しくは
リーフスプリングにより駆動車軸のハウジングを
車体に懸架するごとくした懸架装置に関する。
一般にこの種の懸架装置は例えば特開昭52−
11524号に示されている如く左右一組からなるリ
ーフスプリングの長さ方向中央部にUボルトを介
して駆動車軸のアクスルハウジングの両端部を結
合する一方、車体のフロアパネル下面に設けた左
右ブラケツトに、前記両リーフスプリングの両端
部をそれぞれボルト及びゴムブツシユを介して枢
支している。
ところで前記構造の懸架装置にあつては第5図
に概略的に示す如く、前記アクスルハウジングA
に備えられたデフアレンシヤルBにはプロペラシ
ヤフトCが、連結されておりこのプロペラシヤフ
トCはエンジンの駆動に伴ない前後に振動し、こ
の振動によりアクスルハウジングAも第5図2点
鎖線で示す如く、彎曲状にたわみながら振動する
ことから、該ハウジングAを支持している両リー
フスプリングD,Dが内外に振動し、更には該ス
プリングD,Dを枢支している左右のブラケツト
E,E……がリーフスプリングD,Dにより同じ
く第5図及び第6図2点鎖線で示すように互いに
相反する方向、即ち逆位相に振動する。
そのため、フロアパネルFが上下にベコ付き、
このベコ付き振動が車室内空間の共振周波数とマ
ツチすると車室内に騒音の発生原因となる問題が
あつた。
本考案は、このような実情に鑑みて考案したも
ので、目的とするところは、前記プロペラシヤフ
トの自動車進行方向前後への振動によつてリーフ
スプリングが逆位相に振動した場合でも、前記ブ
ラケツトが振動することのないようにした懸架装
置を提供せんとするにある。
而して本考案はリーフスプリングを車体に結合
する左右のブラケツト間にパワーユニツトの下面
を囲繞して、ガードするごとく配置した結合部材
を介装して前記左右のブラケツトを互いに結合し
たことを特徴とするものである。
以下本案の自動車の懸架装置を図面に示す実施
例に基づいて説明する。
図において10,10は、車体を構成するフロ
アパネル1の下面両側方に配置した断面逆ハツト
形のサイドメンバーであつて、これらサイドメン
バー10,10間とエンジン、変速装置及びトラ
ンスフアを備えたパワーユニツト42を配設して
支持すると共に、前記サイドメンバー10,10
に前後1対とした左右ブラケツト3a,3a,3
b,3bを設け、これらブラケツト3a,3a,
3b,3bに、それぞれボルト30,30及びゴ
ムブツシ(図示せず)を介して枢支した左右1組
のリーフスプリングを支持し、これら両リーフス
プリング2a,2bの長さ方向中央部には、前記
パワーユニツト42に連動する駆動軸(図示せ
ず)を内装するアクスルハウジング4の両端部を
Uボルト20,20を介して支持しており、又こ
のアクスルハウジング4に備えられたデフアレン
シヤル装置40にはプロペラシヤフト41を連動
連結している。
図に示す前記左右のブラケツト3a,3bは、
それぞれ一対の板体31,32から成り、これら
両板体31,32を前記サイドメンバー10,1
0の外側壁に固設する一方、これら両板体31,
32間にボルト30を軸架し、かつこのボルト3
0に、前記リーフスプリング2a,2bの両端部
に形成目玉をゴムブツシユを介して枢支している
のである。
又、図中42は、エンジンと変速装置及びトラ
ンスフアを一体に組付けたパワーユニツトであ
る。
而して本考案は、前記両リーフスプリングa,
2bを支持している前記左右両ブラケツト3a,
3b間に、前記パワーユニツト42の下面を囲繞
して、ガードする如く配置し結合部材5を介装し
て該結合部材5により前記左右ブラケツト3a,
3bを結合し、斯くすることで該両ブラケツト3
a,3bの剛性を高めると同時に、前記パワーユ
ニツト42のガードを行なえるようにしたのであ
る。
即ち図に示す実施例では、前記両ブラケツト3
a,3bをそれぞれ構成している両板体31,3
2間に、補強板33を固着するとともに、この補
強板33と、一方の板体31とにそれぞれボルト
孔34,35を穿設して、その内面側にそれぞれ
ナツト36,37を固着する。
一方、前記結合部材5を円筒状のパイプから形
成し、その長さ方向両端部分を斜上方に屈曲する
とともに、この両屈曲部分の遊端部を更に上方に
屈曲して前記左右両ブラケツト3a,3bへの取
付部51,52を形成する。
又、前記ブラケツト3a,3bの一方の板体3
1に当接する第1接合片61と前記補強板33に
当接する第2接合片62とを備えた断面L字形の
連結体6を形成し、この連結体6の第2接合片6
2に、一対の挾持片63,63を固設するととも
に、この両挾持片63,63間に前記結合部材5
の取付部51,52をそれぞれ嵌め込んで、溶接
により前記取付部51,52を前記挾持片63,
63及び第2接合片62に固着し、更に該取付部
51,52乃至第2接合片62に貫通孔64を、
又前記第1接合片61に挿通孔65をそれぞれ形
成するのである。
そして、以上の如く前記取付部51,52に連
結体6を固設してなる結合部材5を、前記パワー
ユニツト42の下面側を囲撓するように配置し
て、前記連結体6の第1接合片61をブラケツト
の一方の板体31に、又第2接合片62を補強板
33にそれぞれ当てがつた後、前記第1接合片6
1の挿通孔65から前記板体31のボルト孔35
に座金71を介してボルト7を挿通し、その挿通
端部を、前記板体31の内面に固設したナツト3
7に螺締する一方、前記取付部51,52乃至第
