JPH0511045Y2 - - Google Patents

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JPH0511045Y2
JPH0511045Y2 JP1985045677U JP4567785U JPH0511045Y2 JP H0511045 Y2 JPH0511045 Y2 JP H0511045Y2 JP 1985045677 U JP1985045677 U JP 1985045677U JP 4567785 U JP4567785 U JP 4567785U JP H0511045 Y2 JPH0511045 Y2 JP H0511045Y2
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JP
Japan
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axle housing
bracket
brackets
differential case
vehicle
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JP1985045677U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両のサスペンシヨン装置に関し、特
に車軸式サスペンシヨン装置の強化構造に関す
る。
[従来の技術] 車軸式サスペンシヨン装置において、車幅方向
に配設したアクスルハウジングには左右両半部の
外周にそれぞれブラケツトを突設して、該ブラケ
ツトにアクスルハウジングと車両フレームを連結
するリンクアームを軸着しあるいは上記ブラケツ
トを弾性部材を介して車両フレームに結合したも
のがある。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、サスペンシヨン装置の上記ブラケツ
トの剛性が不十分な場合には、アクスルハウジン
グの振動が上記ブラケツトで増幅されて車両フレ
ームに大きく伝達され、こもり音の原因となる。
そこで、ブラケツトの剛性を大きくするためにそ
の板厚を増す等の対策がとられているが、これは
重量増やコストアツプの割にはそれ程大きな効果
が得られない。
本考案はかかる問題点に鑑み、ブラケツトの板
厚を増すことなく充分にその強度を向上せしめる
ことができる車両のサスペンシヨン装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 第1図、第2図において、車両幅方向に配設し
たアクスルハウジング1にはこれの左右両半部外
周にそれぞれブラケツト11,12が設けてあ
り、これらブラケツト11,12に一端を軸着さ
れたリンクアーム21,22により上記アクスル
ハウジング1は車両フレーム(図示略)に連結さ
れている。
アクスルハウジング1の中央にはデイフアレン
シヤルケース3が設けてあり、該ケース3と上記
各ブラケツト11,12の先端とをこれらに固着
されるブレース41,42により互いに連結して
ある。
[作用、効果] ブラケツト11,12はブレース41,42に
より、剛性および質量ともに大きいデイフアレン
シヤルケース3に結合されて剛性が付与される。
これにより、アクスルハウジング1に発生する振
動はブラケツト11,12で増幅されることはな
く、リンクアーム21,22への伝達は小さく抑
えられて、こもり音が低減せしめられる。
[実施例 1] 第1図は4リンク式サスペンシヨン装置を前方
より見た斜視図であり、第2図は上記装置の背面
図である。
図において、車両幅方向に配設したアクスルハ
ウジング1には、左右両半部の上面にブラケツト
11が突設され、下面にはブラケツト12が突設
してある。各ブラケツト11,12は所定間隔で
対向する側板を有し、これら側板間にアツパリン
クアーム21およびロアリンクアーム22の一端
を軸支せしめてある。上記リンクアーム21,2
2の他端は図略の車両フレームに軸着してあり、
これらリンクアーム21,22により、上記アク
スルハウジング1は上下動自在に車両フレームに
連結されている。
アクスルハウジング1の中央にはデイフアレン
シヤルケース(以下デフケースという)3が設け
てあり、該ケース3の上面と左右のブラケツト1
1とをブレース41で連結してある。すなわち、
ブレース41は帯状の鋼板であり、その中間位置
でデフケース1にボルト固定されるとともに、屈
曲した両端部がブラケツト11の立壁側面にボル
ト固定されている。また、デフケース3の下面と
左右のブラケツト12とを上記ブレース41と同
一構造のブレース42で連結してある。
かかる構造によれば、ブラケツト11,12は
ブレース41,42により、剛性が高くかつ質量
の大きいデフケース3に一体に結合されて剛性が
付与せしめられ、アクスルハウジング1に発生す
る振動はブラケツト11,12で増幅されず、リ
ンクアム21,22への伝達は小さく抑えられ
る。この結果、こもり音は効果的に低減せしめら
れる。これを第3図に示し、図中実線は本考案で
あり、破線は従来例である。図によれば200Hz以
上の中高速こもり音が良好に低減せしめられてい
る。
さらに、本実施例では、ブレース41,42、
ブラケツト11,12およびアクスルハウジング
1によつてトラス構造が形成されることにより、
アクスルハウジング1自体の曲げ振動が抑制され
るから、さらに有効にこもり音を低減せしめるこ
とができる。
[実施例 2] 第4図において、デフケース3はその後部下面
を防振マウント31によりサポートメンバ32に
支持せしめてあり、前部は、前面に設けたブラケ
ツト14により、防振マウント141を介して図
略の車両フレームに支持せしめてある。上記サポ
ートメンバ32はサイドフレームF1(一方のみ
図示)間に架設されている。
デフケース3の両側面より突出するアクスルハ
ウジング1(一方のみ図示)は、先端を板状ブラ
ケツト13により保持され、ブラケツト13の基
端は図略の防振マウントを介してクロスメンバF
2下面に結合されている。しかして、上記ブラケ
ツト13の基端部、デフケース3の下面およびブ
ラケツト14をブレース43で連結してある。
かかる構造としたことにより、各ブラケツト1
3,14の剛性は向上し、上記実施例と同様の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置を前方より見た全体斜視図、第2
図は装置の背面図、第3図はこもり音低減効果を
示す周波数特性図、第4図は本考案の他の実施例
を示す装置の斜視図である。 1……アクスルハウジング、11,12,1
3,14……ブラケツト、21,22……リンク
アーム、3……デイフアレンシヤルケース、4
1,42,43……ブレース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のアクスルハウジングをこれの左右両半部
    外周にそれぞれ設けたブラケツトおよびこれに一
    端を軸着されたリンクアームを介して車両フレー
    ムに連結してなるサスペンシヨン装置において、
    上記アクスルハウジングの中央に位置するデイフ
    アレンシヤルケースと上記各ブラケツトの先端と
    をこれらに固着されるブレースにより互いに連結
    してなる車両のサスペンシヨン装置。
JP1985045677U 1985-03-28 1985-03-28 Expired - Lifetime JPH0511045Y2 (ja)

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JP1985045677U JPH0511045Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP1985045677U JPH0511045Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JPS61161008U JPS61161008U (ja) 1986-10-06
JPH0511045Y2 true JPH0511045Y2 (ja) 1993-03-18

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JPS61161008U (ja) 1986-10-06

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