2接合片62に形成した貫通孔64から前記補強
板33のボルト孔34にボルト8を挿通して、そ
の挿通端部を前記補強板33の内面に固設したナ
ツト36に螺締するのであつて、これにより、前
記左右ブラケツト3a,3bの壁面、具体的には
前記補強板33に沿わせて前記取付部51,52
を固定することで、前記左右ブラケツト3a,3
bを前記結合部材5をして結合するのである。
本考案は以上の構成からなり、例えばパワーユ
ニツト42の駆動によりプロペラシヤフト41が
自動車進行方向前後に振動するに伴ない、前記し
た如く両リーフスプリング2a,2bが逆位相に
振動するも、該両リーフスプリング2a,2bを
支持している前記左右ブラケツト3a,3bは前
記結合部材5により強固に結合されていることか
ら、該ブラケツト3a,3bが振動することはな
く、従つてこれら両ブラケツト3a,3bを取付
けているフロアパネル1にあつても、前記したよ
うに上下にたわみながら共振する虞れが全くない
のである。
一方、前記結合部材5は、前記パワーユニツト
42の下面に囲撓するように配置されているの
で、該パワーユニツト42のガード部材としての
役割をも同時に果すこととなる。
以上の如く本案懸架装置はリーフスプリングを
支持している左右ブラケツトが結合部材により強
固に結合されていることから、たとえ前記両リー
フスプリングが、プロペラシヤフトの振動や、そ
の他振動する部材より伝達される振動に伴なつて
逆位相に振動した場合でも、該両ブラケツトが振
動することがなく、従つて車室内の騒音の発生原
因であるフロアパネルの振動を大幅に低減できる
のである。
しかも、前記結合部材は、車体の左右両側方に
配置した左右両ブラケツト間にパワーユニツトの
下面を囲繞して、ガードするごとく配置されて介
装されることから、車体の下面側に配置されるパ
ワーユニツトを特別なガード部材を用いることな
く同時にガードすることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案懸架装置の概略平面図、第2図は
要部の下方斜視図、第3図は要部を拡大して示す
分解斜視図、第4図は要部の拡大断面平面図、第
5図及び第6図は従来装置の概略説明図である。 1……フロアパネル、2a,2b……リーフス
プリング、3a,3b……ブラケツト、5……結
合部材、6……連結体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のサイドメンバー10,10間に、エンジ
    ン及び変速装置を備えたパワーユニツト42を配
    設して支持すると共に、前記サイドメンバー1
    0,10に前後1対のブラケツト3a,3a及び
    3b,3bを介して左右1組のリーフスプリング
    2a,2bを支持し、これら各リーフスプリング
    2a,2bに、前記パワーユニツト42に連動す
    る駆動車軸を内装するアクスルハウジング4を支
    持して成る車軸型懸架装置であつて、前記パワー
    ユニツト42側に配置する前記左右のブラケツト
    3a,3b間に、前記パワーユニツト42の下面
    を囲繞して、ガードするごとく配置した結合部材
    5を介装して、前記ブラケツト3a,3bを互い
    に結合したことを特徴とする自動車の車軸型懸架
    装置。
JP12468982U 1982-08-18 1982-08-18 自動車の車軸型懸架装置 Granted JPS5929302U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12468982U JPS5929302U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 自動車の車軸型懸架装置

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JP12468982U JPS5929302U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 自動車の車軸型懸架装置

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Publication Number Publication Date
JPS5929302U JPS5929302U (ja) 1984-02-23
JPS6221446Y2 true JPS6221446Y2 (ja) 1987-06-01

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JP12468982U Granted JPS5929302U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 自動車の車軸型懸架装置

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JPS55110305U (ja) * 1979-01-30 1980-08-02

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JPS5929302U (ja) 1984-02-23

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